JPS5857059B2 - 配電線短絡保護方式 - Google Patents

配電線短絡保護方式

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JPS5857059B2
JPS5857059B2 JP53056249A JP5624978A JPS5857059B2 JP S5857059 B2 JPS5857059 B2 JP S5857059B2 JP 53056249 A JP53056249 A JP 53056249A JP 5624978 A JP5624978 A JP 5624978A JP S5857059 B2 JPS5857059 B2 JP S5857059B2
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JP
Japan
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current
short
breaker
circuit protection
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JP53056249A
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栄一 岡本
溢泰 古瀬
裕 山田
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Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は配電線短絡保護方式に関する。
第1図は従来の変電所における配電線短絡保護方式の一
例を示し、同図において、1は受電回線6に接続された
主変圧器であって、この主変圧器1の2次側はしゃ断器
21を介して母線5に接続されている。
この母線5より各配電線7□〜7n夫々しゃ断器2□〜
2nを通して出ている。
31は主変圧器1の2次側に設置された変流器、3□〜
3nは各配電線72〜7oに設置された変流器であって
、各変流器3、〜3nには図示の如く短絡検出用の過電
流継電器41〜4nが設けられている。
過電流継電器4□は主変圧器1の2次側以降の短絡事故
に応動し、主変圧器1の1次側に設置されているしゃ断
器(図示せず)にしゃ断指令を与える。
過電流継電器4□〜4nは各配電線の短絡保護を行なう
このように構成された変電所における配電線短絡保護方
式によると次のような欠点を有する。
(1)配電線数が増えると、過電流継電器及び補助リレ
ーなどが増える。
従って、保護装置が大型化する。
(2)一般に保護継電器に電源が必要であり、これは保
護継電器の数が多くなると容量を大きくしなければなら
ない。
(3)保護継電器の数が多いとメンテナンス、点検が大
変である。
次に複数の受電回線の夫々に接続された各主変圧器の2
次側より夫々母線を介して複数の配電線が分岐され、か
つ前記各母線同志が連絡しゃ断器を介して接続されてい
る変電所の構成、たとえば第2図の如く受電回線が2つ
で、母線が2つである場合の変電所の構成においても、
前述したと同様の欠点を有する。
なお第2図において、1□、1□は各受電回線に接続さ
れた主変圧器、2□〜2o。
2n+1,2n+2.・・・5,2mはしゃ断器(2n
+ 1は母線連絡しゃ断器)、31〜3n。
3n+1131+2.・・・、3m、3m+1は変流器
、41〜4n、4o+1,4n+2・・・、4m、4m
は過電流継電器、5□、52は母線、72,73.・・
・。
7n 77n+377n+4・・・、Inは配電線であ
る。
一方、ディジタル保護継電器は精度、耐ノイズ性、性能
など各種のメリットがあるため、電力系統保護において
、アナログ継電器に代わるものとして実現化に向ってい
る。
本発明は前述した第2図の如く、複数の受電回線の夫々
に接続された各主変圧器の2次側より夫夫母線を介して
複数の配電線が分岐され、かつ前記各母線同志が連絡し
ゃ断器を介して接続されている変電所における配電線短
絡保護方式に関し、従来の欠点を除去し、保護用のハー
ドウェア(保護装置)を小さくし、これにより省エネル
ギー化、省資源化、点検、保守の省力化をはかり、ディ
ジタル保護継電器(コンピュータリレー)向きの配電線
短絡保護方式を提供しようとするもので、以下、図面を
用いて説明する。
第3図は本発明を適用したディジタル保護装置の構成を
示し、同図において11は左端からアナログ電流情報■
T、■B、■F1〜■F(n−1)が入ってくるマルチ
プレクサである。
ここでITは第2図中の変流器31により得られた電流
情報、IBは第2図中の母線連絡しゃ断器2n+1に設
置された変流器3n+1により得られた電流情報、IP
I〜IF(n、、)は各配電線7□〜Inに設置された
変流器32〜3nにより得られた電流情報である。
12はアナログ−ディジタル変換器であって、このアナ
ログ−ディジタル変換器12においてマルチプレクサ1
1から供給される各電流清報は一定の周期で、又は任意
にサンプリングされ、ディジクルデータとなり、ディジ
クル保護継電器13に入力される。
このディジクル保護継電器13内の処理をフローチャー
トで示すと第4図の如くなる。
ディジタル保護継電器13は短絡事故を検出すると該当
するしゃ断器CBへ1へリップ信号を送出する。
第4図はディジクル保護継電器13による一実施例を示
す処理フローチャートであり、第6図はディジタル保護
継電器13による他の実施例を示す処理フローチャート
であり、以下これについて第2図を参照しながら説明す
る。
ところで、第2図において主変圧器11が停止(1次側
、に接続されているしゃ断器がしゃ断されている場合等
)していて、母線51につながる配電線に短絡事故があ
った場合、母線52から事故電流が供給されるが、変流
器3、は事故電流を感知しないので、従来母線51と母
線51につながる短絡事故を検出できなかった。
本発明(まこのような場合に適用するもので、第4図や
第6図の処理をディジクル保護継電器が行なうことによ
り母線51と母線5.につながる短絡事故を検出できる
従って、この場合には変流器3、と3n+□ の電流情
報のベクトル和で短絡検出を行なわねばならない。
即ち母線5□に流入する電流の総和により短絡検出を行
なう。
以下本発明を説明するに当り、本発明に係る変電所の構
成は第2図において過電流継電器41〜4o 、4n+
1,4n+2 、・・・、4m。
4m+1を除去したものとなっている。
まず、第4図について説明すると、主変圧器1□の2次
側変面器3□より得られた電流情報I T。
とス変流器3n+、より得られた電流情報■Bのベクト
ル和をとり、実効値化して判定する。
51Hは第2図で言えば過電流継電器41および4n+
1に相当するもので、母線5゜又はその至近端に起きた
短絡事故に応動するように整定される。
そして51Hyes、即ち主変圧器1の2次側電流と母
線5□から母線51への流入電流との総和が大きかった
場合、主変圧器1□の1次側のしゃ断器CBおよび母線
連絡しゃ断器CB 2 n + 1に夫々しゃ断指令を
与える。
このようにしないと母線5、(と起きた事故を除去でき
ないからである。
51Hnoであった場合、次の51Dの判定を行なう。
51DはITとIBのベクトル和の絶対値の変化内を検
出するものであり、具体的には現時刻に実効値化された
前記ベクトル和の絶対値と一定時間前に実効値化された
前記ベクトル和の絶対値との差を変化巾とみなし、この
変化巾を整定値と比較し判定する。
変化巾が整定値より小さい場合、即ち511)noの場
合、母線51にも配電線7□〜7nにも短絡事故が起き
ていないので、「5TART−1に戻り、再び51H,
51Dを繰り返す。
変化巾が整定値より大きくなった場合、即ち51Dye
sの場合、配電線72〜Inのどこかに短絡事故が発生
し煙判定したのであるから、各配電線毎に順次短絡保護
処理を行なってい<(51F1,51F2.・・・。
51F(n−1))。
即ち配電線72に設置された変流器3□により得られた
電流情報■F1をとりこみ、実効値化(I Fl の実
効値又はこれに比例した量)して判定する。
51F1は第2図で言えば過電流継電器4□に相当する
もので、配電線7□又はこの至近端に起きた短絡事故に
応動するように整定される。
51 F、 yes、即ち配電線72に大電流が流れた
場合、配電線72に接続されているしゃ断器CH22に
しゃ断指令を与える。
51 Fln。の場合次のフローOこ移り前述したと同
様にしてIF2をとりこみ、実効値化し、判定する。
以−同様である。
なお、一般に51Fi(i−1,2・・・、n−1)(
1第2図で言えば過電流継電器41+1(t=172、
・・・、n−1)に相当するもので、配電線7□+1(
i−1,2・・・、n−1)又はこの至近端(こ起きた
短絡事故に応動するように整定されている。
51F1yes1即ち配電17 i +l(+ =1
+2、・・・、n−1)に大電流が流れた場合でしゃ断
器CB21+1(i−1,2,・・・、n−1)にしゃ
断指令を与える。
5H’i(i=i 、2.・・・。n−1)がnoの場
合、次のフローに移る。
しかし、母線51側のすべての配電線72〜7nに短絡
事故が検出されなかった場合には、51F(”;−1)
がnoとなりrSTARTjに戻る。
上述した保護処理をタイムチャートで示すと第5図の如
くなる。
即ち、配電線7nに短絡事故が発生すると、第5図aの
如<ITとIBのベクトル和の絶対値が増える。
このベクトル和の絶対値(1母線の短絡事故電流はど大
きくないので、第5図すの如く51Hはno(第5図に
おいて「N」で示す)となる。
次に前記ベクトル和の絶対値の変化巾を検出し、第5図
Cの如<51Dyes(第5図においてj−Y 1で示
す)となり、配電線72〜Inの短絡保護を順次行なう
(第5図dの51F(51F1,51F2゜・・・、5
1F(n−1)参照)。
配電線Inの保護処理で短絡事故が検出され、配電17
nのしゃ断器CB2nに第5図eの如くトリップ指令が
発せられ事故が除去される。
このようにすると、ディジクル保護継電器は一つで十分
であり、しかもきわめてディジタル保護継電器(コンピ
ュータリレー)向きの保護方式となる。
以上説明した本発明短絡保護方式では母線51と母線5
1につながる配電線の短絡事故を検出するのに、現時点
のデータを用いて実効値fヒし、判定したが、更なる発
明では短絡事故発生の時点のデータを記憶しておき、こ
のデータによりどの配電線が短絡事故を起こしたか判定
することも可能である。
この場合ディジタル保護継電器内のデータ記憶装置は配
電線の各データについて所定の時間分(例えば1サイク
ル分)のデータを記憶する装置で、記憶されるデータは
常に更新され、短絡事故発生の時点では事故時の最新の
データを各配電線毎に記憶している。
事故発生、そして51Dyesの時点で、データの更新
は中断され、記憶装置に残っているデータで各配電線の
短絡検出を行なう。
これをフローチャートで示すと第6図のようになる。
第6図において第4図のフローチャートと違っている部
分は第1に常時配電線のデータIFt■F2.・・・、
Ip(1−1−t)をとりこみデータの更新を行なって
いる事と、第2列(こ配電線の短絡検出を行なうのOこ
記憶装置(メモリ)(こ記憶されているデータを使用す
る事で、他の処理は変わらない。
このようにすると51Dyesの時刻からサンプリング
は行なわず、すべてディジクル保護継電器13内のメモ
リに記憶されているデータで保護を行なうので、サンプ
リング周波数等の拘束から解放される。
従って保護処理の高速化が可能であるし、又逆に使用す
るデータを多くして保護の安定度も向上できる。
上述したように本発明による配電線短絡保護方式を用い
れば、保護装置(保護用のハードウェア)が小さくなり
、これにより点検、保守に時間がかからず(点検、保守
の省力化)、省エネルギー化、省資源化をはかることが
でき、ディジタル保護継電器(コンピュータリレー)向
きの保護方式であり、能率、効率が非常によいなどその
効果はきわめて犬ぎい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の変電所における配電線短絡保護
方式の各列を示す構成図、第5図は本発明を適用したデ
ィジタル保護装置の構成を示すブロック図、第4図は第
5図のディジタル保護継電器による一実施例を示す処理
フローチャート、第5図はディジタル保護継電器の保護
処理の一例を示すタイムチャート、第6図は第3図のデ
ィジクル保護継電器による他の実施例を示す処理フロー
チャートであって、図中11,1□は主変圧器、21〜
2 n 、2 n + 122 n+ 22・・・2m
はしゃ断器、31〜3n 、3n+ 1,3n+2.・
・・、3m、3□+、は変流器、50,5□は母線、7
□〜7n、7n+3 。 7n+4 、・・・1 ’mは配電線、11はマルチ
プレクサ、12はアナログ−ディジタル変換器、13は
ディジタル保護継電器を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の受電回線の夫々に接続された各主変圧器の2
    次側より夫々母線を介して複数の配電線が分岐され、か
    つ前記各母線同志がしゃ断器を介して接続されている変
    電所において、前記しゃ断器に設置された変流器及び前
    記主変圧器の2次側に設置された変流器より得られた電
    流のベクトル和を求め、その絶対値を得、一定時間の前
    記ベクトル和の絶対値の変化巾を検出し、この変化巾が
    所定の値以上になったことを条件にして、各配電線に設
    置された変流器より得られた電流情報により各配電線毎
    に短絡保護を行なうことを特徴とした配電線短絡保護方
    式。 2 複数の受電回線の夫々に接続された各主変圧器の2
    次側より夫々母線を介して複数の配電線が分岐され、か
    つ前記各母線同志がしゃ断器を介して接続されている変
    電所において、各配電線に設置された変流器より得られ
    た電流情報を常時、最も新しい所定時間の波形データの
    形で記憶しておき、前記しゃ断器に設置された変流器及
    び前記主変圧器の2次側に設置された変流器より得られ
    た電流のベクトル和を求め、その絶対値を得、一定時間
    の前記ベクトル和の絶対値の変化巾を検出し、この変化
    巾が所定の値以上になったことを条件にして、前記記憶
    された各配電線の最新の波形データを基に、各配電線毎
    に短絡保護を行なうことを特徴とする配電線短絡保護方
    式。
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JPS59168947U (ja) * 1983-04-27 1984-11-12 日本碍子株式会社 避雷器素子ユニツトを内蔵した筒形カツトアウト
JPH017967Y2 (ja) * 1983-05-07 1989-03-02
JPH0340462B2 (ja) * 1982-02-10 1991-06-19

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