JPH11103430A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
- Publication number
- JPH11103430A JPH11103430A JP26167097A JP26167097A JPH11103430A JP H11103430 A JPH11103430 A JP H11103430A JP 26167097 A JP26167097 A JP 26167097A JP 26167097 A JP26167097 A JP 26167097A JP H11103430 A JPH11103430 A JP H11103430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- audio
- signal
- video
- mhz
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 音声5.5[MHz]を受信時に、隣接映像信
号は7[MHz]のため、6.5[MHz]成分が6.0
[MHz]の音声フィルター43を通過して、5.5[M
Hz]の選択信号の変換後である6.0[MHz]に影響を
与える。 【解決手段】 5.5[MHz]帯域通過の第2のフィル
ター33と、6.0[MHz]帯域通過の第3のフィルタ
ー34とを並列に構成し、その出力である音声信号をス
イッチ回路36へ入力し、さらにもう一方は6.5[M
Hz]帯域通過の第1のフィルター32を通して、スイッ
チ回路36へ入力する。それぞれ入力された信号を制御
端子51からの制御信号により、選択制御された信号を
スイッチ回路36から出力し、その信号を検波する構成
とすることを特徴とし、隣接妨害に対して高妨害排除能
力を実現するものである。
号は7[MHz]のため、6.5[MHz]成分が6.0
[MHz]の音声フィルター43を通過して、5.5[M
Hz]の選択信号の変換後である6.0[MHz]に影響を
与える。 【解決手段】 5.5[MHz]帯域通過の第2のフィル
ター33と、6.0[MHz]帯域通過の第3のフィルタ
ー34とを並列に構成し、その出力である音声信号をス
イッチ回路36へ入力し、さらにもう一方は6.5[M
Hz]帯域通過の第1のフィルター32を通して、スイッ
チ回路36へ入力する。それぞれ入力された信号を制御
端子51からの制御信号により、選択制御された信号を
スイッチ回路36から出力し、その信号を検波する構成
とすることを特徴とし、隣接妨害に対して高妨害排除能
力を実現するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ、ビデオテ
ープレコーダー(以下、TV、VTRと称す)等を含む
地上波受信フロントエンド装置に用いて有効な受信装置
に関するものである。
ープレコーダー(以下、TV、VTRと称す)等を含む
地上波受信フロントエンド装置に用いて有効な受信装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、受信装置はチューナー部、映像、
音声復調部から構成されかつ、一体化構造で構成されて
いる。
音声復調部から構成されかつ、一体化構造で構成されて
いる。
【0003】以下に従来の受信装置について説明する。
図3は従来の受信装置の構成を示すブロック図である。
図3において、1は地上波アンテナで、放送電波を受電
しチューナー3へ信号を伝送するものである。2はチュ
ーナー3の入力端子で、アンテナ1で受電された信号に
対して整合性の配慮が対応出来ているものである。3は
チューナーで、アンテナ1より供給されたTV信号を希
望のチャンネル信号を選択し、妨害排除を行い局部発信
周波数と希望チャンネル周波数とを内部の混合手段で混
合し、中間周波数を取り出すものである。4はRF−A
GC端子で、映像音声中間周波数復調部29に入力され
た利得のレベルにより、映像音声中間周波数復調部29
が制御する手段として、電圧に変換されて、後述するR
F−AGC回路11より出力されるもので、その電圧に
よりチューナー3の利得を制御するものである。5はR
F−AGCリップルフィルター及び過渡応答を決定する
コンデンサーであり、また、RF−AGC電圧はICに
入力される信号のレベルにより左右されるもので、その
入力信号は映像情報を含む信号であるため、映像信号レ
ベルによりRF−AGC出力電圧が影響を受けるために
電解コンデンサーを導入し平滑させるものである。ま
た、RF−AGCの応答が遅すぎると利得のコントロー
ルに大きく影響するため電圧の立ち上がり、立ち下がり
特性を考慮した定数設定が要求されるものである。6は
表面弾性波フィルター(以降、SAWフィルターと略
す)の入力端子であり、チューナー3の出力インピーダ
ンスとSAWフィルター7の入力インピーダンスとの整
合性のとれた信号が入力されるものである。8はRF−
AGC電圧調整用ボリュームである。
図3は従来の受信装置の構成を示すブロック図である。
図3において、1は地上波アンテナで、放送電波を受電
しチューナー3へ信号を伝送するものである。2はチュ
ーナー3の入力端子で、アンテナ1で受電された信号に
対して整合性の配慮が対応出来ているものである。3は
チューナーで、アンテナ1より供給されたTV信号を希
望のチャンネル信号を選択し、妨害排除を行い局部発信
周波数と希望チャンネル周波数とを内部の混合手段で混
合し、中間周波数を取り出すものである。4はRF−A
GC端子で、映像音声中間周波数復調部29に入力され
た利得のレベルにより、映像音声中間周波数復調部29
が制御する手段として、電圧に変換されて、後述するR
F−AGC回路11より出力されるもので、その電圧に
よりチューナー3の利得を制御するものである。5はR
F−AGCリップルフィルター及び過渡応答を決定する
コンデンサーであり、また、RF−AGC電圧はICに
入力される信号のレベルにより左右されるもので、その
入力信号は映像情報を含む信号であるため、映像信号レ
ベルによりRF−AGC出力電圧が影響を受けるために
電解コンデンサーを導入し平滑させるものである。ま
た、RF−AGCの応答が遅すぎると利得のコントロー
ルに大きく影響するため電圧の立ち上がり、立ち下がり
特性を考慮した定数設定が要求されるものである。6は
表面弾性波フィルター(以降、SAWフィルターと略
す)の入力端子であり、チューナー3の出力インピーダ
ンスとSAWフィルター7の入力インピーダンスとの整
合性のとれた信号が入力されるものである。8はRF−
AGC電圧調整用ボリュームである。
【0004】チューナー3内のRF−AMPの利得制御
範囲には限界があるため、入力レベルが弱電界時には、
映像音声中間周波数復調部29内のIF−AMP50に
て利得コントロールを行い、検波後の映像出力信号レベ
ルが一定になるように動作させており、そのチューナー
3内のRF−AMPでの動作入力レベルを任意に設定す
る端子である。9、10はSAWフィルター7から出力
された映像中間周波数信号を映像音声中間周波数復調部
29に入力する入力端子で、平衡入力されているもので
ある。11は映像音声中間周波数復調部29内のRF−
AGC回路であり、入力された中間周波数信号を映像検
波した後のシンクチップレベルのDC電圧の変化により
電圧制御を行うもので、ピークAGCにより電圧を出力
するものである。12はイコライザー補正回路であり、
入力の映像信号に帰還をかけて高域周波数振幅特性を補
正する回路である。13は検波器であり、中間周波数信
号と任意に発信させた信号とを90度位相により乗算
し、映像検波を行う回路である。14は電圧制御発振器
(以下、VCOと記す)で、検波器13で検波に必要な
発信周波数を電圧によって制御し、ループを組んで一定
の周波数にするものである。15はVCO同調回路で、
VCO14で発信コントロールする発信周波数をLCに
て同調するものである。
範囲には限界があるため、入力レベルが弱電界時には、
映像音声中間周波数復調部29内のIF−AMP50に
て利得コントロールを行い、検波後の映像出力信号レベ
ルが一定になるように動作させており、そのチューナー
3内のRF−AMPでの動作入力レベルを任意に設定す
る端子である。9、10はSAWフィルター7から出力
された映像中間周波数信号を映像音声中間周波数復調部
29に入力する入力端子で、平衡入力されているもので
ある。11は映像音声中間周波数復調部29内のRF−
AGC回路であり、入力された中間周波数信号を映像検
波した後のシンクチップレベルのDC電圧の変化により
電圧制御を行うもので、ピークAGCにより電圧を出力
するものである。12はイコライザー補正回路であり、
入力の映像信号に帰還をかけて高域周波数振幅特性を補
正する回路である。13は検波器であり、中間周波数信
号と任意に発信させた信号とを90度位相により乗算
し、映像検波を行う回路である。14は電圧制御発振器
(以下、VCOと記す)で、検波器13で検波に必要な
発信周波数を電圧によって制御し、ループを組んで一定
の周波数にするものである。15はVCO同調回路で、
VCO14で発信コントロールする発信周波数をLCに
て同調するものである。
【0005】16は音声信号用トラップの整合用抵抗で
あり、音声信号トラップの減衰量および周波数振幅特性
を決定するものである。18は音声信号用トラップで
5.5[MHz]、6.0[MHz]、6.5[MHz]の音
声信号を所望の値に減衰させるもので3周波数を1つの
素子で減衰させている。一般的にはセラミックトラップ
等が用いられる。19はイコライザー補正回路12を通
過した後の映像信号出力端子である。22は映像音声中
間周波数復調部29の音声中間周波数信号の入力端子
で、SAWフィルター7により選択された音声中間周波
数帯域内の音声中間周波数搬送波が入力されるものであ
る。23は入力される映像音声中間周波数信号がPAL
時はFM検波、SECAM時はAM検波を行い、音声信
号を取り出す音声信号処理回路であり、詳細については
省略している。24は音声信号処理回路23でPLL検
波された信号を取り出す音声信号出力端子である。29
は映像音声中間周波数復調部である。
あり、音声信号トラップの減衰量および周波数振幅特性
を決定するものである。18は音声信号用トラップで
5.5[MHz]、6.0[MHz]、6.5[MHz]の音
声信号を所望の値に減衰させるもので3周波数を1つの
素子で減衰させている。一般的にはセラミックトラップ
等が用いられる。19はイコライザー補正回路12を通
過した後の映像信号出力端子である。22は映像音声中
間周波数復調部29の音声中間周波数信号の入力端子
で、SAWフィルター7により選択された音声中間周波
数帯域内の音声中間周波数搬送波が入力されるものであ
る。23は入力される映像音声中間周波数信号がPAL
時はFM検波、SECAM時はAM検波を行い、音声信
号を取り出す音声信号処理回路であり、詳細については
省略している。24は音声信号処理回路23でPLL検
波された信号を取り出す音声信号出力端子である。29
は映像音声中間周波数復調部である。
【0006】37は電源電圧端子であり、例えば5Vが
使用されるものである。40は音声増幅回路であり、入
力された音声信号を後述する混合回路41に適正入力す
るためのものである。42は500[kHz]の発振子で
あり、通常はセラミック発振子等が使用される。41は
音声増幅回路40で増幅された信号と発振子42の出力
信号とを混合する混合回路であり、例えば5.5[MH
z]が入力されると、和成分である6.0[MHz]と、
差成分である5.0[MHz]が発生する回路である。4
4は整合用の抵抗であり、後述するフィルター43へ適
正入力するための抵抗である。43は音声中間周波数の
帯域特性(6.0[MHz])を通過させる音声フィルタ
ーであり、通常はセラミックフィルター等が使用され
る、40から音声入力5.5[MHz]、6.0[MH
z]、6.5[MHz]が入力されたものが発振子42と
混合された和成分と差成分の中から6.0[MHz]に変
換された周波数である6.0[MHz]のみを通される帯
域フィルターである。映像音声中間周波数復調部29に
入力された6.0[MHz]の音声中間周波数信号は音声
信号検波回路23によって検波され音声信号となり、オ
ーディオ出力端子24に出力される。
使用されるものである。40は音声増幅回路であり、入
力された音声信号を後述する混合回路41に適正入力す
るためのものである。42は500[kHz]の発振子で
あり、通常はセラミック発振子等が使用される。41は
音声増幅回路40で増幅された信号と発振子42の出力
信号とを混合する混合回路であり、例えば5.5[MH
z]が入力されると、和成分である6.0[MHz]と、
差成分である5.0[MHz]が発生する回路である。4
4は整合用の抵抗であり、後述するフィルター43へ適
正入力するための抵抗である。43は音声中間周波数の
帯域特性(6.0[MHz])を通過させる音声フィルタ
ーであり、通常はセラミックフィルター等が使用され
る、40から音声入力5.5[MHz]、6.0[MH
z]、6.5[MHz]が入力されたものが発振子42と
混合された和成分と差成分の中から6.0[MHz]に変
換された周波数である6.0[MHz]のみを通される帯
域フィルターである。映像音声中間周波数復調部29に
入力された6.0[MHz]の音声中間周波数信号は音声
信号検波回路23によって検波され音声信号となり、オ
ーディオ出力端子24に出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、音声5.5[MHz]を受信時に、隣接映像
信号は7[MHz]のため(放送方式PAL−B方式)、
7[MHz]キャリアが音声増幅回路40に入り混合器4
1にて和成分7.5[MHz]と差成分6.5[MHz]が
発生するため、そのうちの6.5[MHz]成分が6.0
[MHz]の音声フィルター43を通過して、5.5[M
Hz]の選択信号の変換後である6.0[MHz]に影響を
与えるという問題点を有していた。
の構成では、音声5.5[MHz]を受信時に、隣接映像
信号は7[MHz]のため(放送方式PAL−B方式)、
7[MHz]キャリアが音声増幅回路40に入り混合器4
1にて和成分7.5[MHz]と差成分6.5[MHz]が
発生するため、そのうちの6.5[MHz]成分が6.0
[MHz]の音声フィルター43を通過して、5.5[M
Hz]の選択信号の変換後である6.0[MHz]に影響を
与えるという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、映像音声中間周波数復調部において、音声信号処理
回路に入力する音声信号切り換え回路を構成することに
より7[MHz]の隣接映像信号の排除能力を改善する受
信装置を提供することを目的とする。
で、映像音声中間周波数復調部において、音声信号処理
回路に入力する音声信号切り換え回路を構成することに
より7[MHz]の隣接映像信号の排除能力を改善する受
信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の受信装置は、アンテナから入力される放送信
号を受信するチューナーと、チューナーで受信した放送
信号における隣接映像音声を排除する表面弾性波フィル
ターと、表面弾性波フィルターから出力された映像音声
信号の中間周波数帯域を復調する映像音声中間周波数復
調部とを備えた受信装置であって、映像音声中間周波数
復調部からの出力信号が入力され6.5[MHz]の周波
数帯域を通過させる第1のフィルターと、映像音声中間
周波数復調部からの出力信号が入力され5.5[MHz]
の周波数帯域を通過させる第2のフィルターと、映像音
声中間周波数復調部からの出力信号が入力され6.0
[MHz]の周波数帯域を通過させる第3のフィルター
と、第1のフィルターの出力信号か前記第2及び第3の
フィルターの出力信号かを選択する選択手段と、選択手
段の切り換え制御を行う制御信号が入力される制御端子
とを備え、5.5[MHz]音声受信時の7[MHz]の隣
接映像信号の妨害排除能力に優れた受信装置が得られ
る。
に本発明の受信装置は、アンテナから入力される放送信
号を受信するチューナーと、チューナーで受信した放送
信号における隣接映像音声を排除する表面弾性波フィル
ターと、表面弾性波フィルターから出力された映像音声
信号の中間周波数帯域を復調する映像音声中間周波数復
調部とを備えた受信装置であって、映像音声中間周波数
復調部からの出力信号が入力され6.5[MHz]の周波
数帯域を通過させる第1のフィルターと、映像音声中間
周波数復調部からの出力信号が入力され5.5[MHz]
の周波数帯域を通過させる第2のフィルターと、映像音
声中間周波数復調部からの出力信号が入力され6.0
[MHz]の周波数帯域を通過させる第3のフィルター
と、第1のフィルターの出力信号か前記第2及び第3の
フィルターの出力信号かを選択する選択手段と、選択手
段の切り換え制御を行う制御信号が入力される制御端子
とを備え、5.5[MHz]音声受信時の7[MHz]の隣
接映像信号の妨害排除能力に優れた受信装置が得られ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1から4に記載の
発明は、アンテナから入力される放送信号を受信するチ
ューナーと、チューナーで受信した放送信号における隣
接映像音声を排除する表面弾性波フィルターと、表面弾
性波フィルターから出力された映像音声信号の中間周波
数帯域を復調する映像音声中間周波数復調部とを備えた
受信装置であって、映像音声中間周波数復調部からの出
力信号が入力され6.5[MHz]の周波数帯域を通過さ
せる第1のフィルターと、映像音声中間周波数復調部か
らの出力信号が入力され5.5[MHz]の周波数帯域を
通過させる第2のフィルターと、映像音声中間周波数復
調部からの出力信号が入力され6.0[MHz]の周波数
帯域を通過させる第3のフィルターと、第1のフィルタ
ーの出力信号か前記第2及び第3のフィルターの出力信
号かを選択する選択手段と、選択手段の切り換え制御を
行う制御信号が入力される制御端子とを備えたものであ
り、5.5[MHz]音声受信時7[MHz]隣接妨害を受
けない作用を有する。
発明は、アンテナから入力される放送信号を受信するチ
ューナーと、チューナーで受信した放送信号における隣
接映像音声を排除する表面弾性波フィルターと、表面弾
性波フィルターから出力された映像音声信号の中間周波
数帯域を復調する映像音声中間周波数復調部とを備えた
受信装置であって、映像音声中間周波数復調部からの出
力信号が入力され6.5[MHz]の周波数帯域を通過さ
せる第1のフィルターと、映像音声中間周波数復調部か
らの出力信号が入力され5.5[MHz]の周波数帯域を
通過させる第2のフィルターと、映像音声中間周波数復
調部からの出力信号が入力され6.0[MHz]の周波数
帯域を通過させる第3のフィルターと、第1のフィルタ
ーの出力信号か前記第2及び第3のフィルターの出力信
号かを選択する選択手段と、選択手段の切り換え制御を
行う制御信号が入力される制御端子とを備えたものであ
り、5.5[MHz]音声受信時7[MHz]隣接妨害を受
けない作用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態の受
信装置のブロック図を示すものである。図1において、
1は地上波アンテナで、放送電波を受電するものであ
る。2は後述するチューナー3の入力端子で、アンテナ
1で受電された信号に対して整合性の配慮が対応出来て
いるものである。3はチューナーで、アンテナ1より供
給されたTV信号を希望のチャンネル信号を選択し、妨
害排除を行い局部発信周波数と希望チャンネル周波数と
を内部の混合手段で混合し、中間周波数を取り出すもの
であると共に、内部にRF−AMPを備えている。4は
RF−AGC端子で、映像音声中間周波数復調部29に
入力された利得のレベルにより、映像音声中間周波数復
調部29が制御する手段として、電圧に変換されて、後
述するRF−AGC回路11より出力されるもので、そ
の電圧によりチューナー3の利得を制御するものであ
る。5はRF−AGCリップルフィルター及び過渡応答
を決定するコンデンサーであり、また、RF−AGC電
圧は映像音声中間周波数復調部29に入力される信号の
レベルにより左右されるもので、その入力信号は映像情
報を含む信号であるため、映像信号レベルによりRF−
AGC出力電圧が影響を受けるために電解コンデンサー
を導入し平滑させるものである。また、RF−AGC回
路11の応答が遅すぎると利得のコントロールに大きく
影響するため電圧の立ち上がり、立ち下がり特性を考慮
した定数設定が要求されるものである。6はSAWフィ
ルターの入力端子であり、チューナー3の出力インピー
ダンスとSAWフィルター7の入力インピーダンスとの
整合性のとれた信号が入力されるものである。8はRF
−AGC電圧調整用ボリュームである。
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態の受
信装置のブロック図を示すものである。図1において、
1は地上波アンテナで、放送電波を受電するものであ
る。2は後述するチューナー3の入力端子で、アンテナ
1で受電された信号に対して整合性の配慮が対応出来て
いるものである。3はチューナーで、アンテナ1より供
給されたTV信号を希望のチャンネル信号を選択し、妨
害排除を行い局部発信周波数と希望チャンネル周波数と
を内部の混合手段で混合し、中間周波数を取り出すもの
であると共に、内部にRF−AMPを備えている。4は
RF−AGC端子で、映像音声中間周波数復調部29に
入力された利得のレベルにより、映像音声中間周波数復
調部29が制御する手段として、電圧に変換されて、後
述するRF−AGC回路11より出力されるもので、そ
の電圧によりチューナー3の利得を制御するものであ
る。5はRF−AGCリップルフィルター及び過渡応答
を決定するコンデンサーであり、また、RF−AGC電
圧は映像音声中間周波数復調部29に入力される信号の
レベルにより左右されるもので、その入力信号は映像情
報を含む信号であるため、映像信号レベルによりRF−
AGC出力電圧が影響を受けるために電解コンデンサー
を導入し平滑させるものである。また、RF−AGC回
路11の応答が遅すぎると利得のコントロールに大きく
影響するため電圧の立ち上がり、立ち下がり特性を考慮
した定数設定が要求されるものである。6はSAWフィ
ルターの入力端子であり、チューナー3の出力インピー
ダンスとSAWフィルター7の入力インピーダンスとの
整合性のとれた信号が入力されるものである。8はRF
−AGC電圧調整用ボリュームである。
【0012】チューナー3内のRF−AMPの利得制御
範囲には限界があるため、入力レベルが弱電界時には、
映像音声中間周波数復調部29内のIF−AMP50に
て利得コントロールを行い、検波後の映像出力信号レベ
ルが一定になるように動作させており、そのチューナー
3内のRF−AMPでの動作入力レベルを任意に設定す
る端子である。9、10はSAWフィルター7から出力
された映像中間周波数信号を映像音声中間周波数信号復
調部29に入力する入力端子で、平衡入力されているも
のである。11は映像音声中間周波数復調部29内のR
F−AGC回路であり、入力された中間周波数信号を映
像検波した後のシンクチップレベルのDC電圧の変化に
より電圧制御を行うもので、ピークAGCにより電圧を
出力するものである。12はイコライザー補正回路であ
り、入力の映像信号に帰還をかけて高域周波数振幅特性
を補正する回路である。13は検波器であり、中間周波
数信号と任意に発信させた信号とを90度位相により乗
算し、映像検波を行う回路である。14はVCOで、検
波器13で検波に必要な発信周波数を電圧によって制御
し、ループを組んで一定の周波数にするものである。1
5はVCO同調回路で、VCO14で発信コントロール
する発信周波数をLCにて同調するものである。
範囲には限界があるため、入力レベルが弱電界時には、
映像音声中間周波数復調部29内のIF−AMP50に
て利得コントロールを行い、検波後の映像出力信号レベ
ルが一定になるように動作させており、そのチューナー
3内のRF−AMPでの動作入力レベルを任意に設定す
る端子である。9、10はSAWフィルター7から出力
された映像中間周波数信号を映像音声中間周波数信号復
調部29に入力する入力端子で、平衡入力されているも
のである。11は映像音声中間周波数復調部29内のR
F−AGC回路であり、入力された中間周波数信号を映
像検波した後のシンクチップレベルのDC電圧の変化に
より電圧制御を行うもので、ピークAGCにより電圧を
出力するものである。12はイコライザー補正回路であ
り、入力の映像信号に帰還をかけて高域周波数振幅特性
を補正する回路である。13は検波器であり、中間周波
数信号と任意に発信させた信号とを90度位相により乗
算し、映像検波を行う回路である。14はVCOで、検
波器13で検波に必要な発信周波数を電圧によって制御
し、ループを組んで一定の周波数にするものである。1
5はVCO同調回路で、VCO14で発信コントロール
する発信周波数をLCにて同調するものである。
【0013】16は音声信号用トラップの整合用抵抗で
あり、音声信号トラップの減衰量および周波数振幅特性
を決定するものである。18は音声信号用トラップで
5.5[MHz]、6.0[MHz]、6.5[MHz]の音
声信号を所望の値に減衰させるもので3周波数を1つの
素子で減衰させている。一般的にはセラミックトラップ
等が用いられる。19はイコライザー補正回路12を通
過した後の映像信号出力端子である。22は映像音声中
間周波数復調部29の音声中間周波数信号の入力端子
で、SAWフィルター7により選択された音声中間周波
数帯域内の音声中間周波数搬送波が入力されるものであ
る。23は入力される映像音声中間周波数信号がPAL
時はFM検波、SECAM時はAM検波を行い、音声信
号を取り出す音声信号処理回路であり、詳細については
省略している。24は音声信号処理回路23でPLL検
波された信号を取り出す音声信号出力端子である。29
は映像音声中間周波数復調部である。37は電源電圧端
子であり、例えば5Vが使用されるものである。
あり、音声信号トラップの減衰量および周波数振幅特性
を決定するものである。18は音声信号用トラップで
5.5[MHz]、6.0[MHz]、6.5[MHz]の音
声信号を所望の値に減衰させるもので3周波数を1つの
素子で減衰させている。一般的にはセラミックトラップ
等が用いられる。19はイコライザー補正回路12を通
過した後の映像信号出力端子である。22は映像音声中
間周波数復調部29の音声中間周波数信号の入力端子
で、SAWフィルター7により選択された音声中間周波
数帯域内の音声中間周波数搬送波が入力されるものであ
る。23は入力される映像音声中間周波数信号がPAL
時はFM検波、SECAM時はAM検波を行い、音声信
号を取り出す音声信号処理回路であり、詳細については
省略している。24は音声信号処理回路23でPLL検
波された信号を取り出す音声信号出力端子である。29
は映像音声中間周波数復調部である。37は電源電圧端
子であり、例えば5Vが使用されるものである。
【0014】30、31は整合用の抵抗であり、後述す
る音声フィルター32〜34に適正レベルを入力するた
めの抵抗である、33は5.5[MHz]帯域を通過させ
る第2の音声フィルターであり、5.5[MHz]の周波
数を通過させる音声フィルターである。34は6.0
[MHz]帯域を通過させる第3の音声フィルターであ
り、6.0[MHz]の周波数を通過させる音声フィルタ
ーである。この音声フィルター33と34を並列接続し
ている。32は6.5[MHz]帯域を通過させる第1の
音声フィルターであり、6.5[MHz]の周波数を通過
させる音声フィルターである。36は選択手段であるス
イッチ回路で、第1〜第3の音声フィルター32〜34
を切り換えることによって、5.5[MHz]受信時の7
[MHz]隣接妨害排除能力を有する回路である。51は
スイッチ回路36を切り換え制御する制御信号が入力さ
れる制御端子である。
る音声フィルター32〜34に適正レベルを入力するた
めの抵抗である、33は5.5[MHz]帯域を通過させ
る第2の音声フィルターであり、5.5[MHz]の周波
数を通過させる音声フィルターである。34は6.0
[MHz]帯域を通過させる第3の音声フィルターであ
り、6.0[MHz]の周波数を通過させる音声フィルタ
ーである。この音声フィルター33と34を並列接続し
ている。32は6.5[MHz]帯域を通過させる第1の
音声フィルターであり、6.5[MHz]の周波数を通過
させる音声フィルターである。36は選択手段であるス
イッチ回路で、第1〜第3の音声フィルター32〜34
を切り換えることによって、5.5[MHz]受信時の7
[MHz]隣接妨害排除能力を有する回路である。51は
スイッチ回路36を切り換え制御する制御信号が入力さ
れる制御端子である。
【0015】この回路構成にすることにより、5.5
[MHz]/6.0[MHz]と6.5[MHz]との切り換
えのための制御信号が1つですむことがメリットであ
る。また、音声フィルターを6.0[MHz]用の第3の
音声フィルター34と、6.5[MHz]用の第1の音声
フィルター32とに分けているため、英国音多の音声サ
ブキャリアである6.552[MHz]の妨害を受けない
特性を有する。映像音声中間周波数復調部29に入力さ
れた5.5[MHz]、6.0[MHz]、6.5[MHz]
の音声中間周波数信号は、音声処理回路23によって検
波され、音声信号となりオーディオ出力端子24から出
力される。
[MHz]/6.0[MHz]と6.5[MHz]との切り換
えのための制御信号が1つですむことがメリットであ
る。また、音声フィルターを6.0[MHz]用の第3の
音声フィルター34と、6.5[MHz]用の第1の音声
フィルター32とに分けているため、英国音多の音声サ
ブキャリアである6.552[MHz]の妨害を受けない
特性を有する。映像音声中間周波数復調部29に入力さ
れた5.5[MHz]、6.0[MHz]、6.5[MHz]
の音声中間周波数信号は、音声処理回路23によって検
波され、音声信号となりオーディオ出力端子24から出
力される。
【0016】以上のように本実施の形態によれば、映像
音声中間周波数復調部29において、音声信号出力と音
声信号処理回路間に受信方式に対応した3種類の音声フ
ィルター32〜34を構成し、その後段に受信方式に対
応した音声フィルター32〜34を切り換えるスイッチ
回路36を構成し、選択された音声信号を音声信号処理
回路23に入力することにより、7[MHz]隣接映像信
号の妨害排除能力を改善することができる。
音声中間周波数復調部29において、音声信号出力と音
声信号処理回路間に受信方式に対応した3種類の音声フ
ィルター32〜34を構成し、その後段に受信方式に対
応した音声フィルター32〜34を切り換えるスイッチ
回路36を構成し、選択された音声信号を音声信号処理
回路23に入力することにより、7[MHz]隣接映像信
号の妨害排除能力を改善することができる。
【0017】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態の受信装置のブロック図を示すものである。図
2において、1は地上波アンテナで、放送電波を受電す
るものである。2はチューナー3の入力端子で、アンテ
ナ1で受電された信号に対して整合性の配慮が対応出来
ているものである。3はチューナーで、アンテナ1より
供給されたTV信号を希望のチャンネル信号を選択し、
妨害排除を行い局部発信周波数と希望チャンネル周波数
とを内部の混合手段で混合し、中間周波数を取り出すも
のであると共に、内部にRF−AMPを備えている。4
はRF−AGC端子で、映像音声中間周波数復調部29
に入力された利得のレベルにより、映像音声中間周波数
復調部29が制御する手段として、電圧に変換されて、
後述するRF−AGC回路11より出力されるもので、
その電圧によりチューナー3の利得を制御するものであ
る。5はRF−AGCリップルフィルター及び過渡応答
を決定するコンデンサーであり、また、RF−AGC電
圧はICに入力される信号のレベルにより左右されるも
ので、その入力信号は映像情報を含む信号であるため、
映像信号レベルによりRF−AGC出力電圧が影響を受
けるために電解コンデンサーを導入し平滑させるもので
ある。また、RF−AGCの応答が遅すぎると利得のコ
ントロールに大きく影響するため電圧の立ち上がり、立
ち下がり特性を考慮した定数設定が要求されるものであ
る。6はSAWフィルターの入力端子であり、チューナ
ー3の出力インピーダンスとSAWフィルター7の入力
インピーダンスとの整合性のとれた信号が入力されるも
のである。8はRF−AGC電圧調整用ボリュームであ
る。
施の形態の受信装置のブロック図を示すものである。図
2において、1は地上波アンテナで、放送電波を受電す
るものである。2はチューナー3の入力端子で、アンテ
ナ1で受電された信号に対して整合性の配慮が対応出来
ているものである。3はチューナーで、アンテナ1より
供給されたTV信号を希望のチャンネル信号を選択し、
妨害排除を行い局部発信周波数と希望チャンネル周波数
とを内部の混合手段で混合し、中間周波数を取り出すも
のであると共に、内部にRF−AMPを備えている。4
はRF−AGC端子で、映像音声中間周波数復調部29
に入力された利得のレベルにより、映像音声中間周波数
復調部29が制御する手段として、電圧に変換されて、
後述するRF−AGC回路11より出力されるもので、
その電圧によりチューナー3の利得を制御するものであ
る。5はRF−AGCリップルフィルター及び過渡応答
を決定するコンデンサーであり、また、RF−AGC電
圧はICに入力される信号のレベルにより左右されるも
ので、その入力信号は映像情報を含む信号であるため、
映像信号レベルによりRF−AGC出力電圧が影響を受
けるために電解コンデンサーを導入し平滑させるもので
ある。また、RF−AGCの応答が遅すぎると利得のコ
ントロールに大きく影響するため電圧の立ち上がり、立
ち下がり特性を考慮した定数設定が要求されるものであ
る。6はSAWフィルターの入力端子であり、チューナ
ー3の出力インピーダンスとSAWフィルター7の入力
インピーダンスとの整合性のとれた信号が入力されるも
のである。8はRF−AGC電圧調整用ボリュームであ
る。
【0018】チューナー3内のRF−AMPの利得制御
範囲には限界があるため、入力レベルが弱電界時には、
映像音声中間周波数復調部29内のIF−AMP50に
て利得コントロールを行い、検波後の映像出力信号レベ
ルが一定になるように動作させており、そのチューナー
3内のRF−AMPでの動作入力レベルを任意に設定す
る端子である。9、10はSAWフィルター7から出力
された映像中間周波数信号を映像音声中間周波数信号復
調部29に入力する入力端子で、平衡入力されているも
のである。11は映像音声中間周波数復調部29内のR
F−AGC回路であり、入力された中間周波数信号を映
像検波した後のシンクチップレベルのDC電圧の変化に
より電圧制御を行うもので、ピークAGCにより電圧を
出力するものである。12はイコライザー補正回路であ
り、入力の映像信号に帰還をかけて高域周波数振幅特性
を補正する回路である。13は検波器であり、中間周波
数信号と任意に発信させた信号とを90度位相により乗
算し、映像検波を行う回路である。14はVCOで、検
波器13で検波に必要な発信周波数を電圧によって制御
し、ループを組んで一定の周波数にするものである。1
5はVCO同調回路で、VCO14で発信コントロール
する発信周波数をLCにて同調するものである。
範囲には限界があるため、入力レベルが弱電界時には、
映像音声中間周波数復調部29内のIF−AMP50に
て利得コントロールを行い、検波後の映像出力信号レベ
ルが一定になるように動作させており、そのチューナー
3内のRF−AMPでの動作入力レベルを任意に設定す
る端子である。9、10はSAWフィルター7から出力
された映像中間周波数信号を映像音声中間周波数信号復
調部29に入力する入力端子で、平衡入力されているも
のである。11は映像音声中間周波数復調部29内のR
F−AGC回路であり、入力された中間周波数信号を映
像検波した後のシンクチップレベルのDC電圧の変化に
より電圧制御を行うもので、ピークAGCにより電圧を
出力するものである。12はイコライザー補正回路であ
り、入力の映像信号に帰還をかけて高域周波数振幅特性
を補正する回路である。13は検波器であり、中間周波
数信号と任意に発信させた信号とを90度位相により乗
算し、映像検波を行う回路である。14はVCOで、検
波器13で検波に必要な発信周波数を電圧によって制御
し、ループを組んで一定の周波数にするものである。1
5はVCO同調回路で、VCO14で発信コントロール
する発信周波数をLCにて同調するものである。
【0019】16は音声信号用トラップの整合用抵抗で
あり、音声信号トラップの減衰量および周波数振幅特性
を決定するものである。18は音声信号用トラップで
5.5[MHz]、6.0[MHz]、6.5[MHz]の音
声信号を所望の値に減衰させるもので3周波数を1つの
素子で減衰させている。一般的にはセラミックトラップ
等が用いられる。19はイコライザー補正回路12を通
過した後の映像信号出力端子である。22は映像音声中
間周波数復調部29の音声中間周波数信号の入力端子
で、SAWフィルター7により選択された音声中間周波
数帯域内の音声中間周波数搬送波が入力されるものであ
る。23は入力される映像音声中間周波数信号がPAL
時はFM検波、SECAM時はAM検波を行い、音声信
号を取り出す音声信号処理回路であり、詳細については
省略している。24は音声信号処理回路23でPLL検
波された信号を取り出す音声信号出力端子である。29
は映像音声中間周波数復調部である。37は電源電圧端
子であり、例えば5Vが使用されるものである。
あり、音声信号トラップの減衰量および周波数振幅特性
を決定するものである。18は音声信号用トラップで
5.5[MHz]、6.0[MHz]、6.5[MHz]の音
声信号を所望の値に減衰させるもので3周波数を1つの
素子で減衰させている。一般的にはセラミックトラップ
等が用いられる。19はイコライザー補正回路12を通
過した後の映像信号出力端子である。22は映像音声中
間周波数復調部29の音声中間周波数信号の入力端子
で、SAWフィルター7により選択された音声中間周波
数帯域内の音声中間周波数搬送波が入力されるものであ
る。23は入力される映像音声中間周波数信号がPAL
時はFM検波、SECAM時はAM検波を行い、音声信
号を取り出す音声信号処理回路であり、詳細については
省略している。24は音声信号処理回路23でPLL検
波された信号を取り出す音声信号出力端子である。29
は映像音声中間周波数復調部である。37は電源電圧端
子であり、例えば5Vが使用されるものである。
【0020】38〜40は整合用の抵抗であり、後述す
る第1〜第3の音声フィルター32〜34に適正レベル
を入力するための抵抗である。33は5.5[MHz]の
帯域を通過させる第2の音声フィルターであり、5.5
[MHz]の周波数を通過させる音声フィルターである。
34は6.0[MHz]の帯域を通過させる第3の音声フ
ィルターであり、6.0[MHz]の周波数を通過させる
音声フィルターである。32は6.5[MHz]の帯域を
通過させる第1の音声フィルターであり、6.5[MH
z]の周波数を通過させる音声フィルターである。36
は選択手段であるスイッチ回路で、5.5[MHz]又は
6.0[MHz]又は6.5[MHz]の第1〜第3の音声
フィルターをそれぞれ切り換えることによって、5.5
[MHz]受信時の7[MHz]隣接妨害排除能力を有する
回路である。51はスイッチ回路36の切り換え制御を
行う制御信号が入力される制御端子である。
る第1〜第3の音声フィルター32〜34に適正レベル
を入力するための抵抗である。33は5.5[MHz]の
帯域を通過させる第2の音声フィルターであり、5.5
[MHz]の周波数を通過させる音声フィルターである。
34は6.0[MHz]の帯域を通過させる第3の音声フ
ィルターであり、6.0[MHz]の周波数を通過させる
音声フィルターである。32は6.5[MHz]の帯域を
通過させる第1の音声フィルターであり、6.5[MH
z]の周波数を通過させる音声フィルターである。36
は選択手段であるスイッチ回路で、5.5[MHz]又は
6.0[MHz]又は6.5[MHz]の第1〜第3の音声
フィルターをそれぞれ切り換えることによって、5.5
[MHz]受信時の7[MHz]隣接妨害排除能力を有する
回路である。51はスイッチ回路36の切り換え制御を
行う制御信号が入力される制御端子である。
【0021】以上のように本実施の形態によれば、映像
音声中間周波数復調部29において、音声信号出力と音
声信号処理回路間に受信方式に対応した音声信号フィル
ター回路を構成し、その後段に受信方式に対応した3種
類の音声信号フィルター回路を切り換えるスイッチ回路
36を構成し、選択された音声信号を音声信号処理回路
23に入力する音声信号切り換え回路を構成することに
より隣接映像信号の妨害排除能の改善をすることができ
る。
音声中間周波数復調部29において、音声信号出力と音
声信号処理回路間に受信方式に対応した音声信号フィル
ター回路を構成し、その後段に受信方式に対応した3種
類の音声信号フィルター回路を切り換えるスイッチ回路
36を構成し、選択された音声信号を音声信号処理回路
23に入力する音声信号切り換え回路を構成することに
より隣接映像信号の妨害排除能の改善をすることができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、5.5[MH
z]、6.0[MHz]、6.5[MHz]の全ての音声周
波数を受信し、かつ隣接映像信号に対して約40dB以
上の減衰量を有し妨害排除能力に優れた帯域外特性の良
いフィルター効果の得られるものである。
z]、6.0[MHz]、6.5[MHz]の全ての音声周
波数を受信し、かつ隣接映像信号に対して約40dB以
上の減衰量を有し妨害排除能力に優れた帯域外特性の良
いフィルター効果の得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における受信装置の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図2】同実施の形態2における受信装置の構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図3】従来の受信装置の構成を示すブロック図
1 アンテナ 3 チューナー 7 表面弾性波フィルター 23 音声信号処理回路 29 映像音声中間周波数復調部 32 第1の音声フィルター 33 第2の音声フィルター 34 第3の音声フィルター 36 スイッチ回路 51 制御端子
Claims (4)
- 【請求項1】 アンテナから入力される放送信号を受信
するチューナーと、前記チューナーで受信した放送信号
における隣接映像音声を排除する表面弾性波フィルター
と、前記表面弾性波フィルターから出力された映像音声
信号の中間周波数帯域を復調する映像音声中間周波数復
調部とを備えた受信装置であって、前記映像音声中間周
波数復調部からの出力信号が入力され6.5[MHz]の
周波数帯域を通過させる第1のフィルターと、前記映像
音声中間周波数復調部からの出力信号が入力され5.5
[MHz]の周波数帯域を通過させる第2のフィルター
と、前記映像音声中間周波数復調部からの出力信号が入
力され6.0[MHz]の周波数帯域を通過させる第3の
フィルターと、前記第1のフィルターの出力信号か前記
第2及び第3のフィルターの出力信号かを選択する選択
手段と、前記選択手段の切り換え制御を行う制御信号が
入力される制御端子とを備えたことを特徴とする受信装
置。 - 【請求項2】 アンテナから入力される放送信号を受信
するチューナーと、前記チューナーで受信した放送信号
における隣接映像音声を排除する表面弾性波フィルター
と、前記表面弾性波フィルターから出力された映像音声
信号の中間周波数帯域を復調する映像音声中間周波数復
調部とを備えた受信装置であって、前記映像音声中間周
波数復調部からの出力信号が入力され6.5[MHz]の
周波数帯域を通過させる第1のフィルターと、前記映像
音声中間周波数復調部からの出力信号が入力され5.5
[MHz]の周波数帯域を通過させる第2のフィルター
と、前記映像音声中間周波数復調部からの出力信号が入
力され6.0[MHz]の周波数帯域を通過させる第3の
フィルターと、前記第1のフィルターの出力信号か前記
第2のフィルターの出力信号か第3のフィルターの出力
信号かを選択して出力する選択手段と、前記選択手段の
切り換え制御を行う制御信号が入力される制御端子とを
備えたことを特徴とする受信装置。 - 【請求項3】 アンテナから入力される放送信号を受信
し、受信した放送信号における隣接映像音声を排除し、
隣接映像音声信号が排除された映像音声信号の中間周波
数帯域を復調し、復調した映像音声信号が入力され6.
5[MHz]の周波数帯域を通過させる第1のフィルター
か復調した映像音声信号が入力され5.5[MHz]の周
波数帯域を通過させる第2のフィルター及び復調した映
像音声信号が入力され6.0[MHz]の周波数帯域を通
過させる第3のフィルターかを選択して出力することを
特徴とする受信装置。 - 【請求項4】 アンテナから入力される放送信号を受信
し、受信した放送信号における隣接映像音声を排除し、
隣接映像音声信号が排除された映像音声信号の中間周波
数帯域を復調し、復調した映像音声信号が入力され6.
5[MHz]の周波数帯域を通過させる第1のフィルター
か復調した映像音声信号が入力され5.5[MHz]の周
波数帯域を通過させる第2のフィルターか復調した映像
音声信号が入力され6.0[MHz]の周波数帯域を通過
させる第3のフィルターかを選択して出力することを特
徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26167097A JPH11103430A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26167097A JPH11103430A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11103430A true JPH11103430A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17365119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26167097A Pending JPH11103430A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11103430A (ja) |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26167097A patent/JPH11103430A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR940000703B1 (ko) | 위성방송 수신기 | |
EP0470481A2 (en) | Stereo FM radio receiver in a television receiver | |
JPH02186723A (ja) | 受信機 | |
EP0746940B1 (en) | Combined tv/fm receiver | |
EP0470504A2 (en) | Fixed RF AGC of a television tuner for FM reception in a television receiver | |
US6211925B1 (en) | Video intermediate-frequency signal processing device capable of receiving FM broadcasts | |
EP0470480A2 (en) | FM trap for a television tuner permitting both TV and FM reception through the same tuner | |
US6683656B1 (en) | Video intermediate frequency processing apparatus | |
JPH09172584A (ja) | Sif信号処理回路 | |
JPH07231273A (ja) | 衛星放送受信用チューナ | |
EP0470502A2 (en) | First if filter with fixed second half-if trap for use in an FM radio in a television receiver | |
JP2003318761A (ja) | 受信制御方法、受信制御装置、受信装置 | |
EP0470484A2 (en) | Information radio reception in a television receiver by synthesizing only center frequency | |
JP2002044560A (ja) | 受信装置 | |
JP3357436B2 (ja) | 映像中間周波処理装置 | |
JPH11103430A (ja) | 受信装置 | |
JP3617275B2 (ja) | 受信装置 | |
JP3589773B2 (ja) | ラジオ受信機の雑音除去回路 | |
JPS62147893A (ja) | 衛星放送受信機 | |
KR100423407B1 (ko) | 튜너 아이씨와 복조 아이씨의 원칩화한 튜너복조블럭 | |
JP3081196U (ja) | 放送受信装置 | |
JPH061905B2 (ja) | 受信装置 | |
JPH07307644A (ja) | テレビジョン受像機 | |
JPS6221105Y2 (ja) | ||
JP2001332992A (ja) | フィルタ回路、受信装置及び信号フィルタリング方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040629 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |