JPS587008B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPS587008B2
JPS587008B2 JP12008878A JP12008878A JPS587008B2 JP S587008 B2 JPS587008 B2 JP S587008B2 JP 12008878 A JP12008878 A JP 12008878A JP 12008878 A JP12008878 A JP 12008878A JP S587008 B2 JPS587008 B2 JP S587008B2
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JP
Japan
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fixed
electromagnetic relay
fixed terminal
spacer
terminals
Prior art date
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JP12008878A
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English (en)
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JPS5546280A (en
Inventor
溝口秀次
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Publication of JPS587008B2 publication Critical patent/JPS587008B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は組立構造を改良した電磁継電器に関するもの
である。
従来の電磁継電器においては、絶縁台に対して端子をか
しめにより止着していたため、組みたてに手間がかかり
工数も多く、また上記かしめ作業時に各部品に衝撃が加
わるなどの欠点があった。
この発明は絶縁台と固定端子とスペーサとを重合配置し
て固定端子ブ田ノクを構成し、この固定端子ブ田ノクを
固定部材に締着して端子を挾着保持する構造とすること
により工数の低減および組み立ての容易化を図るととも
に、組み立て時に各部品に衝撃が加わらない電磁継電器
を提供することを目的とする。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図において、1は鉄心、2は鉄心1に装着されかつ
電磁コイル3を巻装したコイルスプール、4はヨークで
、これら各部品1〜4で固定部材5を構成している。
6は上部絶縁台、7は固定接点8を有する第1の固定端
子、9は押圧片10,11を有するスペーサ、12は固
定接点13を有する第2の固定端子、14は下部絶縁台
で、これら各部品6,7,9,12,14で固定端子ブ
ロック15を構成している。
そして、ねじ体(図示されず)を用いて上記固定端子ブ
ロック15は固定部材5のたとえばヨーク4に締着され
ている。
この際、第2図にも示されるように、上記第1の固定端
子7は上部絶縁台6とスペーサ9の押圧片10,11と
に、また第2の固定端子12は下部絶縁台14とスペー
サ9の押圧片10,11とに挾着保持される。
第1図において、16は可動絶縁台で、これに可動接点
17を有する可動接触片18がインサートされ、また鉄
片19がかしめ止めされている。
20は上部絶縁台6の上面に装着されたコモン端子で、
このコモン端子20の端部と可動接触片18の一端とは
可撓性のワイヤ21で接続されている。
なお、22は上部絶縁台6と可動絶縁台16間に介装さ
れた復帰ばね体、23はヒンジばね体である。
上記電磁コイル3に通電しないときは、第1図に示すよ
うに、復帰はね体22の押下力により可動接触片18は
下方に位置しており、第1の固定端子7の固定接点8と
可動接触片18の可動接点17とは開、第2の固定端子
12の固定接点13と可動接点17とは閉となっている
電磁コイル3に通電すると、鉄心1が励磁されて鉄片1
9を吸着し、可動接触片18は上方へ変位して、固定接
点8と可動接点17とは閉、固定接点13と可動接点1
7とは開となる。
つぎに、第3図を参照して上記固定端子ブロックを構成
する各部品の構造を説明する。
上部絶縁台6は2個の嵌合溝24が形成され、さらにこ
の嵌合溝24に突起25と凹所26が設けられている。
また復帰ばね22(第1図、第5図)収納凹部27とね
じ体挿通用透孔28が形成されている。
なお、上部絶縁台6の一端6aをテーパ状にしているの
は、第1図に示すように、可動接触片18とコモン端子
20とを接続するワイヤ21の収納空間を大きくとるた
めである。
下部絶縁台14は、上記上部絶縁台6と同様に嵌合溝2
9、突起30、凹所31、透孔32がそれぞれ形成され
ている。
第1の固定端子1は一側面に固定接点8を有し他側面に
永久磁石33がリベットにより止着されている。
また。係合孔34および透孔35が形成されている。
第2の固定端子12も第1の固定端子Iと同様に、固定
接点13、永久磁石36を有し、係合孔37および透孔
38が形成されている。
スペーサ9は隔壁部39と、この隔壁部39から突出し
た各2対の抑圧片10,11と、一方の押圧片10,1
0間を連結する立柱40とが設けられ、また上記隔壁部
39には透孔41が、他方の押圧片11には突部42が
それぞれ形成されている。
固定端子ブロックの組み立てに際しては、まず、上部絶
縁台6の嵌合溝24に第1の固定端子7を嵌合させる。
このとき、絶縁台6の突起25と端子7の係合孔34は
係合され、上記溝24への嵌合と相俟って、端子7は絶
縁台6の所定の位置に設定される。
また、端子γに付設された磁気吹き消し用磁石33は絶
縁台6の凹所26に埋入される。
同様に、下部絶縁台14に対し、第2の固定端子12を
嵌合溝29に嵌合させ、突起30と係合孔37を係合さ
せて設定する。
また磁石36は凹所31に埋入される。
つぎに、第1の固定端子7が設定された上部絶縁台6と
第2の固定端子12が設定された下部絶縁台14とをス
ペーサ9を挾んで重合配置する。
この際、スペーサ9に形成した突部42が各端子7,1
2にそれぞれ設けた透孔35,38に係合され、スペー
サ9は所定の位置に配置される。
所定の位置に配置されたスペーサ9は、第4図に示すよ
うに、その2対の押圧片10,11で絶縁台6,14と
ともに固定端子7,12の両端部近傍を堅固に挾着保持
する(第1図、第2図参照)。
また、固定端子7,12の一端を絶縁台6,14の端面
6bt14aより導出させ、この端子導出部7a,12
a近傍にスペーサ9に形成した立柱40が位置し、これ
により、上記端子導出部7a,12aにリード線をろう
付けやスポット溶接する際の外力によってスペーサ9の
抑圧片10に変形や破壊が生ずるのを防ぐ効果がある(
第2図参照)。
さらに、第4図のように、固定端子7,12を複数個(
実施例は2個)並設し、これら端子7,12に設けられ
た固定接点8,13間にスペーサ9の隔壁部39が位置
するので、可動接点17(第1図)との開閉時に発生す
るアークが隣接の接点に飛散するのを防止する作用があ
る。
このようにして組み立てられた固定端子プロツクは第5
図において番号15で示されている。
まず、2組の固定端子ブロック15,15の一方を固定
部材5のヨーク4に載置する。
この際、下部絶縁台14の突片14bがヨーク4の角部
に当接して位置決めされる(第1図参照)。
ついでアークバリア43を固定端子ブロック15の一側
面、つまり上部絶縁台6と下部絶縁台14の一側面に当
接させる。
つづいて、他方の固定端子ブロック15をヨーク4に載
置する。
上記アークバリア43の作用は、2組の固定端子ブロッ
ク15,15をヨーク4上に並設したときに、接点開閉
時に発生するアークが飛散するのを互に防止するととも
に、両ブロック15,15を一定間隔を保って正規の位
置に配置するためである。
さらに、2組の可動絶縁台16,16と鉄片19をかし
めにより固定し、この鉄片19の凹部44をヨーク4の
突片45に係合させ、ヒンジばね体23をヨーク4の切
欠部46に係止する。
この際、可動絶縁台16にインサートされた可動接触片
18の可動接点17は固定端子12の固定接点13と対
向配置される。
また、上部絶縁台6の凹部27(第3図)と可動絶縁台
18の凹部47との間に復帰ばね休22が介装される。
しかるのち、ねじ体48,48を固定端子ブロック15
,15の上部絶縁台6、下部絶縁台14の各透孔28,
32(第3図)およびスペーサ9の透孔41(第3図)
に挿通し、このねじ体をヨーク4のタップ孔49,49
に螺着して、上記固定端子ブ田ノク15,15を固定部
材5のヨーク4に締着固定する。
このように構成された電磁継電器は、各固定端子7,1
2がそれぞれ絶縁台6,14の所定の個所に位置決めさ
れ、この絶縁台6,14はこれに挾持されたスペーサ9
とともに固定部材5のヨーク4の所定位置に締着固定さ
れ、さらに可動絶縁台16は鉄片19を介してヨーク4
の所定個所に係止されているから、上記各構成部品の位
置関係が定まり、組み立てたのちに位置や間隔を調整す
ることが不要となる。
なお、上記実施例では、固定端子ブロック15が2組の
場合を示したが、1組でもよくあるいは3組以上であっ
てもよい。
また、1組の固定端子ブロック15に第1の固定端子7
および第2の固定端子12がそれぞれ2個ある場合を示
したが、各1個でもよくあるいは3個以上でもよい。
以上詳述したように、この発明は上部絶縁台、第1の固
定端子、スペーサ、第2の固定端子、下部絶縁台をこの
順に重合配置して固定端子ブロックを構成し、この固定
端子ブロックを固定部材に締着して、上記固定端子を絶
縁台とスペーサの押圧片とで挾着保持したもので、従来
の端子を絶縁台にかしめ止めする構造にくらべ組み立て
が容易となり、工数の低減を図ることができ、組み立て
時に各部品に衝撃が加わることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電磁継電器の側面図、第2図は
正面図、第3図は固定端子ブロックの分解斜視図、第4
図は端子が挾着保持された状態を示す要部の斜視図、第
5図は電磁継電器の分解斜視図である。 4……ヨーク、5……固定部材、6……上部絶縁台、6
b……端面、7……第1の固定端子、7a……導出部、
8,13……固定接点、9……スペーサ、10,11…
…押圧片、12……第2の固定端子、12a……導出部
、14……下部絶縁台、14a……端面、15……固定
端子ブロック、17……可動接点、24,29……嵌合
溝、25,30……突起、26,31……凹所、28,
32,35,38……透孔、33,36……磁石、34
,37……係合孔、39……隔壁部、40……立柱、4
2……突部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上部絶縁台、第1の固定端子、押圧片を有するスペ
    ーサ、第2の固定端子および下部絶縁台をこの順に重合
    配置してなる固定端子ブロックを固定部材に締着すると
    ともに、上記第1および第2の固定端子を上記両絶縁台
    とスペーサの押圧片とで挾着保持したことを特徴とする
    電磁継電器。 2 上記絶縁台に固定端子が嵌合される嵌合溝を形成し
    てなる特許請求の範囲第1項記載の電磁継電器。 3 上記絶縁台に突起を形成し、この突起が係合する係
    合孔を上記固定端子に設けてなる特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の電磁継電器。 4 上記スペーサに突部を形成し、この突部が係合する
    透孔を上記固定端子に設けてなる特許請求の範囲第1項
    、第2項または第3項記載の電磁継電器。 5 上記第1および第2の固定端子の一端を絶縁台の端
    面より導出させ、これら端子の導出部近傍にまたがる立
    柱を上記スペーサに形成してなる特許請求の範囲第1項
    、第2項、第3項または第4項記載の電磁継電器。 6 固定接点をそれぞれ有する第1および第2の固定端
    子を複数個並設し、上記固定接点間に可動接点を配置し
    、上記並設された固定端子の少くとも接点間に位置する
    隔壁部を上記スペーサに形成してなる特許請求の範囲第
    1項、第2項、第3項、第4項または第5項記載の電磁
    継電器。 7 固定接点を有する固定端子に磁気吹き消し用磁石を
    付設し、この磁石を埋入させる凹所を上記嵌合溝に形成
    してなる特許請求の範囲第2項記載の電磁継電器。 8 上記固定部材はヨークである特許請求の範囲第1項
    、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項または第7
    項記載の電磁継電器。
JP12008878A 1978-09-28 1978-09-28 電磁継電器 Expired JPS587008B2 (ja)

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JPS5546280A JPS5546280A (en) 1980-03-31
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59140830U (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 北越製紙株式会社 化粧合板用突板
JPS59145140U (ja) * 1983-03-18 1984-09-28 ヤンマー農機株式会社 脱穀機の二番還元装置
JPS6068198A (ja) * 1983-09-22 1985-04-18 Hisanaga Kiko:Kk 泥状物等脱液処理装置

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JPS5546280A (en) 1980-03-31

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