JPS587346Y2 - 放射線測定装置における洗浄器の洗浄効果検出装置 - Google Patents

放射線測定装置における洗浄器の洗浄効果検出装置

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JPS587346Y2
JPS587346Y2 JP3610577U JP3610577U JPS587346Y2 JP S587346 Y2 JPS587346 Y2 JP S587346Y2 JP 3610577 U JP3610577 U JP 3610577U JP 3610577 U JP3610577 U JP 3610577U JP S587346 Y2 JPS587346 Y2 JP S587346Y2
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cleaning
radiation
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value
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JP3610577U
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JPS53131386U (ja
Inventor
石橋三男
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は放射能を含む液体又は気体の測定試料を貯留す
るサンプラを有するものにおいて、そのサンプラ内面の
放射能による汚染を洗浄する洗浄器の洗浄能力の低下を
検出する放射線測定装置における洗浄器の洗浄効果検出
装置に関する。
従来、洗浄器における洗浄能力の低下検出手段は、洗浄
器を駆動する駆動源の電気的な回路異常、又は洗浄器の
洗浄低下による機械的、化学的特性の変化、並びに洗浄
器を動作させた時の駆動音の検出等を行なって、洗浄能
力の低下を間接的に判定している。
しかして、洗浄量駆動源の回路異常を検出するものでは
、洗浄器によって洗浄される対象物の洗浄が効率よく判
定できないので、放射能の汚染がどんどん進行し、放射
能濃度の測定値もかなりあいまいなものとなってしまう
また、後者の化学的特性や駆動音を検出するものでは、
洗浄能力の判定が非常に煩雑であり、かつ間接的検出手
段であるので、洗浄能力の判定の正確性に欠ける。
本考案は以上のような実情にかんがみてなされたもので
、簡単な設備を付加して洗浄能力が所定値以下になった
ときにそれを正確に判定する放射線測定装置における洗
浄器の洗浄能力検出装置を提供するものである。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図においてサンプラ11は放射能を含む液体又は気
体の試料を貯留するもので、これの上部に放射線検出器
12を設は試料の放射能濃度を検出する。
13は放射線検出器12の出力から放射線を測定する放
射線測定器であって、ここで測定された放射線に対応す
る電気出力は後続の記録装置14で記録される。
以上の構成は通常の放射線測定装置である。
なお、サンプラ11における測定試料の流入、流出は制
御回路15からの指令により試料流入、流出制御部16
が行なう。
17は放射能を含む試料によるサンプラ11内面の汚染
を洗浄する洗浄器であって、これは制御回路15からの
指令で動作する洗浄量駆動源18によって駆動される。
洗浄器としては例えばブラシ式洗浄器あるいは超音波式
洗浄器が使用される。
この制御回路15は定期的に測定時と洗浄時その他の区
別信号を発生するようになっている。
また、以上のような放射線測定装置に、洗浄器1γの洗
浄効果を検出する洗浄効果検出部20が付加される。
即ち、この洗浄効果検出部20は、現測定値保持回路2
1と既測定値保持回路22とを直列に接続し、前段に位
置する現測定値保持回路21の入力側を前記放射線測定
器13に接続している。
そして、現測定値と既測定値は比較回路23に送られる
この比較回路23は現測定値および既測定値の差とこれ
に接続される基準値設定器24の基準値とを比較するも
のである。
25は警報器である。
また、前記制御回路15は洗浄時に現測定値保持回路2
1、既測定値保持回路22および比較回路23に動作指
令信号を与えるようにしている。
次に、第1図に示す装置の作用を説明する。
今、制御回路15より放射線測定時と洗浄時との区別信
号を各構成部16.18,21.22.23へ与えたと
すると、記録装置14では第2図のようなパターンを記
録する。
以下、第2図に従って詳細に説明する。
測定試料がサンプラ11内に無いときは放射線測定器1
3の出力値は定常値を示している。
この場合の定常値■は現測定値保持回路21に保持され
る。
而して、制御回路15からの指令で試料流入放出制御部
16よりサンプラ11に測定試料を流入すると、放射線
測定器13の出力レベルはある値から測定試料に含まれ
る放射能の影響で徐々に上昇する。
さらに測定試料はサンプラ11内に連続的に流し込むの
で、サンプラ11内の放射能汚染が徐々に進行し、これ
につれて放射線測定器13の出力値は第2図のように徐
々に上昇していく。
その後、制御回路15からの指令により試料流入、放出
制御部16はサンプラ11内の試料を放出する。
この場合、放射線測定器13の出力値は減少するが、サ
ンプラ11の内面は放射能によって汚染されているので
、測定試料流入前より大きい値となる。
そこで、制御回路15より洗浄量駆動源18および現測
定値保持回路21に指令を与えると洗浄器17が洗浄を
始めると同時に現測定値保持回路21の保持している値
を既測定値保持回路22に移す。
洗浄器17の動作によって、放射線測定器13の出力値
は徐々に下降するが、洗浄器17の動作完了後でも洗浄
残しの分だけ未だ汚染されており、このため定常値は測
定試料流入前よりC1値だけ大きくなる。
洗浄後の値◎は放射線測定器13を通して現測定値保持
回路21に保持される。
従って、既測定値保持回路22の測定値■と現測定値保
持回路21の測定値@は比較回路23に送られ、ここで
両値■、◎の差C1を出して基準値設定器24の基準値
と比較され、差C1が未だ基液値に達していないときに
は警報器25より警報信号がでない。
このように各洗浄毎に、前回の測定値を既測定値保持回
路22に移し、今回の洗浄後の測定値を現測定値保持回
路21に保持して両回路21゜22の保持している測定
値を比較回路24に入れて差分を算出し、この差分と基
準値とを比較して判定する。
一般に洗浄器17は洗浄能力の低下又は洗浄器17の故
障等があると前回の洗浄後の測定値と現在の洗浄後の測
定値との差分が大きくなる。
このため、比較回路23で得た両値の差分が基準設定器
24の基準値より大きくなるので、このとき比較回路2
3から信号がでて警報器25を駆動するか、ランプを点
灯する等して洗浄器17の洗浄効果が低下したことを知
らせる。
第4図は第1図に示す洗浄効果検出部20の他の例で、
これは測定値保持回路を一個としたものである。
この場合には放射線測定器13の出力を記録装置14へ
はもとより、−個の測定値保持回路30と比較器23と
にも接続し、前回の洗浄後の測定値を測定値保持回路3
0に保持させ、今回の洗浄後の測定値を直接比較回路2
3に供給するようにしたものである。
そしてこれらの両側定値から差を出し、この差と基準値
設定器24の基準値とを比較し洗浄能力の低下等を検出
するものである。
以上詳記したように本考案によれば、前回の洗浄後の放
射線測定値と今回の洗浄後の放射線測定値との差分を出
し、この差の値と予め設定された基準値とを比較して洗
浄器の洗浄能力の低下又は洗浄器の故障等を検出するよ
うにしたので、その検出結果は非常に信頼性の高いもの
であり、従って、放射線測定によって得られるデータは
正確である。
さらに、試料の流入、流出、サンプラの洗浄はもとより
、洗浄能力の低下検出をも全て自動的に行なうので、作
業の簡単化を図ることができ、しかも簡単な構成によっ
て実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の放射線測定装置における洗浄器の洗浄
効果検出装置の一実施例を説明する構成図、第2図およ
び第3図は第1図に示す装置の動作を説明する特性図、
第4図は本考案装置の他の実施例を説明する構成図であ
る。 11・・・サンプラ、12・・・放射線検出器、13・
・・放射線測定器、14・・・記録装置、15・・・制
御回路、16・・・試料流入、放出制御部、17・・・
洗浄器、20・・・洗浄効果検出部、21.30・・・
測定値保持回路、23・・・比較回路、24・・・基準
値設定器。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)サンプラに放射能を含む液体又は気体の試料を充
    填しこの試料の放射線を測定するとともに、サンプラ内
    に貯留する試料の放出後汚染されたサンプラを洗浄器で
    洗浄する放射線測定装置において、洗浄器による前回の
    洗浄後の放射線測定値を保持する保持回路とこの保持し
    た測定値と現洗浄後の放射線測定値との差の値と基準値
    設定器の基準値とを比較する比較回路とを備え、この比
    較回路の出力により前記洗浄器の洗浄効果の低下又は故
    障を検出するようにした放射線測定装置における洗浄器
    の洗浄効果検出装置。
  2. (2)測定値保持回路を複数個設け、前回の洗浄後の放
    射線測定値を1つの測定値保持回路に保持させ、現洗浄
    後の放射線測定値を他の測定値保持回路に供給し、これ
    ら両保持回路の保持した測定値の差と基準値設定器の基
    準値とを比較器で比較するようにした実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の放射線測定装置における洗浄器の洗
    浄効果検出装置。
JP3610577U 1977-03-25 1977-03-25 放射線測定装置における洗浄器の洗浄効果検出装置 Expired JPS587346Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS53131386U JPS53131386U (ja) 1978-10-18
JPS587346Y2 true JPS587346Y2 (ja) 1983-02-08

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ID=28896633

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JP3610577U Expired JPS587346Y2 (ja) 1977-03-25 1977-03-25 放射線測定装置における洗浄器の洗浄効果検出装置

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JPH0545945Y2 (ja) * 1986-06-18 1993-11-30

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JPS53131386U (ja) 1978-10-18

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