JPS5910353B2 - 6− tert − プチル −3− メルカプト −4− アミノ −1 2 4− トリアジン −5 ( 4 h ) − オンノ セイゾウホウホウ - Google Patents

6− tert − プチル −3− メルカプト −4− アミノ −1 2 4− トリアジン −5 ( 4 h ) − オンノ セイゾウホウホウ

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JPS5910353B2
JPS5910353B2 JP50151258A JP15125875A JPS5910353B2 JP S5910353 B2 JPS5910353 B2 JP S5910353B2 JP 50151258 A JP50151258 A JP 50151258A JP 15125875 A JP15125875 A JP 15125875A JP S5910353 B2 JPS5910353 B2 JP S5910353B2
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    • C07D253/0651,2,4-Triazines having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D253/071,2,4-Triazines having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms, or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D253/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D251/00
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、除草活性物質の合成の中間体として使用され
得、かつ公知の6−Tert−ブチル−3−メルカプト
−4−アミノ−1・2・4−トリアジン−5(4H)−
オン()の新規製造方法に関する。
6−アルキル−置換または6−アリール−置換3−メル
カプト−4−アミノ−1・2・4−トリアジン−5(4
H)−オン、たとえば6−メチル−3−メルカプト−4
−アミノ−1・2・4−トリアジン−5(4H)−オン
または6−フエニル一3−メルカプト−4−アミノ−1
・2・4−トリアジン−5(4H)−オンfム脂肪族ま
たは芳香族α−ケト酸をチオカルボヒドラジドと反応さ
せることによつて製造され得ることは既に公知である〔
Chem.Berichte97、2173〜2178
(1964)参照〕。
したがつて、6−Tert−ブチル−3−メルカプト−
4−アミノ−1・2・4−トリアジン−5(4H)−オ
ン()は、3・3−ジメチル−2−オキソ酪酸(11ト
リメチルピルビン酸1)(1)を、チオカルボヒドラジ
ド()と反応させることによつて得られる:この合成の
主な技術上の問題は、出発物質として必要とされるα−
ケト酸(1)の製造である。
最も適切には、これは、後記の式()を有する 5ピナ
コロンを酸化させることによつて得られ、工業的に利用
され得る2つの方法がこれに対し可能である。第1の方
法に従えば、ピナコロン()は、アルカリ水溶液中で、
過マンガン酸カリウムにより酸化されて、3・3−ジメ
チル−2−オキソ酪酸(1)(3・3−Dimetyl
−2一0x0butyricacid)のナトリウム塩
の水溶液が得られる。この方法の欠点は、高価な過マン
ガン酸カリウムの使用と、』化マンガン(PyrOlu
cite)の不可避的な生成とであり、この不純物は、
意味のない反応をさらに進め、この不純物は廃棄されね
ばならない。
第2の方法に従えば、ピナコロン()は、まず元素塩素
と反応させられて、次記の式(V)のジクロロピナコロ
ンが得られ、このジクロロピナコロンの水性アルカリ金
属水酸化物による鹸化により式()のtlトリメチル一
乳酸1W(Trimetkgl−1acticacid
)のナトリウム塩が得られる。
1Wトリメチル−ピルビン酸15(1)を与える化合物
()の酸化は、向様にして、過マンガン酸カリウムによ
る酸化によつてのみ達成されるが、第1の方法に従つて
必要とされる量の僅か%の過マンガン酸カリウムを必要
とする。
しかしながら、この場合も、また、二酸化マンガン式中
、R1、R:およびRτは、脂肪族または芳香族炭化水
素基である。しかしながら、この方法は、11トリメチ
ルピルビン酸“(1)の合成には適さず、その理由は、
出発物質として必要な式のTert−ブチルーグリオキ
シルーチオアミドの製造に適する方法がこれまで知られ
てなかつたから{(が得られ、これは利用できない廃棄
物となる。
以上の2つの方法は、次の反応式によつて示される:公
知のように次式()のα−ケトカルボン酸の塩は、式(
)のチオアミドを、水性アルカリ金属水酸化物と共に加
熱することによつて次の反応式に従つて加水分解される
ことにより得られる〔たとえばJ.Amer.によるC
hem.SOc.78、4135〜9(1956)〕:
式中、R,は、水素、メチル、塩素またはメトキシであ
る。
この方法が、化合物(X)のタイプのアリールアルキル
ケトンに限定されるという事実を別にしても、この方法
は、さまざまな欠点を有する:反応体および溶剤として
の高価なジメチルホルムアミドの使用は、過剰量でなけ
ればならず、かつ簡単な手段では回収されずに排液中に
流れる;生成するいくらかのアリールグリオキシルーチ
オジメチルァミド(Xl)は、反応混合物中に可溶で、
したがつて場合により収量の損失が生じる;およびアリ
ールーグリオキシルーチオジメチルアミド(X[)は、
相当するα−ケト酸に加水分解される以前に分離されね
ばならない。
本発明は、次式: を有する6−Tert−ブチル−3−メルカブト一4一
アミノ一1・2・4−トリアジン−5(4H)−オンの
製造方法において、(1)式 (CH,),C−CO−CH,() のピナコロンを、0O〜80℃の間の温度で、好ましく
は、200〜600の間の温度で式SnCl,() (式中、nは1または2である)の塩化硫黄と反応させ
(ガス状塩化水素が分離する)〔匂 次に、反応混合物
を、さらに精製することなく、一般式〔式中、Rおよび
R1は、同じであつても異なつていてもよく、それぞれ
水素、低級アルキルまたはフエニルであるか、あるいは
R?.R1とが{になつて一(CH,)「O−(CH,
)「を形成している〕のアミンの水溶液と直接に反応さ
せ、〔$ このようにして発熱反応で生成した式(式中
、RおよびR1は前記した意味を有す)のTert−ブ
チルーグリオキシルーチオアミドを、ピナコロン()1
モル当りアルカリ金属水酸化物を少なくとも2.5モル
加え、そして80ド〜150℃、好ましくは、1000
〜130℃で2〜10時間加熱して中間単離することな
く加水分解して式(CH,),C−CO−COOeMl
(1a)(式中、Mは、アルカリ金属、特にナトリウム
またはカリウム)の3・3−ジメチル−2−オキソ一酪
酸のアルカリ金属塩を得、〔{ 無機酸、特に塩酸また
は硫酸によつて酸性とすることにより該塩から、3・3
−ジメチル−2−オキソ一酪酸を遊離させ、(前に生成
した硫化ナトリウム(Na2S)および硫化水素ナトリ
ウム(Na2HS)が、同時に、ガスとして逃げる硫化
水素(H2S)に変換される)、そして(5)適切であ
るなら、酸性となしたときに沈殿したであろう少量の硫
黄をP別した後、酸(1)の水溶液を、慣用の方法でチ
オカルボヒドラジド()と反応させることからなる51
ワンーポツト!1(0ne−POt)反応で前記6−T
ert−ブチル−3−メルカプト−4−アミノ−1・2
・4−トリアジン−5(4H)−オンを得る製造方法を
提供する。
ピナコロン()と式(y塩化硫黄との反 応、およびその反応生成物(単離されない)とアミン(
01)(7)水溶液との反応により、技術的に簡単な方
法で、高収量で、他の手段では容易には得られないTe
rt−ブチルーグリオキシルーチオアミド(XIV)を
得て、これを単離することなしに所望のトリアジン誘導
体()に変換し得ることが可能であるということは非常
に驚くべきことであると考えられる。
従来の技術に従えば、脂肪族ケトンピナコロンと式(X
I[I)の塩化硫黄との反応が、アミン水溶液と反応さ
せられ得る反応生成物を与え、そして式(M)のTer
t−ブチルーグリオキシルーチオアミドを与え得るとい
うことは予期されなかつたことである。
芳香族メチルケトン(X)が、特に、一塩化硫黄(S,
Cl2)と反応し得ること、および反応生成物が、さら
にジメチルホルムアミドおよび希水酸化ナトリウム溶液
との反応によつてのみアリールーグリオキシルーチオジ
メチルアミド(Xl)に変換され得るということが知ら
れているだけであつ〔T.MatsudaおよびY.T
akai著Int.J.SulfurChem.、A,
第2巻(1972)参照〕。これらの著者によつて与え
られた一連の式および中間体の構造からは、本発明に従
つてピナコロンとS,Cl,との反応生成物を、アミン
水溶液と反応させることが可能であることは予期されな
かつた。従つて、同じ反応生成物を二塩化硫黄(SCl
,)によつて得ること、およびこのようノにして従来の
方法に比較してより良好な収量を達成することが可能で
あることも予期されなかつた。
本発明に従う方法は、多数の利点を有している。
すなわち、高価な過マンガン酸カリウムが酸化段階に対
して必要とされなく、また利用することのできない二酸
化マンガン(p/ROlucite)の不可避的な生成
がない。本発明に従つて使用される塩化硫黄は、製造が
容易でかつ安価であり、そして得られる副生物、すなわ
ち硫化水素または硫化水素ナトリウム溶液およびこれか
ら得られる元素硫黄は、他の化学的工程に容易に使用さ
れ得る。本発明に従う方法のもう1つの利点は、個々の
反応段階が容易に実施され得ることである。たとえば、
発熱的であるただ1つの段階は、ピナコロン()と塩化
硫黄()との反応生成物と、適当なアミン(X)水溶液
との反応であるが、反応温度は臨界的ではなく、20反
〜100℃となり得る。これとは対照的に、最良の従来
の方法は、3つの高温?熱反応段階(塩素化、加水分解
および過マンガン酸塩酸化)を含み、このために冷却液
の消費(エネルギー消費)が高く;さらに反応の実施は
、温度を非常に狭い範囲に保たねばならない事実から困
難である。さらに、Tert−ブチルーグリオキシルー
チオアミド(M)は、本発明方法に従えば、ピナコロン
と塩化硫黄との反応生成物を、容易に入手し得るアミン
の水溶液と反応させることによつて直接得られ、このた
め高価でかつ容易には入手されないジメチルホルムアミ
ドの使用が避けられる。
本発明に従う方法のもう1つの利点は、アミン(XI[
l)が、Tert−ブチルーグリオキシルーチオアミド
(X[V)の加水分解後に回収され得るということであ
る。
そのアミンが低沸点を有するなら、蒸留し、次に水に吸
収させた後に本発明に従う反応のために再使用され得る
。このようにして出発物\質が節約され、廃水に対し負
担どなる付加的で不必要な廃棄物質ができない。
ピナコロン、二塩化硫黄、ジメチルアミン、水酸化ナト
リウム水溶液およびチオカルボヒドラジドが、出発物質
として使用されるなら反応は次の示すような式に従つて
進行する。
本発明に従つて使用される出発物質は、公知である。
式(01)のアミンの例として次のものが挙げられる:
アンモニア、メチルアミン、エチルアミン、プロピルア
ミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、ペンチルア
ミン、ヘキシルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、ジプロピルアミン、ジブチルアミン、ジペンチルア
ミン、ジヘキシルアミン、メチルエチルアミン、メチル
ブチルアミン、アニリン、N−メチルアニリン、および
モルホリン。本発明に従う方法が実施される態様を、次
にさらに詳細に説明する。
本発明に従う方法の第1の反応段階は、塩化硫黄に対し
て不活性の希釈剤の存在下またはこのような希釈剤の不
在下において実施され得る。
好ましくは、四塩化炭素、テトラクロロエチレンまたは
過剰のピナコロンが、希釈剤として使用されるか、また
は反応は、溶剤なしで進められる。反応は、0℃〜80
℃、好ましくは20℃〜80℃の温度で進められる。反
応は、常圧で実施され得るが、僅かな加圧下または減圧
下でもよい。通常、反応は、たかだか50ミリバール、
好ましくはたかだか20ミリバールの僅かな減圧または
加圧を伴なう常圧下で行なわれる。本発明に従う方法を
実施するには、S,Cl,O.5〜2.0モルまたはS
Cl,O.5〜3.0モル、好ましくは、S,Cl,l
.O〜1.2モルまたはSCl,l.5〜2.0モルが
、ピナコロン1モル当りに使用される。特別の例に従え
ば、この第1の反応段階を連続的に実施することが可能
である。本発明に従う方法の第2の反応段階は、塩化硫
黄に対して不活性な希釈剤またはこのような希釈剤の不
在下で実施され得る。
好ましくは、四塩化炭素、テトラクロロエチレンまたは
過剰量のピナコロンが、希釈剤として使用されるか、ま
たは反応は希釈剤なしで実施される。本発明に従つて使
用され得るアミン(01)は、いずれの場合も水溶液と
して使用され、濃度は、1〜80%W,好ましくは20
〜60%wが望ましいであろう。反応は、02〜120
℃、好ましくは200〜80℃の温度で実施される。反
応は、常圧下で実施され得るが、僅かな加圧下または減
圧下で実施されてもよい。通常、反応は、たかだか50
ミリバール、好ましくはたかだか20ミリバールの僅か
な減圧または加圧を伴なう常圧において実施される。本
発明に従う方法を実施するには、式(0)のアミン1〜
5モル、好ましくは1.5〜3.0モル、特に2.0〜
2.5モルが、式()の塩化硫黄ど反応させられたピナ
コロン1モルに対し使用される。特別な例に従えばこの
第2の反応段階は連続的に実施することが可能でぁる。
特別な例に従えば、この反応段階を完全に省略して、ピ
ナコロン()と塩化硫黄()との反応混合物を、アルカ
リ金属の水酸化物の水溶液で直接処理することも可能で
ある。
これによつて翳トリメチルビルピン酸1(1)が得られ
、これが、チオカルボヒドラジド()と反応させられて
6−Tert−ブチル−3−メルカプト−4−アミノ一
1・2・4−トリアジン−5(4H)−オン()が与え
られる。この例の利点は、アミンが必要でなく、反応段
階が1つ節約される。しかしながら、この場合、最終生
成物()の収量は、低い。本発明に従う反応の第3の反
応段階は、水性アルカリに対し安定な有機希釈剤の存在
下か、またはこのような溶剤なしで水だけの存在下で実
施され得る。
使用され得る希釈剤は、好ましくは、水と不混和性であ
り、かつアルカリに対し安定な溶剤、特に、炭化水素、
たとえばトルエン、キシレンおよびクロロベンゼンおよ
びケトン、たとえばメチルイソブチルケトン、ピナコロ
ンおよびシクロヘキサノンである。好ましくは、過剰の
ピナコロンが、希釈剤として使用されるかまたは反応は
、希釈剤なしで実施される。本発明に従つて使用され得
るアルカリ金属水酸化物は、水酸化ナトリウムまたは水
酸化カリウム、好ましくは水酸化ナトリウムであろう。
反応は、80し〜150℃、好ましくは100。〜13
0℃、特に、110、〜120℃の温度で実施される。
反応は、常圧で実施可能であるばかりでなく僅かな減圧
および加圧下で実施され得る。通常、反応は、常圧で、
またはたかだか30ミリバールの僅かな減圧下で、ある
いはたかだか10バールの過圧下で実施される。本発明
に従う方法を実施するには、アルカリ金属水酸化物2〜
5モル、好ましくは3.0〜4.0モルが、Tert−
ブチルーグリオキシルーチオアミド(XU)1モルに対
して使用される。特別な例に従えば、この第3の反応段
階は連続的に実施され得る。本発明に従つて製造され得
る6−Tert−ブチル−3−メルカプト−4−アミノ
−1・2・4−トリアジン−5(4H)−オン()は、
除草活性物質の合成の中間体として使用され得る。
たとえば、除草効果を有する化合物である6−Tert
−ブチル−3−メチルチオ−4−アミノ−1・2・4ー
トリアジン−5(4H)−オン(XV)は、沃化メチル
または臭化メチルの手段によるS−メチル化によつて得
られる(米国特許明細書第3671523号を参照): 3−メルカプト−4−アミノ−6−Tert−ブチル−
1・2・4−トリアジン−5(4H)−オンの4重量部
を、2規定水酸化ナトリウム水溶液11重量部と、メタ
ノール4重量部との混合物中に溶解させ、次に、溶液を
、0℃で沃化メチル3.2重量部で処理する。
次に、反応混合物を、20℃でさらに4時間攪拌する。
反応生成物は結晶として析出し、これをP別し、乾燥し
、さらにベンゼンから再結晶させる。融点126〜12
7℃の3−メチルチオ−4−アミノ−6−Tert−ブ
チル−1・2・4−トリアジン−5(4H)−オン(X
V)の3.52部が得られる。収量は、理論値の82%
である。本発明の方法を、次の代表的例によりさらに説
明する。
例1 ピナコロン100y(1モル)を、まず、攪拌下にフラ
スコ中に入れ、次に20、〜40℃において、二塩化硫
黄154.57(1.5モル)を、2時間かけて滴下し
、この際攪拌をしつつかつ僅かに冷却し、HClをコン
デンサーを通じて逃がした。
混合物を40℃で1時間さらに攪拌した後、60混〜8
0℃で水にジメチルアミン907(2モル)を含む溶液
(約40%の濃度として)を約30分かけて加え(この
際水で冷却を行なう)、次に混合物を同じ温度で、さら
に30分間攪拌した。次に、水300d中にNaOHl
4Of(3.5モル)を含む溶液を加え、そしてこQ混
合物を、4〜6時間、還流下に加熱し、ガスとして放出
されるジメチルアミンをコンデンサーを通じて水中に吸
収させた。60ら〜70℃に冷却後、混合物のPHを、
塩酸により3.0に調整し(ガスとして放出される硫化
水素は、水酸化ナトリウム溶液中に吸収させた)、そし
て同時に沈殿した元素硫黄をP別した。
チオカルボヒドラジド106f(1.0モル)を透明な
P液に加え、この混合物を、PHlおよび50明〜80
℃において反応させて、6−Tert−ブチル−3−メ
ルカプト−4−アミノ−1・2・4−トリアジン−5(
4H)一オンが得られた。これは、反応媒質中にほとん
ど不溶であるために容易にP別され得る。収量は150
y(すなわち理論値の75%)であつた。例2例1に従
つて、ピナコロン100?(1.0モル)を、二塩化硫
黄206f7(2.0モル)と反応させ、反応混合物を
前記したように6−Tert−ブチル−3−メルカプト
−4−アミノ−1・2・4−トリアジン−5(4H)−
オンに変換させた。
収量は、149?(理論値の74.5%)であつた。例
3例1に従つて、ピナコロン100?(1.0モル)を
、一塩化硫黄135y(1.0モル)と反応させ、反応
混合物を前記したように、6−Tert−ブチル−3−
メルカブト一4−アミノ−1・2・4−トリアジン−5
(4H)−オンに変換させた。
収量は、145?(理論値の72.5%)であつた。例
4例1に従つて、ピナコロン100f(1.0モル)を
、一塩化硫黄175.5f(1.3モル)と反応させ、
反応混合物を、前記したように6−Tert−ブチル−
3−メルカプト−4−アミノ−1・2・4一トリアジン
一5(4H)−オンに変換させた。
収量は、140f(理論値の70%)であつた。例5二
塩化硫黄154.5?(1.5モル)を、まず攪拌しつ
つあるフラスコ中に入れ、次に20〜40℃においてピ
ナコロン100f(1.0モル)を2時間かけて滴下し
、この際攪拌といくらかの冷却を行なつた。
HClが、還流コンデンサーを通じて解放された。反応
混合物を、40℃でさらに4時間撹拌した後、この混合
物を、水中にジメチルアミン2モルを含む40.5%溶
液の2201Ltへ60〜80℃において冷却しつつ3
0〜60分かけて滴下した。次に水300d中にNaO
Hl4O?(3.5モル)を含む溶液を加え、混合物を
、還流下で4〜6時間加熱し、ガスとして放出されるジ
メチルアミンを還流コンデンサを通じて水中に吸収させ
た。60〜70℃まで冷却した後、混合物のPHを、塩
寧で3.0まで調整し、この際冷却を継続させ(ガスと
して放出される硫化水素は、水酸化ナトリウム溶液中に
吸収させた)、同時に沈殿した元素硫黄をP別した。
チオカルボヒドラジド106V(1.0モル)を透明な
P液へ加え、混合物を、PHlにおいて50透〜80℃
で反応させて、6−Tert−ブチル−3−メルカプト
−4−アミノ−1・2・4−トリアジン−5(4H)一
オンを得た。このものは、反応混合物中にほとんど不溶
で、容易にP別分離され得る。収量は、1501(理論
値の75%)であつた。例6 ピナコロン100f(1.0モル)を、例1の場合と同
様に二塩化硫黄154.51(1.5モル)と反応させ
た。
25%のアンモニア水370dを、反応混合物へ最高限
度温度60℃として滴下し(この際僅かな冷却を行なつ
た)、反応混合物をさらに30分間攪拌した。
さらに例1と同様に反応を進め、6−Tert−ブチル
−3−メルカプト−4−アミノ−1・2・4−トリアジ
ン−5(4H)−オンの667(理論値の33%)1:
得た。例7[ラ哩硫黄154.5f(1.5モル)を、
40〜45℃においてピナコロン100?(1.0モル
)へ2時間かけ滴下した。
この際塩化水素がガスとして放出された。この混合物を
、40℃において、さらに4時間攪拌した後、水200
d中にジエチルアミン1461(2モル)を含む溶液を
、60〜80℃で滴下した。50%水酸化ナトリウム溶
液220dを、加え、反応混合物を、4時間、還流下に
加熱後、塩酸によつてPHを3に調整した。
固形物(主に硫黄)10.91と、油分78fとが分離
した。前記した条件下でのチオカルボヒドラジドとの反
応の結果、水性相は、Tert−ブチル−3−メルカプ
ト−4−アミノ−1・2・4−トリアジン−5(4H)
−オンの52?(理論値の26k!?)を与えた。新た
に再度の加水分解を行なつても油分78fからは所望の
生成物は得られなかつた。例8 モルホリン174?(2.0モル)および水200dを
、ピナコロン100y(1.0モル)と、二塩化硫黄1
54.5f7(1.5モル)とからなる反応混合物へ6
0〜80℃で滴下した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIa)を有する
    6−tert−ブチル−3−メルカプト−4−アミノ−
    1・2・4−トリアジン−5(4H)−オンの製造方法
    において、〔1〕式 (CH_3)_3C−CO−CH_3(IV)のピナコロ
    ンを、0°〜80℃の間の温度で、任意には希釈剤の存
    在下であつてもよい条件で、一般式SnCl_2(XI
    I) (式中、nは1または2である)の塩化硫黄と反応させ
    、〔2〕次に、反応混合物を、さらに精製することなく
    、一般式▲数式、化学式、表等があります▼(XIII)
    〔式中、RおよびR^1は、同じであつても異なつてい
    てもよく、それぞれ水素、低級アルキルまたはフェニル
    であるか、あるいはRとR^1とが一緒になつて−(C
    H_2)_2−O−(CH_2)_2−を形成している
    〕のアミンの水溶液と、任意には希釈剤の存在下であつ
    てもよい条件で、直接に反応させ、〔3〕このようにし
    て生成した式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XIV)〔式中、R
    およびR^1は前記した意味を有す)のtert−ブチ
    ル−グリオキシル−チオアミドを、ピナコロン(IV)1
    モル当リアルカリ金属水酸化物を少なくとも2.5モル
    加えてそして80〜150℃で2〜10時間加熱して中
    間単離することなく加水分解して式(CH_3)_3C
    −CO−COO^■Me^■( I a)(式中、Mは、
    アルカリ金属である)の3・3−ジメチル−2−オキソ
    −酪酸のアルカリ金属塩を得、〔4〕無機酸によつて酸
    性とすることにより該塩( I a)から、式(CH_3
    )_3C−CO−COOH( I )の3・3−ジメチル
    −2−オキソ−酪酸を遊離させ、そして〔5〕適切であ
    るなら酸性となしたときに沈殿したであろう硫黄を濾別
    した後、3・3−ジメチル−2−オキソ酪酸の水溶液を
    、式H_2N−NH−CS−NH−NH_2(II)のチ
    オカルボヒドラジドと反応させることを特徴とする製造
    方法。
JP50151258A 1974-12-21 1975-12-20 6− tert − プチル −3− メルカプト −4− アミノ −1 2 4− トリアジン −5 ( 4 h ) − オンノ セイゾウホウホウ Expired JPS5910353B2 (ja)

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