JPS589929Y2 - ひさしの連結構造 - Google Patents
ひさしの連結構造Info
- Publication number
- JPS589929Y2 JPS589929Y2 JP14839377U JP14839377U JPS589929Y2 JP S589929 Y2 JPS589929 Y2 JP S589929Y2 JP 14839377 U JP14839377 U JP 14839377U JP 14839377 U JP14839377 U JP 14839377U JP S589929 Y2 JPS589929 Y2 JP S589929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- plate
- main body
- connector
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建物の入口や窓の上部に取付けたひさしに関す
るものであって、特にユニット化された個々のひさしを
建物に連設する際に、隣接するひさし相互を継ぎ合わせ
るための連結構造に係るものである。
るものであって、特にユニット化された個々のひさしを
建物に連設する際に、隣接するひさし相互を継ぎ合わせ
るための連結構造に係るものである。
近年窓枠等に代表されるように種々の建具類が予め工場
等で量産体制の下に組立てられその製品を現場に供給し
、現場においてはユニット化された製品を単に組込む作
業を行うだけで所望の設備を施し得るような傾向となっ
ている。
等で量産体制の下に組立てられその製品を現場に供給し
、現場においてはユニット化された製品を単に組込む作
業を行うだけで所望の設備を施し得るような傾向となっ
ている。
ここで述べるひさしもその一例であって、従来は現場に
おいて適宜組立てていたものを、予め工場で金属製の薄
板等を材料としてユニット化したひさしを製造し、これ
を現場に搬入して建物の外壁面上部に適宜釘或いはボル
ト等で固定するという手法を採ることによってひさしを
設けるものである。
おいて適宜組立てていたものを、予め工場で金属製の薄
板等を材料としてユニット化したひさしを製造し、これ
を現場に搬入して建物の外壁面上部に適宜釘或いはボル
ト等で固定するという手法を採ることによってひさしを
設けるものである。
而して、この種の手法を採用したひさしにあっては、ひ
さし自体が一定の寸法で規格化されており、特に間口の
広い窓等にひさしを設ける場合には、その取付幅に応じ
て何基かのひさしを継ぎ合せて構成するものである。
さし自体が一定の寸法で規格化されており、特に間口の
広い窓等にひさしを設ける場合には、その取付幅に応じ
て何基かのひさしを継ぎ合せて構成するものである。
さて、本考案者は、このようなユニット化されたひさし
を現場において簡単且つ強固に継ぎ合わせるための連結
具として、第7図の如き構成のものを従来提案した。
を現場において簡単且つ強固に継ぎ合わせるための連結
具として、第7図の如き構成のものを従来提案した。
即ち、この従来型連結具は、連結せんとするひさしhの
屋根板に沿った傾斜を有する上押板aと下押板すとを垂
直板Cの上下端縁に断面1字型となるように固定したも
のであって、この上押板と下押板とによって挾まれた垂
直板の両側部に連結せんとするひさしhの端部を嵌着す
るものである。
屋根板に沿った傾斜を有する上押板aと下押板すとを垂
直板Cの上下端縁に断面1字型となるように固定したも
のであって、この上押板と下押板とによって挾まれた垂
直板の両側部に連結せんとするひさしhの端部を嵌着す
るものである。
この従来型の連結具は、傾斜した上押板と下押板との間
にひさしを嵌込むため、ひさしが連結具内へくさび状に
くい込んで、隣接するひさし同士を強固に連結できる利
点はあるものの、実際にこの連結具を使用した場合には
、次の様な不都合が生じ完壁な連結が行い難いものであ
った。
にひさしを嵌込むため、ひさしが連結具内へくさび状に
くい込んで、隣接するひさし同士を強固に連結できる利
点はあるものの、実際にこの連結具を使用した場合には
、次の様な不都合が生じ完壁な連結が行い難いものであ
った。
即ち、ユニット化されたひさしは、1mm以下(一般に
は0.3mm程度のものが多い)の薄手の金属板を箱形
に折り曲げ接合することによって構成したものであるた
め、その強度が低く簡単に変型し易い性質がある。
は0.3mm程度のものが多い)の薄手の金属板を箱形
に折り曲げ接合することによって構成したものであるた
め、その強度が低く簡単に変型し易い性質がある。
それに対し、連結具は厚手で強度の高い金属板によって
形成されているため、従来型の連結具内にこのひさしを
嵌込んで行くと、連結具のと抑板と下押板とに押え込ま
れひさしの端部が歪んでしまい、連結具とひさし端部と
の間に隙間が生じたり、ひさし全体の外観が損なわれる
欠点があった。
形成されているため、従来型の連結具内にこのひさしを
嵌込んで行くと、連結具のと抑板と下押板とに押え込ま
れひさしの端部が歪んでしまい、連結具とひさし端部と
の間に隙間が生じたり、ひさし全体の外観が損なわれる
欠点があった。
特に、この現象は、ひさしと連結具とを強固に結合せん
として、連結具をひさしに叩き込むようにした場合に著
しく現われるもので、ひさしの端部に設けられた側板が
座屈変形するおそれがあった。
として、連結具をひさしに叩き込むようにした場合に著
しく現われるもので、ひさしの端部に設けられた側板が
座屈変形するおそれがあった。
その上、この従来型連結具は、ひさしの側板に沿って前
方より叩き込む場合に、連結具がひさしに対し斜めに入
り込んでしまい、隣接したひさし同士の間隙を大きく広
げてしまったり、連結具とひさしとの密着が確実に行な
われないおそれもあった。
方より叩き込む場合に、連結具がひさしに対し斜めに入
り込んでしまい、隣接したひさし同士の間隙を大きく広
げてしまったり、連結具とひさしとの密着が確実に行な
われないおそれもあった。
更に、従来型は、その連結時においては、平坦なひさし
端部に同じく平板状をしだ上押板が接触した状態となっ
ているので、両者の接触面から雨水が浸み込むおそれが
あり、また、それを防止するためこの部分にコーキング
を施すと、コーキング材が連結具の縁に沿って盛上って
しまい体裁が悪くなる欠点があった。
端部に同じく平板状をしだ上押板が接触した状態となっ
ているので、両者の接触面から雨水が浸み込むおそれが
あり、また、それを防止するためこの部分にコーキング
を施すと、コーキング材が連結具の縁に沿って盛上って
しまい体裁が悪くなる欠点があった。
本考案は一ヒ述の如き従来型連結具の欠点に鑑みなされ
たものであって、連結具を嵌着するひさし本体の端部に
補強材を組込み、この補強材と連結具との間でひさし本
体を挟持することによって、ひさし本体の変形を防止す
るようにしたものである。
たものであって、連結具を嵌着するひさし本体の端部に
補強材を組込み、この補強材と連結具との間でひさし本
体を挟持することによって、ひさし本体の変形を防止す
るようにしたものである。
また、本考案は、ひさし本体の表面にその側縁部に沿っ
た凹溝を設け、この凹溝内に連結具の上押板及び下押板
の側縁に形成した係合爪を係止させることによって、連
結具とひさし本体との結合をより強固にしたもので゛あ
る。
た凹溝を設け、この凹溝内に連結具の上押板及び下押板
の側縁に形成した係合爪を係止させることによって、連
結具とひさし本体との結合をより強固にしたもので゛あ
る。
本考案を図示の実施例に基づいて具体的に説明する。
まず、第1図は本考案におけるひさし本体1を示すもの
で、このひさし本体1は薄手の金属板を折曲げ加工する
ことによって、上方の水返し板2、屋根板3、前縁4、
軒天板5及び下方の水返し板6を一体に形成したもので
ある。
で、このひさし本体1は薄手の金属板を折曲げ加工する
ことによって、上方の水返し板2、屋根板3、前縁4、
軒天板5及び下方の水返し板6を一体に形成したもので
ある。
このひさし本体1には、その側縁部に沿って断面C型或
いはU型の凹溝7を形成する。
いはU型の凹溝7を形成する。
なお、この凹溝7はひさしの両側縁に夫々設けても良い
が、ひさし本体1の片側は通常の薄手の金属板から成る
側板によって閉塞し、他のひさしを連結せんとする側の
側縁部にのみこの凹溝7を設けることもできる。
が、ひさし本体1の片側は通常の薄手の金属板から成る
側板によって閉塞し、他のひさしを連結せんとする側の
側縁部にのみこの凹溝7を設けることもできる。
第2図は、本考案においてひさし本体1の内部に挿入す
る補強材8を示すものである。
る補強材8を示すものである。
この補強材8は、ひさし本体1の屋根板3に沿って傾斜
した上面板9と、同じく軒天板5に対応した下面板10
とを、垂直板11によって断面コ字型となるように一体
化したものである。
した上面板9と、同じく軒天板5に対応した下面板10
とを、垂直板11によって断面コ字型となるように一体
化したものである。
なお、この補強材8の形状は、断面コ字型に限定される
ものではなく、上面板9と下面板10とをT字型に連結
したものでも良い。
ものではなく、上面板9と下面板10とをT字型に連結
したものでも良い。
また、この補強材8における上面板9と下面板10との
間隔は、ひさし本体1における屋根板3と軒天板5に形
成した凹溝7の底部間の距離と略等しく設定する。
間隔は、ひさし本体1における屋根板3と軒天板5に形
成した凹溝7の底部間の距離と略等しく設定する。
更に、この上面板9と下面板10の表面には、ひさし本
体の凹溝7の底部と係合するための凹溝、突条、突起等
を設けておくことが望ましい。
体の凹溝7の底部と係合するための凹溝、突条、突起等
を設けておくことが望ましい。
第3図は、本考案において隣接するひさし本体1の端部
を外側から押える連結具を示すものである。
を外側から押える連結具を示すものである。
即ち、この連結具12は、ひさし本体1の屋根板3に沿
った傾斜を有する上押板13と、軒天板5に沿った下押
板14とを、垂直板15の上下端縁に断面T字型となる
ように固定し、この」二押板13と下押板14とに挾ま
れた垂直板15の両側をひさし端部の受入部としたもの
である。
った傾斜を有する上押板13と、軒天板5に沿った下押
板14とを、垂直板15の上下端縁に断面T字型となる
ように固定し、この」二押板13と下押板14とに挾ま
れた垂直板15の両側をひさし端部の受入部としたもの
である。
この垂直板15の前端には、上押板13と下押板14と
連続するように前面板16を設けるもので、この前面板
16はひさし本体1の前縁4の形状に応じて断面クラン
ク状とする。
連続するように前面板16を設けるもので、この前面板
16はひさし本体1の前縁4の形状に応じて断面クラン
ク状とする。
一方、上押板13と下押板14における建物の壁面側の
端部には、取付部17を一体に設けるもので、この取付
部17は上押板13及び下押板14の端部を連結具12
の外方へ向って略り字型に屈曲させて形成する。
端部には、取付部17を一体に設けるもので、この取付
部17は上押板13及び下押板14の端部を連結具12
の外方へ向って略り字型に屈曲させて形成する。
なお、この取付部17には連結具12を壁面へ固定する
ネジ孔18を穿設する。
ネジ孔18を穿設する。
而して、この連結具12における上押板]3、下押板1
4及び前面板16の両側縁には、連結具12の内側へ向
けて突出した係合爪19を形成する。
4及び前面板16の両側縁には、連結具12の内側へ向
けて突出した係合爪19を形成する。
この係合爪19は、連結具12の取付部17に設けるこ
ともできるが、その場合は取付部17より建物の壁面側
に突出させる。
ともできるが、その場合は取付部17より建物の壁面側
に突出させる。
なお、この連結具12は、第4図aの如く、全体を一部
材から構成することも可能であるが、第4図すの如く、
コ字型をした垂直板15の上下に同じくコ字型をした上
押板13と下押板14とを溶接やネジ止めによって固定
したり、第4図Cの如く、チャンネル断面の部材を背中
合せに固着することによつて構成することができる。
材から構成することも可能であるが、第4図すの如く、
コ字型をした垂直板15の上下に同じくコ字型をした上
押板13と下押板14とを溶接やネジ止めによって固定
したり、第4図Cの如く、チャンネル断面の部材を背中
合せに固着することによつて構成することができる。
また第4図dの如く、上押板13と下押板14とは別途
に構成し、これを幅の狭い帯板をクランク状に屈曲して
戒る垂直板15を用いて一体に固定することによって形
成することも可能である。
に構成し、これを幅の狭い帯板をクランク状に屈曲して
戒る垂直板15を用いて一体に固定することによって形
成することも可能である。
更にまた、ひさし本体1として、第5図の如く、軒天板
5の前端部に額縁状の飾り縁5′を設けた場合には、連
結具12側もこれに応じて下押板14の前端部14′を
溝状に屈曲させる。
5の前端部に額縁状の飾り縁5′を設けた場合には、連
結具12側もこれに応じて下押板14の前端部14′を
溝状に屈曲させる。
本考案のひさしの連結構造は、上述の如きひさし本体1
、補強材8及び連結具12を組合せて成るものである。
、補強材8及び連結具12を組合せて成るものである。
即ち、まず、ひさし本体1の端部内には、ひさし本体1
の後部(建物の壁面側)からくさび状をした補強材8を
嵌着するもので、補強材8の上面板9及び下面板10を
ひさし本体1の端部に形成した凹溝7の底部に当接させ
る。
の後部(建物の壁面側)からくさび状をした補強材8を
嵌着するもので、補強材8の上面板9及び下面板10を
ひさし本体1の端部に形成した凹溝7の底部に当接させ
る。
この状態で、ひさし端部に対して連結具12−を嵌着す
るものであって、連結具12の上押板13と下押板14
との片側の縁に形成した係合爪19が、ひさし本体1の
屋根板3及び軒天板5に形成した凹溝7内に入り込むよ
うにして、連結具12をひさし本体1の前方より嵌め込
む。
るものであって、連結具12の上押板13と下押板14
との片側の縁に形成した係合爪19が、ひさし本体1の
屋根板3及び軒天板5に形成した凹溝7内に入り込むよ
うにして、連結具12をひさし本体1の前方より嵌め込
む。
このようにすると、第6図aの如く、ひさし本体1の端
部は、内側の補強材8″と、外側の連結具12とによっ
て挾持されることになり、ひさし本体1の端部に補強材
8及び連結具12が一体に固定される。
部は、内側の補強材8″と、外側の連結具12とによっ
て挾持されることになり、ひさし本体1の端部に補強材
8及び連結具12が一体に固定される。
・ひさし本体1の端部に連結具12を固定した後は、隣
接する他のひさしに対して、この連結具12を結合させ
る。
接する他のひさしに対して、この連結具12を結合させ
る。
即ち、第6図すの如く、隣接するひさし本体1の端部内
には、前述のひさし本体1と同様にして、予め補強材8
を組込、んでおく。
には、前述のひさし本体1と同様にして、予め補強材8
を組込、んでおく。
この場合に、ネジ、ファスナー、接着剤等によりひさし
本体1と補強材8とを固定しておくことを可とする。
本体1と補強材8とを固定しておくことを可とする。
また、この隣接するひさし本体1は、その水返し板等の
部分で建物の壁面に仮止めしておくか、或いは建物の壁
面に腕木を用いて取付けておく。
部分で建物の壁面に仮止めしておくか、或いは建物の壁
面に腕木を用いて取付けておく。
而して、この隣接するひきし本体1に対して、既に連結
具12ヲ内定したひさし本体1を前方より゛スライドさ
せるようにして結合させるもので1.その)。
具12ヲ内定したひさし本体1を前方より゛スライドさ
せるようにして結合させるもので1.その)。
場合、1字”AI4結具1zの反対側の係合爪19夕f
%:。
%:。
接するひさし本体11.の凹溝7、と噛み合つt: −
& $’y]。
& $’y]。
で、嵌合操作pf行*、i?、i、る1、よう)にする
。
。
その結果、□二。第6図Cに5示す、通り、連結具12
における垂直板15の両側に、補強材8を組込んだ左右
のひさし本体1の端部が嵌着され、しがも連結具12に
形成した係合爪19がひさし本体1の凹溝7内に係合し
た状態となって、隣接するひさし同士の連結が完了する
。
における垂直板15の両側に、補強材8を組込んだ左右
のひさし本体1の端部が嵌着され、しがも連結具12に
形成した係合爪19がひさし本体1の凹溝7内に係合し
た状態となって、隣接するひさし同士の連結が完了する
。
なお、その後において、連結具12の後端に設けた取付
部17を建物の壁面に固定することにより、連結具12
に腕木としてひさしを支持する作用を与えることもでき
る。
部17を建物の壁面に固定することにより、連結具12
に腕木としてひさしを支持する作用を与えることもでき
る。
本考案の連結構造は、上述の様にして、ひさし本体1、
補強材8及び連結具12を順次組合せて威るものである
が、この組合せの順序としては他に次のような方法があ
る。
補強材8及び連結具12を順次組合せて威るものである
が、この組合せの順序としては他に次のような方法があ
る。
即ち、左右のひさし本体1の端部内に、予め補強材8を
夫々組込んでおき、その左右のひさし本体1を隣接した
状態で建物の壁面に仮止めしておく。
夫々組込んでおき、その左右のひさし本体1を隣接した
状態で建物の壁面に仮止めしておく。
その後、左右のひさし本体1の継目部分に対し前方より
連結具12を挿込んで、連結具12の左右の受入部内に
ひさし本体1の端部を夫々嵌着させ、連結を完了する。
連結具12を挿込んで、連結具12の左右の受入部内に
ひさし本体1の端部を夫々嵌着させ、連結を完了する。
更にまた、他の方法としては、予め補強材8を建物の柱
等に固定しておき、これを腕木として利用することによ
って左右のひさし本体1を建物の壁面に取付けた後、前
記の場合と同様にして左右のひさし本体の継目部分に連
結具12を挿込んで連結を行うことも可能である。
等に固定しておき、これを腕木として利用することによ
って左右のひさし本体1を建物の壁面に取付けた後、前
記の場合と同様にして左右のひさし本体の継目部分に連
結具12を挿込んで連結を行うことも可能である。
以上の通り、本考案の連結構造は、連結せんとする左右
のひさし本体の端部内に補強材を組込むと共に、ひさし
本体の外側には断面■字型の連結具を嵌着したものであ
るから、ひさし本体は補強材と連結具とによって上下か
ら挾持された状態で結合する。
のひさし本体の端部内に補強材を組込むと共に、ひさし
本体の外側には断面■字型の連結具を嵌着したものであ
るから、ひさし本体は補強材と連結具とによって上下か
ら挾持された状態で結合する。
従って、゛本考案によれば、連結具をひさし本体に強固
に叩き込んだと、しても、その力は補強材によって受は
止められてひさし本体には直接加わることがないので、
ひさし本体がたとえ薄手の金属板で形成されていたとし
ても、連結時において変形したり損傷するおそれがない
。
に叩き込んだと、しても、その力は補強材によって受は
止められてひさし本体には直接加わることがないので、
ひさし本体がたとえ薄手の金属板で形成されていたとし
ても、連結時において変形したり損傷するおそれがない
。
また、本考案においてひさし本体、補強材、及び連結具
をすべて前端部が薄くなった先細りの形状にした場合に
は、これらが互いにくさび作用をもって強固に嵌合する
利点がある。
をすべて前端部が薄くなった先細りの形状にした場合に
は、これらが互いにくさび作用をもって強固に嵌合する
利点がある。
゛ ・そや上、・本考案はひさし本体!こすの
側縁に沿った凹溝を設けると共に、連結共倒には・係合
爪を設けたものでbるから、凹溝内1こ係合爪を噛み合
せた状態で連結具をひさし本俸に嵌込んで行けば、連結
具は凹溝に導びかれてひさ、し本体の側縁と平行な位置
に正しく嵌着される。
側縁に沿った凹溝を設けると共に、連結共倒には・係合
爪を設けたものでbるから、凹溝内1こ係合爪を噛み合
せた状態で連結具をひさし本俸に嵌込んで行けば、連結
具は凹溝に導びかれてひさ、し本体の側縁と平行な位置
に正しく嵌着される。
従って、連結具の嵌着時に、隣接するひさし本体同士の
隙間を拡げてしまったり或いは連結具が斜めになって体
裁が悪い等の不都合が生ずることがない。
隙間を拡げてしまったり或いは連結具が斜めになって体
裁が悪い等の不都合が生ずることがない。
また、ひさし本体と連結具との接触部分には凹溝が形成
されているため、この部分に浸み込んだ雨水は凹溝に沿
ってひさしの前端に排出され、ひさし内部に浸入するこ
とがない。
されているため、この部分に浸み込んだ雨水は凹溝に沿
ってひさしの前端に排出され、ひさし内部に浸入するこ
とがない。
更に、ひさし本体と連結具の間にコーキングを施すに当
っても、この凹溝を利用すればコーキング材がひさしの
屋根板上から盛上って外観が損なわれるような欠点もな
い。
っても、この凹溝を利用すればコーキング材がひさしの
屋根板上から盛上って外観が損なわれるような欠点もな
い。
第1図は本考案におけるひさし本体の一実施例を示す斜
視図、第2図は同上補強材の斜視図、第3図は同上連結
具の斜視図、第5図は本考案の他の実施例におけるひさ
し本体及び連結具を示す斜視図、第6図は本考案の連結
構造の組立順序の一例を示す断面図、第7図は従来型の
斜視図である。 1:ひさし本体、7:凹溝、8:補強材、9:上面板、
10:下面板、11:垂直板、12:連結具、13:上
押板、14:下押板、15:垂直板、19:係合爪。
視図、第2図は同上補強材の斜視図、第3図は同上連結
具の斜視図、第5図は本考案の他の実施例におけるひさ
し本体及び連結具を示す斜視図、第6図は本考案の連結
構造の組立順序の一例を示す断面図、第7図は従来型の
斜視図である。 1:ひさし本体、7:凹溝、8:補強材、9:上面板、
10:下面板、11:垂直板、12:連結具、13:上
押板、14:下押板、15:垂直板、19:係合爪。
Claims (1)
- 連結せんとする左右のひさし本体1における屋根板3及
び軒天板5の表面に、ひさし本体1の側縁部に沿って凹
溝7を形成すると共に、このひさし本体1の端部内には
上面板9と下面板10とを垂直板11によって一体化し
て成る補強材8を組込み、この補強材8における上面板
9と下面板10とをひさし本体1における凹溝7の底部
に当接させ、一方ひさし本体1の屋根板に沿った上押板
13と軒天板5に沿った下押板14とを垂直板15によ
って断面1字型に固定して連結具12を形威し、この連
結具12の両側縁に連結具12の内側に向けて突出する
係合爪19を形成すると共にこの連結具12における上
押板13と下押板14とに挾まれた垂直板15の両側に
、連結せんとする左右のひさし本体1の端部を夫々嵌着
したことを特徴とするひさしの連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14839377U JPS589929Y2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | ひさしの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14839377U JPS589929Y2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | ひさしの連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5475017U JPS5475017U (ja) | 1979-05-28 |
JPS589929Y2 true JPS589929Y2 (ja) | 1983-02-23 |
Family
ID=29130748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14839377U Expired JPS589929Y2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | ひさしの連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589929Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-07 JP JP14839377U patent/JPS589929Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5475017U (ja) | 1979-05-28 |
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