JPS587948Y2 - 押ボタン脱落防止構造 - Google Patents

押ボタン脱落防止構造

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JPS587948Y2
JPS587948Y2 JP5128577U JP5128577U JPS587948Y2 JP S587948 Y2 JPS587948 Y2 JP S587948Y2 JP 5128577 U JP5128577 U JP 5128577U JP 5128577 U JP5128577 U JP 5128577U JP S587948 Y2 JPS587948 Y2 JP S587948Y2
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JP
Japan
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push button
pushbutton
wiring board
hole
frame
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Expired
Application number
JP5128577U
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English (en)
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JPS53146071U (ja
Inventor
徹 大原
Original Assignee
明星電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押ボタンスイッチにおいて、操作部である押ボ
タンが外枠から脱落しないようにする構造に関するもの
である。
所謂ボタン電話機に使用する複合電鍵(所謂連動電鍵)
は、外枠をスイッチ本体部(以下本体部と言う。
)から取外す場合に押ボタンが外枠から脱落しないよう
にすることがある。
押ボタンを外枠に拘束するについては従来から種々の構
造が提案されているが、本考案は押ボタンが外枠がら脱
落することを防止する場合の簡単な構造の1つを新らた
に提供することを目的とする。
本考案は、押ボタンスイッチ内に設けられる回路配線板
を外枠に固定し、この回路配線板を、押ボタンを外枠に
拘束する手段の一部に利用したものである。
以下、図面により本考案の実施例を説明する。
押ボタン収容枠(以下収容枠と言う。
)1は外枠であり押ボタン2の頭部21が貫通する穴3
と、その近傍に押ボタン2に対応した透視窓8を上面に
有し、穴3と透視窓8のそれぞれの下部内面は外周壁5
と仕切壁4,6によって個別の空間を形成している。
第3図に示すように、中央部の仕切壁6は回路配線板で
ある印刷配線板7を収容枠1に固定的に取付けるための
取付部を兼ねていてネジ穴61を有し、ネジ62を印刷
配線板7の取付固定部72を挿通してネジ穴61に止め
ることにより印刷配線板7を固定する。
印刷配線板7の固定取付部72と押ボタンの突起22を
下方から覆う係止部73との間の実装部74に、表示ラ
ンプ(例えば発光ダイオード71)又はその他の部品を
実装する。
第3図には発光ダイオード71を実装する場合に対応し
てその上方に収容枠1に透視窓8を設けである。
なお、第3図には仕切壁6が仕切壁4よりも厚い寸法に
示しであるが、ネジ穴61を設ける部分だけを柱状に突
出させ、他の部分は仕切壁4と同様の厚さに形成しても
よい。
押ボタン2は概形が筒状(図では4角筒状)であり、操
作面となる頭部21と筒状部の上半部が窓穴3を通して
上方に突出し、スイッチ作動軸(以下作動軸と言う。
)91に当接する部分となる底部23が上面と外周壁5
と仕切壁4とによって形成する空間内にあるように配置
する(各部の寸法関係の設定による)。
そして底部23には押ボタン2が、穴3を通して上方に
逸脱しないために外方に張出した突起22を設け、穴3
の寸法(内法)aは押ボタン2の底部23の寸法b(両
側に張出した突起22の両端にわたり寸法:外法)より
も小さく設定しである。
仕切壁4、外周壁5の各々の内部は押ボタン2の上下運
動の空間となっており、突起22の外縁と仕切壁4の内
面及び外周壁5の内面とが押ボタン2の押下げ(下方へ
の運動)あるいは復帰(上方への運動)の際に接触しな
いように微小間隔Cを有する。
又、中央部の仕切壁6に固定した印刷配線板7の第3図
上の左右方向の寸法は、仕切壁4の対向する内壁の間隔
2dよりも第3図における左右方向に夫々eずつ保合部
73が突出した長さく2d+26:但し、第3図におけ
るネジ穴61(仕切壁6)を基準にして、右側又は左側
のいずれか一方の部分だけで実施する場合はこの長さは
d+e)にしであるので、寸法eだけ押ボタン2の収容
空間に張り出して押ボタン2の底部23の一部分(突起
22の下面)を覆う。
寸法eは第3図の場合寸法Cの少くとも2倍を超える長
さに設定する。
なお、各図には描出していないが、作動軸91にはスプ
リングを巻回して、その一端を作動軸91に、他端をス
イッチ9の本体部(固定部)に夫々係合している。
作動軸91は下部を本体部の中に埋めるとともに軸方向
に沿って往復(図の上下方向)が移動が可能であるよう
にし、又本体部の中にある保持・復旧レバーに係合して
いる。
所定に組立てたスイッチ9を作動させた状態においては
、第2図の右から2番目の押ボタン2に示すように、押
ボタン2の底部23(突起22の下面)が印刷配線板7
に当接する以前に作動軸91の下降が停止するように本
体部内の構造により設定して、押ボタン2を押下したと
き、押ボタン2への押圧力が印刷配線板7に加わること
がないようにしである。
所定に組立てた状態では押ボタン2は外周壁5、仕切壁
4、上部(上面)によって形成する空間に収容されてお
り、下方を印刷配線板7によって塞がれて押ボタン収容
枠1から脱出できない状態のまま底部23が作動軸91
の上端に遊嵌もしくは載置されていて(第3図右側の状
態)、収容枠1を本体部(固定部)に固定することによ
って押ボタン2と作動軸91とが所定の位置関係にある
収容枠1を本体部から取外す場合は、収容枠1と本体部
との所定の保合・固定手段を解除した後に収容枠1を持
上げれば、押ボタン2は作動軸91から離れる(第3図
左側の状態)が突起22が穴3の周縁部と印刷配線板7
の保合部73に係合するので、収容枠1から脱落するこ
とがない。
なお、押ボタン2を収容枠1から取出すには、印刷配線
板7を収容枠1から外す。
連動電鍵においては、製造・組立ての過程における誤差
があっても各々の作動軸91を所定に駆動し且つ収容枠
1に各々の押ボタンが接触摺動(摩擦)することがない
ようにする必要があるが、本考案は各部の寸法関係をさ
きのように設定することによりこのような従来からの一
般要請を容れたうえで、収容枠1(外枠)を取外す際に
押ボタン2を一緒に外してもさ′きのように押ボタンが
収容枠1から脱落しないようにした簡単で且つ効果的な
構造を得ている。
又、収容枠1を取外す場合だけでなく、所定の組立て状
態で復旧する際スプリングの力で作動軸91が上方に駆
動されるときに押ボタン2が上方に弾撥されても突起2
2が穴3に係合するので、押ボタン2が収容枠1の外部
に脱出することがない。
又、押ボタン2を押下する場合にさきの寸法関係により
印刷配線板7を損傷することがない。
連動電鍵において、使用している(操作した)押ボタン
を明示するために対応した表示を行うのが普通であるが
、この対応表示の1つとして、押ボタンとは別個且つ近
くの個所にランプの点火表示を行う場合がある。
さきの実施例における発光ダイオード71と透視窓8が
この場合の例であるが、発光ダイオード71を点火する
回路配線と取付基板を印刷配線板7が担当しており、そ
の少くとも端部が押ボタン2の突起22の下方に位置す
ることにより、押ボタン2の収容枠1からの脱落防止と
発光ダイオード71の支承・配線との効果的な兼用を行
う。
、なお、発光ダイオード71を収容する空間は押ボタン
2を収容する空間より外側(収容枠1の外周壁5の側)
に設けてもよい。
又、発光ダイオード71を押ボタン2の内部に収容して
その頭部を照示する場合も、発光ダイオード71の支承
・配線基体となる印刷配線板7が、押ボタン2が収容枠
1から脱落することを防止するよう配置して本考案の技
術的範囲に入るように実施できる。
第1図、第3図には、ネジ穴61を中心にしてその左側
と右側とに夫々押ボタン2、発光ダイオード71を1組
とする構造が対称配置で示してあり、且つ収容枠1、印
刷配線板7を左右双方の組の構造に一体共通のものを使
用した例が示しである。
しかし、左又は右のいずれか一方の組の構造で本考案を
実施することが可能であり、この場合は第3図中央の仕
切壁6は収容枠1の外周壁5の一部に帰着する。
又、第1図、第2図は押ボタン2と作動軸91が1列5
個のもの2列の組の場合が示しであるが、これが各列1
個ずつでもよく、さらに押ボタン2、作動軸91の組が
単独1組の場合でも本考案を実施できる。
なお、印刷配線板7を仕切壁4,6もしくは外周壁5に
取付けるにはネジ以外の手段(嵌着等)によってもよい
なお、さきの実施例では印刷配線板7に発光ダイオード
71を実装したが、一般には発光ダイオード以外のもの
を実装してもよく、発光ダイオードもしくは表示ランプ
の如く視覚表示によるもの以外の部品を実装する場合は
、その実装するものに対応して透視窓8は必ずしも必要
でない。
以上、詳細に説明したように本考案によれば、脱落防止
のための専用の部材を用いる必要がない。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の実施例を示し、第1図は一部分
を切欠き内部を示した斜視図、第2図は一部分を断面表
示した正面図、第3図は、側面側がらみた断面図である
。 主な記号 1・・・・・・押ボタン収容枠、2・・・・
・・押ボタン、3・・・・・・穴、4,6・・・・・・
仕切壁、5・・・・・・外周壁、7・・・・・・印刷配
線、22・・・・・・突起、61・・・・・・ネジ穴、
62・・・・・・ネジ、72・・・・・・固定取付部、
73・・・・・・係合部、74・・・・・・実装部、9
1・・・・・・スイッチ作動軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 押ボタン収容枠1、押ボタン2、回路配線板7を有
    する押ボタンスイッチにおいて、上記押ボタン収容枠1
    は上記押ボタン2が貫通する穴3と、仕切壁4及び外周
    壁5で仕切られた上記穴3の下部の空間を有し、上記押
    ボタン2は下部に上記穴3の内法より大きい外法を有す
    る突起22を有し、上記回路配線板7の少くとも一部が
    上記押ボタン2の上記突起22の少くとも一部を覆うよ
    うに上記押ボタン2の下方において上記押ボタン収容枠
    1に固定的に取付けであることを特徴とする押ボタン脱
    落防止構造。 2 回路配線板7は、押ボタン収容枠1への固定取付部
    72と押ボタン2の突起22を覆う係合部73との間に
    表示ランプ71又はその他の部品を実装する実装部74
    を有することを特徴とする実用新案登録請求の範囲1に
    記載の押ボタン脱落防止構造。
JP5128577U 1977-04-22 1977-04-22 押ボタン脱落防止構造 Expired JPS587948Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5128577U JPS587948Y2 (ja) 1977-04-22 1977-04-22 押ボタン脱落防止構造

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JP5128577U JPS587948Y2 (ja) 1977-04-22 1977-04-22 押ボタン脱落防止構造

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Publication Number Publication Date
JPS53146071U JPS53146071U (ja) 1978-11-17
JPS587948Y2 true JPS587948Y2 (ja) 1983-02-12

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ID=28940363

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JP5128577U Expired JPS587948Y2 (ja) 1977-04-22 1977-04-22 押ボタン脱落防止構造

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JPS53146071U (ja) 1978-11-17

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