JPS5865233A - 含フツ素カルビノ−ルの製造方法 - Google Patents
含フツ素カルビノ−ルの製造方法Info
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- JPS5865233A JPS5865233A JP14310981A JP14310981A JPS5865233A JP S5865233 A JPS5865233 A JP S5865233A JP 14310981 A JP14310981 A JP 14310981A JP 14310981 A JP14310981 A JP 14310981A JP S5865233 A JPS5865233 A JP S5865233A
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- carbonyl compound
- aliphatic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は含フツ素カルビノールの製造方法に関するもの
である。
である。
フッ素を含有する化合物は、その優れた安定性、耐薬品
性、耐候性、撥水撥油性、生理活性等の故に多方面で有
用な用途を有している。 フルオロアルキル基を分子中
に有する化合物についてこれまで種々研究がなされてお
シ、その新しい合成法も幾つか開発されている。 報告
されている合成法としては、例えばトリフルオロメチル
基含有化合物について、(1)メチル基を金属フッ化物
で直接フッ素化する方法、(2) HF−8b C1s
によるCCIs基のハロゲン交換反応、(3)COOH
基をS F 4でフッ素化する方法、(4)複素環式化
合物にCFs基を導入するラジカル反応、(5)芳香族
化合物に導入したヨウ素をRtCuT (Rr は含
フツ素脂肪族基;以下同様)によってRfと置換する方
法(ウルマン反応)が夫々挙げられる。 才だ、トリフ
ルオロメチルマグネシウムヨウ化物(CF3Mg I
)は、MgがFと結合力が大きいためにFを容易に引抜
いてAI[gFzの脱離を生せしめる性質があるために
きわめて不安定でトリフルオロメチル化反応に用い得な
いことが知られている。
性、耐候性、撥水撥油性、生理活性等の故に多方面で有
用な用途を有している。 フルオロアルキル基を分子中
に有する化合物についてこれまで種々研究がなされてお
シ、その新しい合成法も幾つか開発されている。 報告
されている合成法としては、例えばトリフルオロメチル
基含有化合物について、(1)メチル基を金属フッ化物
で直接フッ素化する方法、(2) HF−8b C1s
によるCCIs基のハロゲン交換反応、(3)COOH
基をS F 4でフッ素化する方法、(4)複素環式化
合物にCFs基を導入するラジカル反応、(5)芳香族
化合物に導入したヨウ素をRtCuT (Rr は含
フツ素脂肪族基;以下同様)によってRfと置換する方
法(ウルマン反応)が夫々挙げられる。 才だ、トリフ
ルオロメチルマグネシウムヨウ化物(CF3Mg I
)は、MgがFと結合力が大きいためにFを容易に引抜
いてAI[gFzの脱離を生せしめる性質があるために
きわめて不安定でトリフルオロメチル化反応に用い得な
いことが知られている。
上記したトリフルオロメチル基含有化合物の合成法のう
ち、ウルマン反応以外の方法では、フッ素化用の試薬は
危険性が犬で取扱いが容易ではなく、シかもトリフルオ
ロメチル基を分子内の所望の位置に任意に導入するのが
困難である。
ち、ウルマン反応以外の方法では、フッ素化用の試薬は
危険性が犬で取扱いが容易ではなく、シかもトリフルオ
ロメチル基を分子内の所望の位置に任意に導入するのが
困難である。
本発明者は、トリフルオロメチル基の如き含フツ素脂肪
族基を導入する方法を鋭意検討した結果、上記した各合
成法とは全く違ったプロセスで反応を進行せしめる方法
を見出し、本発明に到達したものである。
族基を導入する方法を鋭意検討した結果、上記した各合
成法とは全く違ったプロセスで反応を進行せしめる方法
を見出し、本発明に到達したものである。
即ち、本発明の第1の目的は、通常の条件下でフルオロ
アルキル化反応を容易かつ安全に進行させることのでき
る方法を提供することにある。
アルキル化反応を容易かつ安全に進行させることのでき
る方法を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、特にトリフルオロメチル
基の如き含フツ素脂肪族基を有するカルビノールを収率
良く安定に合成できる方法を提供することにある。
基の如き含フツ素脂肪族基を有するカルビノールを収率
良く安定に合成できる方法を提供することにある。
これらの目的を達成するだめに、本発明によれば、
一般式:
(但、Rfは含フツ素脂肪族基を示す。)で表わされる
含フツ素脂肪族ヨウ化物と、一般式: (但、R及びR′は、水素原子、脂肪族基及び芳香族基
から々る群よシ選ばれた同−又は異なる原子又は基であ
って、共に脂肪族基である場合には共同で環を形成し得
るものである。) で表わされるカルボニル化合物とを、亜鉛粉末と5nX
2(但、Xは塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲンを示す。
含フツ素脂肪族ヨウ化物と、一般式: (但、R及びR′は、水素原子、脂肪族基及び芳香族基
から々る群よシ選ばれた同−又は異なる原子又は基であ
って、共に脂肪族基である場合には共同で環を形成し得
るものである。) で表わされるカルボニル化合物とを、亜鉛粉末と5nX
2(但、Xは塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲンを示す。
)で表わされるハロゲン化スズ粉末との少なくとも一方
の存在下において特に超音波の作用下で(ハロゲン化ス
ズ粉末を用いる場合は、超音波の作用下以外にも、第3
級アミンの添加下でもよい。)反応さぜ、次いでこの反
応生成物を加水分解することによって、 一般式: (但、RflR及びkは前記したものと同じ)で表わさ
れる含フツ素カルビノールを得るこトラ特徴としている
。
の存在下において特に超音波の作用下で(ハロゲン化ス
ズ粉末を用いる場合は、超音波の作用下以外にも、第3
級アミンの添加下でもよい。)反応さぜ、次いでこの反
応生成物を加水分解することによって、 一般式: (但、RflR及びkは前記したものと同じ)で表わさ
れる含フツ素カルビノールを得るこトラ特徴としている
。
即ち、本発明による反応は、出発物質であるRfIとR
COR′とを反応させる際に、亜鉛粉末及び/又はハロ
ゲン化スズ粉末の存在下にて反応容器内で望ましくは超
音波の作用により分子間の相互作用を密ならしめ、これ
によってRCOR’にRrIをクロスカップリングさせ
、次の加水分解で収率良く安定にしかも容易に含フツ素
カルビノールを合成できるものである。 この反応は、
例えば亜鉛粉末を使用した場合について(ハロゲン化ス
ズ粉末の場合も同様)、下記のように進行するものと推
察される。
COR′とを反応させる際に、亜鉛粉末及び/又はハロ
ゲン化スズ粉末の存在下にて反応容器内で望ましくは超
音波の作用により分子間の相互作用を密ならしめ、これ
によってRCOR’にRrIをクロスカップリングさせ
、次の加水分解で収率良く安定にしかも容易に含フツ素
カルビノールを合成できるものである。 この反応は、
例えば亜鉛粉末を使用した場合について(ハロゲン化ス
ズ粉末の場合も同様)、下記のように進行するものと推
察される。
RCOR’十RfI
R′
この場合、zn粉末(及び/又はハロゲン化スズ粉末)
が反応物、特にRfIとまず反応して安定なRfzn■
(及び/又はRrSnXzわが生成し、これが超音波の
作用でRCOR’と充分に相互作用をもち上記の如き中
間生成物が生成するものと考えられる。
が反応物、特にRfIとまず反応して安定なRfzn■
(及び/又はRrSnXzわが生成し、これが超音波の
作用でRCOR’と充分に相互作用をもち上記の如き中
間生成物が生成するものと考えられる。
即ち、本発明の方法では、そのメカニズムは現在のとこ
ろ定かではないが、上記の如く超音波の作用で反応分子
間の相互作用が密となり、上記の如き中間生成物の生成
を促進するものと考えられる。
ろ定かではないが、上記の如く超音波の作用で反応分子
間の相互作用が密となり、上記の如き中間生成物の生成
を促進するものと考えられる。
また、ハロゲン化スズを用いる場合、超音波に代えて第
3級アミン(例えばピリジン、トリエチルアミン、N、
N−ジメチルアニリン)の添加下で反応させてもよい
が、これは、第3級アミンがRfS!l工X2のSnに
配位してRt Sn結合を活性化するためと考えられ
る。 超音波又は第3級アミンを上記のように作用させ
ない場合には、反応が全く進行しないことが実験的に確
認されている。
3級アミン(例えばピリジン、トリエチルアミン、N、
N−ジメチルアニリン)の添加下で反応させてもよい
が、これは、第3級アミンがRfS!l工X2のSnに
配位してRt Sn結合を活性化するためと考えられ
る。 超音波又は第3級アミンを上記のように作用させ
ない場合には、反応が全く進行しないことが実験的に確
認されている。
本発明による方法で重要なことは、上記クロスカップリ
ングのために、zn及び/又は5nX2(但、Xは塩素
、臭素、ヨウ素等のハロゲン)を用いていることである
。 この反応は一見、公知のグリニヤール反応と類似し
ているようにみえるが、M。
ングのために、zn及び/又は5nX2(但、Xは塩素
、臭素、ヨウ素等のハロゲン)を用いていることである
。 この反応は一見、公知のグリニヤール反応と類似し
ているようにみえるが、M。
やL+を用いた場合には上記の如き中間生成物を生せし
めるためのRtMgI (又はRfLi )自体がきわ
めて不安定で、合成試薬として使えない。 っまシ、M
g又はLlはFと強力な親和力があって、RfIにMg
(又はL+)を反応させるとRfMg I ’!、たは
Rt L iからM、F2又はL+Fが脱離してフルオ
ロアルケンを生成する。 このため、RfMgIの如き
グリニヤール試薬(又はRtL+ )は本発明では使用
不可能であるが、このことは、フッ素を含有したRtを
導入する本発明の方法の特長又は特殊性を示している○ 更にまた、本発明の方法によれば、出発原料は夫々安定
である上に、単一の反応容器内にて常温常圧という通常
の条件下で実施できることから、操作が容易となって非
常に実用的である。
めるためのRtMgI (又はRfLi )自体がきわ
めて不安定で、合成試薬として使えない。 っまシ、M
g又はLlはFと強力な親和力があって、RfIにMg
(又はL+)を反応させるとRfMg I ’!、たは
Rt L iからM、F2又はL+Fが脱離してフルオ
ロアルケンを生成する。 このため、RfMgIの如き
グリニヤール試薬(又はRtL+ )は本発明では使用
不可能であるが、このことは、フッ素を含有したRtを
導入する本発明の方法の特長又は特殊性を示している○ 更にまた、本発明の方法によれば、出発原料は夫々安定
である上に、単一の反応容器内にて常温常圧という通常
の条件下で実施できることから、操作が容易となって非
常に実用的である。
本発明の方法において、使用可能なRfIとして一般式
: CF5(CF2)nI又は(CIN)2CF(CF
2)rlIで表わされる含フツ素脂肪族ヨウ化物が挙げ
られる。
: CF5(CF2)nI又は(CIN)2CF(CF
2)rlIで表わされる含フツ素脂肪族ヨウ化物が挙げ
られる。
これには、CF s I、CF s CF 2 I、C
F3(CF2)2I、CF”3(CF2)3I、CF5
(CF2)(I 、 CF5(CF2)5I 。
F3(CF2)2I、CF”3(CF2)3I、CF5
(CF2)(I 、 CF5(CF2)5I 。
(CIJ)2CFI、(CF、)2CFCF2I、(C
F3)2CF(CF2)2I 、 (CF5)2CF
(CF2)5I等がある。 これらのアルキル基以外に
も不飽和基、特にアルケニル基からなるヨウ化物、例え
ばCF2=CF−CF2I、CFs −CF = CF
I 等も使用可能である。 但、使用する含フツ素脂
肪族ヨウ化物の炭素原子数は、溶媒に対する溶解性を考
慮すれば10以下であるのが望ましい。 また、上記含
フツ素脂肪族ヨウ化物は、上記に列配したペルフルオロ
アルキル基又はアルケニル基だけでなく、分子鎖の一部
に水素原子が結合された例えばCF、(CF2)2CH
2CF2Iも使用可能であるが、この場合には■に隣接
してFが存在していることが必要である。 丑だ、ニョ
ウ化物、例えばI(CF2CFz)nI も使用可能で
ある。
F3)2CF(CF2)2I 、 (CF5)2CF
(CF2)5I等がある。 これらのアルキル基以外に
も不飽和基、特にアルケニル基からなるヨウ化物、例え
ばCF2=CF−CF2I、CFs −CF = CF
I 等も使用可能である。 但、使用する含フツ素脂
肪族ヨウ化物の炭素原子数は、溶媒に対する溶解性を考
慮すれば10以下であるのが望ましい。 また、上記含
フツ素脂肪族ヨウ化物は、上記に列配したペルフルオロ
アルキル基又はアルケニル基だけでなく、分子鎖の一部
に水素原子が結合された例えばCF、(CF2)2CH
2CF2Iも使用可能であるが、この場合には■に隣接
してFが存在していることが必要である。 丑だ、ニョ
ウ化物、例えばI(CF2CFz)nI も使用可能で
ある。
更に、上記RrIとして上記以外にも、芳香族基置換ヨ
ウ化物、例えばC6H5−CF2I % C6H5(C
F2)21等も使用してよい。
ウ化物、例えばC6H5−CF2I % C6H5(C
F2)21等も使用してよい。
本発明の方法で使用するRCOR’としては、HCHO
をはじめ、CHsCHO1C2H5CHOXC5H7C
HO,C4H9CHO1CsH11CI−IO,CI−
Iz=CHCHO,CH3CH= CHCHO、((J
b)2C= CHCI(O等の脂肪族アルデヒド: C
6H3CI−IO,C6H3CJ(’−CHCH□、
C)I30 C6H5CHO等の芳香族アルデヒド:
CHs COCHs、CH3COC2H5、(C4H9
)2CO、CH2= CHCOCH2このRCOR’に
おけるR及びR′は同−又は異々る原子又は基であって
、上記した如く飽和又は不飽和のもの、更には一部に置
換基が導入されたものであってもよい。 また、R及び
R′が脂肪族基の場合には、その各炭素原子数は溶媒へ
の溶解性を考慮して1.5以下とするのが望ましり、マ
だ共同して環、例えばシクロヘキシル環を形成し得るも
のである。
をはじめ、CHsCHO1C2H5CHOXC5H7C
HO,C4H9CHO1CsH11CI−IO,CI−
Iz=CHCHO,CH3CH= CHCHO、((J
b)2C= CHCI(O等の脂肪族アルデヒド: C
6H3CI−IO,C6H3CJ(’−CHCH□、
C)I30 C6H5CHO等の芳香族アルデヒド:
CHs COCHs、CH3COC2H5、(C4H9
)2CO、CH2= CHCOCH2このRCOR’に
おけるR及びR′は同−又は異々る原子又は基であって
、上記した如く飽和又は不飽和のもの、更には一部に置
換基が導入されたものであってもよい。 また、R及び
R′が脂肪族基の場合には、その各炭素原子数は溶媒へ
の溶解性を考慮して1.5以下とするのが望ましり、マ
だ共同して環、例えばシクロヘキシル環を形成し得るも
のである。
本発明の方法で添加する上述の亜鉛粉末又は5nX2
粉末は、その反応を充分かつ適度に進行させるだめに、
RfIに対してモル数で1〜3倍の範囲で添加するのが
望ましい。 これらの金属試薬は夫々単独で用いてよい
し、或いは併用することもできる。 併用する場合にも
、亜鉛粉末とS。X2粉末との合計量はRfIに対して
モル数でやは〕1〜3倍であるのが望ましい。
粉末は、その反応を充分かつ適度に進行させるだめに、
RfIに対してモル数で1〜3倍の範囲で添加するのが
望ましい。 これらの金属試薬は夫々単独で用いてよい
し、或いは併用することもできる。 併用する場合にも
、亜鉛粉末とS。X2粉末との合計量はRfIに対して
モル数でやは〕1〜3倍であるのが望ましい。
まだ、反応は常温常圧でも充分に進行し、作用させる超
音波は市販の超音波洗浄器で得られるものを用いれば充
分である。 丑だ、ハロゲン化スズの使用下で添加して
よい第3級アミンは、使用する溶媒量の例えば4程度(
容量比)であってよい。 反応系において溶媒を使用す
る場合、非プロトン性の極性溶媒、例えばジメチルホル
ムアミド、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド
、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ヘキ
サメチルホスホアミド、アセトニトリル等を使用するの
がよい。 このような極性溶媒は、陽イオンに対する溶
媒和エネルギーが大きいだめに溶解作用が強く、陰イオ
ン性試剤の反応速度を高める作用がある。 なお、本発
明の方法では、用いる出発原料自体が液体である場合に
は、上記の如き溶媒は必ずしも使用することを要しない
。
音波は市販の超音波洗浄器で得られるものを用いれば充
分である。 丑だ、ハロゲン化スズの使用下で添加して
よい第3級アミンは、使用する溶媒量の例えば4程度(
容量比)であってよい。 反応系において溶媒を使用す
る場合、非プロトン性の極性溶媒、例えばジメチルホル
ムアミド、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド
、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ヘキ
サメチルホスホアミド、アセトニトリル等を使用するの
がよい。 このような極性溶媒は、陽イオンに対する溶
媒和エネルギーが大きいだめに溶解作用が強く、陰イオ
ン性試剤の反応速度を高める作用がある。 なお、本発
明の方法では、用いる出発原料自体が液体である場合に
は、上記の如き溶媒は必ずしも使用することを要しない
。
また、カルビノールを得るだめの加水分解は、通常の鉱
酸、例えばHC1、H2SO4で行なってよい。
酸、例えばHC1、H2SO4で行なってよい。
本発明者はまた、上述した合成反応とは別に、次のよう
な反応においても目的とする含フツ素カルビノールを安
定に収率良く合成できることを見出した。
な反応においても目的とする含フツ素カルビノールを安
定に収率良く合成できることを見出した。
即ち、使用する出発原料として、上述したRfIに代え
てRfZnI又はRfSnX2I(Rf及びXは上述し
たものと同じ)を用い(或いは、RfZnI及びRfS
nX2工を併用し)、これをlICOR’(R及びR′
は上述したものと同じ)と特に超音波の作用下で(Rf
SnX2■を使用する場合には上述したと同様の第3級
アミンの添加下でもよい。)反応させ、次に生成物を加
水分解すれば上述したと同様のカルビノールを得ること
ができる。 この反応は、例えばRr Z 11 ’I
JFJL用した場合について(RfSrlX2Iの場合
も同様)、次のように表わせる。
てRfZnI又はRfSnX2I(Rf及びXは上述し
たものと同じ)を用い(或いは、RfZnI及びRfS
nX2工を併用し)、これをlICOR’(R及びR′
は上述したものと同じ)と特に超音波の作用下で(Rf
SnX2■を使用する場合には上述したと同様の第3級
アミンの添加下でもよい。)反応させ、次に生成物を加
水分解すれば上述したと同様のカルビノールを得ること
ができる。 この反応は、例えばRr Z 11 ’I
JFJL用した場合について(RfSrlX2Iの場合
も同様)、次のように表わせる。
この反応によれば、予め合成しておいたRfzイエ野/
又はRt S nX2Iをカルボニル化合物と反応させ
ることが特徴的であるが、この場合でも上述したと同様
に超音波又は第3級アミンの作用が反応分子間の相互作
用を密にし、上記の如き中間生成物の生成を促進するも
のと考えられる。 つまり、超音波のエネルギー又は第
3級アミンの配位作用によって特にRfZnI又はRf
SnX2■のRt ZnまたはRt−8rl結合が弱
まり、さらにRCOR’との相互作用が高まり、両者間
の反応が充分に進行するものと推察される。
又はRt S nX2Iをカルボニル化合物と反応させ
ることが特徴的であるが、この場合でも上述したと同様
に超音波又は第3級アミンの作用が反応分子間の相互作
用を密にし、上記の如き中間生成物の生成を促進するも
のと考えられる。 つまり、超音波のエネルギー又は第
3級アミンの配位作用によって特にRfZnI又はRf
SnX2■のRt ZnまたはRt−8rl結合が弱
まり、さらにRCOR’との相互作用が高まり、両者間
の反応が充分に進行するものと推察される。
使用するR t Z n I又はRfSnX2■自体は
溶媒に対し良く溶けるから、反応が容易に進行する。
また、このRfZnI又はRfSnX2■は、予め上述
したRfIとZn又は5nX2(Xは上述と同様のハロ
ゲン)粉末とをオートクレーブ中で例えば120〜15
0°Cで反応させることによって合成することができる
。 この場合のZn又は5rlX2の使用量は、RfI
に対しモル数で1〜3倍であるのが望ましい。 zn及
び5nX2は同時に併用できるが、その合計量はRrT
に対しモル数でやはり1〜3倍であるのが望ましい。
溶媒に対し良く溶けるから、反応が容易に進行する。
また、このRfZnI又はRfSnX2■は、予め上述
したRfIとZn又は5nX2(Xは上述と同様のハロ
ゲン)粉末とをオートクレーブ中で例えば120〜15
0°Cで反応させることによって合成することができる
。 この場合のZn又は5rlX2の使用量は、RfI
に対しモル数で1〜3倍であるのが望ましい。 zn及
び5nX2は同時に併用できるが、その合計量はRrT
に対しモル数でやはり1〜3倍であるのが望ましい。
なお、反応で使用する溶媒、カルボニル化合物との反応
条件は上述したものと同様である。
条件は上述したものと同様である。
本発明の方法によって合成された含フツ素カルビノール
は、下記の如き諸用途に使用でき、極めて有用なもので
ある。
は、下記の如き諸用途に使用でき、極めて有用なもので
ある。
(1)、それ自身溶剤として使用できる。
(2)、撥水撥油剤、医薬、農薬、染料、顔料、界面活
性物質等の合成中間体として使用できる。
性物質等の合成中間体として使用できる。
(3)、含フツ素重合体を製造するだめの単量体の原料
として使用できる。 例えば、OH基と隣接する水素原
子とを脱水反応で除去して、単量体の不飽和結合を形成
する。
として使用できる。 例えば、OH基と隣接する水素原
子とを脱水反応で除去して、単量体の不飽和結合を形成
する。
次に、本発明を実施例についてよシ詳細に説明するが、
下記の実施例は本発明を限定するものではなく、その技
術的思想に基いて種々に変形するととが可能である。
下記の実施例は本発明を限定するものではなく、その技
術的思想に基いて種々に変形するととが可能である。
実施例1
ナス型フラスコ(容′l@′50fnt)中に市販の亜
鉛粉末130タ (0,02グラム原子)、ヨウ化トリ
フルオロメチル2.15 ? (11mmot)、ベ
ンズアルデヒド1.06 S’ (10mmot)、
及びモレキーラーシーブで乾燥したジメチルホルムアミ
ド25 m/−を夫々入れ、水浴内で市販の超音波洗浄
器(35W、32KHz)による超音波の作用下で30
分間反応させた。 反応後、2%の塩酸100mcを加
えて加水分解を行ない、得られた油層をジエチルエーテ
ルで抽出した。
鉛粉末130タ (0,02グラム原子)、ヨウ化トリ
フルオロメチル2.15 ? (11mmot)、ベ
ンズアルデヒド1.06 S’ (10mmot)、
及びモレキーラーシーブで乾燥したジメチルホルムアミ
ド25 m/−を夫々入れ、水浴内で市販の超音波洗浄
器(35W、32KHz)による超音波の作用下で30
分間反応させた。 反応後、2%の塩酸100mcを加
えて加水分解を行ない、得られた油層をジエチルエーテ
ルで抽出した。
この抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶ヲ72
% (1,27f)の収率で得た。 このカルビノール
の沸点は105〜108°c/ 16rnmHyであっ
た。
% (1,27f)の収率で得た。 このカルビノール
の沸点は105〜108°c/ 16rnmHyであっ
た。
実施例2
実施例1において、溶媒としてテトラヒドロフラン25
mtを用い、同条件で反応させた結果、フェニルトリフ
ルオロメチカルビノールを561(0,99y)の収率
で得た。
mtを用い、同条件で反応させた結果、フェニルトリフ
ルオロメチカルビノールを561(0,99y)の収率
で得た。
実施例3
ナス型フラスコ(容i50mt)中に市販の亜鉛粉末t
3of(o、o2グラム原子)、ヨウ化トリフルオロメ
チル2.15 t (11mmo/−)、アセトフェノ
ンt2or(1゜mITIot)、及びジメチルホルム
アミド25rnt を夫々入れ、水浴内で市販の超音波
洗浄器(35w、、 32KHz )による超音波の作
用下で1時間反応させた。 反応後、2チの塩酸100
mtを加え、油層をジエチルエーテルで抽出した。 こ
の抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去
した。 残渣を(1,o5r)の収率で得た。 このカ
ルビノールの沸点は81〜83°C/3m+n1lfで
あった。
3of(o、o2グラム原子)、ヨウ化トリフルオロメ
チル2.15 t (11mmo/−)、アセトフェノ
ンt2or(1゜mITIot)、及びジメチルホルム
アミド25rnt を夫々入れ、水浴内で市販の超音波
洗浄器(35w、、 32KHz )による超音波の作
用下で1時間反応させた。 反応後、2チの塩酸100
mtを加え、油層をジエチルエーテルで抽出した。 こ
の抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去
した。 残渣を(1,o5r)の収率で得た。 このカ
ルビノールの沸点は81〜83°C/3m+n1lfで
あった。
実施例4
実施例3において、溶媒としてテトラヒドロフラン25
mtを用い、同条件で反応させた結果、メチルフェニル
トリフルオロメチルカルビノールヲ43%(o、szQ
の収率で得た。
mtを用い、同条件で反応させた結果、メチルフェニル
トリフルオロメチルカルビノールヲ43%(o、szQ
の収率で得た。
実施例5〜9
実施例1において、使用するカルボニル化合物をC3H
uCHO(実施例5) 、CH3CH=CHCH0(実
施例6)、C6H3−CH=CHCHO(実施例7)、
せた結果、下記表−1に示す各種のカルビノールが得ら
れた。 なお、各カルビノールの構造は、実施例1及び
2のものも含め、工R及びNMRスペクトル分析によっ
て同定した。
uCHO(実施例5) 、CH3CH=CHCH0(実
施例6)、C6H3−CH=CHCHO(実施例7)、
せた結果、下記表−1に示す各種のカルビノールが得ら
れた。 なお、各カルビノールの構造は、実施例1及び
2のものも含め、工R及びNMRスペクトル分析によっ
て同定した。
(以下余白、次頁へ続く。)
* 19F(CC14) ; a −’0.3 (
CFs、dXJCF5− H=5.6Hz) 、CFs
COOHを外部標準として。
CFs、dXJCF5− H=5.6Hz) 、CFs
COOHを外部標準として。
’H(CC14) :τ5.00 (CH,q)、6.
22 (OH)、7.50 (Ar−H)。
22 (OH)、7.50 (Ar−H)。
実施例10〜17
実施例1において、使用する含フツ素脂肪族ヨウ化物及
びカルボニル化合物として下記表−2に示すものを夫々
用い、他は同条件にて反応を行なわせだ。 使用量は、
含フツ素脂肪族ヨウ化物が11 mmotNカルボニル
化合物が10rr+motであった。
びカルボニル化合物として下記表−2に示すものを夫々
用い、他は同条件にて反応を行なわせだ。 使用量は、
含フツ素脂肪族ヨウ化物が11 mmotNカルボニル
化合物が10rr+motであった。
例えば、(CF3)2CFI を用いる場合、(CF5
)2CFI を3.26r(llmmot)とし、反
応生成物の減圧蒸留でフェニル(ヘプタフルオロ−1−
メチルエチル)カルビノールを54% (1,49F)
の収率で得、まだこの沸点は120〜123°C/ 1
04 rranHy テあった。
)2CFI を3.26r(llmmot)とし、反
応生成物の減圧蒸留でフェニル(ヘプタフルオロ−1−
メチルエチル)カルビノールを54% (1,49F)
の収率で得、まだこの沸点は120〜123°C/ 1
04 rranHy テあった。
各側についての反応物質、及び生成カルビノールの特性
を下記表−2にまとめて示した。
を下記表−2にまとめて示した。
(以下余白、次頁へ続く。)
表−2
実施例18
実施例1において、亜鉛粉末の代りに塩化スズ(SnC
12)を用い、超音波を作用させながら同様の条件で反
応させ、反応生成物を加水分解させたところ、同様のフ
ェニルトリフルオロメチルカルビノールが得られた。
12)を用い、超音波を作用させながら同様の条件で反
応させ、反応生成物を加水分解させたところ、同様のフ
ェニルトリフルオロメチルカルビノールが得られた。
実施例19
実施例18において、超音波を作用させる代シにピリジ
ン5 mlを添加して同様の条件で反応させ、反応生成
物を加水分解させると、同様のフェニルトリフルオロメ
チルカルビノールが得られた。
ン5 mlを添加して同様の条件で反応させ、反応生成
物を加水分解させると、同様のフェニルトリフルオロメ
チルカルビノールが得られた。
比較例
比較のために、実施例1において、亜鉛粉末の代りにマ
グネシウム粉末を用い、他は全く同じ条件で反応させた
ところ、目的とする含フツ素カルビノールが全く生成さ
れないことが確認された。
グネシウム粉末を用い、他は全く同じ条件で反応させた
ところ、目的とする含フツ素カルビノールが全く生成さ
れないことが確認された。
この結果は、リチウム粉末を用いた場合も同様であっだ
0 実施例20 ヨウ化トリフルオロメチルと亜鉛粉末とを夫々(25) 所定量ずつオートクレーブ中に入れ、120〜150°
Cで加熱しながら反応させ、CF3zn■を得た。 こ
れを実施例1と同様に、ベンズアルデヒド及びジメチル
ホルムアミドと共にフラスコに入れ、水浴内で超音波を
作用せしめた。 反応後、2%の塩フルオロメチルカル
ビノールを得だ。 なお、上記CF5ZnI以外の他の
RfZn■を使用すると、対応するカルビノールが夫々
得られた。
0 実施例20 ヨウ化トリフルオロメチルと亜鉛粉末とを夫々(25) 所定量ずつオートクレーブ中に入れ、120〜150°
Cで加熱しながら反応させ、CF3zn■を得た。 こ
れを実施例1と同様に、ベンズアルデヒド及びジメチル
ホルムアミドと共にフラスコに入れ、水浴内で超音波を
作用せしめた。 反応後、2%の塩フルオロメチルカル
ビノールを得だ。 なお、上記CF5ZnI以外の他の
RfZn■を使用すると、対応するカルビノールが夫々
得られた。
実施例21
実施例20において、亜鉛粉末の代りに塩化スズ(Sn
C12)を用いてヨウ化トリフルオロメチルと同様に反
応させ、CF35nC12N を得た。 続いて、実施
例20と同様に、ベンズアルデヒド及びジメチルホルム
アミドと共にフラスコに入れ、超音波を作用させながら
反応させ、生成した油層から抽出した生成物を加水分解
してフェニルトリフルオロメチルカルビノールを得た。
C12)を用いてヨウ化トリフルオロメチルと同様に反
応させ、CF35nC12N を得た。 続いて、実施
例20と同様に、ベンズアルデヒド及びジメチルホルム
アミドと共にフラスコに入れ、超音波を作用させながら
反応させ、生成した油層から抽出した生成物を加水分解
してフェニルトリフルオロメチルカルビノールを得た。
実施例22
(26)
実施例21において、超音波を作用させる代りにピリジ
ン5mj!を添加した状態で反応させ、反応生成物の加
水分解によって同様のフェニルトリフルオロメチルカル
ビノールを得た。
ン5mj!を添加した状態で反応させ、反応生成物の加
水分解によって同様のフェニルトリフルオロメチルカル
ビノールを得た。
代理人 弁理士 掻板 宏
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式: (但、Rfは含フツ素脂肪族基を示す。)で表わされる
含フツ素脂肪族ヨウ化物と、一般式: (但、R及びR′は、水素原子、脂肪族基及び芳香族基
からなる群よシ選ばれた同−又は異なる原子又は基であ
って、共に脂肪族基である場合には共同で環を形成し得
るものである。) で表わされるカルボニル化合物とを、亜鉛粉末と5nX
2(但、Xはハロゲンを示す。)で表わされるハロゲン
化スズ粉末との少なくとも一方の存在下において反応さ
せ、次いでこの反応生成物を加水分解することによって
、 一般式: (但、RflR及びR′は前記したものと同じ)で表わ
される含フツ素カルビノールを得ることを特徴とする含
フツ素カルビノールの製造方法。 2、 Rtが炭素原子数10以下の含フツ素アルキル
基又は含フツ素アルケニル基である、特許請求の範囲の
第1項に記載した方法。 3、 R及びR′が炭素原子数15以下のアルキル基
又はアルケニル基である、特許請求の範囲の第1項又は
第2項に記載した方法。 4、亜鉛粉末及び/又はハロゲン化スズ粉末をモル数に
して、Rf工の1〜3倍の範囲で用いる、特許請求の範
囲の第1項〜第3項のいずれか1項に記載した方法。 5、含フツ素脂肪族ヨウ化物とカルボニル化合物とを溶
媒使用下で反応させる、特許請求の範囲の第1項〜第4
項のいずれか1項に記載した方法。 6.溶媒として非プロトン性極性溶媒を用いる、特許請
求の範囲の第5項に記載した方法。 7、 反応を常温及び常圧下で行なわせる、特許請求の
範囲の第1項〜第6項のいずれか1項に記載した方法。 8、含フツ素脂肪族ヨウ化物とカルボニル化合物とを超
音波の作用下で反応させる、特許請求の範囲の第1項〜
第7項のいずれか1項に記載した方法。 9、ハロゲン化スズ粉末を使用する際、含フツ素脂肪族
ヨウ化物とカルボニル化合物とを第3級アミンの添加下
で反応させる、特許請求の範囲の第1項〜第7項のいず
れか1項に記載した方法。 10一般式: %式% (但、Rfは含フツ素脂肪族基、Xはハロゲンを示す。 ) で表わされる含フツ素脂肪族ヨウ化物と、一般式: (但、R及びR′は、水素原子、脂肪族基及び芳香族基
からなる群よシ選ばれた同−又は異なる原子又は基であ
って、共に脂肪族基である場合には共同で環を形成し得
るものである。) で表わされるカルボニル化合物とを反応させ、次いでこ
の反応生成物を加水分解することによって、一般式: (但、Rf、R及びR′は前記したものと同じ)で表わ
される含フツ素カルビノールを得るこトラ特徴とする含
7ノ累カルビノールの製造方法。 11、Rrが炭素原子数10以下の含フツ素アルキル基
又は含フツ素アルケニル基である、特許請求の範囲の第
10項に記載した方法。 12、R及びR′が炭素原子数15以下のアルキル基又
はアルケニル基である、特許請求の範囲の第10項又は
第11項に記載した方法。 13、含フツ素脂肪族ヨウ化物とカルボニル化合物とを
溶媒使用下で反応させる、特許請求の範囲の第10項〜
第12項のいずれか1項に記載した方法。 14、溶媒として非プロトン性極性溶媒を用いる、特許
請求の範囲の第13項に記載した方法。 15、反応を常温及び常圧下で行なわせる、特許請求の
範囲の第10項〜第14項のいずれか1項に記載した方
法。 16、 RtZnI及び/又はRt S nX2Iとカ
ルボニル化合物とを超音波の作用下で反応させる、特許
請求の範囲の第10項〜第15項のいずれか1項に記載
した方法。 17、 RfSnX2Iとカルボニル化合物とを第3級
アミンの添加下で反応させる、特許請求の範囲の第10
項〜第15項のいずれか1項に記載した方法。 18一般式:RrI(但、Rfは含フツ素脂肪族基を示
す。)で表わされる含7ノ素脂肪族ヨウ化物と、亜鉛粉
末及び/又はS。X2(但、Xは)・ロゲンを示す。)
で表わされるハロゲン化スズ粉末とを加熱下で反応させ
るととによってRt Z n I及び/又はRfSnX
2■を生成させた後、このRt Z n I及び/又は
RrSnX2■とカルボニル化合物とを反応させる、特
許請求の範囲の第10項〜第17項のいずれか1項に記
載した方法。 19・、亜鉛粉末及び/又はハロゲン化スズ粉末をモル
数にして、RfIの1〜3倍の範囲で用いる、特許請求
の範囲の第18項に記載した方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14310981A JPS6055046B2 (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 含フツ素カルビノ−ルの製造方法 |
US06/416,493 US4484993A (en) | 1981-09-10 | 1982-09-10 | Process for producing fluorine-containing organic compound |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14310981A JPS6055046B2 (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 含フツ素カルビノ−ルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865233A true JPS5865233A (ja) | 1983-04-18 |
JPS6055046B2 JPS6055046B2 (ja) | 1985-12-03 |
Family
ID=15331111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14310981A Expired JPS6055046B2 (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 含フツ素カルビノ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055046B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60200832A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-11 | Agency Of Ind Science & Technol | 不均一系触媒によるクワドリシクレン異性化反応の反応促進方法 |
JPS625926A (ja) * | 1985-05-22 | 1987-01-12 | ロ−ヌ−プ−ラン・スペシアリテ・シミ−ク | ペルフルオルアルキル化アルコ−ルの製造方法 |
WO2003087029A1 (fr) * | 2002-04-18 | 2003-10-23 | Sumika Fine Chemicals Co., Ltd. | Procede de production de compose d'acide $g(a)-hydroxycarboxylique |
JP2006347932A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Univ Of Tokushima | 第3級アルコールの製造方法 |
WO2012121301A1 (ja) * | 2011-03-10 | 2012-09-13 | 国立大学法人京都大学 | 含フッ素置換化合物の製造方法及び含フッ素置換化合物 |
WO2018025429A1 (ja) * | 2016-08-05 | 2018-02-08 | 関東電化工業株式会社 | モノヒドロペルフルオロアルカンを出発原料とするペルフルオロアルキル化合物の製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100733187B1 (ko) * | 1999-10-26 | 2007-06-27 | 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 | 폴리프로필렌계 필름 및 다층 적층체 |
KR20020060721A (ko) * | 1999-10-26 | 2002-07-18 | 가즈토 도미나가 | 폴리프로필렌 필름 및 다층 적층체 |
-
1981
- 1981-09-10 JP JP14310981A patent/JPS6055046B2/ja not_active Expired
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60200832A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-11 | Agency Of Ind Science & Technol | 不均一系触媒によるクワドリシクレン異性化反応の反応促進方法 |
JPH0327542B2 (ja) * | 1984-03-26 | 1991-04-16 | Kogyo Gijutsuin | |
JPS625926A (ja) * | 1985-05-22 | 1987-01-12 | ロ−ヌ−プ−ラン・スペシアリテ・シミ−ク | ペルフルオルアルキル化アルコ−ルの製造方法 |
US4701569A (en) * | 1985-05-22 | 1987-10-20 | Rhone-Poulenc Specialties Chimiques | Process for the preparation of perfluoroalkylated alcohols and esters |
JPH0113694B2 (ja) * | 1985-05-22 | 1989-03-07 | Roonu Puuran Supeshiarite Shimiiku | |
WO2003087029A1 (fr) * | 2002-04-18 | 2003-10-23 | Sumika Fine Chemicals Co., Ltd. | Procede de production de compose d'acide $g(a)-hydroxycarboxylique |
JP2006347932A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Univ Of Tokushima | 第3級アルコールの製造方法 |
WO2012121301A1 (ja) * | 2011-03-10 | 2012-09-13 | 国立大学法人京都大学 | 含フッ素置換化合物の製造方法及び含フッ素置換化合物 |
US9255114B2 (en) | 2011-03-10 | 2016-02-09 | Kyoto University | Method for producing fluorine-containing substituted compound and fluorine-containing substituted compound |
US9518074B2 (en) | 2011-03-10 | 2016-12-13 | Kyoto University | Method for producing fluorine-containing substituted compound and fluorine-containing substituted compound |
WO2018025429A1 (ja) * | 2016-08-05 | 2018-02-08 | 関東電化工業株式会社 | モノヒドロペルフルオロアルカンを出発原料とするペルフルオロアルキル化合物の製造方法 |
CN109563016A (zh) * | 2016-08-05 | 2019-04-02 | 关东电化工业株式会社 | 以单氢全氟烷烃为起始原料的全氟烷基化合物的制造方法 |
JPWO2018025429A1 (ja) * | 2016-08-05 | 2019-05-30 | 関東電化工業株式会社 | モノヒドロペルフルオロアルカンを出発原料とするペルフルオロアルキル化合物の製造方法 |
US10450253B2 (en) | 2016-08-05 | 2019-10-22 | Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. | Preparation process of perfluoroalkyl compound with monohydroperfluoroalkane as starting material |
CN109563016B (zh) * | 2016-08-05 | 2022-05-13 | 关东电化工业株式会社 | 以单氢全氟烷烃为起始原料的全氟烷基化合物的制造方法 |
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---|---|
JPS6055046B2 (ja) | 1985-12-03 |
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