JPS589941B2 - 写真画像の形成方法 - Google Patents

写真画像の形成方法

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JPS589941B2
JPS589941B2 JP51094376A JP9437676A JPS589941B2 JP S589941 B2 JPS589941 B2 JP S589941B2 JP 51094376 A JP51094376 A JP 51094376A JP 9437676 A JP9437676 A JP 9437676A JP S589941 B2 JPS589941 B2 JP S589941B2
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acid
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、過酸化水素あるいは過酸化水素を放出するこ
とができる化合物を用いた補力による写真画像を形成す
る方法に関する。
特に補力過程で発生するかぶりを抑制し、補力阻害物質
の影響を抑制し、しかも補力効果を著るしく高めるかつ
安定に持続させる画像形成方法に関するものである。
従来、ハロゲン化銀感光材料を現像・補力処理をして画
像形成を補強する方法は多く知られている。
発色剤の存在下での銀触媒表面上での過酸化水素の分解
によるパラフエニレンジアミン系カラー現像主薬の酸化
と、これに続く発色剤とカップリングによる色素の形成
(この現象をカラー補力と呼ぶ)については、例えばF
r i edmanによる“Hi−story of
Color Photography”2nd. Ed
. ( 1956年)の406ページに記載されている
また、貴金属表面での過酸化物の分解を利用したその池
の種々の写真法についての記載は、西独特許出願(OL
S) 1,8 1 3,9 2 0号、同1,950,
102号、同1,9 5 5,9 0 1号、同1,9
6 1,0 2 9号、同2,0 4 4,8 3
3号、同2,0 4 4,9 9 3号、同2,0 5
6,3 6 0号、同2,0 5 6,3 5 9号
および同2,1 2 0,0 9 1号等にある。
一方、貴金属表面でのコバルト錯塩によるカラー補力法
についての記載は、例えば、特開昭48−9,728号
、同48−9,729号、同48−48,130号、同
49−84,229号、同49一84,239号、同4
9−84,240号、同49−97,614号、同49
−102,340号、同49−102,341号などに
ある。
また、亜塩素酸塩等の亜ハロゲン酸類によるカラー補力
法は、特開昭51−53826号および特願昭49−1
39,917号に記載されている。
これらの過酸化物、亜ハロゲン酸類、およびコバルト(
1)錯化合物等のような補力作用を有する化合物を補力
剤と呼び、これらの補力剤を含有する処理浴を補力浴と
呼ぶ。
本発明の対象となるカラー写真法の分野ではハロケン化
銀乳剤中へシアン、イエロー、マセ”yl)なとの発色
剤を種々の方法で含め、これを支持体上へ塗布して作っ
たカラー写真材料に画像露光をしたのち、その写真材料
上に画像を再生させるための一連の処理をはと了す。
その処理工程の基本となるのは発色現像工程と脱銀工程
である。
すなわち、発色現像工程では、露光されたハロゲン化銀
カラー写真材料のハロゲン化銀が、カラー現像主薬によ
り還元されて銀像を生ずるとともに、カラー現像主薬は
酸化される,この酸化されたカラー現像主薬は発色剤と
反応して色素の画像を与える。
その後、このカラー写真材料は脱銀工程に入れる。
ここでは酸化剤(漂白剤と通称する)の作用により前の
工程で生じた銀を酸化させる。
その後定着工程に入れる。すなわち、定着剤と通称され
る銀イオンの錯化剤によって溶解させ、写真材料から銀
は除く。
従って、このような処理工程を経た写真材料には色素画
像のみができあがる。
実際の現像処理は、上記の発色現像および脱銀と云う二
つの基礎工程のほかに、画像の写真的、物理的品質を保
つため、あるいは画像の保存性を良くするため等の補助
的な工程を伴っている。
たとえば、処理中の感光膜の過度の軟化を防ぐための硬
膜浴や、現像反応を効果的に停止させる停止浴、画像を
安定化させる画像安定浴あるいは支持体のパッキング層
を除くための脱膜浴などの工程が挙げられる。
この種のカラー写真材料処理方法は1940年代以来世
界的に当業界で普通に行なわれているものである。
前述のカラー補力法は、これらの従来法と同じ色素濃度
を出す必要があるので、ハロゲン化銀粒子の現像核や現
像銀からなる少量の金属銀触媒表面上でカラー現像主薬
などの還元剤の酸比を急激に行わせる必要がある。
そのため補力剤を含む処理浴の活性を上げたり、または
カラー現像主薬などの還元剤等も従来のものより特開昭
47−11,534号、同48−64,932号などに
記載された活性の高いものの方が望ましい。
このような高活性の補力方法を用いると、ハロゲン化銀
を感光性物質とした写真感光材料では、未露光部にも補
力浴中で発色がおこりー、かぶりとなり(カラー補力か
ぶりと呼ぶ)、実用上大きな問題となっている。
これらの補力過程で発生するかぶりを抑制するには、補
力浴の中にかぶり抑制剤を含ませることが考えられるが
、臭化カリウムや臭化ナトリウムなどを添加すると補力
作用が大きく抑制される。
有機のかぶり抑制剤で吸着性の強い化合物、(すなわち
メルカプト基を持つ化合物)も補力を大きく抑制する。
これに対して吸着性の弱い化合物(例えば6−ニトロペ
ンゾイミダゾール)などは有効であるが、これも添加量
が1.7,l/l以上になると補力を大きく抑制する。
また、過酸化物を補力剤とする補力浴では、かぶり防止
剤として現像液に添加された臭化カリウムや、ハロゲン
化銀の現像中に放出される臭素イオン又は沃素イオンが
補力浴への持ち込まれるため、補力効果が著るしく阻害
される。
また、過酸化水素を代表とする過酸化物が水溶液中で極
めて不安定である。
特に現像液で混入すると、極めて短時間に過酸化水素の
分解が起り、画像補力の作用を失ってしまう。
過酸化水素水の安定化はピロリン酸ナトリウム、スズ酸
ナトリウムなどの安定剤を添加することにより達成させ
ることができる(例えばResearchDlsclo
sure 1 1 6 6 0.あるいは、W.C
Schu−mb.著者” Hydrogen Pero
xide”515 〜547ページに記載があり)。
しかしながらピロリン酸ナトリウム、スズ酸ナトリウム
などを添加しても現像液が混入した過酸化水素を含む補
力浴を安定化することには不十分である。
補力浴への現像液の混入は過酸化水素による画像補力法
の本質的な問題であり、これを避けることはできない。
何故ならば感材は現像に引続いて水洗なしか又は短時間
のリンスの後に補力浴に入るのであるからである。
更に、別の実用上の大きな問題は混色の問題がある。
過酸化物を補力剤として用いた補力浴では現像液が混入
した後、経時すると著しい混色を発生する。
この混色は層間混色といわれるものであり、本来発色す
べき層だけでなく、油層(主に隣接層)も発色すること
に基き、色の純度が低下し、画質を著しく悪化させる原
因の一つである。
この原因は、混入した発色現像主薬が過酸化物と反応し
て、酸化型現像主薬を生成し、この酸化型現像主薬が直
接的又は間接的(f[!2の成分と反応してできた反応
生成物が作用する)に作用するためと考えられる。
補力浴への現像液の混入は本質的なものであり、この現
象を避けることは実質的に困難である。
公知技術である中間層にアルキルハイドロキノン誘導体
を含有させても、補力に起因する混色を防ぐことはでき
ない。
本発明の目的は、過酸化水素又は過酸化水素を放出する
化合物を用いた補力により画像を形成する方法の改善さ
れた方法の提供にある。
具体的には、第1に、画像補力に適した感光材料を用い
た画像形成方法の提供であり、第2に、カラー補力かぶ
りを抑制し、補力阻害物質の影響を抑制し、且つ補力効
果の大きい画像形成方法の提供であり、第3に、補力液
の安定性を改良することにある。
具体的には現像液が混入することによる過酸化水素の分
解を抑制することにあり、第4に、画像補力に基づく混
色が防止された画像形成方法の提供である。
具体的には現像液が混入した補力浴を用いた際に生ずる
層間混色が防止された画像形成方法の提供である。
第5に、化学量論的量より少ない感光性ハロゲン化銀と
充分な量の発色剤と組合った画像形成単位層からなる節
銀型の写真要素を用いた、カラー補力かぶり及び混色が
抑制され、補力阻害物質の影響が抑制され、且つ補力効
果の大きくかつ安定な処理を行うことができる画像形成
方法の提供である。
本発明の諸目的は、以下の方法によって達成された。
すなわち、下記一般式(I)で表わされる化合物(重合
度1〜sooo)の少くとも1つを含むハロゲン化銀写
真要素を像様に露光した後、還元剤の存在下に(1)過
酸化水素あるいは過酸化水素を放出することができる化
合物からなる過酸化物の少くとも1つと、(2)有機ホ
スホン酸化合物の少なくとも1つとを含有する溶液を用
いて画像補力を行うことを特徴とする画像形成方法であ
る。
又は−OH,mは3〜7の整数、R1は炭素数1〜6の
アル午ル基、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基、 Bは、スチレン、メタクリル酸、アクリル酸エステル、
酢酸ビニル、アクリロニトリル、ビニルアルコール、塩
化ビニル、ビニルエーテル、アクリルアミド、N,N−
ジメチルアクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸、スチレソスルホン酸カリウム、N,N−ジ
アルキルアミノアルキルメタクリレート、ビニリイミダ
ゾール、又はビニルピリジンから誘導されたモノマ一単
位、X及びyはモル受を表わし、x+y−t00でX≧
30である。
上記の方法により、本発明の目的は全て達成されるが(
1)ハロゲン化銀写真要素中に上記一般式(1)で表わ
される化合物を含有せしめること(2)過酸化物からな
る補力液へ有機ホスホン酸化合物を含有せしめること、
との組合せが本願の最も大きな特徴である。
上記の(1)と(2)の組合せにより、混色の防止とい
う新たな効果が見出された。
混色は過酸化物を含む補力浴に現像液が持ち込まれた時
に著しい。
この混色は層間混色といわれるもので、本来発色すべき
層以外に隣接層も発色する現象を意味する。
ハロゲン化銀写真要素中に上記一般式(I)で表わされ
る化合物を含まない場合には、過酸化物及び有機ホスホ
ン酸化合物を含む補力浴で処理しても混色防止の効果は
生じなかった。
また上記一般式(I)で表わされる化合物を含む写真要
素を有機ホスホン酸を含まない過酸化物からなる補力浴
で処理しても混色防止の効果は生じなかった。
また上記の本発明の構成中有機ホスホン酸の代りにピロ
リン酸ナトリウムやスズ酸ナトリウムを用いても混色防
止の効果は生じなかった。
またこの防止には従来から知られているハイドロキノン
誘導体を中間層に添加しても効果を示さなかった。
本発明の好ましい実施態様は、一般式(I)で表わされ
る化合物(重合度1〜sooo)の少くとも1つを含む
ハロゲン化銀写真要素を像様に露光した後、還元剤と発
色剤の存在下に(1)過酸化水素あるいは過酸化水素を
放出することができる化合物からなる過酸化物の少くと
も1つと、(2)有機ホスホン酸化合物の少なくとも1
つとを含有する溶液を用いて画像補力を行うことを特徴
とする画像形成方法である。
さらに好ましい実施態様は、ハロゲン化銀写真要素が発
色剤を含むカラー写真要素である場合の画像形成方法で
ある。
以下に一般式(I)の本発明で用いられる化合物の具体
例を示す。
一般式(1)の化合物は公知のものであり、例えば、米
国特許3,7 3 0,7 2 6号、同3,7 7
0,4 5 0号、同3,8 1 3,2 5 0号、
同3,7 1 3,8 2 9号、西独特許1,7 7
2,0 7 4号等に記載されている。
本発明に用いる有機ホスホン酸化合物は、構造中に少な
くとも1つのP03M2(Mは水素原子又は水溶性を与
えるカチオン(例えば、ナトリウム、カリウムの如きア
ルカリ金属;アンモニウム;ピリジニウム;トリエタノ
ールアンモニウム、トリエチルアンモニウムイオンなど
)を含む有機化合物であり、好ましくは次の一般式(■
)又は(■)で示される化合物である。
一般式(■);R,N(CH2PO3M2)2式中、M
は水素原子又は水溶性を与えるカチオン(例えば、ナト
リウム、カリウムの如きアルカリ金属;アンモニウム;
ピリジニウム;トリエタノールアンモニウム、トリエチ
ルアンモニウムイオンなど)、及びR1は炭素数1〜4
のアシレキル基(例えば、メチル、エチル、プロビル、
イソプロビル、ブチル基など)、アリール基(例えば、
フエニル、o−トリル、m−トリル、p一トリル、p一
カルポキシフエニル、p一カルボキシフエニル基の水溶
性塩(例えば、ナトリウム、カリウム塩など)、など)
、アラルキル基(例えば、ベンジル、β−フエネチル、
0−アセトアミドベンジル基などで、特に好ましくは炭
素数7〜9のアラルキル基)、アリサイクリック基(例
えば、シクロヘキシル、シクロペンチル基など)、又ハ
へテロサイクリック基(例えば、ピロリジルジメチル、
ビロリルブチル、ペンゾチアゾイルメチル、テトラヒド
口キノリルメチル基など)を示し、Rl(特に望ましく
はアルキル基の時)はヒドロキシル基、アルコキシ基(
例えば、メトキシ、エトキシ基など)、ハロゲン原子(
例えば、塩素原子など)、−PO,M2, 一CH2P
O3M,又は一N ( CH2 P03M2 )2など
で置換されてもよい(Mは前記と同じである)。
式中、R2は水素原子、又は上記に定義されたアルキル
基、アラルキル基、アリサイクリック基、ヘテロサイク
リック基、−0HR,4−PO。
M2(R4は水素原子、ヒドロキシ基又はアルキル基)
又は一P02M2、及びR3は水素原子、ヒドロキシル
基、アルキル基、上記に定義された置換アルキル基又は
ーPO3M2(Mは前記と同じ)を示す。
これらのうち一般式■の化合物は特に有利である。
本発明で用いられるホスホン酸化合物を以下に例示する
A エチレンジアミンーN , N , N’, N′
−テトラメチレンホスホン酸 B ニトリローN,N,N一トリメチレンホスホン酸 C I,2−シクロヘキサンジアミンーN,N,N′,
N′−テトラメチレンホスホン酸 Do一カルボキシアニリンーN,N−ジメチレンホスホ
ン酸 E プロビルアミンーN,N−ジメチレンホスホン酸 F4−(N−ピロリジノ)プチルアミンーN,N−ビス
(メチレンホスホン酸) G 1,3−ジアミノプロパノールーN,N,N’,N
/ テトラメチレンホスホン酸 H 1,3−プD/々ンジアミンーN , N , N
’, N’−テトラメチレンホスホン酸 ■ 1,6−ヘキサンジアミンーN , N , N’
, N’一テトラメチレンホスホン酸 Jo−アセクアミドベンジルアミンーN,N−ジメチレ
ンホスホン酸 Ko一トルイジンーN,N−ジメ子レンホスホン酸 L 2−ビリジンアミンーN,N−ジメチレンホスホン
酸 などを挙げることができる。
一般式■で示される化合物を例示すれば、M 1−ヒド
ロキシエタン−1,1−ジホスホン酸 N エタン−1.1.1−トリホスホン酸0 1−ヒド
ロキシ−2−フエニルエタン−1,l−ジホスホン酸 P 2−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸 Q 1−ヒドロキシエタン−1.1.2−1−リホスホ
ン酸 R 2−ヒドロキシエタン−1.1.2−トリホスホン
酸 S エタン−1,1−ジホスホン酸 T エタン−1,2−ジホスホン酸 本発明で用いられる一般式Iの化合物の使用量は写真要
素1m2当り約1772?〜約10gが好ましく、10
mg〜200mgの範囲がとくに好ましい。
本発明に用いる有機ホスホン酸化合物の補力液1l当り
の添加量は10■ないし5 0 .!ll/l、好まし
くはioomgないし2 0 &/lである。
本発明では、過酸化水素、又は過酸化水素を放出するこ
とのできる化合物を補力剤として用いる。
過酸化水素を放出することのできる化合物としては、例
えば、Na2 S i03 ・H2 02 ” H2
0、NaBO2 ・H2 02 ” 3 H2 0 、
等の如き過酸化水素化物、および、ペルオキソ炭酸塩、
ペルオキン硼酸塩、ペルオキン硫酸塩、ペルオキソ燐酸
塩等のべルオキソ化合物を挙げることができる。
補力液中の過酸化水素、又は過酸化水素を放出すること
のできる化合物は、1 &/lないし、30051/7
の範囲で用いる、とくに好ましくは、2 &/13ない
し1 0 0 &/lの範囲である。
補力液はpHは7〜14の範囲であり、とくに8〜11
の範囲が、特に9.5〜10.5の範囲が好ましい。
補力液にはその池に既知の現像液成分化合物を含ませる
ことができる。
例えば、アルカリ剤、緩衝剤等としては、苛性ソーダ、
苛性カリ、炭酸ンーダ、炭酸カリ、第3リン酸ソーダ、
又はカリ、メタホー酸カリ、ホー砂などが単独、又は組
み合わせで用いられる。
また、緩衝能を与えたり、調剤上の都合のため、あるい
はイオン強度を高くするため等の目的で、さらにリン酸
水素2ナトリウム又はカリ、リン酸2水素カリ、又はナ
トリウム、重炭酸ソーダ又はカリ、ホー酸、硝酸アルカ
リ、硫酸アルカリなど種々の塩類が使用される。
補力液には必要により、任意のカブリ防1L剤を添加で
きる。
カブリ防止剤としては臭化カリウム、臭化ナトリウム、
沃化カリウムの如きアルカリ金属ハロゲン化物及び有機
カブリ防止剤が使用できる。
有機力ブリ防止剤としては、ペンゾトリアゾール、6−
ニトロペンズイミタソール、5−ニトロインインダゾー
ル、5−メチルベンゾトリアゾール、5−ニトロペンソ
トリアゾール、5−クロロペンゾトリアゾールの如き含
窒素へテロ環化合物及び1−フエニルー5−メルカプト
テトラゾール、2−メルカプトベンズイミダゾール、2
−メルカプトベンゾチアゾールの如き、メルカプト置換
へテロ環化合物、更にチオサリチル酸の如きメルカプト
置換の芳香族化合物を使用することができる。
特に好ましくは、含窒素へテロ環化合物であり、特にメ
ルカプト置換されていない含窒素へテロ環化合物である
添加量は補力液1l当り、1■〜5g、好ましくは5m
g〜1gの範囲で使用する。
なお、メルカプト基を有さない含窒素へテロ環化合物の
例は、以下の公知の文献等に記載されている。
例えば、米国特許2,4 9 6,9 4 0号、英国
特許403,789号、米国特許2,4 9 7,9
1. 7号、同2,6 5 6,2 7 1号等に記載
のニトロペンゾイミダゾール、日本写真学会誌11巻4
8頁(194.8年)に記載のペンットリアゾール類、
米国特許2,2,1 3 1,0 3 8号、同2,6
9 4,7 1 6号、同3,3,3 2 6,6
8 1号等に記載のベンツチアゾリウム塩の如きヘテロ
項4級塩、米国特許2,444,6 0 5号、同2,
4 4 4,6 0 6号、同2,4 4 4,6 0
7号等に記載のテトラザインデン類、米国特許2,
1 7 3,52 8号、同2,3 2 4,1 2
3号、同2,4 4 4,6 0 8号等に記載のその
池のへテロ環化合物類、その池、科学写真便覧中巻11
9頁(丸善、1959年発行〕に記載もある。
また、ヒドロキシルアミンの硫酸塩または塩酸塩、亜硫
酸ナl− IJウム、亜硫酸カリウム、重亜硫酸カリウ
ム、重亜硫酸ナトリウムを加えることができる。
過酸化物の安定性を高めるための安定剤として、W.Q
Schumb池著“Hydrogen Peroxi
de”515〜547ページに記載の化合物を添加する
ことができる。
補力液には必要により、任意の現像促進剤を添加できる
これらの中には米国特許2,6 4 8,6 0 4号
、特公昭44−9503号、米国特許 3,6 7 1,2 4 7号で代表される各種のピリ
ジニウム化合物やその曲のカチオニツク化合物、フエノ
サフラニンのようなカチオン性色素、硝酸タリウムや硝
酸カリウムの如き中性塩、特公昭44−9504号、米
国特許2,5 3 3,9 9 0号、米国特許2,5
3 1,8 3 2号、米国特許2,9 5 0,9
7 0号、米国特許2,577,127号記載のポリ
エチレングリコールやその誘導体、ポリチオエーテル類
などのノニオン性化合物、特公昭44−9509号、ベ
ルキー特許682,862号記載の有機溶剤や有機アミ
ン、エタノールアミン、エチレンジアミン、ジエタノー
ルアミンなどが含まれる。
そのほかL.F.A.Mason著Photograp
hic ProcessingChemi st ry
のP 4 0 〜4 3 ( Focal Press
−London − 1 9 6 6 )に記述され
ている促進剤も含まれる。
そのほか米国特許2,5 1 5,1 4 7号に記載
のベンジルアルコール、フエニルエチルアルコール、日
本写真学会誌14巻、74ページ(1952年)記載の
ピリジン、アンモニア、ヒドラジン、アミン類なども有
効な現像促進剤である。
本発明に用いる還元剤は、露光されたハロゲン化銀又は
現像された銀触媒表面上で、補力剤が変化して活性化さ
れた酸化剤によって、像様に酸化される。
補力過程では、補力剤が銀触媒表面上で変化して、強力
な酸化作用を有する現像を利用するのが特徴になってい
る。
本発明の還元剤としては、第1の例としては、還元剤が
酸化され、それ自体が色素になるもの、第2の例として
は、還元剤が酸化され、カップリングする能力のある発
色剤(後述のカプラー)と酸化的にカップリングして色
素を形成するもの、第3の例としては、拡散性の色素部
分を有する還元剤が画像様に酸化され、非拡散性になる
もの、第4の例としては、非拡散性のカップリング能力
のある発色剤(カプラー)部分を有する還元剤が画像様
に酸化され、拡散性カプラーを放出するもの、等が列挙
される。
とくに、カプラーと酸化的にカップリングして色素を形
成する還元剤が好ましい。
なお、この場合、還元剤と発色剤との共存下でのみ色素
が形成する。
池の場合は、夫々の還元剤のみで色像が形成されうる。
本発明に用いる還元剤としては、p−フエニレンジアミ
ン誘導体カラー現像主薬、米国特許3,7 9 1,8
2 7号に記載のオニウム塩型にするp一アミノフェ
ノール誘導体カラー現像主薬、米国特許2,9 8 3
,6 0 6号等に記載の色素現像薬特開昭48−33
,826号に記載の拡散性色素放出型(DDR)レドツ
クス化合物、特公昭48−39,165号、等に記載の
アミドラゾン化合物と反応して色素を形成する現像主薬
、それ自体が酸化して色素を形成するかレーキ類を形成
するタイプの還元剤(例えば、テトラゾニウム塩、2,
4一ジアミノフェノール、α−ニトロン。
一β−ナフトール、ロイコ色素類、等)、その池、特開
昭47−6,338号明細書第9ページないし第13ペ
ージに記載されている酸化後着色像を形成することが可
能な還元剤、等を挙げることができる。
それらの中には、還元剤は現像主薬であって、それ自体
が酸化されてから、発色剤とカップリングして色素を形
成するものと、それ自体が酸化して色素を形成するもの
、予め着色していて酸化により非拡散性の色素を放出す
るもの、等がある。
本発明に用いる還元剤は処理液中に含めるかおよび/ま
たは感光材料中に含めて用いる。
ここでいう処理液とは、現像液および補力液を意味する
,感光材料中に含める場合は、ハロゲン化銀乳剤層中に
含めるかおよび/または隣接する非感光性写真補助層中
に含めることができる。
本発明に用いるとくに好ましい還元剤としては、p−フ
エニレンジアミン誘導体カラー現像主薬であり、例えば
、N,N−ジエチルーp−フエニレンジアミン塩酸塩、
4−アミノー3−メチルーN,N−ジエチルアニリン塩
酸塩、4−アミノー3一メチルーN一エチルーN−ラウ
リルアニリン、4−4N−エチルーN−(β−ヒドロキ
シエチル)アミノ]アニリン硫酸塩、4−アミノー3−
メチルーN一エチルーN−(β−ヒドロキシエチル)ア
ニリン硫酸塩、米国特許2,1 9 3,0 1 5号
記載の4−アミノー3−メチルーN一エチルーN一(β
−メタンスルホアミドエチル)アニリンセスキサルフエ
ートモノハンドレート、米国特許2,5 9 2,3
6 4号記載の4−アミノー3−(β一メタンスルホア
ミドエチル)−N,.N−ジエチルアニリン硫酸塩、N
,N−ジエチルーp−フエニレンジアミン塩酸塩、米国
特許3,6 5 6,9 5 0号、同3,8 1 6
,1 3 4号などに記載の4−アミノー3一メチルー
N一エチルーN−メトキシエチルアニリン、4−アミノ
ー3−メチルーN−エチルーN−β一エトキシエチルア
ニリンおよび4−アミノー3−メトキシーN−エチルー
N一β−ブトキシエチルアニリンやこれらの塩(例えば
硫酸塩、塩酸塩、亜硫酸塩、p−1−ルエンスルホン酸
塩など[が好ましい代表例として挙げられる。
その能、科学写真便覧(丸善出版社1959年発行)中
巻72頁、L.F.A. Mason l’Photo
graphic Proces−sing Chemi
stry J (Focal Press − Lon
don1966発行)の226〜229頁記載のものが
含まれる。
この還元剤が用いられる場合には画像形成材料あるいは
処理液中には、Mees and Ja −mes ,
「The Theory of Photograp
hic Proces−ses J第3版387〜39
2頁に記載されているようなカプラーを含ませておく必
要がある。
還元剤としては、p−アミンフェノール誘導体を用いる
こともある。
この場合も、前記のカプラーを介在させておくことによ
って画像形成が行なわれる。
この種の還元剤の代表例としては、次のものが挙げられ
る。
例えば、p−アミノフェノール硫酸塩等。
還元剤としては、酸化するとそれ自体が色像を形成する
ようなタイプや、金属塩と錯形成するようなタイプもあ
り、これに属するものには、英国特許1,2 1 0,
4 1 7号記載の現像主薬米国特許3,6 5 5,
3 8 2号記載のテトラゾニウム塩、そのほか2,4
−ジアミノフェノール、α−ニトロンーβ−ナフトール
などがある。
像様露光により生じた画像状に分布した触媒作用のある
物質は、その一つの一般的な例としては、銀塩感光材料
に形成された潜像、現像核又は、部分的にあるいは完全
に還元された現像銀である。
場合によっては、潜像に対して金属や白金溶液を処理し
て補力した貴金属元素の画像状金属であることもある。
また場合によっては銀塩核散転写法により、感光材料よ
り受像材料側へ転写された銀画像であってもよい。
あるいはまた酸化チタンや酸化亜鉛などの光電導性物質
上に生じた潜像に銀塩、金塩などの貴金属化合物を処理
して補力した画像状金属であることもある。
又、更にIB族及び■族金属から選択されるゼロ価の金
属又は、硫化物などであることもある。
これらの中、特に有効な触媒作用のある物質は、白金、
パラジウム、銅、銀、金、水銀、炭素、硫化銅および硫
化銀である。
還元剤は、画像状に分布した触媒作用のある物質の存在
下で、還過酸化水素、又は、過炭敵塩、過ホウ酸塩の如
き過酸化水素を放出できる化合物により酸化されるが、
触媒作用のある物質の存在しない領域では酸化反応が非
常に遅い速度でしか酸化されないような化合物であり、
それ自身が酸化的に画像形成する化合物であるか、また
は還元剤の酸化体が発色剤と反応して画像を形成させる
働きをもつものである。
一般の撮影材料は、銀換算3乃至1 0 9/711.
2の銀塩を含んでおり、プリント材料でも1乃至4g/
m2程度の銀を含んでいるが、本発明の写真材料におい
ては、塗布銀量は5g/m2以下であり、とくに:ll
/m”以下でもよい。
多層写真感光材料の場合は、塗布銀量は1つの感光層に
つき塗布銀量は35’/m2以下、とりわけ1g/m’
以下1 ”Vm2以上で用いられる。
本発明に用いる発色剤は、酸化されたカラー現像主薬と
反応して色素を生成する化合物である。
これらの発色剤としては、開鎖ケトンメチレン系カプラ
ー、5−ピラゾロン系カプラー、インダゾロン系カプラ
ーおよびフェノール又はナフトール系カプラーの如き通
常のカラー感光材料、等に用いられるカプラー類、英国
特許840,731号、米国特許3,227,550号
、特開昭49−123,022号、および、特願昭50
−57,040号、等の明細書に記載のカラー現像主薬
と反応して拡散性色素を放出する拡散性色素放出型(D
DR)カプラー、特公昭48−39,165号、等の明
細書に記載の現像主薬の酸化生成物と反応して拡散性色
素を放出するアミドラゾン化合物、等を挙げることがで
きる。
本発明の代表例では、発色剤の中でいわゆるカプラーを
感材中に含ませるが、カプラーの量は発色濃度を十分に
与えるに足る量である必要がある。
したがって、通常存在する銀と等モル以上存在させる。
使用するカプラーは既知の任意のものを使用することが
できる。
カラー写真感光材料として用いられる感光性写真乳剤層
に、酸化された現像主薬と反応して色素生成する化合物
、いわゆるカプラーを含ませる。
このようなカプラーは製造工程中、或いは処理工程中に
池層へ拡散しないような構造を持つ。
本発明に用いるカプラー類としては、以下のごときもの
がある。
黄色カプラーには、一般に開鎖ケトメチレン系化合物が
あり、たとえば米国特許3,3 4 1,3 3 1号
、同2,8 7 5,0 5 7号、同3,5 5 1
,1 5 5号、西ドイツ特許出願(OLS)1,54
7,868号、米国特許3,2 6 5,5 0 6号
、同3,5 8 2,3 2 2号、同3,7 2 5
,0 7 2号、西ドイツ特許出願(Ot,s ) 2
,1 6 2,89 9号、米国特許3,3 6 9,
8 9 5号、同3,408,194号、西ドイツ特許
出願(OLS)2,057,941号、同2,2 1
3,4 6 1号、同2,2 1 9,9 1 7号、
同2,2 6 1,3 6 1号、同2,2 6 3,
8 7 5号、などがある。
マゼンタカプラーには主として5−ピラゾロン系化合物
が用いられるが、インダゾロン系化合物、シアノアセチ
ル化合物も使用される。
その例は、たとえば米国特許2,4 3 9,0 9
8号、同2,6 0 0.7 8 s同3,0 6 2
,6 5 3号、同3,5 5 8,3 1 9号、英
国特許956,261号、米国特許3,5 8 2,3
2 2号、同3,6 5 1,50 6号、同3,5
1 9,4 2 9号、同3,3 1 1,4 7
6号、同3,4 1 9,3 9 1号、特願昭48−
21,454号、同48−56,050号、ドイツ特許
1,8 1 0,4 6 4号、特公昭44−2016
号、西独特許出願(OLS ) 2,4 1 8,9
5 9号、米国特許2,9 8 3,6 0 8号など
に記載がある。
シアンカプラーには、主としてフェノールまたはナフト
ールの誘導体が用いられる。
その例は、たとえば、米国特許2,3 6 9,9 2
9号、同2,4.74,293号、同2,6 9 8
,7 9 4号、同2,8 9 5,8 2 6号、同
3,3 1 1,4 7 6号、同3,4 5 8,3
1 5号、同3,5 6 0,2 1 2号、同3,
5 8 2,3 2 2号、同3,5 9 1,3 8
3号、同3,3 8 6,3 0 1号、同2,4
3 4,2 7 2号、同2,7 0 6,6 8 4
号、同3,03 4,8 9 2号、同3,5 8 3
,9 7 1号、同3,9 3 3,5 0 0号、ド
イツ特許出願(OLS )2,1 6 3,8 1 1
号、特公昭45−28,836号、などが記載がある。
その池の発色反応に際して現像抑制剤放出型のカプラー
(いわゆるDIR,カプラー)や現像抑制作用化合物を
放出する化合物を添加することもできる。
これらの例は、米国特許3,1 4 8,0 6 2号
、同3,227,554号、同3,2 5 3,9 2
4号、同3,6 1 7,2 9 1号、同3,6
2 2,3 2 8号、同3,7 0 5,2 0 1
号、英国特許1,2 0 1,1 1 0号、米国特許
3,2 9 7,4 4 5号、同3,3 7 9.5
2’9号、同3,6 3 9,4 1 7号、などに
記載されている。
上記のカプラー等は、感光材料に求められる特性を満足
するために同一層に二種類以上を併用することもできる
し、同一の化合物を異った2層以上に添加することもも
ちろん差支えない。
この発明の単位層に混入された発色剤は、発色剤溶媒(
好ましくは適度な極性の発色剤溶媒)に混合した水に不
溶のカラー発色剤である。
有用な典型的溶媒には、トリ一〇−クレジルフオスフエ
ート、トリへキシルフオスフエート、ジオクチルブチル
フオスフエート、ジープチルフタレート、ジエチルラウ
リルアミド、2,4−ジアリルフェノール、「改良型写
真用染料画像安定化溶媒」の名称でプロダクト・ライセ
ンシング・インデックス、第83巻P26〜29、(1
971年3月)に記載されている液体染料安定剤等があ
る。
発色剤溶媒を含む要素は、また要素を現像液浴から補力
浴に移す処理工程中にカラー現像液の吸水を促進するよ
うである。
使用する写真用カラー発色剤は、中間スケール画像を与
えるように選ぶと都合がよい。
シアン発色剤から形成されるシアン染料の最大吸収帯は
約600から720nmの間であり、マゼンタ発色剤か
ら形成されるマゼンタ染料の最大吸収帯は約500から
580nmの間であり、黄色発色剤から形成される黄色
染料の最大吸収帯は約400から480nmの間である
ことが好ましい。
ハロゲン化銀乳剤は、通常水溶性銀塩(たとえば硝酸銀
)溶液と水溶性ハロゲン塩(たとえば臭化カリウム)溶
液とゼラチンの如き水溶性高分子溶液の存在下で混合し
てつくられる。
このハロゲン化銀としては、塩化銀、臭化銀のほかに、
混合ハロゲン化銀、たとえば塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃
臭化銀等を用いることができる。
これらのハロゲン化銀粒子の形は立方晶形、八面体、そ
の混合晶形等どれでもよい。
また別々に形成した2種以上のハロゲン化銀写真乳剤を
混合してもよい。
更に、ハロゲン化銀粒子の結晶構造は内部迄一様なもの
であっても、また、内部と外部が異質の層状構造をした
ものや、英国特許635,841、米国特許3,6 2
2,3 1 3号に記されているようないわゆるコン
バージョン型のものであってもよい。
また、潜像を主として表面に形成する型のもの、粒子内
部に形成する内部潜像型のもの何れでもよい。
これらの写真乳剤はMeek(ミース)著、”The
Theory of Photog−raphic P
rocess ” (ザ・セオリー・オブ・ホトグラフ
ィック・プロセス) 、Mac Mi 11 am社刊
;P. Grafkides (ビー・グラフキデ)著
、 ” ch−im Photographique”
(シミー・ホトグラフイク)Paul Monte1
社刊(1957年)等の成書にも記載され、一般に認め
られているアンモニア法、中性法、酸性方法等で調製し
得る。
上記のハロゲン化銀乳剤は、また、常法によって化学増
感をすることができる。
化学増感剤にはたとえば、米国特許2,3 9 9,0
8 3号、同2,5 4 0,0 8 5号、同2,
597,856号、同2,5 9 7,9 1 5号に
示されるような塩化金酸塩、三塩化金など金化合物、米
国特許2,4 4 8,0 6 0号、同2,5 4
0,0 8 6号、同2,5 6 6,2 4 5号、
同2,5 6 6,2 6 3号、同2,5 9 8,
0. 7 9号に示されるような白金、パラジウム、イ
リジウム、ロジウム、ルテニウムのような貴金属の塩類
、米国特許1,5 7 4,9 4 4号、同2,4
1 0,6 8 9号、同3,1 8 9,4 5 8
号、同3,5 0 1,3 1 3号、等に記載されて
いるような銀塩と反応し(硫化銀を形成するイオウ化合
物、米国特許2,487,850号、同2,5 1 8
,6 9 8号、同2,5 2 1,9 2 5号、同
2,5 2 1,9 2 6号、同2,6 9 4,6
3 7号、同2,9 8 3,6 1 0号、同3,
2 04,2 5 4号に記載されているような第一ス
ズ塩、アミン類、その池の還元性物質などがあげられる
写真要素は所望の現像特性、画像特性、膜物性等を得る
ためにさらに種々の添加物を含ませるのが好ましいこと
がある。
これらの添加物としては、塩形のヨー化物やメルカプト
遊離基をもつ有機化合物、例えば、フエニルメルカブト
テトラゾール、アリカリ金属ヨウ化物塩等を含めること
もできるが、但し、これらは、多量使用することは避け
るのが望ましい。
一般に写真要素の感光性ハロゲン化銀乳剤層および非感
光性補助層中に加えるカプリ防止剤を本発明の一般式I
の化合物と併用してもよい。
その池の添加物としては、写真要素中に硬化剤、可塑剤
、潤滑剤、表面剤、光沢剤及び写真技術分野での公知の
その池の添加剤を含んでもよい。
使用する親水性コロイドには例えば、ゼラチン、コロイ
ド状アルブミン、カゼイン、カルボキシメチルセルロー
ズ、ヒトロキシエチルセルローズ等のセルロース誘導体
、寒天、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖誘導体
、合成親水性コロイド、例えば、ポリビニルアルコール
、ポIJ N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸共重
合体、ポリアクリルアミドまたはこれらの誘導体、部分
加水分解物等があげられる。
必要に応じて、これらのコロイドの二つ以上の相溶性混
合物を使用する。
この中で最も一般的に用いられるのはセラチンであるが
ゼラチンは一部または全部を合成高分子物質で置きかえ
ることができるほか、いわゆるゼラチン誘導体を使用し
てもよい。
写真乳剤は必要に応じ、シアニン、メロシアニン、カル
ボシアニン等のシアニン色素類の単独もしくは組合せ使
用またはそれらとスチリル染料等との組合せ使用によっ
て分光増感や強色増感を行うことができる。
これらの色増感技術は古くから知られており、たとえば
、米国特許2,4 9 3,7 4 8号、同2,5
1 9,0 0 1号、同2,977,229号、同3
,4 8 0,4 3 4号、同3,6 7 2,8
9 7号、同3,7 0 3,3 7 7号、同2,6
8 8,5 4 5号、同2,9 1 2,3 2
9号、同3,3 9 7,0 6 0号、同3,6 1
5,6 3 5号、同3,6 2 8,9 6 4号
、英国特許1,195,302号、同1,2 4 2,
5 8 8号、同1,2 9 3,8 6 2号、西ド
イツ特許出願(OLS)2,0 3 0,3 2 6号
、同2,1 2 1,7 8 0号、特公昭43−49
36号、同44−14,030号、同43−10,77
3号、米国特許3,5 1 1,6 6 4号、同3,
52介052号、同3,527,641号、同3,6
1 5,6 1 3号、同3,6 1 5,6 3 2
号、同3,6 1 7,2 9 5号、同3,6 3
5,7 2 1号、同3,6 9 4,2 1 7号、
英国特許1,137,580号、同1,2 1 6,2
0 3号などに記載がある。
その選択は増感すべき波長域、感度等、感光材料の目的
、用途に応じて任意に定めることができる。
本発明の写真要素は、支持体上に少なくとも1層のハロ
ゲン化銀乳剤層を有するものであり、通常、支持体上に
、赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤
層、青感性ハロゲン化銀乳剤層を有している。
又、支持体上に、シアン画像形成カプラーを含有した赤
感性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ画像形成カプラーを
含有した緑感性ハロゲン化銀乳剤層、イエロー画像形成
カプラーを含有した青感性ハロゲン化銀乳剤層を有して
いる。
このような写真要素には、非感光性写真層(例えば、ア
ンチハレーション層、混色防止等のタメ中間層、イエロ
ーフィルタ一層、保護層、受像層、等)があってもよい
また、赤感層、緑感層、青感層は、支持体側から、赤感
層、緑感層、青感層の順、青感層、赤感層、緑感層の順
、青感層、緑感層、赤感層の順、等とくに配列順には制
限はない。
又、本発明の写真要素は、米国特許3,7 2 6,6
8 1号、英国特許818,687号、英国特許92
3,045号、米国特許3,5 1 6,8 3 1号
、特願昭50−5,179号、同50−42,541号
、等に記載の一乳剤層が複数の単位乳剤からなっている
場合、種々の層構成の場合、等を含んでもよい。
写真用支持体としては、通常、写真感光材料に用いられ
ているセルローズナイトレートフイルム、セルロースア
セテートフイルム、セルローズアセテートブチレートフ
イルム、セルローズアセテートプロビオネートフイルム
、ポリスチレンフイルム、ポリエチレンテレフタレート
フイルム、ポリカーボネートフイルム、その池これらの
積層物、簿ガラス、紙、等がある。
バライタ、又はα−オレフインポリマー、特にポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレンブテンコポリマー等、
炭素原子2〜10のα−オレフインのポリマーを塗布ま
たはラミネートした紙、特公昭47−19,068号に
示されるような表面を粗面化することによって池の高分
子物質との密着性を良化したプラスチックフイルム等の
支持体も良好な結果を与える。
これらの支持体は、感光材料の目的に応じて透明なもの
不透明なものの選択をする。
また透明な場合にも無色透明のものだけでなく、染料・
顔料を添加して着色透明にすることもできる。
このことはXレイフイルムなどでは従来から行われてお
り、また、J.SMPTE,6 7、296(1958
年)などでも知られている。
不透明支持体には、紙の如く元来不透明なもののほか透
明フイルムに染料や酸化チタンの如き顔料等を加えたも
の、或は特公昭47−19068号に示されるような方
法で表面処理したプラスチックフイルム、更にはカーボ
ンブラック、染料等を加えて完全に遮光性とした紙、プ
ラスチックフイルム等も含まれ、支持体と写真乳剤層と
の接着性を持つ層を下塗ら層として設けることが行われ
ている。
また、接着性を更に良化させるため支持体表面をコロナ
放電、紫外線照射、火焔処理等の予備処理をしてもよい
本発明の写真要素は支持体とそる上に染料画像供給単位
層を有するものから成る。
多色性写真要素は少なくとも前記の染料画像供給単位層
を2つ有し、ここで各々は最初にスペクトル光を別々の
位置に記録する。
単位層は感光性銀塩を含み、それは一般にスペクトル光
により特定の位置にスペクトル的に感光するものであっ
て、写真用カラー発色剤と組合せられている。
この発明で実際に用いられている写真要素層を、浸液被
覆法、空気ナイフ被覆法、カーテン被覆法、又は米国特
許2,6 8 1,2 9 4号に記載されている型の
ホツパーを使用した押出し被覆法などを含むいろいろな
被覆法によって被覆してもよい。
希望により、米国特許2,7 6 1,7 9 1号、
同3,5 0 8,9 4 7号、英国特許837,0
95号に記載された方法によって2種以上の層を同時に
被覆してもよい。
米国特許3,0 8 7,8 1 7号、同3,13,
1 8 5,5 6 7号、同2,9 8 3,6 0
6号、同3,2 5 3,9 1 5号、同3,2
2 7,5 5 0号、同3,227,551号、同3
,2 2 7,5 5 2号、同3,1 4 5,6
3 3号、同3,4 1 5,6 3 3号、同3,4
1 5,6 3 3号、同3,4 1 5,6 4
5号、及び同3,4 1 5,6 4 6号に記載され
ているようなカラー画像転写用、及び米国特許2,8
8 2,1 5 6号に記載されているような吸収転写
法用などに設計されてもよい。
事前染料形成型発色剤、又は酸化還元解離型発色剤を要
素中に使用した場合は少なくとも2つのカラー供給単位
層は、これらの発色剤を該層中の銀を基準とした化学量
論的よりも少なくとも40%過剰に含む。
゜本発明に用いられる現像液には、前記したような
種々の現像主薬(還元剤)の一つ以上を含むほか、既知
の現像液成分化合物を含ませることができる。
既知の現像液成分化合物としては先に紀載した補力液に
含ませることができる現像液成分化合物は全て使用する
ことができる。
その池、カラー現像液中には必要により、次のようなも
のが加えられる。
例えばシトラジン酸、J酸、H酸のような競争カプラー
としては、特公昭44−9,505号、同44=9,5
06号、同44−9,507号、同45−14,036
号、同44−9,508号、米国特許2,7 4 2,
8 3 2号、同3,5 2 0,6 9 0号、同3
,5 6 0,2 1 2号、同3,6 4 5,7
3 7号、等に記載されているもの等を挙げることがで
きる。
アルカリ金属ボロハイドライド、アミンボラン、エチレ
ンジアミンのようなかぶらし剤としては特公昭47−3
8,816号等に記載されているものの等を挙げること
ができる。
p−アミンフェノール、ベンジルーp−アミンフェノー
ル、1−フエニル−3−ビラゾリドンの如き補償現像薬
としては特公昭4 5 − 4 1,475号、同46
−19,037号、同46−19,438号などに例示
されているもの等を挙げることができる。
これらの補償現像薬の添加量は通常0.1〜10g/l
が好ましいとされている。
本発明に属する代表的なプロセスの1つでは、AgXカ
ラー感光材料を現像したのち、補力し、漂白に次いで定
着または漂白定着し、水洗し、乾燥して色画像を与える
補力の後に、水洗し更に漂白してもよい。
又、更に別のプロセスでは現像主薬は乳剤層、又は隣接
層中に含有させ、現像液で処理することなく、本発明化
合物を含む補力液で処理することにより現像と補力を同
時に行い、次いで漂白に次いで定着、又は漂白定着し、
水洗し、乾燥して色画像を与える。
さらに別のプロセスでは、乳剤層又は隣接層に現像主薬
を内蔵する感材を、定着剤を含む補力液で処理すること
によりいわゆる一浴で現像、補力及び定着を行なって、
リンスし、乾燥する。
この変形プロセスとして、水洗やリンスの不要な一浴現
像補力及び安定化処理を行なうこともできる。
別のプロセスでは現像の後補力し、漂白せずに定着し、
水洗の後乾燥することもできる。
Xレイ感材用にはこのプロセスが適している。
特別に銀量の少い感材を用いる場合には、現像の後、補
力し、水洗して乾燥する処理もで る。
別のプロセスでは、カプラーは現像液中に含ませておく
こともできる。
現像液中に添加して用いる、いわゆる拡散性の外型カプ
ラーとしては、シアンカプラーとして、例えば、米国特
許 3,0 0 2,8 3 6号、米国特許3,5 4
2,5 5 2号等に記載されているもの、マゼンタカ
プラーとしては、例えば特公昭44−13,111号等
に記載されているもの、イエローカプラーとしては、米
国特許3,5 1 0,3 0 6号等に記載されてい
るもの等を挙げることができる。
この場合、カプラー濃度は0.5乃至5 &/lで、と
くにl乃至2.5g/1の範囲で使用される。
別のプロセスでは、感光層と受像層が重ね合わせられ、
その間に現像薬が介在することにより現像が行なわれ、
本発明の化合物による酸化によって移動可能となった色
素が受像層へ拡散する。
逆に酸化を受けなかった部分から移動性色素を受像させ
ることもできる。
本発明のもう一つの態様では、銀塩ゼラチン感光材料に
露光を行ったのち、タンニング現像液で現像する。
その際処理液または感光材料中に含まれる本発明化合物
によって露光部分のゼラチン架橋つまりタンニングが強
化される。
その後、感光材料は、定着したのち、あるいは定着しな
いで直接に温湯でウオツシュオフしてレリーフ像が形成
される。
カラー系において、減色式染料像はジャーナル・オブ・
ザ・ソサイエテイ・オブ・モーション・ピクチュア・ア
ンド・テレビジョン・エンジニアズ(Journal
of the Society of Motion
Pictureand Television Eng
ineers ) Vol. 6 1 (1953 )
667 〜701頁にW.T. HansonおよびW
.I.Ke一sner?こよって記載された方法のよう
なカラーネガ方法、または、直接ポジ乳剤を使用するか
、またはネガ乳剤を用い画像とおりに露光し、白黒現像
液中で現像してネガ銀像を形成させ、さらに、少なくと
ももう1回露光し(または池の適当なカプリ処理をし、
続いてさらに現像して望ましい減色式着色染料像を形成
するという好都合な方法で反転銀像が形成されるカラー
反転方法によって像形成できる。
この場合第一現像銀が触媒になるのを防ぐために一般に
白黒現像の後に漂白を行い、そして、発色現像後に、補
力工程に設ける。
本発明の処理温度は如何なる温度でも可能であるが、通
常10℃以上70℃以下で行われ、特に20℃以上60
℃以下で行われる。
本発明の方法は以下の点で従来法より優れている。
即ち、第一に銀を代表とする金属の核は単に酸化還元の
触媒となるだけなので、微量で効果を発揮する。
それ故、銀などの金属又は金属塩を著しく低減すること
ができる。
第二に、本発明は従来のコバルト(冊錯塩による補力(
米国特許3,8 2 6,6 5 2号等)の方法iこ
較べて著しく補力効果の大きい画像補力を行うことがで
きる。
第三に、本発明は従来の過酸化物による補力に較べて、
大きな補力効果が持続する。
即ち、本発明に用いる感光材料は補力阻害物質の悪影響
を受けず、又本発明に用いる補力液は現像液成分が混入
しても、過酸化水素などの過酸化物の分解を促進せずに
、著しく大きい補力効果が持続する。
即ち、いいかえれば処理のランニング安定性を著しく高
めることができる。
第四に、従来の過酸化物による補力に較べて、著しくカ
ブリの少ない、混色の少ない画像を与えることができる
第五にコバルト(III)錯体による補力に較べて化合
物が安価であり、より経済的な処理を行うことができる
第六にコバルト補力にみられる廃液による公害上の問題
は全くない。
本発明に用いられる有機ホスホン酸化合物は処理液中に
普通に含有される。
亜硫酸塩、チオ硫酸塩と容易に反応し分解してしまう。
以下に本発明を実施例により、さらに具体的に説明する
が、これにより、本発明の実施の態様が限定されるもの
ではない。
実施例 1. 次の1〜7の構成からなる写真要素を調製した。
1〕 ポリエチレンで被覆された紙支持体。
2〕 青感性の塩臭化銀乳剤(塩化銀 20モル%)で
銀1 5 0”#/m2、ゼラチン1 5 0 0 7
1lfI/7712およびジオクチルブチルフオスフエ
ート300〜/m2に分散させたイエローカプラー、α
−ピバロイルーα一〔2,4−ジオキン−5,5ージメ
チルオキサゾリジン−3−イル〕−2−クoo−5−
[α一(2,4−ジーt−アミノレフエノキシ)ブタン
アミド〕アセトアニリド600〜/m2を含む層。
3〕 ゼラチン 100 〜/m2を含む層。
4〕 緑感性の塩臭化銀乳剤(塩化銀70モル%)で銀
、1 0 07W/7712、セラチン800■/m2
、およびトリクレジルフオスフエート17 07111
!/m2に分散させたマゼンタカプラー、1−(2,4
.6−トリクロ口フエニル)−3−((2−クロロ−5
−テトラデカンアミド)アニリノ〕−2一ビラゾリンー
5−オン3 5 0 m’i/@2を含む層。
5〕 ゼラチン1000〜/m2と紫外線吸収剤を70
0■/m2とジーオクチルハイドロキノンを50■/m
2を含む層。
6〕 赤感性ハロゲン化銀乳剤(塩化銀70モル%)で
銀100mグ/m2、ゼラチン7 0 0 1119/
m2およびn−ジブチルフタレート150■に分散させ
たシアンカプラー、2−〔α−(2,4−ジーt−アミ
ルフエノキシ)ブクンアミド) ’t6−ジクロロー
5−メチルフェノール300mL1/m2を含む層。
7〕 ゼラチン10001nfI/m2を含む層。
上記の1〜7の構成からなる試料Aと、4〕の緑感持乳
剤層に化合物(4)を4 0 0 ”9/m’m加し、
池は全て試料Aと同じに調製した試料Bの2種類を準備
した。
これらの写真要素を感光計により露光を与えた債、次の
処理を行った。
上記補力液に添加物を加え下記の4種の補力液を準備し
た。
A1及びA3〜4は比較のための補力液で、屋4は本発
明に用いる補力液を示す。
漂白定着液 得られた写真特性値は下記の表に示す。
次に、前記の補力液屋1〜4に前記の発色現像液を10
楚混入させた後、各々40℃にて4日間経時させた後、
同様に処理を行った。
得られた写真特性値を下記の表に示す。
表−1中、混色防止の効果はR/G及びB/Gで示した
値の小さい方が混色が小さい。R/G及びB/Gは緑色
露光部分について、緑色濃度1.5を与える露光量に対
応する赤色濃度R及び青色濃度Bを求め、赤色濃度R及
び青色濃度Bをそれぞれ1.5で割った値を求め、その
値から化合物4を感光材料中に含有させた試料Bの新液
の赤色濃度71.5(又は青色濃度71.5)を引き算
した値である。
緑色濃度が1。5に達しない場合は最高濃度値の点を用
いた。
表−1に示されたように、化合物−4を感材中に含有さ
せた試料Bは現像液を混入させた後に、経時させた液で
も最高濃度の高い画像が得られる。
一方、補力液中に化合物Mを含有させたA4の処理は画
像濃度が高く混色が少ない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式(I)で表わされる化合物(重合度1〜
    sooo)の少くとも1つを含むハロゲン化銀写真要素
    を像様に露光した後、還元剤の存在下に(1)過酸化水
    素あるいは過酸化水素を放出することができる化合物か
    らなる過酸化物の少くとも1つと、(2)有機ホスホン
    酸化合物の少なくとも1つとを含有する溶液を用いて画
    像補力を行うことを特徴とする画像形成方法。 一OHSmは3〜7の整数、R1は炭素数1−6のアル
    キル基、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基
    、 Bは、スチレン、メククリル酸、アクリル酸エステル、
    酢酸ビニル、アクリ口ニトリル、ビニルアルコール、塩
    化ビニル、ビニルエーテル、アクリルアミド、N,N−
    ジメチルアクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸、
    マレイン酸、スチレンスルホン酸カリウム、N,N−ジ
    アルキルアミノアルキルメタクリレート、ビニルイミダ
    ゾール、又はビニルピリジンから誘導されたモノマ一単
    位、X及びyはモルチを表わし、x +y = 1 0
    0でX≧30である。 〕2 一般式(I)で表わされる化合物(重合度1〜s
    ooo)の少くとも1つを含むハロゲン化銀写真要素を
    像様に露光した後、還元剤と発色剤の存在下に(1)過
    酸化水素あるいは過酸化水素を放出することができる化
    合物からなる過酸化物の少くとも1つと(2)有機ホス
    ホン酸化合物の少なくとも1つとを含有する溶液を用い
    て画像補力を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の画像形成方法。 3 一般式(1)で表わされる化合物(重合度1〜so
    oo )と発色剤とを含むハロゲン化銀写真要素を像様
    に露光し現像した後、p−フエニレンジアミン誘導体カ
    ラー現像主薬の存在下に(1)過酸化水素あるいは過酸
    化水素を放出することができる化合物からなる過酸化物
    の少なくとも1つと(2)有機ホスホン酸化合物の少な
    くとも1つとを含有する補力浴で処理することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の画像形成方法。
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