JPS5910638A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は局部を衛生的かつ快適に洗浄することのできる
衛生洗浄装置の改良に関する。

従来の衛生洗浄装置として、本出願人が先に出願した１
゛特開昭５５−１４６１６７号公やド」に記載されたも
のがある。これは電子制御によって、噴出部からの局部
洗浄用温水、吹出部からの温風及び便座部の各々の温度
が快適温度となるように温度調整を行うものである。

しかし、この温度調整の基準となる温度設定は回転式フ
まみの回動量に応じた値に相当するよ・うに行うので、
温度設定が正値に行えずが・っ操作性も悪い傾向にある
。また洗浄用温水は開閉ハンドルの開操作によって噴出
部から噴出され、同ハンｉ′ルの閉操作によっ°ζ噴出
が停止さ−ｌられ、−力、温風は押ボタンスイッチの抑
圧操作により吹出部から吹出され、同スイッチへの押圧
解除により温風吹出しを停止させるように構成されてい
る。

以上の洗浄用温水及び乾燥用温風による洗浄時間と乾燥
時間は各々手動操作により開始及び停止を行なわなけれ
ばならないので、継続時間が不安定で最適な洗浄、乾燥
には困難さが残り、また操作性の面でも改良の余地があ
った。

本発明は上記の諸問題を顧みて創作されたものであり、
ワンタッチ操作で洗浄用温水、乾燥用温風、並びに便座
部の各々の温度設定と、最適時間の洗浄及び乾燥が自動
的に行えるようにすることを目的とするものである。

本発明の基本的構成は、衛生洗浄装置において、噴出部
から噴出されて局部を洗浄する温水と、吹出部から吹出
されて局部に付着した温水を乾燥させる温風、及び便座
部の各温度調整をワンタノチ１Ｍ作ごＩＴえもとともに
、洗浄水噴出時間と温風噴出時間を最適となして快適洗
浄及び乾燥が同様にソンタノチ操作で行えるような制御
部をマイクロコンピュータによ、って構成するごとによ
り、！ノンクｙ　’ｆ−操作で洗浄用温水、乾燥用温風
、及び便座部の温度設定と、最適時間の洗浄及び乾燥を
泪動的にｉｉわ−するよ）にしノこものである。

以Ｆ、添付図面に示す実施例に基いて説明する。

第１図に本発明に係る衛生洗浄装置の斜視図が示されで
−おり、図中（１）は便器、（２）は同便器の−・端後
方例に固着される洗浄水タンク、（３）は便蓋、（４）
は便座である。

さらに（５）は便器＋１１の正面側から観て略口状に形
成されて同便器（１）に固定される給水加熱装置本体て
１．上記の便蓋（３）及び便座（４）を回動自在に枢着
すると共に便器（１）の略中心位置に洗浄水噴出部をな
す進退自在なノズル（６）と温風吹出部をなず吹出口（
７）を有している。この給水加熱装置本体（５）の側部
（５ａ）−内には第２図で示すような貯湯槽（８）が内
蔵されており、同貯湯槽（８）には槽内下部に開［コ端
を有する入水管（９）、」一端に配置される吐湯管（１
０）が各々取付けられている。入水管（９）は給水源、
即ち洗浄水タンク（２）への給水管に連絡し、一方吐湯
管θ０）は洗浄水噴出部のノズル（６）に連絡するが、
給水加熱装置本体（５）内には洗浄水の流量、水圧を調
整するとともに逆流を防く各種弁が内蔵される。第７図
に洗浄水の流れを示すフローヂャーｌが１多述する制御
システムとともに示されており、給水源から電磁弁（１
１）を経て二方向に分流し調圧弁（＋２）を通って貯湯
槽（８）内に流入する。同貯湯槽（８）からの温水は真
空破壊弁（１３）を経てノズル（６）に至って吐出され
る。また他側に流出する水は過大流量を排出するもので
この流路には絞り弁（１４）、真空破壊弁（１５）が設
けてあり、排出水として排出される。又はノズル（６）
側及び排出水側の真空破壊弁（１：３）　、　　（＋５
）の−ドレンも排出される。

給水加熱部を構成する貯湯槽（８）内にはシーズピータ
（１７）　、貯湯槽（８）内温水温度を検知する温度セ
ンサ（１８）　、及び貯湯槽（８）内水位とともに浮沈
する浮子を有して０Ｎ−ＯＦＦＬＦＦへを防止するソ１
１−１スイッチ（１９）が設ＬＪである。

第３図に洗浄水噴出部が示されており、ノズル（６）は
中空円筒状の固定外＠（６ａ）と、同固定外筒（６ａ）
軸線力向にスプリング等により進退自在なノズル本体（
６１１）からなり、同ノズル本体（６ｂ）内に連通ずる
洗浄水流入Ｄ（６Ｃ）が貯湯槽（８）の吐湯管（１０１
に連絡している。また（６ｄ）は電磁弁（１１）通過後
に分流する排出水流人用開Ｉ−１であり、間開ｒ−１（
６ｄ）からの排出水は固定外筒（６ａ）の下端から便鉢
方向に排出される。

第４図は温風発生供給部（Ａ）の要部構造であり、吹出
口（７）を・端に開口したダク）１２０）の一端にファ
ン１−一夕（Ｆ）により回転するシロッコファンが設＆
Ｊられダク）・（２０）の中途にはニクロム線よりなる
し−タ（２１）が空気流路内に介在するよ・）に取付１
３である。また吹出Ｌ：Ｊ　ｆ７１近傍には負特性のリ
ーミスタ（２２）を用いた温風温度セン刃（２３）、及
び温風過熱若しくは制御系の故障等による事故を防くた
めの温度ヒユーズ（２４）が各々取付しノられ一ζいる
。

第５図に便座（４）の斜視図、及び第６図に同第５図の
１−■線矢視による断面図が示されており、便座（４）
の裏面側全周に便座暖房部をなすチュービングヒータ（
２６）が貼着されている。このチュービングヒータ（２
６）は便座（４）裏面に直接取（＝Ｊけてもよいが、図
示のようにアルミ箔（２７）を介在させることもできる
。また（２８）は便座（４）温度を検知するためのザー
ミスタよりなる便座温度センサ、（２９）は加熱防止用
の温度ヒユーズである。

上記構成において、洗浄水温度、温風温度、及び便座温
度の設定と、最適洗浄を行うための洗浄水噴出時間、温
風吹出し時間及び便座の暖房時間を適宜制御する制御部
（Ｃ）を給水加熱装置本体（５）内に組込む。この制御
部（Ｃ１はマイクロコンピュータにより構成され、その
システム図が第７図に示されている。同図中、（３０）
は主体をなすＣＰＵ詰装置（３１）は増幅器、（３２）
は同増幅器（３１）からの信号を貯湯槽（８）のシーズ
ピータ（１７）、温風発生供給部のヒータ（２＋）、便
座（４）のチュービングヒータ（２６）、及び電磁弁（
１１）へ伝達して１ｌｌｌ電を電ｒ的に行・うソリノ１
ステー１〜リレー、（３，ｉ　）　４Ｊ：　ｌｔｉ’湯
槽（８）の塩度センサ　（＋８）　、温風発生供給部の
温風ｄ、に度センリ′（２３）、及び便座（４）の便座
１品度ノ！ンナ（２８）からの信号を受する一フルヂプ
レクリ、（３４）はアナログ−ディジタル変換器、（３
５）は表示パネルに設ＤＪられる時計のためのパルス発
生回路である。

１６記制御系の操作は第１図で示すように便器＋１＋と
別体に設置されるリモコンスイッチ（Ｒ）　とｍ水加熱
装置本体（５）に設りられるパネルスイッチ（Ｐ）とに
より行う。第８図と第９図に両スイッチが示されており
、リモコンスイッチ（Ｉ？）には洗浄ボタン（５０）　
、乾燥ボタン（５１）、及び停止ボタン（５２）が備え
られている。このボタンはモーメンタリ−押ボタンスイ
ノヂ形を用いる。

リモコンスイッチ（Ｒ）の洗浄ボタン（５ｏ）を押すと
、電磁弁（１１）と貯湯槽（８）のシーズヒータ（１７
）に通電され快適温度の洗浄水がノズル（６）より噴出
されるとともに、便座（４）のチュービングヒータ（２
ｆｉ　）に通電されて便座（４）が暖房される。ごの時
、洗浄水温度はセンサ（１８）により検知されＣＩ”Ｕ
装置（３０）にフィー１°ハツクされて設定された快Ｓ
’ｔ＝度となるように制御され、かつ便座温度も同様に
便座温度センサ（２８）によって検知され、ＣＰＵ装置
（３０）によって設定された快適塩度となるように制御
される。次に乾燥ボタン（５１）を押すとシーズヒータ
（１７）　−・の通電が切れかつ電磁弁（１１）が開弁
して洗浄水の吐出が停止し、代わりに温風発生供給部の
ヒータ（２１）に通電されるとともにファンモータ（Ｆ
）が回転し、吹出口（７）から温風が吹き出される。こ
の温風の温度は吹出口（７）付近に設けられた温風温度
センサ（２３）により検知されＣＰＵ装置（３０）　ｃ
こフィードバックされてヒータ（２１）への通電を制御
することにより温風温度を設定された温度となるように
制御される。またこの乾燥時間の間も便座（４）のデユ
ーピングヒータ（２６）にも継続して通電されて便座（
４）を暖房する。付着洗浄水の乾燥が終了すると停止ボ
タン（５２）を押すことにより温風の吹出し及び便座の
暖房が停止して洗浄の一過程を終了するちのである。

以１−は洗浄の起動から停止までの過程であるがバネル
ス１インチ（Ｉ））には洗浄水温度、乾燥用温風温度、
便座温度を快適温度に設定する調整ボタン、および洗浄
、乾燥の１す°イクルの時間を調整　　・−するタイマ
ーボタン等が設番ノられる。第９図におい“ζ、　（５
３）　１．（５４）は各々手動ボタン及び自動ボタン”
乙手動ボタン（５３）がＯＮのときは前述したリモコン
スイッチ（Ｒ）を用い゛ζ洗浄、乾燥および停止を行・
）ものである。（５５）は温度調整部で、洗浄水温度を
設定する温水ボタン（５６）、乾燥用温風温度を設定す
る温風ボタン（５７）、及び便座温度を設定する便座ボ
タン（５８）が並べられ、その下には温度を昇降させる
温度上昇ボタン（５９）、温度下降ボタン（６ｏ）が設
６ノられる。（６１）、（６２）、（６３）は各々洗浄
水温度、温風温度及び便座温度を表示するインジケータ
であり、例えば洗浄水温度を設定するには、まず温水ボ
タン（５６）を押し次に温度」−胛ボタン（５９）又は
温度下降ボタン（６ｏ）を押圧操作して温度を昇降さＵ
ｏ、インジケータ（６１）を利用して温度を設定する。

温風温度及び便座温度の設定も上記と同様な操作によっ
て行うことができる。尚、温度設定時以外にはインジケ
ータ（６１）、（６２）、（６３）は現在の各部の温度
を表示するよ・うにしておく。

（６４）　ハ洗浄と乾燥のトサイクル時間をプログラム
するプログラムタイマ一部で、（６５）、（６６）は各
々洗浄時間設定ボタン、乾燥時間設定ボタン、（６７）
は例えば３０秒毎の時間をプログラムすることのできる
タイマーボタンである。このプログラムタイマ一部（６
４）の操作は、例えば洗浄時間を設定する場合、まず洗
浄時間設定ボタン（６５）を押し、次に必要とする時間
のタイマーボタン（６７）を押した後、完了ボタン（６
８）を押・已ば洗浄時間の設定ができる。また乾燥時間
の設定も同様な操作により行える。便座（４）の暖房時
間は上記の洗浄時間と乾燥時間の合計タイムとし゛ζ自
動的にプログラムされるようにしておく。あるいは２４
Ｉｆタイマーで七ソ１−可能にし′ζもよい。

さらに（６９）は時計であり、（７ｏ）は同時Ｎｌ（６
！〕）の誤差を修正する時刻設定ボタンである。

１り」−の諸ｙ装置により、自動運転する場合には、ま
′４．ｌ記の！ｙｊ領で各温度、及び時間を各々温度調
整部（５５）、ゾログラムタ・イマ一部（６４）で設定
し、自動ボタン（５４）を押・ｌば、前述した制御系に
、ｊ、り設定温度の洗浄水が設定時間の間ノズル（６）
より１（１，出され”ζ局部洗浄を行ない、この後設定
温度の６１に風が設定時間の間吹出口（７）より供給さ
れる。

またこの間即し洗浄開始から温風停止にまで継続し−ζ
便座（４）は設定された温度に暖房される。

また、温度の設定変更、及び洗浄、乾燥時間の変更（Ｊ
使用中であっても適宜前述したボタン操作により節単に
行・）ことができる。

尚、手動ボタン（５３）がＯＮの場合は前述のりＴ−１
ンス・イノヂ（［ζ）を用いて洗浄を行うので、１１１
グラムタイマ一部（６４）は動作せず、洗浄、乾燥時間
は使用者が任意となすことができる。この場合温度の設
定は上記と同様に温度調整部（５５）により行う。

第１０図にＧＪ別のパネルスイッチの実施例が示されて
おり、これはりモコンスイノチ（Ｒ）を取去り、パネル
に全スイッチを統合し、たものである。

同第１０図において、（７１）は自動スイッチ、（７２
）は洗浄用手動スイッチ、（７３）は乾燥用手動スイッ
チであり、手動の場合、両手動スイッチ（７２）、（７
３）を押せば一定時間内において洗浄温水の吐出及び温
風の吹出しが行え、この動作時間内に洗浄が不十分であ
る時は再度オンして洗浄及び乾燥を行う。（７４）、（
７５）、（７６）は各々温水温度設定ボタン、温風温度
設定ボタン及び便座温度設定ボタンであり、各温度の増
減は下位の減算七ノドボタン（７７）及び加算セノトボ
クン（７８）により行う。即ち、温水温度の設定の場合
にはまず温水温度設定ボタン（７４）を押したのし両セ
ノＩ・ボタン（７７）、（７８）を押圧する。この時上
位のモニタ部（７９）に温度表示がなされ所定の温度に
なった時点でセノトボクンーの押圧を解除すれば温度設
定が行える。他の温度設定も上記と同し操作により行う
ことができる。モニタ部（７９）には通當、時刻が表示
されるが、各温度設定の時にはその設定温度が表示され
る。（８ｏ）、（８１）、（８２）はモニタ部（７９）
のＴニー１°表示ボタンで、時削Ｔ−−１表示ボタン（
８ｏ）を押すと時刻が、設定、Ｔニー１表示」くタン（
８１）により設定温度が、さらに温度Ｔ−−１表示ボタ
ン（８２）により動作温度が表示される。

また（８３）はモこ一タスイソヂで１回オンする毎に温
水、温風及び便座、リセットの順に切換り、各機能の動
イ１温度をモニタ部（７９）に表示さ−Ｕることができ
る。

以上の構成において、自動運転する場合には前記実施例
の場合と同様に温度設定を行った後、自動スイッチをオ
ンすれば洗浄温水が設定温度となっ′ζノズル（６）か
ら・定時間吐出されその後設定温度の温風が吹１１月」
（７）より　・定時間放出される。温風の吹出しが終了
すると＝一過程が完了するが、便座（／Ｉ）は洗浄開始
から乾燥終了まで継続し”ζ設定温度に暖房される。な
お、使用中であっても各温度の設定変更は可能である。

尚、本発明はマイクし１コンピユータのプログラムによ
り種々の変形が可能である。

以上のように本発明に係る衛生洗浄装置はその構成によ
り下記の効果を奏する。

（１）　　マイクロコンピュータにより構成された制御
部によって、洗浄時間の設定ができ、ワンタノヂ操作で
洗浄温水により最適時間の洗浄が自動的に行え便利で快
適に使用できる。

（２）制御部はマイクロコンピュータによす構成したの
で制御部を小型化でき、製作コス１−の低下が図れると
ともに作動の安定化を実現することができ、かつ衛生洗
浄装置に多種の機能を何月することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は衛生洗浄装置の斜視図、第２図は給水加熱装置
本体の貯湯槽内蔵部分を示す−・部切欠側面図、第３図
は噴出部を示す断面図、第４図は温風発生供給部の斜視
図、第５図は便座の斜視図、第６図は同第５図のＩ−Ｉ
線矢視図、第７図は制御系と洗浄水の流れを示すシステ
ム図、第８図はりモコンスイノチの正面図、第９図は給
水加熱装置本体のバイルス・イノヂ部正面図、第１０図
は他のパネルスイッチ部の実施例を示す正面図である。 （１）：　便器　　　　　　　　　　　　（６）：　ノ
ズル（噴出８１（ン（８）；貯湯１”Ｖ（給水加熱部）
（Ｃ）：制御部特消出願人　　　　東陶機器株式会社（
ほか１名）代　理　人　　　　小　堀　　益　（ほか２
名）第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　便器と、同便器に設けられ局部に温水を噴出し洗
   浄する噴出部と、同噴出部に温水を供給する給水加熱部
   と、マイクロコンピュータにより構成され洗浄時間の設
   定を行う制御部とを具備していることを特徴とする衛生
   洗浄装置。