JPS5883990A - 洗濯機の糸くず収集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、洗濯、すすぎの際に、水流中を浮遊する糸く
ずを収集する洗濯機の糸くず収集装置に関するもので、
洗濯槽の内側壁に設けた給水口フィルターの一部に凹状
部を設け、この凹状部を覆うように着脱自在に増刊は両
側面に複数１１６１の透孔を設けたフィルターフレーム
に、ネットの開口側を固定した枠体を回転自在に軸支し
、渦巻９反転の水流により枠体が角度を変えることによ
り、フィルターフレームの透孔を通過した水中の浮遊糸
くず等をネットで収集するものである。

従来のこの種糸くずの収集装置としては、洗濯機のオー
バーフロー装置の前部分を覆い、布片の流出全防止する
オーバーフローフィルターの表側即ち洗濯槽内方側の面
へ固定した枠体に、糸くず収集ネノトヲ取り付けた構造
、前記オーバーフローフィルターの裏側に網や格子ある
いはいぼ状突起を有する可動翼を設けた構造、あるいは
洗面槽内壁に枠体に設けた吸盤を吸着し、前記枠体には
ネットを設けて、水中の浮遊糸くず全回収する構造が一
般によく知られている。

上記した従来の構造のうち、吸盤を用いたものにあって
は、洗濯槽の平面状態が鏡面の如く滑らかでなければ、
吸盤の吸着性が十分に保証できない仁いう問題があり、
捷だ、洗濯物がその洗濯機の定格負荷量相当の場合、ネ
ットが洗濯物の上に乗りあげた状態となり、洗濯液面に
浮遊している糸くずがどくわずかに捕集できるだけで、
洗濯液中の糸くずが捕集できないという問題がある。

マタ、オーバーフローフィルターの裏側に、網やいぼ状
突起を有した可動翼を配した構成は、オーバーフローフ
ィルター内方の構造が複雑化し、実用化されていないの
が現状であり、捷だ、オーバーフローフィルターの表側
に糸くず収集ネットを取り付けたものは、オーバーフロ
ーの水位を調節できないという欠点を有していた。

本発明は上記従来の欠点を除去し、簡単な構造にして収
集効率の高い糸くず収集装置を提供するものである。

以Ｆ、本発明の一実栴例を添付図面により説明する。図
において、１は洗濯槽で、内壁の左奥角部には、縦長の
四部１ａが形成してあり、との凹部１ａ’４覆って縦長
の給水口フィルター２が配しである。給水口フィルタ−
２は横方向断面形状が略台形をなし、装着した状態にお
いてＶ、１、洗濯槽１内方に膨出している。

３は洗濯槽１を収容した本体人」一部の操作パネル８部
分に設けた給水ノズルで、開閉コックを介【〜で水道側
に連通している。

４は給水口フィルター２の上端部に一体に設けた水受は
部で、略水平方向に位置し、給水ノズル３からの給水を
、凹部１ａ内方に入る水と面接洗濯槽１内方に落ちる水
とに分ける。洗濯槽１内方への給水は、水受は部４によ
って水膜状に広がり、いわゆるシャワー給水となる。

５は給水口フィルター２の下部に設けた下部スリットで
、四部１ａ内への給水を洗濯槽１内に下方より導く。す
なわち、これによって下部給水を行わせる。

２ａは給水口フィルター２の縦長方向の略中央部分に設
けた凹状部で、四部１ａ側に膨出している。７は凹状部
２ａを覆うように爪６によって洗濯槽１側に着脱自在に
係合したフィルタフレームで、給水口フィルタ−２と外
観形状が同じであり、前面に糸くず収集ネット８の開口
端を保持した略口字形の枠体９が取付けである。この枠
体９の上下には軸１ｏが突設してあり、この軸１０は、
洗濯槽１内の水及び布の流れに渚って、水平方向におい
て一定角度回動する様軸支されている。

１１はフィルターフレーム７の両側面部に設け、洗濯槽
１の壁面に沿って流れる水が枠体９の内側から糸くず収
集ネット８の中に流れ込むように案内する側面透孔であ
る。前記枠体９０回転角度は、給水口フィルタ−２の状
部２ａ内面に枠体９が当接して規制されることになり、
その結果洗濯槽１の壁面に泪って流れ込んだ水は枠体９
を通らざるを得なくなり、流れ込んだ水に含まれる糸く
ず等は、糸くず収集ネット８を通過せざる全得ない状態
となる。なお当然のことながら、この糸くず収集ネット
８の高さ位置はオーバーフロー水位を変えた場合でも、
洗溜水位を変えた場合でも充分効果が発揮できる様に低
水位線から高水位線に捷たかる位置で最も効果的である
ことは言をまたない。

以上のような構成をとることにより、枠体９の回転角度
は、給水口フィルター２の凹状部２ａによって規制さ扛
ており、フィルターフレーム７より前方、即ち、洗濯槽
１内側にとび出すのを防止することができ、枠体９が布
を引掛け／ζす、こ扛によって布が損傷するといったこ
とがなく、洗濯槽１内壁に沿って流扛る浮遊糸くずを高
い確率で捕集することができる。１だ、水及び布の流扛
に沿った流れでありながら、糸くず収集ネット８によっ
て確実に水をつかむことができるとともに、糸くず収集
ネット８の掃除に除しては、フィルターフレーム７が給
水口フィルタ−２に対して着脱自在であり、また、フィ
ルターフレーム７と枠体９を着脱自在とすることが容易
であるため、糸くず収集ネット８の掃除が大変楽である
。また、吸盤式のように洗濯槽内壁の凹凸状態ＶＣより
糸くずフィルターの取付けが不安定になるといったこと
にない。

マタ、オーバーフロー状態では給水［ｌフィルター２の
下部スリット５から給水が行なわれるため、その水流に
より洗濯悄底部の糸くずを枠体９の位置まで浮かびあが
らせ糸くず収集ネット８で捕集することができ、糸くず
の捕集効果はよりすぐれたものとなる。

また、糸くず収集ネット８を給水口フィルター２に取付
け、オーバーフローの各水位に対しても充分効果が発揮
できるように枠体９の高さ位置をとっているため、オー
バーフローフィルター１２としては従来の多段オーバー
フロー構造の採用が可能となり、オーバーフローフィル
ター１３に糸くずフィルター装置を取付けたものがオー
バーフロー水位の調節が出来なかったという問題点全解
決できた。

なお、洗濯槽１底部に配したパルセータ裏面に羽根や渦
室を形成し、前記パルセータ裏面に連通して吐出水路を
設け、その吐出口にネット等のフイルｓ、−−２取付け
た、吐出循環系くず収集方式が最近提案されたが、これ
と本実施例の構成とを比較すると、吐出量が多い場合に
は、前者の方が糸くずの収集効果が優れているが、糸く
ずパルセータ付近を通過するため、パルセータに糸くス
が巻んや無リン洗剤等により、吐出水路の陰部外にごみ
やあか、かび等が生じやすいという欠点を有していた。

しかるに、本実施例によれば、糸くず収集ネット８部分
のほぼ全体が洗濯槽１に露出しているため陰部外が少な
く、上記前者の如き問題が生じない。

以上のように本発明によれば、縦長の給水口フィルター
の長さ方向略中央部分に凹状部を設け、この凹状部に着
脱自在に設けたフィルターフレーム内方に、糸くず収集
ネットの開口端を保持した枠体を回動自在に取付け、洗
濯槽内方に突出した前記フィルターフレームの両側面部
分に、前記糸くず収集ネットの開口と洗濯槽内とを連通
ずる側面透孔を設けたものであり、前記糸くず収集ネッ
トの開口を洗濯槽内の水流と対向するように前記枠体を
自由自在に回動することができ、糸くずの収集効率がす
こぶる良好であり、しかも、糸くず収集ネットが被洗濯
物との接触によって外れたり炉傷したりする恐れがなく
、また、収集した糸く

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における洗濯機の平面図、第２
図はその一部欠截正面図、第３図はその洗濯槽部分に配
した給水口フィルター近傍の外観斜視図、第４図は同給
水フィルター近傍の要部断面図、第５図は同要部の水平
断面図である。 １・・・・・・洗濯槽、２・・・・・・給水口フィルタ
ー、２１Ｌ・・・・・・凹状部、５・・・・・・下部ス
リット、６・・・・・・爪、７・・・・・・フィルター
フレーム、８・・・・・・糸くス収集ネット、９・・・
・・・枠体、１ｏ・・・・・・軸、１１・・・・・・側
面透孔。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ４ ＠３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗濯槽内側壁に配し下部側より洗濯槽内に向けて給水す
   る縦長の給水口フィルターと、この給水口フィルターの
   長さ方向の略中央部分に設けた凹状部に着脱自在に設は
   両側面部が洗濯槽内方に膨出した形状をなすフィルター
   フレームと、このフィルターフレーム内において水平方
   向にて一定角度回動自在に軸支し糸くず収集ネットの開
   口端を保持した枠体とを備え、前記フィルターフレーム
   の両側面部には、前記洗濯槽内における水流を前記凹状
   部を介して前記糸くず収集ネットの開口内に導くための
   側面透孔を設けた洗濯機の糸くず収集装置。