JPS5840513Y2 - 真空ヒュ−ズの電極構造 - Google Patents

真空ヒュ−ズの電極構造

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JPS5840513Y2
JPS5840513Y2 JP6709280U JP6709280U JPS5840513Y2 JP S5840513 Y2 JPS5840513 Y2 JP S5840513Y2 JP 6709280 U JP6709280 U JP 6709280U JP 6709280 U JP6709280 U JP 6709280U JP S5840513 Y2 JPS5840513 Y2 JP S5840513Y2
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JP
Japan
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electrode
fuse
electrode structure
vacuum
conductor
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JP6709280U
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JPS56169351U (ja
Inventor
典夫 工藤
和敏 寉田
Original Assignee
日本無線株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヒユーズエレメント溶断時に軸方向磁界が発生
するようにした電極構成体を有する真空ヒユーズの電極
構造に関する。
従来、この種真空ヒユーズに関しては本出願人が特願昭
52−13185において提案したように、対向した導
体軸間に溶断可能なヒユーズエレメントを接続し、中心
部を開孔した円板状電極を対向配置してその裏面に螺旋
状導体板を設けてヒユーズエレメント溶断時に軸方向磁
界を発生させ、しゃ断性能を向上させたものがある。
第1図は、前述した真空ヒユーズの例で、1はヒユーズ
エレメントで坤心を開孔した円板状の電極2 a 、2
bを貫通して導体軸3a、3bに接続されている。
4a、4bは螺旋状導体板で中心側端部は導体軸3a、
3bに接続され、外周側端部は電極2a、2bの外周部
に取り付けられた円筒状リング5a、5bに接続されて
、電極構成体旦(、妙を形成している。
さらにこ電極構成体6a、6bを囲むように略円筒形の
シールド7を配置し、ガラス又はセラミックからなる絶
縁容器8と、その両端開口部に取り付けられた端部フラ
ンジ9a、9bにより内部を真空に保持している。
この場合、螺旋状導体板4a、4bの中間部分と電極2
a、2bとは接触することなく間隙10 a 、10
bを有し、螺旋の巻き方向は電極表面よりみて互いに同
一方向としている。
そして、事故電流によりヒユーズエレメントが溶断して
、アークが電極2a、2b間に発生すると電流が螺旋状
導体板4 a 、4 bを通流することにより軸方向磁
界が発生するようにしていた。
しかしながら、この構成では軸方向磁界は前記円筒状リ
ング5a、5bより内側に限定され、この円筒状リング
5a、5bに対した電極表面外周部は軸方向磁界が発生
しない。
また螺旋状導体板4 a 、4 bの中心近傍の螺旋に
より発生する磁界は電極表面外周部では外周側の螺旋に
より発生する磁界を低下させる方向に作用するため軸方
向磁界としては中心部が強くなることにより、結局、ア
ークは中心部に閉じ込められ、電極の有効利用が損なわ
れることになり、大きなしゃ断性能を得るには大きな円
筒リング即ち、大きな電極を必要とし、真空ヒユーズが
大きくなる欠点がある。
本考案は、これら欠点を除去するためになされたもので
、その特徴とするところは前記螺旋状導体板の替りに軸
方向磁界を発生させるためのコイル部を電極外周側面に
形成して、ヒユーズエレメント溶断後発生したアークが
電極全面に均一に広がるようにしたもので、以下に図面
により詳細に説明する。
本考案による両電極構成体は同一形状であるので片側の
電極構成体について説明する。
第2図および第3図は、夫々、本考案の実施例になる電
極構成体11の電極表面側からみた斜視図および電極裏
面側からみた斜視図である。
図において12はヒユーズエレメント、13は導体軸、
14は電極である。
この電極14は中心に開孔部15を有し、側面には2個
所に接続部16 a 、16 bを残しほぼ半円周にわ
たって電極表面17と平行に2個の円弧状溝18 a
、18 bおよびこの円弧状溝18a。
18bの端部に続けて軸方向溝19 a 、19 bが
設けられている。
即ち、上記溝18 a 、18 bおよび19a、19
bを切ることにより電極14の側面にはコイル部20
a 、20 bが形成される。
21は連結板で、中心は開孔して導体軸13に、両端は
前記コイル部20a、20b(7)端部22 a 、2
2 bに夫々接合している。
このような構成としたので、ヒユーズエレメント12が
溶断し、アークが電極間に発生すると電流■は矢印で示
すように導体軸13を通り、連結板21でI/2に分割
されてコイル部20 a 、20 bを通流して接続部
16 a 、16 bから電極表面17に流入し軸方向
磁界を発生させる。
この場合I/2の電流がほぼ1ターンのコイルを通して
流れたことと等価となる。
なお、この例ではコイル部20a、20bは円周をほぼ
2等分した例を示したが何等分でも良い。
以上説明、したように本考案によれば軸方向磁界を発生
させるコイル部を電極側面のみに設けであるので、電極
中心部の磁界が大きくなることはなく、アークが電極全
面に均一に拡散するため、小さな電極径にて大きなしゃ
断性能を有する真空ヒユーズを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の真空ヒユーズの断面図、第2図は本考案
の一実施例の電極構成体の電極表面側からみた斜視図、
第3図は同電極構成体の電極裏面側からみた斜視図であ
る。 12・・・・・・ヒユーズエレメント、13・・・・・
・導体軸、14・・・・・・電極、20 a 、20
b・・・・・・コイル部、21・・・・・・連結板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空容器とその内部に導体軸および中心部を開孔した電
    極を対向配置し、該電極を貫通し、前記導体軸を橋絡す
    るヒユーズエレメントを備えた真空ヒユーズにおいて、
    前記電極を椀形とした電極14と、該電極14の側面に
    電極表面と平行に設けた円弧状の溝18と、該溝18の
    端部から導体軸13方向に設けた溝19を切ることによ
    り前記電極14の側面に形成されるコイル部20と、該
    コイル部20の端部22と、前記導体軸13とを連結す
    る連結板21とを備え、前記ヒユーズエレメント12の
    溶断時に軸方向磁界が発生するようにしたことを特徴と
    する真空ヒユーズの電極構造。
JP6709280U 1980-05-16 1980-05-16 真空ヒュ−ズの電極構造 Expired JPS5840513Y2 (ja)

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JPS56169351U JPS56169351U (ja) 1981-12-15
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