JPS5865012A - 粗紡機の粗糸巻取張力自動制御方法および装置 - Google Patents

粗紡機の粗糸巻取張力自動制御方法および装置

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JPS5865012A
JPS5865012A JP56161472A JP16147281A JPS5865012A JP S5865012 A JPS5865012 A JP S5865012A JP 56161472 A JP56161472 A JP 56161472A JP 16147281 A JP16147281 A JP 16147281A JP S5865012 A JPS5865012 A JP S5865012A
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winding
speed
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荒木 英仁郎
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/14Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements
    • D01H13/16Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粗紡機において、紡出中の粗糸の巻取張力を一
定に保持して、均斉な重さく重量/単位)の粗糸を紡出
する目的において、回転中のボビン径を計測し、このボ
ビン径に対応してボビンの回転数を自動的に制御する方
法とその装置に係わるものである。
粗紡機においては、紡出繊維の種類1重さ、フライヤー
の回転数、撚数などの紡出条件により、ボビンに巻かれ
た粗糸の層数とボビン径の増加の割合が変わるため、公
知のごとく一種類のコーンドラムを使用4る方法などで
は総ての紡出条件に対し巻初めより満管まで巻取り張力
が一定になるよう機台を調節することが困難である。と
ころで粗糸張力の変動は桿糸重さの変動となり、糸の番
手変動の原因になるため、この張力調整のため作業者に
高度の技術と経験が要求されているのが現状である。
このため機械装置として粗糸張力を一定にしようとする
多くの提案がなされている。たとえばボビン回転の変速
方法としてコーンドラムを一採用している粗紡機におい
ては、特公昭52−48652又は実公昭52−188
76に示される装置、その他各種の粗糸張力補正装置が
提案され実用化されている。しかしこれらは、与えられ
た紡出条件で一/l’紡出しながらボビンの巻き初めか
ら満管までの間の数箇所でフロントローラーとフライヤ
ートップ間の粗糸の張り具合を見ながら補正装置をセッ
トするもので、手間がかかシかつチェックポイントが数
箇所のため完全とは言えない。 一方、前記手動セット
の欠点を補うため、特公昭51−22582に示される
装置のごとく、フロントローラとフライヤートップ間の
粗^の弛み具合を光電管で探知してボビン回転数を自動
制御したシ、又粗糸の振れ具合を探知してボビン回転数
を自動制御する方法などが提案されているが、これらは
複数錘の平均値による補正管理が困難なこと、また単錘
管理方式の場合には、その測定対象錘の紡出状態が異状
な場合に間違った補正指令を出すなどの欠点がある。更
に粗糸の弛み具合と粗糸張力の間の数値的関連は明確で
なく、従ってボビン回転数の正確な制御は困難である。
現在実用的に使用されている粗紡機は、ボビンリード方
式であってボビン回転数とそれより少ないフライヤー回
転数の差(巻取回転数)によシ。
粗糸をボビンに巻取る方式である。ところでフロントロ
ーラーから送出された粗糸は、7ライヤーの回転により
撚りをかけられながらフライヤ一本体の溝、フライヤー
デレッサーを通過してボビンに巻取られる間の抵抗によ
り若干引延ばされる(これを不定ドラフトという)。従
って粗糸の巻取速度はフロントローラーよりの紡出度よ
シ若干速くなっており、粗糸張力を一定にして紡出する
ためには、この不定ドラフト量が粗糸のボビンの巻き初
めから満管まで一定に保たれることが必要である。とこ
ろで巻取速度は巻取回転数とそのときのボビン径によっ
て決まるので1本発明のごとくボビン径、ボビンおよび
フライヤーの回転数の計測によりボビン回転数を制御す
る方式は、粗糸を一定張力で紡出するための方法として
、公知の方法に比べきわめて合理的なものである。以下
本発明の準拠した原理とボビン回転数制御方法について
説明する。
粗紡機において、フロントローラーからの紡出速度をv
′/IIl、フライヤーの回転数をNir r、p、m
ボビンの巻径をDncIR,そのときのボビンの回転数
をNFr、p、m  とすると、一般にボビンリード式
粗紡機の巻取条件は次式■で示される。
(NB−NF)yr−DB==a−V    −、−−
−■(NB−Nv)が前述の巻取回転数を示しており。
aは前述の不定ドラフト量を示す。換言すれば巻取速度
と紡出速度Vの比を示すもので1機械の構造および紡出
条件によシ適正値が選定され、ボビンの春期めか′ら満
管まで一定であることが必要である。通常の粗紡機では
紡出運転中、7ライヤーの回転数NFおよび紡出速度V
が一定のため、ボビンの回転数Nnはボビン径Dn と
反比例の関係にある。従ってこのボビン回転数を制御す
るために双曲面のコーンドラムや、P、I、V無段変速
機と変速用カムを併用した制御機構などが採用されてい
る。しかし一種類のコーンドラムやカムで紡出条件の異
なる粗糸を一定の粗糸張力で紡出することの技術的困難
さについては前述した通りである。
最近の傾向のごとく粗紡機が高速、ラージパッケージ化
してくると1巻取られた粗糸に作用する遠心力のため粗
糸が切断しやすくなり、この対策として特公昭47−4
2855で示さるるごとく、ボビン径の増大に伴なって
原動機速度を連続的に減少さるか、或はステップ式に減
少さる方式が採用さることがある。この場合はフライヤ
ートップ′ サー(以後単にプレツサーという)の加圧
力が回転数により変化することも加わり、粗糸張力を一
定にすることは更に困難になる。従って本発明の詳細な
説明にあたっては、7ライヤーの回転数Nyも変化する
ものとして取扱うことにする(勿論フライヤー回転数を
変化させないNFが一定の場合も含まれるものとする)
。また、NF一定の場合を想定しても、実際には伝導損
失や負荷の変動などにより若干NFは変動しているとみ
られるので上記NFを変動数値として取扱うのは合理的
と考えられる。この場合には紡出速度Vは次式■で示さ
れる。
V=b−Np           ・・・・・・■b
は70ントローラ径およびフライヤーから70ントロー
ラへの回転伝達比よシ求められる定数で機械により、お
よび与えられた紡出条件(撚数)により一義的に決定さ
れるものである。そごで前記式■の巻取条件は次式■■
′のごとくなる。
(NB−Nv)yr−Dn=a−b’−Nv−−−−−
−■<−−1)DB  = 4−!! = K・・・・
・・CB NF              π 従って、DBとNB/NFが反比例の関係になる。
なおKは不定ドラフト量aを含むもので、以後aの代り
にに値を使用する。両式びより回転数Nnは次式■で与
えられる。  。
NB=に一閣+Nir    ・・・・・・■本発明は
両式■Ω理論式に準拠して正確にボビンの回転数を制御
するものである。今紡出中の任意の時点において計測し
たボビン径をDB% ボビンの回転数をNn’、フライ
ヤーの回転数をNv。
Kの設定値をKOとしく粗糸の春期めにおいて、フロン
トローラとフライヤートップとの間の粗糸の弛み具合が
最適な場合のKをもってKoとする)該測定値に対応し
前記式びにより求められるKの値をに′とすると、偏差
値 Δに=KO−に’  が粗糸張力変動の大きさを示
しており、このΔKがKの管理限界±δKを越える場合
のみボビン回転数補正装置を作動させ1式■により規定
される正規のボビン回転数NBに補正すればよい。この
場合のボビン回転数の補正回転数ΔB=NB−NB’は
次式■で示される。
NF ΔB=△”Dn       ・・・・・・■第1図に
おいて、にの上部管理限界(U、C,L)を、+δK、
下部管理限界(L、O,L)を−δにとする。
この図において00′はKの設定値KOを代表する。
Sは横軸にボビン径(或は粗糸紡出長)をとった場合の
ボビン回転数補年を実施しない場合のに値の変化の一例
を示すものとする。
8曲線が下部管理限界線り、C,Lを超える点をPlと
し、この時点モポビン回転数補正装置を作動させてに値
が設定値KOになるようボビン回転数を増加する。その
点をP2で示す。その後に値はS′のごとく変化し、P
aにおいて上部管理限界線U、C,Lを超える。この点
において再びボビン回転数補正装置を作動させて、K値
が設定値KOになるようボビン回転数を低下させる。こ
のようにしてボビン回転数を制御すれば、K値で表現さ
れる粗糸の巻取張力をボビンの春期めから満管まで許容
範囲内に抑えることが可能である。
次に本発明を実施する場合の装置について説明する。本
装置は大別してボビン径DB、ボビン回転数NB、フラ
イヤ回転数Nyをそれぞれ計る計測装置蔀、インプット
された上記計測値よりKの偏差値ΔKを演算し、このΔ
Kが管理限界値±δKを越えた場合に指令を出すマイク
ロコンピュータ−装置部、およびマイクロコンピュータ
−の指令により作動するボビン回転数制御装置部の3つ
より構成される。
先ず計測装置部について説明する。ボビンの回転数NB
およびフライヤーの回転数NFは回転軸系を利用するこ
とにより、公知の回転数計測センサーにより容易に測定
しマイクロコンピュータ−にインプットすることが可能
である。
次に回転中のボビン径DBの計測方法について説明する
。回転中のボビンの表面に直接フイーラーを接触させて
ボビン径を測定する方法も考えられるが、ボビンは上下
に運動しておシ、かつボビンの上部および下部が円錐形
状であるため装置が複雑になること、およびフイーラー
で粗糸を損傷する点で好ましくない。従って本発明装置
では。
非接触ボビン径測定法を採用するのが実用的見地から有
利と考えられる。非接触式距離測定法としては、公知の
精度の高い方法が幾通シか実用化されている。たとえば
光線(レーザ光線、赤外線など)や超短波電磁波や超音
波を使用した距離(長さ)測定法などである。これらの
非接触式距離測定法を用いてボビン径を計測する一方法
として、第2図に示すごとく測定器の基点1からボビン
2の表面までの距離lを測定することによりボビン径を
求める方法がある。第2図においてLは測定器の基点1
とボビン2の中心間距離を示し、3a。
3bはフライヤーレッグ、4はプレフサーを示す。
次に第3−1図、第3−2図によりボビン長手方向に対
する測定位置についキ説明する。ボビン径の測定位置を
A即ち粗糸表面に対応する位置とすると、第8−1図に
示すごとくボビン2が下降工程のときは新しく粗糸層を
形成しつつある粗糸層nの外径D1を測定することにな
り、また第3−2図に示すごとくボビン2が上昇工程に
あるときは、形成しつつある粗糸層の一層前の粗糸層n
′の外径D2を測定することになる。前述の理論式にお
けるポ、ビン径DEはD1+D2/2で与えられるが、
前記式〇′のKの設定値に誤差を加味することによりD
I、D2の何れを採用しても実用的には差支えない(以
後、Dl又はD2を前述のボビン径DBと同じ扱をする
)。そこで同一条件で測定するためには何れか一方向の
工程に限定する必要がある。この場合は一層おきに粗糸
張力を補正することになるが実用上は差支えない。但し
粗糸層の外周面は丸味をもった粗糸がコイル状に巻かれ
ているため若干の凹凸があるため、測定位置がAの場合
には平均値測定が必要となり複雑になるのは避けられな
い。しかし、測定位置をB即ちプレフサーの羽子板4′
の中心高さにすると、ボビン2の上下工程に関係なく、
プレフサ−羽子板4′より引出された直後の粗糸層の外
径D1を計測することができる。但しこの場合にはプレ
フサ4が障害とならないボビン外周範囲で計測するよう
、計測のタイミングを7ライヤーの位置と同期させる装
置が必要である。
非接触式距離測定法を用いてボビン径を計測する他の効
果的な方法として、前述のごとく測定器の基点からボビ
ン表面までの距離を直接測定せず。
ボビン外周面に常に接触するよう設けられた介在物と測
定器の基点との距離を測定することにょシボビン径を計
測する方法がある。該介在物として最も適当なのは、プ
レフサーである。即ちプレンば覧 サーはフライ一本体に板付けられており、ボビンに粗糸
を導く役割とともに、回転によって生じる遠心力により
ボビン外周面に圧力を加え、粗糸をボビンにしっかり巻
付ける役割を有しており、ボビンの外周面はプレフサー
の圧力にょシプレッサーとの接触部で若干凹むもので、
この箇所で粗糸がボビン上に巻き取られるため、この箇
所でのボビン径を計測するのが最も効果的であることは
明白である。更にプレフサーを介在物として利用する場
合は、前記第3−1図、第3−2図の測定位置Bについ
て説明したごとくボビンの上下工程に関係なく粗糸層の
外径D1を計測することが可能であシ、また第4図に示
すごとくプレフサ−羽子板4′は複数の粗糸コイル”1
*”2*・・・に圧接しているので、ボビンの平均径を
計測できる点で有利である。加えてプレフサーは一般に
金属製であること、および第5図に示すようにプレフサ
−羽子板に測定に適した形状、材質の部材を取付けるこ
とにより非接触距離測定を容易にすることができるなど
の利点が考えられる。
以下第5図によりプレフサーを介してボビン径を計測す
る場合の実施例について説明する。図において実線で示
したプレフサー4は満管近くにおける状態を示し、二点
鎖線で示したプレフサー4aは右動めの状態を示すもの
とする。プレフサーはフライヤーレッグ3bの軸心Q(
本図ではレッグの中心にとっているが、必しもレッグ中
心とプレフサーの回転軸心は一致しない)を中心として
回転可能に取付けられており、ボビン径の増加にら実線
で示したプレフサ4の位置まで移動する。
全測定器の基点1と、プレフサ−羽子板4′(図のよう
に測定部材が取付けられる場合はその部材)のボビン中
心に対する最大回転半径Rを示す0点との距離をlpと
し、半径Rとこのときのボビンの半径r1との差、即ち
羽子板4′の厚さに相当するものをtとし、測定器の基
点1とボビン中心の距離をLとすると、ボビン半径rl
はlpを測定することにより、   L−,5p=R→
R−t:=rtにより求められるが、tはボビン径によ
υプレフサーの接触角が変化するため一定とは限らない
この変化量を無視できる場合は単純であるがもし無視で
きない場合、孔はボビン径に対応して変化するので、予
めボビン径の変化に対応する半径孔を求め、この関係を
マイクロコンピュータ−にセットしておけば、上記距離
tを考慮しな(ても単にlpを測定するだけでボビン径
を計測することが可能である。但し前述の如く測定に対
し回転しているフライヤーレッグ3a、3bなどの障害
を回避するため、7ライヤーの回転と同期させて測定の
タイミングを規制する必要のあることは勿論である。
次に第6図のブロックダイヤグラムにもとづき。
本発明のマイクロコンピュータ−装置部(以後マイコン
と略称する)について説明する。なお図においてEは計
測部、Fはマイコン部、Gはボビン回転制御部である。
マイコン部は、非接触距離測定器によシ測定した前記l
(第2図)又はlp(第5図)の入力を受けてボビン径
DBおよび複数個のボビンの平均ボビン径を計算する「
DB演算回路部」、該DBお−よび測定されたボビン回
転数Nnと7ライヤ一回転数Nyの入力を受けてK =
 (N臀−11xDnを算出する「K演算回路部」、更
に該に値と設定値Koの偏差値を求めKの管理限界値±
δにとの比較を計算する「比較演算部」の主要な3演算
部を有しており、また粗糸に対する抵抗がボビン径によ
り変化し、これが無視できない場合にはボビン径に対応
した設定値の記憶回路を具備させる必要がある。更にマ
イコンは前記「比較演算部」よ)の出力信号を受けこれ
を増巾する「増巾部」およびボビン回転数制御装置用操
作モータを正転または逆転するための「出力リレ一部」
を一体として具備する場合もある。
K値が管理限界を超えた場合、操作モータが正転または
逆転してボビン回転数制御装置を作動しボビンの回転数
を減速または増速し、その結果が再び測定されマイコン
に入力され前記の制御ループを繰返す。紡出条件によっ
て起こる粗糸張力の変化即ちに値の、変化は経験的に第
1図Sで例示したごとく極めて緩やかなので、に値がそ
の管理限界(第1図のU、C,Lおよびり、C,L )
を越えた時点で一度Kを設定値Koになるようにすれば
ボビン回転数の補正回数が少なくなる。このためには前
記式〇において、Δに=δKにした場合の士ΔB=乎δ
4だけボビン回転数を補正すればよいわけで1例えばコ
ーンドラム式変速装置を有する粗紡機では補正時点での
ボビン径に関係なく一定量コーンドラムベルトを移動す
ればよいことが知られているので、操作モータをタイマ
ーにより−定時間だけ回転するようにすればよい。なお
マイコン部に設定値Ko、管理限界δにおよびに値の表
示手段を付加すれば管理上有益である。
本発明を従来の一対のコーンドラムによるボビン回転数
変速装置を有する粗紡機に適用した場合の装置の実施例
を、第7図に基づき説明する。先づ動力伝達系統につい
て述べると、主モータ5より歯車列やタイミングベルト
などの回転伝達手段(大実線で示す)により、フロント
ボトムローラ6、フライヤー3、トップコーンドラム7
に回転が伝達され、ボビン2には主モータ5よりの回転
と、トップコーンドラム7よりベルト8を介してボビン
径に対応して変速回転されるボトムコーンドラム9より
の回転とが差動機構10で複合されて伝達される。更に
ボトムコーンドラム9の回転はボビンレール11の上下
運動機構(図示せず)に伝達されボビン2に上下運動を
与える。
次にボビン回転数変速部につき説明する。図に示す実施
例ではコーンドラム用ベルト8を移動する系統において
、従来のベルト送)vA構に差動歯車機構部Hを付加す
ることにより、従来のベルト送りと補正ベルト送)が可
能な構造になっている。
通常のベルト送シの場合について説明すると、ベルトシ
フター12を有するブック13は、公知のようにウェイ
ト14の下降によって回転する軸15上の歯車16と噛
合し、該歯車16は同軸上の歯車17.遊星歯車機構の
遊星歯車18.軸15と同一軸心を有する軸19上の歯
車20.小歯車群21を介したラチェットホイール22
等と連結しているため、粗糸層の変わるごとに該ラチェ
ットホイール22に噛合う爪が外れることにょシ該歯車
16は間歇回転し、ベルト8を矢印の方向に一定量移動
させてボトムコーンドラム9の回転数を変え、ボビン2
の回転数を変速する。一方、前述のに値が管理限界を越
えた場合には、ボビン回転数制御手段の主要部をなす操
作用モータ23が正転または逆転して補正ベルト送りを
する。この場合はモータ23の回転によりウオーム24
を回し、ウオーム24はウオームホイール25と噛合し
遊星歯車18を軸15.19の軸心に対して回す。この
場合、軸19はラチェットホイール22とこれに噛合う
爪(図示せず)の作用により固定状態にあるので、前記
歯車18の回転は歯車17によシ軸15を回すようにな
シ、歯車16.ラック13.ベルトシフタ12を経てベ
ルト8に所要長の前進または後退移動を与えボビンの回
転数を補正する。この補正ベルト送りについては上記以
外多くの公知の方法、装置があシ、これらが本発明に適
用可能なことは勿論である。
更に計測機構部について説明する。非接触式距離測定装
置1aが計測対象となるボビン数に対応して1個又は複
数個機台に設置されておシ、該装置1aは7ライヤ一位
置同期装置26または該装置26とボビンリフト位置検
出装置(図示せず)の指令により一定時間作動して前述
の如<Ic第2図)またはIP(第5図)を測定し、そ
の情報をマイコンMに伝達し、マイコンMによってボビ
ン径が演算される。なお7ライヤ一位置同期装置は図示
の如く、7ライヤーを直接でなく、フライヤーと同回転
数を有する他の回転部材(図示せず)を流用しても差支
えない。フライヤー回転数の計測は回転センサー27で
行なう。機台全体のフライヤーは一本のフライヤー駆動
軸28上の歯車29と7ライヤ3上の歯車30との噛合
いによって駆動されるので、フライヤー回転数計測セン
サー    227は上記軸28の駆動系に1組設置す
ればよい。
同様の理由でボビン回転数計測センサー31はボビン駆
動軸32の駆動系に1組設置されている。
これら計測された回転数信号はマイコンMに伝達され、
前述のに値、偏差値ΔKが演算されるようになっており
、その結果の信号電流が増巾器Nで増巾されて出力リレ
一部Wに伝達され、操作モータ23を作動する。なお第
7図において前記測定値の情報伝達経路を結実線で示し
である。
以上は本発明を一対のコーンドラムを使用した粗紡機に
適用した場合についてであるが、勿論P。
1、V  変速装置とカムを組合せたボビン回転数制御
装置を有する粗紡機にも適用可能である。更に本発明手
段を適用することにより、例えば一対のコーンドラムを
使用した粗紡機のベルト送シ装置を簡単にすることが可
能になる。即ち従来機のごとく粗糸層が変わるごとにウ
ェイト14.ラチェ′ット22(第7図)などにより一
定蚕ベルト8を送る装置を省略し、第8図の実施例のご
とく操作用モータ23′に間歇回転を与えることにより
、歯車群33の噛合いを経て直接軸34を通じ歯車16
に間歇回転を与えて一定長のベルト送りを行なうととも
に、該モータ23′でベルトの位置補正も行うことがで
きるものである。更に本発明を適用する場合はコーンド
ラムの形状を加工上困難な従来の双曲面とせず、直線コ
ーンドラムの採用も可能な利点がある。
ボビン回転数の変更方法として、主モータを動力源とす
る一対のコーンドラムやP、T、V を使用せず1例え
ば第7図におけるボトムコーンドラム9に相当するとこ
ろに直接無段変速モータを取付け、ボビン径に対応して
設定されたプログラムにより該モータを変速する方法も
公知である。この方法は装置が簡単になる利点があるが
、フライヤーおよびフロントローラの駆動系とボビンの
駆動系が別々のため、夫々の系の慣性の差やモータ特性
の差によシ、正常運転中は勿論、特に機台の始動時およ
び停止時に前記粗糸の巻取条件(式C)を保持すること
が技術的に困難なため未だ実用化されていない。ところ
で本発明手段を適用する場合は、瞬時に前記に値を求め
ることができ、これによって定常運転および始動時には
、前記無段変速モータの回転数変更機構部にマイクロコ
ンピュータ−の信号を入力して回転速度を制御し、停止
時には該モータの制動トルクを制御することにより粗糸
の巻取り張力を一定に保持することが可能となり、無段
変速モータによるボビン回転数を変更する方式の実用化
を可能にするものである。
以上説明したように1本発明は理論的巻板条件式に基づ
き、粗紡機のフロントローラから紡出される粗糸にかか
る不定ドラフト量を計測しなから粗糸の巻取速度を制御
するので、該不定ドラフト量をボビンの巻初めから満管
まで設定された管理限界内で容易に制御可能であシ粗糸
の巻取張力を一定にでき、従って均一な重量の粗糸を紡
出できるので1番手変動の少ない糸の生産に効果がある
しかも本発明は紡出条件によって変わる不定ドラフト量
(又は巻取張力)の設定が容易で1春期めにおけるフロ
ントローラとフライヤートップ間の粗糸の弛み具合をみ
ながら、マイコンの設定値を調節すればよいもので、一
度該設定値と管理限界を決めれば、以後満管まではマイ
コンが自動的に制御することになるので、器機の取扱操
作が極めて容易であシ、特に高度な技術を必要としない
特長がある。
更に従来公知の粗糸張力補正方法に比べ複数錘について
の測定が容易で、かつその平均値を使用して制御できる
ので、制御精度の向上が期待できる。加えて従来の種々
のボビン回転数変速装置を単純化することができ、これ
らに付加してボビン回転数を補正する装置としても容易
に採用可能であることは本文に詳細に説明した通りであ
る。本発明は高度に発達したマイコン技術と計測技術を
効果的に組入れることによシ、粗糸の巻取張力の自動制
御を可能にした有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る不定ドラフト制御関係を略示する
説明図、第2図より第5図はボビン径のと 計測方法示し、第2図は平面図、第3−1図および第8
−2図は正面図、第4図は要部拡大断面図。 第5図は他の方法を示す平面図、第6図は本発明による
ボビン回転数制御系およびマイクロコンピータ機能部を
示すブロックダイヤグラム、第7図は本発明の実施例を
示す装置関係説明図、第8図は他の実施例の要部を示す
装置関係説明図である。 1:距離測定器基点 1a:非接触式距離測定装置 2:ボビン 3:7ライヤ 23.23’:操作用モータ 26:7ライヤ一位置同期装置 27:フライヤー回転数計測センサー 31:ボビン回転数計測センサー M=マイクロコンピュータ− W:出力リレ一部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ボビンリード式粗紡機において、稼動中の1個また
    は複数個の紡出錘について、ボビンの平均巻径DB−、
    ボビンの回転数NB’、、および7ライヤーの回転数N
    Fを自動的に計測し、粗糸の巻取条件”/NF −1)
    x Dil =にの値を自動演算し、該に値が予め設定
    された管理限界値を外れたとき、該に値を中心設定値の
    方向に修正するようボビンの回転数を自動的に減速また
    は増速することによシ、粗糸の巻取張力を自動的に補正
    することを特徴とした粗紡機の粗糸巻取張力自動制御方
    法。 2)ボビンリード式粗紡機において、稼動中の1個また
    は複数個の紡出錘について、ボビン径DBを計測する非
    接触式距離測定装置と、ボビン回転数NWおよび7ライ
    ヤ一回転数Nl?’の両計測センサーと、上記両計測セ
    ンサーの計測値の入力をうけてボビン径DBおよび巻取
    条件(NB/NF−1)xDB=にの値を演算し、該に
    値と予め設定された管理限界値を比較し、該に値が上記
    管理限界値を外れたときにこれに対応して補正信号を出
    す機能を具備したマイクロコンピュータと、この補正信
    号により作動・するリレ一手段と、このリレ一手段の作
    動によりボビン回転数を変更するボビン回転数制御手段
    とよりなることを特徴とする粗紡機の粗糸巻板張力自動
    制御装置。 3)前記特許請求の範囲第2項において、ボビン駆動系
    に一対のコーンドラムまたはP、1.Vを有し、ボビン
    の回転数を粗糸層の増加ごとにボビン径に対応して段階
    式に減速するボビン変速機構に、前記マイ多口・コンピ
    ュータの信号により正転または逆転する操作モータ23
    を具備するボビン回転数補正装置を付加したことを特徴
    とする粗紡機の粗糸巻取張力自動制御装置。 4)前記特許請求の範囲第2項において、ボビン駆動系
    に一対のコーンドラムまたはP、工、■を有し、かつボ
    ビンの回転数を粗糸層の増加ごとにボビン径に対応して
    段階式に減速させる作動と、前記マイクロコンピュータ
    の信号によりボビン回転数を減速又は増速する回転数補
    正作動とを共有する操作モータ23′を設け、該モータ
    により前記ボビン駆動系に変速回転を伝えるよりにした
    ことを特徴とする粗紡機の粗糸巻板張力自動制御装置。 5)前記特許請求の範囲第2項において、ボビン駆動系
    にボビンの回転数を粗糸層の増加ごとにポビ。 ン径に対応して段階式に減速させる無段変速モータを設
    け、該モータ回転数変更機構部に前記マイクロコンピュ
    ータの信号を入力し、該モータを変速させるようにした
    粗紡機の粗糸巻取張力自動制御装置。
JP56161472A 1981-10-09 1981-10-09 粗紡機の粗糸巻取張力自動制御方法および装置 Granted JPS5865012A (ja)

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EP0077199A2 (en) 1983-04-20
DE77199T1 (de) 1983-08-18
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