JPS5889136A - サワ−種 - Google Patents

サワ−種

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Publication number
JPS5889136A
JPS5889136A JP18699181A JP18699181A JPS5889136A JP S5889136 A JPS5889136 A JP S5889136A JP 18699181 A JP18699181 A JP 18699181A JP 18699181 A JP18699181 A JP 18699181A JP S5889136 A JPS5889136 A JP S5889136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bread
fermentation
lactic acid
sour
acid bacteria
Prior art date
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Granted
Application number
JP18699181A
Other languages
English (en)
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JPS6366167B2 (ja
Inventor
永嶋 昭広
昇二 嶋田
福原 英与
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oriental Yeast Co Ltd
Original Assignee
Oriental Yeast Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oriental Yeast Co Ltd filed Critical Oriental Yeast Co Ltd
Priority to JP18699181A priority Critical patent/JPS5889136A/ja
Publication of JPS5889136A publication Critical patent/JPS5889136A/ja
Publication of JPS6366167B2 publication Critical patent/JPS6366167B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパンに好ましい香りを付与するサワ一種に関す
る。
従来の製パン法は製パン工程、生産性が重視されてきた
ため、パンの風味や老化抑制の点に充分な工夫や改善が
成されていないのが現状である。従って、従来のパンは
食パン、菓子パン、フランスパンのいずれを問わず、小
麦粉の生勃の臭いが強く、フレーバーも然程強いもので
ないため、風味に劣ることが問題とされてきている。
一般にパンのフーレーハーハイーストの■酵ニ起因する
ところが大であるが、かと言ってイーストをパン生地中
に多量含有させることは製パン法の点で種々の制限があ
る。例えば、製パンの配合においてイースト臭が出ない
程度にイーストを多量使用した場合(醗酵時間は同じ長
さの場合)、確かに醗酵臭は強くなるが、パン生地が過
熟成となり、作業性が著しく悪くなるという欠点がある
一方醗酵時間を短くとると醸酵速度が速いためパン生地
が安定せず1租が不安定となり、また主目的の一酵臭が
然寝強くはならないという欠点が生じてくる。即ち、パ
ンのフレーバーがイーストの醗酵に起因すると言っても
、イースト使用量の調整のみで、パン番こ好ましい香り
を付与することは困難である。
そこて、従来からパンにフレーバーを付与する方法の1
つとして、乳酸菌醗酵物質の使用が試みられているが、
風味、食感ともにいまだ充・分満足できるものは見い出
されていない。
本発明者等は上記従来の欠点に鑑み、欽意研究した結果
、乳酸菌とバリンと水及び醗酵基質からなる混濁物を静
置醗酵して得たことを特徴とするサワ一種がパンに好ま
しい香りを付与することを見い出しこれを提供するにあ
る。
本発明でいう乳酸菌とは、糖類を分解して乳酸を生成す
る、所謂一般に市販されている乳酸菌であれば特に制限
はないが、例えばLactobacillus属のり、
bulgar 1cus 、L+ac 1dnphi 
lag、 L、casei、 L、plan ta R
um、 L、brew is、 L、lac t is
、 L、hel vel 1cus、 L、ferme
ntumや8treptococcus属の8tr、t
hermophilus。
8tr 、 lac tis、 8tr、cremor
i s、 8tr 、d 1aceti−fact i
s <Leuconstoc属のLeuomesent
eroides var、5ake’等が好ましい。ま
た使用にあたっては乳酸菌の1種又は2種以上の併用が
可能である。
本発明でいうバリンとは一般市販のL−バリンであれば
特に制限されない。
更に、本発明でいう醗酵基質とは、乳酸菌が一陣する際
に、資化する物質であって、例えば、小麦粉等の穀物粉
、粉乳郷の乳製品および糖類やアミノ酸類等あるいはそ
れらの混合物であって、乳酸菌が醗酵のとき必要とする
物質をいう。
本発明品すワ一種を得るにあたっては、乳!ll11バ
リンおよび醗酵基質の配合比は醗酵時間、醗酵温度、製
パン時に使用するナワ一種量によって調整されるもので
あるが、作業性等を前照して、醗酵時間12〜16時間
、醗酵温度27〜28℃とした場合で、またサワ一種の
使用量を10%とする場合、−静基賓に対して乳酸菌は
0,1〜10重量%(生菌数10“/P ’)、バリン
は0.05〜5重量%の範囲が好ましい。
ちなみ番ζ本発明品すワ一種を得るにあたっては、30
〜40℃にあた\めた水に乳階菌を添加して分散させ乳
瞭菌縣濁液を作る。この時イーストを併用添加すること
で好ましい効果が得られることもある。そして一方で小
麦粉にバリンを分散させた小麦粉゛混合物を作る。この
時、脱脂i乳や糖類やアミノ酸混合物併用添加すること
で好ましい効果が得られることもある。次いで上記乳酸
菌縣濁液に小麦粉混合物を添加し、均一に分散される様
ミキシングして、サワーベースをする。そして該サワー
ベースを25〜30℃下好ましくは27〜28℃下の恒
温恒湿室で静置して醗酵をおこなわせ、該サワーペース
のPHが3.5〜4.5の範囲。
好ましくはP)13.9〜4.0範囲に達するまで醗酵
をおこなわせる。その間静蒙しての醗酵は時間にしてお
よそ12〜16時間程である。この様にして得られたも
のが本発明のサワ一種である。
本発明の・サワ一種の特徴は、乳峻曹と/(リンを1会
せて用いた仁とにより、更番こはイーストを併用したこ
とにより、従来市販の当該類似品に比べ優れた香りをか
もしだすことが出来、これを製)くン時に使用すること
によって従来にない良好な香りがパンに付与することが
出来る。
また該サワ一種の使用はサワ一種無添加のパンに比べ単
に香りのみの付与にとソまらずパン生地の醗酵促進や、
パン生地に伸展性を向上させて作業能率がアップする他
、パンの窯伸び促進でボリウムが増し、ソフトな食感へ
の改良に役立つ。またパンの老化抑制効果もあり数々の
効果が得られるq 次に、本発明を更に説明するために、以下に実施例を挙
げる。
実施例1 小麦粉(強力粉)1即とL−バリン5f及び脱脂粉乳4
00Fを混合して小麦粉混合物を準備した。一方で40
℃の温水“1000mに乳酸菌(L、plantalu
m ) 101 (生菌数10”個/f )を添加・分
散させて乳酸l縣濁箪を作り、これを前記の小麦粉混合
物とをミキサーにて均一に分散するよう欅ぜてサワーベ
ースヲ%り。
次いでこのサワーベースをビーカーに入れて、28℃に
調節した恒温室番こ静置して醗酵させた。
このサワーペースの醗酵状態をPH計でチェックし、P
Hが3.9になった時点を醗酵終了点として恒温室から
取り出しサワ一種を得た。この間の醗酵に要した時間は
14時間30分であった。
実施例2 (目)実施例1の方法に準じて各種配合のサワ一種及び
比較のための対象品を得た。その配合を第1褒番こ示す
第1表 配合表 (但し、乳酸菌はり、plantaRumを使用。単位
は重量%) 上記、第1表で得た11〜16についてフレーバー比較
をした、その評価を第2表に示す。
第21!  フレーバー評価 (伊し、評価はパネルメンバー20名の評価で採点。
O優れている。0や\優れている。0Δ普通。
Δや\劣る。×劣る。以降この記号で表示。)(1)上
記、第1!!で得たJfl、 j3.15区のサワ一種
を用いて、中種製パン法による製ノ(ンテストをして、
そのパン風味畔の効果について比較した。尚、今回のテ
ストではサワ一種を中種に添加したが、本捏添加でも効
果は同じである、次に製パンテストの基本配合及び工程
条件を第3表に示す。
第3表 基本配合表(A) (JP位:重量%) 工程条件(B) 実施例3 実施例2て得た各種サワ一種を用いてノータイム法にお
ける製パンテストを行い、そのパン風味等の効果を比較
した。尚、製パンテストにおける配合及び工程条件は常
法により行った。
第表 (尚、各種サワ一種の添加量は10重量%とした)実施
例4 実施例2で得た各種サワ一種を用も)でスFレート法フ
ランスパンにお叶る製/(ンテストを行し1そのパン阪
味郷の効果を比較した。尚、製/</テストにおける配
合及び工程条件は常法暑こより行った。
第    表 (尚、各種サワ一種の添加量は10重量%とじた)実施
例5 実施例1と同じ方法において乳酸菌としてSir。
thermophilusを用いてサワ一種を得た。
実施例6 実施−1と同じ方法化おいて乳嗜菌としてり、plan
taE!umとり、brevisのl:1の併用でサワ
一種を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 乳酸菌とバリンと水及び−眸基質からなる混濁物を静置
    醗酵させて得たことを特徴とするサワ一種。
JP18699181A 1981-11-24 1981-11-24 サワ−種 Granted JPS5889136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18699181A JPS5889136A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 サワ−種

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18699181A JPS5889136A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 サワ−種

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5889136A true JPS5889136A (ja) 1983-05-27
JPS6366167B2 JPS6366167B2 (ja) 1988-12-20

Family

ID=16198286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18699181A Granted JPS5889136A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 サワ−種

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JP (1) JPS5889136A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325480A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Andersen Institute Of Bread & Life Co Ltd サワー種生地の製造法並びにこのサワー種生地を用いたパン類、ペースト状食品及びこれを用いた飲食品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325480A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Andersen Institute Of Bread & Life Co Ltd サワー種生地の製造法並びにこのサワー種生地を用いたパン類、ペースト状食品及びこれを用いた飲食品

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JPS6366167B2 (ja) 1988-12-20

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