JP3164880B2 - 健康食品及びこれを添加した加工食品 - Google Patents
健康食品及びこれを添加した加工食品Info
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- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Description
【0001】
【発明の利用分野】本発明は無臭にんにくの花芽を主原
料とする健康食品及びこれを添加、混合した加工食品に
関する。
料とする健康食品及びこれを添加、混合した加工食品に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明者はにんにくの
品種改良によりにんにく玉、そのものが無臭なにんにく
を開発した。このにんにくは従来のものと同様に、これ
まではもっぱら球根だけを食用にしていた。他方、にん
にくは茎の先端の花が開くと球根の収穫が落ちるため、
つぼみ(花芽)のうちに摘みとっているが、従来は摘み
とられた花芽(はなめ)は利用されないまま捨てられて
いた。
品種改良によりにんにく玉、そのものが無臭なにんにく
を開発した。このにんにくは従来のものと同様に、これ
まではもっぱら球根だけを食用にしていた。他方、にん
にくは茎の先端の花が開くと球根の収穫が落ちるため、
つぼみ(花芽)のうちに摘みとっているが、従来は摘み
とられた花芽(はなめ)は利用されないまま捨てられて
いた。
【0003】本発明の主たる目的は従来捨てられていた
無臭にんにくの花芽を食用に有効利用することにある。
また、本発明の他の目的は無臭にんにくの花芽から生成
した健康食品を利用して、美味で栄養価の高い加工食品
を提供することにある。
無臭にんにくの花芽を食用に有効利用することにある。
また、本発明の他の目的は無臭にんにくの花芽から生成
した健康食品を利用して、美味で栄養価の高い加工食品
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は無臭にんにく
の花芽が球根と同様にいわゆるにんにく臭がなく、ま
た、研究の結果、優れた栄養分があることに着目して、
本発明をなしたもので、上記主たる目的は、無臭にんに
くの花芽を粉末状、ペースト状あるいは固形状の健康食
品に生成することによって達成することができる。ま
た、本発明の上記他の目的は、無臭にんにくの花芽を主
原料とする上記健康食品を加工穀物等の加工食品に配合
することによって達成される。
の花芽が球根と同様にいわゆるにんにく臭がなく、ま
た、研究の結果、優れた栄養分があることに着目して、
本発明をなしたもので、上記主たる目的は、無臭にんに
くの花芽を粉末状、ペースト状あるいは固形状の健康食
品に生成することによって達成することができる。ま
た、本発明の上記他の目的は、無臭にんにくの花芽を主
原料とする上記健康食品を加工穀物等の加工食品に配合
することによって達成される。
【0005】
【作用】本発明の健康食品は無臭にんにくの花芽を利用
するため、従来のにんにく球根からは期待できない豊富
な栄養素を含む食品が生成され、しかも、にんにく臭が
ない。また、この健康食品を混合した麺類などの加工食
品は、にんにく調味料特有の風味と栄養価を保有したも
のになる。
するため、従来のにんにく球根からは期待できない豊富
な栄養素を含む食品が生成され、しかも、にんにく臭が
ない。また、この健康食品を混合した麺類などの加工食
品は、にんにく調味料特有の風味と栄養価を保有したも
のになる。
【0006】
【発明の実施例】本発明の健康食品は無臭にんにくの花
芽(つぼみ)を主原料とするもので、畑に栽培されてい
る花芽を、花が開く前に摘みとって採取する。
芽(つぼみ)を主原料とするもので、畑に栽培されてい
る花芽を、花が開く前に摘みとって採取する。
【0007】本発明の健康食品を粉末状に生成する場合
は、摘み取った花芽を凍結乾燥などの方法で乾燥させた
後、公知の手段で粉末化する。得られた製品は鮮やかな
緑色をした細かい粉になっており、にんにく臭はない。
は、摘み取った花芽を凍結乾燥などの方法で乾燥させた
後、公知の手段で粉末化する。得られた製品は鮮やかな
緑色をした細かい粉になっており、にんにく臭はない。
【0008】本発明の健康食品をペースト状で得る場合
は、摘み取った花芽を生のまま、破砕またはすりつぶし
て練り状に加工する。上記のように粉末化したものに水
分を加えて混練することによってペースト状に加工する
ことももちろん可能であるさらに、練り状のものを粒状
等に固形化してもよい。
は、摘み取った花芽を生のまま、破砕またはすりつぶし
て練り状に加工する。上記のように粉末化したものに水
分を加えて混練することによってペースト状に加工する
ことももちろん可能であるさらに、練り状のものを粒状
等に固形化してもよい。
【0009】上記のようにして得た粉末状、ペースト状
あるいは固形の本発明の健康食品は、それだけで成品と
して利用できるものであるが、他の成分を加えてもよい
ことはもちろんである。
あるいは固形の本発明の健康食品は、それだけで成品と
して利用できるものであるが、他の成分を加えてもよい
ことはもちろんである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】無臭にんにくの花芽を原料とする本発明の
製品は、特に、カルシウム、カロチン、ビタミンB1、
ビタミンB2、ビタミンC、ナイアシンの含有量が高
く、食品として栄養価が優れている。
製品は、特に、カルシウム、カロチン、ビタミンB1、
ビタミンB2、ビタミンC、ナイアシンの含有量が高
く、食品として栄養価が優れている。
【0014】本発明の健康食品はそれのみで調味料とし
て食用に供し得るものであるが、粉末あるいはペースト
状に加工されているもので、これを小麦粉、米粉、そば
粉 、豆粉、いも粉、コーンスターチなどの穀物粉類や蛋
白粉あるいはこれらの練り物に添加混入することによっ
て、栄養価が高く、且つ風味のよい各種加工食品を得る
ことができる。この場合、各種原材料に対する本発明の
添加物の混合割合は、粉末状のものについては1乃至3
0容量%、ペースト状のものについては1乃至50容量
%程度が好ましい。
て食用に供し得るものであるが、粉末あるいはペースト
状に加工されているもので、これを小麦粉、米粉、そば
粉 、豆粉、いも粉、コーンスターチなどの穀物粉類や蛋
白粉あるいはこれらの練り物に添加混入することによっ
て、栄養価が高く、且つ風味のよい各種加工食品を得る
ことができる。この場合、各種原材料に対する本発明の
添加物の混合割合は、粉末状のものについては1乃至3
0容量%、ペースト状のものについては1乃至50容量
%程度が好ましい。
【0015】対象とされる食品は、穀物粉を原料とする
加工食品その他あらゆる加工食品に及ぶが、代表的な例
として、本発明の上記健康食品(粉末状)を混入した麺
類について以下に説明する。
加工食品その他あらゆる加工食品に及ぶが、代表的な例
として、本発明の上記健康食品(粉末状)を混入した麺
類について以下に説明する。
【0016】(1)乾麺うどんの場合 配合例(容量%) 小麦粉 100 本発明の無臭にんにく花芽粉末 4 食塩 4 水 37 合計 145 上記を混練し通常の製法により、切刃#12、麺厚1.
3mm、水分14.0%の乾麺んうどんを得た。
3mm、水分14.0%の乾麺んうどんを得た。
【0017】(1)乾麺そば場合 配合例(容量%) 小麦粉 70 そば粉 30 本発明の無臭にんにく花芽粉末 4 食塩 2 水 37 合計 143 上記を混練し通常の製法により、切刃#20、麺厚1.
1mm、水分13.5%の乾麺そばを得た。
1mm、水分13.5%の乾麺そばを得た。
【0018】本発明による上記麺類の試食結果は以下の
通りであった。 (1)色 調 麺が新鮮な緑色となり、花芽粉末の添加量により緑色の
濃淡が変化した。 (2)食 感 麺が滑らかになり、ふんわりとしたソフトな口当たり
で、もったりとした歯ごたえであった。 (3)風 味 特有の風味があり、麺の味がまろやかで濃くなり、美味
しくなった。
通りであった。 (1)色 調 麺が新鮮な緑色となり、花芽粉末の添加量により緑色の
濃淡が変化した。 (2)食 感 麺が滑らかになり、ふんわりとしたソフトな口当たり
で、もったりとした歯ごたえであった。 (3)風 味 特有の風味があり、麺の味がまろやかで濃くなり、美味
しくなった。
【0019】
【発明の効果】本発明により、これまで無駄に捨ててい
た無臭にんにくの花芽を健康食品あるいは食品添加物と
して有効利用することができるので一石二鳥の効果があ
る。特に、本発明の健康食品はカルシウム、カロチン
(ビタミンA)、ビタミンB1、B2、C、ナイアシン
等が豊富に含まれており、栄養価がきわめて高い自然食
品である。
た無臭にんにくの花芽を健康食品あるいは食品添加物と
して有効利用することができるので一石二鳥の効果があ
る。特に、本発明の健康食品はカルシウム、カロチン
(ビタミンA)、ビタミンB1、B2、C、ナイアシン
等が豊富に含まれており、栄養価がきわめて高い自然食
品である。
【0020】また、本発明の上記健康食品は加工穀物等
の食品原材料に添加、混合することにより、各種加工食
品の栄養価と味を格段に向上させることができる。
の食品原材料に添加、混合することにより、各種加工食
品の栄養価と味を格段に向上させることができる。
【0021】特に、本発明による健康食品添加物を使用
した麺類は色調はもちろんのこと、味、舌ざわり、歯ご
たえ、味のいずれも申し分のないものである。
した麺類は色調はもちろんのこと、味、舌ざわり、歯ご
たえ、味のいずれも申し分のないものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 無臭にんにくの花芽を主原料とする 粉
末状、ペースト状または固形状の健康食品 - 【請求項2】 無臭にんにくの花芽を主原料とする請求
項1記載の健康食品配合してなる加工食品 - 【請求項3】 無臭にんにくの花芽を主原料とする請求
項1記載の健康食品を配合した穀物粉を使用してなる麺
類
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11395992A JP3164880B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 健康食品及びこれを添加した加工食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11395992A JP3164880B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 健康食品及びこれを添加した加工食品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284932A JPH05284932A (ja) | 1993-11-02 |
JP3164880B2 true JP3164880B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=14625500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11395992A Expired - Fee Related JP3164880B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 健康食品及びこれを添加した加工食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3164880B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101703011B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2017-02-16 | 주식회사 필로비블론어소시에이츠 | 착탈식 간판 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4907477B2 (ja) * | 2007-09-14 | 2012-03-28 | 株式会社スパン・ライフ | 黒ニンニク製造方法および黒ニンニク添加食品 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP11395992A patent/JP3164880B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101703011B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2017-02-16 | 주식회사 필로비블론어소시에이츠 | 착탈식 간판 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05284932A (ja) | 1993-11-02 |
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