JPS5884587A

JPS5884587A - コンバ−ゼンス補正装置

Info

Publication number: JPS5884587A
Application number: JP18211681A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Okumura; 茂奥村; Manabu Suzuki; 学鈴木
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1981-11-13
Filing date: 1981-11-13
Publication date: 1983-05-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】仁の発＠杜、カソードから螢光面に至る電子ビームの通
路中に設けられたコンバーゼンス電極によつＣ＜スプン
パーゼンスを静電的に補正するコンバーゼンス補正装置
に関する。

インライン形のカラー陰極線管では、偏向磁界を特殊な
ものとすることによってコンバーゼンス補正を行なわな
くても嵐い偏向コイルが用いられつつある。しかし、偏
向磁界を特殊な亀のとすることで、電子−一＾の断面形
状が円形でなくなり、このひずみｋよってフォーカス特
性が劣下する。

したがってフォーカス特性が良好であることが要求され
るグラフィックディスプレイ、高精細度のモニター受像
機などでは、偏向磁界を斉一磁界とする必要がある。こ
の場合には、第１図人に示す画面の左右（Ｘ軸方向）の
周辺部のミスコンバーゼンスと同図Ｂに示す垂直方向ｃ
Ｙ軸方向）の弓形のにスコンパーゼンスとが生じる。第
１図において白丸が赤の電子ビームスポット、Ｘ印が緑
の電子ビームスポット、黒丸が青の電子ビームスポット
を示している。

従来のインライン形カラー陰極線管例えばＹり二）ロン
管（登鍮商標）で社、第１図へのミスコンバーゼンスを
補正するために、水平周期のパラボラ電圧をトランスを
介してコンバーゼンス電極に加え、第１図Ｂのミスコン
バーゼンスｔｌｌ正するためコンバーゼンスヨークに垂
直周期のパラボラ電流を供給している。第２図は、トリ
ニトロン管の電子レンズ系を示し、ＫＢ　、　ＫＧ　、
　ＫＨの夫々が青、赤、縁の電子ビームｌＢ、ｌＲ，Ｉ
Ｇを発生するカンード、Ｇ、、　Ｇ、、　Ｇ、、　Ｇ４
．　Ｇ５　の夫々が第１．第２．第３．第１．第３グリ
ツドを示しており、第３グリッドＧｊ、第ダグリッドＧ
４　、第５グリッドＧ、で形成される大口径のメインフ
ォーカスレンズの中心で３本の電子ビームＩＢ、ｊＲ，
ＩＧが交叉する。赤、青の電子ビームＩＲＩｔＢは、交
叉した後に外側に広がり、内側電極板２及び外側電極板
３からなるコンバーゼンス電ｆｆ１ｋよってアパーチャ
グリＡＩ４の位置で集中するように内側に偏向され、螢
光面５に到達する。内側電極板２には、端子６からコン
バーゼンス電圧Ｃｖ　が供給され、外側電極板３には、
端子７から高圧ＨＶ　が供給される。高圧ＨＶ　Ｋ対し
てコンバーゼンス電圧は、ｑｏｏｖ程度低くされている
。この電位差を変えることＫよって靜コンバーゼンス調
整が行なわれる。そして、上述のように、この所定の直
流電圧に対してトランスを介された水平周期のパラがう
電圧を垂畳することによって第７図人のミスコンバーゼ
ンスを補正することができる。

第３図において、８Ａ及び８Ｂは、ネック部９を左右か
ら挾むように設けられた一対のコンバーセンスヨークを
示している。このコンバーゼンスヨー１８　Ａ　、　８
　ＢＫ巻回されたコイルに垂直１１期のパラボラ電流を
流すことＫｊ−ってサイげビームｌＲ，ＩＢ；外側に動
かす力（垂直方向で変化する）を加えて、第１図Ｂのミ
スコンバーゼンスを補正することができる。

かかるコンバーゼンス補正装置は、コンバーゼンスヨー
ク８　Ａ　ｌ　８　Ｂを用いるために、電子ビーム（Ｒ
，ＩＯ，ｊＢの断面形状がひずみ、フォーカス特性が劣
下する欠点がある。また、水平周期のパラボラ電圧は、
トランスを介して交流結合でコンバーゼンス電極に供給
されると共に、その２　　　。

次側で靜コンバーゼンス調整を行なう構成のため、振幅
調整或いはチルト調整を行なうと、靜コンバーゼンス調
整をやり直すような所腸トラッキングが必要で調整が面
倒である・更に、トランスとコンバーゼンスヨークとの
別個の装置を用いているため、原則的にトラッキング調
整が必要となる。

そこで、電磁力によらず、コンバーゼンス電極２．３を
用いた静電偏向のみＫよって第１図人及び同図Ｂに示す
ミスコンバーゼンスの両者を補正することが望まれる。

その方法として、第ｑ図に示すような垂直周期（ｌｖ）
のパラボラ電圧に水平周期（／Ｈ）のパラざう電圧、が
重畳されたコンバーゼンス電圧（５ｖ　　を外側電極板
３に供給することが考えられ、これは、第３図或いは第
６図に示す回路構成によって実現されうる。

第ｊ−図において、１０で示す入力端子に水平周期のパ
ラ猷う信号Ｓｓが供給され、トランス１１の７次側に加
えられる。また、１２で示す入力端子に垂直周期のパラ
〆う信号Ｓ２で振幅変調された高周波信号が供給され、
トランス１３を介して包路線検波回路１４に供給される
。また、端子７に加えられている高圧ＭＶ　　より１Ｉ
ｏｏｖ程度低い靜コンバーゼンス電圧が可変抵抗１５に
より取り出され、この靜コンバーゼンス電圧に対して、
検波回路１４からの垂直周期のパラボラ電圧とトランス
１１の２次側に現れる水平周期のパラボラ電圧とが抵抗
１６及び１Ｔを介して重畳され、第１図に示すようなコ
ンバーゼンス電圧ＣＶ　が形成される。

かかる第ｊＥｅｃ示す回路構成は、トランス１１及びト
ランス−１３の２個のトランスを必要とする欠点がある
。また、トランス１１．１３による交流結合であるため
、振幅、チルト調整と靜コンバーゼンス調整とのトラッ
キングを必要とし、調整が面倒である。

また、第を図に示す回路は、水平周期のパラボラ電圧８
１を第３図と同様にトランス１１を介して伝送し、一方
、コンデンサ１８を介して端子１９からの垂直周期のパ
ラボラ信号ｓ２を加える構成のものであ１゜この場合も
、上述と同様にトラッキング・が必要で調整が面倒であ
ると共に、゛コンテン＋１８として高圧コンデンサを用
いなければならない欠点がある。

この発明け、上述の点を考慮し、静電偏向のみＫよって
画面の左右及び上下でのミスコンバーゼンスを補正する
ようにしたもので、然も第５図或いは第４図に示す回路
構成のもつ欠点を除去するようにしたものである。

以下、この発明を第一図に示すような構成のトリニトロ
ン管（登鍮商標）に対して適用した一実施例について第
７図及び第１図を参照して説明する０第７図において、２０で示す入力端子に水平周期で水平
ブランキング期間内におさまる幅の水平パルスＳ、が例
えばフライバックトランスから取抄出され【供給される
。この水平パルスＳ１が積分回路２１及び振幅変調回路
２２に供給される。この積分回路２１の出力に現れるの
こぎり波が積分回路２３に供給され、その出力に水平周
期のパラボラ電圧が取や出され、振幅調整器２４を介し
て加算回路２５に供給されるＯ加算回路２５に＃′ｉ、
レベル調整器２６を介して積分回路２１からのこぎ９波
が供給され、レベル調整器２６によってチルト調整が行
なわれる。第を同人け、加算回路２５の出力に得られる
パラボラ電圧８、を示す。

また、振幅変調回路２２には、端子２７から垂直周期の
パラざう電圧８２が変調信号として供給される。このパ
ラボラ電圧８２は、所定の振幅及びチルトを有するよう
に調整されたものである。この振幅変調回路２２からは
、第ｆｖＡＢに示すように水平パルス８１のピークのエ
ンベロープがパラボラ電圧８□となるように変調された
被変調信号が得られ、これが上述の水平周期のパラボラ
電圧ａと加算回路２８にて加算される。この場合、加算
される両信号の直流レベルを所定の関係としておくこと
ｋより、第１図Ｃに示すように、水平周期のパラボラ電
圧８．に対して変調された水平パルスＳ、が重畳された
信号が加算回路２８から現れる。上述の振幅変調回路２
２は、例えばクリップ回路のクリップレベルとして垂直
周期のパラざう電圧８□を用いる構成のものを用いるこ
とができる。

上述の加算回路２８からの第１図ＣＶＣ示す出力信号が
トランス２９を介してコンデンサ３０、ダイオ−Ｐ３１
及び抵抗３２からなるクランプ回路に供給される。この
クランプ回路に＃ｉ、端子Ｔに加えられる高圧電圧ＨＶ
　が抵抗３３及び３４で分圧されることで形成された基
準電圧Ｖｒ　　が供給されている。したがって、第１図
りに示すように、パルスのピーク値が基準電圧Ｖｒ　　
と一定となると共に、ボトム側のエンベロープがパラボ
ラ電圧ｓ２の波形となるコンバーゼンス電圧ＣＶ　がク
ランプ回路から得られ端子６に取り出される。水平パル
ス８．がコンバーゼンス電圧に残っているが、これは、
水平ブランキング期間内のものなので、差支エナイ。こ
の第１図りに示す波形のコンバーゼンス電圧ＣＶ　　に
よって第１図Ａ及び−同図Ｂに示すミスコンバーゼンス
の両者とも補正することができる。

そして、上述のこの発明の一実施例の構成において、振
幅変調回路２２に供給される垂直周期のパラボラ電圧Ｓ
！の直流レベルを変更し、水平パルスＳ、全体の高さを
変えることによって静コンバーゼンス調整を行なうこと
ができる。また、このパラボラ電圧８□の中央（画面の
中央）のレベルを固定した状態でその前後（画面の土工
周辺部）のレベルを可変することＫよって、第１図ＢＫ
示す弓形ミスコンバーゼンスの上下での補正量の調整を
行なうことができる。

上述の一実施例の説明から理解されるように、この発明
に依れば、偏向磁界を特殊な磁界とせず、またコンバー
ゼンスヨークのような電磁偏向手段を全く用いないで、
コン、パーゼンス電極による静電偏向のみでコンバーゼ
ンス補正を行なうので、電子ビームのスポット形状がひ
ずまず、フォーカス特性を真紅とすることができ、グラ
フィックディスプレイ、高精細度のモニターカラー受儂
機などに対して頗る有用である。また、トランスが１個
ですみ、コスシが上昇しない。更Ｋ、この発明では、高
周波信号しか伝送しない小形のトランスを用い“て、直
流及び低周波成分まで伝送することができ、大形のトラ
ンスを必要としない。そして、２種類のミスコンバーゼ
ンスを別個の装置で補正するものでなく、上述のように
直流及び低周波成分まで伝送できることにより、トラッ
キングが不要となり、調整の簡易化を図ることができる
。更に、この発明において、パルス信号の高さを変えて
靜コンバーゼンス調整を行なうことにより、トランスの
２次個に靜コンバーゼンスを調整するための高圧用の可
変抵抗器を設けないですみ、よ抄コストを下げることが
できる。

【図面の簡単な説明】

１１Ｅ　／　図ｔｆ　ミスコンバーゼンスの一例及び他
の例の説明に用いる路線図、第２図はこの発明を適用し
うるカラー陰極線管のレンズ系の構成を示す路線図、第
３図はコンバーゼンスヨークの説明に用いる断面図、第
ダ図はコンバーゼンス補正信号の一例を示す波形図、第
３図及び第６図の夫々はこの発明の説明の参考とするコ
ンバーゼンス補正回路の一例及び他の例の接続図、第７
図はこの発明の一実施例の接続図、第３図はこの発明の
一実施１□ 例の動作説明に用いる各部波形図である０２・・・・・
・・・・内側電極板、３・・・・・・・・・・・・外側
電極板、２０・・・・・−・・水平パルスの供給される
端子、２１゜２３・・・・・・・・・・・・積分回路、
２２・・・・・・・・・・・・振幅変調回路、２５．２
８・・・・・・・・−・加算回路、２９・・・−・・・
・・・・トランス。代理人　杉浦正知「第菫図 ”Ａ　　　　　　　　　　　　［３第２図第４図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】カソードかも螢光面に至る電子ビームの通路中に設けら
れたコンバーゼンス電極によって２スコンパーゼンスを
静電的に補正するコンバーゼンス補正装置Ｅおい【、水
平周期の第１の補正信号と、垂直周期の第コめ補正信号
によ抄水平ブランキング期間内Ｅｆすれるパルス信号を
振幅変調してなる被変調信号とを金成し、この合成信号
をトランスを介してクランプ回路に供給し、このクラン
プ回路により上記パルス信号のビータ値を所定レベルに
タランゾし【上記コンバーゼンス電極に加えるＸ９Ｋし
たコンバーゼンス補正装置。