JPS5874044A - 半導体基板及びそれを用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体基板及びそれを用いた半導体装置の製造方法

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JPS5874044A
JPS5874044A JP17428181A JP17428181A JPS5874044A JP S5874044 A JPS5874044 A JP S5874044A JP 17428181 A JP17428181 A JP 17428181A JP 17428181 A JP17428181 A JP 17428181A JP S5874044 A JPS5874044 A JP S5874044A
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JP
Japan
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wafer
semiconductor substrate
periphery
strained layer
slip
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JP17428181A
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English (en)
Inventor
Kazuya Kikuchi
菊池 和也
Atsuo Nishikawa
西川 敦夫
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/322Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to modify their internal properties, e.g. to produce internal imperfections
    • H01L21/3221Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to modify their internal properties, e.g. to produce internal imperfections of silicon bodies, e.g. for gettering

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体基板の構造に関する。
半導体装置の製造において、半導体基板(たとえばSl
  ウェハ)は、多くの高温熱処理工程を経る。例えば
、酸化工程、拡散工程、エピタキシャル層成長工程等が
ある。これあの高温熱処理工程において、Sl  ウェ
ハ内部に温度差が生じる。例えば、酸化、拡散に用いる
電気炉のような温度分布の良い炉を用いてもウェハの挿
入や引き出しの際に結晶内やウェハの中心部と周辺部に
温度差を生じる。また、エピタキシャル層成長では、S
1ウエハの表面と裏面に温度差が生じる。このとき、S
i  ウェハ周辺にカケやキズがあると、結晶全体らに
その点の応力が強オって第1図の如く、Stウウェ1の
周辺部から内部にむかってスリップ2が形成される。こ
のスリップが発生すると、S1ウ工ハ表面に段差が生じ
るため、パターンの転写工程上好ましくなく、また、拡
散等において異常拡散がおこったり、特性のリーク発生
原因となり著しく歩留りを低下させる。
そこで、従来、微小欠陥の吸収あるいは発生防止方法と
して、Sl  ウェハの裏面全体にラップ面のような加
工歪あるいは凹部を形成しておく方法がある。しかし、
Si  ウェハの裏面全体に加工歪あるいは凹部を深く
形成すると、逆に結晶欠陥の核になることがあり、また
、高温熱処理においてSl  ウェハのソリが大きくな
るという問題点がある。ソリが発生した場合は更にスリ
ップ発生の原因となるまた、加工歪あるいは凹部が浅い
と、微小欠陥の吸収あるいは発生防止の効果が少ない。
以上の如〈従来は基板構造に関した効果的なスリップ防
止方法がなかったそのため一現在、スリップ発生防止は
、高温熱処理工程における熱処理方法を改善することに
よって防止している。例えば、酸化拳拡散においては、
ボートの挿入や取り出しの際、電気炉の温度を低くして
おいて(例えば、800℃)、ボートを所定の位置に挿
入後、所望の酸化、拡散温度(1100℃)に上げて行
なっている。また、ボートの挿入や引き出しの際、ボー
トローダ−のスピードを6〜10m/分でゆっくりと行
なって81  ウェハ内部に温度差が生じにくいように
している。しかし、この方法では、処理時間がかかる。
また、半導体装置の設計上、極く浅く拡散する場合は、
熱処理時間を短くする必要があるため、上記方法を用い
ることができないので、やむをえず急加熱や急冷却にし
なければならない。この場合、スリップの発生が多くな
るという問題がある。
また、エピタキシャル層成長においては、Siウェハ内
の温度差及び急激な温度変化を避けるために、昇温及び
降温の温度勾配をゆるくして行なっている。そのため、
エピタキシャル層成長に時間がかかる。また、最近のよ
うにSi  ウェハの口径が大口径になり、それにとも
なってSt  ウェハの厚みも厚くなっており、しかも
、減圧エピタキシャル装置では数十〜数百2/分のH2
,ガスを流すため、Si  ウェハの表面と裏面に温度
差が生じやすく、エピタキシャル成長方法によってスリ
ップの発生を防止することが困難になっている。
そこで、本発明の目的は、半導体基板周辺にカケやキズ
があっても、高温熱処理工程においてスリップが発生し
な、い構造を有する半導体基板を提供することである。
すなわち、本発明の半導体基板は、下記の構造を有して
いることを特徴とする。
Sl  ウェハに発生するスリップは、前記にも述べた
ように、高温熱処理工程において、熱応力が、Si  
ウェハ周辺にあるカケやキズに集中し転位が発生し、そ
の点の応力が強まって結晶全体が変形し、ある結晶面方
位に直線的に伸びた結晶のずれ(段差)である。従来使
用されている84  ウェハには、裏面全体にラップ面
のような加工歪層を浅く形成したも、のはあるが、この
加工歪層によって吸収できるのは表面附近に潜在してい
る微少欠陥であり、高温熱処理工程の熱応力によって生
じるスリップを吸収することができない。なぜならば、
スリップは結晶全体の変形であるため、浅い加工歪層で
は、吸収しきれないからである。
そこで、本発明にかかるSi  ウェハは、81  ウ
ェハの周辺に沿って、周縁部にたとえば一様な幅及び深
さを有する深い加工歪層あるいは凹部を形成した構造を
有している。このような構造にすることによって、St
  ウェハ周辺のカケやキズに熱応力が集中しても、周
囲に形成した加工歪層あるいは凹部によって分散吸収さ
れ、その加工歪層あるいは凹部よりSi  ウェハ内に
スリップが発生することがない。
以下、本発明を実施例に従って説明する。
本発明のSt  ウェハは、第2図(、)に示すように
、Sl  ウェハ3の周縁部に、周辺に沿って、周辺よ
り敷部以内に一様な幅及び深さを有する加工歪層あるい
は凹部4を形成したものである。なお、加工歪層あるい
は凹部は、周辺よシ何■でも効果はあるが、加工歪層あ
るいは凹部を形成した領域より外周領域には、積層欠陥
等の欠陥ができるので周辺より6wa以内にした方がよ
り多くの単導体装置を作ることができる。
第2図(b)〜(1)に本発明の実施例St  ウェハ
の断面構造を示す。
第2図(ロ)は、Sl  ウェハ3め表面6の周縁部に
、周辺に沿って、周辺より敷部入った位置に一様な幅及
び深さを有する凹部7を形成したものである。
第2図(C)は、第2図(ロ)と同様に、Sl  ウェ
ハ3の裏面6に凹部1を形成したものである。
第2図(d)は、St  ウェハ3の表面5の周縁部に
、7 ・、−゛ 周辺に沿って、周辺より数膿入った位置に一様な幅及び
深さを有する加工歪層8を形成したものである。第2図
(−)は、第2図(d)と同様に、Sl  ウェハ3の
裏面eに加工歪層8′を形成したものである。
第2図(f)は、第2図(d) t (e)と同様に、
表面6から裏面6にかけて加工歪層8“を形成したもの
である。
第2図(q)は、Sl  ウェハ3の表面6の周縁部に
、周辺に沿って、周辺より数■入った位置まで全領域に
一様な幅及び深さを有する加工歪層9を形成したもので
ある。第2図(h)は、第2図(a)と同様に、St 
 ウェハ3の裏面6に加工歪層9′を形成したものであ
る。。
第2図(i)は、第2図(CI) 、 (h)と同様に
、表面6から裏面6にかけて加工歪層9“を形成したも
のである。
なお、第2図伽) 、 (a) p (d) t (e
) t (q) p (h)では、片面しか凹部あるい
は加工歪層を入れていないが両面に入れてもよい。また
、本実施例では、凹部あるいは加工歪層を周縁部に一重
円しか形成していないが、同心円状に2重円、3重円に
形成しても良く、多く四部あるいは加工歪層を形成して
いるほど、効果が大きい。また、凹部と加工歪層を例え
ば第2図(C)と(q)を併用しても良い。
壕だ、本実施例では、裏面全体に浅い加工歪層を形成し
ていないが、第3図に示せように、S1ウエハ3の裏面
6全体に浅い加工歪層10が形成してあっても良く、加
工歪層1oよりも深い凹部11または第2図(b)〜(
i)に示す凹部あるいは加工歪層を形成すれば効果はあ
る。St  ウニ八周縁部に入れる凹部あるいは加工歪
層は深さが深いほど効岑が大きいが、凹部の場合、あま
り深すぎるとSt  ウェハ周辺の強度が弱くなるので
、Si  ウェハの厚みの%以内が良い。
凹部あるいは加工歪層の形成方歩としては以下のような
方法がある。
(1)弗酸と硝酸−合液のようなエツチング液によるウ
ェットエッチ方式。
@)スパッタエッチ、プラズマエッチのようなドライエ
ッチ方式。
9−1−シ (3)レーザー光を用いて行なうレーザー加工方式。
(4)ダイヤモンドペンなどによって機械′的に凹部を
形成する方式。
(6)イオン注入方式。
(6)サンドラスト方式。
(7)機械的に加工歪層を入れる方式。
その他、一様な幅及び深さで加工歪層あるい昧凹部を形
成することができる方法なら、どのような方法でも良い
以上のように、本発明によれば、Sl  ウェハの周縁
部に一様な幅及び深さを有する凹部あるいは加工歪層を
形成しておくことによって、例えば、第4図に示すよう
に81  ウェハ3の周縁部に形成した凹部12で、高
温熱処理工程の熱応力によって生じたスリップ13は分
散吸収され、凹部12よシ内部のSl  ウェハ3上に
はスリップが発生しない。また、Sl  ウェハ周辺に
、第2図(9)〜(i)のような加工歪層があれば、S
l  ウェハ周辺のカケやキズに熱応力が集中しないの
でスリップは発生10ベーン・ しない。すなわち、スリップはSt  ウェハ周辺にあ
るカケやキズに熱応力が集中し、ある結晶面方位に応力
が加わり、結晶がずれるために一生する。
そのため、本発明のように凹部や加工歪層が入っている
と、その部分の結晶の結合がきれていたりくずれていた
りするので、ある結晶面方位に応力が加ってもその部分
で分散されたり吸収されたシすることになり、それ以上
スリップが結晶面方位に沿って内部に伸びることがない
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半導体基板におけるスリップの発生状態
の一例を示す図、第2図(、)は本発明の半導体基板の
一実施例の表面構造図、第2図(b)〜(1)は、本発
明の他の実施例の半導体基板の断面構造図、第3図は本
発明の半導体基板のさらに他の実施例の断面構造図、第
4図は本発明の半導体基板を用いた場合のスリップの発
生状態の一例を示す図である。 12・…・・凹部、8.8’、8“、9.9’、9”、
10・・・・・・加工歪層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名第1
図 第2図 s2rII 第3図 第 4 図 手続補正書 昭和!7年 2月 tPa 特許庁長官殿 1事件の表示 昭和66年特許願第174281  号2発明の名称 半導体基板 3補正をする者 特  許  出  願  人 住 所  大阪府門真市大字門真1006番地名 称 
(582)松下電器産業株式会社代表者    山  
下  俊  彦 4代理人 〒571 住 所  大阪府門真市大字門真1006番地松下電器
産業株式会社内 明   細   書 2、特許請求の範囲 (1)半導体基板において、周辺部に欠陥阻止部が円弧
状に形成されていることを特徴とする半導体基板。 し)欠陥阻止部が、連続的あるいは断続的に形成されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載する
半導体基板。 (3)欠陥阻止部が、片面あるいは両面に形成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載する半
導体基板。 (4)欠陥阻止部が、凹部あるいは加工歪層の少なくと
も一方から成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載する半導体基板。 (6)半導体基板の周辺部に欠陥阻止部を円弧状に形成
した後、前記半導体基板を熱処理を含む工程で加工処理
を行なうことを特徴とする半導体装置の製造方法。 3、発明の詳細な説明 本発明は、半導体基板およびそれを用いた半導体装置の
製造方法に関する。 半導体装置の製造において、半導体基板(St務エバ)
は、多くの高温熱処理工程を終る。例えば、酸化工程、
拡散工程、エピタキシャル層成長工程等がある。これら
の高温熱処理工程において、siつ□エバ内部に温度差
が生じる。例えば、酸化。 拡散に用いる電気炉のような温度分布の良い炉を用いて
もウェハの挿入や引き出しの際に結晶内やウェハの中心
部と周辺部に温度差を生じる。また、エピタキシャル層
成長では、8iウエハの表面と裏面に温度差が生じる。 このとき、siウウェ・周辺にカケやキズがあると、結
晶全体の熱応力がカケやキズに集中し転位が発生する。 そして、転位の発生によって結晶が変形するとさらにそ
の点の応力が強まって第1図の如く、S1ウエノ・1の
周辺部から内部にむかってスリップ2が形成される。 このスリップが発生すると、Stウニ八衣表面段差が生
じるため、パターンの転写工程上好ましくなく、また、
拡散等において異常拡散がおこった9、特性のリーク発
生原因となシ著しく歩留シを低下させる。 従来、スリップの発生を防止するために、S1ウエハの
周辺すなわち縁部のカケやキズの影響ヲ取り除くため、
10〜70μmに及ぶ面とりエツチングを行っている。 しかし、これでも十分でなく、よく知られているように
、かなり注意して熱処理などの操作を行っても、スリッ
プが周辺に入り易い。このため一般に周辺部に位置する
半導体素子の特性は悪く、歩留りも非常に悪い。 一般に1、スリップ発生防止は高温熱処理工程における
熱処理方法を改善することによっても防止することがア
きる。例えば、酸化、拡散においては、ボートの挿入や
取シ出しの際、電気炉の温度を低くして゛おいて(例え
h、aoo℃)、ボートを所定の位置に挿入後ご所望の
酸化、拡散温度(1100℃)に上げて行なっている。 また、ボートの挿入や引き出しの際、ボートローダ−の
スピードを6〜10儒/分でゆっ〈シと行なってStウ
ウェ内部に温度差が生じにくいようにしている。しかし
、この方法では、処理時間がかかる。 また、半導体装置の設計上、極ぐ浅く拡散する場合は、
熱処理時間を短くする必要があるため、上記方法を用い
ることができないので、やむをえず急加熱や急冷却にし
なければならない。この場合、スリップの発生が多くな
るという問題がある。 また、エピタキシャル層成長においては、Siウェハ内
の温度差及び急激な温度変化を避けるために、昇温およ
び降温の温度勾配をゆるくして行なっている。そのため
、エピタキシャル層成長に時間がかかる。また、最近の
ように8iウエハの口径が大口径になシ、それにと8な
って19i ウェハの厚みも厚くなっ、ており、しかも
、減圧エピタキシャル装置では数十〜数百Q/分のH2
ガスを流すため、Siウェハの表面と裏面に温度差が生
′  □・−1 じやすく、エピタキシャル成長方法によってスリップの
発生を防止することが困難になっている。 また、このような工夫をしても、転位やスリップなどの
欠陥の発生は幾分生じ、製造ラインで繰シ返される熱処
理によるスリ、プが重なって、かなり多くのスリップが
最終的に生じているのが観察される。このため、上述し
たように周辺部での歩留りは悪く、この改善が望まれて
いた。 そこで、本発明の目的は、半導体基板周辺にカケやキズ
があっても、高温熱処理工程において転位やスリップな
どの欠陥が発生しない構造を有する半導体基板およびそ
れを用いた半導体装置の製造方法を提供することである
。 すなわち、本発明に係る半導体基板は、下記の構造を有
していることを特徴とする。 すなわち・本発明に係る8” ウ”パター・ 8”ウェ
ハの周辺部にほぼ周辺に沿って深い加工歪層あるいは凹
部などの欠陥阻止部が形成された構造を有している。こ
のような構造にすることによりて、si ウェハ周辺の
カケやキズに熱応力が集中しても、周囲に形成した加工
歪層娶るいは凹部などの欠隔阻止部によって分散吸収さ
れ、その加工歪層あるいは凹部などの欠陥阻止部よりS
tウウェ内にスリ、プが発生することがない。しかも、
加えられた凹部や加工歪層から内部に向はスリップが発
生1ないことが確められた。 以下、本発明を実施例にしたがって説明する。 本発明の81ウエハは、第2図(a)に示すように、・
8i ウェハ3の周辺に、周辺に沿って、周辺よシ数騙
以内に一様な幅および深さを有する加工歪層あるいは凹
部などの欠陥阻止部4を形成したものである。なお、加
工歪層あるいは凹部は、周辺よシ何・襲でも効果はある
が、加工歪層あるいは凹部を形成した領域よシ外周領域
には、積層欠陥等の欠陥ができるので周辺よpsw以内
にした方がより多くの半導体装置を作ることができる。 第2図Φ)〜(i)に本発明の実施例の断面構造を示す
。 第2図(ロ)は81ウニ/S3の表面6の周辺部に、周
辺に沿って、周辺より数1入った位置に一様な幅および
深さを有する凹部7を形成したものである。 第2図(0)は第2図伽)と同様に、8iウエノ・3の
7   ・ 裏面6に凹部7′を形成したものである。 第2図(d)は、81ウニ/S3の表面6の周辺部に、
周辺に沿って、周辺よ及数箇入った位置に一様な幅およ
び深姑を有する加工歪層8を形成したものである。第2
図(e)は、第2図(ロ)と同様に、St ウェハ3の
裏面6に加工歪層8′を形成したものである。 第2図(1)は、第2図(d) 、 (e)と同様に、
表面6から裏面6にかけて加工歪層iを形成したもので
ある。 第2図((J)は、S1ウエノ・3の表面6の周辺部に
、周辺に沿って、周辺より数襲入りた位置まで全領域に
一様な幅および深さを有する加工歪層9を形成したもの
である。第2図色)は、第2図(φと同様に、8iウエ
ハ3の裏面6に加工歪層dを形成したものである。 第2図(i、)は、第2図(4,、、* 、?l)と同
、様に、表面6から裏面6にかけて加工歪層dを形成し
たものである。以上、第2図(ロ)、(C)で説明した
凹部7,7′は■字状溝となっているが、第2図(q)
の加工歪層e。 同様の効果が得られることは云うまでもない。 なお、第2図(ロ)、 ((り 、 (ct) * (
e) # (q)、(ロ)では、片面しか凹部あるいは
加工歪層を入れていないが両面に入れてもよい。また、
本実施例では、凹部あるいは加工歪層を周辺部に一重円
しか形成していないが、同心円状に2重円、3重円に形
成しても良く、凹部あるいは加工歪層を多く、形成して
いるほど、効果が大きい。また、凹部と加工歪層を例え
ば第211(ct)と(q)を併用しても良い。 また、本実施例では、裏面全体に浅い加工歪層を形成し
ていないが、第3図に示すように、+3iウエハ3の裏
面6全体に浅い加工歪層10が形成してあっても良く、
加工歪層1oよりも深い凹部11または第2図勢)〜(
1)に示す凹部あるいは加工歪層を形成すれば効果はあ
る。+3iウエノ・周辺部に入れる凹部あるーは加工歪
層は、深さが深いは:;。 ど効果が大きいが、凹部の場合、あまシ深すぎるとSl
 ウェハ周辺の強度が弱くなるので、Siウェハの厚み
の棒以内が良い。 凹部の形成方法としては以下のような方法がある。 1)弗酸と硝酸の混合液のようなエツチング液によるウ
ェットエッチ方式 2)スパッタエッチ、プラズマエッチのようなドライエ
ッチ方式 3)レーザー光を用いて行なうレーザー加工方式 4)ダイヤモンドペンなどによって機械的に凹部を形成
するスクライプ方式 次に、加工歪層の形成方法としては以下のような方法が
ある。 1)イオン注入方式 2)サンドブラスト方式 3)レーザー加工方法 4)ダイヤモンドベンなどによって機械的に加工歪層を
形成するスクライプ方式 その他、一様な幅および深さで加工歪層あるいは凹部を
形成することができる方法なら、どのよNな方法でも良
い。 また、加工歪層あるいは凹部などの欠陥阻止部は、第2
図−)〜(i)の断面構造で、Siウェハの周辺部にほ
ぼ周辺に沿って連続的に形成さ−れているほど効果は大
きい。しかし、欠陥阻止部がSiウェハの周辺部にほぼ
周辺に沿って継続的に形成されていても効果はある。 本発明の骨子である凹部あるいは加工歪層を形成する工
程は、最初の熱処理が入る工程よシ前にあることが望ま
しい。しかし、機械的方法、サンドブラスト法、レーザ
法などのように、くずや、破片が発生する恐れのある方
法を使用するにあたっては、エツチングなどのクリ−リ
ングをかねた工程より以前にあることが特に、工程の短
絡化などを考えれば合理的である。特に、半導体基板表
面の最終のポリシエ工程の次に凹部あるいは加工歪層の
形成を行なった後に、表面仕上エツチング工程を行なう
ことが望ましい。 次に、本発明は従来よシ行われている基板の裏面全体に
浅い加工層を形成するいわゆるバックサイドダメッジと
は基本的に異なっていることをつけ加えておく′。 例えば、サンドブラストなどによって裏面全面に薄い歪
を加える方法がある。この方法によれば、熱処理などで
生ずる積層欠陥の発生を抑制するなどの効果が認められ
ているが、全面に歪が入っているためか、周辺よシ発生
するスリップを防止する力はなく、中心部近くまでスリ
ップが入ってぐるのが認められている。 次に限定的でない実施例を挙げる。 実施例1 第4図に示すように、8iウエノ・3の周縁部に四部1
2を形成していると、高温熱処理工程の熱応力によって
生じたスリップ13は、凹部12に分散吸収され、凹部
12よジ内部のS1ウニ・・3上にはスリップが発生し
ない。また、Siウウェ・周辺に第2図Cq>〜(6)
のような加工歪層があれば、19iウニ八周辺のカケ畢
キズに熱応力が集中しないのでスリップは発生□1しな
い。 実施例2 各種のバックサイドダメッヂの入っている81(111
)面をもつ基板〕づつ購入し、スリップ発生テストを行
なった。 熱処理条件は、乾燥酸素の流れている1100℃に保持
した電気部へ、室温よシ、30秒で内部に入れ、3分保
持後、同じ30秒かけて取り出す操作を5度繰シ返した
。その結果、スリップの発生にやや差のあるものの、多
数のスリップが発生していた。 また(111)面を有する購入ウェハにエビ成長させた
成長条件は、スリップの出やすい次の条件である。 a)サセプタの抵抗加熱方式 b)  室温からプレヒートまでの温度勾配置50℃/
分 C)ブレヒートから成長温度までの温度勾配30℃/分 d)成長温度かlら″:室温までの温度勾配置50℃/
分 やはり、多かれ少なかれスリップの発生と内部への伸長
が目立った◎ しかし、上記ウェハの裏面に本発明に係る欠陥阻止部を
次に示すような方法で各種の凹部や加工歪層を形成した
後、上記に示す熱処理あるいはエビ成長を行った所、第
4図に示すようにスリップの内部への伸長は防止されて
いた。 処理条件 12 弗硝酸によるエツチング IF  ;  HNO3=1  二 3010分間エッ
チ、10μm程度エツチ ング 2)ドライエツチング CF20ff2ガスによる反応性スパッタエッチ、40
分間エッチ、7μm程度エツチング 3)レーザ加工 3QWルビーパルスレーザ、5μmスポット径、約10
0Hz(り返しパルス。 6o鵡/ sea送シ リダイヤモンドポイント 259加圧、モーター回転駆動によシ送り20鶏/ 5
ec 6ン イオン注入 ムr+ 1d6/ca 3ookev 的 サンドブラスト方式 %式% 5KG/、J空気圧で周辺6分間処理 7)ダイヤモンドカップ加工 カップエッヂで溝加工 10μm深さに研削 82  レーザ加工 20W、ムr −CWレーザ、15μmスポット径、1
0藝/sec送り 以上、説明した如く本発明によれば簡単な構成によ77
) 8i  ウェハ周辺のカケやキズから発生するスリ
ップおよび転移を防止することができるので、その工業
的価値は高い。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来の半導体基板におけるスリップの1生状態
の一例を示す図、第2図(、)は本発明の半導体基板の
一実施例の表面構造を示す図、第2図(b)〜(i)は
本発明の実施例の半導体基板の断面構造図、第3図は本
発明の半導体基板の他実施例の断面構造図、第4図は本
発明の半導体基板を用いた場合のスリップの発生状態の
一例を示す上面図を示す。 3・・・・・・Slウェハ、4・・・・・・凹部、s・
・・・・・ウニ/−3の表面、6・・・・・・裏面、7
,7,11.12・・・・・・凹部、a、ti3.e、
9’、o;、1o・・・・・・加工歪層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周縁部の周辺に沿って基!の片面あるいは両面上
    に凹部あるいは加工歪層が形成されていることを特徴と
    する半導体基板。
  2. (2)凹部および加工歪層の両方が形成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体基板
  3. (3)凹部が一様な幅および深さを有してなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体基板。
JP17428181A 1981-10-29 1981-10-29 半導体基板及びそれを用いた半導体装置の製造方法 Pending JPS5874044A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63226030A (ja) * 1986-09-30 1988-09-20 Kyushu Denshi Kinzoku Kk 半導体基板の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5487066A (en) * 1977-12-22 1979-07-11 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor wafer
JPS5621337A (en) * 1979-07-31 1981-02-27 Fujitsu Ltd Manufacture of semiconductor element

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