JPS5854084Y2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPS5854084Y2 JPS5854084Y2 JP10310880U JP10310880U JPS5854084Y2 JP S5854084 Y2 JPS5854084 Y2 JP S5854084Y2 JP 10310880 U JP10310880 U JP 10310880U JP 10310880 U JP10310880 U JP 10310880U JP S5854084 Y2 JPS5854084 Y2 JP S5854084Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jet nozzle
- mounting hole
- nozzle
- locking piece
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は送液送気用噴出ノズルの取付は構造を改良した
内視鏡に関する。
内視鏡に関する。
一般に、内視鏡の先端構成部には、観察窓の洗浄やその
他の目的のために噴出ノズルが設けられている。
他の目的のために噴出ノズルが設けられている。
しかしながら、実際の使用時において先端構成部を体腔
内に挿入すると、上記噴出ノズルの小さなノズ゛ル孔に
は、体腔内の汚物や粘液などが逆に入り込み、その小さ
な孔を詰らせることか゛多い。
内に挿入すると、上記噴出ノズルの小さなノズ゛ル孔に
は、体腔内の汚物や粘液などが逆に入り込み、その小さ
な孔を詰らせることか゛多い。
一方、上記噴出ノズルは先端構成部の先端面から突出し
て設けられているため、何かに当ると容易に変形したり
破損したりする。
て設けられているため、何かに当ると容易に変形したり
破損したりする。
このような場合、噴出ノズ゛ルの洗浄容易化および噴出
ノズルの修理交換を可能ならしめるため、上記噴出ノズ
゛ルは先端構成部に止めねじによって取付は固定されて
いて、必要時に取外すことができるようになっている。
ノズルの修理交換を可能ならしめるため、上記噴出ノズ
゛ルは先端構成部に止めねじによって取付は固定されて
いて、必要時に取外すことができるようになっている。
しかし、先端構成部に噴出ノズルを取付は固定するため
に用いられる止めねじは極めて小さく、その締付は力が
十分でないから、先端構成部から噴出ノズルが脱落する
危険があった。
に用いられる止めねじは極めて小さく、その締付は力が
十分でないから、先端構成部から噴出ノズルが脱落する
危険があった。
また、この脱落を防止するため、止めねじの締め付けを
強く確実に行なうと、取外しが困難になるという不具合
が生じる。
強く確実に行なうと、取外しが困難になるという不具合
が生じる。
さらに、内視鏡を体腔内に挿入したとき、体腔内の汚物
や粘液が上記止めねじに付着して固まることにより、噴
出ノズルの取外しが非常に困難となる。
や粘液が上記止めねじに付着して固まることにより、噴
出ノズルの取外しが非常に困難となる。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、先端構成部に対して噴出ノズルを止め
ねじを用いずに容易に着脱することができるようにする
とともに使用中に脱落するようなことなく確実に取着す
ることができるようにした内視鏡を提供することにある
。
とするところは、先端構成部に対して噴出ノズルを止め
ねじを用いずに容易に着脱することができるようにする
とともに使用中に脱落するようなことなく確実に取着す
ることができるようにした内視鏡を提供することにある
。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図を参照して
説明する。
説明する。
図中1は後端に操作部2、先端に先端構成部3が設けら
れた内視鏡の可撓管部である。
れた内視鏡の可撓管部である。
上記操作部2には送液送気用の操作ボタン4が設けられ
、この操作ボタン4の操作により上記先端構成部3に後
述するごとく設けられた噴出ノズル5から液体あるいは
気体を選択的に噴出させることができるようになってい
る。
、この操作ボタン4の操作により上記先端構成部3に後
述するごとく設けられた噴出ノズル5から液体あるいは
気体を選択的に噴出させることができるようになってい
る。
上記先端構成部3は第2図に示すように構成されている
。
。
すなわち、図中6は本体であって、この本体6は上記可
撓管部1の先端に取付は固定されている。
撓管部1の先端に取付は固定されている。
本体6の先端面6aには観察窓7や図示せぬ照明窓など
が設けられ、上記観察窓7の近傍には送気パイプ8と送
液パイプ9とが接続され内周壁に係止部10aが刻設さ
れた取付孔10が穿設されている。
が設けられ、上記観察窓7の近傍には送気パイプ8と送
液パイプ9とが接続され内周壁に係止部10aが刻設さ
れた取付孔10が穿設されている。
上記送気パイプ8と送液パイプ9とは上記操作部2に導
かれ、ここで上記操作ボタン4の操作により切換え操作
させる図示せぬ切換え機構に接続されている。
かれ、ここで上記操作ボタン4の操作により切換え操作
させる図示せぬ切換え機構に接続されている。
なお、上記観察窓7には最先端にカバーガラス11が設
けられ、このカバーガラス11の内側には複数の結像レ
ンズ12・・・・・・が設けられていて、観察視野の像
を上記結像レンズ12・・・・・・に対向させた光学繊
維束13の先端面に結像させるようになっている。
けられ、このカバーガラス11の内側には複数の結像レ
ンズ12・・・・・・が設けられていて、観察視野の像
を上記結像レンズ12・・・・・・に対向させた光学繊
維束13の先端面に結像させるようになっている。
上記光学繊維束13の後端面は、上記操作部2に設けら
れた接眼部14に臨んでいる。
れた接眼部14に臨んでいる。
一方、上記取付孔10には上述した噴出ノズ゛ル5が着
脱自在に取着されている。
脱自在に取着されている。
すなわち、この噴出ノズル5は、合成樹脂や金属などの
弾性材料によって先端部分をほぼ直角に折曲し上記取付
孔10よりもわずかに小径なL字状の管体15を構成し
、この管体15の周壁後端には係止片16を垂直に突設
し、さらに周壁後端部には上記係止片16に対して周方
向に90°ずれた位置に管体15の後端面に向って次第
に幅広くなりかつ後端面に開放した一対の切欠部17.
17を切欠してなる。
弾性材料によって先端部分をほぼ直角に折曲し上記取付
孔10よりもわずかに小径なL字状の管体15を構成し
、この管体15の周壁後端には係止片16を垂直に突設
し、さらに周壁後端部には上記係止片16に対して周方
向に90°ずれた位置に管体15の後端面に向って次第
に幅広くなりかつ後端面に開放した一対の切欠部17.
17を切欠してなる。
そして、上記噴出ノズル5は、その係止片16を上記取
付孔10の係止部10 aに係合させて取付孔10に挿
入され、上記係止片16が係止部10aに係合すること
により、噴出ノズル5の先端開口、すなわち噴出口5a
が上記観察窓7に対向しかつ本体6の先端面6aから所
定の突出位置となるよう位置決めされる。
付孔10の係止部10 aに係合させて取付孔10に挿
入され、上記係止片16が係止部10aに係合すること
により、噴出ノズル5の先端開口、すなわち噴出口5a
が上記観察窓7に対向しかつ本体6の先端面6aから所
定の突出位置となるよう位置決めされる。
しかして、上記実施例の構成によれば、噴出ノズル5を
弾性材料で形成するとともにその管体15の後端部に切
′欠部17.17を形成したから、噴出ノズル5の後端
部は上記切欠部17.17により径方向に弾性変形が容
易な構造となっている。
弾性材料で形成するとともにその管体15の後端部に切
′欠部17.17を形成したから、噴出ノズル5の後端
部は上記切欠部17.17により径方向に弾性変形が容
易な構造となっている。
したがって、取付孔10に噴出ノズ゛ル5を着脱する際
、第3図に鎖線で示すように管体15の後端部に突設さ
れた係止片16の突出に応して上記切欠部17.17が
閉じる方向に管体15の後端部が弾性変形するから、係
iL片16を上記取付孔10の係止部10aに容易に係
脱させることができる。
、第3図に鎖線で示すように管体15の後端部に突設さ
れた係止片16の突出に応して上記切欠部17.17が
閉じる方向に管体15の後端部が弾性変形するから、係
iL片16を上記取付孔10の係止部10aに容易に係
脱させることができる。
すなわち、噴出ノズル孔5を取付孔10に容易に着脱す
ることができるから、噴出ノズル5の洗浄や修理交換を
簡単かつ迅速に行なえる。
ることができるから、噴出ノズル5の洗浄や修理交換を
簡単かつ迅速に行なえる。
しかも、噴出ノズル5は、その係止片16が取付孔10
の係止部10 aに係合して取付孔10に取着されるか
ら、この取付孔10に確実に取付は固定され、使用中に
脱落するような危険がない。
の係止部10 aに係合して取付孔10に取着されるか
ら、この取付孔10に確実に取付は固定され、使用中に
脱落するような危険がない。
なお、本考案は上記一実施例に限定されず、たとえば第
5図に示すように噴出ノズル5の後端には周方向に18
0°ずれた位置に一対の係止片16.16を突設すると
ともに、取付孔10には上記係止孔16゜16に対応し
て一対の係止部10a、10aを形成するようにすれば
、上記一実施例に比べて噴出ノズル5の取付孔10への
取付は固定をより確実なものとすることができる。
5図に示すように噴出ノズル5の後端には周方向に18
0°ずれた位置に一対の係止片16.16を突設すると
ともに、取付孔10には上記係止孔16゜16に対応し
て一対の係止部10a、10aを形成するようにすれば
、上記一実施例に比べて噴出ノズル5の取付孔10への
取付は固定をより確実なものとすることができる。
以上述べたように本考案は、先端構成部の本体に設けら
れた取付孔に係止部を形成する一方、上記取付孔に取着
される噴出ノズ゛ルは弾性材料によって構成し、その周
壁には、上記係止部に係合する係止片を突設するととも
に周壁の弾性変形を容易にする切欠部を形成した。
れた取付孔に係止部を形成する一方、上記取付孔に取着
される噴出ノズ゛ルは弾性材料によって構成し、その周
壁には、上記係止部に係合する係止片を突設するととも
に周壁の弾性変形を容易にする切欠部を形成した。
したがって、上記噴出ノス゛ルはその周壁が上記切欠部
によって弾性変形が容易であるため、上記係止片の上記
係止部への係脱、すなわち噴出ノス゛ルの上記取付孔へ
の着脱を簡単かつ迅速に行なうことができる。
によって弾性変形が容易であるため、上記係止片の上記
係止部への係脱、すなわち噴出ノス゛ルの上記取付孔へ
の着脱を簡単かつ迅速に行なうことができる。
また、噴出ノズルは、係止片が係止部に係合して取付孔
に取着されるため、その取付は状態が確実となり、不用
意に脱落するような危険がない。
に取着されるため、その取付は状態が確実となり、不用
意に脱落するような危険がない。
さらに、係止片が係合部に係合することにより、噴出ノ
ズルが先端構成部の本体に対して確実に位置決めされる
など実用上極めて有用である。
ズルが先端構成部の本体に対して確実に位置決めされる
など実用上極めて有用である。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、第1図は
内視鏡の概略的構成図、第2図は先端構成部の断面図、
第3図は噴出ノズ゛ルの断面図、第4図は第3図IV−
IV線に沿う側面図、第5図は本考案の他の実施例を示
す噴出ノズルを取付孔に取着した状態の断面図である。 3・・・・・・先端構成部、5・・・・・・噴出ノズル
、6・・・・・・本体、10・・・・・・取付孔、10
a・・・・・・係止部、16・・・・・・係止片、1
7・・・・・・切欠部。
内視鏡の概略的構成図、第2図は先端構成部の断面図、
第3図は噴出ノズ゛ルの断面図、第4図は第3図IV−
IV線に沿う側面図、第5図は本考案の他の実施例を示
す噴出ノズルを取付孔に取着した状態の断面図である。 3・・・・・・先端構成部、5・・・・・・噴出ノズル
、6・・・・・・本体、10・・・・・・取付孔、10
a・・・・・・係止部、16・・・・・・係止片、1
7・・・・・・切欠部。
Claims (1)
- 先端構成部の本体に取付孔を設け、この取付孔に噴出ノ
ズルを着脱自在に嵌挿するようにしたものにおいて、上
記取付孔には係止部を形成する一方、上記噴出ノてルは
弾性材料によって構成し、その周壁には、上記係止部に
係合する係止片を突設するとともに周壁の弾性変形を容
易にする切欠部を形成したことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10310880U JPS5854084Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10310880U JPS5854084Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5726201U JPS5726201U (ja) | 1982-02-10 |
JPS5854084Y2 true JPS5854084Y2 (ja) | 1983-12-09 |
Family
ID=29464505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10310880U Expired JPS5854084Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854084Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60160801U (ja) * | 1984-04-05 | 1985-10-25 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
JPS62267619A (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-20 | Kanbayashi Seisakusho:Kk | 流量測定装置 |
JPH0736642Y2 (ja) * | 1989-04-25 | 1995-08-23 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
-
1980
- 1980-07-21 JP JP10310880U patent/JPS5854084Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5726201U (ja) | 1982-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5782751A (en) | Side view endoscope | |
JP3272516B2 (ja) | 内視鏡の先端部 | |
US20040077926A1 (en) | Endoscope hood | |
JPH10197804A (ja) | 簡易着脱式アダプタ機構、簡易離脱式アダプタ機構、およびそれらを用いた装置の接続方法 | |
JPS6337310A (ja) | 内視鏡先端部 | |
US20120316395A1 (en) | Fluid nozzle unit and endoscope | |
JPS5854084Y2 (ja) | 内視鏡 | |
US4770443A (en) | Inserted part of an industrial endoscope | |
JPH07250806A (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JPH04804Y2 (ja) | ||
JPS59129049A (ja) | 内視鏡 | |
JP2003210387A (ja) | 副送水機能を有する内視鏡 | |
JPS6015529Y2 (ja) | 内視鏡 | |
JPH1119028A (ja) | 内視鏡 | |
JPH1028669A (ja) | 内視鏡装置 | |
JPH0736642Y2 (ja) | 内視鏡 | |
JPH0234645Y2 (ja) | ||
JPH0543375B2 (ja) | ||
JPH1099260A (ja) | 内視鏡 | |
JP3272515B2 (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JP2534866Y2 (ja) | 内視鏡における対物レンズの固定構造 | |
JP3331063B2 (ja) | 内視鏡の掃除ブラシ挿入補助具 | |
JPH0244253Y2 (ja) | ||
JPH11244222A (ja) | 内視鏡の流体噴射ノズルの取付構造 | |
JPH0731762Y2 (ja) | 内視鏡 |