JPS5910108B2 - テレビジヨン受像機におけるチヤンネル表示装置 - Google Patents

テレビジヨン受像機におけるチヤンネル表示装置

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JPS5910108B2
JPS5910108B2 JP54074399A JP7439979A JPS5910108B2 JP S5910108 B2 JPS5910108 B2 JP S5910108B2 JP 54074399 A JP54074399 A JP 54074399A JP 7439979 A JP7439979 A JP 7439979A JP S5910108 B2 JPS5910108 B2 JP S5910108B2
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悦太郎 宮田
節史 「かむろ」
建二 佐野
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビジョン受像機におけるチャンネル表示装
置に係り、特にチャンネル切換後の適当時間チャンネル
数字を受像管画面に映出するチャンネル表示装置に関す
るものである。
従来のテレビジョン受像機においては、一般にチャンネ
ル嫡子の回転に連動してチャンネル表示盤を回動するこ
とによりチャンネル数字を表示している。
ところで従来のチャンネル表示装置ではその構造上、個
々のチャンネル数字は余り大きくすることができず、仮
に大きくできたとしても返つて見苦しくなる虞れがあつ
た。
しかも最近ではリモートコントロールによりチャンネル
切換を行なうテレビジョン受像機が市場に出回つている
が、特にこのようなテレビジョン受像機においては、受
像機からかなり隔つた位置でチャンネル切換を行なうこ
とができるが、一方この場合チャンネル数字は見難かつ
た。
本発明は斯かる点に鑑み、チャンネルを切換える毎にそ
の後短時間の間受像チャンネル数字を受像管画面上に映
出するチャンネル表示装置を提供するものである。
、 但しこの場合空チャンネル受信時にチャンネル文字
を表示すればチャンネル文字の字体が乱れ見苦しくなる
虞れがあるため、本発明では特に空チャンネル受信時に
はチャンネル文字を表示しないようにしたチャンネル表
示装置を提供するもので1 ある。
以下図面に従つて本発明を説明する。
第1図は本発明に係るチャンネル表示装置を付設したテ
レビジヨン受像機のプロツク線図であり、ここで1はア
ンテナ、2はチユーナ回路、3は選局装置、4は中間周
波数増幅回路、5は映像検波回路、6は映像増幅回路、
7は受像管、8は音声中間周波増幅回路、9は音声検波
回路、10は音声増幅回路、11はスピーカ、12は同
期分離回路、13は垂直発振回路、14は垂直偏向回路
、15は水平発振回路、16は水平偏向回路であり、こ
れらによつて通常のテレビジヨン受像回路が構成されて
いる。
本発明は特にこのようなテレビジヨン受像回路にさらに
信号合成切換回路17、表示時間設定回路18、選択回
路19及び文字発生回路20を付加したものであり、ま
た該選局装置3においてチヤンネルの切換を行なつたと
き、選択回路19からの信号に基き文字発生回路20に
おいてその時時の受信チヤンネルに対応する数字信号(
または文字信号)を作成し、該文字信号を信号合成切換
回路17においてチヤンネル切換後の所定時間映像増幅
回路6からの映像信号に代えて受像管Tに供給するかま
たは該映像信号に重畳して合成信号を受像管7に供給す
ることにより、該受像管7においてチヤンネル切換後の
短時間の間受信チヤンネルの文字(数字をも含む)を映
出するものである。
なおここで該チヤンネルの表示時間は表示時間設定回路
18によつて任意に設定される。次に本発明に係る上記
各回路について個々に順に詳しく説明する。まず表示時
間設定回路18から説明すると、該回路18は、チヤン
ネルが切換えられたとき、この切換えられた瞬間からあ
る短時間(たとえば約0.5秒程度)の間、映像信号に
チヤンネル文字信号(数字信号をも含む)の重畳された
合成信号が若しくは該文字信号が単独に受像管7に供給
されるよう信号合成回路17を作動せしめるための回路
であり、該回路18は、第2図に示すようにトランジス
タ21,22、抵抗23,24,25,26、コンデン
サ27,28などからなる通常の単安定マルチバイブレ
ータ回路にダイオード29、抵抗30、コンデンサ31
を付加したワンシヨツト回路で簡単に構成することがで
きる。
このようなワンシヨツト回路の入力端子32に第4図a
の如くチヤンネル切換ごとに正のパルス信号を供給する
と、出力端子33からは切換後の一定時間]T1だけ高
レベル出力となる第4図bのような矩形波信号が得られ
る。
なお該一定時間T1は抵抗24の抵抗値R1とコンデン
サ27の容量値C1の積RlClによつて決定される。
従つてこうして得られる矩形波信号に基き、信号合成切
換回路17において文字信号の重畳若しくは切換を行な
うことができる。以下この矩形波信号を表示命令パルス
と称す。この表示命令パルスのパルス時間T1が文字表
示時間となる。ところで上述した第2図のようなワンシ
ヨツト回路で表示時間設定回路18を構成した場合には
、特に第4図Cに示す如く文字表示時間T1に比して短
い時間間隔でチヤンネルを切換えたとき、該回路18は
全てのチヤンネル切換のパルスに応答せず、ここではC
hl,Ch3,Ch5のパルスのみに応答して表示時間
が決定される。
従つてこのときCh2とCh4の切換時の表示時間は極
く僅かとなり、Ch2からCh3及びCh4からCh5
へのチヤンネル切換時間間隔の如何にかかわらず、Ch
2とCh4のチヤンネル文字は受像管画面から瞬間的に
消え去ることになる。第3図の回路は特にこの点に鑑み
て構成された表示時間設定回路の1実施例であり、ここ
ではトランジスタ34,35、抵抗36,37,38,
39,40,41よりなる通常のシユミツトトリガ一回
路の入力回路にトランジスタ42、コンデンサ43、抵
抗44よりなる充放電回路を付設して構成し、チヤンネ
ルの切換ごとにオアゲート45より抵抗46を介してト
ランジスタ42のベースに負のパルスを供給している。
即ちオアゲート45の入力端子はテレビジヨン放送の各
チヤンネルに対応した数だけ設けられ、しかも該入力端
子にはチヤンネル切換時に連動して切換わるスイツチ4
7を介して正電圧Vccが印加されるよう構成されてい
る。従つていまある特定のチヤンネルを受信している状
態では、オアゲート45の特定入力端子にスイツチ47
の摺動子を介して正電圧(ここではVcc)が印加され
、このときオアゲート45の出力端子4は正の高い電位
にある。
ところがチヤンネルが切換えられるとき、スイツチ47
の摺動子がオアゲート45のある入力端子から次の入力
端子に移る瞬間該摺動子は開放状態となるため、該オア
ゲート45の出力端子3の電位は瞬間的に低電位となる
従つて上記オアゲート45の出力端子3からはチヤンネ
ルが切換えられるごとに第4図eに示すような負極性の
パルス信号が得られる。
このためトランジスタ42のベースにはチヤンネル切換
ごとに抵抗46を介して負のパルス信号が供給され、こ
のパルス期間トランジスタ42は導通してコレクタ電流
が流れる。こうしてトランジスタ42が導通するたびに
コンデンサ43はほぼ電源電圧Ccまで充電され、トラ
ンジスタ42のカツトオフ期間に該コンデンサ43の充
電電荷は抵抗44を介して放電される。なお該コンデン
サ43の充電電荷はシユミツト回路のトランジスタ34
、抵抗37,38を介しても放電されるが、この放電量
は僅かであり、放電時定数は主に抵抗44とコンデンサ
43によつて決定される。このときのトランジスタ42
のコレクタ電圧即ち8点の電圧波形を第4図fに示す。
こうしてトランジスタ42、コンデンサ43、抵抗44
による充放電回路の第4図fのような充放電電圧がシユ
ミツト回路を構成しているトランジスタ34のベースに
印加される。
このシユミツト回路においては、トランジスタ34のベ
ースにある値Vth以上の電圧が印加されているとき該
トランジ゛スタ34が導通し、一方トランジスタ35は
カツトオフとなり、トランジスタ34のベース電圧があ
る値Th以下に低下すると、トランジスタ34がカツト
オフとなり、トランジスタ35が導通状態となる。
従つていま第4図fのような電圧がトランジスタ34の
ベースに印加されると、トランジスタ35のコレクタ即
ちシユミツト回路の出力端子5からは第4図gの如き矩
形波電圧が得られる。即ちチヤンネル切換を行なつてか
らの一定時間(ここではT2)のの間は端子5の出力電
圧は常に高レベルとなる。なおこの一定時間T2の長さ
はコンデンサ43と抵抗44によつて決定される。上記
のように第3図に示す如き実施例を本発明に係るチヤン
ネル表示時間設定回路として用いれば、たとえチヤンネ
ル切換がこの一定時間T2に比して速く行なわれたとし
ても、受像管画面上のチヤンネル表示はこのチヤンネル
切換に追随して行なわれ、第2図の実施例の如くあるチ
ヤンネル(上述した例ではCh2とCh4)のチヤンネ
ル表示時間が極端に短くなるということはない。
なお第3図の実施例において、トランジスタ34のエミ
ツタ抵抗として2つの抵抗37,38を用いているが、
通常一般的なシユミツト回路では抵抗37は用いていな
い。これは充放電回路の放電時定数がシユミツト回路の
影響を受けるのを防止するにはエミツタ抵抗の値を大き
くすればよいが、単に抵抗38の値を大きくすれば該シ
ユミツト回路の出力電圧が低下するため、該抵抗38と
は別個に抵抗37を挿入してエミツタ抵抗の値を高めた
ものである。次に選択回路19及び文字発生回路20に
ついて詳しく説明する。
なお以下に説明する文字発生回路の実施例では、VHF
放送受信時には各チヤンネルが1〜12の数字で、また
UHF放送受信時にはU1〜U8(但しこのU1〜U8
とは受信者側で受信しうるUHF放送のチヤンネルを適
当に対応づけたものである)の文字で受像管画面に表示
されるように文字信号が作成されるが、本実施例とは異
つた例えばVHF−UHF全チヤンネルを1〜62まで
の数字のみで表示するような信号を作る文字発生回路を
作成することも可能であろう。
だがここでは文字発生回路20等の回路構成をできるだ
け簡略化するため、1〜12の数字とU1〜U8の文字
で表示する場合について説明する。本実施例では1〜1
2の数字及びU1〜U8の文字が第5図に示す如く受像
管画面の中央に絵素A,B,C・・・Nの組合せとして
表示される。
なおノ ここで各絵素A,B,C・・・NはI,,,,
,,の7つの水平位置と1,2,3,4,5の5つの垂
直位値によつて定義することができる。
即ち模式的に表わすと、A=(1・2)、B=(1・4
)、C二(卜5)、D=(・2)、′.E=(I[I−
4)、F=(・2)、G=(・4)、H−(・1)、I
=(・3)、J=(・5)、K=(・2)、L=(・4
)、M=(・2)、N=(・4)となる。従つて換言す
ると、水平位置1,,,, 0V,,を決める水平単位信号と垂直位置1,2,3,
4,5を決める垂直単位信号とを基にして1〜12及び
U1〜U8の全てのチヤンネル文字信号を作成すること
ができる。
そこで第6図に示す具体的な実施例に基いて文字発生回
路20による文字信号の作成動作と選択回路19による
チヤンネル選択動作とについて説明する。
ここで47はチヤンネル切換時にチヤンネル摘子等と連
動して切換えられるスイツチであり、48は該スイツチ
47の切換に応じてその時々の受信チヤンネル6,0,
0,0,[F]からなる符号信号に変換するエンコーダ
回路である。
該エンコーダ回路は例えば第7図に示す如くダイオード
と抵抗を用いてダイオードマトリツクスで構成すること
ができる。
ここで1〜12及びU1の各チヤンネルは6,8,0,
0出力端子より2進符号化された信号として取出され、
またU2〜U8の各チヤンネルは[F]出力端子よりの
信号と48,0,0出力端子よりの2進符号化された信
号との組合せとして取出される。いまこの全チヤンネル
に対する4,9,0,0,[F]端子の出力コードを「
1」、「O」で表わすと第1表の通りとなる。
111011101110111011101なお第7
図に示すダイオードマトリツクス回路からはチヤンネル
切換時に表示時間決定回路18を駆動するに必要なトリ
ガ−パルスもまた取出される。
次に49はエンコーダ回路48において一旦コード化さ
れた符号を再びもとの1〜12及びU1のチヤンネル信
号に分離変換するデコーダ回路である。
このデコード回路49について特にここでは具体例を示
さないが、該回路49はエンコーダ回路48と同様にダ
イオードマトリクスで構成することができる。第6図の
回路例ではエンコーダ回路48とデコーダ回路49とで
第1図における選択回路19を構成し、ここで特に一旦
チヤンネル信号をエンコーダ回路48において態々6,
8,0,0,[F]信号にカード化し、その後デコーダ
回路49において再びチヤンネル信号に復元しているが
、これはデコーダ回路49を他の回路をも含めて1個の
素子に集積回路化するに際し一般に集積回路の入出力端
子数はできるだけ少ないことが望ましいため、このよう
に一旦コード化したものである。
ここでは入力端子は6,6,0,0,[F]の5つで済
む。また50は8個のフリツプフロツプ回路FFl,F
F2,・・・FF8から構成されるカウンタ回路であり
、該カウンタ回路50ではテレビジヨン受像機の水平発
振回路15“において得られる水平パルス信号力幼ウン
トされ、該カウント状態は垂直発振回路13より垂直パ
ルス信号が到来するごとにりセツトされる。ここで該カ
ウンタ回路50の特に第4〜第8フリツプフロツプ回路
FF4,FF5,・・・FF8の出力端子[F],0,
0,1,1からは第8図に示すような矩形波信号が取出
される。51は種々のゲート回路の組合せにより構成さ
れる垂直単位信号発生回路であり、該回路51では上記
カウンタ回路50の[F],0,0,1,1の各矩形波
信号に基いて1,2,3,4,5の垂直単位信号が作成
される。
この各単位信号の波形を第8図に示す。ここで、1,2
,3,4,5の各単位信号は次式で表わされる論理ゲー
トより得られる。1=(GnI了)、2=(GnI了+
HI!l)、3=(′GnYJ)、4=(丁J)、5二
(GHYJ)こうして得られる各垂直単位信号はテレビ
ジヨン受像機の垂直走査期間のほぼ中央に位置し、該信
号が第5図に示す如く受像管画面の中央にチヤンネル文
字を映出するための垂直位置決め信号となる。
52はパルス発振器であり、該発振器52はテレビジヨ
ン受像機の水平走査周波数15.75KHz)に比して
充分高い周波数ここでは230KHzのパルス信号を発
生する。
53は4個のフリツプフロツプ回路FFl,FF2FF
3,FF4より構成されるカウンタ回路であり、該カウ
ンタ回路53では上記パルス発振器52において発生さ
れる230KHzのパルス信号力幼ウントされ、該カウ
ント状態はテレビジヨン受像機の水平パルス信号によつ
てりセツトされる。
該カウンタ回路53の入力端子5及び各フリツプフロツ
プ回路FFl,FF2,FF3,FF4の出力端子[F
],6,8,0からは第9図に示すような矩形波信号が
得られる。54は上記垂直単位信号発生回路51と同様
種種のゲート回路の組合せにより構成される水平単位信
号発生回路であり、該回路54ではカウンタ回路53の
(g),1,6,8,0の各矩形波信号に基いてI,,
,,,,の水平単位信号が作成される。
この各単位信号の波形を第9図に示すが、該単位信号は
次式で表わされる論理ゲートより得られる。1=(KL
MNσ) =(MNO) 二(KLMNO) =(KLMNO) =(KTJMNO+LMNO+[MNO)=(K[MN
O) =(KT.MNO) こうして得られる水平単位信号は水平走査期間のほぼ中
央に位置し、該信号が受像管でのチヤンネル文字表示の
ための水平位置決め信号となる。
次に55はまた多数のゲート回路より構成される絵素信
号発生回路であり、該回路55では上記垂直単位信号発
生回路51及び水平単位信号発生回路54においてそれ
ぞれ発生される垂直単位信号1,2,3,4,5及び水
平単位信号1,,・・・に基いてA,B,C,・・・N
の絵素信号が作成される。該各絵素信号は水平垂直両単
位信号の組合せ信号となり、この組合せ内容は既述した
通りである。56もまた多数のゲート回路から構成され
る文字信号発生回路であり、該文字信号発生回路56で
は上記絵素信号発生回路55より得られるA,B,C,
・・・Nの絵素信号に基いて1〜12の数字信号及びU
1〜U8の文字信号が作成される。
実j際には該発生回路56からはO〜9と1−の数字信
号及びU−、U1の文字信号が得られる。
これら各信号は次式で示すようにA,B,C,・・・N
の絵素信号の適当なオアゲート出力として得られる。1
=F+G 2=H+I+J+G+M 3=H+I+J+M+N 44=F+I+K+L 5=F+H+I+J+N 6=F+G+H+I+J+N 7=F+H+M+N 8=F+G+H+I+J+M+N 9=F+H+I+J+M+N O=F+G+H+J+M+N 1−=A+B U−=A+B+C+D+E Ul=A+B+C+D+E+M+N 57もまた多数のゲート回路から構成される文字出力信
号発生回路であり、該回路57では上記エンコーダ回路
48の出力端子[F]より得られるU−チヤンネル信号
及びデコーダ回路49より得られる1〜12及びU1チ
ヤンネル信号の各チヤンネル信号と文字信号発生回路5
6より得られる該チヤンネル信号と対応するO〜9、1
−、U−及びU1の文字信号とがアンドゲートされ、該
文字出力信号発生回路56より適当な文字信号が取出さ
れる。
いま例えばデレビジヨン受像機において12チヤンネル
を受信した場合には、デコーダ回路49からは12チヤ
ンネル信号が得られ、このとき文字出力信号発生回路5
7では該チヤンネル信号に基いて文字信号発生回路56
より得られる1一及び2の文字信号のみがゲートされ取
出される。また同様にテレビジヨン受像機においてUH
F放送の34チヤンネルを受信した場合には、(但しこ
の34チヤンネル受信者側で表示用として仮にU2チヤ
ンネルに対応づけておくものとする。)エンコーダ回路
48からはU−チヤンネル信号が得られまたデコーダ回
路49からは2チヤンネル信号が得られ、このとき文字
出力信号発生回路57では該両チヤンネル信号に基いて
U一及び2の文字信号のみがゲートされ取出される。5
8はこうして文字出力信号発生回路57より得られる文
字信号を表示時間設定回路18より得られる表示命令パ
ルス信号によつてチヤンネル切換後の一定時間のみゲー
トするアンドゲート回路である。
上述した第6図の実施例ではカウンタ回路50、垂直単
位信号発生回路51、パルス発振器52、カウンタ回路
53、水平単位信号発生回路54、絵素信号発生回路5
5、文字信号発生回路56、文字出力信号発生回路57
、アンドゲート回路58によつて文字発生回路20を構
成している。
本発明のチヤンネル表示装置によれば、例えば第6図の
ように構成される文字発生回路20においてテレビジヨ
ン受像機の水平パルス信号及び垂直パルス信号を基にし
て各チヤンネル文字信号を作成し、一方選局装置3及び
選択回路19において受信チヤンネルに応じた特定のチ
ヤンネル信号を作成し、該チヤンネル信号に基いて文字
発生回路20より特定の文字信号を選択して取出し、信
号合成切換回路17においてチヤンネル切換後の一定時
間のみテレビジヨン受像機の映像信号に該文字信号を重
畳するか若しくは映像信号に換えて該文字信号を単独に
受像管7に供給し、こうして受像管画面上にチヤンネル
切換後の一定時間のみ受信チヤンネルの文字を表示する
ものである。なお第1図において例示した実施例のチヤ
ンネル表示装置によれば、垂直発振回路13及び水平発
振回路よりそれぞれ垂直パルス信号及び水平パルス信号
を取出し、該両パルス信号に基き文字発生回路20にお
いてチヤンネル文字信号を作成しているが、このような
場合にはテレビジヨン受像機を設置している地域でのテ
レビジヨン放送の有無にかかわらず換言すればテレビジ
ヨン受像機を空チヤンネルに受信セツトし水平及び垂直
同期信号が得られない場合にも垂直発振回路13及び水
平発振回路15は一応発振動作を継続しているため、文
字発生回路20においては常にチヤンネル文字信号が作
成され、従つて空チヤンネルに切換えた直後も一定時間
の間受像管画面にはチヤンネル文字が表示されることに
なる。このようなチヤンネル表示装置によれば空チヤン
ネルに受信セツトした場合にもそのチヤンネル文字が受
像管画面上に映出されることにはなるが、この場合には
垂直発振回路13及び水平発振回路15の発振周波数が
変動して受像管画面上のチヤンネル文字の字体が乱れ見
苦しくなる虞れがあつた。
第10図の実施例ではこの点に鑑み、水平若しくは垂直
同期信号の有無を検出し、該同期信号が無い場合には文
字発生回路20からのチヤンネル文字信号の抽出を停止
して空チヤンネルに切換えたときには受像管画面上には
チヤンネル文字を表示しないように構成したチヤンネル
表示装置を提供するものである。
特にここでは主要部のみを取出し、また第6図の実施例
と同一部分には同一符号を附している。ここで59はR
SSフリツプフロツプ回路であり、該フリツプフロツプ
回路59のセツト入力端子Sにはテレビジヨン受像機の
同期分離回路12より得られる水平同期信号を供給しま
たりセツト入力端子Rには垂直発振回路13より得られ
る垂直発振パルス信号を供給する。
一般にこのRSSフリツプフロツプ回路59の論理は第
2表の通りとなる。従つてテレビジヨン受像機の選局装
置3により空チヤンネルに受信セツトした場合には、R
SSフリツプフロツプ回路59のセツト入力端子Sには
水平同期信号が供給されないため、ただ該回路59はり
セツト入力端子Rに供給される垂直発振パルスにより常
にりセツトされた状態にあり、出力端子Qの出力は高レ
ベル即ち「1」の状態にある。
従つてこのときオアゲート60の出力は表示時間設定回
路18より供給される表示命令信号の如何にかかわらず
常に「1」となり、その故ノアゲート61及び62の出
力は常に「0」となりまたカウンタ回路50及び53は
ともにりセツトされている状態となる。一方インバータ
回路63の出力も常に「0」となり従つてアンドゲート
58の出力も「O」となる。この結果空チヤンネルに切
換えたときには、文字信号作成動作は停止されアンドゲ
ート58からは何ら文字信号を得られないOここで次に
放送チヤンネルに受信セツトした場合にはRSSフリツ
プフロツプ回路59のセツト入力端子Sに水平同期信号
が供給され、出力端子Qの出力は通常「o」の状態にセ
ツトされ、該出力はりセツト入力端子Rに垂直発振パル
スが供給されるごとに「1」にりセツトされるがその後
の水平同期信号によつて即座に「O」に戻される。
この場合の第10図の実施例における各部の出力波形を
第11図に示す。この結果放送チヤンネルに受信切換を
行なつたときには、この直後の一定時間の間表示時間設
定回路18より負極性の表示命令パルスがオアゲート回
路60に供給されるため、この間両カウンタ回路50及
び53はカウント動作を開始し、またこのカウント状態
はそれぞれ垂直発振パルス及び水平発振パルス周期でり
セツトされ、こうして文字発生回路20では文字信号作
成動作が行なわれる。一方このとき該文字発生回路20
のアンドゲートからはこの表示命令信号のパルス期間中
文字信号が抽出される。但しこの期間中でも特に垂直発
振パルス期間中にはアンドゲート58からの文字信号の
抽出は停止される。本発明のチヤンネル表示装置では、
上記のようにして放送チヤンネルに受信切換を行なつた
ときのみ、この切換後の一定時間の間、受像管画面上に
チヤンネル文字が表示され、空チヤンネルに切換えたと
きには何ら見苦しいチヤンネル文字は表示されないもの
である。なお本発明のチヤンネル表示装置によれば、特
にチヤンネルを切換えた直後の一定時間の間チヤンネル
文字を受像管画面に表示するものであるが、本発明のチ
ヤンネル表示装置を応用すれば、他にタツチスイツチな
どを用いてただチヤンネル切換摘子に手を触れたときに
もその直後の一定時間の間チヤンネル文字を画面上に表
示することも可能であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るチヤンネル表示装置を付設したテ
レビジヨン受像機のプロツク線図、第2図は本発明のチ
ヤンネル表示装置に用いられる表示時間設定回路の1実
施例の回路構成図、第3図は同表示時間設定回路の他の
実施例の回路構成図、第4図は第2図及び第3図の実施
例における各部信号波形図、第5図は本発明のチヤンネ
ル表示装置によつて受像管画面に表示される文字の1構
成図、第6図は本発明のチヤンネル表示装の基になる1
実施例のプロツク線図、第7図は同チヤンネル表示装置
に係るエンコーダ回路の1回路構成図、第8図は第6図
のチヤンネル表示装置における垂直単位信号発生回路の
動作説明のための信号波形図、第9図は同チヤンネル表
示装置における水平単位信号発生回路の動作説明のため
の信号波形図、第10図は本発明に係るチヤンネル表示
装置の1実施例の主要部のプロツク線図、第11図は第
10図におけるチヤンネル表示装置の各部信号波形図で
ある。 1はアンテナ、2はチユーナ回路、3は選局装置、4は
中間周波増幅回路、5は映像検波回路、6は映像増幅回
路、7は受像管、8は音声中間周波増幅回路、9は音声
検波回路、10は音声増幅回路、11はスピーカ、12
は同期分離回路、13は垂直発振回路、14は垂直偏向
回路、15は水平発振回路、16は水平偏向回路、17
は信号合成切換回路、18は表示時間設定回路、19は
選択回路、20は文字発生回路、34及び35は表示時
間設定回路におけるシユミツトトリガ一回路を構成して
いるトランジスタ、42は充放電回路を構成しているト
ランジスタ、43は同コンデンサ、44は同抵抗、48
は選択回路を構成しているエンコーダ回路、49は同デ
コーダ回路、50は文字発生回路を構成しているカウン
タ回路、51は同垂直単位信号発生回路、52は同パル
ス発振器、53は同カウンタ回路、54は同水平単位信
号発生回路、55は同絵素信号発生回路、56は同文字
信号発生回路、57は同文字信号出力回路、5 は同ア
ンドゲート回路、59は水平若しくは垂直同期信号の有
無を検出するためのRSSフリツプフロツプである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 テレビジョン受像機において、選局装置における受
    信チャンネルの切換に応じ該切換と同期し且つ一定のパ
    ルス時間を有する表示命令パルス信号を作成する表示時
    間設定回路と、前記選局装置における受信チャンネルに
    応じて識別し得る個々のチャンネル信号に分離する選択
    回路と、前記選択回路からのチャンネル信号及びテレビ
    ジョン受像機内の水平及び垂直パルス信号に基いて受信
    チャンネルに応じたチャンネル文字信号を発生する文字
    発生回路と、チャンネル切換後の一定時間の間テレビジ
    ョン受像機の映像信号に前記文字発生回路からのチャン
    ネル文字信号を重畳するか若しくは映像信号を該チャン
    ネル文字信号に切換える信号合成切換回路とを具備し、
    チャンネル切換後の一定時間の間チャンネル文字を受像
    管画面上に表示するチャンネル表示装置において、テレ
    ビジョン受像機内の水平若しくは垂直同期信号の有無を
    検出し、該同期信号の無いとき前記文字発生回路の動作
    を停止せしめて空チャンネル受信時にはチャンネル文字
    を表示しないことを特徴とするテレビジョン受像機にお
    けるチャンネル表示装置。
JP54074399A 1979-06-12 1979-06-12 テレビジヨン受像機におけるチヤンネル表示装置 Expired JPS5910108B2 (ja)

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