JPS5856022Y2 - プレス機における金型交換装置 - Google Patents

プレス機における金型交換装置

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JPS5856022Y2
JPS5856022Y2 JP1978113559U JP11355978U JPS5856022Y2 JP S5856022 Y2 JPS5856022 Y2 JP S5856022Y2 JP 1978113559 U JP1978113559 U JP 1978113559U JP 11355978 U JP11355978 U JP 11355978U JP S5856022 Y2 JPS5856022 Y2 JP S5856022Y2
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JP
Japan
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mold
press body
rack rod
press
bolster
Prior art date
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Application number
JP1978113559U
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JPS5533625U (ja
Inventor
芳紀 瀬戸口
幸久 綿野
俊郎 木場
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 この考案はプレス機における金型交換装置に関する。
近年、プレス機において金型の交換時間の短縮や安全、
省力化を計るために種々の交換装置が提案されている。
その例としてはプレス機の成形室からボルスタ−を進退
させて金型を交換するいわゆるムービングボルスタ−装
置やプレス機の成形部に金型を直接搬入するダイハンド
ラー(金型運搬車)などがあるが、前者ではどうしても
クレーンによって金型を吊り上げたり降ろしたりしなけ
ればならず、また後者ではボルスタ−上において金型を
人手によって一定範囲移動させなければならず、いずれ
にしても金型とボルスタ−との衝撃や摺接を免れず、高
価な金型やプレス機械を損傷する恐れがあり、また人手
を必要として危険でもある。
そこで、この考案は上記の欠点を解消すべく案出された
もので、人手を要することなく安全に且つ容易にそして
金型やプレス機械を損傷することなく短時間に金型を交
換することを目的とし、プレス機本体と、該プレス機本
体の側方においてプレス機本体に沿って伸びる軌道上を
走行可能な金型交換台車とからなり、プレス機本体のボ
ルスタ−には複数のローラを整列支持させた一対の平行
なローラウェイをベッドの一側部に植設したガイドピン
に係合させて埋設し、ベッドの両側部にそれぞれ配設し
た作動機構により出没自在になし、また上記ローラウェ
イの間にはこれに平行させて、ピニオン機構により進退
可能でかつ前進した際には金型交換台車を横断し、後退
した際にはプレス機を横断するラック杆を上記ボルスタ
−に埋設し、そのラック杆にはプレス機本体の幅より若
干大きな間隔で一対のプッシャーを起伏自在に設け、上
記ラック杆をその下面に当接するリミットスイッチによ
り前進位置と後退位置を規制するようになし、金型交換
台車のテーブルには複数のローラを整列させた一対の平
行なローラ支持枠を設けて上記ローラウェイと対向させ
ると共に該ローラ支持枠間の中央部には上記ラック杆の
ガイドブロックを設け、テーブルの三方の縁部にはスト
ッパ部材およびガイドプレートを定着すると共にプレス
機本体と対向する縁部には別のストッパ部材を昇降自在
に設けたことを特徴とする金型交換装置を提供するもの
である。
図面参照の上その実施例について説明すれば、第1図に
おいて1はフレーム部分を省略して示すプレス機本体で
、その一側方には本体1に沿って縦方向(紙面に垂直方
向)に伸びる軌道3上を走行可能な金型交換台車2が所
定位置に配設されており、また、プレス機本体1のベッ
ド4上には所要広さのボルスタ−24が定着され、その
上面には下型d1と上型d2およびその附属面からなる
金型りがセットされている。
上記のボルスタ−24には第2図および第5図にみられ
るように複数個のローラ6をプレス機本体1の横方向に
整列させて取付けたみぞ形材からなる2列のローラウェ
イ5,5′が前後(第2図では下方が前で上方が後)に
所要の間隔をおいて平行に埋め込み式に配設され、両者
間の中央にはボルスタ−24を横切るラック杆10がロ
ーラウェイ5.5′に平行して横方向に摺動自在に埋設
されている。
各ローラウェイ5,5′はそれらの両側部においてベッ
ド4に定着された液圧シリンダ7および7′のピストン
杆25.25’に連結されて昇降自在になっており、通
常は第5図のようにローラ6はボルスタ−24の上面よ
り僅かに引込んでいるが、金型りの交換時には金型りを
持ち上げつ・上方に突出し、その上限はベッド4の右側
面に配設されたリミットスイッチ8 (第1図)により
前記金型交換台車2上のローラ22,22の高さに一致
させられる。
そして、各ローラウェイ5,5′は昇降に当たって、そ
れらの両側部に設けられた案内レール26゜26′によ
って案内され、また、ベッド4の右側部に取付けられた
ガイドピン9および9′によって横方向に対するずれが
規制されている。
ラック杆10はボルスタ−24を横断し、下面がラック
になっていて、プレス機本体1の左側辺に張出すように
設けられたガイドケース13内のピニオン13 aとか
み合っており、ピニオン13 aはチェーン12を介し
てモータ11に駆動連結されている。
更にラック杆10には第4図に示すようにその先端部と
それよりプレス機本体1の横幅より若干大きく離れた位
置にプッシャー14.14’が起伏自在に取付けられ、
右側プッシャー14′より右方の下面には切込み16が
施されていて、この切込み16中にはベッド4の側面に
設けられたリミットスイッチ15(第1図に右側のもの
だけを示す)のスイッチ片が嵌合され、ラック杆10の
後退位置ならびに前進位置を規制するようになっており
、またラック杆10の後退に当たっての浮き上りはボル
スタ−24の上面に取付けられた抑止部材27によって
防止されている。
一方、金型交換台車2のテーブル2a上にはプレス機本
体1上のローラウェイ5,5′の設定位置に合せて複数
個のローラ22を横方向に整列させて取付けた2個のロ
ーラ支持枠21,21′が設けられると共に両者間の中
央両側部にはラック杆10のガイドブロック19が定着
されており、また左側縁部でローラ支持枠21.21’
の外側の位置にはアングル状のストッパ18.18’が
それぞれ取付けられ、前後の側縁部には金型のガイドプ
レート20゜20′がそれぞれ定着されている。
そして、プレス機本体1のベッド4に対向する右側部で
ローラ支持枠21.21’の外側の位置には金型転落防
止用のストッパ杆23,23’が起立して設けられ、こ
れらは台車2の内部に装備された液圧シリンダによって
出没自在になっている。
次にその作用について説明すれば、第1図はプレス加工
を完了した金型りがプレス機本体1のボルスタ−24上
で金型交換のため待機し、そして、金型交換台車2が一
対の軌道3に沿って例えが第2図において上方から下方
に向って走行してきてプレス機本体1と正しく対向する
位置に停止させられているところであり (これは図示
しないが、一対の軌道3のいずれか一方に沿った床面に
、プレス機本体1の側方所定の位置にピットがあり、こ
のピット中に台車2の駆動モータ停止用のリミットスツ
チと衝合部材が設けられ、交換台車2に垂設したストッ
パ杆が軌道3に沿ってきて、ピット中に入り、リミット
スイッチを作動すると共に衝合部材に当接して、金型交
換台車2をプレス機本体1に整列して停止させるように
なっている)この状態で金型交換台車2上のストッパ杆
23゜23′を液圧シリンダによって下降させると共に
ラック杆10の右側のプッシャー14′を図示のように
起立させ、しかる後にプレス機操作盤(図示せず)上の
金型搬出用の起動ボタンをONにセットする。
すると、まずプレス機本体1のベッド4に取付けた4個
の液圧シリンダ7.7′が作動して2本のローラウェイ
5,5′を点線状態に上昇させ、金型りを僅かに持ち上
げ、そのローラ6が金型交換台車2上のローラ22の高
さと一致したところでリミットスイッチ8に検知されて
上昇が止まり、モータ11が回転してチェーン12を介
してガイドケース13内のピニオン13aが駆動される
そこで、ピニオン13 aとかみ合っているラック杆1
0は矢印a方向(左方向)に前進し、その先端は金型交
換台車2上のガイドブロック19に嵌合して交換台車2
を横断するまで、そのま・a方向への移動を続ける。
その間においてラック杆10の起立させたプッシャー1
4′が金型りの右側面に当接して金型りのラック杆10
と共にa方向へ移動させることになるが、金型りはロー
ラウェイ5.ffのローラ16により支えられているの
で軽快に移動し、金型交換台車2上のローラ22の上に
移し替えられ、そのま・a方向に移動し、金型りが図示
点線のようにテーブル2a上の所定位置を占め、その前
端面(左側面)がテーブル2a上のストッパ18に当接
すれば、左側のリミットスイッチ(図示せず)の作動に
よぬモータ11が逆転し、ラック杆10は矢印す方向に
後退する。
そして、第1図の状態に戻れば、その状態がラック杆1
0の切込み16に嵌合している右側のリミットスイッチ
15のスイッチ片によって感知されモータ11は停止し
、金型りの搬出作業は終了する。
そして、金型交換台車2は右側部のストッパ杆23.2
3’を所定高さ位置まで上昇させ、金型りの転落防止を
確認の上、前端のストッパ杆を衝合部材から外し、モー
タを駆動させて金型ストック場(第2図下方)へ搬送さ
れる。
また、新しい金型りを搬入するに当たっては、新しい金
型りを載置した別の金型交換台車2を第2図で上方から
軌道3上をプレス機本体1に向って走行させ、前記のよ
うにストッパ杆によってピット中のリミットスイッチを
作動すると共に衝合部材に当接させてプレス機本体1に
整列して停止させ、そしてプレス機本体1上のラック杆
10の起立しているプッシャー14′を倒伏させ、一旦
これを前進させ金型交換台車2上のガイドブロック19
に挿通してその先端を台車2の左側に突出させ、今度は
先端のプッシャー14を起立させ、プレス機操作盤上の
金型搬入用の起動ボタンをセットすることにより、プレ
ス機本体1のローラウェイ5,5′が所定高さに上昇し
、エータ11が前とは逆に回転してラック杆10がb方
向に移動し、新しい金型はプレス機本体1へ搬入される
そして、ラック杆10が第1図実線のように所定距離後
退すれば、下面の切込み16に嵌合している右側のリミ
ットスイッチ15のスイッチ片によって感知され、モー
タ11を停止させる。
それと同時にローラウェイ5,5′が下降させられ、新
しい金型りがボルスタ−24上に載置される。
その際には、一般のものと同様にボルスタ−24の適所
に設けられた位置決め部材(例えばロケイトピン)が、
金型りの保合部に係合し、正しく位置決めされる。
なお、図示の例では金型交換台車2をプレス機本体1の
左側方に配設するようにしたものを示したが、これに限
らずプレス機のタイプにより、右側または前後の側に配
設するようにしても差支えない。
以上のようにこの考案によれば、金型の交換に当たり金
型とプレス機械との衝突や摺接が皆無となってそれらの
損傷が防止され、また金型をりレーンなどに吊り下げた
りする玉掛は作業も解消できて多くの人手を要すること
なく作業が安全となり、そして熱線や経験を要すること
なく短時間に作業が遂行され、従来ネックとなっていた
段取り作業が短縮されプレス機械の稼働率を著しく向上
させることができる。
また、ボルスタ−上において金型交換時に金型を支持す
る多数のローラは、ボルスタ−に位置ずれしないように
埋設された前後一対のローラウェイによって整列支持さ
れているので、各ローラごとにこれを昇降させるための
作動機を必要とせず、ローラウェイを少数の作動機によ
って昇降させるだけで、全体を同時的に一様に昇降させ
ることができ、それだけ構成が簡単で製作し易く、そし
て金型を搬入、搬出させるラック杆はリミットスイッチ
によってその前進位置と後退位置が規制され、かつ、金
型を上部に一体にした状態で直接、交換台車上またはボ
ルスタ−上に完全に移し換えることができるので、金型
の交換動作を迅速、確実に安定して行うことができ、更
に金型搬送時には金型は交換台車のテーブル上に配設さ
れた三方のストッパ部材ならびに一側縁の昇降自在なス
トッパ部材によって四方から支持されるので、その転落
が確実に防止され、作業の安全を充分に確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は一部切
断正面図。 第2図は金型を除いた状態の平面図。 第3図は金型交換台車を左方から見た側面図。 第4図はラック杆の一部断面図。第5図は第2図のy−
y線に沿ったボルスタ一部分の断面図。 図中 1・・・プレス機本体、2・・・金型交換台車、
3・・・軌道、4・・・ベッド、5,5′・・・ローラ
ウェイ、6・・・ローラ、7,7′・・・液圧シリンダ
、8,15・・・リミットスイッチ、10・・・ラック
杆、11・・・モータ、13・・・ガイドケース、13
a・・・ピニオン、1B・・・ストッパ、19・・・ガ
イドブロック、20.20’・・・ガイドプレート、2
1゜21′・・・ローラ支持枠、22・・・ローラ、2
3,23’・・・ストッパ杆、24・・・ボルスタ−D
・・・金型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス機本体1と該プレス機本体1の側方においてプレ
    ス機本体1に沿って伸びる軌道3上を走行可能な金型交
    換台車2とからなり、プレス機本体1のボルスタ−24
    には複数のローラ6を整列支持させた一対の平行なロー
    ラウェイ5,5′をベッド4の一側部に植設したガイド
    ピン9,9′に係合させて埋設し、ベッド4の両側部に
    それぞれ配設した作動機構により出没自在になし、また
    上記ローラウェイ5,5′の間にはこれに平行させて、
    ピニオン機構により進退可能でかつ前進した際には金型
    交換台車2を横断し、後退した際にはプレス機本体1を
    横断するラック杆18を上記ボルスタ−24に埋設し、
    そのラック杆10にはプレス機本体1の幅より若干大き
    な間隔で一対のブツシャ14.14’を起伏自在に設け
    、上記ラック杆10をその下面に当接するリミットスイ
    ッチ15により前進位置と後退位置を規制するようにな
    し、金型交換台車2のテーブル2aには複数のローラ2
    2を整列させた一対の平行なローラ支持枠21.21’
    を設けて上記ローラウェイ5,5′と対向させると共に
    該ローラ支持枠21.21’間の中央部には上記ラック
    杆10のガイドブロック19を設け、テーブル2aの三
    方の縁部にはストッパ部材1Bおよびガイドプレート2
    0.20’を定着すると共にプレス機本体1と対向する
    縁部には別のストッパ部材23゜23′を昇降自在に設
    けたことを特徴とするプレス機における金型交換装置。
JP1978113559U 1978-08-21 1978-08-21 プレス機における金型交換装置 Expired JPS5856022Y2 (ja)

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JPS5533625U JPS5533625U (ja) 1980-03-04
JPS5856022Y2 true JPS5856022Y2 (ja) 1983-12-23

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ID=29063484

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50160882A (ja) * 1974-06-18 1975-12-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5436117Y2 (ja) * 1975-03-29 1979-11-01
JPS5369436U (ja) * 1976-11-16 1978-06-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50160882A (ja) * 1974-06-18 1975-12-26

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JPS5533625U (ja) 1980-03-04

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