JPS5814791B2 - 抜き取りパルス発生装置 - Google Patents
抜き取りパルス発生装置Info
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- JPS5814791B2 JPS5814791B2 JP5452777A JP5452777A JPS5814791B2 JP S5814791 B2 JPS5814791 B2 JP S5814791B2 JP 5452777 A JP5452777 A JP 5452777A JP 5452777 A JP5452777 A JP 5452777A JP S5814791 B2 JPS5814791 B2 JP S5814791B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- counter
- pulses
- transistor
- vertical synchronization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカラーテレビジョン信号中に含まれているVI
R(バーテイカル・インターバル・リファレンス)信号
等の情報信号を受像機側において抽出する場合に必要な
抜き取りパルス発生装置に関するものである。
R(バーテイカル・インターバル・リファレンス)信号
等の情報信号を受像機側において抽出する場合に必要な
抜き取りパルス発生装置に関するものである。
放送局側から一般家庭のテレビ受像機に届く間に色映像
情報の色相、明るさ、コントラストなどが劣化しがちで
あるが、これを放送局側からの基準信号(VIR信号)
により補正するようにしたVIRシステムが提案せられ
ており、既に米国においては2〜3の放送局がこのVI
R信号を垂直帰線期間内に挿入して送っている。
情報の色相、明るさ、コントラストなどが劣化しがちで
あるが、これを放送局側からの基準信号(VIR信号)
により補正するようにしたVIRシステムが提案せられ
ており、既に米国においては2〜3の放送局がこのVI
R信号を垂直帰線期間内に挿入して送っている。
具体的に説明すれば第1図のイに示す複合映像信号にお
いて、21ライン分を包含する垂直帰線期間の第19番
目のラインにこの信号が挿入されており、該VIR信号
は第2図に示す如くクロマ基準,輝度基準、黒基準など
の各種基準信号からなっている。
いて、21ライン分を包含する垂直帰線期間の第19番
目のラインにこの信号が挿入されており、該VIR信号
は第2図に示す如くクロマ基準,輝度基準、黒基準など
の各種基準信号からなっている。
ところで受像機側においてVIR信号を利用する場合に
はこの信号を取り出すことが必要であるが、この取り出
しは必ずしも容易でない。
はこの信号を取り出すことが必要であるが、この取り出
しは必ずしも容易でない。
本発明はこのようなVIR信号等の情報信号を抜き取る
ためのパルスを発生する新規且つ有効な装置を提案する
ものである。
ためのパルスを発生する新規且つ有効な装置を提案する
ものである。
尚、本発明はVIR信号の抜き取りのためにのみ使用さ
れるものでなく、静止画放送信号又は文字放送信号を抜
き取るためや、その他種々の用途に用いられるが、本明
細書ではVIR信号抜き取りに使用する場合を例に挙げ
て説明する。
れるものでなく、静止画放送信号又は文字放送信号を抜
き取るためや、その他種々の用途に用いられるが、本明
細書ではVIR信号抜き取りに使用する場合を例に挙げ
て説明する。
第3図は本発明装置のブロック回路図であって、1はV
IR信号を含むテレビジョン信号から垂直同期パルスを
抽出する回路、2は前記テレビジョン信号の水平同期パ
ルスに位相が同期した水平周波数パルスを発生する水平
周波数パルス発生回路3は前記垂直同期パルスと水平周
波数パルスをカウン卜するカウンタ、4は前期カウンク
が垂直同期パルスを予め定めた偶数個カウントしてから
後、水平周波数パルスをカウンタに加えるように前記カ
ウンクへのパルス供給を制御する手段、そして5は前記
カウンタの内容がVIR信号の挿入されているラインに
相当するカウント数に至ったところで略IHの幅のパル
スを発生ずる回路である。
IR信号を含むテレビジョン信号から垂直同期パルスを
抽出する回路、2は前記テレビジョン信号の水平同期パ
ルスに位相が同期した水平周波数パルスを発生する水平
周波数パルス発生回路3は前記垂直同期パルスと水平周
波数パルスをカウン卜するカウンタ、4は前期カウンク
が垂直同期パルスを予め定めた偶数個カウントしてから
後、水平周波数パルスをカウンタに加えるように前記カ
ウンクへのパルス供給を制御する手段、そして5は前記
カウンタの内容がVIR信号の挿入されているラインに
相当するカウント数に至ったところで略IHの幅のパル
スを発生ずる回路である。
このような本発明装置の各構成要素は付属回路と共に更
に第4図において具体化されている。
に第4図において具体化されている。
この第4図はIC用に構成した回路を示しており、1番
ピン■にはコンデンサC1が外付けされている。
ピン■にはコンデンサC1が外付けされている。
第1図の複合映像信号をテレビジョン受像機の通常の同
期分離回路を通すことにより得られる複合同期パルス〔
第1図ロ参照〕は2番ピン■からスイッチングトランジ
スタT1のベースに加えられて、該トランジスタT1を
水平同期パルス、等価パルス及び垂直同期パルス〔いず
れも第1図イ参照〕の期間のみオフにする。
期分離回路を通すことにより得られる複合同期パルス〔
第1図ロ参照〕は2番ピン■からスイッチングトランジ
スタT1のベースに加えられて、該トランジスタT1を
水平同期パルス、等価パルス及び垂直同期パルス〔いず
れも第1図イ参照〕の期間のみオフにする。
一方3番ピン■を通して水平周波数パルス(例えばフラ
イバックパルスであり、以下「フライパックパルス」と
いう)〔第1図ホ参照〕がトランジスタT2のベースに
加えられ、該トランジスタT2をフライパックパルス期
間のみオンにする。
イバックパルスであり、以下「フライパックパルス」と
いう)〔第1図ホ参照〕がトランジスタT2のベースに
加えられ、該トランジスタT2をフライパックパルス期
間のみオンにする。
従って、このように動作するトランジスタT1,T2が
接続された差動対T3,T4の一方T3のベースはトラ
ンジスタT1,T2が共にオフのとき、即ち等化パルス
と垂直同期パルス幅の期間のみ電源Vccによりコンデ
ンサC1が充電されることにより電位が上り、他の期間
T1又はT2の導通によりコンデンサC1に蓄積された
電荷がT1又はT2を通して放電されることにより略接
地電位となる。
接続された差動対T3,T4の一方T3のベースはトラ
ンジスタT1,T2が共にオフのとき、即ち等化パルス
と垂直同期パルス幅の期間のみ電源Vccによりコンデ
ンサC1が充電されることにより電位が上り、他の期間
T1又はT2の導通によりコンデンサC1に蓄積された
電荷がT1又はT2を通して放電されることにより略接
地電位となる。
尚、等化パルスと垂直同期パルスの両パルス幅期間は異
なるので、それに応じてトランジスタT3のベース電位
上昇も異なる。
なるので、それに応じてトランジスタT3のベース電位
上昇も異なる。
第1図ハは,この様子を示しており、T1,T2のオフ
期間の長い垂直同期パルス幅期間ではレベルE2まで上
昇するが、前記オフ期間の短かい等化パルス期間ではレ
ベルE1に届くのみである。
期間の長い垂直同期パルス幅期間ではレベルE2まで上
昇するが、前記オフ期間の短かい等化パルス期間ではレ
ベルE1に届くのみである。
ここで差動対の他方T4のベースバイアスをE1<×■
cc<E2と R6+R7 なるように選定しておけば該トランジスタT4のコレク
タには略垂直同期パルスに従った正極性のパルスが現わ
れる。
cc<E2と R6+R7 なるように選定しておけば該トランジスタT4のコレク
タには略垂直同期パルスに従った正極性のパルスが現わ
れる。
このパルスは次段のトランジスタT5をオフにしてその
コレクタ側の電圧分割点aに負極性のパルスを生ぜしめ
る。
コレクタ側の電圧分割点aに負極性のパルスを生ぜしめ
る。
即ち、トランジスタT,は通常はT4の導通によりベー
ス電位が下ってオンとなり、点aは一定の高レベル電位
となっているが、前述のようにトランジスタT4のコレ
クタに正極性パルスが現われたときにはオフになって点
aはアース電位になるからである。
ス電位が下ってオンとなり、点aは一定の高レベル電位
となっているが、前述のようにトランジスタT4のコレ
クタに正極性パルスが現われたときにはオフになって点
aはアース電位になるからである。
尚、点aに生じるパルスは第1図ハの大きな鋸歯状波電
圧に従い6ヶ生じる筈であるが、後述するように本実施
例では2個以後は図示のように接続されたトランジスタ
T6をオンすることにより実質的に無効としているので
第1図二では2個のみ示している。
圧に従い6ヶ生じる筈であるが、後述するように本実施
例では2個以後は図示のように接続されたトランジスタ
T6をオンすることにより実質的に無効としているので
第1図二では2個のみ示している。
前記トランジスタT1〜T5とそれらに付随する抵抗並
びにコンデンサC1は第3図における垂直同期パルス抽
出回路1を構成している。
びにコンデンサC1は第3図における垂直同期パルス抽
出回路1を構成している。
尚、2番ピン■に接続されたツエナーダイオードDzは
ノイズ対策用として導入したものである。
ノイズ対策用として導入したものである。
次にカウンタ3はT・フリツプフロツプを5個縦続して
構成しており、図ではそのうちの1つのTフリツプフロ
ツプF1のみ具体的に示し、他はブロックF2,F3,
F4,F5のみで示しているが、これらは全て同一の回
路構成である。
構成しており、図ではそのうちの1つのTフリツプフロ
ツプF1のみ具体的に示し、他はブロックF2,F3,
F4,F5のみで示しているが、これらは全て同一の回
路構成である。
T・フリツプフロツプF1は当初S1が低レベルになる
ようにリセットパルスにより制御されるのでT11がオ
フでT12がオンとなってT12のエミツタ電流はT7
を通ってアースに流れているが、前記垂直同期パルス抽
出回路1の点aに生じた負極性パルスがトランジスタT
7,T8に与えられると、これらT7,T8はオフとな
ってT12のエミツタ電流はT7のコレクタ・エミツタ
を通じて流れることができず、T9のベースに流れ込む
。
ようにリセットパルスにより制御されるのでT11がオ
フでT12がオンとなってT12のエミツタ電流はT7
を通ってアースに流れているが、前記垂直同期パルス抽
出回路1の点aに生じた負極性パルスがトランジスタT
7,T8に与えられると、これらT7,T8はオフとな
ってT12のエミツタ電流はT7のコレクタ・エミツタ
を通じて流れることができず、T9のベースに流れ込む
。
このためT9がオンとなり、T11のベース・エミツク
間バイアスがかかってT・フリツプフロツプは状態を反
転し、T11がオン、T12がオフとなる。
間バイアスがかかってT・フリツプフロツプは状態を反
転し、T11がオン、T12がオフとなる。
このようにT11,T12の反転動作は負極性パルスが
T7,T8に入力される度に行なわれる。
T7,T8に入力される度に行なわれる。
カウンタ3が、その入力パルスを2個カウントした時、
第1デコーダ・トランジスタT13のエミツクは全てハ
イレベル入力信号となり、そのコレクタに接続されたト
ランジスタT14をオンとする。
第1デコーダ・トランジスタT13のエミツクは全てハ
イレベル入力信号となり、そのコレクタに接続されたト
ランジスタT14をオンとする。
このため、フリツプフロツプF6はT15がオン、T1
6がオフとなる。
6がオフとなる。
そして、前記T16のオフに従って、T6がオンとなる
ので先にも述べたように差動対を構成するトランジスタ
T4のコレクタに生じるパルスはそれ以降は無効とされ
カウンク3に加わることはない。
ので先にも述べたように差動対を構成するトランジスタ
T4のコレクタに生じるパルスはそれ以降は無効とされ
カウンク3に加わることはない。
しかしながら、前記フリツプフロツプF6の他方のトラ
ンジスタT15のオンに従って、T17がオフ、T18
がオンとなるので、3番ピン■からのフライバックパル
スがT18を通じてカウンタ3に次々と加えられること
になる。
ンジスタT15のオンに従って、T17がオフ、T18
がオンとなるので、3番ピン■からのフライバックパル
スがT18を通じてカウンタ3に次々と加えられること
になる。
このように、最初の2個は垂直同期パルスが加えられ、
引き続いてフライバックパルスが加えられるカウンタ3
の各構成T・フリツプフロツプF1,F2,F3,F4
,F,の第1出力ヌは第1図のS1,S2,S3,S4
,S5のようになる。
引き続いてフライバックパルスが加えられるカウンタ3
の各構成T・フリツプフロツプF1,F2,F3,F4
,F,の第1出力ヌは第1図のS1,S2,S3,S4
,S5のようになる。
尚、垂直同期パルスを2個カウントしてからフライバッ
クパルスをカウンタに加えるようにしているが、カウン
トすべき垂直同期パルスは2個に限定する必要はなく、
4個でも6個でもよく、結局偶数であればよい。
クパルスをカウンタに加えるようにしているが、カウン
トすべき垂直同期パルスは2個に限定する必要はなく、
4個でも6個でもよく、結局偶数であればよい。
しかしながら、奇数個のカウントでは偶数フィールドと
奇数フィールドのいずれか一方で誤動作が生じることに
なるので、避けなければならない。
奇数フィールドのいずれか一方で誤動作が生じることに
なるので、避けなければならない。
例えば第5図に示すように、一個の垂直同期パルスのみ
をカウントして行なう場合について説明すると、偶数フ
ィールドではフライバックパルスホと抽出垂直同期パル
スニの位置が略同じ位置にあるので、カウンタ3に入力
されるパルスはトのようになるが、奇数フィールドでは
抽出垂直同期パルスヨがフライバックパルスボの繰返し
位置からずれたところにあるので、カウンタ3に入力さ
れるパルスはト′に示すように1つ多くなってしまう。
をカウントして行なう場合について説明すると、偶数フ
ィールドではフライバックパルスホと抽出垂直同期パル
スニの位置が略同じ位置にあるので、カウンタ3に入力
されるパルスはトのようになるが、奇数フィールドでは
抽出垂直同期パルスヨがフライバックパルスボの繰返し
位置からずれたところにあるので、カウンタ3に入力さ
れるパルスはト′に示すように1つ多くなってしまう。
VIR信号抜き取りパルスを発生せしめる場合には、開
始パルスから一定数のカウントにより発生させるように
しているので、第5図のようにした場合にはいずれか一
方のフィールドではVIR信号が抽出されないという不
都合な結果になる。
始パルスから一定数のカウントにより発生させるように
しているので、第5図のようにした場合にはいずれか一
方のフィールドではVIR信号が抽出されないという不
都合な結果になる。
この点、本発明の如く抽出垂直同期パルスを偶数個カウ
ントしてからフライバックパルスをカウンタに加えるよ
うにすると偶数フィールド、寄数フィールドともVIR
信号の挿入されているラインまでのカウント数が同一と
なり、前記のようにいずれか一方のフィールドで誤動作
が生じるという虞れはなくなる。
ントしてからフライバックパルスをカウンタに加えるよ
うにすると偶数フィールド、寄数フィールドともVIR
信号の挿入されているラインまでのカウント数が同一と
なり、前記のようにいずれか一方のフィールドで誤動作
が生じるという虞れはなくなる。
ただし、偶数個のうちでも、特に2個に選定した場合に
は弱電界時においても確実な動作が期待できるという利
点がある。
は弱電界時においても確実な動作が期待できるという利
点がある。
即ち弱電界時には同期分離回路から得られる垂直同期パ
ルスは第6図に示すように第3番目から以降崩れがちと
なるが、最初の2個あたりまではかなりしつかりしたパ
ルスとなっているからである。
ルスは第6図に示すように第3番目から以降崩れがちと
なるが、最初の2個あたりまではかなりしつかりしたパ
ルスとなっているからである。
このようにしてパルスが入力されるカウンタ3が所定数
のパルスをカウントしたときVIR信号抜き取りパルス
を発生する回路5は第2デコーダトランジスタT33と
、そのコレクタに接続されたトランジスタT35,T3
6及び、T37,T38から構成される。
のパルスをカウントしたときVIR信号抜き取りパルス
を発生する回路5は第2デコーダトランジスタT33と
、そのコレクタに接続されたトランジスタT35,T3
6及び、T37,T38から構成される。
前記第2デコーダ・トランジスタT33のエミツタはカ
ウンタ3の出刀S1,S2,S3,S4,S5が与えら
れるよう接続されており、このため第1図のヌに示す波
形から窺知できるように17のカウント数のところでT
33の入力は全てハイレベルとなるので、該第2デコー
ダ・トランジスタT33はオフとなり、従ってそのコレ
クタに接続されたトランジスタT35はオン、T36は
オフとなって点bには略1H分に相当する負極性のゲー
トパルス〔第1図ル参照〕が生じる。
ウンタ3の出刀S1,S2,S3,S4,S5が与えら
れるよう接続されており、このため第1図のヌに示す波
形から窺知できるように17のカウント数のところでT
33の入力は全てハイレベルとなるので、該第2デコー
ダ・トランジスタT33はオフとなり、従ってそのコレ
クタに接続されたトランジスタT35はオン、T36は
オフとなって点bには略1H分に相当する負極性のゲー
トパルス〔第1図ル参照〕が生じる。
同時にトランジスタT37がオフになることから、トラ
ンジスタT38は導通し、そのエミツタに略1H分に相
当する正極性のゲートパルスを生じる。
ンジスタT38は導通し、そのエミツタに略1H分に相
当する正極性のゲートパルスを生じる。
尚、このように正負のゲートパルスを発生するか否は後
続する回路(図示せず)との関係において決せられるべ
きものであり、従っていずれか一方のゲートパルスだけ
でもよい場合もあることはいうまでもない。
続する回路(図示せず)との関係において決せられるべ
きものであり、従っていずれか一方のゲートパルスだけ
でもよい場合もあることはいうまでもない。
前記第2デコーダ・トランジスタT33は21個のカウ
ントパルスのうち17個のカウント以外のところではエ
ミツタ入力の少くともいずれか1つがローレベルとなる
ので導通し、従ってコレクタに接続されたトランジスタ
T35以降の回路状態が全て反転し、前記のゲートパル
スは現われない。
ントパルスのうち17個のカウント以外のところではエ
ミツタ入力の少くともいずれか1つがローレベルとなる
ので導通し、従ってコレクタに接続されたトランジスタ
T35以降の回路状態が全て反転し、前記のゲートパル
スは現われない。
またベースに接続されたトランジスタT35は3番ピン
■からのフライパックパルス〔第1図ホ〕が与えられて
、該フライバックパルスの期間のみ導通し、そのコレク
タ電位、従ってトランジスタT33,T35のベースを
アース電位に落スので、フライバックパルスの期間はデ
コーダT33が実質的に不作動になったことに相当する
。
■からのフライパックパルス〔第1図ホ〕が与えられて
、該フライバックパルスの期間のみ導通し、そのコレク
タ電位、従ってトランジスタT33,T35のベースを
アース電位に落スので、フライバックパルスの期間はデ
コーダT33が実質的に不作動になったことに相当する
。
それ故17個のカウントによりトランジスタT36,T
38の各エミツタに生じるゲートパルスはフライバック
パルス幅を除いた1H期間となる。
38の各エミツタに生じるゲートパルスはフライバック
パルス幅を除いた1H期間となる。
尚、このようにフライバックパルス期間のみデコーダT
33を不作動とするのは次の理由による。
33を不作動とするのは次の理由による。
一般にカウンタはアンド回路等を用いてフィードバック
をとることにより同期式カウンタとすることができるが
,該同期式カウンタは構成が複雑になるのを避け得ない
。
をとることにより同期式カウンタとすることができるが
,該同期式カウンタは構成が複雑になるのを避け得ない
。
このため第4図の如き非同期方式のカウンタを採用する
と有利であるが、斯る非同期方式のカウンタでは各ビッ
トの時間遅れが生じる。
と有利であるが、斯る非同期方式のカウンタでは各ビッ
トの時間遅れが生じる。
第7図はカウンタ3が16個のパルスを数えた点の各T
・フリツプフロツプの第1出力波形を例として示してい
るが、S1のの変化に応じて変わるS2〜S5の変化に
は点線で示す如く時間的な遅れが僅かずつではあるが生
じる。
・フリツプフロツプの第1出力波形を例として示してい
るが、S1のの変化に応じて変わるS2〜S5の変化に
は点線で示す如く時間的な遅れが僅かずつではあるが生
じる。
このような信号の遅れ時間内に第2デコーダ・トランジ
スタT33が誤動作し、不必要なところでゲートパルス
を発生するという虞れがある。
スタT33が誤動作し、不必要なところでゲートパルス
を発生するという虞れがある。
従って、このような遅れ時間を包含するフライパックパ
ルスを使って該パルス期間のみ第2デコーダ・トランジ
スタT33を不作動とするのである。
ルスを使って該パルス期間のみ第2デコーダ・トランジ
スタT33を不作動とするのである。
これによれば非同期式カウンタに生じる微小な時間遅れ
に起因する誤動作を払拭できしかもフライバックパルス
期間を不作動としても得られるゲートパルスはVIR信
号抜き取りに十分な幅を有しているので問題はない。
に起因する誤動作を払拭できしかもフライバックパルス
期間を不作動としても得られるゲートパルスはVIR信
号抜き取りに十分な幅を有しているので問題はない。
尚、このような非同期式カウンタの時間遅れによる影響
を除去するため同じような構成が後述する第3デコーダ
・トランジスタT31にも、また既に説明した第1デコ
ーダ・トランジスタT13にもT32,T20で示す如
く採用されている。
を除去するため同じような構成が後述する第3デコーダ
・トランジスタT31にも、また既に説明した第1デコ
ーダ・トランジスタT13にもT32,T20で示す如
く採用されている。
第3デコーダ・トランジスタT31及びそのコレクタに
接続されたトランジスタT30,T29,T28,T2
7並びにT21はカウンタ3へのパルス入力を一定数以
上のところで打ち切るため設けられたものであって、こ
のようにカウンタへのパルスを遮断する手段がない場合
には、引き続くカウンタの動作により、17個のカウン
ト内容と同一のカウント内容を走査期間中にも呈するこ
とから不必要な時点で周期的にゲートパルスを発生して
しまうからである。
接続されたトランジスタT30,T29,T28,T2
7並びにT21はカウンタ3へのパルス入力を一定数以
上のところで打ち切るため設けられたものであって、こ
のようにカウンタへのパルスを遮断する手段がない場合
には、引き続くカウンタの動作により、17個のカウン
ト内容と同一のカウント内容を走査期間中にも呈するこ
とから不必要な時点で周期的にゲートパルスを発生して
しまうからである。
第3デコーダ・トランジスタT31はカウンタの各T・
フリツプフロツプのS1,S2,S3,S4,S5がエ
ミツタに入力されるようカウンタと接続されており、そ
のため21個のカウント時点で不導通となる。
フリツプフロツプのS1,S2,S3,S4,S5がエ
ミツタに入力されるようカウンタと接続されており、そ
のため21個のカウント時点で不導通となる。
それに従い、T30がオン、T29がオフ、T28,T
27,T21がオンとなってフリツプフロツプF6を構
成するT16のコレクタ電位、従ってT15のベース電
位を低くしてT15をオフ、T16をオンとなし、フリ
ツプフロツプの状態を反転せしめる。
27,T21がオンとなってフリツプフロツプF6を構
成するT16のコレクタ電位、従ってT15のベース電
位を低くしてT15をオフ、T16をオンとなし、フリ
ツプフロツプの状態を反転せしめる。
このためスイッチングトランジスタT17がオン、T1
8がオフとなって3番ピン■からのフライバックパルス
はカウンタ3に供給されなくなる。
8がオフとなって3番ピン■からのフライバックパルス
はカウンタ3に供給されなくなる。
前記第3デコーダトランジスタT31の出力に関係する
トランジスタT27のエミツクにはスイッチングトラン
ジスタT22〜T26が図示のように並列に接続されて
いて、T27の導通に従い、これらのトランジスタT2
2〜T26も導通してその各エミッタをローレベルとす
る。
トランジスタT27のエミツクにはスイッチングトラン
ジスタT22〜T26が図示のように並列に接続されて
いて、T27の導通に従い、これらのトランジスタT2
2〜T26も導通してその各エミッタをローレベルとす
る。
このことはカウンタ3を構成する各フリツプフロツプF
2〜F5をリセットすると共にそれらの第1出力S1〜
S5をローレベルの初期状態にすることを意味する。
2〜F5をリセットすると共にそれらの第1出力S1〜
S5をローレベルの初期状態にすることを意味する。
第1図においてチはこの場合のリセットパルスを示して
いる1このリセットパルスがあまりにも短い場合にはカ
ウンク3がそれに追随しえないことを考慮し、トランジ
スタT28のエミツタに小容量のコンデンサC2を挿入
してある。
いる1このリセットパルスがあまりにも短い場合にはカ
ウンク3がそれに追随しえないことを考慮し、トランジ
スタT28のエミツタに小容量のコンデンサC2を挿入
してある。
トランジスタT28の導通によって充電されたコンデン
サC2の電荷は次段T27のベース・エミツク間インピ
ーダンスを通して流れるため放電時定数は大きい。
サC2の電荷は次段T27のベース・エミツク間インピ
ーダンスを通して流れるため放電時定数は大きい。
換言すれば該回路構成ではIC内に小さな容量を作成す
るだけで十分長い時間遅れを現出できる訳である。
るだけで十分長い時間遅れを現出できる訳である。
斯くしてリセットパルスチはカウンタ3を駆動するに十
分な時間幅となる。
分な時間幅となる。
叙上の如き本発明の装置によれば抜き取りパルスを正確
に発生することができ、極めて有用である。
に発生することができ、極めて有用である。
図面はいずれも本発明を実施した抜き取りパルス発生装
置に関するものであって、第1図は各種信号波形図、第
2図はVIR信号の詳細を示す波形図、第3図は前記装
置のブロック回路図、第4図は、第3図の具体的回路図
、第5図及び第6図第7図はその説明波形図である。 1・・・・・・垂直同期パルス抽出回路、2・・・・・
・水平周波数パルス供給手段、3・・・・・・カウンタ
、4・・・・・・パルス供給を制御する回路、5・・・
・・・パルス発生回路。
置に関するものであって、第1図は各種信号波形図、第
2図はVIR信号の詳細を示す波形図、第3図は前記装
置のブロック回路図、第4図は、第3図の具体的回路図
、第5図及び第6図第7図はその説明波形図である。 1・・・・・・垂直同期パルス抽出回路、2・・・・・
・水平周波数パルス供給手段、3・・・・・・カウンタ
、4・・・・・・パルス供給を制御する回路、5・・・
・・・パルス発生回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 垂直帰線期間内において垂直同期パルスや等化パル
スの存在する部分よりも後の特定のラインに情報信号が
挿入されているテレビジョン信号から前記情報信号を抜
き取るためのパルスを発生する装置であって、前記テレ
ビジョン信号から垂直同期パルスを抽出する回路と、前
記テレビジョン信号の水平同期パルスに位相が同期した
水平周波数パルスを発生する水平周波数パルス発生回路
とカウンタと、前記カウンクに垂直同期パルスを先に供
給し前記カウンクが垂直同期パルスを予め定めた偶数個
カウントした後に垂直同期パルスに代えて前記水平周波
数パルスを前記カウンタに加えるように前記カウンタへ
のパルス供給を制御する手段と、前記カウンタの出力端
に接続され前記カウンタが所定のパルス数をカウントし
たところで前記情報信号を抜き取るに十分な幅のパルス
を発生する回路とからなる抜き取りパルス発生装置。 2 前記カウンタへのパルス供給を制御する手段は垂直
同期パルスを2個カウントした後、垂直同期パルスの代
りに水平周波数パルスをカウンタに加えることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の抜き取りパルス発生装
置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5452777A JPS5814791B2 (ja) | 1977-05-09 | 1977-05-09 | 抜き取りパルス発生装置 |
GB18330/78A GB1582817A (en) | 1977-05-09 | 1978-05-08 | Line sampling circuit for television receiver |
CA302,869A CA1105609A (en) | 1977-05-09 | 1978-05-08 | Line sampling circuit for television receiver |
DE2820242A DE2820242C2 (de) | 1977-05-09 | 1978-05-09 | Zeilenauswahlschaltung für einen Fernsehempfänger |
US05/904,448 US4172262A (en) | 1977-05-09 | 1978-05-09 | Line sampling circuit for television receiver |
FR7813740A FR2390867A1 (fr) | 1977-05-09 | 1978-05-09 | Circuit d'echantillonnage de ligne pour un recepteur de television |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5452777A JPS5814791B2 (ja) | 1977-05-09 | 1977-05-09 | 抜き取りパルス発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53138229A JPS53138229A (en) | 1978-12-02 |
JPS5814791B2 true JPS5814791B2 (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=12973122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5452777A Expired JPS5814791B2 (ja) | 1977-05-09 | 1977-05-09 | 抜き取りパルス発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814791B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2067054B (en) * | 1979-12-29 | 1984-04-04 | Sony Corp | Synchronizing signal detecting circuits |
KR101321646B1 (ko) | 2004-11-22 | 2013-10-23 | 호도가야 가가쿠 고교 가부시키가이샤 | 전자 사진용 감광체 |
US7919219B2 (en) | 2004-11-24 | 2011-04-05 | Hodogaya Chemical Co., Ltd. | Electrophotographic photosensitive body |
CN101589344B (zh) | 2007-01-25 | 2012-07-25 | 保土谷化学工业株式会社 | 电子照相用感光体 |
-
1977
- 1977-05-09 JP JP5452777A patent/JPS5814791B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53138229A (en) | 1978-12-02 |
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