JPH0635340Y2 - 制御線引出接続端子 - Google Patents

制御線引出接続端子

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JPH0635340Y2
JPH0635340Y2 JP16608088U JP16608088U JPH0635340Y2 JP H0635340 Y2 JPH0635340 Y2 JP H0635340Y2 JP 16608088 U JP16608088 U JP 16608088U JP 16608088 U JP16608088 U JP 16608088U JP H0635340 Y2 JPH0635340 Y2 JP H0635340Y2
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哲也 長谷川
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はガス開閉器、真空開閉器の密閉形開閉器におけ
る開閉器制御引出接続端子に関するものである。
[従来の技術] 従来、開閉器本体ケース24に貫通取着される制御線引出
接続端子は第7,8図に示すように、一対の接続端子23が
絶縁体20によってモールドされ、その接続端子23の両端
には雌ねじ21がそれぞれ形成されている。また、前記絶
縁体20は円柱形状に形成されるとともに、その外縁中央
にフランジ22が一体形成されている。そして、平面菱形
形状をなした固定部材25にてフランジ22が被冠され、ビ
ス26によってこの固定部材25を介して開閉器本体ケース
24に制御線引出線接続端子が固定されている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、近年開閉器の自動化に伴い開閉器の自動投
入、開放を行う制御回路および地絡、短絡事故を検知す
る各種の検出回路が開閉器内に装着されるようになって
いる。そのため、制御線引出用の接続端子が多数必要で
あり、制御線引出接続端子を複数取付けなければならず
取付作業が面倒であるという問題があった。
一方、前記絶縁体20により多数の接続端子23をモールド
して、一つの制御線引出接続端子に多数の接続端子を確
保することも考えられる。しかし、モールドする接続端
子23の数が増えると、絶縁体20の端面上において互いに
隣接する各接続端子23の露出端同士は同一平面上に位置
していることから、各接続端子23間の絶縁沿面距離が短
くなるという問題があった。
本考案の目的は制御線の接続端子を絶縁体に対して効率
良く多数備えることができるとともに、各接続端子の露
出端間における絶縁沿面距離を充分に確保でき、更には
各接続端子に対する制御線の接続作業を簡単に行ない得
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本願考案は、開閉器本体ケ
ースに貫通取着される柱状絶縁体の内外両端面に対し同
絶縁体の軸心を中心として放射状をなす複数のひだ部を
備えた絶縁壁を突出形成するとともに、前記絶縁体内に
は両端が絶縁体の内外端面から露出する複数の接続端子
を前記絶縁体の軸心を中心として周状に、かつ、前記各
ひだ部の間に各接続端子の露出端が位置するよう配置
し、互いに隣接する接続端子の露出端同士を前記絶縁壁
のひだ部により間隙をおいて隔離したことを要旨として
いる。
〔作用〕
即ち、柱状の絶縁体には多数の接続端子が絶縁体の軸心
を中心とする全方位に向けて周状に配設される。そし
て、互いに隣接する各接続端子の露出端同士は前記絶縁
体の軸心を中心として放射状に突出形成された絶縁壁の
ひだ部により隔離され、各ひだ部の先端間には接続作業
のためのスペースが広く確保される。又、各接続端子の
露出端と絶縁壁のひだ部との間にも間隙が確保される。
[実施例] 以下、本考案を具体化した実施例を第1〜5図に基づい
て説明する。
制御線引出接続端子Sは柱状をなすエポキシ系の絶縁体
1内の軸心の回りを複数の接続端子2が周状に配置さ
れ、その両端が絶縁体1の両端面から突出されている。
この接続端子2の両端には雌ねじ2aがそれぞれ形成され
ている。前記絶縁体1の中央部外周には開閉器本体ケー
ス10に貫通取着するためのフランジ3が突出形成されて
いる。なお、フランジ3には取付孔4が4ケ所切り欠か
れている。
また、前記絶縁体1はフランジ3を境いに右側は挿入部
5(第2図において右側)となり、フランジ3より左側
は露出部6(第2図において左側)となっている。な
お、7は絶縁体1を開閉器本体ケース10に取着したとき
気密を保つためのパッキン当接面である。
前記絶縁体1の両端面中央には絶縁壁8が突出形成され
ている。この絶縁壁8は本体部8aと放射状に延び、かつ
互いに隣接する接続端子2を隔離する複数のひだ部8bと
から構成されている。
さらに、絶縁壁8が設けられた絶縁体1の軸心方向中央
には他の接続端子9が設けられている。この接続端子9
は両端が絶縁体1の両端面外部に突出され、その両端面
は雌ねじ9aが形成されている。
上記のように構成された制御線引出接続端子Sの取付け
について説明する。
開閉器本体ケース10(第4図において一部のみ図示)の
円形状に形成された取付孔11の外縁に対し、リング部材
12が固着されている。この取付孔11に絶縁体1の挿入部
5を開閉器本体ケース10の外方からOリング13を介して
密嵌挿入する。次に、短有蓋円筒形状の固定部材14を開
閉器本体ケース10の外方から前記絶縁体1のフランジ3
に被冠し、同固定部材14を介して開閉器本体ケース10に
ビス15によって固定する。
その後、開閉器本体ケース10内に装着されている図示し
ない各種制御回路から延びるリード線16の端子17を挿入
部5側の各接続端子2,9にビス18により固着する。さら
に、露出部6側の各接続端子2,9にも同じくリード線16
の端子17をビス18によって固着し、所望の制御信号を取
出す。
このように、各接続端子2,9を互いに隔離する前記ひだ
部8bおよび本体部8aが突出形成されているため、沿面距
離を確保することができ、各接続端子2,9同士の短絡が
発生することはない。
その結果、一つの制御線引出接続端子Sによって多数の
接続端子2,9を確保することができるため、従来とは異
なり開閉器本体ケース10に複数の制御線引出接続端子S
を取付ける必要がなく、取付作業などの作業工程の簡略
化を図ることができる。
しかも、絶縁体1の軸心回りに設けられる各接続端子2
は同絶縁体1の形状に合わせて周状に効率良く配置され
るとともに、それら周状をなす各接続端子2の露出端間
は放射状のひだ部8bにより隔離され、各ひだ部8bの先端
間には接続作業のためのスペースが広く確保される。そ
のため、接続端子2に対するリード線16の接続作業を絶
縁体1の軸心を中心とする全方位から他の接続端子に接
続されたリード線に触れることなく行なうことができ
る。又、前記ひだ部8bと各接続端子2の露出端との間に
は間隙が確保されているので、その間隙スペースを利用
して前記リード線16の接続作業を容易に行なうことがで
きる。さらに、前記放射状のひだ部8bは絶縁体1に一体
化されているので、別体構成の絶縁スペーサ等も不要で
あり、絶縁隔離のために部材点数が増えることもない。
また、本実施例においては、エポキシ系の絶縁樹脂にて
絶縁体1、フランジ3および絶縁壁8を形成したが、同
樹脂にアルミナ、シリカ等の粉体を混入することにより
絶縁耐力および機械的強度を増すことができる。
また、接続端子2,9の数は用途によって自由に変更する
ことも可能である。
接続端子2,9は絶縁体1の両端面外部に突出するように
配置し、モールドしているため、リード線16の端子17を
確実に接続端子2,9に接続することができ、接触不良が
発生することはない。
また、第6図に示すように接続端子9の周囲に対し凹部
19を形成することにより、接続端子9とその周状に配置
されている各接続端子2との沿面距離を確実に確保する
ことができる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるものではな
く、この考案の趣旨から逸脱しない範囲内で任意に変更
することも可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案によれば絶縁体と一体の絶
縁壁にて各接続端子の露出端間に沿面距離を確保でき、
別部材構成のスペーサ等を要することなく、各接続端子
の露出端間における短絡発生を防止することができる。
又、周状をなす各接続端子の露出端と放射状をなす絶縁
壁のひだ部との特徴的配置構成により、絶縁体の軸心を
中心とする全方位に向けて制御線引出用の接続端子を対
応配置できるとともに、ひだ部と各接続端子間の間隙ス
ペースを利用して各接続端子の露出端に対する制御線の
接続作業を他の接続端子に接続された制御線に触れたり
することなく迅速かつ容易に行なうことができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は制御線引出接続端子の平面図、第2図は制御線
引出接続端子の側面図、第3図は第1図のX−X線断面
図、第4図は制御線引出接続端子を開閉器本体ケースに
取り付けた状態を示す一部切り欠き側面図、第5図は絶
縁壁の形状を示す一部拡大斜視図、第6図は絶縁壁の形
状の別例を示す一部拡大斜視図、第7図は従来の制御線
引出接続端子平面図、第8図は従来の制御線引出接続端
子を本体ケースに取り付けた状態を示す断面図である。 1……絶縁体、2……接続端子、8……絶縁壁、8b……
ひだ部、9……接続端子、10……開閉器本体ケース、S
……制御線引出接続端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉器本体ケースに貫通取着される柱状絶
    縁体の内外両端面に対し同絶縁体の軸心を中心として放
    射状をなす複数のひだ部を備えた絶縁壁を突出形成する
    とともに、前記絶縁体内には両端が絶縁体の内外端面か
    ら露出する複数の接続端子を前記絶縁体の軸心を中心と
    して周状に、かつ、前記各ひだ部の間に各接続端子の露
    出端が位置するよう配置し、互いに隣接する接続端子の
    露出端同士を前記絶縁壁のひだ部により間隙をおいて隔
    離したことを特徴とする制御線引出接続端子。
JP16608088U 1988-12-21 1988-12-21 制御線引出接続端子 Expired - Fee Related JPH0635340Y2 (ja)

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