JPS59103789A - インクジエツト記録用紙 - Google Patents
インクジエツト記録用紙Info
- Publication number
- JPS59103789A JPS59103789A JP57212931A JP21293182A JPS59103789A JP S59103789 A JPS59103789 A JP S59103789A JP 57212931 A JP57212931 A JP 57212931A JP 21293182 A JP21293182 A JP 21293182A JP S59103789 A JPS59103789 A JP S59103789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pvp
- paper
- recording paper
- ink
- vac
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5254—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Paper (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はインクジェット記録用のインクジェット記録用
紙に関するものである。
紙に関するものである。
インクジェット方式による記録は騒音が少ないこと、カ
ラー化が容易であること、高速記録が可能である事、普
通紙が使用出来る事、等の理由から近年注目を集め、フ
ァクシミリ、各種プリンター等への応用が広がりつつあ
る。一般にインクジェット記録方式に使用される記録紙
は普通紙で良いとされているが、それは広く世の中に使
用されている一般紙がすべて使用出来ると言う意味では
なく、よりすぐれた記録物を得るためには、紙自身がい
くつかの条件を具備している事が必要である。その条件
としては次の様なものを上げる事が出来る。
ラー化が容易であること、高速記録が可能である事、普
通紙が使用出来る事、等の理由から近年注目を集め、フ
ァクシミリ、各種プリンター等への応用が広がりつつあ
る。一般にインクジェット記録方式に使用される記録紙
は普通紙で良いとされているが、それは広く世の中に使
用されている一般紙がすべて使用出来ると言う意味では
なく、よりすぐれた記録物を得るためには、紙自身がい
くつかの条件を具備している事が必要である。その条件
としては次の様なものを上げる事が出来る。
（１）インクの吸収性にすぐれており、紙面上に付着し
たインクドツトを速やかに紙の内部に吸収出来ること。
たインクドツトを速やかに紙の内部に吸収出来ること。
（２）紙面上でのインクドツトの広がりを抑える事が出
来ること。
来ること。
（１）の条件はインクジェット記録用紙の具備しなけれ
ばならない最も基本的な条件であるが、この条件はイン
クジェット方式によってカラー画像を描こうとする様な
場合には特に重要な性質となる。
ばならない最も基本的な条件であるが、この条件はイン
クジェット方式によってカラー画像を描こうとする様な
場合には特に重要な性質となる。
それはカラー画面を描くためにはイエロ、シアン。
マゼンタの各インクの組合せで多色を作り出す必要があ
るので、異色インクが紙面上の同一ケ所に付着するため
に単位面積あたりのインク量が多くなるからである。
るので、異色インクが紙面上の同一ケ所に付着するため
に単位面積あたりのインク量が多くなるからである。
（２）の条件はあざやかな記録物を得るだめの必要条件
であって、インクドツトの広がりを防止する事によって
記録物の反射濃度を上げる事が出来る。
であって、インクドツトの広がりを防止する事によって
記録物の反射濃度を上げる事が出来る。
一般に記録物の反射濃度を上げる最も簡単な方法はイン
ク中に含まれる染料濃度を大きくする事であるが、その
様な方法にはヘッドノズルの目詰り等の理由で制限があ
る。したがって、紙がこの様な性質をもつ事は重要であ
る。
ク中に含まれる染料濃度を大きくする事であるが、その
様な方法にはヘッドノズルの目詰り等の理由で制限があ
る。したがって、紙がこの様な性質をもつ事は重要であ
る。
これら（１）、＜２）の条件は基本的な条件であるが、
それ以外にも、（３）インクの深さ方向への浸透が大き
すぎない様にする事、（４）紙がすぐれた白色度を有す
る事、などの条件が必要である。記録物の反射濃度はほ
とんど紙の表面で決まるので深さ方向への浸透が大きす
ぎると反射濃度を高く出来々い事になる。この様な記録
紙は一般に晒化学バルブを主原料とした填料、染料、及
び場合によりサイズ剤９紙力増強剤などを加えて抄紙さ
れる。
それ以外にも、（３）インクの深さ方向への浸透が大き
すぎない様にする事、（４）紙がすぐれた白色度を有す
る事、などの条件が必要である。記録物の反射濃度はほ
とんど紙の表面で決まるので深さ方向への浸透が大きす
ぎると反射濃度を高く出来々い事になる。この様な記録
紙は一般に晒化学バルブを主原料とした填料、染料、及
び場合によりサイズ剤９紙力増強剤などを加えて抄紙さ
れる。
以上、述べた様な条件を有するインクジェット用記録用
紙に関しては、特開昭６２−７４３４０号公報があり、
同公報には［坪量Ｃ／、？）に対する透気度（ｓｅｃ）
の比（透気度／坪量）が０．３以下であり、しかも、イ
ンキジェット記録用の水性インキ０．００４−を滴下せ
しめた際のインキの吸収時間が２秒以上６０秒以下の範
囲にある事を特徴とするインキジェット記録用紙」が、
また特開昭６２−５３０１２号公報には［それ自体公知
の湿潤紙力増強剤を内添して得られたステキヒトサイズ
度１秒以下の抄紙原紙に、塗工紙製造用の塗料を塗工す
る事によってステキヒトサイズ度３秒以下の表面塗工紙
とする事を特徴とする記録用紙の製造方法」が記載され
ている。これらの中には表面サイズ剤として、酸化デン
プン、ｐｖｐ、ガラクトマンナンガムポリアクリルアミ
ド、アルギン酸ソーダ、スチレン−マレイン酸コポリマ
ー。
紙に関しては、特開昭６２−７４３４０号公報があり、
同公報には［坪量Ｃ／、？）に対する透気度（ｓｅｃ）
の比（透気度／坪量）が０．３以下であり、しかも、イ
ンキジェット記録用の水性インキ０．００４−を滴下せ
しめた際のインキの吸収時間が２秒以上６０秒以下の範
囲にある事を特徴とするインキジェット記録用紙」が、
また特開昭６２−５３０１２号公報には［それ自体公知
の湿潤紙力増強剤を内添して得られたステキヒトサイズ
度１秒以下の抄紙原紙に、塗工紙製造用の塗料を塗工す
る事によってステキヒトサイズ度３秒以下の表面塗工紙
とする事を特徴とする記録用紙の製造方法」が記載され
ている。これらの中には表面サイズ剤として、酸化デン
プン、ｐｖｐ、ガラクトマンナンガムポリアクリルアミ
ド、アルギン酸ソーダ、スチレン−マレイン酸コポリマ
ー。
ＯＭＯその他のセルロール誘導体、カゼイン、大豆蛋白
１等が記載されている。又添加サイズ剤あるいは疎水性
物質又はラテックスとして、ロジン及びその誘導体９石
油樹脂、フタール酸、マレイン酸及びその誘導体、ワッ
クス、合成樹脂脂肪酸。
１等が記載されている。又添加サイズ剤あるいは疎水性
物質又はラテックスとして、ロジン及びその誘導体９石
油樹脂、フタール酸、マレイン酸及びその誘導体、ワッ
クス、合成樹脂脂肪酸。
アルキルケテンダイマーが記載されている。又顔料、填
料として、カオリン、炭酸カルシウム、水酸化アルミニ
ウム、サチン白、酸化チタン、尿素−ホルマリン系有機
填料が記載されている。
料として、カオリン、炭酸カルシウム、水酸化アルミニ
ウム、サチン白、酸化チタン、尿素−ホルマリン系有機
填料が記載されている。
又、特開昭６６−５８３０号公報には、「支持体および
その表面に設けられたインク吸収層から成り、不透明度
が６５．０乃至９７．６％、インク吸収層の吸収性が１
．６乃至１ｓ、ｏミ＋Ｊメートル／分である事を特徴と
するインクジェット記録用シート」が、特開昭６５−１
１８２９号公報には［下記の要件（１）乃至（４）を具
備するインクジェット記録用シート。（１）２層以上の
層構成を有する事、（２）不透明度が６６．０乃至９７
．６％であること、（３）最表層の厚味が１．０乃至１
ｅ、ｏ６クロンであること、（４）最表層のインク吸収
性が、１．６乃至５．５ 、’ ！７メートル／分であ
り、第２層のインク吸収性が６．６乃至６０．０ミリメ
ートル／分であること」が記載されている。
その表面に設けられたインク吸収層から成り、不透明度
が６５．０乃至９７．６％、インク吸収層の吸収性が１
．６乃至１ｓ、ｏミ＋Ｊメートル／分である事を特徴と
するインクジェット記録用シート」が、特開昭６５−１
１８２９号公報には［下記の要件（１）乃至（４）を具
備するインクジェット記録用シート。（１）２層以上の
層構成を有する事、（２）不透明度が６６．０乃至９７
．６％であること、（３）最表層の厚味が１．０乃至１
ｅ、ｏ６クロンであること、（４）最表層のインク吸収
性が、１．６乃至５．５ 、’ ！７メートル／分であ
り、第２層のインク吸収性が６．６乃至６０．０ミリメ
ートル／分であること」が記載されている。
そして、これらの中にはインク吸収層を形成する白色顔
料として、クレー、タルク、けいそう土、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム。
料として、クレー、タルク、けいそう土、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム。
酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、ケチ／ホワイト、け
い酸アルミニウム、リトポン、が、またバインダー樹脂
として、酸化デンプン、エーテル化デンプン、ゼラチン
、カゼイン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキン
エチルセルロース、ポリビニルアルコール、８８Ｒラテ
ツクス、が記載されている。
い酸アルミニウム、リトポン、が、またバインダー樹脂
として、酸化デンプン、エーテル化デンプン、ゼラチン
、カゼイン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキン
エチルセルロース、ポリビニルアルコール、８８Ｒラテ
ツクス、が記載されている。
本発明者は、すでに述べた（１）〜（４）の条件を満足
する様なインクジェット記録用紙に関する広範囲な研究
を行なった結果、上記のいくつかの先行公知文献に記載
されている様なサイジング剤、又はバインダー樹脂と顔
料、填料の組合せでは記録用紙として十分な特性が得ら
れない事を見つけだした。特に、サイジング剤又はバイ
ンダー剤としての樹脂及び填料の選択が重要であるが、
前記従来の樹脂ではインク吸収性が不十分であり十分な
記録物の濃度が得られ々い場合が多い事が分った。
する様なインクジェット記録用紙に関する広範囲な研究
を行なった結果、上記のいくつかの先行公知文献に記載
されている様なサイジング剤、又はバインダー樹脂と顔
料、填料の組合せでは記録用紙として十分な特性が得ら
れない事を見つけだした。特に、サイジング剤又はバイ
ンダー剤としての樹脂及び填料の選択が重要であるが、
前記従来の樹脂ではインク吸収性が不十分であり十分な
記録物の濃度が得られ々い場合が多い事が分った。
発明の目的
本発明は前記（１）〜（４）の条件、すなわちインクの
吸収性がすぐれていること、紙面上でのインクドツトの
広がりを抑えること、インクの深さ方向への浸透が大き
すぎないこと、すぐれた白色度を有することの４点を備
えた記録譲度の高いインクジェット記録用紙を提供する
ことを目的とするものである。
吸収性がすぐれていること、紙面上でのインクドツトの
広がりを抑えること、インクの深さ方向への浸透が大き
すぎないこと、すぐれた白色度を有することの４点を備
えた記録譲度の高いインクジェット記録用紙を提供する
ことを目的とするものである。
発明の構成
本発明はサイジング剤又はバインダー剤としてポリビニ
ルピロリドン（以下ＰｖＰと略す）、あるいはポリビニ
ルピロリドン−ポリ酢酸ビ、ニルコポリマー（以下ＰＶ
Ｐ／ＶＡｃと略す）を、填料として有機変性クレー鉱物
を使用したインクジェット記録用紙である。。
ルピロリドン（以下ＰｖＰと略す）、あるいはポリビニ
ルピロリドン−ポリ酢酸ビ、ニルコポリマー（以下ＰＶ
Ｐ／ＶＡｃと略す）を、填料として有機変性クレー鉱物
を使用したインクジェット記録用紙である。。
実施例の説明
以下本発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。ｐｖ
ｐおよびＰＶＰ／ＰＶＡｃは水溶性高分子であって透明
の膜を形成する。その工業的な応用としては化粧品への
応用、医薬品への応用、接着剤への応用、清浄剤及び石
鹸への応用、繊維仕上剤への応用、インクへの応用１石
版印刷への応用。
ｐおよびＰＶＰ／ＰＶＡｃは水溶性高分子であって透明
の膜を形成する。その工業的な応用としては化粧品への
応用、医薬品への応用、接着剤への応用、清浄剤及び石
鹸への応用、繊維仕上剤への応用、インクへの応用１石
版印刷への応用。
紙への応用１等が知られている。このうち紙への応用は
、再生用ボロの脱色、セルローズ紙の引裂強度の増加剤
、無機質のフレークや繊維で作られた特殊な紙の結合剤
１等が知られている。
、再生用ボロの脱色、セルローズ紙の引裂強度の増加剤
、無機質のフレークや繊維で作られた特殊な紙の結合剤
１等が知られている。
一方、インクへの応用の特徴として、染料を使ったイン
クに対してはｐｖｐはその溶解性を良好にし、ゲル化を
防ぎ、低濃度の色素でも深い色相を与えるなどの効果が
あると言われている。
クに対してはｐｖｐはその溶解性を良好にし、ゲル化を
防ぎ、低濃度の色素でも深い色相を与えるなどの効果が
あると言われている。
又白色填料としての有機変性クレーは水系ラテックスペ
イントのゲル化剤として利用され、顔料を懸濁させ、侵
入度をコントロールし、チクソトロピーを高める為のも
ので、特に、接着剤、ワックス、プラスチックコンパウ
ンドに応用されているものである。
イントのゲル化剤として利用され、顔料を懸濁させ、侵
入度をコントロールし、チクソトロピーを高める為のも
ので、特に、接着剤、ワックス、プラスチックコンパウ
ンドに応用されているものである。
しかし、ｐｖｐ又はＰＶＰ／ＶＡｃと有機変性クレーと
の糸は従来はインクジェット用記録紙に使用されること
は全くなかった。
の糸は従来はインクジェット用記録紙に使用されること
は全くなかった。
ところが、本発明者らの実験によると、ＰｖＰ又はＰ
Ｖ Ｐ ／Ｖ Ａｃと有機変性クレーとの糸をサイジン
グ剤又は表面塗布剤として利用することにより前記（１
）〜（４）の４つの条件を満たすすぐれたインクジェッ
ト記録用紙が得られることが見出された。
Ｖ Ｐ ／Ｖ Ａｃと有機変性クレーとの糸をサイジン
グ剤又は表面塗布剤として利用することにより前記（１
）〜（４）の４つの条件を満たすすぐれたインクジェッ
ト記録用紙が得られることが見出された。
又ＰＶＰ 、ＰＶＰ／ＶＡｃと有機変性クレーノ糸をサ
イジング剤又は表面塗布剤として利用するのではなく紙
に内添する方法によっても同様にすぐれたインクジェッ
ト記録用紙を作る事ができる。
イジング剤又は表面塗布剤として利用するのではなく紙
に内添する方法によっても同様にすぐれたインクジェッ
ト記録用紙を作る事ができる。
ここでｐｖｐとしては平均分子量 ３ｅｏ’、ｏｏ。
のも（７） （Ｋ−９０と略す）、平均分子量１６０，
０００のもの（Ｋ−ｓｏと略す）、平均分子量４０，０
００のもの（Ｋ−３０と略す）、平均分子量１０，００
０のもの（Ｋ−１ｏと略す）の４種類をもちいたが、こ
れらの分子量の範囲では記録特性に本質的な差は観察さ
れ子、いずれも同程度に良い効果があった０したがって
、以降の記述によるｐｖｐとしてはに−３０のものを代
表例として示す事にする０又、ＰＶＰ／ＶＡｃとシテは
Ｐ Ｖ Ｐ トＰＶＡｃ （７）比ｇが７０／３０，６
０／４ｏ、６０／６０，３０／７０゜のものをそれぞれ
使用したがいずれの場合にも良好な結果が得られ、記録
特性に差はほとんど観察されなかった。したがってＰＶ
Ｐ／ＶＡｃにおいても以降の記述には ／ ｒｓ ｏ
の組成比を有するものの特性を示すことにする。
０００のもの（Ｋ−ｓｏと略す）、平均分子量４０，０
００のもの（Ｋ−３０と略す）、平均分子量１０，００
０のもの（Ｋ−１ｏと略す）の４種類をもちいたが、こ
れらの分子量の範囲では記録特性に本質的な差は観察さ
れ子、いずれも同程度に良い効果があった０したがって
、以降の記述によるｐｖｐとしてはに−３０のものを代
表例として示す事にする０又、ＰＶＰ／ＶＡｃとシテは
Ｐ Ｖ Ｐ トＰＶＡｃ （７）比ｇが７０／３０，６
０／４ｏ、６０／６０，３０／７０゜のものをそれぞれ
使用したがいずれの場合にも良好な結果が得られ、記録
特性に差はほとんど観察されなかった。したがってＰＶ
Ｐ／ＶＡｃにおいても以降の記述には ／ ｒｓ ｏ
の組成比を有するものの特性を示すことにする。
以下に実験データーを示しながら本発明のさらに詳細な
説明を行なう。
説明を行なう。
インクジェットによる記録はノズ？し径４０μｍのオン
デマンド型・＼ラドを使用し、３個のインクジェット・
＼ラドからそれぞれシアン、イエロ、マゼンタの３色の
インクを吐出させて行なった。これらのインクの組合せ
によって、レッド、グリーン、ブルー、セピアの各色を
作り出した。インクの吐出量は印加電圧の制御により７
段階に変化させ６本／閣で記録した。単色の場合の各段
階での単位面積あたりの吐出量は次の通りである。第１
の段階、２．６×１０−４００／ｃｄ１第２段階、 ４
．７Ｘ１ｏ−４００／ｃ、、第３段階、 ６．４Ｘ１０
’ ００／、、１゜第４段階＋ ７− ＯＸ １０
’ ００乙ｄ１第６段階、７．９×１０−４００／／ｃ
ｒ１１第６段階、 ８．７ Ｘ １０ ’ ０”／、、
Ｈ１第７段階、 ９．４ Ｘ １０ ’ ”／ｃｎ、。
デマンド型・＼ラドを使用し、３個のインクジェット・
＼ラドからそれぞれシアン、イエロ、マゼンタの３色の
インクを吐出させて行なった。これらのインクの組合せ
によって、レッド、グリーン、ブルー、セピアの各色を
作り出した。インクの吐出量は印加電圧の制御により７
段階に変化させ６本／閣で記録した。単色の場合の各段
階での単位面積あたりの吐出量は次の通りである。第１
の段階、２．６×１０−４００／ｃｄ１第２段階、 ４
．７Ｘ１ｏ−４００／ｃ、、第３段階、 ６．４Ｘ１０
’ ００／、、１゜第４段階＋ ７− ＯＸ １０
’ ００乙ｄ１第６段階、７．９×１０−４００／／ｃ
ｒ１１第６段階、 ８．７ Ｘ １０ ’ ０”／、、
Ｈ１第７段階、 ９．４ Ｘ １０ ’ ”／ｃｎ、。
レッド、グリーン、ブルーの場合は吐出量は２倍、セピ
アの場合は３倍となる。したがって、第７段階のセピア
色が記録条件としては最もきびしい事になる。これらの
記録の他にさらに２本／ｗｎの記録も行なった０ 記録物の評価は、■第７段階目の各色の反射濃度の測定
、■インキの流れ出し、にじみの程度（これは紙の吸収
性を示す）を知るためにセピア色のどの段階でにじみ、
流れ出しが生じるかを判定。■第７段階のセピア色が記
録後何秒で見かけ上乾燥した状態となるかの測定。■２
本／胴の記録を行なった場合の第一段階での記録物の面
積率の測定。（これはインクドツトの広がりの程度、い
わゆるボケの程度を示している）、の４項目について行
々っ′だ。
アの場合は３倍となる。したがって、第７段階のセピア
色が記録条件としては最もきびしい事になる。これらの
記録の他にさらに２本／ｗｎの記録も行なった０ 記録物の評価は、■第７段階目の各色の反射濃度の測定
、■インキの流れ出し、にじみの程度（これは紙の吸収
性を示す）を知るためにセピア色のどの段階でにじみ、
流れ出しが生じるかを判定。■第７段階のセピア色が記
録後何秒で見かけ上乾燥した状態となるかの測定。■２
本／胴の記録を行なった場合の第一段階での記録物の面
積率の測定。（これはインクドツトの広がりの程度、い
わゆるボケの程度を示している）、の４項目について行
々っ′だ。
実施例１
この実施例では有機変性クレーとしてベントンＬＴを白
色顔料とした場合のバインダ樹脂の検討結果を示す。
色顔料とした場合のバインダ樹脂の検討結果を示す。
各種のバインダー樹脂の８％水溶後にベントンＬＴ１５
重量係を加え、ファン攪拌によってスラリーとした。こ
のスラリーをワイヤーバーによって市販の頁紙上に塗布
し、さらにロールによるプレスを行なって表面塗工紙を
得た○塗工層の厚さは５〜２０／ｌＺｍで、Ａ４判紙の
上には０．３〜２７）グの塗布剤が塗工されている。
重量係を加え、ファン攪拌によってスラリーとした。こ
のスラリーをワイヤーバーによって市販の頁紙上に塗布
し、さらにロールによるプレスを行なって表面塗工紙を
得た○塗工層の厚さは５〜２０／ｌＺｍで、Ａ４判紙の
上には０．３〜２７）グの塗布剤が塗工されている。
この様にして製造された記録用紙を前述の方法に従って
記録、評価した。その結果を第１表に示す。
記録、評価した。その結果を第１表に示す。
第１表
反射濃度はマゼンタ色第７段階での結果であるが、他の
６色も本質的に同じ傾向を示している。
６色も本質的に同じ傾向を示している。
第１表に示した結果から明らかである様に、にじみ、乾
燥時間等の特性に及ぼすバインダ樹脂の影響は非常に大
きく、本発明になるｐ ｖ ｐ 、 ＰＶＰ／ＶＡＯ樹
脂は第７段階においてもにじみを生じることがなく他の
バインダー樹脂に比べ著しくすぐれた特性となる事が分
る。ＰＶＰ、ＰＶＰ／ＶＡｃにつづいてすぐれた吸収性
を示すのはＰＶＡ、ヒドロキシエチルセルロースであっ
たが、こレラのバインダ樹脂においては第６〜６段′階
でにじみが生じ、乾燥時間は４ｏ〜ａｏｓｅｃを要した
。反射濃度と面積率に関しては酸化デンプンはすぐれて
いたが、ＰＶＰ 、ＰＶＰ／ＶＡｃは酸化デンプンに
次いですぐれた特性を示した。
燥時間等の特性に及ぼすバインダ樹脂の影響は非常に大
きく、本発明になるｐ ｖ ｐ 、 ＰＶＰ／ＶＡＯ樹
脂は第７段階においてもにじみを生じることがなく他の
バインダー樹脂に比べ著しくすぐれた特性となる事が分
る。ＰＶＰ、ＰＶＰ／ＶＡｃにつづいてすぐれた吸収性
を示すのはＰＶＡ、ヒドロキシエチルセルロースであっ
たが、こレラのバインダ樹脂においては第６〜６段′階
でにじみが生じ、乾燥時間は４ｏ〜ａｏｓｅｃを要した
。反射濃度と面積率に関しては酸化デンプンはすぐれて
いたが、ＰＶＰ 、ＰＶＰ／ＶＡｃは酸化デンプンに
次いですぐれた特性を示した。
実施例２
本実施例ではＰＶＰ、ＰＶＰ／ＶＡｃをバインダー樹脂
とした場合の白色顔料の検討結果を示す。
とした場合の白色顔料の検討結果を示す。
ｐｖｐ、又はＰＶＰ／ＶＡｃ （７）、１０％水溶液中
に各種の白色顔料を加え実施例１と同様の方法でスラリ
ーとし、同様の方法で表面塗工紙を得た。
に各種の白色顔料を加え実施例１と同様の方法でスラリ
ーとし、同様の方法で表面塗工紙を得た。
ｐｖｐをバインダー樹脂とした場合の白色顔料の種類と
記録物の評価結果を第２表に示す。記録方法、評価方法
は前述の通りである。
記録物の評価結果を第２表に示す。記録方法、評価方法
は前述の通りである。
第２表
第２表の結果から明らかな様に、酸化チタン。
シリカ、ケイ酸アルミニウム、サテンホワイト。
酸化亜鉛等では画像全体が白く見える言ゎゆる白ボケ現
象が生じ、反射濃度も。、９以上には高くならない。こ
れはインクが塗工紙表面にとどまらず、紙表面に白色顔
料が析出してくるためである。これに対し、有機変性ク
レー、タルク、けいそう土、等では白ぼけ現象は生じず
反射濃度も０．９以上の値となる。白ぼけ現象の生ずる
様な白色顔料では顔料の添加量を多くする事は出来ず、
紙の白色度を上げると言う効果はあまりない。しだがっ
て、白色顔料としては白ぼけ現象を生じないものが有効
である。顔料の種類による、にじみ特性、乾燥時間には
大きな差はないが、これはこの様な特性が主としてバイ
ンダ樹脂の種類により、て決定されている事を示してい
る。表２にはＰｖＰの場合を示したがＰＶＰ／ＶＡｃの
場合にも白色顔料との関係は全く同じで同様の効果があ
る。ｐｖｐとの相異は全体に反射濃度がＯ，ＯＥ５程度
減少する点だけである。
象が生じ、反射濃度も。、９以上には高くならない。こ
れはインクが塗工紙表面にとどまらず、紙表面に白色顔
料が析出してくるためである。これに対し、有機変性ク
レー、タルク、けいそう土、等では白ぼけ現象は生じず
反射濃度も０．９以上の値となる。白ぼけ現象の生ずる
様な白色顔料では顔料の添加量を多くする事は出来ず、
紙の白色度を上げると言う効果はあまりない。しだがっ
て、白色顔料としては白ぼけ現象を生じないものが有効
である。顔料の種類による、にじみ特性、乾燥時間には
大きな差はないが、これはこの様な特性が主としてバイ
ンダ樹脂の種類により、て決定されている事を示してい
る。表２にはＰｖＰの場合を示したがＰＶＰ／ＶＡｃの
場合にも白色顔料との関係は全く同じで同様の効果があ
る。ｐｖｐとの相異は全体に反射濃度がＯ，ＯＥ５程度
減少する点だけである。
発明の効果
以上のように、本発明はｐｖｐ又はＰｖＰ／ＶＡｃと有
機変性クレーとの糸をナイジング剤又は表面塗布剤とし
て表面にコートするか、あるいはこれらを内添さぜたイ
ンクジェット記録用紙で、反射濃度が非常に高く、白ぼ
け現象も生ぜず、にじみが少ない上に乾燥時間も短かい
すぐれた特性のインクジェット記録用紙が得られる０
機変性クレーとの糸をナイジング剤又は表面塗布剤とし
て表面にコートするか、あるいはこれらを内添さぜたイ
ンクジェット記録用紙で、反射濃度が非常に高く、白ぼ
け現象も生ぜず、にじみが少ない上に乾燥時間も短かい
すぐれた特性のインクジェット記録用紙が得られる０
Claims (4)
- （１） ポリビニルピロリドン又はポ１１ビニルピロ
リドンー酢酸ビニルコポリマーと有機変性クレーとから
なる糸を表面又は内部に有するインクジェット記録用紙
。 - （２）ポリビニルピロリドン又はポリビニルピロリドン
−酢酸ビニルコポリマーを表面サイジング剤又は塗布用
バインダー剤とし、これと有機変性クレーとからなる系
を表面にコートした特許請求の範囲第１項記載のインク
ジェット記録用紙。 - （３） ポリビニルピロリドン又はポリビニルピロリ
ドン−酢酸ビニルコポリマーと有機変性クレーとからな
る系を内添させた特許請求の範囲第１項記載のインクジ
ェット記録用紙。 - （４）有機変性クレーとしてベントンＬＴを使用した特
許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載した
インクジェット記録用紙０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57212931A JPS59103789A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | インクジエツト記録用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57212931A JPS59103789A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | インクジエツト記録用紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59103789A true JPS59103789A (ja) | 1984-06-15 |
| JPH0119352B2 JPH0119352B2 (ja) | 1989-04-11 |
Family
ID=16630657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57212931A Granted JPS59103789A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | インクジエツト記録用紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59103789A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6132788A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-15 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | インクジエツト記録用シ−ト |
| JPS61188181A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-21 | Canon Inc | 被記録材 |
| JPS62140877A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-24 | Canon Inc | 被記録材 |
| JP2001181995A (ja) * | 1999-10-12 | 2001-07-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 筆記記録用基材 |
| JP2012071495A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Riso Kagaku Corp | インクジェット記録紙及びインクジェット印刷方法 |
| US8377522B2 (en) | 2006-12-21 | 2013-02-19 | Eastman Kodak Company | Use of organoclays in inkjet receiver layer to prevent the ozone fade of print |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP57212931A patent/JPS59103789A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6132788A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-15 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | インクジエツト記録用シ−ト |
| JPS61188181A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-21 | Canon Inc | 被記録材 |
| JPS62140877A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-24 | Canon Inc | 被記録材 |
| JP2001181995A (ja) * | 1999-10-12 | 2001-07-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 筆記記録用基材 |
| US8377522B2 (en) | 2006-12-21 | 2013-02-19 | Eastman Kodak Company | Use of organoclays in inkjet receiver layer to prevent the ozone fade of print |
| JP2012071495A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Riso Kagaku Corp | インクジェット記録紙及びインクジェット印刷方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0119352B2 (ja) | 1989-04-11 |
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