JP2016127655A - 電力系統安定化装置及び方法 - Google Patents

電力系統安定化装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016127655A
JP2016127655A JP2014265210A JP2014265210A JP2016127655A JP 2016127655 A JP2016127655 A JP 2016127655A JP 2014265210 A JP2014265210 A JP 2014265210A JP 2014265210 A JP2014265210 A JP 2014265210A JP 2016127655 A JP2016127655 A JP 2016127655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power system
failure
power
load
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014265210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6397759B2 (ja
Inventor
洋平 黒田
Yohei Kuroda
洋平 黒田
正志 西村
Masashi Nishimura
正志 西村
横井 浩一
Koichi Yokoi
浩一 横井
啓介 ▲葛▼城
啓介 ▲葛▼城
Keisuke Katsuragi
利人 座主坊
Toshihito Zashibo
利人 座主坊
貢 松原
Mitsugi Matsubara
貢 松原
桑原 真
Makoto Kuwabara
真 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chubu Electric Power Co Inc, Hitachi Ltd filed Critical Chubu Electric Power Co Inc
Priority to JP2014265210A priority Critical patent/JP6397759B2/ja
Publication of JP2016127655A publication Critical patent/JP2016127655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6397759B2 publication Critical patent/JP6397759B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】再生可能エネルギー利用発電設備の大量導入状態においても有効に機能することができる電力系統安定化装置を提供することを目的とする。
【解決手段】故障後における電力系統の安定化を図るために事前予測機能と故障後の処理機能から構成された電力系統安定化装置であって、事前予測機能は、電力系統における想定故障に対する対策として系統の安定を保証する電源や負荷の第1の制御量を決定する第1の機能と、電力系統における太陽光発電による発電量を複数設定し、当該発電量の電力需給アンバランスによる周波数応動から系統の安定を保証する第2の負荷制御量を複数決定する第2の機能とから構成され、故障後の処理機能は、電力系統における想定故障発生時に第1の機能による第1の制御量を制御する第1の制御手段と、第1の制御手段による電源や負荷制御後の電力系統の周波数応動を監視し、周波数応動に応じて複数の第2の負荷制御量から選択した負荷を制御する第2の制御手段から構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は電力系統の安定化装置に係り、特に太陽光発電(PV)等が電力系統に大量導入された場合において、事前演算時のオンラインデータと現状状態の差異を事後演算により補正する系統安定化装置及び方法に関する。
電力系統では、系統故障発生時における系統安定度の制御を目的として電力系統安定化装置を備えている。電力系統安定化装置は事前予測機能と電力系統故障後の処理機能とで構成されている。事前予測機能では、電力系統故障発生以前の系統状態のオンラインデータを入手し、電力系統上の想定箇所において想定故障が発生したときの系統安定度計算を実行し、想定故障に対する対策を立案しておく。故障後の処理機能では、実際に発生した故障様相を判断し、この事態における事前に定めた対策制御を実施する。
特許文献1、特許文献2は係る電力系統安定化装置の一例を紹介している。
特開平07−284231号公報 特開平09−056069号公報
近年の電力系統では、太陽光発電(PV)や風力発電といった再生可能エネルギーを利用した再生可能エネルギー利用発電設備の導入が進んでいる。これらの設備では自然エネルギーを利用することから、その発生電力の変動が予測困難である。
このため、電力系統安定化装置において、事前予測機能による予測を行ったとしても、予測時点における電力需給状態と故障発生時点における電力需給状態では相違したものとなることが考えられる。予測時点では晴れ、強風であっても故障発生時点では雨、微風であれば発生電力は大きく相違してくる。
将来、電力系統に太陽光発電(PV)などの再生可能エネルギー利用発電設備が大量に導入されてくると、太陽光発電(PV)などにより潮流変動が増大し,系統安定化装置の制御量に誤差が生じる可能性がある。そのため、予め策定した制御方策に対して、実際に故障発生した時に制御が妥当であるかを判断し、場合によっては策定した方策を補正するロジックが必要となる。
以上のことから本発明においては、再生可能エネルギー利用発電設備の大量導入状態においても有効に機能することができる電力系統安定化装置及び方法を提供することを目的とする。
以上のことから本発明は、故障後における電力系統の安定化を図るために事前予測機能と故障後の処理機能から構成された電力系統安定化装置であって、事前予測機能は、電力系統における想定故障に対する対策として系統の安定を保証する電源や負荷の第1の制御量を決定する第1の機能と、電力系統における太陽光発電による発電量を複数設定し、当該発電量の電力需給アンバランスによる周波数応動から系統の安定を保証する第2の負荷制御量を複数決定する第2の機能とから構成され、故障後の処理機能は、電力系統における想定故障発生時に第1の機能による第1の制御量を制御する第1の制御手段と、第1の制御手段による制御後の電力系統の周波数応動を監視し、周波数応動に応じて複数の第2の負荷制御量から選択した負荷を制御する第2の制御手段から構成されていることを特徴とする。
本発明により、最適な制御量を事後の計測情報から判断して補正することで余分な制御を抑え、過剰な制御量に対して瞬時に補填することを可能とする。
本発明の電力系統安定化装置の具体的な装置構成を示す図。 本発明の一実施例に係る電力系統安定化装置の考え方を説明した図。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
図2は、本発明の一実施例に係る電力系統安定化装置の考え方を説明したものである。図2において、電力系統安定化装置10が管理する電力系統GSは、複数の発電所と複数の負荷で構成されており、総発電量Gと総負荷量Lが等しく保たれることで電力系統の周波数が所定周波数に維持されている。
これに対し、電力系統に故障Fが発生したことにより発電所が停止し、あるいは送電線の一部が制御されるなどの理由で総発電量Gと総負荷量Lのバランスが急変するなどの故障状態においては、総発電量Gと総負荷量Lを均等に維持することが困難となる。このため、総発電量Gに見合う総負荷量Lとすべく、電源または負荷の一部を制御して周波数の安定維持を図る必要がある。
電力系統安定化装置10は、係る故障時に電源や負荷を制御して周波数の安定維持を図る機能を備えたものであり、事前予測機能1と故障後の処理機能2とで構成されている。
事前予測機能1では、電力系統GSに将来発生するであろう想定故障として、故障点P1,P2,P3における故障F1,F2,F3を想定している。想定故障F1,F2,F3は、短絡、地絡、断線あるいはその内容も含めた複数故障を想定するのがよい。
次に事前予測機能1では、故障点Pにおける故障Fのときに生じるであろう電力系統各所の潮流変動を計算により求め、さらに想定故障発生後の潮流状態での安定度を計算する。安定度計算の中では、故障により喪失した発電量または負荷量に見合う制御量を求め、この制御量を強制的に電力系統から遮断した状態での安定度を求めて、安定度の判定を行う。
なお安定度の判定手法については、従来から種々の手法が知られている。例えば、電力需給の差分を積分することで系統周波数を求めることができ、かつ系統周波数の変動量や変化分から安定度を判定することができる。本発明では周知の安定度判断手法を利用可能であるのでここでの詳細説明を省略する。
図2では、電力系統GSの想定故障F1のときに対策すべき発電量や負荷量をL1,想定故障F2のときに対策すべき発電量や負荷量をL2、想定故障F3のときに対策すべき発電量や負荷量をL3として表記している。ここで、発電量や負荷量は、故障時に電源や負荷を制御した結果として変動する量の事である。
事前予測機能1において上記手順により求めた想定故障とその対策は、実際に同様故障が発生した場合に有効なはずであるが、実際には再生可能エネルギー利用発電設備による不確定要素を含んでいる。
不確定要素の一つは、想定故障から定めた対策として発電量や負荷量の制御量を決定したとき、実際にはある地域、ある場所の電源または負荷を遮断することになるが、この中に如何ほどの量、台数の太陽光発電(PV)を含むのかが判明していない点である。不確定要素の他の一つは、太陽光発電(PV)による発電量は自然に左右されているために故障時点におけるその大きさを特定することができないという問題である。
さらに運転制御上の問題として、以下の点が不確定要素となることもある。例えば、太陽光発電(PV)Aだけが遮断されると想定していたが、太陽光発電(PV)Bも遮断されてしまったとか、家庭用の太陽光発電(PV)が想定以上に遮断されてしまった、家庭用の太陽光発電(PV)が想定ほど遮断されなかったなどが発生し得る。なお、太陽光発電(PV)以外に、風力発電も同じ課題を共有している。
図2では、発電量や負荷量L1の中に含まれる太陽光発電量をLPV1,発電量や負荷量L2の中に含まれる太陽光発電量をLPV2,発電量や負荷量L3の中に含まれる太陽光発電量をLPV3として表記している。
図2の事前予測機能1において、101は想定故障FとしてF1を想定したことを表し、102は想定故障F1に対する対策として発電量や負荷量L1の制御(第1段制御)を行った時の安定度が過渡的変動後に安定することを表している。ここまでの処理では、再生可能エネルギー利用発電設備による不確定要素を考慮していないので、さらに103では、発電量や負荷量L1の中に含まれる太陽光発電量LPV1を可変に設定している。つまり、想定故障とその後の対策(第1段制御)では安定が確認されているが、さらに太陽光発電量LPV1が制御されている状態も考慮すると、この場合の安定度がどのように変化していくのかを、太陽光発電量LPV1の大きさを複数に設定したケースごとに求めている。図2において太陽光発電量LPV1の設定量は△で示している。設定量△は、想定故障に対する対策として求めた制御量からの補正量を表している。
104は、補正した各想定ケースにおいて安定度(周波数変動)を求めたものである。補正量が±△の範囲内のケース104b、104cでは周波数変動が安定するが、補正量が±△の範囲を超えたケース104a、104dでは周波数変動が安定しない。そこで、この不安定ケースでも安定にするために、さらに必要な補正対策(第2段制御)を定めておく。ケース104aの場合周波数が上昇してしまうので、補正対策として△L1aを減少(制御した負荷を再投入)する。ケース104dでは周波数が減少してしまうので補正対策として△L1dを追加(さらに多くの負荷を遮断)する。これにより、ケース104b、104cでは第2段制御を実行しないが、ケース104a、104dでは第1段制御に引き続いて第2段制御を実行することになる。
然しながらこのようにして定められた補正を含む対策(第2段制御)は、実際の故障場面では、このうちのどの対策が有効かは判明していない。実際の故障場面における天候状態によって太陽光発電量LPVが変更されてくるため、この中から最適の補正対策を選択する必要がある。
このため、図2の事前予測機能1において求められた補正後対策(第2段制御)は故障後の処理機能2に伝達される。故障後の処理機能2では、想定故障に対する補正後対策に基づいて、補正後対策ごとに具体的にどこの負荷を制御するかを定めておく。なお、事前予測機能1から故障後の処理機能2に対しては、想定故障に対する対策としての発電量や負荷量の制御(第1段制御)が事前に連絡されており、故障後の処理機能2では電力系統の故障発生時に第1段制御を実施している。
故障後の処理機能2は、実際の故障場面において、実際に電力系統GSに発生した故障が想定故障のどれに該当するかを判別する。発生した故障が想定故障F1であるとき、第1段制御を実行し、さらにその後に補正対策案104として104a,104b,104c、104dを抽出する。
この状態では故障規模に応じた対策すべき負荷規模が推定され第1段制御が実施されているが、太陽光発電量LPV1による影響が考慮されていないためにこの誤差分による修正(第2段制御)が必要である。このとき電力系統は太陽光発電量LPV1による受給バランスの不一致による周波数変動を生じることから、ここでは周波数変動を監視して、その変動状態から先に予測した対策案104a,104b,104c、104dの中から最も様相が類似する対策案を選択実行する。
このために故障後の処理機能2における第2段制御のための処理として図2では、電力系統情報の計測部3から電流、電圧あるいは周波数の情報を入手し、112において故障発生、かつ第1段制御実行後の周波数変動を監視する。112の変動の場合、故障後周波数は電力供給量に対して負荷量が上回る状態であるために周波数が下降する傾向が表れていることから、その変動パターンに最も近い対策案として104dを選択し、△L1dを減少する補正案を選択する。113では、選択された対策案に従い予め想定した負荷を制御(第2段制御)する。
図1は、図2の考えかたに基づいて構成した電力系統安定化装置の具体的な装置構成を示す図である。
図1において、演算装置1は図2の事前予測機能1に相当する。演算装置1はオンラインデータから電力系統の状態を推定する系統状態推定部11、推定した状態から想定故障が発生した場合の潮流変動を模擬する想定故障時潮流計算部12、想定故障発生後の潮流状態での安定度を計算する安定度計算部13、太陽光発電(PV)脱落量を変動させて再度潮流変動模擬実施するためのPV脱落量変動部14、安定度を維持するために必要な制御対象を決定し判定部2へ渡すテーブルを作成するテーブル作成部15から構成される。
図1の演算装置1のテーブル作成部15からは、2種類のテーブルが出力される。テーブルTB1は、電力系統の想定故障F1に対する対策として発電量や負荷量L1の制御(第1段制御)を行うためのテーブルであり、オンラインデータから電力系統の状態を推定する系統状態推定部11と、推定した状態から想定故障が発生した場合の潮流変動を模擬する想定故障時潮流計算部12と、想定故障発生後の潮流状態での安定度を計算する安定度計算部13を順次実行することで求めた電源や負荷制御点の組み合わせ情報を含んでいる。この一連処理は、図2の処理101と102を行うものであり、想定故障後に周波数変動の安定化が保証できる第1段制御の処理内容として、電力系統の予定した電源や負荷制御点の組み合わせ情報をテーブルとして求めたものである。
テーブルTB2は、太陽光発電(PV)脱落量を変動させ、各脱落量のときでも周波数変動の安定化が保証できる第2段制御の処理内容として、電力系統の予定した負荷制御点の組み合わせ情報をテーブルとして求めたものである。テーブルTB2の作成は、PV脱落量変動部14において脱落量を変更設定し、その変更条件のもとでさらに想定故障時潮流計算部12、安定度計算部13、PV脱落量変動部14を数回繰り返し実施して複数のテーブルを作成するものである。この一連処理は、図2の処理103と104を行うものである。
このようにして作成されたテーブルTB1,TB2は一定周期で判定部2へと渡される。ここで作成したテーブルのうちTB2が図2の対策案104a,104b,104c、104dに該当している。
判定部2は図2の故障後の処理機能2に相当している。ここでは、故障検出情報を受け取る、あるいは自ら故障検出した際に演算装置1で想定した故障かどうかを判定する故障様相判定部21と、端末部3から受け取った計測情報を元に故障が発生した事後の状態から補正制御の要否を判定する補正制御判定部22、演算装置10から渡されたテーブルから最も適切な対策を選択し端末部3へ制御指令を送る制御選択部23から構成される。
判定部2に渡されたテーブルTB1,TB2のうち、テーブルTB1については、想定故障発生時に使用される。故障検出情報を検知して、想定故障Fのうち想定故障F1であることを故障様相判定部21で判定したときに、テーブルTB1に記述された想定故障F1の場合の電源や負荷制御点の組み合わせ情報を抽出して、これを計測部3の制御実行部32に渡して第1段制御を実施する。太陽光発電(PV)による不確定要因を考慮しなければ、第1段制御により電力系統は安定(図2の102)するはずである。
第1段制御実施後に安定化するか否か、安定化しない場合にその変動方向は如何なものかが、端末部3から受け取った計測情報を元に故障が発生した事後の状態から補正制御の要否を判定する補正制御判定部22により監視されている。この処理が図2の112を確認することに対応している。
なお補正制御の要否は具体的には例えば周波数fの閾値(1)式あるいは変化率(2)式から判定する。但しUFは周波数の下限の閾値であり、OFは周波数の上限の閾値である。
[数1]
f < UF or f > OF (1)
[数2]
df/dt > |ε| (2)
周波数fの大きさと変化率が所定の閾値以内であるとき、太陽光発電(PV)による不確定要因は系統安定度の不安定要因になるような大きさのものではないと判断することができる。これは図2のケース104b、104Cのいずれかと考えられるため、格別の負荷制御を行う必要がない。
周波数fの大きさあるいは変化率が所定の閾値以上であるとき、太陽光発電(PV)による不確定要因は系統安定度の不安定要因になる大きさのものであると判断することができる。これは図2のケース104a、104dのいずれかと考えられる。このため、このケースでは負荷制御を行う。周波数の上限の閾値を超えたケース104aでは、補正対策として△L1aを減少(遮断した負荷を再投入)する。周波数の下限の閾値を超えたケース104dでは、補正対策として△L1dを追加(さらに多くの負荷を制御)する。
選択制御部23内の第2段制御部24では、テーブルTB2の中から補正制御判定部22で確定したケース104について、必要な負荷制御点の情報を第2段制御情報として計測部3の制御実行部32に渡して第2段制御を実施する。これにより、太陽光発電(PV)による不確定要因に起因する電力系統の変動は、最終的に安定化する。
なお端末部3は電力系統制御対象毎に設置され、系統周波数を計測する系統情報計測部31と制御対象に制御指令をだす制御実施部32にて構成される。
このように故障様相判定部21にて故障発生時瞬時に制御要否の判定をうけて制御実施部32にて遮断器を遮断し、補正制御判定部22にて事後の状態から補正制御が必要と判断された場合追加で制御実施部32へ制御指令を出力し遮断器を制御する。

Claims (2)

  1. 故障後における電力系統の安定化を図るために事前予測機能と故障後の処理機能から構成された電力系統安定化装置であって、
    前記事前予測機能は、電力系統における想定故障に対する対策として系統の安定を保証する電源や負荷の第1の制御量を決定する第1の機能と、電力系統における太陽光発電による発電量を複数設定し、当該発電量の電力需給アンバランスによる周波数応動から系統の安定を保証する第2の負荷制御量を複数決定する第2の機能とから構成され、
    前記故障後の処理機能は、電力系統における想定故障発生時に前記第1の機能による第1の制御量を制御する第1の制御手段と、該第1の制御手段による制御後の電力系統の周波数応動を監視し、周波数応動に応じて前記複数の第2の負荷制御量から選択した負荷を制御する第2の制御手段から構成されていることを特徴とする電力系統安定化装置。
  2. 故障後における電力系統の安定化を図るための電力系統安定化方法であって、
    電力系統における想定故障に対する対策として系統の安定を保証する電源や負荷の第1の制御量を決定して想定故障発生時に第1の制御量を制御し、
    電力系統における太陽光発電による発電量を複数設定し、当該発電量の電力需給アンバランスによる周波数応動から系統の安定を保証する第2の負荷制御量を複数決定して前記第1の制御量制御後の電力系統の周波数応動に応じて前記複数の第2の負荷制御量から選択した負荷を制御することを特徴とする電力系統安定化方法。
JP2014265210A 2014-12-26 2014-12-26 電力系統安定化装置及び方法 Active JP6397759B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014265210A JP6397759B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 電力系統安定化装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014265210A JP6397759B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 電力系統安定化装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016127655A true JP2016127655A (ja) 2016-07-11
JP6397759B2 JP6397759B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=56358206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014265210A Active JP6397759B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 電力系統安定化装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6397759B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018020933A1 (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社日立製作所 安定性監視装置および方法
CN108964069A (zh) * 2018-07-19 2018-12-07 中国电力科学研究院有限公司 一种电网多轮次低频减负荷仿真计算方法及系统
JP2020096472A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 株式会社東芝 電力系統安定化装置
EP3609033A4 (en) * 2017-04-07 2020-12-30 Hitachi, Ltd. ENERGY SYSTEM STABILIZATION DEVICE AND METHOD
EP4054048A1 (en) * 2021-03-03 2022-09-07 Hitachi, Ltd. Power system stabilizer and power system stabilization method
JP7391706B2 (ja) 2020-02-17 2023-12-05 三菱重工業株式会社 電力システム構成装置、電力システム構成方法およびプログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61106028A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 三菱電機株式会社 系統安定化装置
JPH07108063B2 (ja) * 1986-01-06 1995-11-15 中部電力株式会社 系統安定化装置
JP2008022612A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Central Res Inst Of Electric Power Ind 緊急時周波数制御装置および緊急時周波数制御方法
JP2011019362A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Hitachi Ltd 事後補正機能付き系統安定化システム
JP2013225956A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Mitsubishi Electric Corp 系統安定化方法および系統安定化装置
JP2015130777A (ja) * 2014-01-09 2015-07-16 株式会社東芝 電力系統安定化装置
JP2015162997A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 株式会社日立製作所 電力系統監視装置、電力系統制御装置及び電力系統監視方法
JP2015220869A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社東芝 系統安定化システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61106028A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 三菱電機株式会社 系統安定化装置
JPH07108063B2 (ja) * 1986-01-06 1995-11-15 中部電力株式会社 系統安定化装置
JP2008022612A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Central Res Inst Of Electric Power Ind 緊急時周波数制御装置および緊急時周波数制御方法
JP2011019362A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Hitachi Ltd 事後補正機能付き系統安定化システム
JP2013225956A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Mitsubishi Electric Corp 系統安定化方法および系統安定化装置
JP2015130777A (ja) * 2014-01-09 2015-07-16 株式会社東芝 電力系統安定化装置
JP2015162997A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 株式会社日立製作所 電力系統監視装置、電力系統制御装置及び電力系統監視方法
JP2015220869A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社東芝 系統安定化システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018020933A1 (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社日立製作所 安定性監視装置および方法
JPWO2018020933A1 (ja) * 2016-07-27 2019-01-24 株式会社日立製作所 安定性監視装置および方法
EP3609033A4 (en) * 2017-04-07 2020-12-30 Hitachi, Ltd. ENERGY SYSTEM STABILIZATION DEVICE AND METHOD
CN108964069A (zh) * 2018-07-19 2018-12-07 中国电力科学研究院有限公司 一种电网多轮次低频减负荷仿真计算方法及系统
CN108964069B (zh) * 2018-07-19 2022-04-15 中国电力科学研究院有限公司 一种电网多轮次低频减负荷仿真计算方法及系统
JP2020096472A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 株式会社東芝 電力系統安定化装置
JP7098515B2 (ja) 2018-12-14 2022-07-11 株式会社東芝 電力系統安定化装置
JP7391706B2 (ja) 2020-02-17 2023-12-05 三菱重工業株式会社 電力システム構成装置、電力システム構成方法およびプログラム
EP4054048A1 (en) * 2021-03-03 2022-09-07 Hitachi, Ltd. Power system stabilizer and power system stabilization method

Also Published As

Publication number Publication date
JP6397759B2 (ja) 2018-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6397759B2 (ja) 電力系統安定化装置及び方法
AU2013289385B2 (en) Method for controlling an electric generator
US20160336888A1 (en) Method and regulation and/or control device for operating a wind turbine and/or a wind park, and wind turbine and wind park
EP2236820A2 (en) Voltage control method and system for a power generation plant and wind farm.
JP4616206B2 (ja) 電力系統安定度判定方法及び装置
Bonfiglio et al. Improving power grids transient stability via model predictive control
US20210143767A1 (en) Control systems
Joyeeta et al. Design of a Nonlinear Excitation Controller for Single Machine Infinite Bus Power Systems to Improve the Transient Stability
Nie et al. Wide-area damping power system control based on robust self-triggered model predictive control
US20200358311A1 (en) Method and system for controlling power exportation
CN111095715A (zh) 涉及风力发电厂内的电压控制的改进
KR20050091916A (ko) 대규모 전력계통의 오프라인 상태평가 시스템 및 그 방법
US20220263314A1 (en) Preemptive power transfer switching
Fan et al. Steady frequency prediction algorithm for power system with governor deadband
CN110021951B (zh) 一种多直流馈入的受端特高压环网的安控设计方法及系统
JP2012077617A (ja) 発電プラントおよび発電プラント制御装置
Petrichenko et al. Development and integration of adaptive underfrequency load shedding into the smart grid
KR101900178B1 (ko) 실시간 채널 출력 제어방법
JP5378087B2 (ja) 負荷補正制御機能付き系統安定化システム
JP2020005336A (ja) 系統安定化方法及び系統安定化装置
CN104269870B (zh) 一种采用校正逻辑控制输出的直流功率调制方法
CN104165352B (zh) 一种核电站蒸发器水位监控系统及其监控方法
Khatami et al. Two-area frequency control in overloaded conditions by using HVDC transmission
CN115986779B (zh) 一种基于响应的频率稳定判别和控制方法及系统
KR102021822B1 (ko) 다양한 레벨에서 그룹별로 동작하는 프로세서 코어들을 자동 제어하는 자동제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6397759

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150