JPS5857229B2 - ダツスイキ - Google Patents
ダツスイキInfo
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- JPS5857229B2 JPS5857229B2 JP9736175A JP9736175A JPS5857229B2 JP S5857229 B2 JPS5857229 B2 JP S5857229B2 JP 9736175 A JP9736175 A JP 9736175A JP 9736175 A JP9736175 A JP 9736175A JP S5857229 B2 JPS5857229 B2 JP S5857229B2
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- Japan
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- brake
- lever
- brake lever
- rotation
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は使用上の安全性を高めるべく脱水槽の回転に対
する安全性の向上を図った脱水機に関する。
する安全性の向上を図った脱水機に関する。
近時、脱水機においては脱水槽の回転中に開閉蓋を開放
することによる危険を防止するために、例えば電磁石装
置を作動源とするロック装置を設け、該ロック装置によ
ってモータによる脱水槽の回転駆動中は勿論、モータ断
電後の惰性回転中も引き続き開閉蓋を閉鎖位置にロック
することが考えられているが、この場合、モータによる
脱水槽の回転駆動中は該モータの通断電を制御するタイ
マ装置によって前記電磁石装置を通電状態に維持し、モ
ータ断電後の惰性回転中はブレーキ装置のブレーキドラ
ムとブレーキレバーとの間に生ずる摩擦力により作動す
る惰性回転検出装置によって前記電磁石装置を引き続き
通電状態に維持する構成としている。
することによる危険を防止するために、例えば電磁石装
置を作動源とするロック装置を設け、該ロック装置によ
ってモータによる脱水槽の回転駆動中は勿論、モータ断
電後の惰性回転中も引き続き開閉蓋を閉鎖位置にロック
することが考えられているが、この場合、モータによる
脱水槽の回転駆動中は該モータの通断電を制御するタイ
マ装置によって前記電磁石装置を通電状態に維持し、モ
ータ断電後の惰性回転中はブレーキ装置のブレーキドラ
ムとブレーキレバーとの間に生ずる摩擦力により作動す
る惰性回転検出装置によって前記電磁石装置を引き続き
通電状態に維持する構成としている。
しかしながら、この構成によればモータがタイマ装置に
より断電状態になされてからフレーキレバーがブレーキ
ドラムに摺接して前記惰性回転検出装置が作動するまで
に若干時間がかかるため(通常0.5秒程度)、短時間
ではあるが電磁石装置が断電状態となって開閉蓋のロッ
クが解除されてしまう不都合を生ずる。
より断電状態になされてからフレーキレバーがブレーキ
ドラムに摺接して前記惰性回転検出装置が作動するまで
に若干時間がかかるため(通常0.5秒程度)、短時間
ではあるが電磁石装置が断電状態となって開閉蓋のロッ
クが解除されてしまう不都合を生ずる。
また、例えばブレーキレバーのブレーキシュが摩耗し過
ぎて摩擦力が減少すると、惰性回転検出装置が作動しな
くなり、脱水槽が惰性回転しているにも係わらず開閉蓋
のロックが解除されてしまうといった不都合が想起され
る。
ぎて摩擦力が減少すると、惰性回転検出装置が作動しな
くなり、脱水槽が惰性回転しているにも係わらず開閉蓋
のロックが解除されてしまうといった不都合が想起され
る。
更に、高価な電磁石装置を作動源とするため、価格が高
騰比する欠点がある。
騰比する欠点がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
はブレーキレバーの接離動作及びブレーキレバーとブレ
ーキドラムとの間に生ずる摩擦力を有効に利用すること
により、モータによる脱水槽の回転駆動中は勿論、モー
タ断電後の惰性回転中も引き続き連続して開閉蓋を閉鎖
位置にロックすることができ、その途中で短時間といえ
ども解除状態を現出する虞れがなく、更に故障によりブ
レーキレバーとブレーキドラムとの間に摩擦力が生ぜず
或は生じても十分でない場合でも開閉蓋をロックし続け
ることができ、総じて安全性の大幅な向上を図ることが
できると共に、故障時に脱水槽の停止後も開閉蓋がロッ
クされたままの状態になっていてもブレーキレバーの接
離動作によりそのロックを解除することができて点検修
理が容易にでき、またロック装置の作動源としての電磁
石装置を不要になし得て価格の低減化を図ることができ
る脱水機を提供するにある。
はブレーキレバーの接離動作及びブレーキレバーとブレ
ーキドラムとの間に生ずる摩擦力を有効に利用すること
により、モータによる脱水槽の回転駆動中は勿論、モー
タ断電後の惰性回転中も引き続き連続して開閉蓋を閉鎖
位置にロックすることができ、その途中で短時間といえ
ども解除状態を現出する虞れがなく、更に故障によりブ
レーキレバーとブレーキドラムとの間に摩擦力が生ぜず
或は生じても十分でない場合でも開閉蓋をロックし続け
ることができ、総じて安全性の大幅な向上を図ることが
できると共に、故障時に脱水槽の停止後も開閉蓋がロッ
クされたままの状態になっていてもブレーキレバーの接
離動作によりそのロックを解除することができて点検修
理が容易にでき、またロック装置の作動源としての電磁
石装置を不要になし得て価格の低減化を図ることができ
る脱水機を提供するにある。
以下本発明の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて説
明する。
明する。
まず第1図において、1は上部後方に操作箱2を立設し
た外箱で、その内部には水受槽3を配設している。
た外箱で、その内部には水受槽3を配設している。
4は前記水受槽3内に回転自在に配設した脱水槽、5は
この脱水槽4の外底部に直結した脱水軸であり、この脱
水軸5の下端部を前記外箱1の内底部に弾性支持したモ
ータ6の回転軸6aにコネクタ7を介して連結している
。
この脱水槽4の外底部に直結した脱水軸であり、この脱
水軸5の下端部を前記外箱1の内底部に弾性支持したモ
ータ6の回転軸6aにコネクタ7を介して連結している
。
8は前記水受槽3の上端部に装着したカバーで、これの
略中央部には前記脱水槽4内に臨む被脱水物出入用の開
口部9を形成している。
略中央部には前記脱水槽4内に臨む被脱水物出入用の開
口部9を形成している。
10は前記開口部9を直接開閉する開閉蓋としての内蓋
で、後方端部の左右両側に突設した軸部10aを前記カ
バー8の後方部の左右両側に立設した軸受部8a(いず
れも一方のみ図示)に開閉回動可能に枢支している。
で、後方端部の左右両側に突設した軸部10aを前記カ
バー8の後方部の左右両側に立設した軸受部8a(いず
れも一方のみ図示)に開閉回動可能に枢支している。
尚、図示しないが内蓋10には透孔が形成されていて、
この透孔を介して脱水槽4が回転しているか否かを目視
できるようになっている。
この透孔を介して脱水槽4が回転しているか否かを目視
できるようになっている。
11は前記内蓋10を閉鎖位置(第1図に実線で示す位
置)にロックするロック装置で、ここでこのロック装置
11について述べる。
置)にロックするロック装置で、ここでこのロック装置
11について述べる。
即ち、12は前記内蓋10の前部実測に下向きに突設し
た係合片で、その下端部には係合孔12aを形成してい
る。
た係合片で、その下端部には係合孔12aを形成してい
る。
そして、前記水受槽3の上端外周囲に延設したフランジ
部3aには前記係合片12を外箱1内に突設させるため
の透孔13を形成している。
部3aには前記係合片12を外箱1内に突設させるため
の透孔13を形成している。
14は前記外箱1の前面部内駒に固定した支持具、15
はこの支持具14の上部に軸ピン16を介して回動可能
に枢支した略り字状の係合レバーで、この係合レバー1
5の垂直部の上部測方には前記係合片12の係合孔12
aに係脱可能に係合する係止爪15aを突設している。
はこの支持具14の上部に軸ピン16を介して回動可能
に枢支した略り字状の係合レバーで、この係合レバー1
5の垂直部の上部測方には前記係合片12の係合孔12
aに係脱可能に係合する係止爪15aを突設している。
17は前記係合レバー15の垂直部と外箱1の前面部と
の間に張架した引張スプリングで、これは係合レバー1
5を常時矢印A方向に回動付勢している。
の間に張架した引張スプリングで、これは係合レバー1
5を常時矢印A方向に回動付勢している。
このため、前記係合レバー15は常時は内蓋10の係合
片12から離反した解除状態に保持され(第1図実線参
照)、引張スプリング17のばね力に抗して反矢印A方
向に回動されると、係止爪15aを係合片12の係合孔
12aに係合させて内蓋10を閉鎖位置にロックするよ
うになっている(第1図二点鎖線参照)。
片12から離反した解除状態に保持され(第1図実線参
照)、引張スプリング17のばね力に抗して反矢印A方
向に回動されると、係止爪15aを係合片12の係合孔
12aに係合させて内蓋10を閉鎖位置にロックするよ
うになっている(第1図二点鎖線参照)。
18は前記開口部9を内蓋10の上方から間接的に開閉
する外蓋で、これは後方部に延設した略フ字状のヒンジ
部18aの先端部を前記操作箱2内において支点軸19
にまり回動可能に枢支せしめている。
する外蓋で、これは後方部に延設した略フ字状のヒンジ
部18aの先端部を前記操作箱2内において支点軸19
にまり回動可能に枢支せしめている。
20は前記外蓋18の開及び閉方向の回動に連動して開
放及び閉成作動する蓋スィッチ、21は摘み22により
操作される例えばぜんまい式のタイマ装置であり、図示
しないがこれらタイマ装置21及び蓋スィッチ18並び
に前記モータ6を電源に対し直列に接続している。
放及び閉成作動する蓋スィッチ、21は摘み22により
操作される例えばぜんまい式のタイマ装置であり、図示
しないがこれらタイマ装置21及び蓋スィッチ18並び
に前記モータ6を電源に対し直列に接続している。
さて第2図及び第3図において、23は前記脱水槽4の
惰性回転を制動するブレーキ装置で、以下このブレーキ
装置23について述べる。
惰性回転を制動するブレーキ装置で、以下このブレーキ
装置23について述べる。
即ち、24はブレーキドラムで、これは前記コネクタ7
の下部に溶接等により固定してあり、脱水槽4と一体的
に回転する。
の下部に溶接等により固定してあり、脱水槽4と一体的
に回転する。
25は前記モークロの上面部にその回転軸6aと同心的
に配設し7た保持環で、これには可動部材としての可動
板26を回動可能に枢支し、該可動板260両測に一体
に延出したアーム27及び28のうちの一方のアーム2
7とモータ6の上面部に立設した引掛具29との間には
引張スプリング30を張架して可動板26を常時矢印B
方向に回動付勢する。
に配設し7た保持環で、これには可動部材としての可動
板26を回動可能に枢支し、該可動板260両測に一体
に延出したアーム27及び28のうちの一方のアーム2
7とモータ6の上面部に立設した引掛具29との間には
引張スプリング30を張架して可動板26を常時矢印B
方向に回動付勢する。
31a及び31bは前記モータ6の上面部に可動板26
のアーム27の両開に位置するようにして立設したスト
ッパ片で、これらは可動板26の矢印B方向及び反矢印
B方向の回動限界位置を定めるものであり、可動板26
は常時は引張スプリング30による矢印B方向の回動を
ストッパ片31aに衝止されて、第2図に示す如く矢印
B方向の回動限界位置(復帰位置)にある。
のアーム27の両開に位置するようにして立設したスト
ッパ片で、これらは可動板26の矢印B方向及び反矢印
B方向の回動限界位置を定めるものであり、可動板26
は常時は引張スプリング30による矢印B方向の回動を
ストッパ片31aに衝止されて、第2図に示す如く矢印
B方向の回動限界位置(復帰位置)にある。
32は略中央部位にブレーキシュ33をねし止めにより
固定して有するブレーキレバーで、その一端部を前記可
動板26のアーム28の先端部に段付ねじ34を介して
回動可能に枢支する。
固定して有するブレーキレバーで、その一端部を前記可
動板26のアーム28の先端部に段付ねじ34を介して
回動可能に枢支する。
また、前記ブレーキレバー32の他端部と可動板26の
アーム27の先端部との間には引張スプリング35を張
架して、ブレーキレバー32を常時矢印C方向に回動付
勢する。
アーム27の先端部との間には引張スプリング35を張
架して、ブレーキレバー32を常時矢印C方向に回動付
勢する。
これにより、前記ブレーキレバー32は常時はブレーキ
シュ33をブレーキドラム24に圧接させて脱水槽4の
自由回転を拘束している。
シュ33をブレーキドラム24に圧接させて脱水槽4の
自由回転を拘束している。
36は内部にコントロールワイヤ37を挿通した可撓管
で、その一端部を前記モータ6の上面部に配設した取付
具38に固定すると共に、他端部を前記水受槽3の背部
外測に固定する。
で、その一端部を前記モータ6の上面部に配設した取付
具38に固定すると共に、他端部を前記水受槽3の背部
外測に固定する。
そして、可撓管36の一端から導出するコントロールワ
イヤ37の一端部を前記ブレーキレバー32の他端部に
連結すると共に、可撓管36の他端から導出するコント
ロールワイヤ31の他端部を連杆39を介して前記外蓋
18のヒンジ部18aの屈曲部分に形設した掛合部18
bに連結する。
イヤ37の一端部を前記ブレーキレバー32の他端部に
連結すると共に、可撓管36の他端から導出するコント
ロールワイヤ31の他端部を連杆39を介して前記外蓋
18のヒンジ部18aの屈曲部分に形設した掛合部18
bに連結する。
而して、上記掛合部18bは外蓋18の開及び閉方向の
回動に伴って下方及び上方に変位するため、外蓋18が
開放位置(第1図に実線で示す位置)から閉鎖位置(第
1図に二点鎖線で示す位置)に向かって回動すると、前
記コントロールワイヤ37は連杆39を介して矢印り方
向に引張られる。
回動に伴って下方及び上方に変位するため、外蓋18が
開放位置(第1図に実線で示す位置)から閉鎖位置(第
1図に二点鎖線で示す位置)に向かって回動すると、前
記コントロールワイヤ37は連杆39を介して矢印り方
向に引張られる。
ところで、前記引張スプリング35のばね力は引張スプ
リング30のそれよりも強く設定してあり、このため前
記コントロールワイヤ37が矢印り方向に引張られると
、その引張力が引・張スプリング35を介して可動板2
6のアーム21に伝達されることにより、まず可動板2
6が引張スプリング30のばね力に抗して反矢印B方向
に回動する。
リング30のそれよりも強く設定してあり、このため前
記コントロールワイヤ37が矢印り方向に引張られると
、その引張力が引・張スプリング35を介して可動板2
6のアーム21に伝達されることにより、まず可動板2
6が引張スプリング30のばね力に抗して反矢印B方向
に回動する。
そして、可動板26が反矢印B方向の回動をストッパ片
31bに衝止されて、第4図に示す反矢印B方向の回動
限界位置(所定位置)に至り、この後、コントロールワ
イヤ31が更に矢印り方向に引張られると、次にフレー
キレパー32が第4図に二点鎖線で示す位置から実線で
示す位置に向かって引張スプリング35のばね力に抗し
て反矢印C方向に回動し、ブレーキシュ33をブレーキ
ドラム24から離反させる。
31bに衝止されて、第4図に示す反矢印B方向の回動
限界位置(所定位置)に至り、この後、コントロールワ
イヤ31が更に矢印り方向に引張られると、次にフレー
キレパー32が第4図に二点鎖線で示す位置から実線で
示す位置に向かって引張スプリング35のばね力に抗し
て反矢印C方向に回動し、ブレーキシュ33をブレーキ
ドラム24から離反させる。
逆に外蓋18が閉鎖位置から開放位置に向かって回動す
ることにより、コントロールワイヤ37が弛緩すると、
まずブレーキレバー32が9張スプリング35のばね力
により第4図に実線で示す位置から二点鎖線で示す位置
に向かって矢印C方向に回動してブレーキシュ33をフ
レーキトラム24に圧接させ、この後、可動板26が引
張スプリング30のばね力により矢印B方向に回動する
。
ることにより、コントロールワイヤ37が弛緩すると、
まずブレーキレバー32が9張スプリング35のばね力
により第4図に実線で示す位置から二点鎖線で示す位置
に向かって矢印C方向に回動してブレーキシュ33をフ
レーキトラム24に圧接させ、この後、可動板26が引
張スプリング30のばね力により矢印B方向に回動する
。
従って、可動板26はブレーキレバー32の矢印C方向
及び反矢印C方向の回動(接離動作)に応答して矢印B
方向及び反矢印B方向に往復動変位するものである。
及び反矢印C方向の回動(接離動作)に応答して矢印B
方向及び反矢印B方向に往復動変位するものである。
尚、後述から明らかになるが、脱水槽4の惰性回転制動
時においてはブレーキレバー32が矢印C方向に回動し
ても、故障等の異常事態が発生しない限り、可動板26
は脱水槽4が停止するまでそのまま前記所定位置に保持
′される。
時においてはブレーキレバー32が矢印C方向に回動し
ても、故障等の異常事態が発生しない限り、可動板26
は脱水槽4が停止するまでそのまま前記所定位置に保持
′される。
40は一端部に略逆り字状の立上片40aを折曲形成し
た作動部材としての作動板、41はリセット装置42の
一部を構成する回動レバーであり、これら作動板40及
び回動レバー41を前記モータ6の上面部に固定した支
持板43に段付ねじ44により往復回動可能に枢支する
。
た作動部材としての作動板、41はリセット装置42の
一部を構成する回動レバーであり、これら作動板40及
び回動レバー41を前記モータ6の上面部に固定した支
持板43に段付ねじ44により往復回動可能に枢支する
。
そして、前記回動レバー41の一端部には突起41aを
上向きに突設して、該突起41aを前記可動板26のア
ーム28の先端部に形成した長孔45に係合させ、以て
回動レバー41を可動板26の往復回動に連動して往復
回動するように構成する。
上向きに突設して、該突起41aを前記可動板26のア
ーム28の先端部に形成した長孔45に係合させ、以て
回動レバー41を可動板26の往復回動に連動して往復
回動するように構成する。
ところで、前記作動板40の他端部には相互に所定の間
隔を存して第1の透孔46及び第2の透孔41を形成し
ており、一方前記回動レバー41は他端部に上向きに開
放する保持穴41bを有し、該保持穴41b内に圧縮ス
プリング48により常時上方に付勢された球体49を挿
入保持している。
隔を存して第1の透孔46及び第2の透孔41を形成し
ており、一方前記回動レバー41は他端部に上向きに開
放する保持穴41bを有し、該保持穴41b内に圧縮ス
プリング48により常時上方に付勢された球体49を挿
入保持している。
そして、前記球体49は常時は第1の透孔46に係脱可
能に係合しており、これによって前記作動板40は常時
は回動レバー41に対し第2図に示すような位置関係に
保持されつつ該回動レバー41と共に一体的に往復回動
する。
能に係合しており、これによって前記作動板40は常時
は回動レバー41に対し第2図に示すような位置関係に
保持されつつ該回動レバー41と共に一体的に往復回動
する。
従って、前記回動レバー41及び球体49等は可動板2
6の往復動変位を作動板40に伝達する連繋装置として
も作用する。
6の往復動変位を作動板40に伝達する連繋装置として
も作用する。
50は一端部を前記ブレーキドラム24の上面部に段付
ねじ51を介して回動可能に枢支した当接子としての遠
心アームで、これは引張スプリング52により常時矢印
E方向に回動付勢されて、常時は内方位置(第2図に実
線で、第4図に二点鎖線で示す位置)にある。
ねじ51を介して回動可能に枢支した当接子としての遠
心アームで、これは引張スプリング52により常時矢印
E方向に回動付勢されて、常時は内方位置(第2図に実
線で、第4図に二点鎖線で示す位置)にある。
そして、前記遠心アーム50はブレーキドラム24が脱
水槽4と共に矢印F方向に回転すると、その回転に伴う
遠心力により前記引張スプリング52のばね力に抗して
反矢印E方向に回動し、第4図に実線で示す外方位置に
至る。
水槽4と共に矢印F方向に回転すると、その回転に伴う
遠心力により前記引張スプリング52のばね力に抗して
反矢印E方向に回動し、第4図に実線で示す外方位置に
至る。
而して、前記可動板26が復帰位置にあるとき、前記回
動レバー41は矢印G方向の回動限界位置にあり、これ
に応じて作動板40も矢印G方向の回動限界位置(不作
動位置)にあって立上片40aの先端部を遠心アーム5
0の外方位置における回転軌跡内に位置させている。
動レバー41は矢印G方向の回動限界位置にあり、これ
に応じて作動板40も矢印G方向の回動限界位置(不作
動位置)にあって立上片40aの先端部を遠心アーム5
0の外方位置における回転軌跡内に位置させている。
そして、可動板26が反矢印B方向に回動すると、これ
に連動して回動レバー41が反矢印G方向に回動するた
め、作動板40も回動レバー41と一体的に反矢印G方
向に回動して、立上片40aの先端部を遠心アーム50
の外方位置における回転軌跡内から外方に脱出させる。
に連動して回動レバー41が反矢印G方向に回動するた
め、作動板40も回動レバー41と一体的に反矢印G方
向に回動して、立上片40aの先端部を遠心アーム50
の外方位置における回転軌跡内から外方に脱出させる。
53は内部にコントロールワイヤ54を挿通した可撓管
で、これの一端部を前記モータ6の上面部に固定した取
付具55に固定すると共に、他端部を前記支持具14の
下部に固定する。
で、これの一端部を前記モータ6の上面部に固定した取
付具55に固定すると共に、他端部を前記支持具14の
下部に固定する。
そして、可撓管53の一端部から導出するコントロール
ワイヤ54の一端部を前記作動板40の立上片40aの
基部に連結すると共に、可撓管53の他端部から導出す
るコントロールワイヤ54の他端部な前記係合レバー1
5の水平部に連結する。
ワイヤ54の一端部を前記作動板40の立上片40aの
基部に連結すると共に、可撓管53の他端部から導出す
るコントロールワイヤ54の他端部な前記係合レバー1
5の水平部に連結する。
次に上記のように横取した本実施例の作用について説明
する。
する。
内蓋10を開放して被脱水物(図示せず)を開口部9か
ら脱水槽4内に投入し、その上で先ず内蓋10を閉鎖し
、次に外蓋18を閉鎖する。
ら脱水槽4内に投入し、その上で先ず内蓋10を閉鎖し
、次に外蓋18を閉鎖する。
すると、この外蓋18の閉方向の回動に伴って、コント
ロールワイヤ37が矢印り方向に引張られるため、先ず
可動板26が引張スプリング30のばね力に抗して反矢
印B方向に回動する。
ロールワイヤ37が矢印り方向に引張られるため、先ず
可動板26が引張スプリング30のばね力に抗して反矢
印B方向に回動する。
この可動板26の反矢印B方向への回動に連動して、回
動レバー41が作動板40と共に反矢印G方向に回動す
るため、作動板40の立上片40aが遠心アーム50の
外方位置における回転軌跡内から外方に脱出すると共に
、コントロールワイヤ54が矢印H方向に引張られる(
第4図参照)。
動レバー41が作動板40と共に反矢印G方向に回動す
るため、作動板40の立上片40aが遠心アーム50の
外方位置における回転軌跡内から外方に脱出すると共に
、コントロールワイヤ54が矢印H方向に引張られる(
第4図参照)。
これにより、係合レバー15が引張スプリング17のば
ね力に抗して反矢印A方向に回動してその係止爪15a
を係合片12の係合孔12aに係合させ、以て内蓋10
を閉鎖位置にロックする(第1図二点鎖線参照)。
ね力に抗して反矢印A方向に回動してその係止爪15a
を係合片12の係合孔12aに係合させ、以て内蓋10
を閉鎖位置にロックする(第1図二点鎖線参照)。
そして、可動板26が第4図に実線で示す所定位置に達
すると、次にブレーキレバー32が引張スプリング35
のばね力に抗して反矢印C方向に回動してブレーキシュ
33をブレーキドラム24から離反させる。
すると、次にブレーキレバー32が引張スプリング35
のばね力に抗して反矢印C方向に回動してブレーキシュ
33をブレーキドラム24から離反させる。
一方、外蓋18が閉鎖位置に達すると、蓋スィッチ20
が閉成作動し、この後、タイマ装置21をセット操作す
るとモータ6が起動して脱水槽4を回転駆動し始め、以
上により所謂脱水運転が行なわれる。
が閉成作動し、この後、タイマ装置21をセット操作す
るとモータ6が起動して脱水槽4を回転駆動し始め、以
上により所謂脱水運転が行なわれる。
而して、タイマ装置21の設定時間が経過すると、モー
タ6が断電状態になり、この後、脱水槽4は慣性により
そのまま惰性回転し続ける。
タ6が断電状態になり、この後、脱水槽4は慣性により
そのまま惰性回転し続ける。
そして、脱水槽4が惰性回転中にあるとき、外蓋18を
開放すると、コントロールワイヤ37が弛緩するため、
ブレーキレバー32が引張スプリング35のばね力によ
り矢印C方向に回動してブレーキシュ33をブレーキド
ラム24に圧接させ、脱水槽4の惰性回転を制動し始め
る(第4図二点鎖線参照)。
開放すると、コントロールワイヤ37が弛緩するため、
ブレーキレバー32が引張スプリング35のばね力によ
り矢印C方向に回動してブレーキシュ33をブレーキド
ラム24に圧接させ、脱水槽4の惰性回転を制動し始め
る(第4図二点鎖線参照)。
ところで、上記のようにしてブレーキシュ33がブレー
キドラム24に圧接すると、両者間にはブレーキドラム
24の回転方向(矢印F方向)に向かう摩擦力が作用す
る。
キドラム24に圧接すると、両者間にはブレーキドラム
24の回転方向(矢印F方向)に向かう摩擦力が作用す
る。
この摩擦力はブレーキレバー32及び段付ねじ34を介
して可動板26に対してこれを反矢印B方向に回動させ
るように作用するため、可動板26は該摩擦力により引
張スプリング30のばね力に抗してそのまま所定位置に
保持され、前述のようにコントロールワイヤ3Tが弛緩
してブレーキレバー32が矢印C方向に回動しても、矢
印B方向に回動することはない。
して可動板26に対してこれを反矢印B方向に回動させ
るように作用するため、可動板26は該摩擦力により引
張スプリング30のばね力に抗してそのまま所定位置に
保持され、前述のようにコントロールワイヤ3Tが弛緩
してブレーキレバー32が矢印C方向に回動しても、矢
印B方向に回動することはない。
従って、ロック装置11はモータ6による脱水槽40回
転駆動中は勿論、モータ6断電後の脱水槽4の惰性回転
中もそのままロック状態に維持されて、内蓋10を閉鎖
位置にロックし続ける。
転駆動中は勿論、モータ6断電後の脱水槽4の惰性回転
中もそのままロック状態に維持されて、内蓋10を閉鎖
位置にロックし続ける。
そして、脱水槽4が停止すると、ブレーキドラム24と
ブレーキシュ33との間の摩擦力も消滅するため、可動
板26が引張スプリング30のばね力により矢印B方向
に回動して復帰位置に戻る。
ブレーキシュ33との間の摩擦力も消滅するため、可動
板26が引張スプリング30のばね力により矢印B方向
に回動して復帰位置に戻る。
この可動板26の矢印B方向の回動に連動して、回動レ
バー41が作動板40と共に矢印G方向に回動して元位
置に戻るため、作動板40の立上片40aが遠心アーム
50の外方位置における回転軌跡内に位置すると共に、
コントロールワイヤ54が弛緩する。
バー41が作動板40と共に矢印G方向に回動して元位
置に戻るため、作動板40の立上片40aが遠心アーム
50の外方位置における回転軌跡内に位置すると共に、
コントロールワイヤ54が弛緩する。
これにより、係合レバー15が引張スプリング17のば
ね力により矢印A方向に回動してその係止爪15aを係
合片12の係合孔12aから離脱させ、以て内蓋10の
ロックを解除する。
ね力により矢印A方向に回動してその係止爪15aを係
合片12の係合孔12aから離脱させ、以て内蓋10の
ロックを解除する。
この状態において、内蓋10の前部を持ち上げるように
して引き上げれば、該内蓋10を開放することができる
。
して引き上げれば、該内蓋10を開放することができる
。
さて、長期間にわたる使用によりブレーキシュ33の摩
耗量が所定量以上に達すると、脱水槽4の惰性回転中に
ブレーキシュ33がフレーキトラム24に摺接しても有
効な摩擦力が生ぜず、このため可動板26を引張スプリ
ング30のばね力に抗して第4図に示す所定位置に保持
しておくことができなくなる。
耗量が所定量以上に達すると、脱水槽4の惰性回転中に
ブレーキシュ33がフレーキトラム24に摺接しても有
効な摩擦力が生ぜず、このため可動板26を引張スプリ
ング30のばね力に抗して第4図に示す所定位置に保持
しておくことができなくなる。
従って、可動板26は外蓋18の開放に伴ってブレーキ
レバー32が矢印C方向に回動すると、脱水槽4が惰性
回転中にあっても、その後、直ちに引張スプリング30
のばね力により矢印B方向に回動して第2図に示す復帰
位置に復帰してしまう。
レバー32が矢印C方向に回動すると、脱水槽4が惰性
回転中にあっても、その後、直ちに引張スプリング30
のばね力により矢印B方向に回動して第2図に示す復帰
位置に復帰してしまう。
しかしながら、この場合には可動板26の矢印B方向の
回動に連動して回動レバー41が作動板40と共に矢印
G方向に回動するため、作動板40の立上片40aが遠
心アーム50の外方位置における回転軌跡内に位置する
。
回動に連動して回動レバー41が作動板40と共に矢印
G方向に回動するため、作動板40の立上片40aが遠
心アーム50の外方位置における回転軌跡内に位置する
。
而して、遠心アーム50は脱水槽4の惰性回転中、その
回転に伴う遠心力により引張スプリング52のばね力に
抗して外方位置に位置しており、従って、上記のように
作動板40が矢印G方向に回動変位すると、遠心アーム
50は直ちに該作動板40の立上片40aに衝当する(
第5図二点鎖線参照)。
回転に伴う遠心力により引張スプリング52のばね力に
抗して外方位置に位置しており、従って、上記のように
作動板40が矢印G方向に回動変位すると、遠心アーム
50は直ちに該作動板40の立上片40aに衝当する(
第5図二点鎖線参照)。
これにより、作動板40は球体49を第1の透孔46か
ら脱出させて、第5図に二点鎖線で示す不作動位置から
実線で示す位置(作動位置)に向かって段付ねじ44を
中心に反矢印G方向に回動し、ここで球体49が第2の
透孔47に遭遇してこれに係合し、作動板40を作動位
置に保持する。
ら脱出させて、第5図に二点鎖線で示す不作動位置から
実線で示す位置(作動位置)に向かって段付ねじ44を
中心に反矢印G方向に回動し、ここで球体49が第2の
透孔47に遭遇してこれに係合し、作動板40を作動位
置に保持する。
斯る作動板400反矢印G方向の回動変位即ち作動位置
への変位により、コントロールワイヤ54が矢印H方向
に引張られるため、可動板26の矢印B方向への回動に
も係わらずロック装置11は内蓋10を閉鎖位置にロッ
クし続ける。
への変位により、コントロールワイヤ54が矢印H方向
に引張られるため、可動板26の矢印B方向への回動に
も係わらずロック装置11は内蓋10を閉鎖位置にロッ
クし続ける。
また、ブレーキシュ33が破損して脱落したような場合
や、引張スプリング35や段付ねじ34が折損したよう
な場合も、可動板26は引張スプリング30のばね力に
より矢印B方向に回動するため、上記したと同様に作動
板40の立上片40aが遠心アーム50に衝当されて作
動位置に変位するので、ロック装置11は内蓋10を閉
鎖位置にロックし続ける。
や、引張スプリング35や段付ねじ34が折損したよう
な場合も、可動板26は引張スプリング30のばね力に
より矢印B方向に回動するため、上記したと同様に作動
板40の立上片40aが遠心アーム50に衝当されて作
動位置に変位するので、ロック装置11は内蓋10を閉
鎖位置にロックし続ける。
以上のようにブレーキ装置23の故障時に作動板40が
単独で不作動位置から作動位置に変位した場合には、脱
水槽4が停止しても内蓋10のロックは解除されないが
、外蓋18を一旦閉鎖した後、再び開放するとそのロッ
クを解除することができる。
単独で不作動位置から作動位置に変位した場合には、脱
水槽4が停止しても内蓋10のロックは解除されないが
、外蓋18を一旦閉鎖した後、再び開放するとそのロッ
クを解除することができる。
即ち、内蓋10の透孔を介して脱水槽4が停止したこと
を確認した上で外蓋18を閉方向に回動すると、前述し
たと同様にして可動板26が引張スプリング30のばね
力に抗して反矢印B方向に回動すると共に、ブレーキレ
バー32が引張スプリング35のばね力に抗して反矢印
C方向に回動する。
を確認した上で外蓋18を閉方向に回動すると、前述し
たと同様にして可動板26が引張スプリング30のばね
力に抗して反矢印B方向に回動すると共に、ブレーキレ
バー32が引張スプリング35のばね力に抗して反矢印
C方向に回動する。
そして、可動板26の反矢印B方向の回動に連動して回
動レバー41が反矢印G方向に回動するため、球体49
は第2の透孔47から脱出し、回動レバー41が反矢印
G方向の回動限界位置に達したところで第1の透孔46
に遭遇してこれに係合する。
動レバー41が反矢印G方向に回動するため、球体49
は第2の透孔47から脱出し、回動レバー41が反矢印
G方向の回動限界位置に達したところで第1の透孔46
に遭遇してこれに係合する。
この後、外蓋13が開方向に回動すると、ブレーキレバ
ー32が引張スプリング35のばね力により矢印C方向
に回動すると共に、可動板26が引張スプリング30の
ばね力により矢印B方向に回動する。
ー32が引張スプリング35のばね力により矢印C方向
に回動すると共に、可動板26が引張スプリング30の
ばね力により矢印B方向に回動する。
そして、可動板26の矢印B方向の回動に連動して、回
動レバー41が矢印G方向に回動するため、上述のよう
にして第1の透孔46を球体49に係合された作動板4
0も回動レバー41と共に矢印G方向に回動し、コント
ロールワイヤ54を弛緩させる。
動レバー41が矢印G方向に回動するため、上述のよう
にして第1の透孔46を球体49に係合された作動板4
0も回動レバー41と共に矢印G方向に回動し、コント
ロールワイヤ54を弛緩させる。
これにより、前述したと同様にして係合レバー15が引
張スプリング17のばね力により矢印A方向に回動し、
以て内蓋100ロツクを解除する。
張スプリング17のばね力により矢印A方向に回動し、
以て内蓋100ロツクを解除する。
このように本実施例によれば、可動板26はブレーキレ
バー32が反矢印C方向に回動した状態にあるとき、こ
れに応答して所定位置に位置し、またブレーキレバー3
2が矢印C方向に回動したとき、脱水槽4が惰性回転中
にあればブレーキドラム24とブレーキシュ33との間
に生ずる摩擦力によりそのまま所定位置に保持されるの
で、ロック装置11はモータ6による脱水槽40回転駆
動中は勿論、モータ6断電後の脱水槽4の惰性回転中も
引き続き連続して内蓋10を閉鎖位置にロックする。
バー32が反矢印C方向に回動した状態にあるとき、こ
れに応答して所定位置に位置し、またブレーキレバー3
2が矢印C方向に回動したとき、脱水槽4が惰性回転中
にあればブレーキドラム24とブレーキシュ33との間
に生ずる摩擦力によりそのまま所定位置に保持されるの
で、ロック装置11はモータ6による脱水槽40回転駆
動中は勿論、モータ6断電後の脱水槽4の惰性回転中も
引き続き連続して内蓋10を閉鎖位置にロックする。
しかも、ブレーキレバー32が矢印C方向に回動しても
、上記のように可動板26は矢印B方向に回動すること
なく、そのまま所定位置に保持されるので、ロック装置
11が途中で短時間といえども内蓋10のロックを解除
することはなく、安全性が大幅に向上する。
、上記のように可動板26は矢印B方向に回動すること
なく、そのまま所定位置に保持されるので、ロック装置
11が途中で短時間といえども内蓋10のロックを解除
することはなく、安全性が大幅に向上する。
また、故障等によりブレーキドラム24とブレーキシュ
33との間に摩擦力が生ぜず或は生じても十分でない場
合に、脱水槽4が惰性回転中にあるにも係わらず可動板
26が矢印B方向に回動しても、作動板40は立上片4
0aを遠心アーム50に衝当されて作動位置に変位し、
ロック装置11をロック状態に維持するので、フレーキ
装置23に故障等が生じても内蓋10を閉鎖位置にロッ
クし続けることができ、安全性の一層の向上を図ること
ができる。
33との間に摩擦力が生ぜず或は生じても十分でない場
合に、脱水槽4が惰性回転中にあるにも係わらず可動板
26が矢印B方向に回動しても、作動板40は立上片4
0aを遠心アーム50に衝当されて作動位置に変位し、
ロック装置11をロック状態に維持するので、フレーキ
装置23に故障等が生じても内蓋10を閉鎖位置にロッ
クし続けることができ、安全性の一層の向上を図ること
ができる。
しかるに、作動板40が作動位置に変位したことにより
、脱水槽4の停止後も内蓋10が閉鎖位置にロックされ
たままの状態になっていても、外蓋18を開閉操作する
ことによりそのロックを解除することができて、フレー
キ故障の点検修理が容易に行なえる等実用上極めて便利
になる。
、脱水槽4の停止後も内蓋10が閉鎖位置にロックされ
たままの状態になっていても、外蓋18を開閉操作する
ことによりそのロックを解除することができて、フレー
キ故障の点検修理が容易に行なえる等実用上極めて便利
になる。
また、ロック装置11の作動源としての電磁石装置を不
要になし得るので、それだけ価格の低減化を図ることが
できる。
要になし得るので、それだけ価格の低減化を図ることが
できる。
第6図は本発明の他の実施例を示すものであり、以下第
6図に第2図と同一部分に同一符号を付して異なる部分
のみ説明する。
6図に第2図と同一部分に同一符号を付して異なる部分
のみ説明する。
56は第3図における保持環25と同様の保持環(図示
せず)に回動可能に枢支された可動部材としての可動板
で、その両側に一体に延出したアーム57及び58のう
ちの一方のアーム58と取付具55との間に引張スプリ
ング30を張架して該可動板56を常時矢印B方向に回
動付勢している。
せず)に回動可能に枢支された可動部材としての可動板
で、その両側に一体に延出したアーム57及び58のう
ちの一方のアーム58と取付具55との間に引張スプリ
ング30を張架して該可動板56を常時矢印B方向に回
動付勢している。
59はブレーキシュ33を有するブレーキレバーで、そ
の一端部を前記可動部材56のアーム58に段付ねじ3
4を介して回動可能に枢支している。
の一端部を前記可動部材56のアーム58に段付ねじ3
4を介して回動可能に枢支している。
そして、フレーキレパー59の他端部と可動板56のア
ーム57との間には引張スプリング35を張架して、該
ブレーキレバー59を常時矢印C方向に回動付勢してい
る。
ーム57との間には引張スプリング35を張架して、該
ブレーキレバー59を常時矢印C方向に回動付勢してい
る。
60は前記可動板56のアーム57の先端部に段付ねじ
61を介して回動可能に枢支した揺動レバーで、その一
端部には突起60aを上向きに突設し、該突起60aを
前記ブレーキレバー59の他端部に形成した長孔62に
係合させ、また該揺動レバー60の他端部にコントロー
ルワイヤ37の一端部を連結する。
61を介して回動可能に枢支した揺動レバーで、その一
端部には突起60aを上向きに突設し、該突起60aを
前記ブレーキレバー59の他端部に形成した長孔62に
係合させ、また該揺動レバー60の他端部にコントロー
ルワイヤ37の一端部を連結する。
これにより、第1図における外蓋18と同様の外蓋が閉
方向に回動してコントロールワイヤ37が矢印り方向に
引張られると、引張スプリング35のばね力が引張スプ
リング30のばね力よりも大きく設定されていることに
より、コントロールワイヤ31の引張力が揺動レバー6
0及び段付ねじ61を介して可動板56のアーム57に
伝達され、該可動板56が引張スプリング30のばね力
に抗して反矢印B方向に回動する。
方向に回動してコントロールワイヤ37が矢印り方向に
引張られると、引張スプリング35のばね力が引張スプ
リング30のばね力よりも大きく設定されていることに
より、コントロールワイヤ31の引張力が揺動レバー6
0及び段付ねじ61を介して可動板56のアーム57に
伝達され、該可動板56が引張スプリング30のばね力
に抗して反矢印B方向に回動する。
そして、可動板56がストッパ片31bにより反矢印B
方向の回動を衝止されると、この後、揺動レバー60が
段付ねじ61を中心に矢印■方向に回動し、これにより
ブレーキレバー59が引張スプリング35のばね力に抗
して反矢印C方向に回動する。
方向の回動を衝止されると、この後、揺動レバー60が
段付ねじ61を中心に矢印■方向に回動し、これにより
ブレーキレバー59が引張スプリング35のばね力に抗
して反矢印C方向に回動する。
而して、可動板56が反矢印B方向に回動すると、突起
41aを可動板56のアーム58の先端部に形成した長
孔45に係合させた回動レバー41が作動板40と共に
反矢印G方向に回動するため、コントロールワイヤ54
が矢印H方向に引張られ、これにより第1図におけるロ
ック装置11と同様のロック装置がロック状態になる。
41aを可動板56のアーム58の先端部に形成した長
孔45に係合させた回動レバー41が作動板40と共に
反矢印G方向に回動するため、コントロールワイヤ54
が矢印H方向に引張られ、これにより第1図におけるロ
ック装置11と同様のロック装置がロック状態になる。
このように構成しても前記実施例と同様の効果を奏する
。
。
ところで、第2図のように構成した場合には、制動時に
ブレーキドラム24とブレーキシュ33との間に作用す
る摩擦力は、ブレーキレバー32に対しこれを反矢印C
方向に回動させるように作用するため、ブレーキドラム
24に対スるブレーキシュ33の圧接力が減少する欠点
がある。
ブレーキドラム24とブレーキシュ33との間に作用す
る摩擦力は、ブレーキレバー32に対しこれを反矢印C
方向に回動させるように作用するため、ブレーキドラム
24に対スるブレーキシュ33の圧接力が減少する欠点
がある。
しかしながら、第6図のように構成すると、ブレーキド
ラム24とブレーキシュ33との間に作用する摩擦力は
、ブレーキレバー59に対しこれを矢印C方向に回動さ
せるように作用するため、ブレーキドラム24に対する
ブレーキシュ33の圧接力即ち制動力が増大し、制動効
果の向上を図ることができる。
ラム24とブレーキシュ33との間に作用する摩擦力は
、ブレーキレバー59に対しこれを矢印C方向に回動さ
せるように作用するため、ブレーキドラム24に対する
ブレーキシュ33の圧接力即ち制動力が増大し、制動効
果の向上を図ることができる。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定さ
れることはなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
して実施することができる。
れることはなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
して実施することができる。
本発明は以上説明したように、モータによる脱水槽の回
転駆動中は勿論、モータ断電後の惰性回転中も引き続き
連続して開閉蓋を閉鎖位置にロックすることができ、そ
の途中で短時間といえども解除状態を現出する虞れがな
く、更に故障によりブレーキレバーとブレーキドラムと
の間に摩擦力が生ぜず或は生じても十分でない場合でも
開閉蓋をロックし続けることができ、総じて安全性の大
幅な向上を図ることができると共に、故障時に脱水槽の
停止後も開閉蓋がロックされたままの状態になっていて
もブレーキレバーの接離動作によりそのロックを解除す
ることができてその点検修理が容易にでき、またロック
装置の作動源としての電磁石装置を不要になし得て価格
の低減化を図ることができる脱水機を提供し得る。
転駆動中は勿論、モータ断電後の惰性回転中も引き続き
連続して開閉蓋を閉鎖位置にロックすることができ、そ
の途中で短時間といえども解除状態を現出する虞れがな
く、更に故障によりブレーキレバーとブレーキドラムと
の間に摩擦力が生ぜず或は生じても十分でない場合でも
開閉蓋をロックし続けることができ、総じて安全性の大
幅な向上を図ることができると共に、故障時に脱水槽の
停止後も開閉蓋がロックされたままの状態になっていて
もブレーキレバーの接離動作によりそのロックを解除す
ることができてその点検修理が容易にでき、またロック
装置の作動源としての電磁石装置を不要になし得て価格
の低減化を図ることができる脱水機を提供し得る。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は
全体の概略を示す縦断測面図、第2図はブレーキ装置の
拡大平面図、第3図は第2図中■■線に沿う縦断測面図
、第4図乃至第5図は作用説明図、第6図は本発明の他
の実施例を示す第2図相当図である。 図面中、1は外箱、4は脱水槽、6はモータ、9は開口
部、10は内蓋(開閉蓋)、11はロック装置、12は
係合片、15は係合レバー、17は引張スプリング、1
8は外蓋、23はブレーキ装置、24はブレーキドラム
、26は可動板(可動部材)、30は引張スプリング、
32はブレーキレバー、33はブレーキシュ、35は引
張スプリング、37はコントロールワイヤ、40は作動
板(作動部材)、41は回動レバー、42はリセット装
置、48は圧縮スプリング、49は球体、50は遠心ア
ーム(当接子)、52は引張スプリング、54はコント
ロールワイヤ、56は可動板(可動部材)、59はブレ
ーキレバー 60は揺動レバーである。
全体の概略を示す縦断測面図、第2図はブレーキ装置の
拡大平面図、第3図は第2図中■■線に沿う縦断測面図
、第4図乃至第5図は作用説明図、第6図は本発明の他
の実施例を示す第2図相当図である。 図面中、1は外箱、4は脱水槽、6はモータ、9は開口
部、10は内蓋(開閉蓋)、11はロック装置、12は
係合片、15は係合レバー、17は引張スプリング、1
8は外蓋、23はブレーキ装置、24はブレーキドラム
、26は可動板(可動部材)、30は引張スプリング、
32はブレーキレバー、33はブレーキシュ、35は引
張スプリング、37はコントロールワイヤ、40は作動
板(作動部材)、41は回動レバー、42はリセット装
置、48は圧縮スプリング、49は球体、50は遠心ア
ーム(当接子)、52は引張スプリング、54はコント
ロールワイヤ、56は可動板(可動部材)、59はブレ
ーキレバー 60は揺動レバーである。
Claims (1)
- 1 脱水槽と一体的に回転するブレーキドラムに対して
接離するブレーキレバーを有し且つ前記脱水槽を内設せ
る外箱の開口部に開閉蓋を備えた脱水機において、前記
ブレーキレバーの接離動作に応答して復帰位置と所定位
置との間で往復動変位するように設けられ脱水運転時に
前記ブレーキレバーがブレーキドラムから離反する動作
に応答して前記復帰位置から所定位置に変位すると共に
前記脱水槽の惰性回転制動時に前記ブレーキレバーがブ
レーキドラムに摺接した除虫ずる摩擦力により前記所定
位置に保持される可動部材と、前記ブレーキドラムに設
けられた当接子と、前記可動部材が前記所定位置にある
間前記当接子の回転軌跡内から外方に脱した位置に保持
されると共に前記可動部材が前記復帰位置に復帰すると
前記当接子の回転軌跡内に位置して前記ブレーキドラム
が回転しているときに限り該当接子に衝当されて不作動
位置から作動位置に変位する作動部材と、前記可動部材
の所定位置への変位及び前記作動部材の作動位置への変
位に連動して作動し前記開閉窓を閉鎖位置にロックする
ロック装置と、前記作動部材が作動位置にあるとき前記
ブレーキレバーが接離動作するとこれに連動して作動し
作動部材を不作動位置に復帰させるリセット装置とを具
備して成る脱水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9736175A JPS5857229B2 (ja) | 1975-08-09 | 1975-08-09 | ダツスイキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9736175A JPS5857229B2 (ja) | 1975-08-09 | 1975-08-09 | ダツスイキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5220734A JPS5220734A (en) | 1977-02-16 |
JPS5857229B2 true JPS5857229B2 (ja) | 1983-12-19 |
Family
ID=14190352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9736175A Expired JPS5857229B2 (ja) | 1975-08-09 | 1975-08-09 | ダツスイキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857229B2 (ja) |
-
1975
- 1975-08-09 JP JP9736175A patent/JPS5857229B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5220734A (en) | 1977-02-16 |
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