JPS585607B2 - 自動選局装置 - Google Patents

自動選局装置

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JPS585607B2
JPS585607B2 JP52097668A JP9766877A JPS585607B2 JP S585607 B2 JPS585607 B2 JP S585607B2 JP 52097668 A JP52097668 A JP 52097668A JP 9766877 A JP9766877 A JP 9766877A JP S585607 B2 JPS585607 B2 JP S585607B2
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JP
Japan
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search
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signal
integrator
time
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JP52097668A
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JPS5431215A (en
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伊藤辰男
高山一男
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子同調受信機のサーチ方式による自動選局
装置に関する。
同調回路に可変容量ダイオードなどの電圧可変リアクタ
ンス素子を用い、該素子に漸増または漸減する制御電圧
を所望電波が受信されるまで加えて選局を行なう電子同
調受信機を先に本出願人は提案した(特願昭51−40
024,特願昭51−39648,実願昭51−431
26号等)。
この型の受信機では聴取者の押釦押圧で上記制御電圧を
発生させ、放送電波が受信されると中間周波出力が生じ
るのでこの出力で該制御電圧の変化を停止させ、該電波
が所望のものであればそのまま、不所望のものであれば
再び押釦を押して該制御電圧の変化を開始させる様にす
るとサーチ方式の選局が可能になり、また局発周波数は
受信可能な周波数を示しているから該局発周波数のサン
プリング、計数処理値と、メモリから読出した所望放送
局の周波数を指定する信号とを比較して両者が一致する
とき前記制御電圧の変化を停止させるようにするとデジ
タル設定選局が可能になる。
更に押釦押圧で制御電圧を、その押圧の度毎に一定値ず
つ又は押圧の間中連続的に変化させ、所望電波の受信で
該押釦押圧を中止するようにすれは、手動式の電子選局
が可能になる。
これらのサーチ、デジタル、手動各選局方式はそれぞれ
利点を有し、従って受信機にこれらの三つの選局機能を
持たせておくと便利である。
ところでサーチ選局の場合は前述のように押釦を押して
制御電圧の変化に従ってサーチを開始し、そのサーチ開
始点から最も近い周波数の放送電波が受信された所でサ
ーチを停市するが、サーチ開始点に非常に近い局を受信
しようとする場合は押釦押圧中に該局を通り越してしま
い、選局が甚だ難しいという問題がある。
これは、モータ式のサーチ選局では140局程度はある
全放送周波数帯をサーチするのに5〜6秒を要したが、
電子式の場合はこれが2秒程度に高速化されていること
による。
この余りに近い局を選局する場合は押釦押圧中に該所望
局を通り越してしまうということは微分回路を用いて押
釦押圧による信号を微分して細巾パルス化することによ
り避けることができるが、この場合は特に電波が強くて
周波数が若干ずれでもまだ受信出力がある様な場合には
現在の局の信号でサーチ停止がなされ、何度も操作しな
ければ隣接局選局が不可能といった問題が生じ、微分パ
ルスのパルス巾の選択が難しい。
本発明はかゝる問題を適切に解決しようとするものであ
って、押釦押圧直後は制御電圧の変化を緩やかにし、全
体のサーチ速度はそれ程遅くすることなく、隣接局を確
実に選局することができるようにした。
本発明は同調回路に電圧可変リアクタンス素子を備え、
サーチ用スイッチが操作されるとき発生しそして中間周
波出力が生じるとき消滅する正、負の一定電圧の入力信
号を受けて漸増漸減する制御電圧を発生する積分器を有
し、該積分器の出力制御電圧を前記素子に加えてサーチ
選局を行なう電子同調ラジオ受信機の自動選局装置にお
いて、サーチ開始から一定時間の間レベルを変える信号
を出力するタイマーと、所定のデューテイレシオを持つ
信号を発生する信号発生器と、これらのタイマーおよび
信号発生器の出力を入力されて前記一定時間の間前記積
分器への入力信号の電圧レベルをハイレベルとローレベ
ルとの間で繰り返し変化させるゲート回路とからなる緩
起動回路を設けたことを特徴とするが、次に図面を参照
しながらこれを詳細に説明する。
第1図は前記既提案の電子選局受信機の一部を示し、I
NTはアナログメモリなどとも呼ばれる積分器で、正又
は負の一定電圧の入力信号を受けるとそれを積分して漸
増または漸減する電圧を出力し、これを制御電圧として
受信機チューナ部TUの可変容量ダイオード(図示しな
い)に印加する。
入力信号がなくなると積分器INTはそのときの値の制
御電圧を出力し続け、この電圧保持特性が極めて優れて
いる。
S1は下り方向(周波数が減少する方向)サーチを指示
する。
またS2は上り方向サーチを指示するスイッチであり、
S3,S4はスイッチS1、S2に連動するスイッチで
あって共にサーチ開始を指示する。
FF1,FF2はフリツプフロツプで、前者はサーチ方
向選択用でそのセット端子SにスイッチS1がそしてリ
セット端子RにスイッチS2が接続され、後者はサーチ
開始停止制御用でそのセット端子SにはスイッチS3、
S4がそしてリセット端子Rには中間周波出力IFを微
分する微分回路dt2が接続される。
G1、G2はアンドゲートであって、各一方の入力端は
フリツプフロツプFF1の出力端Q,Qに、他方の入力
端はフリツプフロツプFF2の出力端Qに接続される。
上記部分はサーチ選局系の要部であって、動作等は前述
の出願に詳記した通りであるが、これを要約的に説明す
ると次の通りになる。
即ち、スイッチS1を一時的に押すと、スイッチS3も
一時的に閉じ、フリツプフロツプFF1,FF2はセッ
トされてQ出力が1、Q出力が0になる。
そこでゲートG2が1出力を生じ、スイッチッグ回路S
Wは負の一定電圧の信号を出力する。
積分器INTはこれを入力して漸減する制御電圧を出力
し、これをチューナの可変容量ダイオードに加える。
そこで同調周波数は低くなり始め、ある点で放送波を受
信すると中間周波出力IFが生じ、微分回路dt2によ
るその微分信号がフリツプフロツプFF2をリセットす
る。
こ5で、出力IFを微分してフリツプフロツプのトリガ
信号とするのは、出力IFのまゝではある局の受信中ず
つと該出力IFがLレベルであってリセットを続けてい
るので、サーチ開始が困難になることによる。
リセットされるとフリツプフロツプFF2はそのQ出力
が0となってゲートG2が閉じ、スイッチング回路SW
は信号出力を停止し、積分器INTは出力制御電圧の変
化を停止する。
こうして該放送波の受信に入るが、これが使望のもので
ないときは再びスイッチS1を押してサーチを再開すれ
ばよい。
所望局が現在局より遠くにある場合は該所望局近傍まで
押釦スイッチS1を押し続け、表示器(図示しない)に
より該近傍に達したのを知ってこれを離せばよい。
このサーチ中に勿論他の放送局があって中間周波出力I
Fが生じ、フリツプフロツプFF2のリセットが行なわ
れるが、スイッチS3が閉じてセットが行なわれている
とIF出力で一旦リセットされても直ちに再セットされ
、結局このリセットは無効である。
そこで所望局が現在局の極めて近くにある場合はスイッ
チS1を押して離す間に該所望局が通り過ぎてしまうこ
とになる。
放送局の最小周波数間隔はAMなら10KHz,FMな
ら100KHzであり、実際には同一地域で受信可能な
放送局の周波数差はこれより相当に離れているが、地域
によっては特に外国ではこれが可成り接近しており、か
ゝる場合に飛び越し問題を生じる。
この点を改善するために次の構成の緩起動回路を用いる
こともできる。
即ち、スイッチング回路SWから積分器INTへの入力
信号回路に抵抗Raを直列に挿入し、該抵抗と並列にト
ランジスタTrを接続し、該トランジスタをタイマーd
t1を介してフリツプフロツプFF2のQ出力で制御す
る。
この緩起動回路を設けると、スイッチS1またはS2を
閉じて下りまたは上り方向サーチを開始するとき、フリ
ツプフロツプFF2のQ出力が1から0に変り、単安定
マルチなどからなるタイマーdt1は一定時間ts例え
ば0.5秒の間L(ロー)レベルになる信号SGを出力
する。
これによりトランジスタTrはオフになって信号線に抵
抗Raが挿入され、積分器INTの入力電圧が低下する
従って該積分器の出力制御電圧の変化は緩かになり、サ
ーチがゆっくり行なわれる。
従って極く接近した隣接局でも飛び越すようなことはな
く、確実に選局することができる。
時間ts経過後はタイマーdt1の出力はH(ハイ)レ
ベルになり、トランジスタTrはオンになって抵抗Ra
を短絡し、通常速度のサーチになる。
本発明は上記とは異なる回路構成によって緩起動を行な
わせようとするもので、その一実施例を第2図に示す。
この図では第1図と同じ部分には同じ符号が付されてお
り、そしてPGは1/Nデューテイレシオの信号発生器
、G3はナンドゲートである。
第3図のタイムチャートを参照しながらこの緩起動回路
の動作を説明するに、今時点t1でスイッチS2、S4
を閉じるとフリツプフロツプFF1はリセットされてQ
出力を0,Q出力を1にし、またフリツプフロツプFF
2はセットされてQ出力を1にする。
従ってアンドゲートG1が開き、G2が閉じて上り方向
サーチが始まるが、本回路ではこれらのアンドゲートの
第3の入力端にナンドゲートG3を通して信号発生器P
Gの出力が入力するので、アンドゲートG1の出力は間
欠的になる。
即ち信号発生器PGは第3図(1)に示す1/N(Nは
適当な正数)のデューテイレシオの矩形波を出力し、タ
イマーdt1は第3図(2)に示すようにサーチ開始か
ら一定時間tsの間Hレベルとなる信号を出力するので
、これらの信号を受けるナンドゲートG3の出力は第3
図(3)に示すようにサーチ開始から一定時間tsの間
は短い時間taのみHレベル、そして長い時間tbの間
はLレベルとなり、周期ta+tbでこのH、Lレベル
を繰り返すことになり、この結果アンドゲートG1の出
力1は短い時間taのみとなり、時間tbの間は0にな
る。
このため積分器の出力電圧は第3図(5)に示す如く、
時間tsの間は変化が緩やかになり、ゆっくりした上り
方向サーチが行なわれることになる。
時間tsが終る時点t2以降ではタイマーdt1の出力
がLレベルになるのでナンドゲートG3の出力は1にな
り、アンドゲートG1は連続的に“1”を出力してサー
チは通常の速さで行なわれる。
スイッチS1を押したときも同様で、この場合はアンド
ゲートG2が開き、該ゲートG2はタイマーdt1、信
号発生器PG、およびナンドゲートG3の作用で第3図
(4)に示す如き出力を生じ、サーチ開始からts時間
の間は緩やかな、そして時間ts経過後は正常速さの下
り方向サーチが行なわれる。
以上詳細に説明したように本発明によれは、サーチ開始
直後の制御電圧の変化を緩やかにするという簡単な手段
により接近した隣接局でも確実に選局することができ、
また適当時間ts経過後はサーチを正常速度に戻すので
遠隔局を選局する場合のサーチ時間も格別大になること
もない利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子選局装置の一部を示すブロック図、第2図
は本発明の一実施例を示すブロック図、第3図は第2図
の装置の動作説明用波形図である。 図面でS1〜S4はサーチ用スイッチ、INTは積分器
、dt1はタイマー、PGは信号発生器、G3はゲート
回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同調回路に電圧可変リアクタンス素子を備え、サー
    チ用スイッチが操作されるとき発生しそして中間周波出
    力が生じるとき消滅する正、負の一定電圧の入力信号を
    受けて漸増漸減する制御電圧を発生する積分器を有し、
    該積分器の出力制御電圧を前記素子に加えてサーチ選局
    を行なう電子同調ラジオ受信機の自動選局装置において
    、サーチ開始から一定時間の間レベルを変える信号を出
    力するタイマーと、所定のデューテイレシオを持つ信号
    を発生する信号発生器と、これらのタイマーおよび信号
    発生器の出力を入力されて前記一定時間の間前記積分器
    への入力信号の電圧レベルをハイレベルとローレベルと
    の間で繰り返し変化させるゲート回路とからなる緩起動
    回路を設けたことを特徴とする自動選局装置。
JP52097668A 1977-08-15 1977-08-15 自動選局装置 Expired JPS585607B2 (ja)

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JP52097668A JPS585607B2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15 自動選局装置

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JP52097668A JPS585607B2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15 自動選局装置

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Publication Number Publication Date
JPS5431215A JPS5431215A (en) 1979-03-08
JPS585607B2 true JPS585607B2 (ja) 1983-02-01

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ID=14198409

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56102648A (en) * 1980-01-19 1981-08-17 Hideo Fukuda Solar water heater using flexible compound pipe
JPS56161244U (ja) * 1980-04-28 1981-12-01
JPS5762620A (en) * 1980-10-03 1982-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Synthesizer receiver
JPS6210921A (ja) * 1985-07-08 1987-01-19 Nec Corp アツテネ−タスイツチ

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