JPS61276481A - ダイナミツクフオ−カス回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １Ｌ１ 本発明は、ダイナミックフォーカス回路に関し、特に投
写型（プロジェクション）のテレビジョン（ＴＶ）にお
けるダイナミックフォーカス回路に関するものである。

１１」口先 第４図に従来のダイナミックフォーカス回路が示されて
おり、水平パラボラ波及び垂直パラボラ波が加算器１で
加算され、この加算出力が結合コンデンサ２を介して高
圧直流電源からの直流電圧に重畳されてブラウン管のフ
ォーカス電極に印加される溝成となっている。

ブラウン管では、第５図に示すように、蛍光面にの曲率
の中心と偏向中心（ジャストフォーカス而Ｊの曲率中心
）Ｏとが異なるため、画面の中心でフォーカスを合わせ
ると、周辺でフォーカスが合わなくなる。ブラウン管に
おいて、ジャストフォーカスからのフォーカスズレはブ
ラウン管の画面の中心からの距離に応じて決まり、その
波形がＨ（水平）、■（垂直）のパラボラ波（２乗曲線
）で近似できることは周知の事実である。

このフォーカスズレを防ぐために、第４図に示す如く、
水平−パラボラ波と垂直パラボラ波とでフォーカス電圧
を変化させ、全画面でジャストフォーカスになるように
しているのである。

直視型ＴＶでは、上述した如き従来のダイナミックフォ
ーカス回路で良いのであるが、プロジェクションＴＶに
おいては、Ｒ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）の単色ブラウ
ン管を使用し、それぞれ投写方向が異なるために、光学
ひずみを生ずることになる。これを防ぐためには、ブラ
ウン管上の画面を逆にひずませるようにして補正し、Ｒ
，Ｇ、Ｂの３色がスクリーン上で重なるようにしなけれ
ばならない。

第６図に示すような投写方向の場合、スクリーンＳで光
学ひずみを生じないようにＲ，Ｇ、Ｂを重ねるためには
、Ｒ及びＢの各ブラウン管上の画面を第７図に示すよう
にひずませなくてはならない。すなわち、緑の光はスク
リーンに対して垂直に入射するので、Ｇのブラウン管に
関しては画面をひずませなくても良いのであるが、赤と
青の光はスクリーンに対してそれぞれ左右斜め方向から
それぞれ入射するので、Ｒ及びＢの各ブラウン管に関し
ては画面を逆にひずませておく必要があるのである。

しかしながら、第４図に示した従来のダイナミツフッ４
−力支回路では、Ｒ及びＢの各ブラウン管上の画面をひ
ずませることにより、ブラウン管上の画面で周辺フォー
カスがズレることになる０１１匹１」 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、プロジェ
クションＴＶにおいても全画面に亘ってジャストフォー
カスが得られる、ダイナミックフォーカス回路を提供す
ることを目的とする。

本発明によるダイナミックフォーカス回路は、投写型テ
レビジョンにおけるダイナミックフォーカス回路であっ
て、水平のこぎり波を垂直パラボラ波で平衡変調し、こ
の変調出力、水平パラボラ波及び垂直パラボラ波をそれ
ぞれ加算し、この加算出力を直流電圧に重畳してブラウ
ン管のフォーカス制御手段に印加する構成となっている
。

友−」Ｌ」１ 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示す回路図である。水平
のこぎり波は平衡変調回路１０にて垂直パラボラ波で平
衡変調される。平衡変調回路１０の変調出力は加算回路
１１にて垂直パラボラ波及び水平パラボラ波と加算され
る。加算回路１１の加算出力は、結合コンデンサ１２に
より高圧直流電源からの直流電圧に重畳され、ブラウン
管のフォーカス制御手段、例えば静電集束型ブラウン管
にあってはフォーカス電極（図示せず）に印加される。

このフォーカス電極に印加される直流電圧を可変抵抗１
３により加減することにより、ブラウン管のフォーカス
調整が行なわれる。

ブラウン管において、ジャストフォーカスからのフォー
カスズレは、先述した如く、ブラウン管の画面の中心か
らの距離に応じて決り、その波形はＨ，Ｖのパラボラ波
で近似できるのであるが、第７図に示すＲ及びＢのよう
な画面では、そのひずみの分だけさらに補正波形を加え
ないとフォーカスズレを補正できないことになる。

第２図において、実線で示す画面と破線で示す画面では
、水平方向の中心では一致しており、それからズレるに
したがって直線的に差が大きくなり・又垂直方向では、
距離に比例してズレが大きくなる。

従って、水平のこぎり波を垂直パラボラ波で平衡変調し
て得られる第３図に示す如き波形を直流電圧に重畳して
ブラウン管のフォーカス電極に重畳づることにより、は
ぼ近似的にフォーカスズレを補正でき、全画面に亘って
ジャストフォーカスが得られるのである。

なお、上記実施例では、静電集束型ブラウン管に適用し
た場合について説明したが、電磁集束型ブラウン管にお
いても、同様の構成の回路出力を電磁フォーカスコイル
に印加してやれば、上記実施例と同様の効果が得られる
。

１１匹１ｌ 以上説明したように、本発明によれば、水平のこぎり波
を垂直パラボラ波で平衡変調し、この変調出力を水平−
パラボラ波及び垂直パラボラ波と加算しかつ直流電圧に
重畳してブラウン管のフォーカス制御手段に印加するよ
うにしたので、プロジエクションＴＶにおいても全画面
に亘ってジャストフォーカスが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図はブラ
ウン管上におけるひずみのない画面（破線）とひずみの
ある画面（実線）との関係を示す図、第３図は第１図に
おける平衡変調回路の出力波形図、第４図は従来例を示
す回路図、第５図は周辺フォーカスがズレる原因を説明
するためのブラウン管の構成図、第６図はプロジェクシ
ョンＴＶの投写方向を示す図、第７図はプロジェクショ
ンＴＶのブラウン管上のＲ，Ｇ及びＢの各画面を示す図
である。 主要部分の符号の説明 １０・・・・・を平衡変調回路 １１・・・・・・加算回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 投写型テレビジョンにおけるダイナミックフォーカス回
   路であつて、水平のこぎり波を垂直パラボラ波で平衡変
   調する変調回路と、前記変調回路の出力、水平パラボラ
   波及び垂直パラボラ波をそれぞれ加算する加算回路とを
   備え、前記加算回路の出力電圧を直流電圧に重畳してブ
   ラウン管のフォーカス制御手段に印加することを特徴と
   するダイナミックフォーカス回路。