JPH0511941B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0511941B2 JPH0511941B2 JP1075044A JP7504489A JPH0511941B2 JP H0511941 B2 JPH0511941 B2 JP H0511941B2 JP 1075044 A JP1075044 A JP 1075044A JP 7504489 A JP7504489 A JP 7504489A JP H0511941 B2 JPH0511941 B2 JP H0511941B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- konjac
- seasoned
- konnyaku
- dried
- ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 244000247812 Amorphophallus rivieri Species 0.000 claims description 76
- 229920002752 Konjac Polymers 0.000 claims description 76
- 235000001206 Amorphophallus rivieri Nutrition 0.000 claims description 43
- 235000010485 konjac Nutrition 0.000 claims description 43
- 239000000252 konjac Substances 0.000 claims description 43
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 35
- 108010073771 Soybean Proteins Proteins 0.000 claims description 22
- 235000011194 food seasoning agent Nutrition 0.000 claims description 20
- 235000013312 flour Nutrition 0.000 claims description 16
- 235000019710 soybean protein Nutrition 0.000 claims description 14
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 6
- 238000004898 kneading Methods 0.000 claims description 4
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 3
- 239000000796 flavoring agent Substances 0.000 description 12
- 235000019634 flavors Nutrition 0.000 description 12
- 229940001941 soy protein Drugs 0.000 description 8
- 235000011888 snacks Nutrition 0.000 description 5
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 241000238366 Cephalopoda Species 0.000 description 2
- 230000001055 chewing effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 235000013324 preserved food Nutrition 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 239000004278 EU approved seasoning Substances 0.000 description 1
- 235000010469 Glycine max Nutrition 0.000 description 1
- 244000068988 Glycine max Species 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 235000013334 alcoholic beverage Nutrition 0.000 description 1
- AXCZMVOFGPJBDE-UHFFFAOYSA-L calcium dihydroxide Chemical compound [OH-].[OH-].[Ca+2] AXCZMVOFGPJBDE-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 230000015271 coagulation Effects 0.000 description 1
- 238000005345 coagulation Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 235000020845 low-calorie diet Nutrition 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 1
- 230000009967 tasteless effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、酒のつまみ物や間食用などに好適な
味付け乾燥こんにやく食品及びその製造方法に関
するものである。 〔従来の技術〕 酒のつまみ物や間食用に適した味付け乾燥こん
にやく食品に関する従来技術としては、特公昭59
−48970号公報に記載の技術がある。 こんにやくは、低カロリーのダイエツト食品と
して注目されているが、多量の水分を含んでいる
食品であるために、味付けした味が経時的に低下
する問題や腐敗する問題があつた。 上記の技術は、かかる問題を解決するために、
味付けした生こんにやくを乾燥させて保存食品と
すると共にこんにやくを硬化させたことにより歯
応えを良くしたものである。 〔発明が解決しようとする課題〕 然しながら、上記の味付け乾燥こんにやく食品
は、固いために食べるときに噛み切れ難い欠点が
あり、而も、味が充分に染み込んでいないため
に、噛んでいる間に添加された味が無くなり、味
の無くなつた乾燥こんにやくのみが口の中に残る
欠点があつた。 本発明は、かかる欠点を解決することを目的と
したものである。 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明の味付け乾
燥こんにやく食品は、こんにやく粉と大豆蛋白と
を4:1〜1:1の割合で混合並びに練成し、次
いで凝固した生こんにやくを、調味液で味付けし
て水分10〜30%に乾燥したものであり、味付け乾
燥こんにやく食品の製造方法としては、水とこん
にやく粉との割合を20:1〜40:1、こんにやく
粉と大豆蛋白との割合を4:1〜1:1に混合並
びに練成した後に帯状に成形して凝固した生こん
にやくを、調味液で味付けして水分10〜30%に乾
燥した後に、0.5〜3mmの幅に裁断する。 別の製造方法としては、水とこんにやく粉との
割合を約30:1、こんにやく粉と大豆蛋白との割
合を4:1〜1:1に混合並びに練成した後に帯
状に成形して凝固した生こんにやくを、調味液で
味付けして水分10〜30%に乾燥した後に、ローレ
ツトのかかつたローラの間を通過させてのしいか
状にソフト化する。 〔作用〕 上記のように構成された味付け乾燥こんにやく
食品は、大豆蛋白が適当な割合で含有されている
ので、従来の味付け乾燥こんにやくに較べて柔ら
かい特性がある。 従つて、従来の味付け乾燥こんにやくに較べて
食べ易い。 而も、柔らかいために味が内部までよく染み込
み、噛み始めてから呑み込むまで味が失われな
い。 帯状に成形された本発明の味付け乾燥こんにや
くを、0.5〜3mmに裁断すると、さきいかの様な
形状となり、摘んで食べるのに便利であり、噛み
易い味付け乾燥こんにやく食品となる。 又、裁断する代わりに、ローレツトのかかつた
ローラーの間を通過させてのしいか状にソフト化
した場合にも極めて千切り易く且つ食べ易い味付
け乾燥こんにやく食品となる。 〔実施例〕 本発明の実施例について、製造方法より説明す
る。 (1) 生こんにやくの製造 水とこんにやく粉との割合を20:1〜40:
1、好ましくは25:1〜32:1とし、こんにや
く粉と大豆蛋白との割合を4:1〜1:1、好
ましくは3:1〜2:1として、水、大豆蛋
白、こんにやく粉の順番にこんにやく煉り機の
ホツパーに投入して撹拌する。 撹拌後、約90分の膨潤時間をおいて、石灰水
を注入しながらこんにやく煉り機を運転して練
成する。 次に、こんにやく煉り機からノズル(スリツ
ト幅1.5×180mm)を通して帯状に成形しなが
ら、水温90℃以上のボイル槽へ押し出して凝固
させて帯状の生こんにやくを作る。 生こんにやくの水分割合が多いと柔らかくな
り乾燥効率が悪化し、水分割合が少ないと生こ
んにやくが固くなる弊害を生ずる。 (2) 味付け 帯状の生こんにやくを一定の長さに裁断し、
調味液に入れて煮沸しない程度(70〜95℃)で
一定時間(約30分間)浸漬して味を付ける。 煮沸しても風味の逃げない調味液で味付けす
る場合には、生こんにやくを調味液に漬けて煮
沸してもよいが、大豆蛋白を適度に含有する生
こんにやくは柔らかいために味が染み込み易い
性質があり、煮沸しなくても味付けできる利点
があり、従来の味付け乾燥こんにやく食品では
出来なかつた風味の有る味付け乾燥こんにやく
食品を得られる効果がある。 (3) 乾燥 味付けした生こんにやくを30〜60℃の温風
で、含水分10〜30%(約10時間乾燥)、望まし
くは15〜20%になるように乾燥する。 (4) 裁断 乾燥した帯状の味付け乾燥こんにやくをスリ
ツターで細く(裁断幅0.5〜3.0mm)を裁断し
て、第1図に示す様なさきいか状に形成された
味付け乾燥こんにやく食品1とする。 此の様な味付け乾燥こんにやく食品1は、摘
み易いうえに食べ易い形状となつており、且
つ、噛み易い固さとなつているので、酒の摘み
ものや間食に適している。 (5) のしいか状化 帯状の味付け乾燥こんにやく食品を、裁断す
る代わりに、ローレツトが掛けられた二個のロ
ーラーの間隙を0.2〜0.6mm、好ましくは0.3〜
0.5mmとし、此の間隙を通過させると、のしい
か状にソフト化された味付け乾燥こんにやく食
品2となる。 上記のローラーの間隙を0.2以下にした場合
にはモーター負荷が大となつて運転に適せず、
0.6以上ではのしいか状に成らない。 此の様な味付け乾燥こんにやく食品は、千切
り易く且つ食べ易い形状であり、而も、噛み易
い固さとなつているので、酒の摘みものや間食
に適している。 水とこんにやく粉の割合を30:1、こんにやく
粉と大豆蛋白の割合を第1表に示す条件として混
合並びに練成した後に帯状に成形して凝固し、調
味料で味付けした後に、好ましくは水分約18%に
乾燥し、更に約1mmの幅に裁断した味付け乾燥こ
んにやく食品1を、添加される大豆蛋白の含有量
を変えて製造し、その固さや味による食感比較を
行つて大豆蛋白の最適割合を調査した。 上記の条件で大豆蛋白の添加量を変えて製造さ
れた味付け乾燥こんにやく食品の種類を第1表に
示す。 此の第1表に示す試験により、次のような結果
を得た。 味付け乾燥こんにやく食品の固さについては、
ある程度含水分で調整が出来る。 風味を大豆蛋白臭に影響されないようにするに
は、大豆の添加割合を、こんにやく粉:大豆蛋白
=3:1〜2:1(こんにやく粉800gに対して大
豆蛋白266g〜400g)とした場合が最も望ましい
が、1:1(こんにやく粉800gに対して大豆蛋白
800g)までは、調味料によつて大豆蛋白臭をマ
スキング出来る。 然し、1:1の割合よりも大豆蛋白の含有量を
増加した場合には、凝固時間の関係で帯状の生こ
んにやくの製造は難しくなる。 又、4:1の割合よりもこんにやく粉の量を多
くすると、味付け乾燥こんにやく食品が固くなつ
て食べ難くなる。 試食者による味付け乾燥こんにやく食品の試食
のコメントは次のようになつた(第1表参照)。
味付け乾燥こんにやく食品及びその製造方法に関
するものである。 〔従来の技術〕 酒のつまみ物や間食用に適した味付け乾燥こん
にやく食品に関する従来技術としては、特公昭59
−48970号公報に記載の技術がある。 こんにやくは、低カロリーのダイエツト食品と
して注目されているが、多量の水分を含んでいる
食品であるために、味付けした味が経時的に低下
する問題や腐敗する問題があつた。 上記の技術は、かかる問題を解決するために、
味付けした生こんにやくを乾燥させて保存食品と
すると共にこんにやくを硬化させたことにより歯
応えを良くしたものである。 〔発明が解決しようとする課題〕 然しながら、上記の味付け乾燥こんにやく食品
は、固いために食べるときに噛み切れ難い欠点が
あり、而も、味が充分に染み込んでいないため
に、噛んでいる間に添加された味が無くなり、味
の無くなつた乾燥こんにやくのみが口の中に残る
欠点があつた。 本発明は、かかる欠点を解決することを目的と
したものである。 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明の味付け乾
燥こんにやく食品は、こんにやく粉と大豆蛋白と
を4:1〜1:1の割合で混合並びに練成し、次
いで凝固した生こんにやくを、調味液で味付けし
て水分10〜30%に乾燥したものであり、味付け乾
燥こんにやく食品の製造方法としては、水とこん
にやく粉との割合を20:1〜40:1、こんにやく
粉と大豆蛋白との割合を4:1〜1:1に混合並
びに練成した後に帯状に成形して凝固した生こん
にやくを、調味液で味付けして水分10〜30%に乾
燥した後に、0.5〜3mmの幅に裁断する。 別の製造方法としては、水とこんにやく粉との
割合を約30:1、こんにやく粉と大豆蛋白との割
合を4:1〜1:1に混合並びに練成した後に帯
状に成形して凝固した生こんにやくを、調味液で
味付けして水分10〜30%に乾燥した後に、ローレ
ツトのかかつたローラの間を通過させてのしいか
状にソフト化する。 〔作用〕 上記のように構成された味付け乾燥こんにやく
食品は、大豆蛋白が適当な割合で含有されている
ので、従来の味付け乾燥こんにやくに較べて柔ら
かい特性がある。 従つて、従来の味付け乾燥こんにやくに較べて
食べ易い。 而も、柔らかいために味が内部までよく染み込
み、噛み始めてから呑み込むまで味が失われな
い。 帯状に成形された本発明の味付け乾燥こんにや
くを、0.5〜3mmに裁断すると、さきいかの様な
形状となり、摘んで食べるのに便利であり、噛み
易い味付け乾燥こんにやく食品となる。 又、裁断する代わりに、ローレツトのかかつた
ローラーの間を通過させてのしいか状にソフト化
した場合にも極めて千切り易く且つ食べ易い味付
け乾燥こんにやく食品となる。 〔実施例〕 本発明の実施例について、製造方法より説明す
る。 (1) 生こんにやくの製造 水とこんにやく粉との割合を20:1〜40:
1、好ましくは25:1〜32:1とし、こんにや
く粉と大豆蛋白との割合を4:1〜1:1、好
ましくは3:1〜2:1として、水、大豆蛋
白、こんにやく粉の順番にこんにやく煉り機の
ホツパーに投入して撹拌する。 撹拌後、約90分の膨潤時間をおいて、石灰水
を注入しながらこんにやく煉り機を運転して練
成する。 次に、こんにやく煉り機からノズル(スリツ
ト幅1.5×180mm)を通して帯状に成形しなが
ら、水温90℃以上のボイル槽へ押し出して凝固
させて帯状の生こんにやくを作る。 生こんにやくの水分割合が多いと柔らかくな
り乾燥効率が悪化し、水分割合が少ないと生こ
んにやくが固くなる弊害を生ずる。 (2) 味付け 帯状の生こんにやくを一定の長さに裁断し、
調味液に入れて煮沸しない程度(70〜95℃)で
一定時間(約30分間)浸漬して味を付ける。 煮沸しても風味の逃げない調味液で味付けす
る場合には、生こんにやくを調味液に漬けて煮
沸してもよいが、大豆蛋白を適度に含有する生
こんにやくは柔らかいために味が染み込み易い
性質があり、煮沸しなくても味付けできる利点
があり、従来の味付け乾燥こんにやく食品では
出来なかつた風味の有る味付け乾燥こんにやく
食品を得られる効果がある。 (3) 乾燥 味付けした生こんにやくを30〜60℃の温風
で、含水分10〜30%(約10時間乾燥)、望まし
くは15〜20%になるように乾燥する。 (4) 裁断 乾燥した帯状の味付け乾燥こんにやくをスリ
ツターで細く(裁断幅0.5〜3.0mm)を裁断し
て、第1図に示す様なさきいか状に形成された
味付け乾燥こんにやく食品1とする。 此の様な味付け乾燥こんにやく食品1は、摘
み易いうえに食べ易い形状となつており、且
つ、噛み易い固さとなつているので、酒の摘み
ものや間食に適している。 (5) のしいか状化 帯状の味付け乾燥こんにやく食品を、裁断す
る代わりに、ローレツトが掛けられた二個のロ
ーラーの間隙を0.2〜0.6mm、好ましくは0.3〜
0.5mmとし、此の間隙を通過させると、のしい
か状にソフト化された味付け乾燥こんにやく食
品2となる。 上記のローラーの間隙を0.2以下にした場合
にはモーター負荷が大となつて運転に適せず、
0.6以上ではのしいか状に成らない。 此の様な味付け乾燥こんにやく食品は、千切
り易く且つ食べ易い形状であり、而も、噛み易
い固さとなつているので、酒の摘みものや間食
に適している。 水とこんにやく粉の割合を30:1、こんにやく
粉と大豆蛋白の割合を第1表に示す条件として混
合並びに練成した後に帯状に成形して凝固し、調
味料で味付けした後に、好ましくは水分約18%に
乾燥し、更に約1mmの幅に裁断した味付け乾燥こ
んにやく食品1を、添加される大豆蛋白の含有量
を変えて製造し、その固さや味による食感比較を
行つて大豆蛋白の最適割合を調査した。 上記の条件で大豆蛋白の添加量を変えて製造さ
れた味付け乾燥こんにやく食品の種類を第1表に
示す。 此の第1表に示す試験により、次のような結果
を得た。 味付け乾燥こんにやく食品の固さについては、
ある程度含水分で調整が出来る。 風味を大豆蛋白臭に影響されないようにするに
は、大豆の添加割合を、こんにやく粉:大豆蛋白
=3:1〜2:1(こんにやく粉800gに対して大
豆蛋白266g〜400g)とした場合が最も望ましい
が、1:1(こんにやく粉800gに対して大豆蛋白
800g)までは、調味料によつて大豆蛋白臭をマ
スキング出来る。 然し、1:1の割合よりも大豆蛋白の含有量を
増加した場合には、凝固時間の関係で帯状の生こ
んにやくの製造は難しくなる。 又、4:1の割合よりもこんにやく粉の量を多
くすると、味付け乾燥こんにやく食品が固くなつ
て食べ難くなる。 試食者による味付け乾燥こんにやく食品の試食
のコメントは次のようになつた(第1表参照)。
【表】
12名の調査員によつて、第1表に示すこんにや
く粉と大豆蛋白の成分割合が2:1の割合で同上
の製法をもちいた味付け乾燥こんにやく食品と大
豆蛋白無添加の味付け乾燥食品との食べ較べを行
つて食べ易い方を選択して食感比較調査を行つた
(第2表参照)。
く粉と大豆蛋白の成分割合が2:1の割合で同上
の製法をもちいた味付け乾燥こんにやく食品と大
豆蛋白無添加の味付け乾燥食品との食べ較べを行
つて食べ易い方を選択して食感比較調査を行つた
(第2表参照)。
本発明は、以上述べたように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本発明の味付け乾燥こんにやく食品は、従来
味付け乾燥こんにやく食品よりも柔らかいの
で、噛み切れないようなことはなく、極めて食
べ易い。 (2) 帯状の味付け乾燥こんにやく食品を0.5〜3
mmに裁断してさきいか状の味付け乾燥こんにや
く食品に加工すると、摘み易く且つ食べ易くな
る。 (3) 帯状の味付け乾燥こんにやく食品を、ローレ
ツトの掛かつたローラーの間を通して引き延ば
すと、のしいか状にソフト化されて、千切易く
食べ易くなる。 (4) 生こんにやくを味付けするときに、生こんに
やくが柔らかいために調味液の味が染み込み易
く、煮沸しない程度の温度(70〜95℃)の調味
液に浸漬して味付けすることも、或いは、従来
のように煮沸して味付けすることも出来る。 煮沸しない温度の調味液で味付けする場合に
は、煮沸するときに揮散し易い性質を持つた風
味付けの調味液が使用出来る利点がある。 又、生こんにやくは、内部に味が染み込むた
めに、咀嚼中に味が失われることがない美味し
い食品である。
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本発明の味付け乾燥こんにやく食品は、従来
味付け乾燥こんにやく食品よりも柔らかいの
で、噛み切れないようなことはなく、極めて食
べ易い。 (2) 帯状の味付け乾燥こんにやく食品を0.5〜3
mmに裁断してさきいか状の味付け乾燥こんにや
く食品に加工すると、摘み易く且つ食べ易くな
る。 (3) 帯状の味付け乾燥こんにやく食品を、ローレ
ツトの掛かつたローラーの間を通して引き延ば
すと、のしいか状にソフト化されて、千切易く
食べ易くなる。 (4) 生こんにやくを味付けするときに、生こんに
やくが柔らかいために調味液の味が染み込み易
く、煮沸しない程度の温度(70〜95℃)の調味
液に浸漬して味付けすることも、或いは、従来
のように煮沸して味付けすることも出来る。 煮沸しない温度の調味液で味付けする場合に
は、煮沸するときに揮散し易い性質を持つた風
味付けの調味液が使用出来る利点がある。 又、生こんにやくは、内部に味が染み込むた
めに、咀嚼中に味が失われることがない美味し
い食品である。
第1図及び第2図は本発明の実施例を示し、第
1図は裁断された味付け乾燥こんにやく食品の斜
視図、第2図はローレツト付きのローラーで引き
延ばされた味付け乾燥こんにやく食品の斜視図で
ある。 1,2……こんにやく食品。
1図は裁断された味付け乾燥こんにやく食品の斜
視図、第2図はローレツト付きのローラーで引き
延ばされた味付け乾燥こんにやく食品の斜視図で
ある。 1,2……こんにやく食品。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 こんにやく粉と大豆蛋白とを4:1〜1:1
の割合で混合並びに練成し、次いで凝固した生こ
んにやくに味付けし、水分10〜30%に乾燥して成
る味付け乾燥こんにやく食品。 2 水とこんにやく粉との割合を20:1〜40:
1、こんにやく粉と大豆蛋白との割合を4:1〜
1:1に混合並びに練成した後に帯状に成形して
凝固した生こんにやくを、調味液で味付けして水
分10〜30%に乾燥した後に、0.5〜3mmの幅に裁
断したことを特徴とする味付け乾燥こんにやく食
品の製造方法。 3 水とこんにやく粉との割合を20:1〜40:
1、こんにやく粉と大豆蛋白との割合を4:1〜
1:1に混合並びに練成した後に帯状に成形して
凝固した生こんにやくを、調味液で味付けして水
分10〜30%に乾燥した後に、ローレツトのかかつ
たローラの間を通過させて、のしいか状にソフト
化したことを特徴とする味付け乾燥こんにやく食
品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1075044A JPH02255050A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 味付け乾燥こんにゃく食品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1075044A JPH02255050A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 味付け乾燥こんにゃく食品及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02255050A JPH02255050A (ja) | 1990-10-15 |
JPH0511941B2 true JPH0511941B2 (ja) | 1993-02-16 |
Family
ID=13564815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1075044A Granted JPH02255050A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 味付け乾燥こんにゃく食品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02255050A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2614192B2 (ja) * | 1994-06-20 | 1997-05-28 | ヤマコン食品有限会社 | 乾燥味付けこんにゃくの製造方法 |
JP5454220B2 (ja) * | 2010-02-24 | 2014-03-26 | 味の素株式会社 | 低たんぱくイカ様食品の製造法 |
JP6414773B2 (ja) * | 2014-02-18 | 2018-10-31 | 株式会社みらい | つまみの製造方法 |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1075044A patent/JPH02255050A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02255050A (ja) | 1990-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4584204A (en) | Method for preparing a shrimp-like fish meat product | |
JPH0511941B2 (ja) | ||
US3974295A (en) | Process for preparing protein supplemented, flavored instant grits | |
JPS6234376B2 (ja) | ||
JPH0239226B2 (ja) | ||
JPS5942856A (ja) | 昆布および魚骨成分含有魚肉ペ−ストを用いる麺類の製造法 | |
JPS59102362A (ja) | 麺類の製造方法 | |
JPS59203467A (ja) | 新規なコンニヤクの食品及び食品添加物及びその利用方法 | |
JP3325122B2 (ja) | 麺類の製造方法 | |
JPS6227779B2 (ja) | ||
JPH01289458A (ja) | 中華麺及びその製造方法 | |
JPS602142A (ja) | チ−ズ加工食品 | |
JP3328454B2 (ja) | 麺用粉および麺類 | |
JP2732011B2 (ja) | わさびソース | |
JPH04341152A (ja) | 熟成麺の製造方法 | |
JPH10286072A (ja) | おから入り麺類の製造方法 | |
KR20000072244A (ko) | 발효다시마 제조방법 | |
JPS61199767A (ja) | サキイカ風練製品 | |
JPH0331426B2 (ja) | ||
JP3364860B2 (ja) | 低カロリーめんの製造方法 | |
JPH07102116B2 (ja) | みそ裂きいかの製造法 | |
SU1687226A1 (ru) | Способ получени обжаренного формованного картофелепродукта типа чипсов | |
JPS6047646A (ja) | 即席手延べ素麺の製造方法 | |
JPS62243A (ja) | 即席食品の製法 | |
JPH0368666B2 (ja) |