JPS6025175Y2 - 静電偏向回路 - Google Patents

静電偏向回路

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JPS6025175Y2
JPS6025175Y2 JP17655580U JP17655580U JPS6025175Y2 JP S6025175 Y2 JPS6025175 Y2 JP S6025175Y2 JP 17655580 U JP17655580 U JP 17655580U JP 17655580 U JP17655580 U JP 17655580U JP S6025175 Y2 JPS6025175 Y2 JP S6025175Y2
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JP
Japan
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deflection
voltage
capacitor
electrostatic deflection
circuit
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JP17655580U
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JPS5798072U (ja
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広喜 佐藤
彰 山越
正斗 畠中
幸一 藤田
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ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は陰極線管、特に扁平型陰極線管の垂直偏向回路
に使用して好適な静電偏向回路に関し、特にカップリン
グコンデンサの容量値を小さくしてこのカップリングコ
ンデンサ、ひいては静電偏向回路の小形化を図ることが
でき、しかも、従前カップリングコンデンサの容量値を
小とした際に生じていた画面のリニアリティの乱れをも
生じない様にしたものである。
本出願人は、先に、比較的簡潔な構成をとり、更に高い
効率をもって電子ビームの偏向を行うことができるよう
1こしパワーの低減化をはかった扁平型陰極線管を提供
した。
即ち、この扁平型陰極線管においては、電子ビームの大
きな偏向角を必要とする方向の偏向(以下この方向の偏
向を水平偏向という)は電磁偏向によって行い、他方、
偏向角が比較的小さい方向の偏向(以下この方向の偏向
を垂直偏向という)は静電偏向によって行う。
そして、具体的には、第1図に示すように、螢光面1及
び背面電極2の構成する第1め偏向系と電子銃3との間
に高透磁率で電気伝導度も大きな板材、例えばフェライ
トの板材4a、4bを対向させて配置する。
これら板材4a、4bは第2の偏向系4を構成するもの
で、電磁偏向のための磁束を電子ビームに集中させ、か
つ、静電偏向の偏向板として機能する。
ところで、斯る扁平型陰極線管でも、第2図に示すよう
に静電偏向を行う垂直偏向回路の鋸歯状波電圧はカップ
リングコンデンサ5を介して偏向板(上述フェライトの
板材)4at4bに供給する。
そして、このカップリングコンデンサ5の容量を十分に
大きくすることが要請されていた。
それというのも、入力端子6及び増幅器7を介してコン
デンサ5に印加される鋸歯状波電圧が整った形状のもの
であってもコンデンサ5の容量値が小さいと偏向板4a
、4bに供給される鋸歯状波電圧の波形は高電圧部分で
なまったものとなってしまい、この結果、画面の上下方
向のリニアリティ□が悪くなってしまうか4′である。
これは、コンデンサ5の容量値が小さいと、この容量値
と抵抗器7の抵抗値で決まるカットオフ点が小さく、こ
のため伝送波形のスペクトラム帯域内にカットオフ点が
きてしまい、その高調波成分が減衰されてしまうからで
ある。
しかしながら、扁平型陰極線管では、以上の要請からコ
ンデンサ5の容量を大きくすることに関し、2,3の問
題点が指摘されていた。
問題点の1つは容量の大きなコンデンサ5は形状も大き
くなり、実装スペースを大幅にとるという点である。
扁平型陰極線管でに小型化が主な目的であるから、コン
デンサ5の容量はできるだけ小さいことが望まれる。
他の問題は、カップリングコンデンサ5の充放電時定数
が大となり、高圧変動を安定化するのに時間がかかり、
このため、画面が上下に動いて見にくくなることである
即ち、高圧電源8の電圧値は高圧電流の変動に影響され
、そして、この変動ごとに大きな時定数(なぜならばコ
ンデンサ5の容量が大きいから)で画面が上下に動くの
である。
本考案は断る点に鑑みなされたもので、画面の上下方向
のりニアリテイを犠牲にすることなくカップリングコン
デンサの容量を小さくしようとするものである。
以下、本考案静電偏向回路の一実施例につき第3図を参
照しながら説明しよう。
第3図において、11は鋸歯状波電圧入力端子を示し、
この入力端子11を介して混合回路13に第3図Aに示
すような垂直周期の鋸歯状波電圧を供給する。
他方、補償型圧入、力端子12を介して第、4図Bに示
す垂直周期のパラボラ波形の電圧を混合回路13に供給
し、混合回路13で第4図Cに示す様な信号を得る。
この信号は高圧部分が強調されたものとなっている。
そして、この信号を増幅器14で反転増幅して第4図り
に示す様な波形のひずみ波を得、こののちこのひずみ波
をコンデンサ15を介して一方の垂直偏向板16bに供
給する。
この場合、コンデンサ15の容量としては従前のものの
例えば5分の1程度としく 500pF ’)、その大
きさを十分に小さくできる様にする。
又、上述の垂直偏向板16bを抵抗器17を介して電圧
電源18の正側端子に接続し、他方の垂直偏向板16a
を直接にこの正側端子に接続する。
そして、この電圧電源18の負側端子を接地する。
この場合、電圧電源18はフライバックトランス(図示
略)から高圧電圧を得る様にしているため高圧電流の変
動により、その電圧値を変動させてしまう。
しかしながら、コンデンサ15の容量値が小であり、こ
のため、その容量と抵抗器17の抵抗値とで決まる時定
数が小さくなり、電源電圧値の変動が長時間偏向板16
bの印加電圧を変動させ続けることがない。
斯る構成においては、なるほどコンデンサ15及び抵抗
器17からなる時定数回路のカットオフ周波数が、増幅
器14の出力信号(第4図D)のスペクトラム周波数帯
域に入り込んでしまい、その抵域戒分がかなり減衰させ
られてしまう。
しかしながら混合回路13で鋸歯状波電圧(第4図A)
に重畳されるパラボラ波形の電圧(第4図B)が、この
減衰成分を補償するスペクトラムを有しているため、偏
向板16bには第4図Eに示す如き整った波形の鋸歯状
波電圧が供給される。
従って、画面の上下方向のリニアリティを損わない 以上述べた如く、本考案静電偏向回路によれば、垂直偏
向用の鋸歯状波電圧に垂直周期のパラボラ波形の電圧を
重畳しているため、カップリングコンデンサ15の容量
を小さくしても画面の上下方向のリニアリティを損わな
い。
従って、画面の上下方向のリニアリティの確保と、コン
デンサ15の小型化及び画面の見にくいゆらぎの防止と
をともに実現することができる。
次に、第5図を参照して、より具体的な本考案静電偏向
回路の例を説明しよう。
尚、第5図において第3図と対応する箇所には同一の符
号を付して夫々の詳細説明を省略する。
第5図例では、鋸歯状波電圧入力端子11を介して第6
図Aに示す様な鋸歯状波電圧をnpn形トランジスタ1
9のベースに供給する。
このトランジスタ19のエミッタを抵抗器20を介して
接地する一方、補償電圧供給端子12、抵抗器21及び
コンデンサ22を介して第6図Bに示す垂直周期のパラ
ボラ波形の電圧をそのエミッタに供給する。
又、トランジスタ19のコレクタを負荷抵抗器23を介
して電源端子24に接続する。
この場合、トランジスタ19のコレクタには、第6図A
に示す鋸歯状波電圧の反転された信号に第6図Bに示す
補償電圧が重畳した信号(第6図Cに示す)が導出され
る。
そして、偏向板16bには第6図りに示す如き、整った
波形の鋸歯状波電圧が供給される。
本例によっても第3図例と同様の作用効果を得ることは
容易に理解できるであろう。
つぎに本考案の他の実施例をさらに説明しよう。
第7図はこの実施例を示し、この図において第3図と対
応する箇所には対応する符号を付してそれぞれの説明を
省略する。
第7図例では、第3図例に位相反転増幅器14′とコン
デンサ15′とを追加して偏向電圧を偏向板16a、1
6bの双方に印加するようにしている。
このようにすることにより、偏向電圧を第3図例に比し
て1/2で済ませることができる。
この場合、偏向板16a、16bには第9図A、 Bに
示す電圧が各々印加される。
このような第7図例は具体的には第8図に示すように構
成される。
なお、第8図において第5図と対応する箇所には対応す
る符号を付して説明を省略する。
第8図例では、第5図例に位相反転用トランジスタ27
とこのトランジスタ27のバイアス用抵抗25.26と
カップリング用コンデンサ15′とを付加している。
本例においても第7図例と同様に偏向板16a、16b
に第9図A、 Bに示す電圧が各々印加される。
尚、本考案は上述実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得ることは
もちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案静電偏向回路の説明に供する線図、第2
図は従来の静電偏向回路例を示す系統図、第3図は本考
案静電偏向回路の一実施例を示す系統図、第4図は第3
図の説明に供する線図、第5図は本考案静電偏向回路の
他の実施例を示す回路図、第6図は第5図例の説明に供
する線図、第7図および第8図はそれぞれ本考案静電偏
向回路の他の実施例をさらに示す図、第9図は第7図例
および第8図例の説明に供する図である。 11は鋸歯状波電圧入力端子、12は補償電圧入力端子
、13は混合回路、15はカップリングコンデンサ、1
6a、16bは垂直偏向板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 偏向用の鋸歯状波電圧をカップリングコンデンサを介し
    て偏向板に供給する様にした静電偏向回路において、上
    記偏向用の鋸歯状波電圧に、上記カップリングコンデン
    サによる上記鋸歯状波電圧の歪を補償する信号を混合す
    る様にしたことを特徴とする静電偏向回路。
JP17655580U 1980-12-09 1980-12-09 静電偏向回路 Expired JPS6025175Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17655580U JPS6025175Y2 (ja) 1980-12-09 1980-12-09 静電偏向回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17655580U JPS6025175Y2 (ja) 1980-12-09 1980-12-09 静電偏向回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5798072U JPS5798072U (ja) 1982-06-16
JPS6025175Y2 true JPS6025175Y2 (ja) 1985-07-29

Family

ID=29969639

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17655580U Expired JPS6025175Y2 (ja) 1980-12-09 1980-12-09 静電偏向回路

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JPS5798072U (ja) 1982-06-16

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