JPS58722Y2 - けらば役物 - Google Patents

けらば役物

Info

Publication number
JPS58722Y2
JPS58722Y2 JP3778578U JP3778578U JPS58722Y2 JP S58722 Y2 JPS58722 Y2 JP S58722Y2 JP 3778578 U JP3778578 U JP 3778578U JP 3778578 U JP3778578 U JP 3778578U JP S58722 Y2 JPS58722 Y2 JP S58722Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keraba
accessory
ornaments
accessories
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3778578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54140524U (ja
Inventor
伊藤孝司
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP3778578U priority Critical patent/JPS58722Y2/ja
Publication of JPS54140524U publication Critical patent/JPS54140524U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS58722Y2 publication Critical patent/JPS58722Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はけらば役物の改良に関するものである。
従来、けらば役物には、プラスチック塗装薄鉄片の折曲
加工品が使用されているが、プラスチック塗装の劣化に
よる鉄片の錆化があり、耐使用年数が短かいといった難
点がある。
また、けらばに梯子をかけて、作業者が屋根上に昇る際
、けらば役物の変形、破損が避けられず、けらばの外観
毀損、けらば役物の早期錆化があるといった難点もある
このため、第1図に示すような、断面り字型の無機質縦
長型材1′の上下端に、互に雌雄関係の嵌合用段部11
’、12’を設けたけらば役物が提案されている。
このけらば役物は、例えば、石綿セメント威形体を養生
硬化させた高強度物品であり、このけらば役物にむいて
は、上記鉄板製役物の錆化の問題がないばかりか、その
秀れた強度のために、上記した梯子による破損の不利も
ない。
上記の断面り字型の無機質けらば役物によるけらばの施
工にあたっては、第2図に示すように、同けらば役物1
/、1/・・・がけらばに泊って並べられ、けらば端の
嵌合用段部11’、12’が第3図に示すように、雨水
W’(7)流下に対して逆水方向で嵌合され、次いで、
各けらば役物1’、1’・・・が釘2′・・・により、
受桟3′に固定される。
このけらば役物においては、その材質の硬度が犬で、か
つ厚さが厚いため、釘孔はけらば役物製造時に予め設け
ておくことが、施工作業上、有利である。
しかしながら、上記の断面り字型のけらば役物に予め釘
孔を設けると、けらば役物を左右両側のけらばに共用す
ることが叶わず、左右のけらばことに、専用のけらば役
物を製造しなければならないといった不利がある。
すなわち、釘孔性の断面り字型のけらば役物を、第4図
Aに示すように90°回転させて左右けらばに共用する
ためには、L字型の両片10’、10〃に釘孔100’
、10σ′を設けてア・<必要があり、一方の釘孔10
0,100”からの雨水の侵入が避けられないといった
不都合がある。
また、釘孔を断面り字形の1片のみに設けておく場合は
、第4図Bに示すように、一方のけらばに′にむいてけ
らば役物端部11’、12’の嵌合が準方向(雨水W′
の流下方向)となる不都合が生じる。
上記のように、従来の断面り字型の無機質けらば役物に
むいては、左右の両けらばに共用できないといった不利
がある。
本考案に係る無機質けらば役物は、左右の両けらばに適
切に共用できる構成であり、頭部の下面中央に脚部を有
する断面T字型の縦長無機質型材の両端に、互に雌雄関
係の嵌合用段部が設けられていることに特徴とするもの
である。
以下、図面により本考案を説明する。
第5図は本考案に係るけらば役物の斜視図を示している
第5図にむいて、1は無機質材、例えば石綿セメントか
ら、例えば粉末圧縮法により製造された断面T字型の縦
長成形材であり、頭部1aの下面中央に脚部1bが連設
されている。
11は型材1の一端に設けられた雌形嵌合用段部、12
は型材の他端に設けられた雄型嵌合用段部である。
13゜13は脚部1bに設けられた釘孔である。
この脚部1bの両側面には模、様が付されている。
第6図Aは本考案のけらば役物で施工したけらはを示し
ている。
第6図Aにむいて、2は野地板、3はアスファルトルー
フイング、4,4・・・は平板状瓦、例えば石綿セメン
ト瓦である。
5は破風板、6は受桟である。
1,1・・・は本考案に係るけらば役物であり、けらば
に治って並べられ、頭部1aの半片部1 a’が瓦4,
4・・・のけらば端部に被せられている。
これらけらば役物の嵌合用段部11,12は、第6図B
に示すように、雨水の流下Wに対して逆水方向で嵌合さ
れ、各役物1,1・・・の脚部1bは釘孔13において
受桟6に釘付は固定されている。
7ばコーキング材である。
上記けらばに対し、反対側のけらばの施工にむいては、
第6図Cに示すように、頭部1aの他半部la2で瓦の
4,4・・・のけらば端部が覆われる。
この場合のけらば役物ば、第6図Aのけらば役物を単に
横方向に移動させた状態にあり、各けらば役物の受桟へ
の釘固定状態、並びにけらば役物相互間の置台状態は第
6図Aの場合と全く同一である。
従って、左右側けらばへのけらば役物の共用を、何らの
支障なく良好に行い得る。
第7図は本考案の別実施例を示し、頭部1aと1bとの
コーナCに受桟6を収るための凹部1cが設けられてい
る。
この別実施例品は、けらばへの納1り具合がよく、けら
ば役物をけらばに座りよく取付けることが出来る。
第8図は本考案の他の別実施例を示し、頭部1a両脇に
枠縁10a、1aを設け、頭部10aでの樋管の支持を
可能にしたものであり、二階建家屋における一階屋根の
けらば施工に使用される。
上記の各実施例に卦いて、脚部1bの下端は例えば第7
図に示すように三角頭状として、けらば役物の頭部1a
から脚部1bに伝わる雨水を、下面のコーナCoで水切
れするようにしてもよい。
本考案に係る無機質けらば役物ば、上述した通りの構成
であり、釘孔が設けられているから、釘打ち固定時での
役物の割損を防止でき、かつ釘打ち作業も容易であり、
この場合、脚部に釘孔を設けであるから、左右のけらば
に適切に共用でき、左右のけらばのそれぞれに対し、専
用のけらば役物を用いざるを得ない従来の無機質けらば
役物に較べて、低置である、保存管理が簡易であるとい
った利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の無機質けらば役物を示す斜視図、第2図
は同けらば役物の使用状態を示す説明図、第3図は第2
図におけるけらば役物の接合部を示す説明図、第4図A
並びに第4図Bは同上けらば役物を左右けらばに共用す
る場合の状態を示す説明図、第5図は本考案に係るけら
ば役物を示す斜視図、第6図A並びに第6図Bは本考案
けらば役物の使用状態を示す説明図、第7図は第6図A
並びに第6図Bにおけるけらば役物の接合状態を示す説
明図、第8図は本考案の別実施例の要部を示す説明図で
ある。 図において、1は断面T字型の無機質製型材、1aは頭
部、1bは脚部、11は雌型嵌合用段部、12は雄型嵌
合用段部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頭部の下面中央に脚部を有する断面T字型の縦長無機質
    型材の両端に、互に雌雄関係の嵌合用段部が設けられ上
    記脚部には釘孔が設けられていることを特徴とするけら
    ば役物。
JP3778578U 1978-03-23 1978-03-23 けらば役物 Expired JPS58722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3778578U JPS58722Y2 (ja) 1978-03-23 1978-03-23 けらば役物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3778578U JPS58722Y2 (ja) 1978-03-23 1978-03-23 けらば役物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54140524U JPS54140524U (ja) 1979-09-29
JPS58722Y2 true JPS58722Y2 (ja) 1983-01-07

Family

ID=28901493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3778578U Expired JPS58722Y2 (ja) 1978-03-23 1978-03-23 けらば役物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58722Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54140524U (ja) 1979-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6228507B1 (en) Ornamental plaster crown molding
JPS58722Y2 (ja) けらば役物
US4422266A (en) Building panel
JPS5922166Y2 (ja) 面構造材における連結カバ−
JP2799962B2 (ja) けらば包み材
CZ247197A3 (cs) Způsob pokrývání různých druhů povrchů, zvláště vhodný pro použití ve stavebnictví
JP3401401B2 (ja) 金属製本瓦棒葺き屋根構造
JPS6219772Y2 (ja)
JP3260188B2 (ja) 屋根構造
JP2771884B2 (ja) 壁の構造
JPH0436338Y2 (ja)
JPS606496Y2 (ja) 平板瓦用化粧役物
JPH0145297Y2 (ja)
JPH0611303Y2 (ja) 建築用外装板
KR200256938Y1 (ko) 황토 판재를 이용한 건물 구조체
JP2979382B2 (ja) 建築物の縦葺き外装構造
JP3164222B2 (ja) 下り棟キャップ
JP3398488B2 (ja) 隅棟瓦
JPH0415874Y2 (ja)
JPS5828097Y2 (ja) 建築板用接続金具
JPS642009Y2 (ja)
JPH0541149Y2 (ja)
JP3033332B2 (ja) 屋根パネル
JPH021376Y2 (ja)
JPH061973Y2 (ja) 建築用腰張材