JPS5876481A - 撥水撥油剤組成物 - Google Patents

撥水撥油剤組成物

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JPS5876481A
JPS5876481A JP17475381A JP17475381A JPS5876481A JP S5876481 A JPS5876481 A JP S5876481A JP 17475381 A JP17475381 A JP 17475381A JP 17475381 A JP17475381 A JP 17475381A JP S5876481 A JPS5876481 A JP S5876481A
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water
oil
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methyl
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Koichi Yamada
幸一 山田
Jiyunko Nishiyama
西山 潤子
Kiyoshi Morohara
諸原 潔
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維、衣料等に使用したときに生ずるシミ残り
を改良した撥水撥油剤組成物に関する。
繊維1.衣料、皮革等に撥水性を付与するために種々の
撥水剤が用いられているが、フッ素系撥水撥油剤はシリ
コーン系の撥水剤に比べて、撥水性能がすぐれているこ
と、速効性であること、少量で効果を発揮するという利
点のほかに撥油性をも併せもつために防汚効果が期待で
きるので、エアゾールタイプとして最近広く用いられて
いる。しかしフッ素系撥水撥油剤を含有したエアゾール
を衣料等に吹きつけたり、又は該撥水撥油剤を溶剤にと
かした液を布に塗布すると、溶剤が蒸発した後の衣料等
に白色のシミが生じるという欠点がある。特に衣料等が
黒、紺色等の濃い色彩を有する場合には、白いシミが目
立ち外観を著しく損なうものである。
従来シミ残りを改良するために有機溶剤の検討 ゛が行
なわれており、1.1.2−トリクロル−1,2,2−
トリフルオルエタンがフッ素系撥水撥油剤の溶剤として
好ましいとされているが、これとてシミ残りを完全に解
決するものではない。また石油系溶剤のミネラルターペ
ンを用いるとシミ残りはかなり改良されるもののミネラ
ルターペンの沸点が高いために蒸発に時間がかかり好ま
しくない。
本発明者らは前記欠点を解決するために研究を重ねた結
果、7ノ素系撥水撥油剤及び塩素系溶剤に、特定の二価
アルコール、を配合することにより、シミ残シが著しく
改良されることを見出し本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、 囚 フッ素系撥水撥油剤    0.05〜5重量係(
B)  塩素系溶剤       30〜9994重量
%(C)炭素数3〜8の二価アルコール 0.01〜5重量係 を含有してなる撥水撥油剤組成物である。
本発明における成分図のフッ素系撥水撥油剤は、パーフ
ルオロアルキル基又はフルオロアルキル基を有する重合
可能なモノマーの重合体若しくは該モノマーと他種モノ
マーとの共重合体などであり、通常市販されている7ノ
素系の撥水撥油剤をそのまま用いることもできる。この
うち式(1)又は(II)で示されるものの重合体又は
これらと式(IDで示されるものとの共重合体が好まし
い。
R,80N(R)R0COC(R,) = CH2・・
・・・・・・・(II)(式中、Rは炭素数3〜20の
パーフルオロアルキル基、Rは炭素数1〜8のアルキレ
ン基、R2は水素又はメチル基 R3は水素又は炭素数
1〜3のアルキル基を示す。) R0COC(1’t ) = CH・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・(10(式中、Rは炭素数3〜28のアルキル基、R
5は水素又はメチル基を示す。) さらに一般式(1)又は1(■)で示されるモノマーと
一般式(1)で示されるモノマーの代りに、若しくはそ
れとともにアクリロニトリル、メタクリロニトリル、エ
チレン、酢酸ビニル、スチレン、ブタジェン、クロロブ
レンの様なフルオロアルキル基を有しないモノマーの1
種又は2種を共重合させたものも使用可能である。これ
らのフルオロアルキル基ヲ有しないモノマーを共重合さ
せることにより撥水撥油性、汚れ脱離性以外に耐久性、
柔軟性、感触などの性能を適当に改善し得るものである
。また撥水撥油剤として一種類の重合体を用いることの
外にフルオロアルキル基の含有割合が異なる2種以上の
重合体を混合使用することも可能である。
たとえば、一般式(1)と(IIDの共重合体及び一般
式(II)と(IIDO共重合体を混合使用することな
どである。
撥水撥油剤組成物における成分(8)の配合量は、0.
05〜5重量係、好ましくは0.3〜2重量係である。
成分(5)の配合量が0.05重量%未満では十分な撥
水撥油性が得られず、5重量%を越えて配合すると、塩
素系溶剤への溶解性が低下するとともに被処理物の風合
が劣化したり、白化が生じるから′ である。
本発明における成分(B)の塩素系溶剤としては、塩素
化炭化水素系溶剤、フレオン系溶剤が用いられ、具体的
にはジクロルメタン、1,2ジクロルエタン、1,1.
1−1−ジクロルエタン、トリクロルエチレン、パーク
ロルエチレン、フレオン112 CS −テトラクロル
ジフルオルエタン)、フレオン113(1,1,2−)
ジクロル−1,2,2−トリフルオルエタン)が例示さ
れる。このうち使用性の点からジクロルメタン、1,1
.1−)ジクロルエタン、フレオン112、フレオン1
13が好ましい。撥水撥油剤組成物における成分(′B
)の配合量は30〜99.94重量%であシ、好ましく
は50〜98重量係である。
本発明における成分(qは、炭素数3〜8の二価アルコ
ールである。炭素数3〜8の二価アルコールであれば、
直鎖状でも分枝鎖を有するものでもよい。また、ヒドロ
キシル基の位置はどこにあってもよい。成分(Qとして
具体的には、プロピレングリコール(1,2−プロパン
ジオール)、1.3−プロパンジオール、1,2−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、2.3−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ベンタン
ジオール、2.4−ベンタンジオール、2,5−ヘキサ
ンジオール、2−メチル−2,4−ベンタンジオール、
3−メチル−1,5−ベンタンジオール、3−メチル−
2,4−ベンタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキ
サンジオールなどが例示される。このうち炭素数4〜6
のものが好ましく、その中でも特に1,2−ブタンジオ
ール、1,3−ブタンジオール、1.5−ベンタンジオ
ール、2.4−ベンタンジオール、2−メチル−2,4
−ベンタンジオールが好ましい。炭素数が2のエチレン
グリコールや炭素数が9以上の二価アルコールではシミ
残りを改、良する効果が少なく好ましくない。
本発明においては、特に成分(qを添加することが重要
である。すなわち、成分(Qの代りに一価のアルコール
を成分(5)と(B)からなる組成に配合しても本発明
品に匹敵するほどのシミ残り防止効果はみられない。シ
ミ残り防止効果を得るために一価のアルコールを多量に
配合すると成分囚が溶解しにくくなるとともに、スプレ
ー使用時に白化するという欠点が生じる。又、三価以上
の′ナルコールは成分(B)に溶解せず、本発明品−匹
敵するほどのシミ残り防止効果は認められない。
伺、成分(Qの配合量が0.01重量係未満の場合には
良好なシミ残り防止効果が得られず、成分(B)に対す
る溶解性の点よシ5重量係を越えて配合することは好ま
しくない。成分(qの好ましい配合量は0.05〜1重
量係、である。
本発明の撥水撥油剤組成物は、そのまま被処理物品に塗
布又は被処理布を浸漬処理する等の溶液型として使用し
得るが、撥水撥油剤組成物を調製後噴射剤を加えて容器
に充填することにより容易にエアゾール化して使用でき
る。この際の噴射剤としては、LPG、プロパン、ブタ
ン、ジクロルジフルオルメタン(フレオン12)、フル
オルトリクロルメタン(フレオン11)、ジクロルテト
ラフルオルエタン(フレオン114)、ジメチルエーテ
ル、CO2、N20などが使用可能である。本発明品と
噴噴射剤との配合割合は99/1〜30/70 (重量
%)、好ましくは97/3〜50150 (重量%)で
ある。
本発明の撥水撥油剤組成物は前記使用形態(溶液型、エ
アゾール型など)、被処理物品の種類に応・じ任意の方
法で被処理物品に使用されるが、エアゾール型は単にこ
れを被処理物に吹きつけるだけで良いために使用しやす
く本発明品の使用形態として特に好適である。
本発明の撥水撥油剤組成物には、さらに少量のシリコー
ン系撥水剤、防虫剤、帯電防止剤、難燃剤を配合するこ
とができる。
本発明品によれば綿、羊毛、絹などの矢然繊維。
レーヨン、キュプラ等の再生繊維、アセテート。
トリアセテート等の半合成繊維、ポリエステル。
ポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニル等の合成繊維、これらの混合繊維及びこ
れらによる布地、衣料、ガラス繊維。
アスベスト繊維、ガラス、紙、木、皮革9毛皮。
レンガ、セメント、金属、プラスチック、プラスターに
対してシミ残りがなくかつ、優れた撥水撥油性を付与す
ることができる。この際撥油性付与の効果として、防汚
効果も発揮される。本発明品は噴射剤であるフレオンと
の相溶性が良いために特にエアゾール化に好適であり、
速乾性を有するものである。
次に実施例により本発明を詳述する。以下の実施例中撥
水性、撥油性、シミ残シは次の方法で評価した。
0撥水性 被処理物としてウールトロピカル及びテト綿を用いJ 
I S−I、−1092のスプレー法により評価した。
評価基準を表−1に示す。
表−1 0撥油性 n−へブタンとヌジョールとの各種混合比の組成物を試
験布(ウールトロピカル、テト綿)に滴下し、その液滴
を3分以上保持できる液組成により撥油性を求めた。撥
油性の評価基準を表−2に示す。
表−2 0シミ残り 黒色のウールトロピカルに撥水撥油剤組成物を吹きつけ
、つり下げ風乾後シミの発生状態を表−3に示した基準
で判定した。
表−3 実施例1 各種添加剤を加えたエアゾール撥水撥油剤組成とC8H
,□0COCH= CH,との共重合3体からなる撥水
撥油剤           0.5重量%(B) 1
.1.1−トリクロルエタン   83重重量%q各種
添加剤(表−4)      0.5重量%噴射剤(フ
レオン12/フレオン11 = 6/4 ) 16重重
量%作成し、性能を評価した。結果を表−4に示す。
義−4より本発明品である成分(qの炭素数3〜′8の
二価アルコールを含有するものは撥水撥油性を低下する
ことなく、シミ残りを著しく改良することがわかる。
実施例2 アルコールの4種類をかえた以外は実施例1と同一の成
分、配合量からなるエアゾール撥水撥油剤を製造し、性
能を評価した。
2.4−ベンタンジオールを用いたもののシミ残りは5
と良好であったが、ペンチルアルコールでは2、ペンタ
エリスリトール、グリセリンはともに1であシ、−価ア
ルコール、3価以上のアルコールではシミ残り改良効果
はみられなかった。
伺、いずれを添加したものの撥水性、撥油性叫未添加品
と同等であった。
実施例3 下記の各種撥水撥油剤組成物(組成物中の係は重量%で
ある)について性能を評価したところ、いずれの組成も
ウールトロピカルに対する撥水性は90以上、撥油性は
120以上の値を示し、シミ残りも4以上の値を示した
。尚、組成物3及び4については、原液を布30 X 
30cWL当り51塗布して性能を評価した。
組成物I C8F1□a−I2CH20COC)(=CH2トCH
2−CHCoNI−(CH20C4H9との4/1共重
合体0.6% フレオン113           81.1%1.
2−ブタンジオール        0.3%噴射剤(
フレオン12/LPG = 674 )   18 %
組成物2 C8F、7CH2CH20CO(CH3)C=cH2ト
CH0COCH=CHとの9/1共重合体  1.0 
 %4 9             2 ジクロルメタン         73.7%2.4−
ベンタンジオール        0.3  %香料 
     0.01% 炭化水素ガス           24.99%組成
物3 F2HC(CF2)5SO2NH(CH2)30COC
H−CH2とC,H,1OCOCH=C)もとの6/4
共重合体 0.2  %1.1.1−トリクロルエタン
      99.75%2−メチル−2,4−ベンタ
ンジオール   0.05%組成物放 物とアクリロニトリル及びCH2=CHC0NHCH2
0C4I−7との7/2/1の共重合体       
0.4%ジクロルメタン         99.4%
1.3−ブタンジオール           0.2
%特許出願人 ライオン株式会社 代理人 箱1)篤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t  (A)フッ素系撥水撥油剤  005〜505〜
    5重量%素系溶剤     30〜99.94重量係(
    Q炭素数3〜8の二価アルコール 0.01〜5重量% を含有してなる撥水撥油剤組成物。 2、  成分(Qが炭素数4〜6の二価アルコールであ
    る特許請求の範囲第1項記載の撥水撥油剤組成物。 3 成分(B)がジクロルエタン、1,1.1−トリク
    ロルエタン、S−テトラクロルジフルオルエタン、1,
    1,2−トリクロル−1,2,2−トリフルオルエタン
    の群から選ばれる塩素系溶剤である特許請求の範囲第1
    項記載の撥水撥油剤組成物。
JP17475381A 1981-10-31 1981-10-31 撥水撥油剤組成物 Granted JPS5876481A (ja)

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JPS6261631B2 JPS6261631B2 (ja) 1987-12-22

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ID=15984075

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724941U (ja) * 1993-10-07 1995-05-12 千代田技研工業株式会社 堆肥化装置における攪拌機構の旋回機構
JP2010043277A (ja) * 1998-12-22 2010-02-25 Daikin Ind Ltd 撥水撥油剤水性分散液
US7901589B2 (en) * 2009-06-29 2011-03-08 E.I. Du Pont De Nemours And Company Propanediol soil resist compositions

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US7901589B2 (en) * 2009-06-29 2011-03-08 E.I. Du Pont De Nemours And Company Propanediol soil resist compositions

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