JPS5853659B2 - 難燃化重合体組成物 - Google Patents

難燃化重合体組成物

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JPS5853659B2
JPS5853659B2 JP55149260A JP14926080A JPS5853659B2 JP S5853659 B2 JPS5853659 B2 JP S5853659B2 JP 55149260 A JP55149260 A JP 55149260A JP 14926080 A JP14926080 A JP 14926080A JP S5853659 B2 JPS5853659 B2 JP S5853659B2
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flame
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ジエ−ムス・ジエ−タ−・アンダ−ソン
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ロバ−ト・ア−ル・キネ−
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
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    • C08J9/0038Use of organic additives containing phosphorus
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • C07F9/02Phosphorus compounds
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルキル−ハロゲンを含まないエステルを二環
式ホスファイトと反応させることにより調製される熱安
定性の高い新規環式ホスホン酸エステルを含有する難燃
性ポリマー組成物にも関するものである。
一つの例外を除くと、本発明の化合物の化学構造または
その製造方法を開示している参考文献は見い出せない。
難燃組成物を開示している引用文献はなかった。
米国特許第3,251,890号はトリアリールホスフ
ァイトとトリアルキルホスファイトまたはジアルキルア
ルキルホスホネートとの間の反応を開示している。
これに記載された反応はエステル交換反応であって、本
発明の付加反応ではない。
米国特許第2,852,549号は2種の異なるトリア
ルキルホスフェート間のエステル交換について開示して
いる。
ここでもこの反応は本発明の付加反応ではない。
米国特許第3,526,613号は二環式ホスファイト
とポリカルボン酸との間の反応について開示している。
これには本発明のうちの成る種の化合物の構造と類似し
ているようにみれる構造の生成物が指摘されている。
しかしながら、後で検討するように、指摘された構造は
、比較の目的で調製されたこの特許の生成物の分析デー
タとは合致しないように思われる。
J 、 ChemSoc、(C)、1970 、p、7
52−759はメチル二環式ホスファイトとメチルニト
ルエンーp−スルホネートとの反応を開示しているが、
この付加生成物が難燃剤として有用であるという記載は
ない。
本発明で使用される難燃化化合物は下記の一般式(4)
及び(B)で表わされる。
式中、aは0,1または2であり;bは0,1または2
であり:Cは1,2または3であって、a + b +
cは3であり;R及びR′は同一でも異なっていてもよ
く、アルキル、アルコキシ、アリール、アリーロキシ、
アルカリール、アルカリーロキシ、アラルキル、アリー
ロキシアルコキシまたはアラルコキシであるが、但しこ
れらの基のアルキル部はヒドロキシルを含有していても
よいが、ハロゲンを含有しておらず、アリール部は塩素
、臭素及びヒドロキシル基を含有していてもよく;R2
はアルキル、ヒドロキシアルキルまたはアリールであり
:R3は低級アルキル(C,−C4)またはヒドロキシ
アルキル(C,−C4)である。
式中、dは0,1または2であり;eは1,2または3
であり; d+eは3でありtR2は上と同じであり;
R3は上と同じであち;R4はアルキル、アリール、ア
ルカリール、アラルキルまたはアリーロキシアルキルで
あるが、但しアリール部は臭素、塩素またはヒドロキシ
ルを含有していてもよ<;R5は1価、2価または3価
のアルキル、アルキレン、アリールまたはアリーレン基
であるが、但しアリールまたはアリーレン基は臭素、塩
素、アルキルまたはヒドロキシル基を含有していてもよ
い。
本発明で使用する化合物は、リンの酸(phos−ph
orus acid)、カルボン酸またはスルホン酸の
エステルを二環式ホスファイトと約150ないし300
℃の温度で加熱することによって製造される。
エステル/ホスファイトか1/1という当量反応モル比
が好ましいが、1/3ないし3/1の割合も使用できる
この割合が1/1ではない場合には、過剰の反応剤が存
在するときには、これを蒸留によって生成物から除去し
てもよい。
反応時間は約5分間から約7日間まで広範に変りうるが
、これは使用する反応剤、使用触媒の有無、及び反応温
度に応じて変る。
各反応剤は反応容器に一度に装入してもよいし、別々に
少しずつ或いは連続的に加えていってもよいし、同時に
少しずつ或いは連続的に加えていってもよい。
混合二環式ホスファイトまたは混合エステルも使用でき
る。
使用エステルの沸点が200℃以上である場合には、反
応は普通大気圧で行なう。
低沸点エステルを使用する場合には大気圧より高い圧力
が有利である。
大気圧より高い圧力は高沸点エステルにも採用できる。
触媒は反応温度または反応時間を減少させるために使用
できるが、触媒は存在させずに反応を行なうこともでき
る。
使用可能な有効な触媒は、ノ\ロゲン、アルキルハライ
ド、アルキルアリールスルホネート、アミン、リンの酸
、金属塩及び金属エステルである。
好ましい触媒としては、ヨウ素、臭素、メチルトルエン
スルホネート、三臭化エチレン、トリエチルアミン、エ
タノールアミン、酸性リン酸メチル、シュウ酸第1スズ
、オクタン酸第1スズ、塩化第1スズ、塩化第2スズ及
びジブチル錫ジラウレートがある。
触媒を組み合せたものも使用できる。
触媒量は0.1ないし1.0%(反応剤の総重量に対し
て)が好ましいか、これより多量でも少量でも使用でき
る。
本発明の化合物は適当な溶媒または分散剤(例、ジクロ
ロベンゼンの如き塩素化芳香族類)の存在下で製造して
もよい。
同様に、本発明の化合物を本発明の別の化合物の製造に
おける溶媒または希釈剤として使用することもできる。
ポリマーの生成またはポリマーの処理中に所定のポリマ
ーの中で本発明の化合物を合成することも考えられる。
本発明の生成物を製造するのに使用できる好ましい二環
式ホスファイトは次の通りである。
式中、Zは低級アルキル(C,−C,)である。
Zがアルカリール、アリール、アラルキル、ハロアリー
ル、アリーロキシアルキル、ハロアリーロキシアルキル
、ヒドロキシアルキル等でもよいことは当然考えられる
メチル及びエチルが好ましい。
他の好適な二環式ホスファイトとしては次のような構造
のものがある。
本発明の基本方法(単量体付加)により製造されるこれ
らのホスファイトのホスホネート誘導体は、エステルの
性質及び反応剤のモル比に応じて単量体または重合体と
なりうるだろう。
好適なホスホン酸エステルは下記の構造のものである。
(式中、R2R′及びR’?よメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、オクチル、フェニル、ハロフェニル、ヒド
ロキシフェニル、トリル、キシリル、ベンジル、フェネ
チル、ヒドロキシエチル、フェノキシエチル、ジブロモ
フェノキシエチルであるが、但しR′またはR“の一方
はメチル、エチル、プロピル、ブチルまたはヒドロキシ
アルキル(C,−C4)である。
)反応剤として好ましいものはR′またはR“かメチル
であるものであり、たとえばジメチルメチル−、ジメチ
ルフェニル−1O−メチル−〇−フェニルメチルー及び
ジメチルブチルホスホネートである。
テトラメチルメチレンジホスホネートの如きジホスホン
酸エステルでもよい。
好適なリン酸エステルは次の構造のものである。
使用しうる例としては、R2R′及びR“が上記のホス
ホン酸における定義と同じであるが、但しR,R’また
はR“の少なくとも1つはメチル、エチル、プロピル、
ブチルまたはヒドロキシエチルであるようなものである
好ましい反応剤はR2R′及びR“の少なくとも1つが
メチルであるもの、たとえばトリメチル、ジメチルフェ
ニル、ジフェニルメチル、メチルエチルフェニル及びジ
メチル−2,4−ジブロモフェニルホスホネートである
好適なカルボン酸エステルは次の構造のものである。
(式中、nは1−3であり、Zはメチル、エチル、フロ
ビル、ブチル、ヘキシル、フェニル、クロロフェニル、
ブロモフェニル、シフロモフェニル、トリフロモフェニ
ル、ヒドロキシフェニル、ナフチル、トリル、キシリル
、ベンジルまたはフェネチルの如き1価の基であるか;
或いはZはメチレン、エチレン、ヘキシレン、ビニレン
、o−フェニレン、m−フェニレン、p−フェニレン、
テトラクロロフェニレン(o、mもしくはp)またはテ
トラブロモフェニレン(o、mもり、<はp)の如き2
価の基であるか:或いはZはフエネニルの如き3価の基
である。
Zはまた他のジカルボン酸エステルの残基、たとえば であってもよい。
Rは上記のホスホン酸における定義と同じであるが、但
しnが1である場合にはRはメチル、エチルもしくはヒ
ドロキシエチルであり、同様にnが2または3である場
合には少なくとも1つのRはメチル、エチル、プロピル
、ブチルもしくはヒドロキシアルキル(C,−C4)
でなければならない。
好ましい反応剤としてはテレフタル酸ジメチル、フタル
酸ジメチル、イソフタル酸ジメチル、0−ブロモ安息香
酸メチル、2,4−ジブロモ安息香酸メチル、マレイン
酸ジメチル、フマル酸ジメチル、テトラクロロテレフタ
ル酸ジメチル、ビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタ
レート、ビス(2−ヒドロキシエチル)ポリエチレンテ
レフタレート、アジピン酸ジメチル、サリチル酸メチル
、0−クロロ安息香酸メチル等がある。
エチレングリコールジアセテートの如きアルキレングリ
コールのジエステルでもよい。
製造例 I 攪拌機、温度計、加熱マントル及び凝縮器を備えた25
07711のフラスコに、二環式トリメチロールプロパ
ンホスファイト(1−エチル−4−ホスファ−3,5,
8−)リオキサビシクロー(2,2,2〕−オクタン)
33.2g(0,205モル)及びメチルホスホン酸ジ
メチル76.0.!li’ (0,615モル)を入れ
た。
反応は窒素でおおって保護した。この混合物を急速に1
80℃に加熱すると、この時点で還流の起るのが認めら
れた。
188−198℃の還流温度での加熱を29.5時間続
けた。
ストリッピングをしていない生成物をガスクロマトグラ
フィーで分析すると、二環式ホスファイトは完全に反応
を終了したことがわかった。
生成物を3間で160℃までストリッピングした。
無色の粘稠な液体56.5gが得られた。
その酸価は12.1mg KOH/gであった。
留出物472gの方はガスクロマトグラフィー分析によ
ってメチルスルホン酸ジメチルであると同定された。
ホスホネートとホスファイトとの反応が1=1のモル比
であるとして、生成物の収量ははゾ定量的であった。
生成物をガスクロマトグラフィー分析にかけると、未反
応の原料は存在しないこと及び溶離時間の非常に接近し
た2種の高沸点物質に対応する1組のピークがあること
を示した。
生成物のNMR分析は下記の構造と一致した。
ガスクロマトグラフィー分析で認められた1組のピーク
はシス−トランス異性体の存在を示唆している。
製造例 1a 攪拌機、凝縮器、温度計及び加熱マントルを具備した2
00m1のフラスコに、二環式トリメチロールプロパン
ホスファイト52.8.?(0,325モル)及びメチ
ルホスホン酸ジメチル20.2 g(0,163モル)
を入れた。
反応器系は反応中ずつと窒素でおおった。
混合物を攪拌しながら90℃に加熱すると、その間に固
体状の二環式ホスファイトが融解して、均一な液体を生
成した。
反応混合物を25分間加熱した後、温度は200℃に達
し、穏かな還流が認められた。
加熱を続けて還流を2,5時間維持した。
その間に釜温度は徐々に230℃まで上った。
この混合物をさらに9,5時間230−240℃で加熱
した。
冷却すると、淡黄色のガラス状固体が実質的に定量的収
率で得られた。
最終生成物のガスクロマトグラフィー分析によると、メ
チルホスホン酸ジメチルの不存在、未反応二環式ホスフ
ァイトの痕跡、及び製造例Iの2種の異性体の痕跡を示
した。
酸価21.9が得られた。
製造例 1b 実施例Iの二環式ホスファイト20.3 、!i’ (
0,125モル)及びメチルホスホン酸ジメチル15.
5g(0,125モル)を189−240℃で8時間加
熱した。
ガスクロマトグラフィー分析及びヨウ素滴定の両方共、
未反応のホスファイトを示さねかった。
3間の圧力で160℃までストリッピングすると未反応
メチルホスホン酸ジメチル264gが回収された。
ガスクロマトグラフィー分析及び回収したメチルホスホ
ン酸ジメチルの量は、最終生成物が製造例Iを約85%
及び製造例1aを約15%含有している混合物であるこ
とを示した。
製造例 Ic 製造例Iの二環式ホスファイt−40,5g(0,25
モル)及びトリメチルホスファイト31.0g(0,2
5モル)を133℃まで加熱すると、トリメチルホスフ
ァイトの一定した還流が認められた。
還流下で1時間加熱した後ガスクロマトグラフィー分析
にかけると、反応が全く起っていなかったことを示した
ヨウ素触媒0.14.!?を添加した。加熱を続けると
、還流温度は1.7時間かかつて175℃に上った。
GC(ガスクロマトグラフィー)分析の結果は二環式ホ
スファイトの反応は全く起っていないが、トリメチルホ
スファイトの80−90%はメチルホスホン酸ジメチル
に転位したことを示した。
加熱を170−240℃で約3時間続けた。
反応生成物は製造例1bのス) IJツピングしていな
い生成物混合物と実質的に同一であった。
製造例 1d 製造例Iの二環式ホスファイト40.5.9(0,25
モル)を、滴下ロト、攪拌機、還流コンデンサ及び温度
計を備えた反応フラスコに入れた。
この二環式ホスファイトを200℃に加熱した。
トリメチルホスファイト8TLl(0,06モル)を2
時間にわたってi −2mlずつ添加し、その間反応温
度は195−210℃に保った。
GC分析の結果はトリメチルホスファイトがメチルホス
ホン酸ジメチルへ約50%転化していることを示した。
混合物を198−212℃で40分間加熱すると、トリ
メチルホスファイトからメチルスルホン酸ジメチルへの
転位は実質的に完了した。
さらに0.19モルのトリメチルホスファイトを200
−225℃の反応温度で6時間にわたって少しずつ添加
した。
生成物混合物をときどきGC分析した結果は、トリメチ
ルホスファイトからメチルホスホン酸ジメチルへの転位
は即座に起って、これが今度は二環式ホスファイトと反
応することを示した。
200−240℃で3時間さらに熟成させると、二環式
ホスファイトは全部反応した。
11mmで150℃までストリッピングするとメチルホ
スホン酸ジメチル5.4gが回収された。
最終生成物は製造例1bの生成物混合物と実質的に同一
であった。
生成物の酸価は11.3 ml KOHlgであった。
製造例 1e メチルホスホン酸ジメチルを二環式トリメチロールエタ
ンホスファイト(1−メチル−4−ホスファ−3,5,
8−トリオキサビシクロ−(2,2,2Jオクタン)と
製造例1aにしたがって反応させた。
酸価が12.3m9KOH/ gである淡黄色の半固体
生成物が得られた。
GC分析の結果は未反応のホスファイトまたはホスホネ
ートを示さなかった。
製造例 If 製造例Iの二環式ホスファイト49.8 g(0,30
モル)をエチルホスホン酸ジエチル24.’1(0,1
5モル)と共に195−200℃で5時間加熱すると、
その間に反応はわずかじか起らなかった。
ヨウ素触媒0.15gを添加し、混合物をさらに7.5
時間加熱すると、その間に約30%のホスファイト及び
ホスホネートが反応した。
ヨウ素触媒をさらに0.15.9添加し、加熱を195
−200℃で7時間、215−220℃で15時間及び
235−240℃で33.5時間続けた。
酸価が27.6m1KOH/9である無色に近い半固体
の生成物が得られた。
GC分析の結果は、ホスホネートが全部反応したこと及
び約10%の未反応二環式ホスファイトの存在を示した
製造例 1g 製造例Iの二環式ホスファイト2.82g(01173
モル)、ブチルホスホン酸ジブチル21.7g(0,0
86モル)及びエタノールアミン触の、25gを195
−206℃で10.5時間加熱すると、その間にはK1
0%の反応が進行した。
ヨウ素触媒0.25gを添加し、加熱を195−205
℃でさらに32時間続けた。
GC分析の結果はq70%のホスファイト及び85%の
ホスホネートが反応したことを示した。
酸価は19.0711!IKOH/gであった。
加熱を195−205℃で21時間続けると、コハク色
の粘稠な液体が得られた。
GC分析の結果は、生成物中に二環式ホスファイトはわ
ずかに痕跡量しか、またホスホネートは全然残っていな
いことを示した。
生成物の酸価は78.2■KOH1gであった。
製造例 1h トリメチルホスフェート125g(0,9モル)を製造
例Iの二環式ホスファイト48.6i0.3モル)と共
に202−208℃で4.5時間加熱した。
GC分析の結果は二環式ホスファイトが全部反応したこ
とを示した。
さらに2時間206−208℃に加熱した後、生成物を
圧力47ItNで172℃までストリッピングすると、
トリメチルホスフェート87、l(0,54モル)が回
収された。
重量の収支はホスフェートホスファイトとの約1:1の
反応比に一致する。
得られた無色粘稠な液体生成物は未反応のホスファイト
及びホスフェートを含有しておらず、酸価は18.8縛
KOH/、9であった。
製造例 1i 二環式ホスファイト0.36モル及びトリメチルホスフ
ェ−)0.12モルを使用して製造例1hをくり返した
混合物を235−240℃で3時間加熱した後、コハク
色の半固体生成物が得られた。
生成物の酸価は34.4 m9Kon、/ gであった
α分析によると、未反応ホスファイト及びホスフェート
は検出されなかった。
製造例 1j 製造例Iの二環式ホスファイ) 59.7g(0,36
モル)及びトリエチルフォスフェート21.7g(0,
12モル)を230−240℃で6時間加熱した。
GC分析の結果はホスフェートの不存在及び約8%未反
応ホスファイトを示した。
生成物の酸価は33.2mgKOH/ gであった。
235二240℃でさらに1時間加熱すると、酸価が6
75mgKOH/9である無色で半固体の生成物が得ら
れた。
生成物のGC分析の結果、未反応ホスファイト及びホス
フェートは検出されなかった。
製造例 Ik 製造例Iの二環式ホスファイト34.0 g(0,21
モル)及びジフェニルメチルホスフェート52,8g(
(120モル)を215℃に加熱すると、この時点で3
00℃への急激な発熱が2分間にわたって起った。
反応混合物を4分で235℃まで冷却した。
GCの結果は大部分のホスファイト及びホスフェートが
反応したことを示した。
210−235℃でさらに1時間加熱すると、未反応ホ
スファイトは全熱、またジフェニルメチルホスフェート
はわずかに痕跡量しか残っていなかった。
生成物の酸価は16.6mgKOH/ gであった。
235−238℃でさらに1時間加熱すると、酸価が2
717rLgKOH/ &に増大した点を除けば、生成
物に著しい変化は起らなかった。
最終生成物はコハク色の粘稠な液体であった。
製造例1ないしlkに記載した化合物の構造を第1表に
示す。
製造例 ■ 製造例Iの二環式ホスファイト32.i(0,2モル)
及びジメチルテレフタレート116.4g(0,6モル
)を240−270℃で13時間加熱した。
GC分析の結果はホスファイトが全部反応したことを示
した。
圧力5nで156℃までストリッピングして過剰のジメ
チルテレフタレートを除去した。
得られた液体生成物を冷却すると、固化して酸価が2.
8ydKOH#である淡黄褐色の固体になった。
GC分析の結果は未反応ホスファイト及びテレフタレー
トを全く検出しなかった。
2個の高沸点シス−トランス異性体に対応した1組の生
成物ピークが認められた。
** 生成固体の一部をエタ
ノールから2回再結晶させた。
融点196.5−197.5℃の白色結晶性固体が得ら
れた。
元素リン分析の結果は理論値の8.69%に対して8.
57%を示した。
製造例 11a 製造例Iの二環式ホスファイト40.0g(0,246
モル)及びジメチルテレフタレー)23.9g(0,1
23モル)を240−270’Cに15.5時間熱した
冷却すると、酸価が9.57rLgKOH/7のもろい
淡黄色ガラスかはゾ定量的収率で得られた。
GC分析の結果は未反応ホスファイト及びテレフタレー
トを全熱検出せず、製造例■の生成物も痕跡量しか検出
しなかった。
生成物のNMR分析は下記の構造と合致した。
製造例 川b 11aの反応を0.5%(総重量に対して)のヨウ素触
媒を使用してくり返した。
全部のホスファイト及び約90%のテレフタレートが2
35−240℃で14,5時間加熱するうちに反応した
淡黄色のガラス状生成物の酸価は79dKOH/ gで
あった。
製造例 IIc 製造例1eの二項式ホスファイト59.2 g(0,4
モル)及びジメチルテレフタレート38.8 g(0,
2モル)を240−270℃で約6時間及び27〇−3
18℃で2.3時間加熱した。
酸価力20.8rf19KOH/gである濃黄色のもろ
いガラスが得られた。
GC分析の結果は未反応ホスファイトは全熱検出せず、
未反応ジメチルテレフタレートも痕跡量しか検出しなか
った。
製造例 Id 製造例Iの二環式ホスファイト49.4 g(0,30
モル)及び0−フタル酸ジメチル29.1g(0,15
モル)を235−240℃に34.5時間加熱した。
酸価が8.90 mj9 KOH/ gである全褐色の
もろいガラス状固体が得られた。
GC分析の結果は未反応0−フタル酸ジメチルを全く示
さず、約5%の未反応ホスファイトを示した。
米国特許第3,526,613号の実施例6との比較米
国特許第3,526,613号の実施例6の生成物を、
本発明の類似化合物(製造例nd参照)と比較をするた
めに、その記載にしたがって調製した。
この特許に報告されている生成物特性を確認したところ
、酸価は145rdKOH/fjであることがわかった
この高い酸含有量は、反応が大体において開示されてい
るものとは異なる経路で進行していることを示す(=P
OHまたは=P(0)Hはアルコール性KOHで滴定で
きない)。
さらに、ヨウ素滴定による上記の基を分析すると、理論
値19.6%に対して、わずかに0.8%の−P(0)
Hしか検出しなかった。
これらの分析結果は、環式ホスファイト環が−COOH
によってもう一度切断1 されて、C−PH(OH)構造が生成することを示して
いる。
製造例 IIe 製造例Iの二環式ホスファイ) 49.4 g(0,3
0モル)及びマレイン酸ジメチ#21.6 g(0,1
5モル)を200−240℃で18.5時間加熱した。
得られた濃褐色固体は滴定可能な酸を含有していなかっ
た。
GC分析は未反応原料を検出しなかった。
製造例 If 製造例Iの二環式ホスファイt−49,4g(0,30
モル)及びシュウ酸ジメチル17.7g(0,15モル
)を195−200℃で15時間加熱した。
滴定可能な酸価を有しない褐色の半固体生成物が得られ
た。
GC分析結果はシュウ酸ジメチルが全部反応し、ホスフ
ァイトは約25%が未反応であることを示した。
製造例 1g 製造例■の二環式ホスファイト39.59(o、12モ
ル)及びテトラクロロテレフタル酸ジメチル39.8.
!?(0,06モル)を235−240℃で10時間加
熱した。
酸価が34.1 m&KOH/ gである黒色半固体が
得られた。
GC分析の結果は、約5%のホスファイトと約2%のテ
レフタレートとが未反応のまS残っていることを示した
製造例 ith 製造例Iの二環式ホスファイト32.4g(0,2モル
)及びビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレート2
5.59(0,1モル)を194−244℃で35時間
加熱した。
得られたコハク色の半固体生成物は未反応のホスファイ
ト及びテレフタレートを含有していなかった。
生成物の酸価は52.2昭KOH/gであった。
製造例 1[i 製造例1の二環式ホスフチイト48.6.9(0,30
モル)及びアジピン酸ジメチル26.OiO,15モル
)を220−270℃に150時間加熱した。
酸価が41.6 ml KOH/ jiである褐色の粘
稠液体生成物が得られた。
生成物のGC分析の結果は、ホスファイトを全く検出せ
ず、アジピン酸ジメチルは痕跡しか検出しなかった。
製造例 11j 製造例1の二環式ホスファイ)33.2g(0,2モル
)及び0−ブロモ安息香酸メチル43.(Bi’(0,
2モル)を235−240℃に22時間加熱した。
GC分析の結果は、約75%の該安息香酸エステルと8
5%のホスファイトが反応したことを示した。
ヨウ素触媒0.075gを添加し、加熱を235−24
0℃で75時間続けた。
酸価が16.4mFKOH/7である黄金色の粘稠液体
生成物が得られた。
最終生成物のGC分析の結果は、未反応ホスファイトは
検出せず、はゾ28%の未反応ブロモ安息香酸メチルを
検出した。
製造例 Ilk 製造例1の二環式ホスファイト6.5.!i’(0,1
0モル)及びp−ブロモ安息香酸メチル215g(0,
10モル)を240−250℃に13時間加熱した。
酸価が10.6mgKOH/9である暗褐色固体が得ら
れた。
GC分析結果は、およそ97%のホスファイト67%の
p−ブロモ安息香酸メチルが反応したことを示した。
製造例 Ml 製造例Iの二環式ホスファイ) 37.3 g(0,2
3モル)及び0−クロロ安息香酸メチル39.3g(0
,23モル)を235−260℃に23.5時間加熱し
た。
酸価が23.4 m、?KOH/ gであるコハク色の
粘稠液体が得られた。
GC分析結果は二環式ホスファイトが全部、及び0−ク
ロロ安息香酸メチルがはマロ8%反応したことを示した
製造例 IIm 製造例Iの二環式ホスファイ) 34.5 g(0,2
1モル)及び0−ヒドロキシ安息香酸メチル32.4.
9(0,21モル)を230−260℃で8.5時間加
熱した。
酸価が1.4dKOH/iであるコハク色の固体生成物
が得られた。
GC分析結果はそれぞれ痕跡量の未反応ホスファイト及
び0−ヒドロキシ安息香酸メチルを検出した。
赤外分析は生成物中にヒドロキシル基が存在することを
示した。
この生成物は水には不溶であるが、5%水酸化ナトリウ
ムには可溶であった。
粗製固体の一部をメタノールから再結晶させた。
得られた白色結晶性固体の融点は173−175℃であ
った。
重合体組成物 繊維、フィルム、被覆、注型品、成形品等の形状の有機
ポリマーを網羅する新たなまたはより厳重な耐燃性規格
がどんどん出現しているために、ポリマー用の難燃剤の
性能特性についての要求はますます高まっている。
たとえばナイロン及びポリエチレンテレフタレートは、
250−300℃或いはそれ以上の加工温度で繊維、フ
ィルム、成形品等に熟成形される。
難燃剤をこれらのポリマーに混入するより望ましい方法
の一つは、押出しの如き熱成形操作の前または間のいず
れかで溶融ポリマー中に直接ブレンドすることである。
普通このブレンド操作により、難燃剤は(ポリマーの存
在下で)250−300℃或いはそれ以上の温度に1秒
以下から30分或いはそれ以上の間さらされることにな
る。
明らかに、難燃剤はこの高温への露出中にポリマーと接
触し、難燃剤自体が熱的に安定でなければならない。
逆に、難燃剤の化学的相互作用または熱分解によってポ
リマーが著しく破壊することが起ってはならない。
しかし、難燃剤とポリマーとの間のいくらかの化学的相
互作用が場合によっては望ましいこともあるということ
は理解されよう。
難燃剤の効果が高いということが、未変性のポリマーの
もつ機械的特性を保持するための負担を最小にするため
に一般に要求される。
織物用を包括する大部分の耐燃性規格は、10−50回
の洗濯またはドライクリーニングの後でも耐燃性をよく
保持していることを要求している。
非反応性難燃剤を含有しているポリマーの耐燃性保持の
ためには、一般に加水分解に安定で、非移行性かつ不溶
性の添加剤を必要とする。
本発明の新規な一連の有機リン化合物は上記の厳重な性
能要件を満足する。
これらの化合物の構造については明細書の初めの部分に
挙げた。
これらの構造の驚くべき高い熱安定性は、リンが(a)
/R ′−0結eEI U(b) POCH2C\−8′°1
°1合している事実に起因するのであろう。
(b)の構造でβ−炭素にH原子が存在していないこと
は、P −OH及びオレフィンを生ずる急速な脱アルキ
ル化反応を明らかに防いでいる。
β−炭素が水素を有している場合には、脱アルキル化反
応が200−250℃で急速に起るのが普通である。
実施例 1 ポリエステルチップ及び難燃剤を4−5朋の真空下はV
280−300℃まで急速に加熱することにより、ポリ
エチレンテレフタレートポリエステル(分子量約20,
000)−難燃剤ブレンドを調製した。
290−310℃で攪拌を5−15分間続けて均質なメ
トルをつくった。
このホットメトルをポリテトラフルオロエチレンで被覆
したホイル上に流し込み、放置して室温まで冷却した。
もろいブレンドを微粉砕して自由硫動性粉末にした。
調製したポリエステル−難燃剤組成物を下記の表に示す
なお、ブレンドに、■a −1’V eは、色で評価し
て分解の跡はなかったが、APi fはホットメルトの
褐色の色及びきつい臭いで分解の跡があった。
いくつかのポリエステル−難燃剤フレンドの熱重量分析
をはかった。
ブレンドの重量損失を窒素雰囲気中において毎分10℃
の割合で加熱して測定した。
3,10及び50%の重量損失が生じたときの温度を下
記に示す。
上記のデータは本発明の化合物の熱安定性が高いことを
示している。
このポリマーの加工処理で普通到達するのは300℃で
あるから、300℃及びそれ以下での重量損失というの
は特に重大である。
上記の3%の重量損失がもっばら難燃剤のみに起因する
ものと仮定すると、化合物6は245℃ではゾ38%も
失なわれてしまう。
これに比べて、本発明の代表的化合物は375−385
℃でこの損失が起る。
ポリマーまたは難燃剤の分解による重量損失はポリマー
の性質になおさら大きな悪影響を及ぼすのが普通であろ
う。
圧縮成形シートを、圧縮温度302℃(575°F)及
びモールドキャビティー0.0フインチでメルトブレン
ドを圧縮成形して調製した。
成形シートを138℃(280°F)で15分間焼き戻
しした。
ポリエステル−難燃剤組成物の耐燃性をASTMD28
63−70にしたがって測定した。
試料の大きさは0.07 X O,5X 5.0インチ
であった。
自己粘着性ガラステープ(3M社製、商i[5eotc
h。
ガラス電気テープ、嵐27、米国特許第3,115,2
46号にしたがって製造されたもの)を試験標本の片面
にはりつけて、燃焼中の屈曲を防いだ。
難燃剤濃度の影響を上の表に記載したメルトブレンド以
外のものについても測定した。
この試料は乳鉢及び乳棒で乾式ブレンドして調製したも
ので、(a)ポリエステル−難燃剤濃縮物と変成してい
ないポリエステル粉末または(b) 単味の難燃剤と変
成していないポリエステル粉末からブレンドした。
難燃剤濃度による耐燃性の変化を下記の第■表に示した
oxygen 1ndex) L OI値が犬である
程、耐燃性も増大する。
難燃剤1a及びIlaの濃度が約16%になるまでは、
その増大につれて耐燃性が急速に増大することが明らか
に示されている。
一定のポリエステル組成物の耐燃性は一般にブレンド法
とは無関係である。
本発明のその他の化合物を8%含有しているポリエチレ
ンテレフタレートの耐燃性については第■表に示しであ
る。
難燃剤の保持 微粉砕ポリエステル−難燃剤組成物1gを、非イオン性
洗濯洗浄剤1.2gを含有する水200gと共に種々の
温度一時間のもとで攪拌して、難燃剤の抽出率を測定し
た。
洗浄剤組成物は次の通りである。
10.0部−アルキルフェノキシポリ(エチレンオキシ
)エタノール 5、0 部−ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム3
5.0部−トリポリリン酸ナトリウム 10.0部−ホウ酸 5.0部−メタケイ酸ナトリウム 33.5部−炭酸ナトリウム 抽出の結果は第■表に示した。
沸とうを除けば、全部の条件下で優れた抽出耐性が認め
られた。
20時間の60℃露出は家庭での洗濯50回分の状況に
近い。
難燃剤の保持に対する粒子寸法の影響が明らかに無視し
うる程であるのは予想外であった。
60℃での抽出時間の影響 実施例 川 ポリカルボキシアミド(ナイロン66:ASTMD15
25によるビカット軟化点270℃(518′F))及
び難燃剤のメルトブレンドを実施例■に記載したのと同
様な方法で調製した。
28〇−310℃での溶融粘度が極めて高く、攪拌が不
充分となることによる局部的な過熱が起ったために、ポ
リマー−難燃剤組成物にいくらかの変色が認められた。
より均一な温度及び混合制御のできる射出成形機内で調
製したホットメルトブレンドはポリマーの劣化または変
色をほとんどまたは全く示さなかった。
試験標本を調製し、実施例Iの方法で耐燃性を試験した
結果を第V表に示した。第V表に示された本発明の化合
物の優秀な難燃性を別の耐燃試験法を利用してさらに実
証した。
難燃剤の量が4%及び8%の単味難燃剤−ナイロン66
ブレンドから上記のようにしてシートを調製した。
各組成物の耐燃性を下記の方法にしたがって臨界試験に
よって測定した。
圧縮成形シートから3個以上の0.07 X O,25
×2インチのサンプルをダイで切断した。
このサンプルの一端を、自由な他端を紙マツチで点火す
ることができるようにして、シングルクランプではさん
だ。
各組成物のサンプルを下記に定義した1または2以上の
位置で試験した。
サンプルの着火が認められるまで(普通約5秒)炎を自
由端にあて、その後取り去った。
炎がクランプまで進行した場合には、このサンプルをそ
の位置では非自己消火性(NSE)とみなした。
炎がクランプに達する前にサンプルが自己消火した場合
には、2回目の点火として炎を再びあてた。
2回目の着火後、クランプに達する前にサンプルが自己
消火した場合には、このサンプルをその位置では自己消
火性(SF)とみなした。
一般に、各フィルム組成物の最初のサンプルは90’位
置で試験した。
これが90°でNSEであるとわかった場合には、別の
サンプルを順に45°及びO0位置で試験した。
2番日のサンプルが45°でSEであった場合には、こ
れをサンプルがSEであると判明した最大角度とみなし
て、そのように記録した。
反対に、90°位置で試験した最初のサンプルがSRで
あるとわかった場合には、別のサンプルを順に135°
及び180゜位置で試験した。
後出の第■表における耐燃性評価の意味をはつきりさせ
るために、下記の表には各位置で評価した耐燃性と総合
評価との関係を示した。
耐燃性は総合評価の数値(上記定義の位置に対応→に比
例して変化するということは理解されよつ0 ナイロン66−難燃剤組成物の耐燃性は第■表に示しで
ある。
本発明の化合物は4及び8%の濃度でナイロン66の耐
燃性を大きく増大させた。
実施例 ■ 第1−111表に示したリン化合物をアセトンに溶かし
たアセテートレーヨンの10%溶液に、アセテートレー
ヨンとリン化合物との合計重量の4%及び8%に相当す
る量で添加した。
得られた溶液からフィルムを注型成形し、約1時間空気
乾燥してから、燃焼試験前に23℃(73°F)、相対
湿度50%で少なくとも24時間状態調節をした。
フィルムの厚さははゾ1ミル(0,0025mm)であ
った。
各フィルムの耐燃性は、サンプル作製を除いて実施例■
の臨界角度試験にしたがって測定した。
各フィルム組成物から3個以上の0.5X2インチのス
l−IJツブ(短ざく形)を切りとった。
このフィルムス) IJツブを2インチ軸に沿って折り
曲げてv″形(端面図で)にする。
このV”の各面ははW2O3であった。
試験標本の一端をクランプにはさんだ。
燃焼試験及び評価は実施例Vの方法と同一である。
この薄いフィルムサンプルを着火させるには、わずか1
−2秒炎にあてるだけでよかった。
本発明の大部分の化合物について、これを8%含有する
アセテートレーヨンフィルムの耐燃性が秀れていること
が第■表に示されている。
実施例 ■ ポリアクリロニトリル及びポリスチレン−難燃剤組成物
を実施例■の方法によって調製した。
ポリアクリロニトリル及びポリスチレンをそれぞれジメ
チルホルムアミド及び塩化エチレンに溶かして得た各1
0%溶液に難燃剤を溶解させた。
ポリアクリロニトリルフィルムは強制通風乾燥器により
105−110℃で20分間乾燥し、取り出し、さらに
105℃で1時間加熱した。
ポリスチレンフィルムは50℃で45分間乾燥した。
実施例■の方法で燃焼試験を行なう前に、全部のフィル
ムを23℃(73下)、相対湿度50%で状態調節した
燃焼試験結果は第■表に挙げた。
本発明の大部分の化合物について、16%の量でポリア
クリロニトリル及びポリスチレンの両方の耐燃性の著し
い向上が得られた。
第■表では、本明細書の別のところでは と示されたセグメントの簡略表示法として、というセグ
メント構造式を使用している。
実施例 V 軟質ポリウレタンフォームを下記の配合によって調製し
た。
いずれの場合にも、トルエンジイソシアネート(2,4
−異性体80%=2,6−異性体20%)を除く全部の
成分を室温でブレンドした。
次いでTDIを添加し、約12秒間激しく攪拌してから
、混合物をボール紙の箱の中に入れて発泡させた。
十分な膨張が起った後、このフオームを120℃のオー
ブンに30分分間孔た。
その後取り出して独立気泡を機械的圧縮でおしつぶした
後、フオームを120℃にさらに2時間加熱した。
ポリウレタン組成物の耐燃性をASTM−D−1692
−59Tによって測定した。
フオーム密度及び燃焼試験結果を下記にまとめる。
フオーム組成 (a) (b) (
c)密度tb/ft31.93 1,87 1.82S
F時間、秒※ NSE 34 1燃えた
総距離、インチ >6 2.51 1.44※二炎が
1インチのマークに達した後自己消火するまでに要した
時間 実施例 ■ 硬質ポリウレタンフォームを次のようにして調製した。
スークロース(sucrous)ポリエーテルポリオー
ル(ヒドロキシ/l/価410 rILgKOH/g)
256部、シリコーン油表面活性剤4,0部、N。
N、N’、N’−テトラメチルブタン−1,3−ジアミ
ン4.0部、トリクロロフルオロメタン90,0部及び
化合物125.0部をブレンドした。
次にポリメチレンポリフェニルイソシアネート250部
を添加し、その後激しく攪拌した。
発泡が開始したら、混合物をボール紙の箱にあけ、室温
で膨張及び硬化させた。
密度1.79 tb/ft3のフオームが得られた。
上で使用したポリメチレンポリフェニルイソシアネート
は次の一般式で表わされる混合物である。
(nは0−2で平均約0.6である。
)同様な方法で、トリクロロフルオロメタンの重量を除
いた組成物中のリンの量が1.0及び1.5%になるよ
うに計算した量の化合物1.Ia及びIIaを使用して
別のフオームを調製した。
トリクロロフルオロメタンは各組成物において14.0
%に調節して約1.stb/ft3の一定密度になるよ
うにした。
上記のフオーム及び難燃剤を含まない同一組成の対照用
フオームの耐燃性をASTM−D−1692−59Tに
よって測定した結果を下記に示す。
ASTM−D− 難燃剤%(P%) 1692−59 T ′燃え
“距離による評価イ ′ チ な し 燃 焼 6.014
.7%(P L、0%) 自己消火 0.811
7.0%(P 1.5%) 不 燃 065
9I a 4.8%(Pl、0%) 自己消火
1.31a7.2%(P 1.5%) 不 燃
0.75II a 8.5%(P 1.0%)
自己消火 1.75上記の結果は本発明の化合物
、特に化合物Iの難燃剤効果が高いことを示している。
本発明の難燃性付加化合物は、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリカルボキシアミド、ポリアクリロニl−IJ
ル、アセテートレーヨン、ポリスチレン、軟質ポリウレ
タン及び硬質ポリウレタンを含めたポリマー中において
難燃剤濃度で有効である。
本発明の化合物はまた、もめん、セルロース、紙及び絹
の如き重合体物質:アセチルブチルセルロ−ス及びエチ
ルセルロースの如きセルロースエステル及びエーテル:
ポリ塩化ビニル;ポリメチルメタクリレート;フェノー
ルアルデヒド樹脂;アルキド樹脂、ユリャ樹脂、エポキ
シ樹脂、線状及び架橋ポリエステル;並びに無水マレイ
ン酸ヘテロポリマーと組み合せても有効であろう。
難燃剤濃度は使用するポリマーに応じて変えることがで
きる。
一般には、その濃度は組成物全体の重量に基ずいて2な
いし30%、好ましくは4ないし16%であろう。
本発明の付加化合物の1種または2種以上は、重合工程
中のポリマーの中に混入させてもよいし、または粉砕、
押出、紡糸、発泡、圧縮その他のポリマー最終生成物を
成形または利用する慣用操作の前またはその間にポリマ
ーと混合してもよい。
難燃性組成物の物理的形状は広く変えうる。
織物用繊維が最も重要であるが、フィルム、被覆、シー
ト、棒、ボード、フオーム等も利用されうる。
難燃剤をポリエステル全体に分布させると、耐燃性が長
く保持される。
繊維の如き成形ポリマーの中に難燃剤を不均一に分布さ
せることも有利となる場合がある。
本発明の難燃剤は公知の難燃剤と組み合せても使用でき
る。
遊離の−CH20Hまたは−CH2CH20H基を有す
る化合物は、ポリエステルまたはポリウレタンの如きポ
リマーの不可欠部分になるような方法でも使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 または (式中、aは0.1または2であり;bは0,1または
    2であり;Cは1,2または3であって;a 十b 十
    cは3であり;R及びR′は同一でも異っていてもよく
    、アルキル、アルコキシであり、;R2はアルキルであ
    り;かつR3は低級アルキル(C1−C4)またはヒド
    ロキシアルキル(C,−C4)であり;dはo、iまた
    は2であり;eは1,2または3でありr R’はアル
    キルであり;R5は1価、2価または3価のアルキレン
    、アリール、アリーレン基または炭素間の直接結合手で
    あって、そのうちアリールまたはアリーレン基は臭素、
    塩素、アルキルまたはヒドロキシル基を含有していても
    良い)、で表わされる化合物を難燃化量含有することを
    特徴とする難燃化重合体組成物。
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