JP3177310B2 - Fm/am受信回路 - Google Patents

Fm/am受信回路

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JP3177310B2 JP22565792A JP22565792A JP3177310B2 JP 3177310 B2 JP3177310 B2 JP 3177310B2 JP 22565792 A JP22565792 A JP 22565792A JP 22565792 A JP22565792 A JP 22565792A JP 3177310 B2 JP3177310 B2 JP 3177310B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、FM/AM受信回路
に関し、特に、1チップで構成されるチューナICに関
する。
【0002】
【従来の技術】FM/AM受信器においては、低コスト
化、小型化を実現するため部品点数を少なくすることが
要請されている。このため、FM/AMのフロントエン
ドから音声信号出力回路までを1チップ化したFM/A
MチューナICが実用化されている。その例を図3に示
す。FM/AMチューナICは、受信部および音声回路
部からなり、受信部はFM受信部およびAM受信部から
なっている。FM受信部はFMフロントエンド回路1、
中間周波増幅回路2、検波回路3で構成されている。F
Mフロントエンド回路1はRFアンプ、混合回路、局部
発振回路等からなっている。中間周波増幅回路2は、1
0.7MHzに変換されたFM信号を増幅する。混合回
路と中間周波増幅回路は中間周波トランスおよびセラミ
ックフィルタで接続される。検波回路3は10.7MH
zのFM波から左右両チャンネルの音声の和信号(メイ
ンチャンネル)、差信号(サブチャンネル)および19
kHzのパイロット信号からなる検波信号を取り出す回
路である。AM受信部はAMフロントエンド回路4、中
間周波増幅回路5、検波回路6で構成されている。AM
フロントエンド回路4はRF増幅回路、混合回路、局部
発振回路等からなっている。中間周波増幅回路5は中間
周波数455kHzの増幅回路である。検波回路6は一
般的なダイオード検波回路を用いてもよく、PLLによ
る同期検波を用いてもよい。検波により455kHzを
整流してAM検波信号(音声信号)を取り出す。FM検
波信号およびAM検波信号はスイッチ回路7に入力され
る。スイッチ回路7はFM検波信号またはAM検波信号
の一方をアンプ8に出力する。選択された信号はアンプ
8で増幅されたのち検波出力端子24から出力される。
なお、スイッチ回路7の選択は図示しない選択信号端子
から入力される選択信号によって制御される。
【0003】ここで、AM放送の場合9kHz(900
0Hz)間隔で放送周波数が割り当てられているため、
周波数が隣接する放送局のキャリアが9000Hzの音
声信号として検波されビートノイズとなる場合がある。
このため、AM検波回路6とスイッチ回路7との間に抵
抗30を挿入するとともに端子22を設け、この端子2
2をコンデンサ31を介して接地することによって高音
域のノイズを除去するようにしている。すなわち、抵抗
30とコンデンサ31がf≒1/2πRCで決定される
ローパスフィルタを構成し、ビートノイズや高音域の成
分を除去するようにしている。
【0004】一方、音声回路部は主としてFMのステレ
オ信号復調回路からなっている。この回路はPLLを用
いたスイッチング方式のステレオ信号復調回路である。
検波信号入力端子25から入力された検波信号(特にF
M検波信号)はアンプ10、11を介してデコーダ12
および位相検波回路13に供給される。デコーダ12
は、メインチャンネル信号とサブチャンネル信号とを加
算した信号を38kHzの半波ごとにLチャンネル、R
チャンネル信号にスイッチング信号する回路である。3
8kHzの信号はフリップフロップ15から与えられ
る。位相検波回路13はFM検波信号に含まれる19k
Hzのパイロット信号と前記38kHzの信号を1/2
にカウントダウンして得た19kHzの信号とを比較す
る回路である。比較結果の直流成分信号が電圧制御型発
振器(VCO)14に与えられる。VCO14は位相検
波回路13の制御により、パイロット信号の4倍の周波
数の76kHzを発振出力する。この76kHzの発振
波がフリップフロップ15に与えられる。フリップフロ
ップ15は76kHzを1/2にカウントダウンしてデ
コーダ12およびフリップフロップ16に出力する。デ
コーダ12に与えられる38kHzの矩形波は正確にデ
ューティ比50%である必要があるため、76kHzの
信号をフリップフロップでカウントダウンするようにし
ている。デコーダ12が分離した左右2チャンネルの音
声信号は音声信号端子28、29から出力される。ま
た、検波信号入力端子からAM検波信号が入力される場
合にはデコーダ12は単なるアンプとして機能し、音声
信号出力端子28、29に同じ信号を出力する。
【0005】ここで、VCO14には発振周波数を決定
するための時定数設定端子26が設けられており、この
端子にコンデンサ34および抵抗35、可変抵抗器36
からなる時定数回路が接続される。回路調整時にはVC
O14の発振周波数を監視しながら可変抵抗器36を調
整して正確な76kHzの発振周波数を得るが、VCO
14の端子26はインピーダンスが高いためこの端子2
6に直接測定器を接続すると、それだけで発振周波数が
変動してしまい実際の動作における正確な周波数を測定
・調整することができない。このため、VCO14の出
力段(この図ではフリップフロップ16の出力側)に周
波数監視用の出力端子27を設けている。回路調整時に
は、この端子27に周波数測定器を接続してVCO14
の発振波形を1/4にカウントダウンした19kHzの
周波数を監視しながら可変抵抗器36を調整するように
している。
【0006】なお、検波信号出力端子24と検波信号入
力端子25との間にはカップリングコンデンサ33が接
続される。このコンデンサ33は、直流成分をカットす
るためのものであるが入力段(アンプ10,11)の入
力インピーダンスとでハイパスフィルタを構成するた
め、音声周波数の低域が減衰しないように数μF程度の
大きいものを用いる。さらに、検波信号出力端子24は
コンデンサ32を介して接地されている。このコンデン
サ32はFM中間周波(10.7MHz)およびその高
調波成分を除去するためのバイパスコンデンサである。
このコンデンサはアンプ8の出力インピーダンスとでロ
ーパスフィルタを構成するが、十分に小容量のコンデン
サを用いることで音声周波数(FMのサブチャンネルを
含む)には影響を及ぼさない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなFM/A
MチューナICにおいて、図示したもののみで9個の端
子が必要である。これ以外に電源端子、接地端子、調整
用端子、切換信号入力端子などを含めると、非常に多く
の端子が必要となる。一方、IC化された受信回路の場
合、回路は十分に小型化が可能であるため、パッケージ
に設ける端子の数でICの大きさが規定される。したが
って、端子数が多くなることは小型化の妨げになるとい
う問題がある。特に、上記調整用の端子27は実動作時
には不要であるため、VCO14の調整のみのためにこ
れを設けることは極めて無駄なことであった。
【0008】この発明は、端子数を少なくし小型化を可
能にしたFM/AM受信回路を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、FMフロン
トエンド回路、AMフロントエンド回路、スイッチング
方式のステレオ復調回路、AMフロントエンド回路の出
力に接続されハイカット用コンデンサが接続される端
子、を備えたFM/AM受信回路において、前記端子に
バッファを介して前記ステレオ復調回路の発振出力を接
続したことを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明のFM/AM受信回路では、AMフロ
ントエンド回路から出力側に設けられた端子にコンデン
サを接続し、高音域のノイズ(ビートノイズ)を除去す
る。さらに、この端子には、ステレオ(FMステレオ)
復調回路の発振出力が接続される。AM受信モード時に
は従来と同様の動作を行う。FM受信モード時には、前
記端子からステレオ復調回路の発振信号が出力される。
これにより、端子を共用してFMの発振周波数の監視を
することができる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の実施例であるFM/AMチ
ューナICの回路図である。図3に示した従来のFM/
AMチューナと同一部分には同一番号を付して説明を省
略する。また、図2は同FM/AMチューナICのバッ
ファ回路の等価回路図である。このICではフリップフ
ロップ16の出力をバッファ回路40を介して端子22
に接続している。バッファ回路40は差動アンプ41と
カレントミラー回路42からなっている。差動アンプ4
1の入力端子にはフリップフロップ16のQ出力と*Q
出力が入力される。カレントミラー回路はフリップフロ
ップ16の*Q出力に同期した電圧を端子22に印加す
る。これにより、フリップフロップ16の出力線を端子
22からアイソレートし、フリップフロップ16の*Q
端子がコンデンサ31により高周波的に接地されないよ
うにしている。
【0012】以上の構成のFM/AMチューナICにお
いて、AM受信モード時にはAM検波回路6から出力さ
れるAM検波信号は抵抗30、コンデンサ31によって
高域がカットされる。FM受信時にはVCO14の発振
周波数76kHzがフリップフロップ15で1/2(3
8kHz)にカウントダウンされてデコーダ12および
フリップフロップ16に与えられる。デコーダ12はこ
の38kHz矩形波でスイッチングして左右2チャンネ
ルの音声信号を得る。フリップフロップ16は38kH
zの信号をさらに1/2にカウントダウンして19kH
zの信号を得る。この信号が位相検波回路13にフィー
ドバックされてFM検波信号中のキャリアと同期がとら
れる。さらに、この信号は前記バッファ回路40に入力
され、バッファ回路40を介して端子22に供給され
る。FM受信モード時はAMのフロントエンド回路,中
間周波増幅回路,検波回路は動作していないため、端子
22からは19kHzの信号のみが出力される。調整時
には端子22のコンデンサを外してここに測定器を接続
することにより、VCO14の発振周波数を監視するこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、IC化
されたFM・AM受信回路でICのピン数を少なくする
ことができ、ICの小型化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるFM/AMチューナI
Cを示す図
【図2】同FM/AMチューナICのバッファ回路の等
価回路図
【図3】従来のFM/AMチューナICを示す図
【符号の説明】
14−VCO 16−フリップフロップ 22−端子 26−時定数設定端子 40−バッファ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FMフロントエンド回路、AMフロント
    エンド回路、スイッチング方式のステレオ復調回路、A
    Mフロントエンド回路の出力に接続されハイカット用コ
    ンデンサが接続される端子、を備えたFM/AM受信回
    路において、 前記端子に、バッファを介して前記ステレオ復調回路の
    発振出力を接続したことを特徴とするAM/FM受信回
    路。
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