JPS59102362A - 麺類の製造方法 - Google Patents

麺類の製造方法

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Publication number
JPS59102362A
JPS59102362A JP57211768A JP21176882A JPS59102362A JP S59102362 A JPS59102362 A JP S59102362A JP 57211768 A JP57211768 A JP 57211768A JP 21176882 A JP21176882 A JP 21176882A JP S59102362 A JPS59102362 A JP S59102362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noodles
flour
buckwheat
acorn
taste
Prior art date
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Pending
Application number
JP57211768A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshioki Inoue
井上 嘉興
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は麺類の原材料にどんぐり粉と、まこもどを添加
してなる、腰の強いかつ滋養分に富んだ麺類の製造方法
に関するものである。
従来の麺粉で成形した麺体は、ゆでた後に長時間おくと
歯ごたえのないまずい麺となってしまい、これを改良す
る目的で種々の添加物を使用するのであるが、添加物の
なじみが悪くて本来のそば麺、うどん麺等の風味や香り
が損われてしまうことが多かった。
そこで本発明は、そば麺やうどん麺等の風味や香りを損
うことなく腰の強い麺類を得ることを目的とするもので
、麺の主要原料にどんぐり粉を添加するとともに、この
どんぐり粉とまこもとを併用することを特徴としている
ものである。
ところで本発明でいうところの麺類は、製品形状からう
どん、素麺、平麺、丸麺、冷麦等があげられ、また原材
料から普通麺、中華麺、そば、マカロニ等に分類される
9製法では乾麺、生麺、ゆで麺、包装麺、蒸麺、即席麺
、マカロニ、スパゲティ等となる。
このような麺類の製造工程を乾麺を例に挙げてみてみる
と、小麦粉、食塩水→混合(混ねつ)→複合→圧延→麺
線切出し→乾燥→裁断→包装の順に行われる。
どんぐり粉は、ブナ科のカシ、シイ、ナラ等の果実の果
肉を粉砕して微粉状にした後、通常は流水中にひたして
タンニン成分を除去し、乾燥したものである。このよう
にして得られたどんぐり粉は、渋味や苦味のないそば粉
のような味を有するものである。本発明においては、し
かしながらどんぐり粉のタンニン成分を元の約1〜10
%程度残しておくものである。このタンニン成分は健康
上非常に有用である。
」〕記どんぐり粉は主要原料である小麦粉やそば粉と一
応各種配合比で使用することができて、腰の強いm類を
得ることができるが、約50重紙%以下で使用すれば小
麦粉やそば粉本来の風味を損うことなく、しかも腰の強
い麺類を得られる。また特に1〜20重景%、とりわけ
約10重量%添加することにより、歯ざわりのよい食感
にすぐれた麺が得られる。また上述のようにそば粉のよ
うな食味を有するので、そば粉に添加して使用すればま
ったくそばの風味そのままに、長時間ゆでてもほとんど
麺が伸長せず、腰の強いそば麺を得ることができる。
次表にどんぐり粉の分析結果を示す。
*係数はたんばく質4.脂質9.糖質4を用いた。、)
本発明の麺類の製造方法においては、まこもを約1〜1
0重、量%、望ましくは約3重量%使用する。このまこ
もは、水草「原生まこもJから製造した粉末状の製品が
好適に使用され、主要原料に添加される。
次表にまこもの分析結果を示す。
このまこもは、どんぐり粉の渋味や苦味を消し、非常に
趣きのある麺類を提供できるものである。
上記配合にまこもに代えて、大豆や熊笹等を使用するこ
ともできる。
またやまいも粉を添加することもできる。やまいも粉は
やまいもを凍結乾燥することにより粉末状にしたもので
、麺になめらかさを持たせることを目的として1.5〜
5重量%、とりわけ約2重量%使用することが望ましい
。このやまいも粉を添加するこにより、どんぐり粉を単
独で添加した場合と比較して麺生地がなめらかになるだ
けでなく、そばの香りがほとんど損われることがないと
いう相乗的効果を持つことが判明している。どんぐり粉
によって得られた麺生地の腰の強さには、いささかも悪
影響を及ぼすことがなかった。
以上の原料を用いて麺生地を得るに当っては。
従来のような同質のものを2層に重畳したもののみでは
なく、3層麺にしても良い。本発明において3層麺を得
るには、内層を小麦粉のみあるいはどんぐり粉及びまこ
もを少なく添加したもので構成し、外層を小麦粉にどん
ぐり粉及びまこもを内層より相対的に多く添加したもの
て構成するのである。このような3層麺は、従来の製麺
機に上記内層用のフィーダや圧延ロール機を付加するこ
とにより、容易に基原することができる。
本発明のどんぐり粉及びまこも入り麺類は生麺としても
乾麺としても良く、乾麺とする場合は屋外乾燥、熱風乾
燥などの通常の方法で乾燥することができ、得られた麺
を蒸した後、植物性油、動物性油あるいはこれらの混合
油で、温度130〜140°Cであげ、冷却して即席麺
とすることもできる。
以下実施例に基いて本発明を説明する。
実施例1〜3及び比較例1.2 どんぐり(ナラ)の果肉を粉砕機にかけて粉末化し、」
一方のみ給排水可能な容器に入れて約3〜5日装置いた
ところ、渋味や苦味が過半以上抜けて漂白されたものと
なった。これを脱水後乾燥機にかけて食用に供し得る粉
末を得た。
得られたどんぐり粉をそば粉に対し2.5゜10.20
.30の各重量%、まこも粉末(ミラクルコーケン 日
本自然化学株式会社製 商品名)を1,3,5,10,
2Q重量%の割合で配合し、それぞれを混線、延展して
5種類の粗製麺帯を得た。次いで延展、切断して巾2〜
5ml11、厚さ1〜3s+m程度の麺帯を作製後熱風
乾燥して乾めんとしたところ次のような各種品質のもの
が得られた。
C以下余白) 実施例4 実施例1て用いたどんぐり粉及びまこもをそば粉に対し
てそ抗ぞれ5重量%、3重量%、ノ]\麦扮を同しく2
0重量%添加して混線、延展し、これを91断じてIl
l 2−5 mm、厚さl −3+nm程度の麺帯を作
製したところ、水分の蒸発が少なり)のでパック詰めし
て店頭あるいは駅売りすることも可能である。
実施例5 実施例1で使用したどんぐりわ)及びまこもを用い、こ
れを市販のやまいも粉とともに小麦粉へそ扛ぞれ10重
量%、5重世%、2重量%の割合で微量の食塩とともに
添加した。これを混練、延展した後Ill 3−10 
nun、厚さ1〜3I111n程度に切断して精製麺帯
を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、麺類製造に際し、主要原料にどんぐり粉1〜20重
    里%と、まこも1〜10重量%とを添加したことを特徴
    とする麺類の製造方法。 2、主要原料が、そば粉である特許請求の範囲第1項記
    載麺類の製造方法。 3、主要原料が、小麦粉10〜30重量%、残部そば粉
    である特許請求の範囲第1項記載の麺類の製造方法。 4、どんぐり粉が、タンニン成分を保有してなる特許請
    求の範囲第1項乃至第3項のいず11かに記載の麺類の
    製造方法。
JP57211768A 1982-12-01 1982-12-01 麺類の製造方法 Pending JPS59102362A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100453608B1 (ko) * 2002-06-12 2004-10-20 주식회사 지엔에프 도토리를 이용한 건강식품 제조방법
US7316827B2 (en) 2003-03-07 2008-01-08 Standard Foods Corporation Flour composition containing non-wheat cereal components, and pasta noodles produced therefrom

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100453608B1 (ko) * 2002-06-12 2004-10-20 주식회사 지엔에프 도토리를 이용한 건강식품 제조방법
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