JPS5891768A - アナト−色素への耐酸性付与法 - Google Patents
アナト−色素への耐酸性付与法Info
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- JPS5891768A JPS5891768A JP19162881A JP19162881A JPS5891768A JP S5891768 A JPS5891768 A JP S5891768A JP 19162881 A JP19162881 A JP 19162881A JP 19162881 A JP19162881 A JP 19162881A JP S5891768 A JPS5891768 A JP S5891768A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B61/00—Dyes of natural origin prepared from natural sources, e.g. vegetable sources
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Confectionery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この究明は、アナトー色素に係るものでりって酸性液中
で安定に分散するアナトー色素全工業的に有利に収得す
る方法の411出金目的とする。
で安定に分散するアナトー色素全工業的に有利に収得す
る方法の411出金目的とする。
アナトー色累は、広く食品分野に着色剤としてその色調
(黄〜赤)と染着性の良さで重宝がられているが、その
形態が粉本・液体のいかんにかかわらず、一般に油溶性
またはアルカ!1lIJla性で、酸性水、溶液中に加
えると直ちに色素が不溶沈澱を生じるという欠点を有す
る。
(黄〜赤)と染着性の良さで重宝がられているが、その
形態が粉本・液体のいかんにかかわらず、一般に油溶性
またはアルカ!1lIJla性で、酸性水、溶液中に加
えると直ちに色素が不溶沈澱を生じるという欠点を有す
る。
これらのアナトー色素を酸性水溶液中で溶解し1、−
かつ安定に分散するものとするには、アナトー色素を
乳化することが有用であると考えられる。ここでいう乳
化とは、ある液体の中にこれと溶けあわない別の液体が
細粒として分散し、乳濁状態を生成することをいう。例
えば、アナトー色素を油脂に溶かし水の中に乳化剤を存
任させホモジナイザーその曲の手段を使用して均質化操
作を行なうことをいう。しかし、この方法では、色素濃
度を高くすることが、rdl 脂に対するアナトー色素
の、容解度が限られているため、困難である。また、水
都にたいして油部會多くするとき、この乳化物は酸性水
溶液中に投入すると経時的に、均質な状態がこわれ浮遊
または沈+)t−’e生じる。また、水液の比1調整(
例えば糖濃度の調整)が必要となり耐塩性もとぼしい。
かつ安定に分散するものとするには、アナトー色素を
乳化することが有用であると考えられる。ここでいう乳
化とは、ある液体の中にこれと溶けあわない別の液体が
細粒として分散し、乳濁状態を生成することをいう。例
えば、アナトー色素を油脂に溶かし水の中に乳化剤を存
任させホモジナイザーその曲の手段を使用して均質化操
作を行なうことをいう。しかし、この方法では、色素濃
度を高くすることが、rdl 脂に対するアナトー色素
の、容解度が限られているため、困難である。また、水
都にたいして油部會多くするとき、この乳化物は酸性水
溶液中に投入すると経時的に、均質な状態がこわれ浮遊
または沈+)t−’e生じる。また、水液の比1調整(
例えば糖濃度の調整)が必要となり耐塩性もとぼしい。
この発明はこのような欠点のないものであって、以下に
その詳細を説明する。
その詳細を説明する。
アナトー色素即ちビキシン、ノルビキシンは、常態にお
いてペースト、粉末ないし結晶状を示す。
いてペースト、粉末ないし結晶状を示す。
このものを1価のアルコール類例えばエタノール・メタ
ノールその他のアルカリ水溶液に溶解させる。
ノールその他のアルカリ水溶液に溶解させる。
アルカリ類は、水酸化すl−Uラム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸三ナトリウム等
があげらルる。pHは、8以上でよいが10〜14が適
当範囲である。アナト一色素対アルカリ性アルコール水
溶液は、IWi対2゜容量以−に1乗でよい。
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸三ナトリウム等
があげらルる。pHは、8以上でよいが10〜14が適
当範囲である。アナト一色素対アルカリ性アルコール水
溶液は、IWi対2゜容量以−に1乗でよい。
これに脂肪酸を併用する。ここに脂肪酸とは、常温下に
液状を示すもの、固状を示し加熱下に溶融するものの何
れでもよい。このようなものとしては、ステアリン酸、
オレオステアリン酸、ミリスチン酸、セパチン酸、オレ
イン酸、パルミチン酸、その他があげられる。これらの
使用量は、アナトー色素に対する5〜100%(重量、
以下同じ)程度量でよい。脂肪酸の使用量は、その種類
、アルカリ剤量によって左右されるから一義的には規定
することができないが、通常の場合、」二記硯定゛量で
目的が達せられる。脂肪酸の代りに脂肪油を使用すると
、系の乳化状態が満足なものとはなり難い。
液状を示すもの、固状を示し加熱下に溶融するものの何
れでもよい。このようなものとしては、ステアリン酸、
オレオステアリン酸、ミリスチン酸、セパチン酸、オレ
イン酸、パルミチン酸、その他があげられる。これらの
使用量は、アナトー色素に対する5〜100%(重量、
以下同じ)程度量でよい。脂肪酸の使用量は、その種類
、アルカリ剤量によって左右されるから一義的には規定
することができないが、通常の場合、」二記硯定゛量で
目的が達せられる。脂肪酸の代りに脂肪油を使用すると
、系の乳化状態が満足なものとはなり難い。
脂肪酸を前記規定量に訃いてかつ、後に説明する要領に
おいてアナトー色素の1価のアルコール水溶液に添加し
均質にする。
おいてアナトー色素の1価のアルコール水溶液に添加し
均質にする。
この際、脂肪酸が常を川下に固状であって、均質混合を
示し轢い系を形成するものである場合にはこの糸を脂肪
酸の融点以」−の温度に加熱して溶解させるかまたはア
ルコール、植物油に溶かしてもよい。脂肪油例えば植物
油を併用するときは、最終製品の5%以下量とすること
により、系の安定乳化を確医することが必要である。
示し轢い系を形成するものである場合にはこの糸を脂肪
酸の融点以」−の温度に加熱して溶解させるかまたはア
ルコール、植物油に溶かしてもよい。脂肪油例えば植物
油を併用するときは、最終製品の5%以下量とすること
により、系の安定乳化を確医することが必要である。
脂肪酸の添加要領は重要な場合がある。例えば融点の低
い脂肪酸のときは、混合系に添加すると、急速に固化す
るからこれを防ぐため、次のようにすればよい。詳しく
は脂肪酸を徐々にアナトー色素のアルカリ性アルコール
水溶液に添加する。この際、糸は脂肪酸が均質分散する
ようにしなければならない。それには攪拌振とり、空気
吹き込みその他適宜の手段がとられる。また、均質な乳
化系にするためには中和工程が重要である。中和剤とし
ては鉱酸類(塩酸、硫酸、リン酸等)有機酸類(クエン
酸、酒石酸、リンゴ酸等)が使用される。添加要領は、
脂肪酸添加終了後lO%以下濃度水溶液で添加されpH
6〜7に調整する。このようにすると、系は耐酸性の均
質な乳化系となる。
い脂肪酸のときは、混合系に添加すると、急速に固化す
るからこれを防ぐため、次のようにすればよい。詳しく
は脂肪酸を徐々にアナトー色素のアルカリ性アルコール
水溶液に添加する。この際、糸は脂肪酸が均質分散する
ようにしなければならない。それには攪拌振とり、空気
吹き込みその他適宜の手段がとられる。また、均質な乳
化系にするためには中和工程が重要である。中和剤とし
ては鉱酸類(塩酸、硫酸、リン酸等)有機酸類(クエン
酸、酒石酸、リンゴ酸等)が使用される。添加要領は、
脂肪酸添加終了後lO%以下濃度水溶液で添加されpH
6〜7に調整する。このようにすると、系は耐酸性の均
質な乳化系となる。
ここに、この発明はその目的を達する。収得したアナト
ー色素のアルコール水溶液に乳化剤を併用して脂肪酸混
合系を含有するアルコールの沸点以−にの温度に加温し
アルコ−/I/′f:逃散させてもよい。このようにす
ると混合系中アナート色素は、濃度の高い状態で得られ
て有利である。収得したアナトー色素を粉末化し、ある
いは乳化液のまま酸性液系にすればよい。
ー色素のアルコール水溶液に乳化剤を併用して脂肪酸混
合系を含有するアルコールの沸点以−にの温度に加温し
アルコ−/I/′f:逃散させてもよい。このようにす
ると混合系中アナート色素は、濃度の高い状態で得られ
て有利である。収得したアナトー色素を粉末化し、ある
いは乳化液のまま酸性液系にすればよい。
この発明の作用及効果の若干を説明すると、■酸性度の
強い液系について収得アナトー色素を安定に均質に分散
させることができる。■水液の比重調整(例えば糖濃度
の調整)の必要がなく、均質に分散させることができる
。■耐塩性である。
強い液系について収得アナトー色素を安定に均質に分散
させることができる。■水液の比重調整(例えば糖濃度
の調整)の必要がなく、均質に分散させることができる
。■耐塩性である。
次に、この発明の実施の態様を説明する。
実施例
50%エチルアルコール水溶液201にアナトー系色素
ノルビキシン1.0f!を添加攪拌させながら、水酸化
カリウム0.22を加え均一溶解させ、この糸にステア
リン酸0.2f’の加熱溶融物を添加したち 20%アラビアガム1soliIに」二記の液を高速攪
拌させながら徐々に加えた後、クエン酸(結晶)10%
溶液1.72を添加、pH6,8に調整、系は水トノル
ビキシンとステアリン酸と一部のアルコールからなる均
質系になった。
ノルビキシン1.0f!を添加攪拌させながら、水酸化
カリウム0.22を加え均一溶解させ、この糸にステア
リン酸0.2f’の加熱溶融物を添加したち 20%アラビアガム1soliIに」二記の液を高速攪
拌させながら徐々に加えた後、クエン酸(結晶)10%
溶液1.72を添加、pH6,8に調整、系は水トノル
ビキシンとステアリン酸と一部のアルコールからなる均
質系になった。
この系を酸糖液(グラニユー糖13%、クエン酸0.3
%)(I)H2,lll に0.1%添加したが、この
系は均質であった。そして6ケ月間15℃の恒温で保管
したが、沈澱およびリングは生じなかった。
%)(I)H2,lll に0.1%添加したが、この
系は均質であった。そして6ケ月間15℃の恒温で保管
したが、沈澱およびリングは生じなかった。
(表−11表−2、表−3参照)。
表−1ステアリン酸油の関係
表−2アラビアガム液量の関係
表−3アルカリ量の関係
◎・・・・・・・・・酸糖液で6ケ月安定○・・・・・
・・・・ 〃 3ケ月安定△・・・・・・・・・ 〃
1ケ月安定X・・・・・・・・・分mtたは沈澱を
生じた。
・・・・ 〃 3ケ月安定△・・・・・・・・・ 〃
1ケ月安定X・・・・・・・・・分mtたは沈澱を
生じた。
特許出願人 三栄化学工業株式会社
54
Claims (1)
- アナト一色素をアルカリ性の水彩よびまたはアルコール
水浴液に溶解し脂肪酸を均質に添加して後、中和するこ
とを特徴とするアナトー色素への1酎酸性付与法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19162881A JPS6036226B2 (ja) | 1981-11-28 | 1981-11-28 | アナト−色素への耐酸性付与法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19162881A JPS6036226B2 (ja) | 1981-11-28 | 1981-11-28 | アナト−色素への耐酸性付与法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891768A true JPS5891768A (ja) | 1983-05-31 |
JPS6036226B2 JPS6036226B2 (ja) | 1985-08-19 |
Family
ID=16277802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19162881A Expired JPS6036226B2 (ja) | 1981-11-28 | 1981-11-28 | アナト−色素への耐酸性付与法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036226B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2653439A1 (fr) * | 1989-10-24 | 1991-04-26 | Kalamazoo Holdings Inc | Produits d'addition de norbixine avec des proteines ou des polysaccharides a chaine ramifiee ou cycliques, hydrosolubles ou dispersables dans l'eau. |
JP2007277471A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Taisho Technos Co Ltd | アナトー色素製剤 |
JP5934840B2 (ja) * | 2013-09-25 | 2016-06-15 | グリコ栄養食品株式会社 | 脂溶性物質の乳化性製剤 |
-
1981
- 1981-11-28 JP JP19162881A patent/JPS6036226B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2653439A1 (fr) * | 1989-10-24 | 1991-04-26 | Kalamazoo Holdings Inc | Produits d'addition de norbixine avec des proteines ou des polysaccharides a chaine ramifiee ou cycliques, hydrosolubles ou dispersables dans l'eau. |
ES2032360A1 (es) * | 1989-10-24 | 1993-02-01 | Kalamazoo Holdings Inc | Procedimiento para preparar un complejo de norbixina y un substrato seleccionado de un polisacarido de cadena ramificada o ciclico o una proteina solubles en agua o dispersables en agua o una combinacion de los mismos. |
JP2007277471A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Taisho Technos Co Ltd | アナトー色素製剤 |
JP5934840B2 (ja) * | 2013-09-25 | 2016-06-15 | グリコ栄養食品株式会社 | 脂溶性物質の乳化性製剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6036226B2 (ja) | 1985-08-19 |
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