JPS5857058B2 - 配電線保護方式 - Google Patents

配電線保護方式

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JPS5857058B2
JPS5857058B2 JP53039047A JP3904778A JPS5857058B2 JP S5857058 B2 JPS5857058 B2 JP S5857058B2 JP 53039047 A JP53039047 A JP 53039047A JP 3904778 A JP3904778 A JP 3904778A JP S5857058 B2 JPS5857058 B2 JP S5857058B2
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JP53039047A
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栄一 岡本
溢泰 古瀬
裕 山田
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Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディジタル処理方式による配電線保護方式に関
するものである。
変電所における機器の操作や電流、電圧、電力の記録な
どを自動化し、変電所保守の省力化が進められている。
これらの自動化や遠方からの制御においては、変電所の
電圧、電流変成器より得られる情報はディジタル量にし
た方が扱いやすい。
近時は特に超高圧の電力系統の保護リレーにディジタル
方式のものが多く提案されているが、配電用変電所にお
いてもディジタル化の傾向が急速である。
配電用変電所のリレーシステムを全てディジタル方式に
するためには、単に従来のリレーを計算機式リレーにお
きかえるだけではその有効性はない。
すなわちディジタル化することによる省力化という本質
メリットを活かすためにはマイクロコンピュータやミニ
コンピユータの高度の判断機能を有効に活かすことが必
要である。
本発明は以上のような点に鑑み、配電用変電所における
多数の配電線の全ての保護を1台のコンピュータで実現
しようとする配電線保護方式を提供しようとするもので
、以下図面を用いて説明する。
第1図は代表的な配電用変電所の単線結線図であって、
同図において、ACは受電回線、loは母線、11〜l
nは夫々n回線の配電線、MCTは受電回線ACの変圧
器TFの2次側に設けられた電流変成器CT1’〜CT
nは夫々n回線の配電線11〜lnの電流変成器、ZC
T1〜ZCToは零相電流を得る周知の零相変流器、G
PTlは母線の電圧、零相電圧■。
を得るための接地用変圧i5、CBo+CB1〜CBn
はしゃ断器である。
このように変成器機器即ち電流変成器MCT。
CT1〜CTn1零相変流器ZCT1〜ZCTn1接地
用変圧1GPT1を設置しており、従来のアナログリレ
ーは電流変成iMcTの電流で母線の保護を行なう過電
流リレー、電流変成Elr C’r、〜CT。
の電流で各配電線l、〜lnの短絡保護を行なう過電流
リレー、零相変流器ZCT1〜ZCToの零相電流と接
地用変圧ic+p T1の零相電圧■。
により配電線の地絡保護を行なう配電線の方向地絡リレ
ーなどが各々設置されている。
従って、これらのリレーをディジタル量によるディジタ
ルリレーにするには単に各電流変成器、電圧変成器のア
ナログ量をディジタル変換し、マイクロコンピュータや
ミニコンピユータ等を使用して演算処理すれば実現でき
る。
しかし、■配電線に1台のマイクロコンピュータ(以下
、マイコンという)を設置したり、過電流リレー、方向
地絡リレーのために各々マイコンを使用したのでは経済
的でなく、かつディジタルのメリットを活かすことがで
きない。
そこで、本発明は受電回線の変圧aTF2次側に電流変
KRiを設け、母線に接地用変圧器を接続し、各配電線
には夫々電流変成器および零相変流器を設けてなる配電
用変電所の系統において、各電流変成器、電圧変成器か
らの電流、電圧のアナログ量を一定の周期でサンプリン
グし、ディジタル量に変換し、これらのディジタル嵯の
うち、常時は前記変圧器TFの2次側電流の変化量もし
くは逆相分の大きさと、前記接地用変圧器から取り出さ
れる零相分電圧の大きさを、マイクロコンピュータやミ
ニコンピユータ等のコンピュータで演算し、前記変圧器
TFの2次側電流の変化量もしくは逆相分の大きさが一
定の値より大きくなった場合、又はこれと同時に前記零
相分電圧の大きさもある大きさになった場合には前記コ
ンピュータに配電線の短絡保護演算を行なわせ、前記零
相分電圧の大きさのみが一定値より大きくなった場合は
前記コンピュータに配電線の方向地絡保護演算を行なわ
せるようにしたことを特徴とする配電線保護方式を提供
しようとするもので、以下実施例を用いて説明する。
第2図は本発明の詳細な説明するブロック図である。
同図において、第1図の変成器から得られるアナログ量
をディジタル量に変換する場合、電流変成器MCTと接
地用変圧1GPT1を組にし、これら電流変ry、器M
CTと変圧器GPT1の各出力をマルチプレクサMPX
oにて切換えてアナログ−ディジタル変換器ADoに入
力しアナログ−ディジクル変換し、このディジタル情報
を電流変成器MCTから変圧器TFの2次側電流と接地
用変圧器GPT1からの零相電圧の各ディジクル量に独
立させてマイコンCに入力する。
次に各配電線1i(l−1,2,・・・、n)の電流変
成器C1(i=1 、2 、+・+、 n )と零相変
流器ZCT1(1=1.2.・・・1 n )を夫々1
組にして、アナログ情報である電流変成器CTiの出力
電流と零相変流器ZCTiの出力電流とをマルチプレク
サMPXi(l=1,2.・・・、n)により切換えて
順次アナログ−ディジタル変換器AD1(i=1.2゜
・・・5.n)に入力し、ここでアナログ−ディジタル
変換する。
そしてアナログ−ディジタル変換されたデータはサイク
リックメモリ回路Mに一定の時間だけ(i+lJえば5
サイクル分)サイクリックに記憶される。
従ってサイクリックメモリ回路Mには常時最近のデータ
が5サイクル分入っていることになる。
なおマルチプレクサにより電流変成器CT1〜CToや
零相変流器ZCT1〜ZCTnからのアナログ情報を切
換え順次アナログ−ディジタル変換する場合、第2図の
如くすなわち上記のようにCT1とZCTl、CT2と
ZCT2.−、CT。
とZCTnを夫々組合せる他に、たとえば零相変成器Z
CT1〜ZCTnを1組、電流変1iiCT1〜CTn
を1組にすることも考えられる。
ところが、第2図の如き各配電線1i(i=1 + 2
5”・、n)毎の組合せは、一般にアナログ−ディジク
ル変換を電流変成器CT・と零相変流器ZCTiの設置
場■ 所で行ない、マイコンのある場所まではディジクル量に
よる伝送をすることが多いので電流変成器等機能別に一
括する方式に比して送伝路の点等において有効である。
またSはサイクリックメモリ回路MからのCT1〜CT
nとZCT1〜ZCTnのデータの切換回路である。
このような構成のもとに、マイコンCは常時電流変成器
MCT、接地用変圧器GPT1からのデータにより以下
のような演算を行なう。
即ち、電流変成器MCTからの電流情報により例えば第
3図に示すような電流の変化量検出や逆相分の大きさの
検出を行なう。
第3図でlaは電流変成器MCTからの検出電流そのも
のであり、lbはマイコンCの演算によりlaを一定サ
ンプル数だけ(この場合は基本周波の1サイクル分)シ
フトレジスフなどによりシフトしたものであり、次に1
a−1b、なる演算を行ない、図に示す如く、第1図の
変圧器TFの2次回路、全ての配電線を含む回路のどこ
かに事故発生があれば電流が変化し、その変化分のみが
求められる。
この変化分が一定レベルより大きくなった時はマイコン
Cは事故検出信号によりデータ切換回路Sを制御し、電
流変成器CT1〜CTnのデータをマイコンCに取込む
ようにデータウェイDW2に流す。
このようにマイコンCは前記電流変成器MCTの出力電
流(検出電流)の変化巾や逆相分の大きさを演算し監視
しているが、同時に接地用変圧器GPT1の零相電モが
一定の大きさ以上か否かを監視している。
従って前記変化巾もしくは逆相分の大きさのみがある一
定の値より大きくなった時、前記変化巾もしくは逆相分
の大きさと、前記零相電圧とが同時に大きくなった時に
はデータウェイDW2に電流変成器CT1〜・CTnの
電流データを流すようにデータ切換回路Sを制御する。
この場合、全系のどこかに短絡事故か又は短絡地絡事故
が発生していると考えられる。
短絡事故の場合、マイコンCは短絡保護を行なう。
短絡地絡事故の場合もマイコンCでは地絡保護は行なわ
ず短絡保護を行なう。
即ち電流変成器CT1〜CTnの電流により各フィーダ
の過電流リレー保護を順次行なう。
なお、この場合マイコンCは事故検出信号によりサイク
リックメモリ回路Mのデータ内容を事故検出の時点より
前後の時間で更新しないよう制御することも可能である
いずれかの配電線の過電流が整定値を越えればマイコン
(jtしゃ断信号を発し、その該当する配電線のしゃ断
器をしゃ断する。
またマイコンCにおいて、接地用変圧器GPT1からの
零相電圧のみが整定値を越えた場合は、事故検出信号に
よりデータ切換回路Sを制御し、データウェイDW2に
零相変流器ZCT1〜ZCT。
の零相電流を流し、マイコンCはこの零相電流データを
取込む。
そしてマイコンCはこの零相電流と接地用変圧5GPT
1より取込んだ零相電圧とにより方向地絡継電器の演算
を行なう。
上述したように本発明によれば、常時コンピュータたと
えばマイクロコンピュータは各配電線のデータは全く取
込まず、従って何ら保護を行なわない。
即ち常時は受電回線ACの変圧器T Fの2次側に設け
た電流変成器MCTによる検出電流(変圧器2次側電流
)と接地用変圧器GPT1により取り出された零相電圧
による変圧器TF2次側電流の変化巾検出、零相電圧検
出を行なっているのみで、事故検出をして始めて各配電
線の保護を行なう。
また本発明では地絡保護と短絡保護とを同時にやること
がないので、コンピュータたとえばマイクロコンピュー
タの仕事量は常時全ての保護をやっている場所に比較し
、非常に少なく、10回線程度の配電線があっても1台
のマイクロコンピュータで充分全ての保護機能を持たせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は代表的な配電用変電所の結線図、第2図は本発
明の構成ブロック図、第3図は変圧器TFの2次側電流
の変化巾を検出する波形図であって、図中ACは受電回
線、loは母線、11〜lnはn回線の配電線、CBo
、CB1〜CBnはしゃ断器、TFは変圧器、MCT、
CT1〜CTnは電流変成器、ZCT1〜ZCTnは零
相変流器、GPTlは接地用変圧器、MPXo5MPX
1〜MPXnはマルチプレクサ、ADo、AD1〜AD
nはアナログ−ディジタル変換器、Mはサイクリックメ
モリ回路、Cはマイクロコンピュータ、Sはデータ切換
回路、 DWl、DW2はデータウェイを 示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受電回線ACの変圧器T’ F 2次側の電流変成
    器MCTを設け、母線l。 に接地用変圧器GPT1を接続し、各配電線11〜ln
    には夫々電流変成器CT1〜CTnおよび零相変流器Z
    CT1〜ZCT11を設けてなる配電用変電所の系統に
    おいて、電流変成器MCTと接地用変圧器GPT1から
    の電流、電圧アナログ量を第1の組の検出データ入力と
    し、各電流変成器CTiと零相変流器ZCTi(i=1
    ゜・・・・・・、n)からの電流アナログ量を第2の組
    の検出データ入力として、各組についてアナログ検出デ
    ータを一定の周期でサンプリングしてディジタル量に変
    換し、これらのディジタル量のうち、常時は前記電流変
    成器MCTから取り出される前記変圧器TFの2次電流
    の変化潅もしくは逆相分の大きさと、前記接地用変圧器
    GPT、から取り出される零相分電圧の大きさをコンピ
    ュータCで演算し、前記変圧器TFの2次電流の変化着
    もしくは逆相分と零相分電圧の大きさが共に一定の値よ
    りも大きくなった場合、第2の組の検出データとして各
    電流変成器CT1〜CTnから取り出される配電線の電
    流データを前記コンピュータCに取り込んで過電流リレ
    ーの動作を決定する短絡保護演算を行い、前記接地用変
    圧器GPT1からの零相電圧の大きさのみが所定値を超
    えた場合には、各零相変流器ZCT1〜ZCTnから取
    り出される配電線の零相電流データを前記コンピュータ
    Cに取り込み、この零相電流データと前記接地用変圧器
    GPT1から取り込んだ零相電圧とに基づき方向地絡保
    護演算を行うようにしたことを特徴とする配電線保護方
    式。
JP53039047A 1978-04-03 1978-04-03 配電線保護方式 Expired JPS5857058B2 (ja)

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GB2081994B (en) * 1980-08-11 1983-04-07 South Eastern Elec Board Pulse sampled e l c b
JPS5972924A (ja) * 1982-10-20 1984-04-25 東京電力株式会社 ル−プ系統の保護継電装置
JPS5972925A (ja) * 1982-10-20 1984-04-25 東京電力株式会社 ル−プ状保護継電装置
JPH03173312A (ja) * 1989-11-30 1991-07-26 Fuji Electric Co Ltd 地絡距離継電器

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