JP2614192B2 - 乾燥味付けこんにゃくの製造方法 - Google Patents
乾燥味付けこんにゃくの製造方法Info
- Publication number
- JP2614192B2 JP2614192B2 JP6162776A JP16277694A JP2614192B2 JP 2614192 B2 JP2614192 B2 JP 2614192B2 JP 6162776 A JP6162776 A JP 6162776A JP 16277694 A JP16277694 A JP 16277694A JP 2614192 B2 JP2614192 B2 JP 2614192B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- konjac
- dried
- seasoned
- manufacturing
- seasoned konjac
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、こんにゃくを味付けし
乾燥させて、直接手づかみで食することができる乾燥味
付けこんにゃくの製造方法に関する。
乾燥させて、直接手づかみで食することができる乾燥味
付けこんにゃくの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、こんにゃくを食するには、そ
のまま茹でたり、味付けして煮たり焼いたりする変化に
乏しい調理方法に限られ、そのため新しい調理方法の開
発が望まれていたが、たとえば特公昭59−48970
号公報及び特公平2−34587号公報に記載されてい
るように、味付けしたこんにゃくを乾燥室及び乾風で乾
燥させる調理方法が開発されている。
のまま茹でたり、味付けして煮たり焼いたりする変化に
乏しい調理方法に限られ、そのため新しい調理方法の開
発が望まれていたが、たとえば特公昭59−48970
号公報及び特公平2−34587号公報に記載されてい
るように、味付けしたこんにゃくを乾燥室及び乾風で乾
燥させる調理方法が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こんに
ゃくの従来からの調理方法においては、成分全体の98
%が水分であるため、重量が嵩んで搬送に支障を来たし
たり、味付けをする調理の場合は、持ち上げて食すると
汁分がこぼれたり、時間とともに味の低下や腐敗が進み
やすくなる問題点があった。
ゃくの従来からの調理方法においては、成分全体の98
%が水分であるため、重量が嵩んで搬送に支障を来たし
たり、味付けをする調理の場合は、持ち上げて食すると
汁分がこぼれたり、時間とともに味の低下や腐敗が進み
やすくなる問題点があった。
【0004】また、新しい調理方法においては、味付け
こんにゃくを長時間放置して乾燥させるために雑菌が付
着しやすかったり、味付けこんにゃく全体が固くなって
噛み難くくなる問題点があった。 KK06−00040
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こんにゃくを長時間放置して乾燥させるために雑菌が付
着しやすかったり、味付けこんにゃく全体が固くなって
噛み難くくなる問題点があった。 KK06−00040
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【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、この目的とすると
ころは、手軽に持ち歩いて食することができて、長期間
保存しても食味や食感を損なわない乾燥味付けこんにゃ
くの製造方法を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、この目的とすると
ころは、手軽に持ち歩いて食することができて、長期間
保存しても食味や食感を損なわない乾燥味付けこんにゃ
くの製造方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の乾燥味付けこんにゃくの製造方法として
は、味付けしたこんにゃくを、110〜130℃に加熱
した挟持体で20〜30秒間加圧成型しながら上下から
挟持し、含有水分が10〜30%になるように乾燥させ
てなるものである。
に、本発明の乾燥味付けこんにゃくの製造方法として
は、味付けしたこんにゃくを、110〜130℃に加熱
した挟持体で20〜30秒間加圧成型しながら上下から
挟持し、含有水分が10〜30%になるように乾燥させ
てなるものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された乾燥味付けこんにゃく
は、短時間で製造することができるので、大量生産やオ
ートメーション化も可能である。また、高温で調理する
ため殺菌効果があり、衛生的な食品とすることができ
る。
は、短時間で製造することができるので、大量生産やオ
ートメーション化も可能である。また、高温で調理する
ため殺菌効果があり、衛生的な食品とすることができ
る。
【0008】
【実施例】以下その製造方法の一実施例について説明す
る。薄板状のこんにゃく(縦15cm、横10cm、厚
さ5mm)を空炒りした後、しょう油、とうがらし、ア
ミノ酸等の調味料を加えて、水分が無くなるまでじっく
りと加熱して味を浸みこませる。この味付けした薄板状
のこんにゃくを110〜130℃に加熱した鉄板上に載
置し、さらに、その上部から同温度に加熱した鉄板を載
荷して加圧しながら20〜30秒間挾み込んで、含有水
分が10〜30%になるように蒸発させる。さらに、薄
板状のこんにゃく表面の水分を下部の鉄板上で10〜1
5秒間加熱して蒸発乾燥させる。このようにしてできた
乾燥味付けこんにゃくを裂きイカ状の裁断する。
る。薄板状のこんにゃく(縦15cm、横10cm、厚
さ5mm)を空炒りした後、しょう油、とうがらし、ア
ミノ酸等の調味料を加えて、水分が無くなるまでじっく
りと加熱して味を浸みこませる。この味付けした薄板状
のこんにゃくを110〜130℃に加熱した鉄板上に載
置し、さらに、その上部から同温度に加熱した鉄板を載
荷して加圧しながら20〜30秒間挾み込んで、含有水
分が10〜30%になるように蒸発させる。さらに、薄
板状のこんにゃく表面の水分を下部の鉄板上で10〜1
5秒間加熱して蒸発乾燥させる。このようにしてできた
乾燥味付けこんにゃくを裂きイカ状の裁断する。
【0009】 KK06−00040
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【発明の効果】このように、本発明の方法によって製造
された乾燥味付けこんにゃくは、こんにゃくに味付けを
して110〜130℃に加熱した鉄板で上下から20〜
30秒間挟持することにより含有水分を10〜30%に
乾燥させるので、こんにゃく内部に水分が閉じ込めら
れ、そのため適度な弾力と歯切れの良い食感と独特の食
味が得られ、また、乾燥することで重量が軽減して持ち
運びが容易となり手軽に場所、時間を問わずに食するこ
とができ、さらに高温で乾燥させるので殺菌効果もあり
更なる長期の保存が可能となる。
された乾燥味付けこんにゃくは、こんにゃくに味付けを
して110〜130℃に加熱した鉄板で上下から20〜
30秒間挟持することにより含有水分を10〜30%に
乾燥させるので、こんにゃく内部に水分が閉じ込めら
れ、そのため適度な弾力と歯切れの良い食感と独特の食
味が得られ、また、乾燥することで重量が軽減して持ち
運びが容易となり手軽に場所、時間を問わずに食するこ
とができ、さらに高温で乾燥させるので殺菌効果もあり
更なる長期の保存が可能となる。
Claims (1)
- 【請求項1】 味付けしたこんにゃくを、110〜13
0℃に加熱した挟持体で上下から挟持して、含有水分が
10〜30%になるように乾燥させることを特徴とする
乾燥味付けこんにゃくの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6162776A JP2614192B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 乾燥味付けこんにゃくの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6162776A JP2614192B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 乾燥味付けこんにゃくの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0889201A JPH0889201A (ja) | 1996-04-09 |
JP2614192B2 true JP2614192B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=15761008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6162776A Expired - Lifetime JP2614192B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 乾燥味付けこんにゃくの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614192B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020096552A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 小林食品株式会社 | コンニャク由来食品の製造方法、及びコンニャク由来食品 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948970A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-21 | Pioneer Electronic Corp | 磁電変換素子 |
JPS61195664A (ja) * | 1985-02-23 | 1986-08-29 | Mitsutoshi Tozawa | 乾燥コンニヤク |
JPH02255050A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-15 | Japan Tobacco Inc | 味付け乾燥こんにゃく食品及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP6162776A patent/JP2614192B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0889201A (ja) | 1996-04-09 |
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