JPS61165852A - 蓋開け機構 - Google Patents

蓋開け機構

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Publication number
JPS61165852A
JPS61165852A JP60005590A JP559085A JPS61165852A JP S61165852 A JPS61165852 A JP S61165852A JP 60005590 A JP60005590 A JP 60005590A JP 559085 A JP559085 A JP 559085A JP S61165852 A JPS61165852 A JP S61165852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cassette
cover
opening
tape cassette
Prior art date
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Pending
Application number
JP60005590A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Ooyama
正男 大山
Masashi Emori
江森 正史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS61165852A publication Critical patent/JPS61165852A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規な蓋開は機構に関する。詳しくは、PCM
 (パルスeコード・モジュレーシ。
ン)オーディオカセット、ビデオテープカセ−/ ト等
、不使用時には閉塞位置にあり、使用時に回動して開放
位置へと移動する蓋を備えた装置の該蓋を開けるための
蓋開は機構に関するものであり。
前記蓋を備えた装置が使用位置にセットされる際に蓋の
一部と接触しかつこれを押圧することによって蓋を開放
位置へと移動せしめる蓋開は部材を備えており1Mの該
蓋開は部材と接触する部分が小さい場合でも、また、兼
の移動軌跡が予定された軌跡から多少ずれたような場合
でも確実に蓋を開放位置へと移動せしめることができる
ようにした新規な蓋開は機構を提供しようとするもので
ある。
従来技術 例えば、ビデオテープレコーダー(VTR)やPCMオ
ーディオテープレコーダー等に使用されるテープカセッ
トには、磁気テープ等の記録媒体を保護したり、カセッ
ト内への塵埃の侵入を防IFするために、開閉自在な蓋
が設けられていることが多い、そして、該蓋はテープカ
セットが使用に供される場合に、所定の位置にセットさ
れるときに開放位置へと移動せしめられるようになって
いる。
第12図はそのようなテープカセットとその蓋が開放さ
れる過程を示すものである。
第12図において、aはテープカセットであり、その前
面に開閉自在な前面蓋すが備えられている。Cは前面蓋
すの回動支点部であり、該前面ibはその回動支点部C
を中心にして回動し得るようにテープカセットaに取着
されている。そして、前面蓋すには図示しないバネ手段
が関連されており、該バネ手段の弾発力が前面蓋すを常
に閉塞位置(第12図(A)に示す状態)に保つように
前面蓋すを付勢している。
そして、上記したテープカセットaは、それが使用に供
されるときは、所定の機器、例えば、記録再生装置の所
定の箇所に下降軌跡を描くように移動されて来る(第1
2図(A)に示す状態から第12図(B)に示す状態へ
矢印で示す軌跡を通って下降して来る・)・ dは記録再生装置側に設けられた蓋開はピンであり、テ
ープカセットのセット時における前面蓋すの回動端eの
下降軌跡上に位置せしめられている。尚、蓋開はピンd
の替りに板金部材f(2点鎖線で示しである。)を設け
ることもある。
しかして、テープカセットaが所定のセット位置に向っ
て下降して来ると、その途中で前面蓋すの回動端eが蓋
開はピンdに当接する(第12図(A)参照)、それか
ら更に、テープカセットaが下降すると、蓋開はピンd
の位置は固定であるため、前面蓋すの回動端eが上方へ
向って押し上げられることになり、前面蓋すは開放位置
へ向って回動せしめられ、これによって前面蓋すが開放
される(第12図(B)参照)、そして、テープカセッ
トaがセット位置から取り外されるときは、テープカセ
ットaが上昇されるに従って、前面蓋すは図示しないバ
ネ手段の弾発力によって閉塞位置へ向って回動せしめら
れる。
発明が解決しようとする問題点 ところが、前記した従来の蓋開は機構にあっては、前面
蓋すの下降して来る位置が前後方向に多少でもずれると
、第12図(C)に示すように、前面蓋すが蓋開はピン
dに接触されず、従って、テープカセットaは前面蓋す
が開放されないままの状態で所定のセット位置にセット
されてしまう、テープ記録再生装置においては、テープ
カセットがセット位置にセットされると、テープローデ
ィング動作等の所定の動作が為されるようになっている
が、前面蓋すが開放されないままの状態でそれらの動作
が為されると、テープカセットや記録再生装置側の部材
が破損される等の本数が起きる原因となる。
また、前記従来の蓋開は機構のように、蓋開はピンdが
固定であると、前面Mbが開放位置側へ回動されるに従
って、蓋開はピンdの前面蓋すへの接触位置が前面ib
の回動支点C側へ近づいていき、テープカセットが所定
のセット位置にセットされた状態では、蓋開はピンdは
前面蓋すの回動支点Cにかなり近づいた部分と接触して
しまうことになるという問題がある(第12図(B)参
照)。
前述したように、前面蓋すには図示しないバネ手段が関
連されており、該バネ手段の弾発力は前面蓋すを閉塞す
る方向に作用している。従って、前面蓋すが開放される
と、前記バネ手段の弾発力は増大されることになり、こ
れがテープカセットaを所定のセット位置から浮き上が
らせようとする力として作用する。そのために、図示し
ないテープカセット保持部にはテープカセットaを下方
へ押圧してセット位置に安定に保持するための手段を設
ける必要があるが、該手段の押圧力は蓋開はピンdが前
面蓋すに接触する位置が前面蓋すの回動支点Cに近い程
強力にしなければならない、そして、この押圧力はテー
プカセットに対する負荷となるので、この押圧力を強力
にすることは、テープカセットの小型軽量化を妨げる要
因となる。
発明の目的 そこで、本発明は上記した従来の蓋開は機構にあった問
題点に鑑みて為されたものであり、PCMオーディオカ
セット、ビデオテープカセット等、不使用時には閉塞位
置にあり、使用時に回動して開放位置へと移動する蓋を
備えた装置の該蓋を開けるための蓋開は機構に関するも
のであり、前記蓋を備えた装置が使用位置にセットされ
る際に蓋の一部と接触しかつこれを押圧することによっ
て蓋を開放位置へと移動せしめる蓋開は部材を備えてお
り、蓋の該蓋開は部材と接触する部分が小さい場合でも
、また、蓋の移動軌跡が予定された軌跡から多少ずれた
ような場合でも確実に蓋を開放位置へと移動せしめるこ
とができるようにした新規な蓋開は機構を提供すること
を目的とする。
発明の概要 本発明蓋開は機構は、上記した目的を達成するために、
支点部が略下降する間に前方かつ上方へ向って回動しな
がら開く蓋を開くための蓋開は機構であって、前後方向
に回動自在なるように支持された蓋開は部材の上端部に
畔上方向を向いた当接面と該当接面の前端から上方へ立
上げ状に形成された停止面とを形成し、前記当接面を蓋
が下降して来る軌跡を横切るように配置すると共に、前
記蓋開は部材の上端を後方へ向って移動させる弾発力を
付勢したことを特徴とする。
作用 従って、本発明蓋開は機構によれば、蓋開は部材の当接
面を蓋が下降して来ると予定された軌跡を横切るように
配置しであるため、蓋の実際の下降軌跡が上記予定軌跡
と多少ずれを生じた場合でも、蓋は蓋開は部材の当接面
と確実に当接することができ、従って、蓋が開放さ、れ
ないという事故を完全に防止することができる。
また、蓋開は部材は回動自在であるため、蓋と当接した
部分は蓋の回動に伴って移動し得ることになり、これに
よって、蓋の回動支点から遠い箇所で蓋と当接するよう
にすることができ、蓋に関連されたバネ手段の弾発力が
蓋が設けられた装置を1フき上がらせるように作用する
度合を小さくすることができる。
実施例 以下に、本発明蓋開は機構の詳細を図示した実施例に従
って説明する。尚、図示した実施例は本発明をPCMオ
ーディオカセットの記録再生装置に設けられる蓋開は機
構として適用したものである。
図中1はカセットホルダーであり、下ホルダー2と上ホ
ルダー3とから成る。下ホルダー2は板金で形成されて
おり、底板4と左右の側縁から立ち上げ状に形成された
側板5,5とから成る。
上ホルダー3は合成樹脂で形成されており、天板部6と
該天板部6の左右両側縁から垂下状に一体に形成された
側板7,7とを備えており、該側板7,7が下ホルダー
2の側板5,5に固定されることによって前後がそれぞ
れ開放された箱状のカセットホルダー1が形成される。
8.8は上ホルダー3の左右両側寄りの位置に形成され
た押圧片であり、略横長コ字状の切欠9.9を形成する
ことによって形成されている。
lOは左右方向に長い板バネであり、その中央部が上ホ
ルダー3に支持されており、左右の両側端部は前記押圧
片8,8の先端部に上面から弾接されている。従って、
板バネlOの弾発力は押圧片8.8の先端に及び、カセ
ットホルダーl内に挿入されたテープカセットの上面を
押圧片8,8によって弾力的に押圧することになる。
尚、11は下ホルダー2の後端から下方に向って突出さ
れた突片であり、該突片llの下端部後面には係合切欠
12が形成されている。
13.13及び14.14は回動アームであり、前記カ
セットホルダー1をシャーシ15にE下動自在に支持す
るためのものである。
16.16はシャーシ15の後端部の両側から立ち上げ
状に形成された支持片であり、該支持片16.16間に
シャフト17が回転自在に支持されており、該シャフト
17に前記した上側の回動アーム13.13の基端部が
固定されている。そして、このような回動アーム13.
13の基端部にはそこから下方へ向って略直角に曲折さ
れた腕片18.18が形成されている。また、この上側
の回動アーム13.13の先端部はカセットホルダー1
の側板7,7の前端寄りの位置で回動自在に連結されて
いる。
下側の回動アーム14.14は上側の回動アーム13.
13より短く形成されており、その基端部は前記支持片
16.16に回動自在に支持゛されている。そして、こ
の支持位置は、シャツ)17の支持“位置より下方でか
つ稍前方に寄った位置である。そして、この回動アーム
14.14の先一端部ばビン19.19によってカセッ
トホルダーlの側板7.7の前端寄りの位置に回動自在
に連結されている。そして、この連結位置は回動アーム
13.13が側板7.7に連結された位置より下方でか
つ稍後方へ寄った位置である。
20.20は引張りコイルスプリングあり、上側の回動
アーム13.13の腕片18.18′の先端と下側回動
アーム14.14の先端の連結点たるビン19.19と
の間に張設されている。従って1回動アーム13.13
の腕片18.18先端とビン19.19との間の間隔は
、カセットホルダー1がシャーシ15に接近した状態で
大きく、カセットホルダー1がシャーシ15から離れて
行くに従って小さくなるので、コイルスプリング20.
20の引張り力は回動アーム13.13を介してカセッ
トホルダーlをシャーシ15から浮き上がらせるように
作用する。依って、カセットホルダー1がロックされて
いない状態では、第3図に示すように、シャーシ15か
ら浮き上がった状態とされている。(この浮き上がった
位置を「浮上位置」と云う、また、第1図図示のように
、カセットホルダーlがシャーシ15に接近した位置を
「セット位置」と云う、)。
21はPCMオーディオ用のテープカセットである。該
テープカセット21のカセッ)R体22内には磁気テー
プ23が巻装されたテープリール24.24が回転自在
に配置されており、また、磁気テープ23が通さ゛れて
いる前端面を開閉するだめの前面蓋25が設けられてい
る。前面蓋25には図示しないバネ手段が関連せしめら
れており、その弾発力により、前面蓋25は、第1θ図
に示すように、閉じられた状態とされている。そして、
前面蓋25が記録再生装置の所定のセット位置にセット
されると、前記バネ手段の弾発力に抗して、前面蓋25
が、第11図に示すように開放され、カセット筐体22
からの磁気テープ23の引き出しができる状態となる。
尚、26はカセット筐体22の底部に前後方向に摺動自
在に設けられた摺動板であり、この摺動板にもバネ4段
が関連せしめられていて、該バネ手段の弾発力により、
不使用時には、810図に示すように、前方へ移動した
状態とされていて、カセット筐体22の底部を略完全に
密閉した状態とされている。
そして、この摺動板26は、テープカセット21がカセ
ットホルダーlに装着されると、バネ手段の弾発力に抗
して後退し、第11図に示すように、カセット筐体22
の前端部下面が開放されると共に、リールに通じる孔2
7.27が開放される。
しかして、上記の如きテープカセット21はカセットホ
ルダー1が浮上位置にあるときにカセットホルダー1に
装着され、前端部がカセットホルダーlの前端から稍突
出した状態となる。
28はシャーシ15の一方の側縁の支持片16より前方
において立設された支持片である。該支持片28の下端
縁からは内方へ向って略声角に折り曲げられた折曲片2
9が形成されており、該折曲片29によってシャーシ1
5に固定されている。また、支持片28の前端縁のうち
上下方向における略中間位置には内方へ向って折曲され
たストッパー30が形成されている。
31は蓋開は部材であり1合成樹脂によって形成されて
いる。32は蓋開は部材31の下端寄りの位置から内方
へ向って突設されたボス部であり、該ボス部32を貫通
して孔33が形成されている。34は支持片2Bの下方
部から内方へ向って突設されたビンであり、該ビン34
が蓋開は部材31のボス部32に形成された孔33に挿
通され、これによって、蓋開は部材31は支持片28に
回動自在に支持される。
蓋開は部材31の上端部には内方へ向って突出した作用
部35が一体に形成されている0作用部35の前端部に
は上方へ向って突出した壁が形成されており、該壁の後
面36が停止面とされている。そして、作用部35の上
面37が当接面とされ、該当接面37は後端が低くなる
ように僅かに傾斜せしめられている。尚、この当接面3
7の傾斜は必要的なものではなく、蓋開は部材31の待
機時における姿勢やテープカセット21との位置関係等
によっては不要である。38は蓋開は部材31の下端部
から前方に向って突出された突子であり、その前端部は
支持片28に設けられたストッパー30に対応されてい
る。従って、蓋開は部材31は、突子38が下方では支
持片28の折曲片29に当接する位置と上方ではストッ
パー30に当接する位置との間で回動自在なるようにさ
れている。
39はトーションバネである。該トーションバネ39は
その輪状部39aが蓋開は部材31のボス部32に外嵌
され、下側の腕片39bが支持片28の折曲片29前端
に上方から弾接せしめられ、上側の腕片39cが蓋開は
部材31の作用部35下面の前端部に下方から弾接せし
められている。従って、蓋開は部材31はトーションバ
ネ39によって第1図及び第3図における時計回り方向
への回動力を付勢されており、テープカセット21が所
定のセット位置にセットされていないときは、その突子
38がストッパー30に当接した状態、即ち、その作用
部35が最も後方にある状態にされている。
次に・第9図によって上記した蓋開は機構の動作につい
て説明する。
先ず、カセットホルダー1が浮ヒ位僅にあるときにテー
プカセット21をカセットホルダーlに装着する。この
段階で、テープヵセッ)21の前面蓋25は閉塞位置に
ある(第9図(A)参照)。
それから、カセットホルダー1を下方へと、即ち、シャ
ーシ15に近づけるようにセット位置へ向って押圧する
。これによって゛、回動アーム13.13.14.14
がコイルスプリング20の引張力に抗して回動され、カ
セットホルダー1はシャーシ15へ向って移動されそ行
く、従って。
カセットホルダー1に保持されたテープカセット21も
緩やかな弧を描くように下方へ向って移動して行く、そ
して、前記蓋開は部材31は、トーションバネ39によ
ってその作用部35が最も後方に移動した状態でその当
接面37が上記したテープカセット21の前面蓋25の
前部下端25aが移動する軌跡を横切るように位置され
ているので、やがて前面蓋25の部分25aが蓋開は部
材31の当接面37に当接する(第9図(B)参照)。
第9図(B)に示す状態からカセットボルダ−1が更に
シャーシ15g5に押し込まれると、蓋開は部材31は
その突子38がストッパー30に当接していることによ
ってそれ以上時計回り方向に回動することができないの
で、カセットボルダ−1がシャーシ15側へ向って押し
込まれる力は蓋開は部材31の当接面37が前面f25
の部分25aを上方に向って押し上げるように作用し、
これによ゛って、前面蓋25は開放位置へ向って時計回
り方向に回動せしめられることになる(第9図(C)参
照)。
!J9図(C)の状態からカセットホルダー1が更にシ
ャーシ15側へと押し込まれると、前面蓋25は更に開
放位置へと向って回動せしめられると共に、前面蓋25
の部分25aは蓋開は部材31の当接面37を前方へと
辷って行き、やがて停止面36に突き当る(第9図(D
)参照)。
前面蓋25の部分25aが停止面36に突き当った状態
で更にカセットホルダーlがシャーシ15側へと押し込
まれると、前面M25が更に開放位置へと向って回動さ
れると共に、前面蓋25の部分25aの逃げ場がなくな
るため、部分25aによって停止面36が前方へと押圧
されることになり、蓋開は部材31が反時計回り方向へ
と回動せしめられて、前面蓋25の部分25aの逃げ場
を作るようになる。このようにして、カセットホルダー
1はセット位置まで押し込まれ、カセットホルダー1に
設けられた突片11の係合切欠12がシャーシ15偏に
設けられたピンと係合することによってセット位置にロ
ックされ、また、テープカセット21の前面蓋25は完
全に開放位置に移動された状態となる(第9図(E)参
照)。
上記した蓋開は機構にあっては、蓋開は部材31が回動
自在に支持されているので、前面蓋25の挙動に応じて
回動することができ、前面蓋25の部分25aの移動軌
跡と蓋開は部材31の当接面37との位置関係をさ程厳
格に設定しなくとも、前面蓋25を開放することが不能
になる等の事故の発生を防止することができ、特に、テ
ープ力セツ)21がセット位置に移動するのに円軌跡を
描く等直線的に移動しないような場合であっても前面蓋
25を確実に開放位置まで回動せしめることができる。
また、蓋開は部材31が回動自在であるため、蓋開は部
材31は常に前面蓋25の部分25aと接触しているこ
とができ、前面蓋25に関連されたバネ手段の力がテー
プカセット21をセット位置から浮き上がらせる力とし
て作用するのを最小に抑えることが可能となる。
尚、カセットホルダー1をセット位置から浮上位置へと
移動させるときには、上記とは逆の動作、即ち、第9図
(E)から(A)へと移動する。
発明の効果 以上に記載したところから明らかなとおり、本発明蓋開
は機構は、支点部が略下降する間に前方かつ上方へ向っ
て回動しながら開く蓋を開くための蓋開は機構であって
1前後方向に回動自在なるように支持された蓋開は部材
の上端部に路上方向を向いた当接面と該当接面の前端か
ら上方へ立上げ状に形成された停止面とを形成し、前記
当接面を蓋が下降して来る軌跡を横切るように配置する
と共に、前記蓋開は部材の上端を後方へ向って移動させ
る弾発力を付勢したことを特徴とする。
従って、本発明蓋開は機構によれば、蓋開は部材の当接
面を蓋が下降して来ると予定された軌跡を横切るように
配置しであるため、蓋の実際の下降軌跡が上記予定軌跡
と多少ずれを生じた場合でも、蓋は蓋開は部材の当接面
と確実に当接することができ、従って、蓋が開放されな
いという事故を完全に防止することができる。
、・また、蓋開は部材は回動自在であるため、蓋と当接
した部分は蓋の回動に伴って移動し得ることになり、こ
れによって、蓋の回動支点から遠い箇所で蓋と当接する
ようにすることができ、蓋に関連されたバネ手段の弾発
力が蓋が設けられた装置を浮き上がらせるように作用す
る度合を小さくすることができる。
尚、上記した実施例では本発明をPCMオーディオ用の
テープカセットの前面蓋を開放するための蓋開は機構と
して適用した例を示したが1本発明は同様の問題を抱え
る各種の装置における蓋開は機構として適用することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明蓋開は機構の実施の一例を使
用したカセット装置の一例を示すもので、第1図は一部
切欠側面図、第2図は一部切欠平面図、第3図はカセッ
トホルダーが浮上位置にある場合の一部切欠側面図、第
4図は第2図の■−■線に沿う断面図、第5図は第2図
のv−v線に沿う断面図、第6図は第1図のVl−Vl
線に沿う断面図、第7図は要部の斜視図、第8図は要部
の分解斜視図、第9図は動作を示すための要部の概略側
面図、第1O図及び第11図は上記カセ−/ ト装置に
使用されるテープカセットの一例を示すもので、第1O
図は前面蓋が閉塞位置にある状態の斜視図、第11図は
前面蓋が開放位置にある状1!1を第1O図とは向きを
変えて示す斜視図、第12図は従来の蓋開は機構の問題
点を説明するための概略側面図である。 符号の説明 25・・・蓋、  3111Φ・蓋開は部材、36・・
・停旧面、  37・拳・当接面、39・・・弾発手段 震 824  ″ 第4図 第5図 第6図 第7図 CE) 第9図 (C) CD) 34  ざ2 第9図 (E)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支点部が略下降する間に前方かつ上方へ向って回動しな
    がら開く蓋を開くための蓋開け機構であって、前後方向
    に回動自在なるように支持された蓋開け部材の上端部に
    路上方向を向いた当接面と該当接面の前端から上方へ立
    上げ状に形成された停止面とを形成し、前記当接面を蓋
    が下降して来る軌跡を横切るように配置すると共に、前
    記蓋開け部材の上端を後方へ向って移動させる弾発力を
    付勢したことを特徴とする蓋開け機構
JP60005590A 1985-01-16 1985-01-16 蓋開け機構 Pending JPS61165852A (ja)

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JP60005590A JPS61165852A (ja) 1985-01-16 1985-01-16 蓋開け機構

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JP60005590A JPS61165852A (ja) 1985-01-16 1985-01-16 蓋開け機構

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