JPS5898362A - 成形用樹脂組成物 - Google Patents
成形用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS5898362A JPS5898362A JP19627581A JP19627581A JPS5898362A JP S5898362 A JPS5898362 A JP S5898362A JP 19627581 A JP19627581 A JP 19627581A JP 19627581 A JP19627581 A JP 19627581A JP S5898362 A JPS5898362 A JP S5898362A
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- Japan
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- resin
- filler
- composition
- parts
- melt
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は充填剤類を比較的高率で含有しながら流動特性
および機械的特性のバランスがすぐれた、新規な成形用
樹脂組成物を提供することを目的としたものである。
および機械的特性のバランスがすぐれた、新規な成形用
樹脂組成物を提供することを目的としたものである。
芳香族ポリスルホンは耐熱性、機械特性などに優れた熱
可塑性樹脂であり、これらの緒特性のゆえにエンジニア
リングプラスチックとして電気・電子部品、航空機部品
、自動車部品、衛生食品機器部品、医療機器部品などに
一部活用されている。しかし芳香族ポリスルホンはまだ
まだ高価な材料であると共に成形流動性が必ずしも十分
でないためにこれらを総合した経済性を要求される部品
類に本格採用されるにはいたっていない。特に芳香族ポ
リスルホンには充填剤類を配合するとその配合量の増加
に応じて溶融粘度がさらに上昇し、ある配合量以上では
もはや溶融ブレンドおよび溶融成形がむずかしいかまた
は不可能な組成物になる。。
可塑性樹脂であり、これらの緒特性のゆえにエンジニア
リングプラスチックとして電気・電子部品、航空機部品
、自動車部品、衛生食品機器部品、医療機器部品などに
一部活用されている。しかし芳香族ポリスルホンはまだ
まだ高価な材料であると共に成形流動性が必ずしも十分
でないためにこれらを総合した経済性を要求される部品
類に本格採用されるにはいたっていない。特に芳香族ポ
リスルホンには充填剤類を配合するとその配合量の増加
に応じて溶融粘度がさらに上昇し、ある配合量以上では
もはや溶融ブレンドおよび溶融成形がむずかしいかまた
は不可能な組成物になる。。
そのため芳香族ポリスルホンを他の安価、かつ流動性の
良好な汎用熱可塑性樹脂、例えばビニル重合体とブレン
ドする方法が種々提案されている(例えば特公昭46−
57896号公報、特公昭46−37905号公報、特
公昭−47−31095号公報、特開昭47−5581
号公報、特開昭49−128048 号公報など)。し
かし、これら芳香族ポリスルホンとビニル重合体との配
合物では芳香族ポリスルホンの有するすぐれた耐熱性や
機械特性が十分に生かされておらず、耐熱性、成形加工
性の両者のバランスを高度に保持したものは得られてい
ない。
良好な汎用熱可塑性樹脂、例えばビニル重合体とブレン
ドする方法が種々提案されている(例えば特公昭46−
57896号公報、特公昭46−37905号公報、特
公昭−47−31095号公報、特開昭47−5581
号公報、特開昭49−128048 号公報など)。し
かし、これら芳香族ポリスルホンとビニル重合体との配
合物では芳香族ポリスルホンの有するすぐれた耐熱性や
機械特性が十分に生かされておらず、耐熱性、成形加工
性の両者のバランスを高度に保持したものは得られてい
ない。
一方、経済的に有利に高い耐熱性および優れた加工性を
もつ組成物を得るためにはこの芳香族ポリスルホンの使
用を−\らしても組成物に良好な耐熱性を維持し得るブ
レンド用樹脂材料および充填剤を選ぶことが重要である
。%に、ブレンド用樹脂材料としては芳香族ポリスルホ
ン自体の高い熱軟化温度を考慮して相互混和の工程中に
熱分解、熱時酸化、選択的溶融、凝集分離、層間分離な
どの副作用を起こさないようなものを選ぶ必要がある。
もつ組成物を得るためにはこの芳香族ポリスルホンの使
用を−\らしても組成物に良好な耐熱性を維持し得るブ
レンド用樹脂材料および充填剤を選ぶことが重要である
。%に、ブレンド用樹脂材料としては芳香族ポリスルホ
ン自体の高い熱軟化温度を考慮して相互混和の工程中に
熱分解、熱時酸化、選択的溶融、凝集分離、層間分離な
どの副作用を起こさないようなものを選ぶ必要がある。
このようなポリスルホン類から機械的特性に優れた充填
剤入り製品を製造するだめの常法は、押出成形または射
出成形工程を使用するものである。しかしながら、多量
の充填剤を用いる場合にはこのような技術は実施できな
い(最大量は通常、使用される充填剤の種類に依−存す
る)ため、能率のよくない圧縮成形および焼結成形技術
を用いる必要があるという不利がある。
剤入り製品を製造するだめの常法は、押出成形または射
出成形工程を使用するものである。しかしながら、多量
の充填剤を用いる場合にはこのような技術は実施できな
い(最大量は通常、使用される充填剤の種類に依−存す
る)ため、能率のよくない圧縮成形および焼結成形技術
を用いる必要があるという不利がある。
そこで本発明者らは前記芳香族ポリスルホンの流動特性
改良について鋭意検討した結果、ポリフェニレンスルフ
ィド(場下pp+s ト略称) 樹脂を配合すれは高率
で充填剤邦を含有させても溶融時流動性および均一溶融
ブレンド性の面において極めて効果的、且つ機械的特性
に優れた成形用組成物が得られること、ただしPPS樹
脂を多量に添加しすぎると組成物の物理的性質の低下が
著しくなり好ましくないことを見い出し本発明に到達し
た。
改良について鋭意検討した結果、ポリフェニレンスルフ
ィド(場下pp+s ト略称) 樹脂を配合すれは高率
で充填剤邦を含有させても溶融時流動性および均一溶融
ブレンド性の面において極めて効果的、且つ機械的特性
に優れた成形用組成物が得られること、ただしPPS樹
脂を多量に添加しすぎると組成物の物理的性質の低下が
著しくなり好ましくないことを見い出し本発明に到達し
た。
すなわち本発明は重架比で、芳香族ポリスルホン樹脂9
9〜50チ、に対し、PPS樹脂1〜50チ好ましくは
2〜30チ、更に好ましくは10〜30係の割合で配合
したもの100部に対し充填剤類10〜200部好まし
くは25〜180部、更に好ましくは80〜180部を
含んで成る成形用樹脂組成物を提供するものである。
9〜50チ、に対し、PPS樹脂1〜50チ好ましくは
2〜30チ、更に好ましくは10〜30係の割合で配合
したもの100部に対し充填剤類10〜200部好まし
くは25〜180部、更に好ましくは80〜180部を
含んで成る成形用樹脂組成物を提供するものである。
本発明の組成物中におけるPPS 樹脂は組成物の溶融
粘度を低下させる効果を有するとともに充填剤類および
芳香族ポリスルホンの両者に対して強い親和性を有して
いるためではないかと推定されるが、本発明の組成物中
で充填剤類を組成物中に均一分散させる効果を兼ね備え
ている。
粘度を低下させる効果を有するとともに充填剤類および
芳香族ポリスルホンの両者に対して強い親和性を有して
いるためではないかと推定されるが、本発明の組成物中
で充填剤類を組成物中に均一分散させる効果を兼ね備え
ている。
本発明で用いられる芳香族ポリスルホンとは、アルカリ
フェルレート基と、電子吸引性スルホン基で活性化され
た芳香族ノ・ロゲン基とを非プロトン性椿性溶媒中で縮
合反応させることにより得られる形式の重合体であり、
アリーレン結合(芳香族結合)、エーテル結合およびス
ルホン結合の三者を必須の結合単位とする線状重合体で
ある。
フェルレート基と、電子吸引性スルホン基で活性化され
た芳香族ノ・ロゲン基とを非プロトン性椿性溶媒中で縮
合反応させることにより得られる形式の重合体であり、
アリーレン結合(芳香族結合)、エーテル結合およびス
ルホン結合の三者を必須の結合単位とする線状重合体で
ある。
例えば極めて代表的な例として次のような構造式からな
るものが挙げられる。
るものが挙げられる。
(1) (=O−φ−8O2−φ九
(ろ) +0−φ−8O3−φ−0−φ−叶φ−
)。
)。
(5) モ0−φ−8O2−φ−〇−φ−φ九(6)
モ〇−φ−8O2−φ−φ−8O2−φ−〇−φ九
(7) (−0−φ−802−φ−〇−φ−CH2−
φ)。
モ〇−φ−8O2−φ−φ−8O2−φ−〇−φ九
(7) (−0−φ−802−φ−〇−φ−CH2−
φ)。
(但し上式中「−φ−」はp−フェニレン基を示す。以
下に於ても同様) これらの芳香族ポリスルホンは、例えば特公昭40−1
0067号公報、特公昭42−7799号公報、特公昭
47−617号公報などに記載の方法によって容易に製
造することができる。極めて代表的な市販品としてイン
ペリアルケミカルインダストリー社のVICTREXが
ある。
下に於ても同様) これらの芳香族ポリスルホンは、例えば特公昭40−1
0067号公報、特公昭42−7799号公報、特公昭
47−617号公報などに記載の方法によって容易に製
造することができる。極めて代表的な市販品としてイン
ペリアルケミカルインダストリー社のVICTREXが
ある。
ると次のようである。(a)補強材ニガラス繊維、カー
ボン繊維、ボロン繊維、炭化ケイ素繊維、カーボンウィ
スカー、゛アスベスト繊維、石綿、金属繊維など、(b
)耐摩耗性向上剤:グラファイト、カーボランダム、ケ
イ石粉、二硫化モリブデン、フッ素樹脂など、(C)難
燃性向上剤二三而化アンチモノ、炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウムなと、(dl電気特性向上剤:クレー、マ
イカなど、(C)耐トラッキング向上剤二石綿、シリカ
、グラファイト、(f)耐酸性向上剤:硫酸バリウム、
/リカ、メタケイ酸力ルンウム、(g)熱伝導度向り剤
:鉄、亜鉛、アルミニウム、銅などの金櫟粉末、(h)
その他ニガラスビーズ、ガラス球、炭−カルシウム、ア
ルミナ、メルク、ケイ礫土、クレー、カオリン、セソコ
ウ、亜硫酸カルシウム、水和アルミナ、マイカ、石綿、
各種金属酸化物、無機質顔料類など300℃以上で安定
な合成および天然の化合物類が含まれる。
ボン繊維、ボロン繊維、炭化ケイ素繊維、カーボンウィ
スカー、゛アスベスト繊維、石綿、金属繊維など、(b
)耐摩耗性向上剤:グラファイト、カーボランダム、ケ
イ石粉、二硫化モリブデン、フッ素樹脂など、(C)難
燃性向上剤二三而化アンチモノ、炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウムなと、(dl電気特性向上剤:クレー、マ
イカなど、(C)耐トラッキング向上剤二石綿、シリカ
、グラファイト、(f)耐酸性向上剤:硫酸バリウム、
/リカ、メタケイ酸力ルンウム、(g)熱伝導度向り剤
:鉄、亜鉛、アルミニウム、銅などの金櫟粉末、(h)
その他ニガラスビーズ、ガラス球、炭−カルシウム、ア
ルミナ、メルク、ケイ礫土、クレー、カオリン、セソコ
ウ、亜硫酸カルシウム、水和アルミナ、マイカ、石綿、
各種金属酸化物、無機質顔料類など300℃以上で安定
な合成および天然の化合物類が含まれる。
本発明で用いられるPPS樹脂は一般式(−p h−s
−)で表わされる。
−)で表わされる。
C1,BrまたはCH3、mは1〜4の整数を示す。
判に典型的なPPS樹脂は一般式モφ−8分 で示され
るものであり、米国フィリソブスペトローリアム社より
1ライドン」の商標で市販されている。その製造方法は
例えば米国舗許第3354129号およびそれに対応す
る特公昭45−3368に開示されている。それによる
と「ライドン」はN−メチルピロリドン溶媒中、160
〜250℃、加圧条件下にCt−φ−CtとNa2S+
+H20を反応させることによって製造される。「ライ
ドンJ ’ PPS 樹脂は全く交叉結合のないものか
ら部分的交叉結合を有するものまで、各種重合度のもの
を後熱処理工程にかけることにより自由に製造すること
ができ、目的め溶融ブレンドに適正な溶融粘度特性を有
するものを任意に選択することができる。
るものであり、米国フィリソブスペトローリアム社より
1ライドン」の商標で市販されている。その製造方法は
例えば米国舗許第3354129号およびそれに対応す
る特公昭45−3368に開示されている。それによる
と「ライドン」はN−メチルピロリドン溶媒中、160
〜250℃、加圧条件下にCt−φ−CtとNa2S+
+H20を反応させることによって製造される。「ライ
ドンJ ’ PPS 樹脂は全く交叉結合のないものか
ら部分的交叉結合を有するものまで、各種重合度のもの
を後熱処理工程にかけることにより自由に製造すること
ができ、目的め溶融ブレンドに適正な溶融粘度特性を有
するものを任意に選択することができる。
本発明の組成物では芳香族ポリスルホン樹脂、PPS樹
脂、充填剤類が既述の範囲にあるように調整される。
脂、充填剤類が既述の範囲にあるように調整される。
芳香族ポリスルホン樹脂7 PPS 17脂複合系は高
温域において著しく低い溶融粘度を示す為に充填剤類含
量が上記範囲より少なければ射出成形や押出成形が困難
となり、また価格的にも利するところが少なくなる。1
だ逆に該範囲より多いと流動性が不足してこの種の成形
は困難となる。
温域において著しく低い溶融粘度を示す為に充填剤類含
量が上記範囲より少なければ射出成形や押出成形が困難
となり、また価格的にも利するところが少なくなる。1
だ逆に該範囲より多いと流動性が不足してこの種の成形
は困難となる。
捷だI)1)S樹脂の使用割合が上記範囲より多いと本
発明の組成物の機械的強度(特に、引張り強度、伸度お
よび耐衝撃強度)が低下するので、本発明には適さない
。またこの割合が該範囲より少いと組成物の射出、押出
成形は困難となる。
発明の組成物の機械的強度(特に、引張り強度、伸度お
よび耐衝撃強度)が低下するので、本発明には適さない
。またこの割合が該範囲より少いと組成物の射出、押出
成形は困難となる。
本発明の組成物を混合調整するにあたっては、jバ1常
のゴム捷たはプラスチック類を溶融ブレンドするのに用
いられる装置、例えば熱ロール、バンバリーミキサ−、
ブナベンダー、押出機などを利用することができる。混
合操作は均一な配合物が得られるまで継続される。
のゴム捷たはプラスチック類を溶融ブレンドするのに用
いられる装置、例えば熱ロール、バンバリーミキサ−、
ブナベンダー、押出機などを利用することができる。混
合操作は均一な配合物が得られるまで継続される。
混合温度は両樹脂配合系が溶融可能な温度以上かつ配合
系が熱分解し始める温度以下に設定されるが、通常20
0〜400℃、好ましくは250〜650℃の範囲から
選択される。
系が熱分解し始める温度以下に設定されるが、通常20
0〜400℃、好ましくは250〜650℃の範囲から
選択される。
本発明の組成物を混合調整するにあたって、”h査族ポ
リスルホン、PPS樹脂および充填剤類は各々別々に溶
融混合機に供給することが可能であり、またあらかじめ
これら原料類を例えば乳鉢、ヘンシェルミキサー、ボー
ルミル、リボンブレンダーなどを利用して固体状態で予
備混合してから溶融混合機に供給することもできる。
リスルホン、PPS樹脂および充填剤類は各々別々に溶
融混合機に供給することが可能であり、またあらかじめ
これら原料類を例えば乳鉢、ヘンシェルミキサー、ボー
ルミル、リボンブレンダーなどを利用して固体状態で予
備混合してから溶融混合機に供給することもできる。
また本発明の組成物において、芳香族ポリスルホン、P
P5i(脂および充填剤類の一括6者溶融ブレンドが溶
融混合機の性能上困難な場合には、芳香族ポリスルホン
とPPS樹脂との親和性およびPPS樹脂と充填剤類と
の親和性がともにすぐれていることから、あらかじめP
PS 樹脂と充填剤類の2者を溶融ブレンドしてマスタ
ーペレットを製造し、続いてこのマスターベレットと芳
香族ポリスルホンを溶融ブレンドするという2段ブレン
ド方式を採用すると比較的容易に目的の均一組成物を得
ることができる。
P5i(脂および充填剤類の一括6者溶融ブレンドが溶
融混合機の性能上困難な場合には、芳香族ポリスルホン
とPPS樹脂との親和性およびPPS樹脂と充填剤類と
の親和性がともにすぐれていることから、あらかじめP
PS 樹脂と充填剤類の2者を溶融ブレンドしてマスタ
ーペレットを製造し、続いてこのマスターベレットと芳
香族ポリスルホンを溶融ブレンドするという2段ブレン
ド方式を採用すると比較的容易に目的の均一組成物を得
ることができる。
本発明の組成物は樹脂相が均一溶融し充填剤類が均一分
散した流動性のよいブレンド体を形成するので、生産性
の高い成形方法である射出成形または押出成形を行なう
ことが可能であるが、熱論その他の圧縮成形、焼結成形
などに適用してもなんらさしつかえない。
散した流動性のよいブレンド体を形成するので、生産性
の高い成形方法である射出成形または押出成形を行なう
ことが可能であるが、熱論その他の圧縮成形、焼結成形
などに適用してもなんらさしつかえない。
また溶融ブレンド性能のすぐれたスクリーーシリンダー
を備えた射出成形機、押出成形機などを利用して成形物
品を製造する場合は、あらかじめ均一な溶融ブレンド組
成物を別途調整しておくことは必ずしも必要でなく、直
接芳香族ポリスルホン、PPS樹脂およ−び充填剤類を
別々にまたはそれらをドライブレンドシただけでスフI
J z−ホッパーに供給して、均一な組成の成形物品を
1段で製造することも可能である。
を備えた射出成形機、押出成形機などを利用して成形物
品を製造する場合は、あらかじめ均一な溶融ブレンド組
成物を別途調整しておくことは必ずしも必要でなく、直
接芳香族ポリスルホン、PPS樹脂およ−び充填剤類を
別々にまたはそれらをドライブレンドシただけでスフI
J z−ホッパーに供給して、均一な組成の成形物品を
1段で製造することも可能である。
本発明の組成物を溶融成形して得られる成形物品は、充
填剤類の種類“および量に応じて耐熱性、機械特性、電
気特性、摺動特性、耐麹剤性などのすぐれた性質を有し
ており、多くの用途に活用することができる。例えば電
気・電子部品、航空機部品、自動車部品、衛生食品機器
部品、医療機器部品、事務機部品、給配水機器部品、特
殊機器部品、摺動部材などに有用な組成物を配合設計で
きる。
填剤類の種類“および量に応じて耐熱性、機械特性、電
気特性、摺動特性、耐麹剤性などのすぐれた性質を有し
ており、多くの用途に活用することができる。例えば電
気・電子部品、航空機部品、自動車部品、衛生食品機器
部品、医療機器部品、事務機部品、給配水機器部品、特
殊機器部品、摺動部材などに有用な組成物を配合設計で
きる。
以下、実施例等をあげて本発明をさらに詳述する。なお
、以下に示す係、比および部の値は特にことわらない限
り重量による。
、以下に示す係、比および部の値は特にことわらない限
り重量による。
なお以下では次の略号を用いた。
500P : インペリアル・ケミカル・インダス)
IJ −社商品芳香族ポリエーテルスルホン樹脂粉末
、VICTREX 500P 0 P−4=フイリツプス・ペトローリアム社商品pps樹
脂粉末、ライドンP−4゜ 実施例1および比較例1 500P、 P−4および充填剤類を表1の組成(部)
でトライブレンドしたのち、圧縮比30/1のスクリー
−を備えた40mmφ押出@(処理温度280〜610
℃)で溶融混練しながら押出す操作を行なって均一配合
ペレットを得た。
IJ −社商品芳香族ポリエーテルスルホン樹脂粉末
、VICTREX 500P 0 P−4=フイリツプス・ペトローリアム社商品pps樹
脂粉末、ライドンP−4゜ 実施例1および比較例1 500P、 P−4および充填剤類を表1の組成(部)
でトライブレンドしたのち、圧縮比30/1のスクリー
−を備えた40mmφ押出@(処理温度280〜610
℃)で溶融混練しながら押出す操作を行なって均一配合
ペレットを得た。
次に上記で得た均一配合ペレットを通常の射出成形機に
かけて成形試験片を作成しくバレル温度360℃、金型
温度150℃)、物6理的・熱的特性を測定したところ
表1のような結果が得られた。
かけて成形試験片を作成しくバレル温度360℃、金型
温度150℃)、物6理的・熱的特性を測定したところ
表1のような結果が得られた。
この物性測定結果は本実施例組成物が芳香族ポリスルホ
ンの有する緒特性を損わないで成形加工性を改良した耐
熱部材としてきわめてすぐれたものであることを示して
いる。
ンの有する緒特性を損わないで成形加工性を改良した耐
熱部材としてきわめてすぐれたものであることを示して
いる。
このような優秀な物性バランスおよび経済的にも有利な
配合組成を有する部材が、高生産性の低圧射出成形方式
で容易に成形できるということは画期的なことである。
配合組成を有する部材が、高生産性の低圧射出成形方式
で容易に成形できるということは画期的なことである。
実施例2〜6および比較例2〜3
500PX P−4およびガラス繊維を表1の組成(部
)でトライブレンドしたのち、実施例1と同様にして均
一配合ペレットを得た。
)でトライブレンドしたのち、実施例1と同様にして均
一配合ペレットを得た。
次に上記で得た均一配合ペレットから実施例1と同様に
成形試験片を作成し物理的・熱的特性を測定したところ
表1のような結果が得られた。実施例2および比較例2
のデータを比較すればわかるように、PPs配合量が少
量であっても射出成形時の射出圧力低下(流動性向上)
の効果が顕著である。さらにPPS添加量を増加させる
と溶融時粘性がよシ低下して、それだけ射出成形が容易
になる。しかし、比較例3のようにPPS樹脂含量が多
くなりすぎると引張強度、曲げ強度および耐衝撃強度の
面における物性低下が著しく、好ましくない影響がでて
くる。
成形試験片を作成し物理的・熱的特性を測定したところ
表1のような結果が得られた。実施例2および比較例2
のデータを比較すればわかるように、PPs配合量が少
量であっても射出成形時の射出圧力低下(流動性向上)
の効果が顕著である。さらにPPS添加量を増加させる
と溶融時粘性がよシ低下して、それだけ射出成形が容易
になる。しかし、比較例3のようにPPS樹脂含量が多
くなりすぎると引張強度、曲げ強度および耐衝撃強度の
面における物性低下が著しく、好ましくない影響がでて
くる。
実施例7
500P、 P−4および炭素繊維〔東しく株)製チ
ョツプドファイバー、5闘長〕を衣1の組成でトライブ
レンドしたのち、実施例1と同様にして均一配合ペレッ
トを得、また成形試験片を作製し物理的・熱的特性を測
定したところ表1のようなすぐれた物性を有するもので
あった。
ョツプドファイバー、5闘長〕を衣1の組成でトライブ
レンドしたのち、実施例1と同様にして均一配合ペレッ
トを得、また成形試験片を作製し物理的・熱的特性を測
定したところ表1のようなすぐれた物性を有するもので
あった。
実施例8
500PXP−4、炭素繊維(実施例7で用いたもの)
およびグラファイトを表1の組成でトライブレンドした
のち実施例1と同様にして均一配合ペレットを得、それ
から成形試験片を作製し物理的・熱的特性を測定したと
ころ表1及び2のようなすぐれた物性を有するものであ
った。
およびグラファイトを表1の組成でトライブレンドした
のち実施例1と同様にして均一配合ペレットを得、それ
から成形試験片を作製し物理的・熱的特性を測定したと
ころ表1及び2のようなすぐれた物性を有するものであ
った。
Claims (1)
- 重量比で、芳香族ポリスルホン樹脂99〜50チトポリ
フエニレンスルフイドm脂1〜50チの割合で配合した
もの100部に対し充填剤類10〜200部を含んで成
る成形用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19627581A JPS5898362A (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | 成形用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19627581A JPS5898362A (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | 成形用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898362A true JPS5898362A (ja) | 1983-06-11 |
JPH0372669B2 JPH0372669B2 (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=16355089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19627581A Granted JPS5898362A (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | 成形用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5898362A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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