JPS587669Y2 - 電気部品等の容器 - Google Patents

電気部品等の容器

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JPS587669Y2
JPS587669Y2 JP1978171780U JP17178078U JPS587669Y2 JP S587669 Y2 JPS587669 Y2 JP S587669Y2 JP 1978171780 U JP1978171780 U JP 1978171780U JP 17178078 U JP17178078 U JP 17178078U JP S587669 Y2 JPS587669 Y2 JP S587669Y2
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JP
Japan
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fitting
container body
space
fitting holes
container
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Application number
JP1978171780U
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JPS5586386U (ja
Inventor
憲人 岡田
Original Assignee
太陽誘電株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、放電ギャップ装置のような電気部品等の容器
に関し、更に詳細には、容器本体と蓋との結合部を改良
した容器に関するものである。
容器本体と蓋との結合は種々の方法によって行うことが
可能である。
ところで、電気部品等の容器においては、容易に結合出
来ると共に比較的強固に結合され且つ必要に応じて分離
可能であると共に低コストであることが要求される。
また小形化するために結合に必要なスペースが少ないこ
とが要求される。
そこで、本考案の目的は、容器本体に対して蓋を容易且
つ確実に結合することが出来ると共に、小形化及び低コ
スト化が可能な容器を提供することにある。
上記目的を遠戚するための本考案は、理解を容易にする
ために実施例を示す図面の符号を参照して説明すると、
平面形状が略円形の嵌合孔17,18゜19をその壁部
に有する合成樹脂製容器本体1と、前記嵌合孔17,1
8.19に着脱可能に保持されるような径を有する嵌合
ピン21,22.23が配設され且つ前記嵌合孔17,
18.19と前記嵌合ピン21.22,23との係合に
よって前記容器本体1に着脱可能に結合されるように形
成された蓋20との組み合せから成り、前記容器本体1
の内周面が前記嵌合孔17.18.19の略接線となる
ような位置に前記嵌合−7L 17,18.19が設け
られ且つ前記接線に相当する位置に前記嵌合孔17,1
8.19と同一方向に延びるスリット46.50.55
が設けられ、前記スリンl−46゜50.55を介して
前記嵌合孔17j8j9の内部が前記容器本体1の内部
に通じ柱つ前記嵌合孔17゜18.19を囲む部分に弾
性が付与されていることを特徴とする電気部品等の容器
に係わるものである。
上記考案によれば、容器本体1の内周面が接線となるよ
うな位置に嵌合孔17,18j9を設は且つこの接線に
相当する位置にスリン1−46.50.55を設けるの
で、適度な弾性を有して嵌合孔17,18.19を囲む
ことが可能になり、嵌合孔17,18.19とピン21
.22.23とが着脱可能な良好な係合状態となる。
また容器本体1の壁部を利用して弾性を有する嵌合孔1
7,18.19を設けるので、ボスによって嵌合孔を設
ける場合に比較し、容器本体1の内部空間を大きくする
ことが可能になる。
以下、図面を参照して本考案の1実施例について述べる
本考案の1実施例に係わる複合放電ギャップ装置の容器
本体側を示す第1図及び第2図において、合成樹脂絶縁
容器本体1は、略中央に設けられた絶縁分離壁2によっ
て2つに分割されているので、平面形状略四角形の第1
の空間3と第2の空間4とを有する。
そして第1の空間3は、第1.第2、第3の壁部5,6
.7と分離壁2とから成る4側面及び底部8とから成る
5面で囲まれている。
また第2の空間4は第4.第5.第6の壁部9,10.
11と分離壁2とから成る4側面及び底部12とから成
る5面で囲まれている。
第1の空間3には約3.5mmの間隔で約9kVの第1
の放電ギャップを形成する第1の放電電極13と第1の
接地電極14とが設けられ、第2の空間4には約g 、
5 mmの間隔で約13 kVの第2の放電ギャップ
を形成する第2の放電電極15と第2の接地電極16と
が設けられているので、容器本体1に蓋を覆せて放電ギ
ャップを外部から保護しなければならない。
このため、弾性変形可能な平面形状略円形の第1.第2
.及び第3の嵌合孔17,18.19が設けられ、ここ
に第3図及び第4図に示す絶縁合成樹脂製20の断面形
状略円形で先細の第1.第2、及び第3の嵌合ピン21
.22.23が嵌合されるように構成されている。
第1図及び第2図から明らかなように、第1の放電電極
13は、第1の空間3の第1の角部24の近傍に設けら
れた容器と一体の第1の円柱25に支持されて第1の空
間3の第2の角部26の方向に突出している。
即ち第1の角部24から第2の角部26に向う対角線方
向に突出している。
またこの第1の放電電極13は第1の脚部27から突出
する第1の端子ピン28に一体であり、この一端に半球
状に形成されたものである。
尚この第1の端子ピン28は容器本体1の成形時に一体
に固定されておらず、第1の円柱25から第■の脚部2
7に至るように予め設けられた貫通孔に第5図に示すよ
うな端子ピン28を挿入し、しかる後、第1の円柱25
の上部に絶縁接着剤29を付着させることによって固定
されている。
尚第1の放電電極13と第1の接地電極14との間に沿
面距離を増大させるため及び容器本体1の強度を増大さ
せるために第1の円柱25を囲むように第1の障壁30
が設けられている。
第1の接地電極14及び第2の接地電極16は接地端子
ピン31に一体に設けられ、接地端子ピン31を第6図
に示す如く略コの字状に折り曲げることによって作られ
ている。
そして、この接地端子ピン31の一部が第1の空間3の
第2の角部26の上から下に伸びて第1の放電電極13
に対向して第1の接地電極14となっている。
そして、放電ギャップを一定に保つために第1の接地電
極14の先端は第1の空間3の第2の角部26の近傍に
設けられた受台32の孔に挿入され、第2の接地電極1
6との連結部33は、分離壁2の上部の切欠部34に配
置され絶縁性接着剤35にて分離壁2及び壁部7,11
に固着されている。
第2の接地電極16は第2の空間4における第1の角部
36の近傍に垂直に配置され、容器本体1の底部12に
設けられた貫通孔に挿入されて固定されている。
第2の放電電極15は第2の空間4の第2の角部37の
近傍の第2の円柱38に支持されて、第2の角部37か
ら第1の角部36に向う対角線方向に突出している。
この第2の放電電極15は、第1の放電電極13と同様
に第2の脚部39がら突出する第2の端子ピン40と一
体であり、この端子ピン40の一端に半円状に形成され
ている。
またこの第2の端子ピン40は、第2の円柱38から第
2の脚部39に至るように予め設けられた貫通孔に挿入
された後に絶縁接着剤41で個着されている。
尚この第2の放電ギャップにおいても、第2の放電電極
15と第2の接地電極16との間の沿面距離を増大させ
るため及び容器本体1の強度を増大させるために第2の
円柱38を囲むように第2の障壁42が設けられている
第1の空間3の第3の角部43は直角に成形されておら
ず、平面三角形状の第1の補強部44が設けられ、この
第1の補強部44に第1の嵌合孔17が設けられている
そして、補強部44の傾斜面45に第7図に最も明らか
に示すようにスリット46が設けられ、このスリット4
6が嵌合孔17に連続している。
また第2の空間4の第3の角部47にも平面三角形状の
第2の補強部48が設けられ、ここに第2の嵌合孔18
が設けられている。
そして補強部48の傾斜面49にスリット4.6と同様
のスリット50が設けられ、このスリット50が嵌合孔
18に連続している。
また第1の空間3の第4の角部51及び第2の空間4の
第4の角部52に相当する部分に肉厚部53が設けられ
、ここに第3の嵌合孔19が設けられている。
そして肉厚部53の突出面54にはスリット55が設け
られ、このスリット55は嵌合孔19に連続している。
ところで、第1.第2.及び第3の嵌合孔17,18゜
19は容器本体1の内周面が接線となるような状態で内
周面に隣接して設けられているので、第1゜第2.及び
第3の嵌合孔17,18.19を囲む合成樹脂の肉厚即
ち容器本体1の内周面との間隔は、夫々のスリン)−4
6,50,55から離れるに従って徐々に大きくなって
いる。
従って、第1.第2.及び第3の嵌合孔17,18.1
9の径は弾性変形に伴なって僅かに増大可能である。
第1図及び第2図に示す放電ギャップ装置の容器本体1
の蓋20は、第3図及び第4図に示す如く容器本体1の
上を覆う上面部56と容器本体1の側面を僅かに覆う側
面部57とから成り、上面部56には下方に突出する3
本の嵌合ピン21.22.23が一体成形されている。
そして、第1の嵌合ピン21は第1の嵌合孔17に対応
し、第2の嵌合ピン22は第2の嵌合孔18に対応し、
第3の嵌合ピン23は第3の嵌合孔19に対応するよう
に配置されている。
また、第1.第2.及び第3の嵌合ピン21,22゜2
3の径は第1.第2.及び第3の嵌合孔17,18.1
9の径に略等しいか、又は僅かに大きい。
従って、第8図に示す如く嵌合孔17に嵌合ピン21を
挿入すると、スリット46が僅かに広がるように嵌合孔
17の径が大きくなり、ピン21は孔17に圧入された
ような状態で保持される。
第2及び第3の嵌合ピン22.23も同様に嵌合するの
で、容器本体1と蓋20とは比較的強固に結合される。
しかし、弾性変形を伴なった結合であるので、一旦容器
本体1と蓋20とを結合しても分離しない時には比較的
容易に分離することが可能である。
上述の如く構成された本実施例に係わる複合放電ギャッ
プ装置には次の利点か′ある。
(a)円形嵌合孔17,18.19を容器内周に隣接し
て設けると共に、スリン) 46,50.55を設け、
孔の径が弾性的に大きくなるように形成しているので、
ピン21,22.23を容易且つ安定的に結合すること
が出来る。
(b)嵌合孔17,18.19とピン21.22.23
との結合は弾性を伴なった結合であるので、必要に応じ
て分離することも可能である。
(C)第1及び第2の嵌合孔17,18は角部43.4
7の補強部44.48に形成さるているので、結合のた
めの特別なスペースが不要であり、装置の小形化が可能
である。
(d)第1.第2.及び第3の嵌合孔17,18.19
の位置と第1.第2.及び第3の嵌合ピン21.22.
23の位置との間に多少のずれが生じても、弾性変形に
よって吸収することが出来る。
(e)容器本体1と蓋20とから成る絶縁容器の中に分
離壁2を設け、これにより第1の放電ギャップのための
第1の空間3と第2の放電ギャップのための第2の空間
4とを実質的に分離して独立に設けたので、一方で放電
が生じてオゾン雰囲気等になっても、これが他方の放電
ギャップに殆んど影響しない。
また例えば第1の放電電極13で放電すると、この第1
の放電電極13は略接地電位となるが、第2の放電電極
15は第1の放電電極13から十分に離れているので、
第1の放電電極13と第2の放電電極15との間で放電
が生じるようなことはない。
また一方の放電電極の電圧が他方の放電電極の電界に影
響を与えることが殆んどない。
(f)第1及び第2の接地電極14.16を隣接配置し
ているにも拘らず、第1の放電電極13を第1の空間3
の略対角線上に配し、第2の放電電極15を第2の空間
4の略対角線上に配したので、限定されたスペースの中
で、第1の放電電極13と第2の放電電極15との間隔
及び第1の端子ピン28と第2の端子ピン40との間隔
を大きくとることが可能になり、相互干渉が少なくなる
また耐圧も高くなる。
また耐圧等を一定とすれば小形化される。(g)第1及
び第2の接地電極14.16を接地端子ピン31に一体
に設けているので、構成が簡略化され、低コスト化され
ている。
(h)第1及び第2の放電電極13.15及び第1及び
第2の接地電極14.16はモールド時に容器本体1と
一体にされず、容器本体1に予め設けられた孔に挿入し
た後に接着剤29,35.41で固定されているので、
ギャップ調整が可能である。
以上、本考案の1実施例について述べたが、本考案は上
述の実施例に限定されるものではなく、更に変形可能な
ものであり、例えば、嵌合孔19の位置を少し移動する
こと等によって分離壁2を壁部5と壁部9との境界部ま
で設け、分離壁で第1の空間部3と第2の空間部4とを
完全に分離してもよい。
また嵌合孔及び嵌合ピンの数を増やしてもよい。
また容器本体1又は蓋20に塵埃を防いでガスのみを放
出するための通気孔を設けてもよい。
また放電ギャップ装置以外の容器にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係わる複合放電ギャップ装
置の蓋を除去した状態の平面図、第2図は第1図のII
−II線断面図、第3図は蓋の平面図、第4図は第3図
の蓋の正面図、第5図は端子ピンに一体化された放電電
極の正面図、第6図は接地端子ピンに一体化された接地
電極の正面図、第7図は第1図のVII−Vll線断面
図、第8図は第7図の容器本体に蓋をした状態の断面図
である。 尚図面に用いられている符号において、1は容器本体、
2は分離壁、3は第1の空間、4は第2の空間、13は
第1の放電電極、14は第1の接地電極、15は第2の
放電電極、16は第2の接地電極、17は第1の嵌合孔
、18は第2の嵌合孔、19は第3の嵌合孔、20は蓋
、21は第1の嵌合ピン、22は第2の嵌合ピン、23
は第3の嵌合ピンである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平面形状が略円形の嵌合孔17,18.19をその壁部
    に有する合成樹脂製容器本体1と、前記嵌合孔17.1
    8.19に着脱可能に保持されるような径を有する嵌合
    ピン21.22.23が配設され且つ前記嵌合孔17,
    18.19と前記嵌合ピン21,22.23との係合に
    よって前記容器本体1に着脱可能に結合されるように形
    成された蓋20との組み合せから成り、前記容器本体1
    の内周面が前記嵌合孔17,18.19の略接線となる
    ような位置に前記嵌合孔17,18.19が設けられ且
    つ前記接線に相当する位置に前記嵌合孔17,18.1
    9と同一方向に延びるスリット46.50 。 55が設けられ、前記スリンl−46,50,55を介
    して前記嵌合孔17,18.19の内部が前記容器本体
    1の内部に通じ且つ前記嵌合孔17,18.19を囲む
    部分に弾性が付与されていることを特徴とする電気部品
    等の容器。
JP1978171780U 1978-12-12 1978-12-12 電気部品等の容器 Expired JPS587669Y2 (ja)

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JPS5586386U JPS5586386U (ja) 1980-06-14
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5231307B2 (ja) * 1972-05-01 1977-08-13

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JPS5513986Y2 (ja) * 1974-10-23 1980-03-29
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