JPS589944B2 - フオトマスク - Google Patents

フオトマスク

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Publication number
JPS589944B2
JPS589944B2 JP50014734A JP1473475A JPS589944B2 JP S589944 B2 JPS589944 B2 JP S589944B2 JP 50014734 A JP50014734 A JP 50014734A JP 1473475 A JP1473475 A JP 1473475A JP S589944 B2 JPS589944 B2 JP S589944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photomask
photoresist
reference photomask
transparent substrate
photomasks
Prior art date
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Expired
Application number
JP50014734A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5195778A (ja
Inventor
岩間郁夫
西岡久作
和田悟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP50014734A priority Critical patent/JPS589944B2/ja
Publication of JPS5195778A publication Critical patent/JPS5195778A/ja
Publication of JPS589944B2 publication Critical patent/JPS589944B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、半導体素子製造用のフォトマスクに関する
ものであり、特に基準フォトマスクから複数枚の複写フ
ォトマスクを高精度に密着焼付けする際に有効である改
良形のフォトマスクに関するものである。
従来、半導体素子を製造するのに使用されるフォトマス
クは、実物の100倍から200倍に拡大された原図を
製作し、これを実物の10倍から20倍にまで正確に第
1次縮小撮影をおこなってレテイクルとよばれる中間フ
ォトマスクを製作した後、さらにステップアンドリピー
ト機構が付加されたフォトリピータとよばれる装置によ
ってレテイクルを原版として実物大に第2次縮小し、同
時に1枚の高解像力乾板上に素子パターンを正確に位置
決めして多数個配列、露光させることによって基準フォ
トマスクを製作してきた。
また、素子パターンの微細化の要求に対して、高解像力
乾板では残留黒化銀部と脱銀面の境界部分の不鋭明さや
パターン寸法幅によって光学濃度に差があるなどの理由
によって高解像力乾板を使用する代りに、ガラスなどの
透明基板上に金属薄膜を500Åから3,000Åの厚
みに蒸着法などによって膜付けし、さらに金属薄膜面に
フォトレジストを塗布した金属フォトマスク用プレート
上に配列露光させて、基準フォトマスクを製作してきた
しかし、実際の半導体製造ラインにおいては、基準フォ
トマスクの製作には非常に長い時間が必要でありかつ量
産性が良くないので、密着焼付け法により基準フォトマ
スクから製作された複写フォトマスクを使用するか、複
写フォトマスクを準基準フォトマスクとしてさらに1回
密着焼付けしたフォトマスクを使用してきた。
しかし密着焼付けする際、基板の平坦度の状態によって
は密着操作をおこなった状態でも2枚のフォトマスクの
一部に空気がそのまま残ることによってフォトマスク全
面での密着が完了するまでに長い時間を必要としたり、
部分的に密着不良のまま残ることが数多く発生した。
密着不良は焼付けられた複写フォトマスク内でのパター
ン寸法の精度低下やパターンの形状不良の問題をおこし
てフォトマスクとしての品質を落していた。
以上の問題は従来から明らかな事実ではあったが、パタ
ーンの微細化と高精度化の要求が高まるにつれて見逃せ
ない問題となってきた。
また逆に基板の形状によっては高密着状態が得られるこ
とによって密着焼付終了後、相互のフォトマスク2枚を
引き離すことが困難となり、引き離しに許容値以上の力
を加えることによってフォトマスク上に傷が入ったり、
複写フォトマスク上の乳剤やフォトレジストがはがされ
たりする危険があった。
このように密着焼付け作業においては、基準フォトマス
クと複写されるフォトマスクとが容易に高密着状態に達
する必要があるとともに作業終了後は容易に高密着状態
が解除されなければならない。
そこで、この発明は、このような点を考えて、金属フォ
トマスクから成る基準フォトマスクを通常の写真製版技
術で製作した後、素子パターンとして不必要な基板部分
に凹んだ多数の溝を成形することによって相互のフォト
マスクが密着時でも密着面の内部まで空気の流出入を可
能にし、フォトマスク全面で高密着が得られるようにす
ると同時に密着焼付け後のフォトマスクの引き離しを容
易にしたものである。
以下この発明の一実施例を添附図面について説明する。
第1図aはこの発明のフオトマスク特に改良した基準フ
ォトマスクを製作する前の基準フォトマスク10を示し
、この基準フォトマスクはガラスまたは石英などの透明
基板1と、この透明基板1上に形成されたクロムなどの
金属あるいはその酸化物2の不透明パターンとから成る
まず第1図aに示した基準フォトマスク10のパターン
形成面側に米国ハント( HUNT )社製のウエイコ
ート・アイシー・レジスト・タイプ3(WAYCOAT
IC RESIST TYPE 3 )とよぱれるフォ
トレジストを回転塗布機によって0.5μから1.0μ
の厚さに塗布する。
次にフォトレジスト内に残る揮発成分を除去するために
80°Cの乾燥炉で30分間ベー・キング処理をおこな
った後に自然冷却をおこなう。
その結果、第1図bに示すようにフォトレジスト層3が
形成される。
次に基準フォトマスク10上の素子サイズより、10μ
から20μ小さく、素子として必要な部分を全面露光で
きるような第2図のレテイクル4を製作し、このレテイ
クル4を原版とし、フォトリピータによってフオトレジ
スト塗布とベーキング処理の終った基準フォトマスク1
0上に素子サイズのピッチ送り量で配列露光をおこなう
露光の終った基準フォトマスク10は米国ハント社指定
のワイコート現像液、リンス液を使って30秒間づつ現
像処理をおこない、直ちに清浄な窒素ガスで吹付け乾燥
させる。
第1図Cは現像処理の終った基準フォトマスクを示す。
現像処理が終った後、150℃で20分間ノヘーキング
処理によってフォトレジスト層3と基板1の接着力を高
める。
次にNH4F(10g)とHF(10ml)とH20
( 2 5 ml )から成るエッチング液(液温40
℃)を予め調整しておいてエッチング処理をおこなう。
なお、この場合のエッチングは基準フォトマスク10を
エッチング液中に10分間浸漬しておこなう。
このエッチング処理によって基板1は第1図dのように
約2μの深さ寸でエッチングされ、もって溝5が形成さ
れる。
エッチングが終了したら直ちに水洗、乾燥をおこない最
後に、表面に残った硬化したフォトレジスト層3をフォ
トレジスト剥離液例えば米国アライド・ケミカル(AL
LIED CHEMICAL)社製のA−30に10分
間浸した後水洗することによって第1図eのような改良
された基準フォトマスク10′が製作される。
第3図aは改良前の基準フォトマスク10、第3図bは
この発明の改良した基準フォトマスク10′を斜め方向
から観察した図である。
また第4図のように基板1の外周部の一部に凹んだ溝5
を形成してもほぼ同様の結果が得られる。
なお、上述の実施例は単にこの発明の原理を示すに止ま
り、この発明の範囲に伺らの限定を加えるものではない
【図面の簡単な説明】
第1図aないし第1図eはこの発明の一実施例の諸製作
段階における断面図、第2図はこの発明の一実施例を製
作する際に使用されるレテイクルの平面図、第3図aと
第3図bはそれぞれ改良前、改良後の基準フォトマスク
を示す斜視図、第4図はこの発明の他は実施例の斜視図
である。 1は透明基板、2は金属あるいは金属酸化物の不透明パ
ターン、3はフォトレジスト層、4はレテイクル、5は
溝、10は改良前の基準フォトマスク、10′は改良後
の基準フォトマスクである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 透明基板と、この透明基板上に形成された金属ある
    いは金属酸化物の不透明パターンとから成る半導体素子
    製造用のフォトマスクにおいて、透明基板あるいは不透
    明パターンの、素子パターンとして不必要な部分に溝を
    設けたことを特徴とするフオートマスク
JP50014734A 1975-02-03 1975-02-03 フオトマスク Expired JPS589944B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP50014734A JPS589944B2 (ja) 1975-02-03 1975-02-03 フオトマスク

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JP50014734A JPS589944B2 (ja) 1975-02-03 1975-02-03 フオトマスク

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JPS5195778A JPS5195778A (ja) 1976-08-21
JPS589944B2 true JPS589944B2 (ja) 1983-02-23

Family

ID=11869342

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52160402U (ja) * 1976-05-31 1977-12-06
JPS6019159B2 (ja) * 1976-12-18 1985-05-14 工業技術院長 磁気バブル素子製作用ホトマスク
JPS5735952U (ja) * 1980-08-08 1982-02-25
JPH05142760A (ja) * 1991-11-25 1993-06-11 Sharp Corp フオトマスク

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50105073A (ja) * 1974-01-22 1975-08-19

Patent Citations (1)

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JPS50105073A (ja) * 1974-01-22 1975-08-19

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JPS5195778A (ja) 1976-08-21

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