JPS5891706A - 高シス1,4−ポリブタジエンの製造方法 - Google Patents
高シス1,4−ポリブタジエンの製造方法Info
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- JPS5891706A JPS5891706A JP18929681A JP18929681A JPS5891706A JP S5891706 A JPS5891706 A JP S5891706A JP 18929681 A JP18929681 A JP 18929681A JP 18929681 A JP18929681 A JP 18929681A JP S5891706 A JPS5891706 A JP S5891706A
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- JP
- Japan
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- butadiene
- group
- compound selected
- polymerization
- nickel
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は破壊特性,引き裂き特性,反撥弾性に優れた高
シスl, 4−ポリブタジェンの製造方法に関するもの
である。
シスl, 4−ポリブタジェンの製造方法に関するもの
である。
高シス1.4−ポリブタジェンは従来天然ゴムあるいは
S BTLと共にタイヤトレッド,サイドウメール等に
使用されてきた。
S BTLと共にタイヤトレッド,サイドウメール等に
使用されてきた。
近年タイヤ素材は省エネルギーの見地からタイヤトレッ
ドに使用する材料として転がり摩擦抵抗の低減が強く要
求され,また、サイドウオールに使用する拐料には引裂
き特性,破壊特性のより良い材料が要求されるようにな
ってきた。
ドに使用する材料として転がり摩擦抵抗の低減が強く要
求され,また、サイドウオールに使用する拐料には引裂
き特性,破壊特性のより良い材料が要求されるようにな
ってきた。
またタイヤの転がり摩擦抵抗を低減するタイヤ1・レッ
ド材料としては,車の走行時にタイヤが路面との接触部
に受ける荷重とタイヤの回転に伴う繰り返し変形作用に
よって生ずるエネルギー損失の少いことが必要であり、
ゴム材料試験としては一般に反撥弾性のような動的損失
特性で転勤抵抗の目安とすることができる。
ド材料としては,車の走行時にタイヤが路面との接触部
に受ける荷重とタイヤの回転に伴う繰り返し変形作用に
よって生ずるエネルギー損失の少いことが必要であり、
ゴム材料試験としては一般に反撥弾性のような動的損失
特性で転勤抵抗の目安とすることができる。
従来の溶液重合法で製造されているNi系触媒による高
シス1.4−ポリブタジェンは他の重合触媒に比べて反
撥弾性、破壊強度、引裂き強度ともに高い水準にあるが
、省エネルギー、省資源の見地からさらにこれら特性の
向上が要求されてきた。
シス1.4−ポリブタジェンは他の重合触媒に比べて反
撥弾性、破壊強度、引裂き強度ともに高い水準にあるが
、省エネルギー、省資源の見地からさらにこれら特性の
向上が要求されてきた。
本発明者らはNi系触媒の優れた性能に着目して鋭意検
討の結果、従来のNi系触媒を使用した溶液重合ポリブ
タジェンが有する特性を大幅に改良して優れた破壊特性
、引裂き特性2反撥弾性のタイヤ用高シスl、 4−ポ
リブタジェンを製造する方法を見い出した。すなわち本
発明は、(a)ニッケルの有機カルボン酸塩およびニッ
ケルの有機錯化合物からなる群から選ばれた少なくとも
1つの化合物、(b)弗化ホウ素およびその錯化合物か
らなる群から選ばれた少なくとも1つの化合物、(C)
周期律表のアルカリ金属、第■族および第■族の金属の
有機金属化合物からなる群から選ばれた少なくとも1つ
の化合物からなるNi系触媒の存在下で、■、8−ブタ
ジェンを重合するにあたり、■、3−ブタジェンを蒸発
させ、冷却液化し、還流することにより除熱して1.3
−ブタジェンを重合することを特徴とする特許 高シス1. 4−ポリブタジェンの製造方法である。
討の結果、従来のNi系触媒を使用した溶液重合ポリブ
タジェンが有する特性を大幅に改良して優れた破壊特性
、引裂き特性2反撥弾性のタイヤ用高シスl、 4−ポ
リブタジェンを製造する方法を見い出した。すなわち本
発明は、(a)ニッケルの有機カルボン酸塩およびニッ
ケルの有機錯化合物からなる群から選ばれた少なくとも
1つの化合物、(b)弗化ホウ素およびその錯化合物か
らなる群から選ばれた少なくとも1つの化合物、(C)
周期律表のアルカリ金属、第■族および第■族の金属の
有機金属化合物からなる群から選ばれた少なくとも1つ
の化合物からなるNi系触媒の存在下で、■、8−ブタ
ジェンを重合するにあたり、■、3−ブタジェンを蒸発
させ、冷却液化し、還流することにより除熱して1.3
−ブタジェンを重合することを特徴とする特許 高シス1. 4−ポリブタジェンの製造方法である。
Ni系触媒による1. 3−ブタジェンの重合で。
1、 3−ブタジェンを蒸発させ2冷却液化し,還流す
ることにより除熱するプロセスを用いることにより,意
外なことに生成ポリブタンエンの破壊特性,引裂き特性
,反撥弾性が改良される。
ることにより除熱するプロセスを用いることにより,意
外なことに生成ポリブタンエンの破壊特性,引裂き特性
,反撥弾性が改良される。
本発明で使用する触媒の第1成分であるニッケルの有機
カルボン酸塩およびニッケルの有機錯化合物には蟻酸ニ
ッケル,酢酸ニッケル,オクテン酸ニッケル,ナフテン
酸ニノケル,ステアリン酸ニンケル,安息香酸ニッケル
,ニッケル力ルボニル,サリチルアルデヒドニッケル。
カルボン酸塩およびニッケルの有機錯化合物には蟻酸ニ
ッケル,酢酸ニッケル,オクテン酸ニッケル,ナフテン
酸ニノケル,ステアリン酸ニンケル,安息香酸ニッケル
,ニッケル力ルボニル,サリチルアルデヒドニッケル。
8 一
アセチルア七トン二ノケル,ア七ト酢酸ニノヶル,ア七
ト酢酸エチルニッケル,ビス(α−フリルジオキシム)
ニッケル,ビス(サリチルアルデヒド)エチレンジイミ
ンニノヶルオヨヒこれらの類似の化合物が含まれる。こ
れらのニッケルの有機カルボン酸塩ふ・よび有機錯化合
物の中には炭化水素溶剤に不溶のものも含まれている。
ト酢酸エチルニッケル,ビス(α−フリルジオキシム)
ニッケル,ビス(サリチルアルデヒド)エチレンジイミ
ンニノヶルオヨヒこれらの類似の化合物が含まれる。こ
れらのニッケルの有機カルボン酸塩ふ・よび有機錯化合
物の中には炭化水素溶剤に不溶のものも含まれている。
しかしこれらはよく粉砕し,他の触媒成分および後で述
べるジエン化合物と混合した後。
べるジエン化合物と混合した後。
熟成反応を充分性なうことによって漸次溶解して触媒を
形成するので使用可能である。
形成するので使用可能である。
第2成分は弗化ホウ素および弗化ホウ素の錯化合物であ
るが,弗化ホウ素錯化合物の例としては弗化ホウ素とジ
エチルエーテル,ジブチルエーテル,ジイソプロビルエ
ーテル,ジオクチルエーテルなどエーテルとの錯化合物
,弗化ポウ素とフェノールとの錯化合物などが挙げられ
る0 第8成分である周期律表のアルカリ金属,第用族および
第環族の金属の有機金属化合物には。
るが,弗化ホウ素錯化合物の例としては弗化ホウ素とジ
エチルエーテル,ジブチルエーテル,ジイソプロビルエ
ーテル,ジオクチルエーテルなどエーテルとの錯化合物
,弗化ポウ素とフェノールとの錯化合物などが挙げられ
る0 第8成分である周期律表のアルカリ金属,第用族および
第環族の金属の有機金属化合物には。
4 一
プチルリチウム,アミルナトリウム,ジエチル辱鉛,ジ
エチルカドミウム,トリエチルアルミニウム,トリイソ
ブチルアルミニウム,弗化ジエチルアルミニウムなどが
含まれる。
エチルカドミウム,トリエチルアルミニウム,トリイソ
ブチルアルミニウム,弗化ジエチルアルミニウムなどが
含まれる。
本発明で使用する触媒は第1成分,第2成分および第3
成分を炭化水素溶剤中で混合し,これを−20〜120
Cの温度で熟成処理して調製するのが好適である。触媒
調製にあたっては。
成分を炭化水素溶剤中で混合し,これを−20〜120
Cの温度で熟成処理して調製するのが好適である。触媒
調製にあたっては。
ニッケルの化合物1モル当り05〜80モルの共役した
2個の二重結合を有する鎖状炭化水素の存在下で行なう
こともできる。いずれか一つの触媒成分に共役した2個
の二重結合を有する鎖状炭化水素を添加しておく場合は
,その保存上ニッケル成分に添加するのが好ましい。触
媒成分は炭化水素溶剤中で任意の順序で混合されるが,
それぞれの成分を予め炭化水素溶剤に溶解したものを使
用してもよい。
2個の二重結合を有する鎖状炭化水素の存在下で行なう
こともできる。いずれか一つの触媒成分に共役した2個
の二重結合を有する鎖状炭化水素を添加しておく場合は
,その保存上ニッケル成分に添加するのが好ましい。触
媒成分は炭化水素溶剤中で任意の順序で混合されるが,
それぞれの成分を予め炭化水素溶剤に溶解したものを使
用してもよい。
本発明の触媒調製時に添加する共役した2個の二重結合
を有する鎖状炭化水素,すなわちジエン化合物にはブタ
ジエン,イソブレン,ジメチルブタジェン、■、8−ペ
ンタジェンなどが含まれるが、単量体であるブタジェン
を使用するのが好都合である。
を有する鎖状炭化水素,すなわちジエン化合物にはブタ
ジエン,イソブレン,ジメチルブタジェン、■、8−ペ
ンタジェンなどが含まれるが、単量体であるブタジェン
を使用するのが好都合である。
重合に使用する触媒量はブタジエン1キログラム
モル、好ましくは5〜20ミリグラムモル、第2成分を
第1成分に対し2−20倍モル量,第8成分を第1成分
に対し2〜20倍モル量使用し,これによって反応速度
を適度に制御することができる。
第1成分に対し2−20倍モル量,第8成分を第1成分
に対し2〜20倍モル量使用し,これによって反応速度
を適度に制御することができる。
炭化水素溶剤としては,ベンゼン、トルエン。
キシレンなどの芳香族炭化水素,ペンタン、ヘキサン、
ヘプタン、オクタンなどの1宿肪族炭化水素およびシク
ロヘキサン、デカリンなどの指環族炭化水素を使用する
ことができる。
ヘプタン、オクタンなどの1宿肪族炭化水素およびシク
ロヘキサン、デカリンなどの指環族炭化水素を使用する
ことができる。
炭化水素溶剤の使用量は重合に使用する単量体量100
重歇部に対し150重計部以下,好ましくは100重量
部以丁,特に好ましくは10重量部以下であることが望
ましい。溶剤量を増やせば2反撥弾性,破壊強度,引裂
き強度等の物る。所望の重合転化率に達した時点でイソ
プロピルアルコールのような反応停止剤を添加して反応
を停止する。
重歇部に対し150重計部以下,好ましくは100重量
部以丁,特に好ましくは10重量部以下であることが望
ましい。溶剤量を増やせば2反撥弾性,破壊強度,引裂
き強度等の物る。所望の重合転化率に達した時点でイソ
プロピルアルコールのような反応停止剤を添加して反応
を停止する。
本発明での重合は】、8−ブタジェンを蒸発させ,冷却
液化し,N流し除熱する方式により行なわれる。具体的
には重合に使用する装置としてlOd−100M3の攪
拌機付き耐圧容器で上部に液体アンモニアで冷却する還
流コンデンサーを置き,耐圧容器とコンデンサーの間を
,蒸発した1.8−ブタジェン蒸気が上昇し,またコン
デンサーで冷却され液化したブタジェンが下降する配管
で接続しであるものが,好適に用いられる。反応系の圧
力はコンデンサー上部の圧力調節弁で調節することがで
き,この操作により反応温度は良好に制御することがで
きる。
液化し,N流し除熱する方式により行なわれる。具体的
には重合に使用する装置としてlOd−100M3の攪
拌機付き耐圧容器で上部に液体アンモニアで冷却する還
流コンデンサーを置き,耐圧容器とコンデンサーの間を
,蒸発した1.8−ブタジェン蒸気が上昇し,またコン
デンサーで冷却され液化したブタジェンが下降する配管
で接続しであるものが,好適に用いられる。反応系の圧
力はコンデンサー上部の圧力調節弁で調節することがで
き,この操作により反応温度は良好に制御することがで
きる。
Ni系触媒の存在下で1. 8−ブタジェンを重合する
にあたり.上記方式を用いて重合を行なうことにより,
予期せぬ効果として破壊特性。
にあたり.上記方式を用いて重合を行なうことにより,
予期せぬ効果として破壊特性。
引裂き特性,および反撥弾性の改良が見出された。
上記重合の反応転化率は10〜60%,好ましくは15
〜40%と低く抑えることが望ましい。反応転化率をこ
のように低く抑えることは,一般の溶液重合が系中のポ
リマー濃度を10−15%以下で行なっていることと比
べても決して不利とはならず,むしろこのことが次のよ
うな利点を有する。すなわち操作面からは,モノマーブ
タジェンと重合体の溶液が流動性を失うことなく反応装
置からの排出およびポンプによる後処理工程への移送を
可能とし2重合体の品質面からは破壊特性,引裂き特性
1反撥弾性により優れた高シス1.4−ポリブタジェン
を得ることができる。反応転化率が10%未満では重合
体の重合変が充分に大きくなく,ムーニー粘度の低い重
合体しか得られず,また60%を超えると溶液粘度が上
昇し1重合体溶液の取扱いが難しくなるので好ましくな
い。
〜40%と低く抑えることが望ましい。反応転化率をこ
のように低く抑えることは,一般の溶液重合が系中のポ
リマー濃度を10−15%以下で行なっていることと比
べても決して不利とはならず,むしろこのことが次のよ
うな利点を有する。すなわち操作面からは,モノマーブ
タジェンと重合体の溶液が流動性を失うことなく反応装
置からの排出およびポンプによる後処理工程への移送を
可能とし2重合体の品質面からは破壊特性,引裂き特性
1反撥弾性により優れた高シス1.4−ポリブタジェン
を得ることができる。反応転化率が10%未満では重合
体の重合変が充分に大きくなく,ムーニー粘度の低い重
合体しか得られず,また60%を超えると溶液粘度が上
昇し1重合体溶液の取扱いが難しくなるので好ましくな
い。
反応温度は20〜150r,好ましくは40〜1、 1
3 0 t:’である。2oc未満では反応速度が著し
く遅くなり不利であり,150tl”を超えると触媒の
不活性化,また重合体のゲル化が起こるので好ましくな
い。
3 0 t:’である。2oc未満では反応速度が著し
く遅くなり不利であり,150tl”を超えると触媒の
不活性化,また重合体のゲル化が起こるので好ましくな
い。
こうして得られた重合体とモノマーブタジェンの溶液は
高沸点の溶剤を含んでいないため(もしくは含んでいて
も七ツマー量に対し少’IJであるため)、スチームス
トリッピングのような方法によらずにフラッシングのみ
で重合体とモノマーとを分離することができる。
高沸点の溶剤を含んでいないため(もしくは含んでいて
も七ツマー量に対し少’IJであるため)、スチームス
トリッピングのような方法によらずにフラッシングのみ
で重合体とモノマーとを分離することができる。
本発明で製造されるポリブタジェンは単独でまたはブタ
ジェン−スチレン共重合ゴムモジくは天然ゴム、シスポ
リイソプレン、エチレンプロピレンジエン共重合ゴムな
どのゴムとブレンドして使用することができる。
ジェン−スチレン共重合ゴムモジくは天然ゴム、シスポ
リイソプレン、エチレンプロピレンジエン共重合ゴムな
どのゴムとブレンドして使用することができる。
次に実施例によって本発明の詳細な説明するが,これら
は本発明を限定するものではない。
は本発明を限定するものではない。
重合体のミクロ構造はモレ口(DlMorerol ラ
の方法( La chimica e L’1ndus
lria+第1nduslria+959年))によっ
て測定した。
の方法( La chimica e L’1ndus
lria+第1nduslria+959年))によっ
て測定した。
実施例1
液体アンモニアで冷却する邂流冷却器を頭頂につけた2
0dオートクレーブに1.3−ブタジェン5.4 Kg
(0,1キログラムモル)を充填した。
0dオートクレーブに1.3−ブタジェン5.4 Kg
(0,1キログラムモル)を充填した。
水分を含まないトルエン250 mlにナフテン酸ニッ
ケル を 1..2ミリモル。
ケル を 1..2ミリモル。
三フッ化ホウ素エーテラート を 78ミリモル。
トリエチルアルミニウム を 66ミリモルの順に溶解
した。これをオートクレーブに注入し1重合反応を開始
した。
した。これをオートクレーブに注入し1重合反応を開始
した。
反応開始時の温度は30Uとした。反応が始まると1.
8−ブタジェン蒸気の層流冷却器での凝縮とオートクレ
ーブへの還流量が著しく多くなった。
8−ブタジェン蒸気の層流冷却器での凝縮とオートクレ
ーブへの還流量が著しく多くなった。
30分後、イソプロピルアルコール50 mlを加えて
反応を停止した。このときの温度は50Cであった。オ
ートクレーブの内圧を大気圧に丁げ、モノマーをフラッ
シングで飛ばし、さらに熱ロールで老化防止剤(2,6
−ジターシャリ−ブチルフェノール)を加えて乾燥した
。得られたポリマーの量は1.08 Kqであった。こ
れは反応転化率20%に相当する。ポリマーのムーニ粘
度はM L 、+4(100’o) 4.1であった。
反応を停止した。このときの温度は50Cであった。オ
ートクレーブの内圧を大気圧に丁げ、モノマーをフラッ
シングで飛ばし、さらに熱ロールで老化防止剤(2,6
−ジターシャリ−ブチルフェノール)を加えて乾燥した
。得られたポリマーの量は1.08 Kqであった。こ
れは反応転化率20%に相当する。ポリマーのムーニ粘
度はM L 、+4(100’o) 4.1であった。
ミクロ構造はシス】、4結合965%、トランス1.4
結合25%、ビニル結合10%であった。
結合25%、ビニル結合10%であった。
実施例2
実施例1と同様に還流冷却器付2.0eオートクレーブ
で反応を行い、45分後に反応を止めた。得られたポリ
マーは8.24 Kg、 反応転化率は55%であった
。ポリマーのムーニー粘度は75であった。
で反応を行い、45分後に反応を止めた。得られたポリ
マーは8.24 Kg、 反応転化率は55%であった
。ポリマーのムーニー粘度は75であった。
ミクロ構造はシス1.4結合9t1.4%、トランス1
、4結合25%、ビニル結合11%であった。
、4結合25%、ビニル結合11%であった。
実施例8
トリエチルアルミニウムの代りにn−ブチルリチウムを
用いた以外は実施例1と同様にして還流冷却器付201
オートクレーブで重合反応を行ない、30分後に反応を
止めた。得られたポリマーはt、a5Kq、反応転化率
は25%であった。ポリマーのムーニー粘度は42であ
った。
用いた以外は実施例1と同様にして還流冷却器付201
オートクレーブで重合反応を行ない、30分後に反応を
止めた。得られたポリマーはt、a5Kq、反応転化率
は25%であった。ポリマーのムーニー粘度は42であ
った。
ミクロ構造はシス1.4結合960%、トランス1.4
結合25%、ビニル結合15%であった。
結合25%、ビニル結合15%であった。
比較例1
温度コントロールのためのジャケラ ト付き501リア
クターにl、 i3−ブタジェン5.4 Kg(0,1
Kgモル)、トルエン(溶媒)27Kgを充填した。乾
燥したトルエン250 mlにナフテン酸ニッケル
1.2ミリモル三フッ化ホウ素エーテラート 78ミ
リモルトリエチルアルミニウム 66ミリモルを溶解し
た。これをオートクレーブに注入し。
クターにl、 i3−ブタジェン5.4 Kg(0,1
Kgモル)、トルエン(溶媒)27Kgを充填した。乾
燥したトルエン250 mlにナフテン酸ニッケル
1.2ミリモル三フッ化ホウ素エーテラート 78ミ
リモルトリエチルアルミニウム 66ミリモルを溶解し
た。これをオートクレーブに注入し。
重合反応を開始した。
重合開始温度は30Cであり、その後はジャケットに冷
却水を流し1反応温度は50Uに保った。1時間後に反
応を停止した。ポリマー溶液はスチームストリッピング
でポリマーを回収した。ポリマーは4. s 2 K9
であった。転化率は80%、ムーニー粘度は4zであっ
た。
却水を流し1反応温度は50Uに保った。1時間後に反
応を停止した。ポリマー溶液はスチームストリッピング
でポリマーを回収した。ポリマーは4. s 2 K9
であった。転化率は80%、ムーニー粘度は4zであっ
た。
ミクロ構造はシスl、4結合949%、トランス1、4
結合25%、ビニル結合26%であった。
結合25%、ビニル結合26%であった。
実施例1〜3で得られたポリマーと比較例1で得られた
ポリマーの物性を表−1に示す。
ポリマーの物性を表−1に示す。
本発明で得られたポリマーは、破壊特性、引裂き特性お
よび反撥弾性に優れたものであることがわかる。
よび反撥弾性に優れたものであることがわかる。
表−1
配合処分 (重量部)
ポ リ マ − 100カーボンブラツ
ク(N13F30) 50酸化唾鉛1号 4 ステアリン酸 2 老化防止剤 l(N;!工胃ン(7%oe°>)
p−)促 進 剤DP0 07 (ジフェニルグ
アニジン)促 a 剤 DM 1.0(ジ
ベンゾチアジルジスルフィド)硫 黄
14 加硫条1q= 145rlo分プレス加硫1)引
張試験 JTSI(6801に準拠2)引裂試験
JIS K 6801 (B恨゛ン→I/1馴)し簾
特許出願人 日本合成ゴム株式会社 代理人 弁理士 伊 東 彰 15−
ク(N13F30) 50酸化唾鉛1号 4 ステアリン酸 2 老化防止剤 l(N;!工胃ン(7%oe°>)
p−)促 進 剤DP0 07 (ジフェニルグ
アニジン)促 a 剤 DM 1.0(ジ
ベンゾチアジルジスルフィド)硫 黄
14 加硫条1q= 145rlo分プレス加硫1)引
張試験 JTSI(6801に準拠2)引裂試験
JIS K 6801 (B恨゛ン→I/1馴)し簾
特許出願人 日本合成ゴム株式会社 代理人 弁理士 伊 東 彰 15−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) (a) ニッケルの有機カルボン酸塩およ
びニッケルの有機錯化合物からなる群から選ばれた少な
くとも1つの化合物。 (b) 弗化ホウ素およびその錯化合物からなる群か
ら選ばれた少なくとも1つの化合物。 (c) 周期律表のアルカリ金属、第■族および第■
族の金属の有機金属化合物からなる群から選ばれた少な
くとも1つの化合物 からなるNi系触媒の存在下で1,3−ブタジェンを重
合するにあたり、1.8−ブタジェンを蒸発させ、冷却
液化し、還流することにより除熱してl、 8−ブタジ
ェンを重合することを特徴とする特許 高シス1. 4−ポリブタジェンの製造方法(2)
該Ni系触媒の存在下で1.3−ブタジェンを重合する
にあたり,■,8ーブタジェン100重量部に対し15
0重量部以];の炭化水素溶剤の存在下で重合すること
を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の製造方法
。 (3)重合転化率が10〜60%となるように重合する
特許請求の範囲第(1)項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18929681A JPS5891706A (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 高シス1,4−ポリブタジエンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18929681A JPS5891706A (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 高シス1,4−ポリブタジエンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891706A true JPS5891706A (ja) | 1983-05-31 |
Family
ID=16238951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18929681A Pending JPS5891706A (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 高シス1,4−ポリブタジエンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5891706A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2594440A1 (fr) * | 1986-02-19 | 1987-08-21 | Goodyear Tire & Rubber | Procede en continu pour la polymerisation en masse du butadiene |
KR100264513B1 (ko) * | 1998-02-27 | 2000-09-01 | 박찬구 | 고 1,4-시스 함량을 갖는 폴리부타디엔의 분지도 조절방법 |
KR100298571B1 (ko) * | 1999-06-17 | 2001-09-13 | 박찬구 | 높은 1,4-시스 함량을 갖는 폴리부타디엔의 제조방법 |
KR100462664B1 (ko) * | 2002-09-27 | 2004-12-20 | 금호석유화학 주식회사 | 1,4-시스 폴리부타디엔의 제조방법 |
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1981
- 1981-11-27 JP JP18929681A patent/JPS5891706A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2594440A1 (fr) * | 1986-02-19 | 1987-08-21 | Goodyear Tire & Rubber | Procede en continu pour la polymerisation en masse du butadiene |
BE1000085A3 (fr) * | 1986-02-19 | 1988-02-02 | Goodyear Tire & Rubber | Procede de polymerisation en masse du butadiene. |
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