JPS6216445A - 不斉ヒダントインの製造における中間体 - Google Patents

不斉ヒダントインの製造における中間体

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JPS6216445A
JPS6216445A JP61134736A JP13473686A JPS6216445A JP S6216445 A JPS6216445 A JP S6216445A JP 61134736 A JP61134736 A JP 61134736A JP 13473686 A JP13473686 A JP 13473686A JP S6216445 A JPS6216445 A JP S6216445A
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JP
Japan
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acid
fluoro
fluorophenoxy
chromanone
hydantoin
Prior art date
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Pending
Application number
JP61134736A
Other languages
English (en)
Inventor
バーナード・シールズ・ムーア
フランク・ジョン・アーバン
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Pfizer Inc
Original Assignee
Pfizer Inc
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Publication date
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Publication of JPS6216445A publication Critical patent/JPS6216445A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C43/00Ethers; Compounds having groups, groups or groups
    • C07C43/02Ethers
    • C07C43/20Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C43/23Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring containing hydroxy or O-metal groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、不斉ヒダントイン化合物の全製造における新
規かつ有用な中間体に関する。さらに詳しくは、新規化
合物、6−(4−フルオルフェノキシ)−1−プロパツ
ールに関し、それは、6−フルオル−4−クロマノンの
合成におけを中間体として価値がある。
6−フルオル−4−クロマノンは、(4S)−6−フル
オル−スピロ−〔クロマン−4,4’−イミダゾリジン
] −2’、 5’−ジオン(ツルピノール)の製造に
おける重要な中間体であり、ツルピノールはアルドース
還元酵素阻害剤として作用し、それによって糖尿病性白
内障および糖尿病性神経障害等のような、ある慢性糖尿
病合併症を効果的に抑制する能力を考慮して薬(品)化
学分野において特別重要である。
先行技術としては、ツルビニルは最初、米国特許第4,
130,714号において、アール・サージズ(R,S
arges)によりd−6−フルオル−スピロ−〔クロ
マン−4,・4′−イミダゾリジン〕−2’。
5′−ジオンとして報告された。それは当初、6−フル
オル−4−クロマノンをシアン化カリウムおよび炭酸ア
ンモニウムと縮合して、対応するラセミ前駆物質を形成
し、続いて、このdl−化合物の1−プルチンによる分
割からなる多段階方式により製造された。
その方法で使用した6−フルオル−4−クロマノンは、
最初にジャーナル・オプ・ザ・アメリカン・ケミカル・
ソサイエテイ(Journal of theAmer
ican Chemical 5ociety)第81
巻、P、94(1959)においてG、 C,Fing
er等によって述べられた方法に従って、4−フルオル
フェノールな3− (4−フルオルフェノキシ)−プロ
ピオン酸に転化し、続いて、ポリリン酸の存在下、この
中間酸を分子内縮合して所望するクロマノン化合物に閉
環する一連の工程によって得られた。
最近の開発されたツルビニル全合成は、下記の工程から
なる: (1)  まず、4−フルオルフェノールをトリトンB
の存在下、アクリロニトリルによる処理により3−(4
−フルオルフェノキシ)プロピオニトリルに転化する; (2)ニトリル中間体を塩酸により3−(4−フルオル
フェノキシ)−プロピオン酸に転化スる:(313−(
4−フルオルフェノキシ)プロピオン酸を50°Cで濃
硫酸の存在下、縮合し、6−フルオル−4−クロマノン
ヲ生成スル; (4)この化合物をその後、標準プフエラーーベルク条
件下にエタノール/水中で、シアン化カリウムおよび炭
酸アンモニウムで縮合し、ツルビニルのラセミ前駆物質
、いわゆる、dl−6−フルオル−スピロ−〔クロマン
−4,4′−イミダゾリジン] −2t、 5/−ジオ
ンな生成する;(5)このラセミスピロ−ヒダントイン
を水酸化ナトリウム溶液で、対応するスピロ−アミノ酸
、いわゆる4−アミノ−6−フルオルクロマン−4−カ
ルボン酸に加水分解する; (6)工程中で、簡単に単離できないこの酸は(初めに
水溶液のpHを調整した後)、反応の場でシアン化ナト
リウムあるいはシアン化カリウムで処理して、該アミノ
酸を対応するヒダントイン酸、いわゆる6−フルオル−
4−ウレイドクロマン−4−カルボキシル酸に転化する
;(7)  このヒダントイン酸を、米国特許第443
5,578号でB、W、 Cve、 Jr、  等によ
って述べられた方法に従って、メタノール水溶液中で、
分割し、(4S)−6−フルオル−4−ルイトクロマン
ー4−カルボキシル酸の1−(−1−エフェドリン塩を
形成する;および (8)この結晶塩をその後、氷酢酸中でジアステレオマ
ーを加熱することにより、ツルビニルに転ロー〔クロマ
ン−4,4′−イミダゾリジン〕−2/、 5/−ジオ
ンに転化する。
けれども、上述した8つの工程からなる合成法を使用す
ることによる(4S)−6−フルオル−スピロ−〔クロ
マン−4,4′−イミダゾリジン〕−2’、 5’−ジ
オンの全製造工程をなお一層、改良するべく努力を払う
場合、6−フルオル−4−クロマノンの製造を導く工程
のいくつかを、特にアクリルニ) IJルが工程(1)
で試薬として使用されることを考慮して、変更する必要
がある。これに関連して、アクリルニ) IJル経路は
、出発物質4−フルオルフェノールを十分に利用しない
可逆反応に、明確に依存するということに注意すべきで
ある。そのうえ、アクリルニトリルは非常に有害な試薬
であり、特別な取扱い条件を必要とし、轟然大規模な商
業上の生産には、さらに別の障害を呈する。
本発明によれば、今、ヤ°、新規化合物、すなわち、3
−(4−フルオルフェノキシ)−1−プロパツールが提
供される。それは、4−フルオルフェノールと1−クロ
ロ−6−ヒドロキシプロパンあるいは、1−ブロム−3
−ヒドロキシプロパンを反応させることによって製造さ
れた。
本発明の新規化合物は、6−フルオル−4−クロマノン
の合成における中間体として有用であり、上述したよう
に(4S)−6−フルオル−スピロ−〔クロマン−4,
41−イミダゾリジン〕−2’。
5′−ジオンの製造における重要な中間体である。
さらに詳しくは、本発明の新規中間体の合成および使用
は、ツルビニル全合成法における工程(1)に関して、
前述の欠点を克服するような方法で完成した。たとえば
、4−フルオルフェノールを1−クロル−6−ヒドロキ
シプロパンによってマスアルキル化すると高い収量(9
5%−100%)が得られるので、不都合があるアクリ
ルニ) IJルの使用は、避けられる。
このようにして製造した6−(4−フルオルフェノキシ
)−1−プロパツールはその後、容易に新規工程(2)
において過マンガン酸カリウムによる酸化により6−(
4−フルオルフェノキシ)プロピオン酸に転化し、この
中間体を濃硫酸で縮合し、所望の6−フルオル−4−ク
ロマノンを生成する。
本発明の新規化合物を製造するのに使用した方法に従っ
て4−フルオルフェノールを極性溶媒中でハロゲン化水
素受容体として役に立つ塩基の存在下、Xが塩素かある
いは臭素である式%式%プ ロパンと接触させる、ここで使用するのに好ましい溶媒
は、水、あるいはメタノール、エタノールあるいはイン
プロパツールのような低級アルカノールを含み、同時に
好ましい塩基は水酸化す) IJウム、水酸化カリウム
等のような水酸化アルカリ金属、同様にトリエチルアミ
ンおよびピリジン等の第三級アミンのような有機アミン
を含む。
一般的に、実質上、等モル量の反応体と試薬を使用し、
(すなわち、出発物質4−フルオルフェノールについて
は、およそ0.80からおよそ1.25モルのハロゲン
化試薬)および反応は、およそ40℃からおよそ100
℃までの範囲の温度で、およそ15分からおよそ8時間
で普通遂行される。
好ましくは、反応は水性媒体中、反応混合物の還流温度
近くかあるいは還流温度以下の温度で、通常、およそ4
時間より短かい時間、わずかに過剰なアルキル化剤を使
用して行なう。
反応完了時、所望の生成物は常法により、たとえば、塩
化メチレン、クロロフォルム、二塩化エチレンおよびS
−テトラクロルエタン等のような非水混和性のハロゲン
化炭化水素のような適当な有機溶媒での抽出によって、
反応混合物から、たやすく単離される。
上記のように、製造された所望の6−(4−フルオルフ
ェノキシ)−1−プロパツール化合物の3−(4−フル
オルフェノキシ)プロピオン酸への転化は、最も容易な
方法、すなわち、酢酸溶液中、室温で前記アルコールを
過マンガン酸カリウムで酸化することによってなし遂げ
られる。本方法は、Journal of the A
merican Chemi、cal旦凹山uL45巻
、 P 2708(1923)において、S、 G、 
Powe 11によって述べられた6−フェノキシプロ
ピオン酸の合成の改良を示す。けれども、この文献は、
酸化反応は10,9より少ない割合に限定され、収量は
45%以下だと報告した。ところが、本研究は反応のp
Hを好ましくは氷酢酸の添加によって約pH5に制御す
ることによって、収量の改善がたやすく得られるという
ことを見つけた。
あらかじめ示したように、それから3−(4−フルオル
フェノキシ)−プロピオン酸は、先行技術工程(3)に
従って濃硫酸の存在下、有機酸を縮合することによって
容易に6−フルオル−4−クロマノンに転化される。
本発明の新規生成物を製造するのに必要な出発物質は、
公知の化合物である。
実施例1゜ 40−50°Cで水(100ml)に溶解した4−フル
オルフェノール(33,6L0.3モル)および水酸化
す) IJウム(13,Lo、325モル)を含む溶液
に1−クロロ−3−ヒドロキシプロパン(32,7i0
.345モル)を加えた。得られた反応溶液を生成物の
一部が油として分離するまで、蒸気浴上で3時間加熱し
た。この時間の終わりに反応混合物を室温(〜20℃)
に放冷した。油を水性層から分離し、これを塩化メチレ
ンで抽出した(2xlOOml)。有機層をいっしょに
し、その後、水70罰ずつで2回洗い、それから無水硫
酸す) IJウムで乾燥した。デ過によって、乾燥剤の
除去および減圧下、蒸発によって溶媒の除去後最終的に
所望の生成物、すなわち6−(4−フルオルフェノキシ
)−1−プロパツールが油濃縮液として得られた。この
生成物は、さらにまた精製する必要なしに次の反応工程
でそのまま使用した。
生成物の収量は理論値の98チであった。
生成物は、下記の核磯気共鳴スペクトルを有した: NMR(CDCJ?a)△7.1 (m、 4 )、 
4.1 (t、 2 )。
3.9(t、2)、3.0(巾広S、 1 )、 2.
0 (m、 2)実施例2゜ 20℃で3−(4−フルオルフェノキシ)−1−プロパ
ツール(8,5g、0.05モル)および水(IQQm
l)を含む攪拌した混合物に、1時間にわたって、酢?
M(7,2g、0.12モル)を含む水C262m1>
に溶解した過マンガン酸カリウム溶液を滴加した。反応
混合物を1時間攪拌した後、pHを濃塩酸(]11m1
の添加によって、4.8から1.5に下げた。重亜硫酸
ナトリウム(14g、 0.35モル)をそれから15
分間にわたって、分けて。
混合物に加え、同時にpHは濃塩酸(24ml)の添加
により1.5に保持した。生成物の白いスラリーなそれ
から吸引濾過によって集め、所望の物質はその後、水で
洗浄し、風乾した。このようにして、最終的に純3−(
4−フルオルフェノキシ)プロピオン酸5.3g(58
%)を得た。
本物質は、3−(4−フルオルフェノキシ)プロピオニ
トリルの加水分解によって得られる生成物と同一であっ
た。
また、Journal of the America
n ChemicalSociety第81巻、 P9
4(1959)においてG、 C,Finger等によ
って最初に報告された生成生成物とも同一であった。
実施例3゜ 3−(4−フルオルフェノキシ)プロピオン酸(30,
V、0.163モル)を攪拌しながら、50℃に保った
濃塩酸に分けて加えた。反応混合物はそれから攪拌した
氷水スラリー(400rnl)中にゆっくりと注ぐ前に
、添加が完了した後、15分間、同じ温度で攪拌した。
その時白い固体として沈澱した所望の生成物は、2時間
、顆粒状にし、濾過によって最終的に集め、最後に純6
−フルオル−4−クロマノン、融点111−113℃の
収量22.1.182%)まで真空内で乾燥した。
本物質は、米国特許第4,117,230号においてR
,Sargesによって最初に報告された生成物と同一
であった。
実施例4゜ 1−ブロム−3−ヒドロキシプロパンを、1−クロル−
3−ヒドロキシプロパンのかわりに使用した以外、前の
とおり、同じモル比を使用して、実施例1で述べた手順
を繰り返した。
この場合、得られた対応する最終生成物もまた実施例1
の生成物と同一であった。
特許出願人  ファイザー・インコーホレーテッドTT

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 3−(4−フルオルフェノキシ)−1−プロパノール
JP61134736A 1985-06-14 1986-06-10 不斉ヒダントインの製造における中間体 Pending JPS6216445A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
WO85/01133 1985-06-14
PCT/US1985/001133 WO1986007353A1 (en) 1985-06-14 1985-06-14 Intermediate in the production of an asymmetric hydantoin

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6216445A true JPS6216445A (ja) 1987-01-24

Family

ID=22188730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61134736A Pending JPS6216445A (ja) 1985-06-14 1986-06-10 不斉ヒダントインの製造における中間体

Country Status (8)

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EP (1) EP0206611B1 (ja)
JP (1) JPS6216445A (ja)
AU (1) AU586258B2 (ja)
DE (1) DE3662189D1 (ja)
DK (1) DK159391C (ja)
FI (1) FI870445A (ja)
IL (1) IL79078A (ja)
WO (1) WO1986007353A1 (ja)

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FI870445A0 (fi) 1987-02-02
DK159391C (da) 1991-03-25
AU5884986A (en) 1986-12-18
AU586258B2 (en) 1989-07-06
WO1986007353A1 (en) 1986-12-18
IL79078A (en) 1989-10-31
FI870445A (fi) 1987-02-02
EP0206611A3 (en) 1987-09-02
EP0206611A2 (en) 1986-12-30
DE3662189D1 (de) 1989-04-06
DK277886A (da) 1986-12-15
DK277886D0 (da) 1986-06-13
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