JPS6133720Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6133720Y2 JPS6133720Y2 JP2051780U JP2051780U JPS6133720Y2 JP S6133720 Y2 JPS6133720 Y2 JP S6133720Y2 JP 2051780 U JP2051780 U JP 2051780U JP 2051780 U JP2051780 U JP 2051780U JP S6133720 Y2 JPS6133720 Y2 JP S6133720Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- receiving circuit
- voltage
- switching
- varactor diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はAM・FM受信機に関するもので、AM
からFMに切換えた際ただちに良好な受信がおこ
なえるようにしたものである。
からFMに切換えた際ただちに良好な受信がおこ
なえるようにしたものである。
第１図は公知のAM・FM受信機のブロツク図
であつて、１はAMチユーナ、２はFM高周波
部、３は混合器、４は局部発振器、５は中間周波
部、６はクウオードレーチユア等、AFC出力端
に直流バイアスがかかつている検波器、７はバラ
クタダイオード７１を含むAFC回路、８，９は
互いに連動するAM−FM切換スイツチ、１０は
マルチプレクサ回路、１１，１２は音声増幅器で
ある。
であつて、１はAMチユーナ、２はFM高周波
部、３は混合器、４は局部発振器、５は中間周波
部、６はクウオードレーチユア等、AFC出力端
に直流バイアスがかかつている検波器、７はバラ
クタダイオード７１を含むAFC回路、８，９は
互いに連動するAM−FM切換スイツチ、１０は
マルチプレクサ回路、１１，１２は音声増幅器で
ある。
この構成において、AMとFMの切り換えはス
イツチ８，９で信号系、電源をそれぞれ切換えて
いる。しかしこのような構成の受信機の場合、図
のようなAM受信の状態からFMに切換えたとき
に以下に述べるような欠点がある。
イツチ８，９で信号系、電源をそれぞれ切換えて
いる。しかしこのような構成の受信機の場合、図
のようなAM受信の状態からFMに切換えたとき
に以下に述べるような欠点がある。
AMからFMに切り換えたとき、図中に示す中
間周波部５および検波器６の電源電圧Ｖl、フロ
ントエンド部の電源電圧ＶF、検波器６の出力端
の直流電圧ＶD、バラクタダイオード７１のカソ
ードの端子電圧ＶAは各々第２図ａのような立上
り特性をしている。すなわち、ＶAだけが他の電
圧に比べ非常に遅い立上りを示す。この理由は、
AFCが音声周波数の歪率に悪影響を与えないよ
うな大きな時定数を持たせているためである。こ
の時定数は抵抗１３とコンデンサ１４で決定され
る。（普通τ＝100ｍsec前後が使用される。） このため、第１図においてはバラクタダイオー
ド７１の両端電圧ＶV＝ＶA−ＶEの立上りもＶAと
同一となる。このとき、バラクタダイオード７１
の容量ＣVは第２図ｂのごとく変化し、また局部
発振器４の発振周波数oscは第２図ｃのような
変化をする。したがつて、AMからFMに切換え
てから局部発振器４の発振周波数が安定するまで
かなりの時間（第２図のｔS）を要する。さらに
以下に述べるような場合にはその欠点が強調され
る。
間周波部５および検波器６の電源電圧Ｖl、フロ
ントエンド部の電源電圧ＶF、検波器６の出力端
の直流電圧ＶD、バラクタダイオード７１のカソ
ードの端子電圧ＶAは各々第２図ａのような立上
り特性をしている。すなわち、ＶAだけが他の電
圧に比べ非常に遅い立上りを示す。この理由は、
AFCが音声周波数の歪率に悪影響を与えないよ
うな大きな時定数を持たせているためである。こ
の時定数は抵抗１３とコンデンサ１４で決定され
る。（普通τ＝100ｍsec前後が使用される。） このため、第１図においてはバラクタダイオー
ド７１の両端電圧ＶV＝ＶA−ＶEの立上りもＶAと
同一となる。このとき、バラクタダイオード７１
の容量ＣVは第２図ｂのごとく変化し、また局部
発振器４の発振周波数oscは第２図ｃのような
変化をする。したがつて、AMからFMに切換え
てから局部発振器４の発振周波数が安定するまで
かなりの時間（第２図のｔS）を要する。さらに
以下に述べるような場合にはその欠点が強調され
る。
たとえば、プツシユボタン選局のラジオ受信機
において、プツシユボタンがAM−FMの切り換
え機能を兼ねているような場合を考える。ある
FM選局ボタンでFM放送を受信しロツクしてお
きAMに切換える。この後、再びFMに切換えた
場合、検波器６のＳカーブを第３図ａとすれば、
その音声出力の変化は、第３図ｂに示すように、
音声出力は民間雑音○イ→検波器６のサイドピーク
○ロによる検波出力→IF選択度の中心で安定（切
換後t2ｍsec）という具合になる。
において、プツシユボタンがAM−FMの切り換
え機能を兼ねているような場合を考える。ある
FM選局ボタンでFM放送を受信しロツクしてお
きAMに切換える。この後、再びFMに切換えた
場合、検波器６のＳカーブを第３図ａとすれば、
その音声出力の変化は、第３図ｂに示すように、
音声出力は民間雑音○イ→検波器６のサイドピーク
○ロによる検波出力→IF選択度の中心で安定（切
換後t2ｍsec）という具合になる。
本考案は以上のような欠点をなくしたものであ
る。以下第４図および第５図の一実施例をもとに
説明する。なお、図中、第１図と同一ブロツクに
は同一番号を付して説明は省略する。まず、この
構成において異なる点は、AMチユーナ１とAFC
回路７との間にインピーダンス回路１５を設けた
点であり、AM受信時にこのインピーダンス回路
１５を通しコンデンサ１４にFM時の安定した電
圧ＶD（第１図参照）と同一電圧の充電がおこな
えるようにしている。この場合、FMに切換えた
ときにはインピーダンス回路１５を通してＶAの
電圧が低下しないようなインピーダンス回路を使
用する。たとえば、ダイオード、または第４図の
ａ点をFM時にはハイインピーダンスになるよう
なポイントに選び高抵抗を使用する。
る。以下第４図および第５図の一実施例をもとに
説明する。なお、図中、第１図と同一ブロツクに
は同一番号を付して説明は省略する。まず、この
構成において異なる点は、AMチユーナ１とAFC
回路７との間にインピーダンス回路１５を設けた
点であり、AM受信時にこのインピーダンス回路
１５を通しコンデンサ１４にFM時の安定した電
圧ＶD（第１図参照）と同一電圧の充電がおこな
えるようにしている。この場合、FMに切換えた
ときにはインピーダンス回路１５を通してＶAの
電圧が低下しないようなインピーダンス回路を使
用する。たとえば、ダイオード、または第４図の
ａ点をFM時にはハイインピーダンスになるよう
なポイントに選び高抵抗を使用する。
このように構成することにより、第５図ａのＶ
aに対するバラクタダイオード７１の容量ＣVは第
５図ｂに示すようになり、FM切換時に局間雑
音、サイドピーク等が生じなくなり、ただちに正
常の受信がおこなえる。
aに対するバラクタダイオード７１の容量ＣVは第
５図ｂに示すようになり、FM切換時に局間雑
音、サイドピーク等が生じなくなり、ただちに正
常の受信がおこなえる。
なお、以上の説明はバラクタダイオード７１の
カソードが検波器６側を向いている時を例に示し
たが、カソードが局部発振器４側を向いている時
には同様になる。第６図はその実施例である。な
お、ここでは要部のみを示している。
カソードが検波器６側を向いている時を例に示し
たが、カソードが局部発振器４側を向いている時
には同様になる。第６図はその実施例である。な
お、ここでは要部のみを示している。
以上説明したように本考案によれば、AM受信
時にAM側よりバラクタダイオードにバイアスを
与えてその両端電圧を、FM受信時の両端電圧と
ほぼ同一にすることにより、AMからFMに切換
えたときにただちに正常の受信が行なえ、実用上
極めて効果的である。
時にAM側よりバラクタダイオードにバイアスを
与えてその両端電圧を、FM受信時の両端電圧と
ほぼ同一にすることにより、AMからFMに切換
えたときにただちに正常の受信が行なえ、実用上
極めて効果的である。
第１図は従来のAM・FM受信機の系統図、第
２図ａ，ｂ，ｃはその各部の動作波形図、第３図
ａは検波器のＳカーブ、ｂは音声出力波形図、第
４図は本考案の一実施例におけるAM・FM受信
機の系統図、第５図ａ，ｂはその動作波形図、第
６図は他の実施例における要部の系統図である。 １……AMチユーナ、２……FM高周波部、３
……混合器、４……局部発振器、５……中間周波
部、６……検波器、７……AFC回路、７１……
バラクタダイオード、８，９……AM−FM切換
スイツチ、１５……インピーダンス回路。
２図ａ，ｂ，ｃはその各部の動作波形図、第３図
ａは検波器のＳカーブ、ｂは音声出力波形図、第
４図は本考案の一実施例におけるAM・FM受信
機の系統図、第５図ａ，ｂはその動作波形図、第
６図は他の実施例における要部の系統図である。 １……AMチユーナ、２……FM高周波部、３
……混合器、４……局部発振器、５……中間周波
部、６……検波器、７……AFC回路、７１……
バラクタダイオード、８，９……AM−FM切換
スイツチ、１５……インピーダンス回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) AM受信回路と、FM受信回路と、上記AM受
信回路または上記FM受信回路への電源切り換
え及び出力切り換えを行う切換スイツチと、上
記FM受信回路の検波出力端と局部発振器との
間に接続された時定数回路及びAFC回路と、
上記AM受信回路の動作時にこのAM受信回路
より上記AFC回路を構成するバラクタダイオ
ードに電圧を供給するバイアス回路とを具備し
てなるAM・FM受信機。 (2) FM受信回路の動作時にバラクタダイオード
に加わる電圧と同一の電圧を、AM受信回路の
動作時にバイアス回路を介して印加する実用新
案登録請求の範囲第１項記載のAM・FM受信
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2051780U JPS6133720Y2 (ja) | 1980-02-19 | 1980-02-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2051780U JPS6133720Y2 (ja) | 1980-02-19 | 1980-02-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56123645U JPS56123645U (ja) | 1981-09-19 |
| JPS6133720Y2 true JPS6133720Y2 (ja) | 1986-10-02 |
Family
ID=29616704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2051780U Expired JPS6133720Y2 (ja) | 1980-02-19 | 1980-02-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6133720Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-19 JP JP2051780U patent/JPS6133720Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56123645U (ja) | 1981-09-19 |
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