JPS5860645A - 合せガラス - Google Patents
合せガラスInfo
- Publication number
- JPS5860645A JPS5860645A JP56158723A JP15872381A JPS5860645A JP S5860645 A JPS5860645 A JP S5860645A JP 56158723 A JP56158723 A JP 56158723A JP 15872381 A JP15872381 A JP 15872381A JP S5860645 A JPS5860645 A JP S5860645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- resin
- vinyl acetate
- ethylene
- laminated glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H31/00—Pile receivers
- B65H31/04—Pile receivers with movable end support arranged to recede as pile accumulates
- B65H31/06—Pile receivers with movable end support arranged to recede as pile accumulates the articles being piled on edge
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車のフロントガラス、建築物の窓ガラス等
に用いられる合せガラスに関する。
に用いられる合せガラスに関する。
従来合せガラスの中間層にはポリビニルブチラール系樹
脂が最も一般的に用いられている・しかしながらこの樹
脂は熱b」塑性であり合せガラスとした場合にいくつか
の問題点を有している。すなわち (1)貼合せた後、熱によりガラス板がずれたり、気泡
の発生が認められることがある、 (2)衝撃破壊性能が温度の影響を受け、特に室温を超
えた温度領域で耐貫通性能が著るしく低下する、等のほ
か、 (3) ポリビニルブチラール膜は膜同士の粘着防止
のため重曹等を表面に撒布し、使用に当ってはこれを水
洗除去、乾・操する必要がある、(4) ガラスとの
適度な接着力を得るため水分調整が必要である、 等工程上にも種々の問題点がある。
脂が最も一般的に用いられている・しかしながらこの樹
脂は熱b」塑性であり合せガラスとした場合にいくつか
の問題点を有している。すなわち (1)貼合せた後、熱によりガラス板がずれたり、気泡
の発生が認められることがある、 (2)衝撃破壊性能が温度の影響を受け、特に室温を超
えた温度領域で耐貫通性能が著るしく低下する、等のほ
か、 (3) ポリビニルブチラール膜は膜同士の粘着防止
のため重曹等を表面に撒布し、使用に当ってはこれを水
洗除去、乾・操する必要がある、(4) ガラスとの
適度な接着力を得るため水分調整が必要である、 等工程上にも種々の問題点がある。
本発明はこ九らの欠点を改良した新規な合せガラスを提
供することを目的とするものである。
供することを目的とするものである。
この目的を達成するため種々の樹脂材料につき検討した
結果、エチレン−酢酸ビニル共重合体から構成される樹
脂組成物を使用することにより目的を達し本発明を完成
した。すなわち本発明はエチレン−酢酸ビニル共重合体
に光増感剤を配合してなる光硬化性樹脂組成物をガラス
板間に介在させてガラス板と一体化し、該樹脂の融点以
上に加熱して光照射し、樹脂層を硬化させてなる合せガ
ラスである。
結果、エチレン−酢酸ビニル共重合体から構成される樹
脂組成物を使用することにより目的を達し本発明を完成
した。すなわち本発明はエチレン−酢酸ビニル共重合体
に光増感剤を配合してなる光硬化性樹脂組成物をガラス
板間に介在させてガラス板と一体化し、該樹脂の融点以
上に加熱して光照射し、樹脂層を硬化させてなる合せガ
ラスである。
本発明の中間層材料は光照射により架橋硬化する硬化性
樹脂であり、かつ加熱時に光架橋硬化することによりエ
チレン−酢能ビニル樹脂中間層を透明化した合せガラス
を提供するものである。
樹脂であり、かつ加熱時に光架橋硬化することによりエ
チレン−酢能ビニル樹脂中間層を透明化した合せガラス
を提供するものである。
本来エチレン−酢酸ビニル樹脂は、その酢酸ビニル含有
率によって透明性および物性に差がある。例えば酢酸ビ
ニル含有率が40%のものは透明性は比較的良好である
が゛、引張り物性等に問題があり、破断強度が低く、伸
びが1000%以上であるために合せガラス−の中間層
を構成するのに適していな込。捷た酢酸ビニル15%程
度のものは透明性が悪く透明性を髪束される場合の合せ
ガラス材料としては不適当である。さらにエチレン−酢
酸ビニル樹脂は本来熱可塑性樹脂であるため、温度の影
響を受けやすく、特に高温側ではポリビニルブチラール
系樹脂と同様に大きな物性低下が生ずるという欠点を有
している。このようにエチレン−酢酸ビニル樹脂の透明
性は酢酸ビニル含有率により差はあるものの、ガラスの
透明性に比べるとやはり白濁が問題となる。
率によって透明性および物性に差がある。例えば酢酸ビ
ニル含有率が40%のものは透明性は比較的良好である
が゛、引張り物性等に問題があり、破断強度が低く、伸
びが1000%以上であるために合せガラス−の中間層
を構成するのに適していな込。捷た酢酸ビニル15%程
度のものは透明性が悪く透明性を髪束される場合の合せ
ガラス材料としては不適当である。さらにエチレン−酢
酸ビニル樹脂は本来熱可塑性樹脂であるため、温度の影
響を受けやすく、特に高温側ではポリビニルブチラール
系樹脂と同様に大きな物性低下が生ずるという欠点を有
している。このようにエチレン−酢酸ビニル樹脂の透明
性は酢酸ビニル含有率により差はあるものの、ガラスの
透明性に比べるとやはり白濁が問題となる。
そこでさらに研究を進めた結果、エチレン−酢酸ビニル
共重合体を光増感剤の存在において加熱時に光架橋硬化
させることにょシその白濁が消失し、極めて高い透明性
が得られると共に、物性的にも合せガラスの中間層材料
として好適なものになることが判明し本発明の完成に至
った0 本発明の目的に供されるエチレン−酢敲ビニル共重合体
としては酢酸ビニル含有率が15〜50重計%であるの
が好筺しく、特に好丑しくに19〜4ON量%である。
共重合体を光増感剤の存在において加熱時に光架橋硬化
させることにょシその白濁が消失し、極めて高い透明性
が得られると共に、物性的にも合せガラスの中間層材料
として好適なものになることが判明し本発明の完成に至
った0 本発明の目的に供されるエチレン−酢敲ビニル共重合体
としては酢酸ビニル含有率が15〜50重計%であるの
が好筺しく、特に好丑しくに19〜4ON量%である。
酢酸ビニルが50重輌・%を超えると透明性は良好であ
るが、以下に述べるアクリル系モノマーを添加しても良
好な耐貫通性能は得られ々い。また逆に15重量%未満
では高温時に架橋しても透明性改良が困難となる。しか
しながら合せガラスとして小物体等の衝突によるガラス
の破損、飛散防止を主目的とし、高度な透明性を要求し
ない用途には酢酸ビニルが15N量%未満であっても差
し支えない。
るが、以下に述べるアクリル系モノマーを添加しても良
好な耐貫通性能は得られ々い。また逆に15重量%未満
では高温時に架橋しても透明性改良が困難となる。しか
しながら合せガラスとして小物体等の衝突によるガラス
の破損、飛散防止を主目的とし、高度な透明性を要求し
ない用途には酢酸ビニルが15N量%未満であっても差
し支えない。
本発明のエチレン−酢酸ビニル共重合体に配合する光増
感剤は、光の照射により直接、間接にランカルを発生す
るものであればいかなるものでもよく、例えばベンゾイ
ン、ベンゾフェノン、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、ジベンジル、5−
二l・ロアセナフテン、ヘキサクロロシクロペンタジェ
ン、バラニトロジフェニル、バラニトロアニワン、2,
4.6−ドリニトロアニリン、1,2−ベンズアントラ
キノン、3−メチル−1,6−ジアザ−1,9−ペンザ
ンスロンなどがある。これらの光増感剤は少なくとも1
種をエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し
5重量部以下の割合で加えられる。
感剤は、光の照射により直接、間接にランカルを発生す
るものであればいかなるものでもよく、例えばベンゾイ
ン、ベンゾフェノン、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、ジベンジル、5−
二l・ロアセナフテン、ヘキサクロロシクロペンタジェ
ン、バラニトロジフェニル、バラニトロアニワン、2,
4.6−ドリニトロアニリン、1,2−ベンズアントラ
キノン、3−メチル−1,6−ジアザ−1,9−ペンザ
ンスロンなどがある。これらの光増感剤は少なくとも1
種をエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し
5重量部以下の割合で加えられる。
また本発明において光硬化性樹脂組成物に硬化助剤とし
てエチレン−酢酸ビニル共重合体に対し50重量%以下
のアクリル酸、メタクリル酸の誘導体から選ばれたアク
リロキシ基またはメタクリロキシ基含肩化合物を添加す
ることができる。これらの添加によって光架橋の際、架
橋度、架橋速度の向上に寄与し、また物性の向上にも寄
与する。アクリル酸、メタクリル酸の誘導体としてはエ
ステルおよびアミドが最も一般的であり、エステルのア
ルコール残基としては、メチル基、エチル基、ドデシル
基、ステアリル基、ラウリル基のようなアルキル基のほ
か、シクロヘキシル基、テトラヒドロフルフリル基、ア
ミノエチル基、2−ヒドロエチル基、3−ヒドロキシプ
ロピル基、3−クロロ−2−ヒドロキンプロピル基など
が挙げられる。またエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、トリメチロール
プロパン、ペンタエリスリトール等の多官能アルコール
とのエステルも同様に用いられる。またアミドとしては
ダイアセトンアクリルアミドが代表的である。
てエチレン−酢酸ビニル共重合体に対し50重量%以下
のアクリル酸、メタクリル酸の誘導体から選ばれたアク
リロキシ基またはメタクリロキシ基含肩化合物を添加す
ることができる。これらの添加によって光架橋の際、架
橋度、架橋速度の向上に寄与し、また物性の向上にも寄
与する。アクリル酸、メタクリル酸の誘導体としてはエ
ステルおよびアミドが最も一般的であり、エステルのア
ルコール残基としては、メチル基、エチル基、ドデシル
基、ステアリル基、ラウリル基のようなアルキル基のほ
か、シクロヘキシル基、テトラヒドロフルフリル基、ア
ミノエチル基、2−ヒドロエチル基、3−ヒドロキシプ
ロピル基、3−クロロ−2−ヒドロキンプロピル基など
が挙げられる。またエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、トリメチロール
プロパン、ペンタエリスリトール等の多官能アルコール
とのエステルも同様に用いられる。またアミドとしては
ダイアセトンアクリルアミドが代表的である。
さらにまた中間層とツノラスとの接着性を向上させるた
めに中間層材料に公知のシランカップリング剤をエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体の5重量%以下の割合で添加す
ることができる。シランカップリング剤としてはr−ク
ロロプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシ
ラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル−トリス(β
−メトキシ)シラン、r−メタクリロキシブ、ロビルト
リメトキシシラン、β−(3,4−エトキシシクロヘキ
シル)エチル−トリメトキシンラン、r−グリシドキシ
プロビルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシ
ラン、r−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、r
−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミ
ノエチル)−γ−アミノゾロピルトリメトキシシラン等
を挙げることができる。
めに中間層材料に公知のシランカップリング剤をエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体の5重量%以下の割合で添加す
ることができる。シランカップリング剤としてはr−ク
ロロプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシ
ラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル−トリス(β
−メトキシ)シラン、r−メタクリロキシブ、ロビルト
リメトキシシラン、β−(3,4−エトキシシクロヘキ
シル)エチル−トリメトキシンラン、r−グリシドキシ
プロビルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシ
ラン、r−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、r
−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミ
ノエチル)−γ−アミノゾロピルトリメトキシシラン等
を挙げることができる。
さらに貯蔵安定性を高めるためにハイドロキノン、ハイ
ドロキノンモノメチルエーテル、p−ペンゾキノン、メ
チルハイドロキノン等の重合禁市剤を5重量%以下の割
合で加えても良い。
ドロキノンモノメチルエーテル、p−ペンゾキノン、メ
チルハイドロキノン等の重合禁市剤を5重量%以下の割
合で加えても良い。
これ以外にも着色剤、紫外線吸収剤、安定剤、変色防止
剤等を目的に応じて少量を任意に加えることもできる。
剤等を目的に応じて少量を任意に加えることもできる。
以上のような組成を有する本発明の樹脂組成物&1押出
機、カレンター、インフレーションあるbはホットプレ
ス等によりシート化され、ポリビニルブチラール膜摸と
同様の工程により2枚のガラス板間に挟着されるが、ポ
リビニルブチラール膜の如く、ブロッキングを防止する
ため重曹を撒布したりあるじはこれを水洗除去、乾燥す
る必要はない。さらにはガラスとの接着力を適切なレベ
ルに保つためポリビニルブチラール膜の場合水分調整が
行々われるが、本発明ではその必要もなく工程を大幅に
簡略化できる。
機、カレンター、インフレーションあるbはホットプレ
ス等によりシート化され、ポリビニルブチラール膜摸と
同様の工程により2枚のガラス板間に挟着されるが、ポ
リビニルブチラール膜の如く、ブロッキングを防止する
ため重曹を撒布したりあるじはこれを水洗除去、乾燥す
る必要はない。さらにはガラスとの接着力を適切なレベ
ルに保つためポリビニルブチラール膜の場合水分調整が
行々われるが、本発明ではその必要もなく工程を大幅に
簡略化できる。
さらシζ本発明においてはすぐれた熱安定性を有し、シ
ート加工あるいはガラスとの挟着工程において広汎な温
度範囲あるいは工法か採用でき、しかも連続工ぬの採用
と相俟って生産効率を格19 K−ヒケ1烙せるもので
ある。
ート加工あるいはガラスとの挟着工程において広汎な温
度範囲あるいは工法か採用でき、しかも連続工ぬの採用
と相俟って生産効率を格19 K−ヒケ1烙せるもので
ある。
上記の如く2枚のガラス板間シζ中間層を挟着した後は
ゴム袋等eζ収悄し加熱下に減圧することによってもよ
く、また数組のゴムロール間を通して徐々に加熱、加圧
を強める方法によってもよく、要はガラスと中間層との
間に介在する空気を追出して膜とガラスとを均一に密着
させるn 中間層を2枚のガラス板で挟着して一体化した合せガラ
ス板はここで光照射される。使用される光硬化(架橋)
光源としては紫外〜可視領域に発光する多くのものが採
用でき、例えばS。
ゴム袋等eζ収悄し加熱下に減圧することによってもよ
く、また数組のゴムロール間を通して徐々に加熱、加圧
を強める方法によってもよく、要はガラスと中間層との
間に介在する空気を追出して膜とガラスとを均一に密着
させるn 中間層を2枚のガラス板で挟着して一体化した合せガラ
ス板はここで光照射される。使用される光硬化(架橋)
光源としては紫外〜可視領域に発光する多くのものが採
用でき、例えばS。
P、 Pappers @、[UVキュ了リング、科学
と技術、テクノロジーマーケラティングコーポレーショ
ン(1980)]に開示されているような超昌王、高圧
、低圧水銀灯、ケミカルランプ、キセノンランプ、ハロ
ゲ゛ンランプ、マーキュリ−キセノン、カーボンアーク
灯、太陽光、白熱灯、レーザー元などがあげられる。照
射時間はランプの種類、光源強さによって一概には決め
られないが、数十秒〜数十分程度である。
と技術、テクノロジーマーケラティングコーポレーショ
ン(1980)]に開示されているような超昌王、高圧
、低圧水銀灯、ケミカルランプ、キセノンランプ、ハロ
ゲ゛ンランプ、マーキュリ−キセノン、カーボンアーク
灯、太陽光、白熱灯、レーザー元などがあげられる。照
射時間はランプの種類、光源強さによって一概には決め
られないが、数十秒〜数十分程度である。
またこの際加熱を行なうためには上記元諒から放射され
る熱線を部分的Vこ、もしくは全面的に利用してもよく
、その他空気、電熱、誘電、温水、スチーム等既知の熱
源を間接または直接に用いることができる。要は中間層
を光照射時に所定温度以上に昇温させ得るものであれば
その手段は任意に選択し得る。丑たこの加熱は光照射と
同時でも、光照射に先立って行っても差し支えな−。加
熱は樹脂の融点以上にする必要があり、融点以下では合
せガラスの透明度が充分でなく好ましくない。
る熱線を部分的Vこ、もしくは全面的に利用してもよく
、その他空気、電熱、誘電、温水、スチーム等既知の熱
源を間接または直接に用いることができる。要は中間層
を光照射時に所定温度以上に昇温させ得るものであれば
その手段は任意に選択し得る。丑たこの加熱は光照射と
同時でも、光照射に先立って行っても差し支えな−。加
熱は樹脂の融点以上にする必要があり、融点以下では合
せガラスの透明度が充分でなく好ましくない。
本発明の合せガラスは中間層が硬化した佐はガラス板と
強力に接着するため、熱などによって気泡が発生したり
、ガラス板がずれたりすることはない。さらに衝撃によ
る破壊時に中間層とガラスとの間に剥離を生ずることが
なく、ガラス破片の飛散を防止することができる。
強力に接着するため、熱などによって気泡が発生したり
、ガラス板がずれたりすることはない。さらに衝撃によ
る破壊時に中間層とガラスとの間に剥離を生ずることが
なく、ガラス破片の飛散を防止することができる。
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例 1
1)配合
下表に示す組成物A −Cを80〜90℃に加熱したロ
ールミルにて配合した。
ールミルにて配合した。
■矢矢 同 25%
2)合せガラスの作製
A〜Cの組成物1を100℃プレスにてポリエステルフ
ィルム間に挾んで0.4 yonのシートラ作製した。
ィルム間に挾んで0.4 yonのシートラ作製した。
その後ポリエステルフィルムをはがし、予め洗浄乾燥し
た2枚の6胴厚フロートガラス間に挾みゴム袋に入れて
100℃の温度で5分間真空脱へした。この状態で児全
に気泡のない積層物となる。これを直ちに4KWUV照
射装置にて距離15crnで片11]130秒ずつ合計
1分間紫外線を照射した。また組成物Cは別に160℃
に加熱した後同様に紫外線照射した合せガラスも作製し
た。
た2枚の6胴厚フロートガラス間に挾みゴム袋に入れて
100℃の温度で5分間真空脱へした。この状態で児全
に気泡のない積層物となる。これを直ちに4KWUV照
射装置にて距離15crnで片11]130秒ずつ合計
1分間紫外線を照射した。また組成物Cは別に160℃
に加熱した後同様に紫外線照射した合せガラスも作製し
た。
3)物性試験
a)衝撃試験
JISR3025に準拠して重さ225yの表面平滑な
鋼球を5mの高さから合せガラスの中央に自由落下させ
て衝撃試験を行なった。
鋼球を5mの高さから合せガラスの中央に自由落下させ
て衝撃試験を行なった。
結果はいずれの場合も鋼球は貫通せず、中間層に亀裂も
認められず、ガラスの飛散は殆ど生じなかった。
認められず、ガラスの飛散は殆ど生じなかった。
b)透明度試験
東京定色社製積分式濁度計TC−8Pを用いて組成物A
〜CおよびC′の合せガラスの曇価(−、イズ値)を測
定した。また比較のためエチレン−酢酸ビニルのみを用
い同一方法で作表した合せガブスについても測定した。
〜CおよびC′の合せガラスの曇価(−、イズ値)を測
定した。また比較のためエチレン−酢酸ビニルのみを用
い同一方法で作表した合せガブスについても測定した。
A −Cは100℃に加熱後UV硬化
C′はCを160℃に加熱後UV硬化
本開明品はいずれも大幅にヘイズ値が減少している。
実施例 2
1)配合
下表に従い実施例1と同様に配合した。
2)合せガラスの作製
実施例1と同様な方法で作製した。但し中間層シートは
1. OwnOものを用いた。
1. OwnOものを用いた。
3)物性試験
a)衝撃試験
J工83211および3212に準拠して重さ2.3−
の表面平滑な鋼球を4mの高さから合せガラスの中央に
自由落下させ#撃試験を行なった。結果はいずれの場合
も鋼球は貫通せず、ガラスの飛散は殆ど生じなかった。
の表面平滑な鋼球を4mの高さから合せガラスの中央に
自由落下させ#撃試験を行なった。結果はいずれの場合
も鋼球は貫通せず、ガラスの飛散は殆ど生じなかった。
b)物性測定
100℃に加熱したプレスを用いてポリエステルフィル
ムの間に挾んだ各材料をプレスし約1咽の厚さのシート
を作製した。ポリエステルフィルムに挾んだまま、10
0℃のプレスから取出した直後に合せガラスの場合と同
様に4 KW UV照射を156nの距離で両面に合計
1分間行ない硬化させた。ポリエステルフィルムをはが
した後、D工N3号の刃型で打抜き、オートグラフ(島
津社製引張り試験機)にてクロスヘッドスピード200
wn/minの条件で引張り物性を測定した。結果を下
表に示す。
ムの間に挾んだ各材料をプレスし約1咽の厚さのシート
を作製した。ポリエステルフィルムに挾んだまま、10
0℃のプレスから取出した直後に合せガラスの場合と同
様に4 KW UV照射を156nの距離で両面に合計
1分間行ない硬化させた。ポリエステルフィルムをはが
した後、D工N3号の刃型で打抜き、オートグラフ(島
津社製引張り試験機)にてクロスヘッドスピード200
wn/minの条件で引張り物性を測定した。結果を下
表に示す。
スである。
上表より、メタクリル酸エステル等の添加は中間層とし
ての物性向上がみられる。
ての物性向上がみられる。
特許出願人 ブリデストンタイヤ株式会社代理人弁理士
伊東 彰
伊東 彰
Claims (3)
- (1) エチレン−酢酸ビニル共重合体に光増感剤を
配合してなる光硬化性樹脂組成物をガラス板間に介在さ
−せてガラス板と一体化し、該樹脂の融点以上に加熱し
て光照射し、樹脂層を硬化させでなる合せガラス - (2)エチレン−酢鍍ビニル共重合体が酢酸ビニル官有
率が15〜50重量%である特許請求の範囲第(1)項
記載の合せ力゛ラス - (3)硬化助剤としてエチレン−酢酸ビニル共重合体の
50重量%以下のアクリロキシ基またはメタクIJ O
キシ基含有化合物を添加する特t′I請求の範囲第(1
)項記載の合せガラス(4) l1着力向上剤として
エチレンニ酢酸ビニル共重合体の5重重%以下のシラン
カップリング剤を添加する特許請求の範囲第(1)項記
載の合せガラス
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56158723A JPS5860645A (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 合せガラス |
EP19820305351 EP0076709B2 (en) | 1981-10-07 | 1982-10-07 | Sandwich glass |
US06/433,336 US4511627A (en) | 1981-10-07 | 1982-10-07 | Sandwich glasses |
DE8282305351T DE3275984D1 (en) | 1981-10-07 | 1982-10-07 | Sandwich glass |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56158723A JPS5860645A (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 合せガラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5860645A true JPS5860645A (ja) | 1983-04-11 |
JPH0253382B2 JPH0253382B2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=15677929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56158723A Granted JPS5860645A (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 合せガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5860645A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61247946A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-05 | フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ | X線分析装置用結晶及び該結晶を備えるx線分析装置 |
JPS6250131A (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-04 | 旭硝子株式会社 | 安全ガラス |
JPS6252147A (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-06 | Asahi Glass Co Ltd | 改良された安全ガラス |
JPH0580367U (ja) * | 1992-04-07 | 1993-11-02 | 賢太 西村 | 花立て用花器 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0253382B2 (ja) | 1990-11-16 |
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