JPS599457Y2 - 自動選局装置 - Google Patents

自動選局装置

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JPS599457Y2
JPS599457Y2 JP8857879U JP8857879U JPS599457Y2 JP S599457 Y2 JPS599457 Y2 JP S599457Y2 JP 8857879 U JP8857879 U JP 8857879U JP 8857879 U JP8857879 U JP 8857879U JP S599457 Y2 JPS599457 Y2 JP S599457Y2
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tuning
generation circuit
signal
signal generation
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JP8857879U
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JPS566134U (ja
Inventor
康雄 奥田
Original Assignee
株式会社ケンウッド
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動選局可能なラジオ受信機の自動選局装置で
あって、特に選局用の制御電圧発生回路を改良した自動
選局装置に関する。
一般に車輛等に搭載したラジオ受信機において、ラジオ
放送を受信中にその受信状態が聴取不能な程悪化した際
には、聴取者が選局ダイアルを手動操作して他の局を選
局したり、或いは自動選局装置を備えたラジオ受信機の
場合でも、選局開始から選局停止までの間聴取者がその
選局制御用スイッチを操作していた。
また選局開始用のスイッチを押すと自動的に選局が開始
され受信可能な放送局に同調すると停止する自動選局装
置を備えたラジオ受信機といえども選局開始は手動操作
を必要とする。
上記いずれの方式であっても手動操作を必要とするとい
う煩しさがあり、かつ車輌搭載ラジオという性質上手動
操作を要することは問題であった。
しかも、前述の自動選局装置は選局方向が一定、すなわ
ち、例えば低い周波数から高い周波数へ向って選局して
ゆくか、或いは逆に高い周波数から低い周波数へ向って
選局してゆくかしかなく、受信電界の低下したラジオ放
送局のすぐ隣りに受信可能な放送局があっても、その選
局方向と逆の周波数であれば、直ぐにはその放送局を選
局せず、迂回することになるから、選局に時間がかかる
という欠点があった。
本考案の目的は、このような従来の欠点を解消した自動
選局装置を提供することにある。
本考案は、中間周波信号を検出して受信電界強度を検知
し、受信電界が所定の時間継続して或いは断続して低下
して受信不能となった際に、自動的に同調周波数が受信
不能となった受信周波数を中心に交番的に上下し、しか
もその上下幅が順次大きくなるように変化して、受信不
能となった放送局の隣りの放送局を捕捉し得るようにし
てあり、同調したことを中間周波信号と検波出力信号と
から判定して選局を停止するように構或した自動選局装
置である。
本考案の一実施例を第1図に基づいて説明すると、1は
フロントエンド部を、2は中間周波増幅部を、3は検波
部をそれぞれ表わし、周知のラジオ受信機のチューナ一
部を構或している。
4は選局開始信号発生回路であって、上記チューナ一部
の中間周波信号を検出して受信電界強度が所定時間以上
継続的或いは断続的に低下した場合に選局を開始させる
ための信号を発生するようにしたものである。
5は選局停止信号発生回路であって、放送局が捕捉され
た際に中間周波増幅部2及び検波部3からの両出力信号
が設定範囲内であるか否かを検出すると共に範囲内であ
れば停止信号を発生するようにしたものである。
6は上記フロントエンド部1の可変容量ダイオードに印
加すべき選局制御電圧を形或するための選局制御信号発
生回路である。
この選局制御信号発生回路6は、前記選局開始信号発生
回路4からの開始信号により、前記受信不能となった放
送局受信時の印加電圧を基準として前記印加すべき電圧
を一定周期で交番的に増減させると共にその増減幅が順
次大きくなるようにした機能と、前記選局停止信号発生
回路5からの停止信号により前記選局制御電匡を一定に
保持するようにした機能とを備えている。
7は周知の低周波増幅部であって、検波部3の出力を増
幅して、スピーカー8を駆動させるものであり、検波部
3とスピーカー8との間に配接されている。
上述の構戊による作用を第2図のグラフ図と併せて説明
する。
選局制御信号発生回路6よりフロントエンド部1の可変
容量ダイオードに印加される電圧■。
がある値V′oをとり、所定の放送局を受信聴取してい
る際に、何らかの原因によって所定の時間継続して或い
は断続してその受信電界が低下すると選局開始信号発生
回路4から開始信号が選局制御信号発生回路6に入力さ
れる。
この開始信号により選局制御信号発生回路6がらは、第
2図で示すように受信不能となった放送局を選局してお
くのに必要であった電圧V′ゎを基準にして、上下に一
定周期で交番的にしかも順次その振幅が大となるように
増減する選局制御電圧が出力されて、フロントエンド部
1の可変容量ダイオードに印加される。
このことは第2図a乃至bに図示されている。
こうして上下に増大してゆく可変容量ダイオード印加電
圧VDすなわち選局制御電圧によって同調周波数が受信
不能となった放送局の周波数を基準として変化するから
、この受信不能となった放送局の隣局がただちに捕捉で
きることになる。
該隣局が捕捉されると選局停止信号発生回路からの信号
により選局制御信号発生回路6がら供給される可変容量
ダイオード印加電圧V。
は一定に保持され、選局動作は停止される。
すなわち該隣局の受信が開始されることになるのであり
、この捕捉同調したことを示しているのが第2図b乃至
Cの間で示してある。
このときの可変容量ダイオード印加電圧VDはv”,と
なる。
また新たに捕捉受信を開始した該隣局が何らかの理由で
再び受信不能となったときは前述と同様に動作して他の
放送局を受信することができる。
この関係は第2図C乃至e間で示している。
該他の放送局を捕捉したときの可変容量ダイオード印加
電圧VDはd点からV///.となる。
第3図は選局制御信号発生回路6の一実施例であってブ
ロック図のように構威されている。
21はクロツクパルス発生回路であり、22はアップカ
ウンタ、24はダウンカウンタ、23,25はDA変換
回路(テ゛イジタルーアナログ変換回路)である。
26は切換スイッチ27 .28の切換駆動回路であっ
てクロツクパルス発生回路21の信号で制御されるよう
になっている。
切換スイッチ27 . 28は互いに逆のスイッチング
動作をするように構威されている。
29 . 30はコンテ゛ンサであって、DA変換回路
23.25からの信号を保持するものであり、コンテ゛
ンサ29 ,30の電荷を放電させるための抵抗31.
32がコンデンサ29 .30に並列にそれぞれ接続さ
れている。
33 .34は切換スイッチであって、該スイッチ33
.34を制御する制御回路35はクロックパルスと選
局開始・停止信号とによって駆動される。
該スイッチ33はスイッチ27とは逆のスイッチング動
作をし、従ってスイッチ28と同一のスイッチング動作
をするような構或となっている。
一方切換スイッチ34は該スイッチ33とまったく逆の
、従ってスイッチ27と同一のスイッチング動作をする
ように接続されている。
36は可変電源を示し、停止信号が入力された瞬間の電
圧を保持し続けるようにしてある。
すなわち可変電源用増幅回路37、スイッチ38、制御
部39が用意されている。
また40はフロントエンド部1の可変容量ダイオードに
印加する電圧■。
を作る増幅回路であって、その出力端VDにはコンデン
サ41が接続してある。
42はクロツクパルス発生回路21の動作開始停止及び
力ウンタ・リセット用の信号を作るフリツプ・フロツプ
回路であ})、ST,SPは本選局制御信号発生回路の
動作を開始、停止するための各信号を入力する端子であ
る。
以下、第3図の実施例の動作を第4図のタイム・チャー
トを用いて説明する。
まず端子STより選局開始信号発生回路4からの開始信
号が入力されると、フリツプフロツプ回路42はセット
されてセット信号を発し、これを入力したクロツクパル
ス発生回路21は動作を開始する。
従って第3図A点においては第4図A′に示すような波
形のクロツクパルス(以下クロツクパルスA′とする。
)が得られる。続いて該クロツクパルスA′のタイミン
グによってアツプカウンタ22及びダウンカウンタ24
が作動し、DA変換器23からは階段状に増大する電圧
が、一方DA変換器25からは階段状に減少する電圧が
、それぞれ出力される。
これらの電圧について前者は第3図B点、後者は同図D
点で得られ、その波形はそれぞれ第4図B′及びD′に
示すような形状となる。
次にこれらの出力電圧B′及びD′は夫々切換スイッチ
27,28で切り換えられてそれぞれコンデンサ29.
30に充電される。
ここにおいて、切換スイッチ27,28 ,30 .3
4のそれぞれの切り換えタイミングはクロツクパルスA
′によって制御され、これを図示すると第4図27’,
28’,33’,34’のようになる。
図において0はスイッチのOFF状態を、1はON状態
をそれぞれ示す。
従って第3図C点及び王点で得られる電圧は、切換スイ
ッチ27.28によってコンテ゛ンサ29 , 30に
充電された電圧に切換スイッチ33 . 34のタイミ
ングによって可変電源36の保持電圧■′わが重畳され
た形となり、C点の電圧は第4図C’,E点の電圧は同
図E′に示すような形状となる。
続いてこれらの電圧C/,E/を切換スイッチ33 .
34のそれぞれの図中上側スイッチで切り換えてF点で
合戊するものであるが、切換スイッチ33 .34のタ
イミングからF点で得られる電圧は第4図F′のような
形状、すなわち可変電源の電圧v′oを中心として交番
的にしかもその振幅が順次大となるように増減するよう
な形状となる。
従って出力端VDにおいては電圧F′と同形状の増幅さ
れた電圧が得られ、これを可変容量ダイオードに印加す
れば直ちに隣局を捕捉するという目的の動作をさせるこ
とが可能となるのである。
そして隣局が捕捉されれば端子SPより選局停止信号発
生回路5からの停止信号が入力され、フリツフ゜フロツ
フ゜回路42がリセットされてリセット信号を発するか
らクロツクパルス発生回路21はその動作を停止し、従
って切換スイッチ27.28,33.34は全て切り換
えを停止し、同時に制御部39、スイッチ38が動作し
て可変電源用増幅回路37が働き、可変電源36の電圧
を停止信号入力時に端子■。
に出力されていた電圧と同電圧になるように制御する。
従って選局開始信号発生回路4から次の開始信号が端子
STに入力されるまでの間、捕捉された隣局の同調状態
が続くことになるのである。
なお、アツプカウンタ22もしくはダウンカウンタ24
のいずれか一方の動作を停止させれば、選局方向が下降
もしくは上昇のみの従来のオート・チューニング動作を
させることができる。
以上述べたように本考案に係る自動選局装置によれば受
信電界強度が所定時間継続して或いは断続して低下した
際に自動的に選局し、他の放送局に同調すると停止する
から手動操作を必要としないという利点に加えて、同調
周波数が受信不能となった放送局の周波数を基準に上下
に増減して変動するから、すぐに隣局の選局ができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る自動選局装置の実施例を示し、第
1図は本考案実施例のブロック図、第2図は選局制御信
号発生回路の出力波形の図、第3図は選局制御信号発生
回路の一実施例図、第4図は第3図のタイム・チャート
をそれぞれ示す。 4・・・・・・選局開始信号発生回路、5・・・・・・
選局停止信号発生回路、6・・・・・・選局制御信号発
生回路、21・・・・・・クロツクパルス発生回路、2
2.24・・・・・・カウンタ、23,25・・・・・
・DA変換回路、27.28,33.34・・・・・・
切換スイッチ、29.30・・・・・・コンテ゛ンサ、
36・・・・・・可変電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動選局可能なラジオ受信機において、中間周波信号を
    検出し受信が所定時間継続して不能となった際に自動的
    に選局を開始させるための信号を発生する選局開始信号
    発生回路と、中間周波信号と検波出力信号とを検出し受
    信可能な放送局に同調したことを検知して選局を停止さ
    せるための信号を発生する選局停止信号発生回路と、前
    記選局開始信号発生回路からの開始信号により、フロン
    トエンド部に供給すべき選局制御電圧を交番的にしかも
    その振幅が順次大となるように増減させ、前言己選局停
    止信号発生回路からの停止信号により前記選局制御電圧
    を一定に保持するようにした選局制御信号発生回路とに
    よって構或されていることを特徴とする自動選局装置。
JP8857879U 1979-06-28 1979-06-28 自動選局装置 Expired JPS599457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8857879U JPS599457Y2 (ja) 1979-06-28 1979-06-28 自動選局装置

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JP8857879U JPS599457Y2 (ja) 1979-06-28 1979-06-28 自動選局装置

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Publication Number Publication Date
JPS566134U JPS566134U (ja) 1981-01-20
JPS599457Y2 true JPS599457Y2 (ja) 1984-03-26

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ID=29321765

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JP8857879U Expired JPS599457Y2 (ja) 1979-06-28 1979-06-28 自動選局装置

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