JPH0436338Y2 - - Google Patents

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JPH0436338Y2
JPH0436338Y2 JP4196386U JP4196386U JPH0436338Y2 JP H0436338 Y2 JPH0436338 Y2 JP H0436338Y2 JP 4196386 U JP4196386 U JP 4196386U JP 4196386 U JP4196386 U JP 4196386U JP H0436338 Y2 JPH0436338 Y2 JP H0436338Y2
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waterproof board
waterproof
plate
basic
lower edge
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JP4196386U
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は壁面防水技術に係り、殊に躯体表面に
金属板等の防水板を敷設する金属板防水工法にお
いて、軒先、けらば及び鼻隠し等と称する躯体端
部の防水施工を行う、端部仕舞構造材に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来より躯体表面に金属板からなる防水板を敷
設する防水工法において、その防水板から連続す
る軒先、けらば又は鼻隠し等の躯体端部の防水施
工は第5図に示す如く、該躯体端部50の垂れ幅
に応じて板金加工を現場で行い、平面防水板51
に連続する端部防水板52を被設した端部仕舞構
造を構成していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つて、現場毎に異なる端部防水板52の折り
曲げ加工のために折曲機等の重量工具を施工現場
迄持ち込まなければならないだけでなく、現場に
おいても該端部防水板52の工作工数が多くなる
問題を有していた。
本考案は上記問題に鑑みて成されたもので、躯
体端部仕舞施工に際して、防水効果を有すると共
に、現場施工が簡単になる金属板防水工法におけ
る端部仕舞構造材を提供することを目的とするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の金属板防水工法における端部仕舞構造
材は、アルミニウム押出成形材又はステンレス板
金成形材等の耐水性材料により、予め成形した適
宜垂れ幅の組合せから成る複数種の連結防水板
と、下縁部に内方に屈折した適宜幅の下端縁を形
成して成る基本防水板とから成り、上記連結防水
板と基本防水板の各上縁部に、外面側に突出し、
長手方向に連続した水返しリブを構成すると共
に、上記連結防水板の下縁部に構成した被板部の
内面側上端に上記水返しリブを掛止する適宜幅の
係止段部を長手方向に連続構成したことを要旨と
するものである。
〔作用〕
上記構成の各防水板は予め工場生産された長尺
物として用意され、躯体端部の垂れ幅に合わせて
組合せを決定すると共に、現場では長さにあわせ
て切断し、躯体端部の下側方向から下側防水板の
水返しリブ顎下に上側防水板の係止段部を掛止す
るようにして面方向に並設施工するものである。
従つて現場施工では長尺物の各防水板を切断す
るだけで下側防水板の上縁部外側に上側防水板の
被板部を重ね継ぎし、面方向に拡げることができ
るもので、垂れ幅を異にする防水板の組合せによ
り、躯体端部の種々垂れ幅に合わせることが可能
となり、現場施工を極めて容易にするものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案金属板防水工法における端部仕舞
構造材の一実施例を第1図乃至第4図に従つて説
明する。
第2図は基本防水板1の斜視図を示すもので、
アルミニウム押出成形又はステンレス鋼板の板金
成形により、適宜長さの長尺物に成形して成る。
該基本防水板1は全長に亘つて一条又は複数条の
デザイン縞兼用の補強凹凸条2を構成すると共
に、適宜幅L1の上縁部3の縁端には外面側に突
出した小さい水返しリブ4を全長に亘つて形成
し、又下縁部には略直角に内方に屈折した適宜幅
の下端縁5を形成して成る。
第3図は広幅連結防水板6の斜視図を示すもの
で、アルミニウム押出成形又はステンレス鋼板の
板金成形により、適宜長さの長尺物に成形して成
る。該広幅連結防水板6は全長に亘つて複数条の
デザイン縞兼用の補強凹凸条7を構成すると共
に、上記基本防水板1と同幅L1の上縁部8縁端
には外面側に突出した小さい水返しリブ9を全長
に亘つて形成してなる。又下縁部には上記上縁部
8より板厚相当量だけ前面方向に位置する被板部
10を該上縁部8の幅L1と等しいか又はそれよ
り小幅L2に構成すると共に、該被板部10の上
端には外方に突出する係止段部11を上記水返し
リブ9の顎下より大きく構成してなる。
第4図は狭幅連結防水板12の斜視図を示すも
ので、アルミニウム押出成形又はステンレス鋼板
の板金成形により、適宜長さの長尺物に成形して
成る。該狭幅連結防水板12は全長に亘つて一条
のデザイン縞兼用の補強凹凸条13を構成すると
共に、上記基本防水板1と同幅L1の上縁部14
縁端には外面側に突出した小さい水返しリブ15
を全長に亘つて形成してなる。又下縁部には上記
上縁部14より板厚相当量だけ前面方向に位置す
る被板部16を該上縁部14の幅L1と等しいか
又はそれより小幅L2に構成すると共に、該被板
部16の上端には外方に突出する係止段部17を
上記水返しリブ15の顎下より大きく構成してな
る。
本考案の端部仕舞構造材は、上記基本防水板1
と、広幅連結防水板6及び狭幅連結防水板12の
組み合わせにより成るもので、以下に軒先の躯体
端部における施工実施例を第1図について説明す
る。
符号20は屋根部躯体であり、該躯体端部21
の防水施工を施す場合は、先ず端部21に適宜間
隔を持つて下地材22をオールアンカー23等の
取付材を介して配設固着すると共に、該下地材2
2の下端側から基本防水板1及び広幅連結防水板
6を基本防水板1の上縁部3外面に広幅連結防水
板6の被板部10を重ね繋ぎし、リベツト24等
によつて下地材22に固設するものであり、この
とき上縁部3に突設した水返しリブ4は被板部1
0の係止段部11に顎下を掛止するようにして連
結する。また両防水板1,6の長さは現場におい
て長さ寸法に合わせて切断するものである。
更に躯体端部21の幅が本施工例の場合より狭
い場合は、広幅連結防水板6に代えて狭幅連結防
水板12を使用し、又広い場合は更に狭幅連結防
水板12又は広幅連結防水板6を重ね継ぎするこ
とにより、長さにあわせて切断するだけの簡単な
現場施工により種々垂れ幅の躯体端部21の防水
施工に適応することができるもので、軒先だけで
なく、けらば、鼻隠し等各種の躯体端部の防水施
工を行うことができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の金属板防水工法にお
ける端部仕舞構造材は、現場施工において長尺物
の各防水板を切断するだけで下側防水板の上縁部
外側に上側防水板の被板部を重ね継ぎし、面方向
に拡げることができるもので、垂れ幅を異にする
防水板の組合せにより、躯体端部の種々垂れ幅に
合わせることが可能であり、現場施工が容易にな
る特徴を有するもので、本考案実施後の実用的効
果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の金属板防水工法における端部
仕舞構造材を使用した施工実施例を示す軒下部の
側断面図、第2図は基本防水板の斜視図、第3図
は広幅連結防水板の斜視図、第4図は狭幅連結防
水板の斜視図、第5図は従来の施工例を示す軒下
部の側断面図である。 1……基本防水板、2,7,13……補強凹凸
条、3,8,14……上縁部、5……下端縁、
4,9,15……水返しリブ、6……広幅連結防
水板、10,16……被板部、12……狭幅連結
防水板、11,17……係止段部、20……躯
体、22……下地材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミニウム押出成形材又はステンレス板金成
    形材等の耐水性材料により、予め成形した適宜垂
    れ幅の組合せから成る複数種の連結防水板と、下
    縁部に内方に屈折した適宜幅の下端縁を形成して
    成る基本防水板とから成り、上記連結防水板と基
    本防水板の各上縁部に、外面側に突出し、長手方
    向に連続した水返しリブを構成すると共に、上記
    連結防水板の下縁部に構成した被板部の内面側上
    端に上記水返しリブを掛止する適宜幅の係止段部
    を長手方向に連続構成したことを特徴とする金属
    板防水工法における端部仕舞構造材。
JP4196386U 1986-03-24 1986-03-24 Expired JPH0436338Y2 (ja)

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JPS62154119U JPS62154119U (ja) 1987-09-30
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JP2566260Y2 (ja) * 1992-10-02 1998-03-25 スカイアルミニウム株式会社 屋根周縁外装材の取付構造

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