JPS591012A - 熱間圧延材の反り抑制方法とその装置 - Google Patents

熱間圧延材の反り抑制方法とその装置

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JPS591012A
JPS591012A JP57108500A JP10850082A JPS591012A JP S591012 A JPS591012 A JP S591012A JP 57108500 A JP57108500 A JP 57108500A JP 10850082 A JP10850082 A JP 10850082A JP S591012 A JPS591012 A JP S591012A
Authority
JP
Japan
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rolled material
temperature
back surfaces
temperature difference
rolls
Prior art date
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Pending
Application number
JP57108500A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yamamoto
康博 山本
Shigenobu Yamamoto
山本 重信
Kenji Morita
憲二 森田
Masahiro Takahashi
正博 高橋
Utaro Taira
卯太郎 平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication of JPS591012A publication Critical patent/JPS591012A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱間圧延材の反り抑制方法とその装置に関する
鋼材の熱間圧延の場合、材料の噛み込み時に鼻上り又は
鼻下り、或いは中間部の反りが発生し。
作業性を悪化させたり、製品形状に悪影響を及ぼす。 
ここで、鼻上り、鼻下りとは圧延材の先端が上方又は下
方に反ることを示す。 こうした圧延材の反りは材料の
表面と裏面との温度差が大きいことによるが、・従来は
これらの関係を定量的に把握することな(、単に現場で
の経験に基づき反りの矯正を行っていたにすぎない。 
例えば1鼻上りの傾向場合には、加熱炉での下面方向の
加熱を低くしたり下面デスケーラの水量を多くする等の
操作を行ったにすぎず、十分な反り対策を行っていなか
った。
本発明は、圧延材の表裏面の温度差と反りの関係を予め
定量的に求め、この関係に基づき反りを抑制する方法を
装置を提供することを目的とする。
更に9本発明者は鼻上り、鼻下り等の圧延材の先端部の
反りについては、噛み込み時のロール加速の非定常領域
に関係することを見出し、無負荷時、即ち圧延材噛み込
み前に上下ロールの回転数に差をつけることが反りの抑
制に有効であることを発見したものである。 すなわち
、圧延開始時は上下ロールのスピードバランスの方が優
勢であるが、その後はロードバランスの方が優勢となり
、上下ロールのロードバランス、すなわち、各駆動モー
タの電流を等しくすることによって上下ロールの回転数
は次第に等しくなる。
他方、圧延材の中間部の反りの場合には、上下ロールの
各駆動モータの電流比を調整することによって反りを抑
制する。 本発明に従い、圧延材料の表面及び裏面の温
度を測定し、予め求めた無負荷時の上下ロールの回転数
比と表裏面温度差との関係に従い、上記の表裏面温度差
の実測値より上下ロールの回転数比を設定して圧延を開
始することを特徴とする熱間圧延材の反り抑制方法が提
供される。
本発明の1態様に従うと、更に、圧延材の表裏面温度差
の実測値より圧延中の上下ロールの各駆動モータの電流
比を設定して圧延機中間部の反りを抑制する。
更に本発明に従い、圧延機の前方で圧延材の表面及び裏
面の温度をそれぞれ測定する表面温度針と、該表面及び
裏面温度針と接続して圧延材の表裏面温度差から上下ロ
ールの駆動モータの無負荷時の回転数比及び圧延材噛み
込み後の電流比を演算する手段と、該演算手段から上記
回転数比及び電流比の信号を受ける上下ロールの駆動モ
ータの制御回路とからなることを特徴とする熱間圧延材
の反り抑制装置が提供される。
以下に、添付の図面を参照して本発明を実施例により説
明する。
第1図には表裏面温度差と圧延材先端部の反り量との関
係を示す。このデータは(56〜70ta )厚X 1
560m5巾X 6000w長の圧延材を上下ロールと
も同一の回転数及び負荷で圧延した場合の反り量を示し
たものである。ここで、横軸には表裏面温度差(表面温
度−裏面温度℃)を示し、縦軸には圧延材先端の反り高
さくa+)を示す。即ち1反り高さがプラスのときは鼻
上り、マイナスのときは鼻下りを示す。 この表裏面温
度差と反り量の関係は圧延材寸法が変わってもほぼ等し
いことを本発明者は確認している。更に本発明者は2表
裏面温度差がある場合に圧延材の鼻上り又は鼻下りを抑
制するのに必要な上下ロールの回転数比を求め。
この結果を第2図に示した。第2図では横軸に表裏面温
度差(”C)を、縦軸に先端部の反りを抑制するのに必
要な上下ロールの回転数比(上ロール回転数/下ロール
回転数)を示す。この場合、ロール寸法は上下ロールと
も1000mφX 430Qmmであったが、ロール径
が変わると第2図の曲線も鎖線で示すように変化する。
第3図には圧延材中間部における表裏面温度差(℃、横
軸)と、中間部の反りを抑制するのに必要な上下ロール
の負荷、即ち各駆動モータの電流比(縦軸)との関係を
示す。
第4図は本発明に従う反り抑制装置の1実施例を示す。
 ここでは、上下のワークロール1及び1” とバック
アップロール2及び2゛からなる圧延機の前方に一対の
温度針3A及び3Bを配置し、圧延材4の表面及び裏面
の温度を測定する。 圧延機の後方にも温度針5A及び
5Bを配置し、リバース圧延に於ける各パス前の圧延材
の表裏面温度を測定する。
各温度針は例えば物体の放射する赤外線を検知して物体
表面の温度を測定する放射線温度針であってよい。 温
度針3A、 3B、 5A及び5Bは温度差検出器6に
接続され、ここで温度差はディジタル値に変換され、演
算手段7に送られる。 演算手段7は予め求めている第
2図及び第3図に示す温度差と上下ロール回転数比及び
電流比の曲線に従い、上下ロール回転数比及び電流比を
演算して、これらの値を上下ワークロール1及びl゛の
駆動モータ(図示せず)の制御回路8に出力する。
第5図は本発明に従う反り抑制方法の1実施例例えば第
4図に示す演算手段7の機能のフローチャートである。
第5図に示す如く、圧延材の表面温度と裏面温度との差
がゼロに等しいときは本発明方法による反り抑制制御は
しない。 マイナスのときは、圧延材が上反り又は鼻上
り傾向にあることを示す。
次いで1表裏面温度差が圧延材全長にマイナスで分布し
ているときは圧延材が全長にわたって上反りであること
を示し、このときは上下ロールのスピードバランス、即
ち無負荷時の回転数比、及びロードバランス、即ちモー
タ電流比を設定して上下ロールの各駆動モータを制御す
る。 表裏面温度差が圧延材先端部のみにマイナスで現
れているときは鼻上り傾向を示し、このときは上下ロー
ルのスピードバランスのみを設定して制御する。
表裏面温度差がプラスのときは、鼻下り又は圧延材が全
長として下反り傾向であることを示し。
これらを判定し、鼻下り傾向のときは上下ロールのスピ
ードバランスのみを設定し、全長にわたって下反り傾向
のときは上下ロールのスピードバランス及びロードバラ
ンスを設定して上下ロールの各駆動モータを制御する。
実施例 200鰭厚X 1400龍巾X 2500鶴長のスラブ
を12パスノ圧延テ56mm厚X 1560n中の中間
厚さまで圧下したのち一定時間水冷を行った。 次いで
表面及び裏面の温度差を測定したところ先端部より約1
゜5mの範囲で表面740℃、裏面780 ”cと約4
0’Cの温度差があった。 13パス目で圧延材噛み込
み前の上ロール及び下ロールの回転数をそれぞれ50r
pm及び40rpmとして圧延した結果真上りは発生し
なかった。 その゛後、5パスの圧延をして22w厚X
 150ON中の鋼板を得た。 上述の如く2本発明の
方法又は装置を使用すると、圧延材の鼻上り。
鼻下り等の反りを解消し9作業性を改善するλ同時に、
製品の寸法、形状の精度を向上することができる。 更
に、従来の如く、温度差解消のためにデスケーリング水
を大量に使用する必要がなく省エネルギーにも効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧延材の表面及び裏面の温度差と圧延材に生ず
る反り量との関係を示すグラフである。 第2図は圧延材の表面及び裏面の温度差と反りを抑制す
るのに必要な上下ロールの回転数比との関係を示すグラ
フである。 第3図は、圧延材の表面及び裏面の温度差と反りを抑制
するのに必要な上下ロールの駆動モータの電流比との関
係を示す曲線のグラフである。 第4図は本発明に従う反り抑制装置の1実施例の概略図
である。 第5図は本発明に従う反り抑制方法の1実施例のフロー
チャートである。 (参照番号) 1.1” :ワークロール、2.2’  :バックアッ
プロール、3A、3B、5A、5B  :温度針。 4:圧延材、6:温度差検出器、7:演算手段。 8:駆動モータ制御回路 出願人    住友金属工業株式会社 代理人    弁理士 新居正彦 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧延材料の表面及び裏面の温度を測定し。 予め求めた無負荷時の上下ロールの回転数比と表裏面温
    度差との関係に従い、上記の表裏面温度差の実測値より
    上下ロールの回転数比を設定して圧延を開始することを
    特徴とする熱間圧延材の反り抑制方法。
  2. (2)更に、上記の表裏面温度差の実測値より圧延中の
    上下ロールの駆動モータの電流比を設定することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の熱間圧延材の反り
    抑制方法。
  3. (3)圧延機の前方で圧延材の表面及び裏面の温度をそ
    れぞ測定する表面温度針及び裏面温度針と、該表面゛及
    び裏面温度針と接続して圧延材の表裏面温度差から上下
    ロールの駆動モータの無負荷時の回転数比及び圧延材噛
    込み後の電流比を演算する手段と、該演算手段から上記
    回転数比及び電流比の信号を受ける上下ロールの駆動モ
    ータの制御回路とからなることを特徴とする熱間圧延材
    の反り抑制装置。
JP57108500A 1982-06-25 1982-06-25 熱間圧延材の反り抑制方法とその装置 Pending JPS591012A (ja)

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ID=14486350

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62199209A (ja) * 1986-02-28 1987-09-02 Nisshin Steel Co Ltd 準安定オ−ステナイト系ステンレス鋼の冷間圧延方法および冷間圧延中の鋼帯の表面温度測定装置
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US6015118A (en) * 1997-06-23 2000-01-18 Shimano, Inc. Control cable guide for a bicycle

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