JPS5855673B2 - 半導体レ−ザ - Google Patents
半導体レ−ザInfo
- Publication number
- JPS5855673B2 JPS5855673B2 JP9566878A JP9566878A JPS5855673B2 JP S5855673 B2 JPS5855673 B2 JP S5855673B2 JP 9566878 A JP9566878 A JP 9566878A JP 9566878 A JP9566878 A JP 9566878A JP S5855673 B2 JPS5855673 B2 JP S5855673B2
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- JP
- Japan
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- type semiconductor
- semiconductor laser
- type
- electrodes
- layer
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は光情報処理のための光源と光検知器の機能を
兼ね備えた半導体レーザに関するものである。
兼ね備えた半導体レーザに関するものである。
従来この種の光源と光検知器の構成として第1図ないし
第3図に示すものがあった。
第3図に示すものがあった。
第1図において、1は半導体レーザ、2,3は半導体レ
ーザ1のp型、n型半導体層、4は両生導体層2,3間
の活性領域、5はこの活性領域4からの放射光、6はこ
の放射光5の一部を検知する光検知器である。
ーザ1のp型、n型半導体層、4は両生導体層2,3間
の活性領域、5はこの活性領域4からの放射光、6はこ
の放射光5の一部を検知する光検知器である。
また第2図において、7は前記放射光5をコリメートす
るレンズ、8はコリメートされた放射光の一部を光検知
器6に導くビームスプリッタである。
るレンズ、8はコリメートされた放射光の一部を光検知
器6に導くビームスプリッタである。
さらに第3図において、9は半導体レーザ1の放射光5
と反対側の端面から放射される放射光を光検知器6に導
く光ファイバである。
と反対側の端面から放射される放射光を光検知器6に導
く光ファイバである。
第1図ないし第3図はいずれも半導体レーザ1の出力を
モニタするための構成を示しているが、つぎにそのヒニ
タ方法について説明する。
モニタするための構成を示しているが、つぎにそのヒニ
タ方法について説明する。
第1図は半導体レーザ1の放射光5の一部を光検知器6
で検出する方式であり、第2図は半導体レーザ1の放射
光5をレンズ1でコリメートし、コリメートビーム中に
入れられたビームスプリッタ8で放射光の一部を光検知
器6に導く方式であり、第3図は半導体レーザ1の両端
面から放射される光の一方を光ファイバ9に導き、この
出力を光検知器6で検出する方式である。
で検出する方式であり、第2図は半導体レーザ1の放射
光5をレンズ1でコリメートし、コリメートビーム中に
入れられたビームスプリッタ8で放射光の一部を光検知
器6に導く方式であり、第3図は半導体レーザ1の両端
面から放射される光の一方を光ファイバ9に導き、この
出力を光検知器6で検出する方式である。
ところが、第1図に示すパワーモニタ方式は放射ビーム
の空間的一部分を検出するため、注入電流変化による放
射パターンの変化によってモニタ比が異なる欠点があっ
た。
の空間的一部分を検出するため、注入電流変化による放
射パターンの変化によってモニタ比が異なる欠点があっ
た。
また第2図に示す方式では、コリメートレンズ7および
ビームスプリッタ8が必要で光学系が複雑になる欠点が
あった。
ビームスプリッタ8が必要で光学系が複雑になる欠点が
あった。
さらに第3図に示す方式では光ファイバ9のマウント調
整が必要であり、全放射光を光ファイバ9に導入するこ
とは困難で第1図に示す方式と同様の欠点があった。
整が必要であり、全放射光を光ファイバ9に導入するこ
とは困難で第1図に示す方式と同様の欠点があった。
この発明は以上のような注入励起用の電極及びp、n型
半導体層と、光検知用の電極長、びp。
半導体層と、光検知用の電極長、びp。
n型半導体層を絶縁層で絶縁して設け、上記両p、n型
半導体層にわたってp−n接合面層を設け、従来のもの
の欠点を除去するためになされたもので、従来の半導体
レーザの一部を光検知器として動作させることにより、
■素子にレーザ発振とパワーモニタの2機能を兼ね備え
た新しい半導体レーザを提供することを目的としている
。
半導体層にわたってp−n接合面層を設け、従来のもの
の欠点を除去するためになされたもので、従来の半導体
レーザの一部を光検知器として動作させることにより、
■素子にレーザ発振とパワーモニタの2機能を兼ね備え
た新しい半導体レーザを提供することを目的としている
。
以下この発明の一実施例を図について説明する。
半導体レーザのp −n接合に注入励起を行うと伝導帯
電子、すなわち小数キャリアが価電子帯ホール、すなわ
ち多数キャリアと再結合し、光子の放出が生じる。
電子、すなわち小数キャリアが価電子帯ホール、すなわ
ち多数キャリアと再結合し、光子の放出が生じる。
一方このp−n接合に外部から光子を照射すると価電子
帯電子が伝導体に励起され、光電流が発生する。
帯電子が伝導体に励起され、光電流が発生する。
この発明はこのように半導体レーザのp −n接合が光
子放出機能とともに光子検出機能を有することを積極的
に利用したものである。
子放出機能とともに光子検出機能を有することを積極的
に利用したものである。
第4図において、10はこの発明の一実施例による半導
体レーザ、11a 、11bはこの半導体レーザ10の
図示右側および左側のn型半導体層、12a+12bは
図示右側および左側のn型半導体層、13はn型半導体
層11a>11bとn型半導体層12 a t 12
bとの間に全面にわたって設けられたp−n接合面層、
14,15はそれぞれ図示右側のp型およびn型半導体
層11a。
体レーザ、11a 、11bはこの半導体レーザ10の
図示右側および左側のn型半導体層、12a+12bは
図示右側および左側のn型半導体層、13はn型半導体
層11a>11bとn型半導体層12 a t 12
bとの間に全面にわたって設けられたp−n接合面層、
14,15はそれぞれ図示右側のp型およびn型半導体
層11a。
12aに電気的に接続して形成された注入励起用電極、
16.17はそれぞれ図示左側のp型およびn型半導体
層11b12bに電気的に接続して形成された光検知用
電極、18.19は図示右側のp型、n型半導体層11
a、12aと図示左側のp型、n型半導体層11b、1
2bとを絶縁し、かつ注入1助起用電極14,15と光
検知用電極16.17とを絶縁するための絶縁層、20
は発光側の上記p −n接合面層13中に形成される発
光層の側端面のレーザ発光スポット、21はレーザ共振
器を形成する半導体レーザチップのへき開面、22,2
3,24,25は注入励起用および光検知用電極14,
15,16,17に接続されたリード線である。
16.17はそれぞれ図示左側のp型およびn型半導体
層11b12bに電気的に接続して形成された光検知用
電極、18.19は図示右側のp型、n型半導体層11
a、12aと図示左側のp型、n型半導体層11b、1
2bとを絶縁し、かつ注入1助起用電極14,15と光
検知用電極16.17とを絶縁するための絶縁層、20
は発光側の上記p −n接合面層13中に形成される発
光層の側端面のレーザ発光スポット、21はレーザ共振
器を形成する半導体レーザチップのへき開面、22,2
3,24,25は注入励起用および光検知用電極14,
15,16,17に接続されたリード線である。
次に動作について説明する。
レーザチップに形成される電極を、第4図に示すように
、絶縁層18,19で電気的に絶縁して分割し、一方を
注入励起用電極14,15、他方を光検知用電極16,
17とする。
、絶縁層18,19で電気的に絶縁して分割し、一方を
注入励起用電極14,15、他方を光検知用電極16,
17とする。
いま注入励起用型14,15より電流を注入すると、第
4図の右の部分のp−n接合面層内で電子とホールの共
存する活性領域が生じ、光子の放出が起こり、光路中Φ
利得が損失を上回るとチップ両端面21を共振器として
レーザ発光が行なわれる 一方光検知用電極16,17
からは電子が注入されないので、この部分のp −n接
合面層は受動的な光検知部として機能し、レーザパワー
モニタ出力が得られる。
4図の右の部分のp−n接合面層内で電子とホールの共
存する活性領域が生じ、光子の放出が起こり、光路中Φ
利得が損失を上回るとチップ両端面21を共振器として
レーザ発光が行なわれる 一方光検知用電極16,17
からは電子が注入されないので、この部分のp −n接
合面層は受動的な光検知部として機能し、レーザパワー
モニタ出力が得られる。
ここで電極16.17から電流を注入し、第4図の左の
p −n接合面層をレーザ発振のための活性領域とし、
電極14,15を光検知用電極とすることも可能である
し、両電極14,15,16゜17から電流を注入する
ことにより単にレーザとして動作させることも可能なこ
とは言うに及ばない。
p −n接合面層をレーザ発振のための活性領域とし、
電極14,15を光検知用電極とすることも可能である
し、両電極14,15,16゜17から電流を注入する
ことにより単にレーザとして動作させることも可能なこ
とは言うに及ばない。
なお、前記実施例では半導体レーザのパワーモニタ用と
して光検知用電極を設けた場合について述べたが、この
発明は半導体レーザの出力光を光学的にフィードバック
するときに見られる現象の検出方法、いわゆるスクープ
(5CQOp )方式に適用しても同様の効果を奏する
。
して光検知用電極を設けた場合について述べたが、この
発明は半導体レーザの出力光を光学的にフィードバック
するときに見られる現象の検出方法、いわゆるスクープ
(5CQOp )方式に適用しても同様の効果を奏する
。
また、光検知用電極16,17に印加する電圧を変調す
ると、この電極にはさまれた部分の光路の吸収率が時間
的に変調されるので、この効果によりレーザのモードロ
ッキングも可能となる。
ると、この電極にはさまれた部分の光路の吸収率が時間
的に変調されるので、この効果によりレーザのモードロ
ッキングも可能となる。
以上のように、この発明に係る半導体レーザによれば、
半導体レーザに注入励起用の電極及びp。
半導体レーザに注入励起用の電極及びp。
n型半導体層と、光検知用の電極及びp、n型半導体層
とを絶縁して設け、かつp −n接合断層を上記両pt
n型半導体層間にわたって設け、半導体レーザと光検知
器とを1素子(1チツプ)で構成したため、装置が単純
かつ超小型にでき、また安価にできる効果がある。
とを絶縁して設け、かつp −n接合断層を上記両pt
n型半導体層間にわたって設け、半導体レーザと光検知
器とを1素子(1チツプ)で構成したため、装置が単純
かつ超小型にでき、また安価にできる効果がある。
第1図、第2図および第3図はともに従来の半導体レー
ザのパワーモニタ方式を示す構成図、第4図はこの発明
の一実施例による半導体レーザを示す斜視図である。 11a、12a・・・・・・注入励起用pan型半導体
層、11b、i2b・・・・・・光検知用pJn型半導
体層、13・・・・・・p−n接合面層、14.15・
・・・・・注入励起用電極、16・・・・・・17・・
・・・・光検知用電極、18.19・・・・・・絶縁層
。 なお図中、同一符号は同、または相当部分を示す。
ザのパワーモニタ方式を示す構成図、第4図はこの発明
の一実施例による半導体レーザを示す斜視図である。 11a、12a・・・・・・注入励起用pan型半導体
層、11b、i2b・・・・・・光検知用pJn型半導
体層、13・・・・・・p−n接合面層、14.15・
・・・・・注入励起用電極、16・・・・・・17・・
・・・・光検知用電極、18.19・・・・・・絶縁層
。 なお図中、同一符号は同、または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体レーザを発振させるための一対の注入励起用
電極と、該注入励起用電極の各々に接続された注入励起
用p、n型半導体層と、レーザパワー[ニタ出力を得る
ための一対の光検知用電極と、該光検知用電極の各々に
接続された光検知用p。 n型半導体層と、上記注入励起用p、n型半導体層間及
び光検知用p、n型半導体層間にわたって形成され発光
層を有するp −n接合面層と、上記注入励起用電極及
び注入励起用p、n型半導体層と上記光検知用電極及び
光検知用p、n型半導体層とを絶縁する絶縁層とを備え
たことを特徴とする半導体レーザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9566878A JPS5855673B2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | 半導体レ−ザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9566878A JPS5855673B2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | 半導体レ−ザ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5522844A JPS5522844A (en) | 1980-02-18 |
JPS5855673B2 true JPS5855673B2 (ja) | 1983-12-10 |
Family
ID=14143867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9566878A Expired JPS5855673B2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | 半導体レ−ザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855673B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6086171U (ja) * | 1983-11-19 | 1985-06-13 | 株式会社フジ医療器 | 安眠枕 |
JPH0327775U (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-20 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123377A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-01-31 | Nec Corp | 出力安定レ−ザ付き平面光導波路 |
-
1978
- 1978-08-04 JP JP9566878A patent/JPS5855673B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6086171U (ja) * | 1983-11-19 | 1985-06-13 | 株式会社フジ医療器 | 安眠枕 |
JPH0327775U (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5522844A (en) | 1980-02-18 |
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