JPS61106028A - 系統安定化装置 - Google Patents

系統安定化装置

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JPS61106028A
JPS61106028A JP59226828A JP22682884A JPS61106028A JP S61106028 A JPS61106028 A JP S61106028A JP 59226828 A JP59226828 A JP 59226828A JP 22682884 A JP22682884 A JP 22682884A JP S61106028 A JPS61106028 A JP S61106028A
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JP
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accident
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Application number
JP59226828A
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Inventor
正則 中村
秀治 押田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発電所とローカル系統を介して接続されたそ
の発電所の負荷が、ルート断事故等によ゛ つて本系統
から分離されたとき、事故又は発電量不足に起因する電
圧低下によって脱落する負荷量を推定し、よシ精度の高
い需給バランス制御を可能とした系統安定化装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来この種の代表的な装置として周波数低下リレー(以
下UFRと略称)があった。この装置は、本系統から分
離された系統内の需給アンノくランスによって生じた周
波数低下を検出し、その低下値と継続時間とがある設定
条件を満足したとき、負荷しゃ断の指令を出力して、分
離系統内の需給バランスを高速で処置する装置である。
しかし、この装置の問題点としては、ローカル系統が主
系統から分離されたとき、定インピーダンス負荷が多い
系統などでは、必ずしも周波数が低下するとは限らない
。したがってUFRが動作せず、需給アンバランスに起
因する電圧低下時間が長びき、誘導機負荷などの脱落量
が増える恐れがある。
また、UFRは、各負荷個別に設置されているので、ロ
ーカル系統全体の需給バランスを整えるという点から見
ると、制御仕上シの精度があまシ高くない。
従って、上記UFHの欠点を解消するものとして、第4
図て示すマイクロプロセッサを応用した分離系統の安定
化装置があった。すなわち、図において、1は本系統側
に属する本系統変電所ライン、2は分離された系統の中
心となるローカル変電所ライン、3は同じく分離系統に
属する発電所で、各々送電線4.うで連系されている。
6は系統安定化装置でローカル変電所ライン2に設置さ
れておシ、入力変換回路61&、61b、ルート断検出
回路62、マイクロプロセッサを用いた演算処理装置6
3、ストッパ64、出力回路65等で構成されている。
次に、この動作について説明する。まず変流器CTと計
器用変圧器PTよ多構成されるセンサ23及び24によ
って、検出された電流又は電圧データはコントロールケ
ーブル25.27を介して、常時系統安定化装置6に入
力されている。そして前記の検出された入力データは高
調渡分を除去するフィルタ回路、有効電力を算出する有
効電力変換器及びアナログ量をディジタル量に変換する
アナログ/ディジタル変換回路等で構成される入力変換
回路6111,61bに与えられる。この入力変換回路
611L、61bでは本系統から供給されている連系線
有効電力潮流Ps、及びしゃ断対象負荷群CLの有効電
力分などから、それのデータをディジタル量に変換した
後、演算処理装置63に伝達する。例えば、ここで線路
損失を無視すれば、系統分離が発生した時のローカル系
統内における発電量の不足分は、分離前に本系統から供
給されていた有効電力潮流psと等しくなる筈で、演算
処理装置63は連系線有効電力潮流psとほぼ等しくな
るように、しゃ断対象負荷の中から実際にしゃ断すべき
負荷を選択し、制御イメージとして記憶しておく。(前
記制御イメージは、ある時間周期で更新される。)そし
て、コントロール・ケーブル26及び通信ルート12を
介して伝送されてくるしゃ断器11及びしゃ断器21が
らの情報等によシ、ルート断検出回路62がルート断の
動作レベルを検出し、その所定条件を満足すると制御イ
メージを出力し、しゃ断対象負荷のしゃ断器22にトリ
ップ指令を与え、所定の負荷しゃ断動作を実行する。こ
のとき、トリップ信号はトリップ嚇ルート66によって
伝送される。また、通常、このトリップ信号はルート断
検出回路62の出力とストッパ64の出力のAND条件
を出力回路65でと9、このAND条件が成立した場合
にのみ出力されるものでるる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の系統安定化装置では、例えば送電M
4に短絡事故が発生したシすると、これが引き金となっ
てルート断となシ、このとき負荷電圧vL (実効値と
する)は、第5図に示したような電圧変化をする。すな
わち、定常時の電圧値vLo(単位法で表現すれば、は
ぼ1 p、u )から短絡事故によってvLlまで低下
し、さらに事故がクリア(送電線がトリップ)された後
も、負荷しゃ断が実行されるまで発電量不足に起因する
電圧低下が継続する。この発電量不足による低下電圧値
VL2は通常0.5〜0.6 p、uで、重負荷時はど
低いものとなる。このように負荷電圧が低下すると、誘
導機や計算機等の負荷が脱落してしまうことが一般によ
く知られている。
従来の系統安定化装置では、この電圧低下による負荷脱
落量が考慮されておらず、これが発生した場合には過制
御となる。特に脱落1が多い場合には、発電機が供給過
剰のため加速し、トリップに至シ、ローカル系統全体が
つぶれてしまうという問題点がめった。
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもの
で、電圧低下による負荷脱落量を系統周波数EF)推定
し、これを制御アルゴリズム中に適用することによって
、よシ精度の高い需給ノくランス制御を可能とした系統
安定化装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る系統安定化装置は、連系線事故や母線事
故などによシ分断されたローカル系統の事故前の連系線
有効電力潮流に基き該ローカル系統内の電力需給バラン
スをとるため高速で負荷しゃ断、または発電機しゃ断を
実行する第1段負荷制御を系統安定化装置内の演算処理
装置の演算結果として実施し、その後計測したローカル
系統のピーク周波数(偏差周波数)からそのピーク周波
数に応じて事故中の電圧低下等で自然脱落した負荷量を
推定し第2の負荷しゃ断、または発電機しゃ断を行う第
2段負荷制御を該系統安定化装置からの指令により実施
しローカル系統の安定化を図るようにしたものでbる。
〔作 用〕
この発明においては一旦、連系線や母線などに事故が発
生すると、直ちに該系統の電圧、電流及びローカル系統
の周波数をセンサによシ検出し系統安定化装置に入力し
て第1段負荷制御を実施してローカル変電所ラインの周
波数の監視を行い、その結果許容周波数偏差(Δf、)
と偏差周波数(ピーク値Δfp)とを比較し該偏差周波
数が大なる場合に負荷脱落量に見合う選択対象に対し第
2段負荷制御を実施し系統に適合した需給バランス制御
を高速、高精度で行うものである。
〔実施例〕
第1図(&J 、 tblはこの発明の一実施例を示す
特性図で、第1図(Klは自然負荷脱落がめった場合に
系統の周波数は事故除去後数秒程で最低ピーク値偏差周
波数Δfpに至り、その後発電機ガバナー制御の効果に
よシ元の周波数に戻ることになるが需給アンバランスΔ
Pによシ(ΔP/に;には系統特性定数)定常偏差Δf
が残シ、最悪の場合には発電機又はボイラにストレスが
かかつてトリップに至シ分離系統が崩壊することがある
。従って第1段負荷制御で事故前潮流に見合う負荷、又
は発電量を制御し、第1段負荷制御後の系統周波数を計
測し、そのピーク値「pと自然負荷脱itとの関係を定
式化し負荷脱落量を推定する。(ここで、Δfaは許容
偏差周波数) まず、分離された系統の需給アンバランス率Ruを(1
)式で定義する。
・・・・・・・・・(1) この場合には、第1図(blの如く需給アンバランス率
Ruと基準周波数からの偏差周波数Δfp(fp−fo
)とは関係付けられ、事故種別及び系統容量、連系線潮
流の大きさ等の影響を受けなく、一旦適用すべき系統を
決めた場合には固定となる。よって計測したΔfPよ5
Ru”を算出し、負荷脱落量を(2)式によシ推定する
。但し、1Δfplが許容周波数偏差1Δfalよシ小
さい場合には負荷脱落量■dropは零とする。
次に、この負荷脱落量推定手法を取シ入れた系統安定化
装置の一実施例について説明する。図中第4図と同一の
部分は同一の符号をもって図示した第2図において、6
7Vi周波数検出用の入力変換回路で、系統安定化装置
6内に付加されている。
以下第2図の動作について説明する。
変流器CT、計器用変圧器PTよシ構成されるセンサ2
3,24および32によって検出された電流及び電圧デ
ータはコントロールケーブル25゜27及び通信ルート
33を介して常時系統安定化装置6に入力される。系統
安定化装置6は前記の入力データをもとに、高調渡分、
過渡振動分を除去するフィルタ回路、有効電力を算出す
る有効電力変換器、アナログ量をディジタル量に変換す
るアナログ/ディジタル変換回路等で構成される入力変
換回路6ta、6obは、本系統から供給されている有
効電力潮流Ps、シゃ断対象負荷の有効電力分及び発電
機出力(有効分)を算出し、これをディジタル量に変換
した後、演算処理装置63に出力する。また、計器用変
圧器PTよ多構成されるセンサ28によって検出された
電圧からフィルタ回路、周波数検出回路、アナログ/デ
ィジタル変換回路等で構成される入力変換回路67で周
波数を算出し、これをディジタル量に変換した後、演算
処理装置63に出力する。一方、コントロール・ケーブ
ル26及び通信ルート12を介して転送されてくるしゃ
断器11及びしゃ断器21の情報もルート断検出回路6
2によってディジタル情報に変換された後、演算処理装
置63に出力される。これらの入力データを用いて、ル
ート断が発生し分離系統が単独運転となった場合に演算
処理装置63は第3図に示すフローチャートに従って安
定化制御を実行する。
なお、上記実施例は1機1変電所系統に適用した場合に
ついて説明したが、多機多変屯所系統においても発電機
の合計出力P(1、容量の大きな代表電気所の周波数デ
ータを用いれば同様の効果が得られる。又、上記はルー
ト断による負荷過剰時の負荷制御の例を示したが、逆の
電源過剰の場合にも同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば分離系統内の制御装置が
置かれる変電所の周波数のみでローカル系統の負荷脱落
量を推定することができるので、シンプルなシステム構
成で、精度の高い分離系統の需給バランス制御が行える
系統安定化装置を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(aJ 、 (11は負荷脱落量推定手法の概念
説明図、第2図は本発明の一実施例を示す系統安定化装
置の構成図、第3図は実施例における制御フローチャー
ト、第4図はマイクロプロセッサを用いた従来方式によ
る系統安定化装置の構成図、第5図はローカル系統にお
ける電圧波形図である。 1は本系統変電所ライン、2はローカル系統変電所ライ
ン、28はセンサ、63は演算処理装置、67は入力変
換回路。 特許出願人  三菱電機株式会社 第1図(a)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連系線事故や母線事故などにより分断されたロー
    カル系統の事故前の電力潮流を予め記憶しておき該系統
    の事故後の電力需給バランスを取るため該連系線及びロ
    ーカル変電所ラインからセンサにより電圧、電流を検出
    して系統安定化装置に入力信号として与え、系統の電力
    需給バランスをとる系統安定化装置において、ローカル
    線分断と同時に選択対象負荷に対し負荷しや断、発電機
    しや断等の第1段負荷制御を施し、前記ローカル変電所
    ラインの周波数を検出して該系統安定化装置の入力変換
    回路に取り込み、事故後の系統の需給アンバランス率を
    演算して負荷脱落量を推定し、前記の負荷脱落量推定結
    果に基き第2段負荷制御を行いローカル系統負荷の電力
    需給バランスをとるようにしたことを特徴とする系統安
    定化装置。
  2. (2)前記第1段負荷制御実施後の前記検出周波数の偏
    差周波数Δfpが許容周波数偏差Δfaより大なる場合
    に前記系統安定化装置内の演算処理装置にて需給アンバ
    ランス率Ruを推定し、該需給アンバランス率Ruより
    負荷脱落量■dropを求め、選択対象出力に対し第2
    段負荷制御を実施するようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の系統安定化装置。
JP59226828A 1984-10-30 1984-10-30 系統安定化装置 Pending JPS61106028A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016127655A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社日立製作所 電力系統安定化装置及び方法
JP2022028108A (ja) * 2020-08-02 2022-02-15 上海千貫節能科技有限公司 電気機器レベルの負荷周波数制御システムの負荷への自己適応化校正応答方法

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